三者三様 (Pixiv Fanbox)
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「オラッ、もっと心込めてしゃぶれや! 歯は立てんじゃねえぞ!!」
県立F高校の体育倉庫。電灯が点いていても、室内はぼんやりと薄暗い。長年使われずに放置されたままの運動器具や、天日干しされることなく他の物とともに雑多にしまわれたマットからは、カビくさい匂いが漂っている。
その部屋で生臭く蒸れたような匂いをさせているのは、四人の男たちだった。
柔道部一年の白井拓真(しらい たくま)、二年の山本暁人(やまもと あきと)、三年で主将の久保田清(くぼた きよし)、そして柔道部顧問の仁科雅文(にしな まさふみ)である。拓真だけが一人全裸の状態で、他の三人は柔道着の上をはだけさせ、下には何も穿いていない。四人は全員勃起しており、拓真は清のズル剥けの巨根を口に咥えさせられ、さらには下の口では仁科の淫水焼けした極太ペニスをズブズブと抜き差しされていた。
「もっと、激しくするぞ!!」
小鼻を膨らませた清は、野太い声でそう叫ぶと、柔道で鍛えられた腰を激しく振り始めた。締まったデカ尻がリズミカルに前後し、それにつれて巨根ながらも使い込まれていない肌色のチンポと、鶏卵を彷彿とさせるほどの巨大な玉が入った陰嚢がブルンブルンと揺れる。そのピストン運動のリズムに合わせるように、仁科も腰を動かすスピードを速めた。二人の屈強な男によって前後の穴を同時に犯されながら、拓真は苦しげに呻き、二本の男根をその身で一心に受け止める。
「くっ、拓真……そろそろ出すぞ! 男のくせに、淫乱なケツしやがって……。罰として、俺のザーメンで孕めっ!!」
仁科がぶるりと全身を震わせてから数瞬後、清もまた拓真の喉奥で絶頂に達した。
「う゛っ……イク……!」
小さく呻きながら、口の端から涎を垂らす清。パンパンに膨らんだプラムのような亀頭から飛び出すのは、性欲旺盛な高校生男子のたんぱく質たっぷりのザーメン。高い粘度を誇るその黄ばんだ精液がビュクビュクと噴出し、拓真の口内をドロドロに汚していく。快楽に浸りきった表情を浮かべたままの仁科も何度か痙攣すると、締まりの良い雄膣からずるりと巨根を引き抜いた。巨大な異物で栓をされていたアナルは、ぽっかりとその口を広げて、中出しされたばかりの生温かい白濁液をダラリと垂れ流している。
「ゲホゲホッ! あ゛っ……はあっ……♥」
ようやく解放された拓真。平凡で地味な顔立ちの口からは、下の口同様、どろりとした白濁液が糸を引いている。清の濃厚な精液は執拗なまでに喉に絡みつき、なかなか飲み下すことができないようだ。しかしそんな状態にもかかわらず、拓真のペニスはビンビンに勃起したままだった。
なぜなら、彼はゲイだからだ。三人にはそのことに気付かれないように、彼は普段は性的な行為に対して、抵抗する素振りをしていた。
「拓真ァ、まだ終わってねえぞ! 次はオレだからな!!」
横で今か今かと順番待ちをしていた暁人。我慢の限界に達していた彼は、教師である仁科を押し退け、拓真の尻の肉を左右に開くと、白く染まった窄まりに自身の男根を突き刺した。
「あ゛あっ、山本先輩……デカいっ!!」
まだ仁科の精液が残っているためか滑りが良く、すんなりと暁人自身を受け入れていく肉壁。しかしそれでもキツく締め付けてくる感触は変わらず、暁人の下半身にも快感が走る。これまではフェラまでしか強要したことのなかった彼だが、どうやら仁科の熱にあてられたようだ。彼はそのまま激しくピストン運動を始め、仁科と同じように拓真のことを犯し始めた。しかし、既婚者である仁科よりも性経験の少ない彼の攻めは荒く、言ってしまえば下手くそである。だがそれ故に、拓真は倒錯的な興奮を覚えてしまうのだ。ケツの青い若造に、乱暴に犯されるのは興奮する──と。
