妊活夫婦 『旦那以外のザーメン…』 サンプル (Pixiv Fanbox)
Published:
2026-03-02 03:36:19
Imported:
2026-06
Content
※前回のエピソード
妊活夫婦 『明かされていく興奮と過去…』
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福永 浩平(たかはし こうへい)33歳
福永 広子 (たかはし ひろこ)30歳
夫婦。
子供を授かるために妊活をしているが、上手くいかず、病院で診てもらっても特に異常がある訳でもなく悩んでいた。
~本編~
「はっきりとお聞きします。その時、絶頂に達したのですか?」
広子の唇がかすかに開き、息を詰まらせる。
浩平の視線を意識しながら、答えるべきかどうかを迷うように、膝の上の指が小刻みに動いた。
「……それは……」
声が震える。
松澤は優しく促した。
「隠さなくて大丈夫ですよ。すべて、あなた自身を知るためのものです。」
広子は小さく息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。そして、意を決したように唇を開いた。
「……イキました……」
その言葉が、室内にゆっくりと沈んでいく。
浩平の呼吸が、わずかに乱れた。
松澤は微かに頷きながら、さらに問いを投げかける。
「どうやって?」
広子は、言葉に詰まりながらも、記憶を辿るように唇を濡らし、か細い声で語り始めた。
「……及川さんの指が……中で……激しく動いて……」
「どのくらい?」
「……奥の方まで……根元まで……全部……」
その言葉を口にするたび、広子の頬が朱に染まる。
「……奥を……擦られるたびに……身体が勝手に動いて……」
声が掠れる。
「……私、自分で……もっとって……腰を浮かせて……」
松澤の視線は、その一語一句を逃すまいとするように鋭い。
「そのとき、どんな音がしていましたか?」
広子は、一瞬息を止める。
それでも、松澤の視線に促されるように、か細い声で答えた。
「……ぐちゅ……ぐちゅっ……って……中で、いやらしい音が……」
松澤は静かに頷いた。
広子は目を伏せ、羞恥に耐えるように小さく頷いた。
松澤はさらに続ける。
「では、絶頂の瞬間は?」
広子の喉が震えた。
「……最後、及川さんの指が……強く……ぐっ……て奥まで押し込まれて……」
息を詰まらせる。
「……そのまま、ぐりぐりって……激しく……奥を擦られて……っ!」
かすれた声が震えながら漏れる。
「……びくっ……びくって、痙攣して……どうしようもなくなって……」
膝の上の指が、さらに強く絡まる。
「……奥がぎゅうって締まって……っ」
浩平の視線が、まるで焼き付くように広子を見つめている。
広子は、唇を震わせながら、最後の一言を絞り出した。
「……ダメなのに……イクっ……って……叫んでしまいました……」
沈黙が、じっとりと室内を覆う。
松澤は静かに、しかし確かに頷いた。
「なるほど……」
その穏やかな声が、熱を帯びた空気を静かに震わせた。
松澤は、ゆっくりと視線を落としながら、穏やかな声で尋ねた。
「……それで、及川さんは満足されましたか?」
広子は、一瞬息を飲み、わずかに肩を揺らした。
浩平の心臓が、大きく鼓動を打つのがわかる。
彼は妻の横顔を見つめた。
羞恥に染まった頬、伏せられた瞳、かすかに震える唇——。
答えを待つ時間が、やけに長く感じられた。
やがて、広子はかすれた声で、ぽつりと呟く。
「……いいえ……」
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