「おらっ! もっと締めろ、このホモ野郎!! くっ……! あぁ……たまんねぇ♥ なんだよ、このケツ……。女のマンコ以上じゃねえか♥♥」
精悍な顔に、逞しい肉体の持ち主である暁人。さらにはズル剥け巨根の彼は、高校生にして女性経験も豊富で、今も交際中の可愛い彼女がいる。しかし拓真の肉体、アナルには処女のマンコよりも魅力的な何かを感じてしまう。
「くそっ、チンポが治まらねえっ! 俺のチンポ、口で味わえッ、拓真!!」
仁科は拓真の前に立つと、彼の頭を掴み前後に動かし始めた。顎が外れそうになるほどの巨大な肉棒が、拓真の喉奥までを蹂躙する。その様子を目にしながら、清も横でシコシコと巨大なチンポを扱き、絶頂に達しようとしていた。
「「「「あ゛ぁぁっ、イクッ!!!」」」」
まるで示し合わせたかのように、四人はほぼ同時に射精した。拓真以外の三人は恍惚とした表情を浮かべたあと、白目を剥いて床に倒れ込んだ。そんな彼らの肉体は、穴の開いた風船のように萎んでいき、瞬く間にペラペラの皮へと変貌していった。
***
「へっへっへ……。スケベな脳筋ども、私を犯すのは、さぞ気持ち良かっただろうな。たっぷりと私の身体を楽しんだお前らからは、その代償として身体の一部を頂くからなぁ~♥」
先ほどまでの、強者に対して従順な態度を示していた拓真は、もはやそこにはいない。細身な体で、自分を犯してきた三人の皮を見下ろす拓真。特徴のない地味な顔が、狂気に満ちた表情へと変わる。舌なめずりをした彼はまず清の皮に近付くと、ハサミの形を作った指をチョキチョキと動かしながら、清の首筋に触れた。驚くことに、拓真の人差し指と中指に挟まれた清の首元の皮が、スーッと切り裂かれていく。拓真はそのまま清の胴体から頭部を切り離し、そしてチンポの根元にも指を這わせてその皮を切り離した。次に彼の毒牙が向かうのは、暁人のチンポの根元。そこをチョキンと切り飛ばした拓真は、最後に仁科の皮の前へと向かった。
柔道部顧問で体育教師。34歳で既婚者、息子と娘がそれぞれ一人いる。身長185センチ、体重105キロ。男前で誠実そうな見た目だが、その実、彼にはサディスティックな面があり、それを知るのはごく僅かな人間のみ。今日のメインディッシュを前にした拓真はニヤリと笑うと、指でチョキチョキと仁科の胴体から頭部の皮を切り離した。
(ぐひひ……、体、チンポ、頭……。これで理想の皮がそろったぞ♥♥)
拓真の足元。ホコリまみれの薄汚い床に散らばっているのは、柔道部部長で全国大会三位になったこともある久保田清の屈強な体の皮、ズル剥けで巨根の山本暁人のチンポの皮、そして柔道部顧問で男らしい顔の持ち主の仁科雅文の頭部の皮。彼らの皮のそばにはそれぞれ、キラキラと光るビー玉のようなものが転がっていた。
しばらくそれらを眺めまわしたあと、満足げな笑みを浮かべた拓真。突如として彼の背中が、ぶつぶつと音を立てて割れ、裂け目ができる。その裂け目から、蝶が羽化するかのように別の人間の肉体が現れた。身長は拓真と同じくらいで160センチほどだが、体重は二倍はあろうかというくらいの肥満体だ。顔は不摂生な生活を送っていたのか浮腫んでおり、目も虚ろな中年の男である。チンポに至っては真性包茎で、亀頭は完全に包皮の中に埋没しており、しかも短小だった。
「さ~てと……、ヌフフ♥ まずは……、暁人のズル剥けチンポをもらっちゃお♥」
デブ男は【白井拓真】の皮をポイッと床に投げ捨てると、自身の短小包茎のチンポに、暁人のイチモツの皮を被せていく。明らかにサイズのあっていないコンドームをはめたような状態になってしまったが、すぐにその皮はデブ男の股座に、飢えたヒルのように吸い付いた。中ではデブ男の真性包茎チンポが、暁人のチンポの皮の大きさに合わせるように肥大化しているようで、グネグネと不気味に蠢いている。時間にして数秒の間に、デブ男の股間には、先ほどまでの暁人のモノと瓜二つの立派な雄チンポがそびえ立ち、表面に浮かんだ血管がドクドクと脈打ち始めた。
「うおぉ〜、やっば! 高校生のモノとは思えんくらいエロいデカマラ♥ 今すぐシコりたいところだが、このまま清の体もゲットだ!」
ふんすと鼻息を荒くしたデブ男は、あまりにも巨大な清の体の皮を手に取ると、その背中に開いたスリットに自身の身体を滑り込ませていく。まずは足の指先、そして手の指先。身長187センチ、体重110キロの胴体の皮に収まった、身長160センチの身体。当然ぴったりとサイズが合うこともなく、手足の皮は弛み、腹部の皮だけは引き攣れたような歪な状態である。
だが着こみ終えた瞬間、背中に開いていたスリットが魔法のように消えた。その直後、デブ男の肉体が、チンポの時と同じように皮に合わせて変化していく。ゴキゴキと音を立てて骨格が変形し、手足は伸びて皮の内部には筋肉がみちみちとつき、胸にも分厚い筋肉がついて風船のように膨らむ。皮に合わせて綺麗に骨格や肉体が補正され、全体的にムキムキのマッチョへと変化したデブ男の身体は、あっという間に寸分違わず久保田清そっくりのモノへと変わってしまった。
「もう……イキそ……♥ だけど……、あとちょっと……。イク前に、仁科先生の頭の皮を被って……♥」
最後にギュッと握り締めた仁科の頭部の皮を、デブ男がズッポリと被った。
「んむっ?! ふむ~~~♥♥♥」
被った仁科の頭部の皮に合わせるように、デブ男の頭部の骨格、目や鼻の凹凸がボコボコと音を立てて変化し始める。体が変貌していく感覚も心地よかったが、顔が変化していく感覚は、それ以上だ。あまりにも凄まじい刺激に、【久保田清】の体は全身が総毛立ち、【山本暁人】のズル剥けチンポは我慢汁を垂らしながらビクンビクンと暴れまわった。
皮の中で顔の筋肉が蠢き、自分が自分でなくなっていく感覚。その過程が気持ちよくて、デブ男──拓真は、皮を着こんだ状態で、幾度もオーガズムに達し続けた。
*
「ハア……。清の体、暁人のチンポ、そして仁科先生の頭♥♥♥」
体育倉庫の壁に掛かった大鏡に自身の姿を映した拓真は、全身をその大きな掌で撫でまわしていた。理想的な筋肉モリモリの体、完璧な形をした巨根、そして文句なしのハンサムな顔──。
数分の間たっぷりと新しい肉体を堪能した彼は、床に散らばった皮へと視線を落とした。
「くく……、こいつらも皮のままじゃあかわいそうだから、くっつけてやるか♥」
拓真には、皮を切り裂くだけでなく、皮同士をくっつける能力もあった。その能力を使って、彼は皮と皮をペタペタとくっつけ始めた。まずは清の頭部の皮、それに仁科の首から下の皮をくっつける。次に暁人の股間に、清のチンポの皮を。そして最後に、白井拓真の頭部、体、チンポの皮をくっつけた。彼が優しく撫でると、皮と皮の継ぎ目が魔法のようにスッと消えていく。
「あとは、これを口から入れて……っと」
彼が手にしたのは、三人が皮になったときに、床に転がり落ちたビー玉のような物体。その玉は【ソウルスフィア】といって、魂が宿ったものだ。拓真がそれぞれの皮の口に【ソウルスフィア】を近づけていくと、その玉はまるで吸い込まれるかのように体内へと滑り込み、三人は息を吹き返したかのようにその体を痙攣させ始めた。
無機質だった三つの皮が、瞬く間に膨らみ始める。若くたくましかった清の体は、体型こそ似通っているものの中年親父である【仁科雅文】のモノへ。暁人のチンポはズル剥けから、【久保田清】の仮性包茎のモノへ。そして、先ほどまで体育教師で柔道部顧問だった仁科の魂は、虚弱な【白井拓真】の肉体へと宿る場所を変えた。
「う……あ……?」
最初に意識を取り戻し始めたのは仁科だったようで、彼は自分の掌や腕をまじまじと見つめると、すぐさま呻いた。そして仁科の頭部の皮を被り、【仁科雅文】へと成り代わった拓真を視界にとらえた彼は、その顔を驚愕の色に染めた。
「お、おいっ! これは、いったい……。俺の顔をしたお前は、誰なんだ?!」
「落ち着いてください、先生。私は【白井拓真】ですよ。これまで犯され続けてきた拓真が、あなたたち三人をこの手で皮にして、それぞれから好みの部位を頂いちゃいました♥」
「なんだとっ? お前、気でも狂ったのか……?!」
指をチョキチョキと動かすデブ男の言葉に、仁科が絶句する。彼の口から出たバリトンの声は、仁科自身にも馴染んだものだったのだから。声だけではない。顔まで自分そっくりなその相手に、彼は恐怖を感じ始めていた。
「これは夢……だよな!? こんなことが現実で起きるわけあるか!!」
「教師なのに現実逃避するなんて、いただけないですねえ♥ これは現実ですよ。清からはこの逞しい体を、暁人からはこのズル剥けの極太チンポを、そして仁科先生からは、この男前の頭の皮を貰いました。頭部の皮を入れ替えた場合は、存在すらも入れ替わっちゃいます。つまり今日からは、俺が【仁科雅文】で、お前は【白井拓真】になるってこった。これは決定事項だぞ、【拓真】♥」
*
私の名前は何だったか……、今となってはもう覚えていない。山田だか、田中だか、とにかく平凡な名前だったような気がする。
会社員として働いていた私は、ある日、生意気な態度をとる後輩に、我慢できずに手を出してしまった。とは言っても正確には、ほんの指先が触れただけ。だが、私の攻撃など避ける必要もないと薄ら笑いを浮かべていた彼の屈強な身体は、私の二本の指が接触したあと瞬く間に萎み、情けない声を上げながら薄っぺらい皮になってしまった。その光景に、私の全身からは血の気が引き、呼吸もまともにできなくなった。頭の中では、『殺人』や『傷害』という言葉が、何度も何度も繰り返される。前後不覚になった私は、皮になった後輩を自身のカバンにつめて逃げ出した。
こみ上げる吐き気をどうにか抑えつつ家へと帰り着いた私は、カバンから後輩の皮を取り出し、しばらくの間ながめた。私はゲイで、彼に対して密かに好意を抱いていた。性格はクズだが、その肉体も顔もとても魅力的だったから。
見つめているうちに、私の頭の中にある考えが浮かんだ。この皮は、もしかして着れるのではないのかと──。
私は、後輩の皮の背中部分を指でなぞった。するとそこに、スーッとスリットのようなものが生まれた。ゴクリと唾を飲み込んだ私は、その開いた裂け目の中へ、自らの身体を滑り込ませた。
「ああ゛……っ♥」
吸いつくように後輩の皮が私の身体を覆っていく感覚に、思わず声が出る。そして同時に感じる、股間から脳天へと突き抜けていく快感──、それはまさに至高の感覚だった。細かった私の腕は肉が付いたようにググッと膨らみ、脂肪がたっぷりと詰まっていた腹部は、後輩の皮でギュッと締め付けられる。気が付けば、私の身体は後輩の肉体へと完全に変貌を遂げていた。鏡に映るのは、後輩の姿。それは私がずっと思い描いてきた、理想の男性像だった。
それから数年。これまで何十体という他人の皮を次から次へと着替え、彼らの記憶をすべて魂に叩き込んできたせいか、矮小な存在であるかつての自分のことなど、記憶の中からほとんど消えてしまっていた。
他人の皮を着こんで、肉体を支配することは私にとって最高の快楽だ。なまじ、つい先ほどまでの自分が平凡でガリガリの学生だったからか、この新しい顔、立派な肉体とチンポを得たことに心が躍って仕方がない。そして私は、これまで私が着てきた皮たちと同じように、この新しい【自分】を存分に楽しむことにした。
「むふっ……♥」
思わず笑みがこぼれてしまうのも、仕方がないと思ってほしい。先ほどまでの生徒と教師の立場が、すっかり逆転している。今や、仁科の記憶から読み取った知識で教師としての学内の過ごし方や、仕事内容を熟知しようとしている最中だ。彼の記憶が、魂に流れ込んでくるのを感じる。新しく鮮烈な記憶で心を犯されるたびに、チンポが激しく脈打ってしまう。
「これからが楽しみだ……♥」
*
「んん……、ふわぁ〜。いつの間にか、オレ眠ってたのか? なんか、体がだりぃな……。それにオレ……、こんなに胸毛濃かったっけ?」
厳つい顔をしかめる清。十代の若々しかった体から、三十代の中年の体へと変わった彼は眉をひそめると、鼻をクンクンとひくつかせてその臭いを嗅いだ。つい先ほどまで肌から放たれていた酸っぱい汗の匂いとは異なった、使い古した油の臭いにも似た加齢臭。あからさまにかつての彼の体とは違う臭いが、その体から漂っている。しかし、彼はほんの少し違和感を覚えただけで、すぐに気のせいかと思い直した。
遅れて暁人も目を覚ます。一瞬、自分のチンポが皮を被っていることに驚いた彼だったが、すぐにそれを気にしなくなった。それよりも彼は、自分が裸になっていることの方が気になるようだ。辺りをきょろきょろと見渡しながら、彼は周囲の様子を探る。
「う〜ん? あれ……? オレたち、何してたんですっけ?」
暁人の言葉に、清が呆れた顔をする。
「な〜に言ってんだよ! ホモセックスだよ、ホモセックス! おまえさっき、拓真のことチンポでガン掘りしたじゃねえかよ? あぁ~~! なんか体がリセットされたみてぇだ。もう一回ぶっ放してぇ! ていうか、ヤッてもいいよな? な、拓真くん?」
ニヒッと下衆な笑みを浮かべた清は、仁科へと近寄ると、彼の腰を持ち上げて臀部を露わにした。仁科のアナルは今まさに突っ込まれていたかのように広がっていて、中からはドロドロとした大量の精液が零れだしている。
「待て、清! 俺は【白井拓真】じゃない、仁科だ! 皮にされて、俺の身体は拓真と入れ替えられちまったんだッ!!」
仁科が清を制止するべく叫んだが、彼の耳にはその声がうまく届かなかった。自分が皮にされたことをはっきりと認識している人間以外には、【皮】や【入れ替わり】に関するキーワードの入った会話にはノイズがかかって伝わらなくなっているのだ。
ほんの少しの間、首を傾げていた清は【白井拓真】のアナルに再度チンポを突き入れると、仁科の悲鳴にも似た声を遮るように腰を振り始めた。
「はあぅ♥ あっ♥♥ あああ♥♥♥ やめっ……やめろぉ、清ィ! 私……は仁科だ! 仁科雅文ィ!! お前たちの……先生なんだっ!! だから、やめてくれぇっ!!」
仁科の必死の懇願に、清が動きを止める。だがそれは、彼の願いを聞き入れたためではないようだ。
「あの〜、仁科先生。こいつ、何言ってんすか? なんか、こいつの言う言葉がうまく聞き取れないんすけど」
「ん? ああ……、拓真はなぁ、お前のチンポで犯されるのが気持ちよくて、喘いでるんだよ。もっとハメてくれってな♥」
「な~るほど、そうなんすね♥ んじゃ、お望み通り……、もっとズボズボ、チンポ突っ込んでやるからな、拓真♥♥ なんかチンポに伝わってくる感触もさっきと違ってて、気持ちいいんだ♥」
体を【仁科雅文】のモノと入れ替えられた清は、新しい体で味わう新鮮な刺激に、興奮を抑えられないようだ。彼は口元から垂れた涎を拭うと、仁科の腰をがっしりと掴んで激しくピストンを始めた。一方で仁科の方はというと、四つん這いになったままイヤイヤと頭を振りながらも、犯され続ける。
「いでっ! 痛ぇっ……、やめてくれぇ! 頭、変になっちまう!! ケツにチンポハメられるのなんて初めてなのに……そんなっ、激しいのっ、ムリィッ……!!」
ゴリゴリと容赦なくケツマンコを犯してくる清の──、かつての自分のチンポに、仁科は甲高い悲鳴を上げながら腰を震わせた。その表情にはかつての厳格さなどかけらもない。無力で淫らな、チンポに屈した男の顔だった。
***
一週間が経った放課後。薄暗い体育倉庫にいるのは、拓真と仁科の二人だけ。
「も、もういいだろ、なあ拓真? お前には酷いことをしたって、先生反省してる。悪かったよ、許してくれ……。身体……、元に戻してくれよぉ!」
【白井拓真】の顔で、鼻水を垂らしながら許しを請う仁科の姿に、拓真は口角を上げた。
「冗談言うなよ〜、何言ってんだ、仁科先生? もっと、この入れ替わりライフを楽しもうぜ♥ 俺は目いっぱい楽しんでるぞ。あれから毎日、俺、仁科先生の振りをしてお前の家族と過ごしてるけど、あいつら俺が【仁科雅文】だって信じて疑わなくてな〜。特に嫁なんて、俺のチンポ見たらマンコが疼くって言って、毎晩のように股を広げてくる始末だし……笑っちゃうよな♥」
俺はゲイだけど、ノンケの仁科先生の記憶のおかげで、嫁のマンコの中にドロッドロに濃い雄ザーメンをた~っぷりと注ぎ込んでやってるから、心配すんなよ♥ あれだけ、濃いんだ。もう妊娠しちまってるかもしれないなぁ──
堂々とした態度で言い放つ拓真に、仁科が戦慄の表情を浮かべる。
「嘘……だろ……っ? お前、あいつとヤッたのか? しかもゴムなしでっ?!」
最愛の妻に中出しされたという事実を告げられ、平然としていられる夫の方が数は少ないに決まっている。
「嫁と毎日顔を合わせてるのに、セックスしない方がおかしいだろ? ま、いいじゃねえか。俺のキンタマの中で生成されてるのは、仁科先生のDNAなんだからよ。もしあいつが妊娠しても、生まれるのは100%【仁科雅文】の子だしな♥ それより先生、チンポでケツ穴の奥をゴリゴリ擦られるの、すっかり気に入ったみたいだな。あの日から、犯されるとこ想像して、毎日オナニーしてるんだろ?」
「ふざけんなっ……、誰が、この身体でオナニーなんて……」
言葉に詰まる仁科を見て、拓真が厳つい顔をほころばせる。仁科の頬は紅潮し、その股間はボクサーパンツを押し上げ、テントを張り始めていた。ゲイである【白井拓真】の肉体に魂を定着させられた彼は、まるっきりその精神も男色に染まりきっているようだった。きっと毎晩、せっせとアナルオナニーに励んでいることだろう。
「おいおいっ、【拓真】ァ♥ 我慢すんなって! 今のお前は、性欲旺盛な高校生男子! 毎日オナニーしてても、何もおかしくないんだぞ♥ そんなお前を、今日はこの【仁科】先生が、立派な男にしてやるからなっ!!」
そう叫ぶと、拓真は仁科の下着を一気にずり下ろした。勢いよく飛び出した仁科の竿の先端からは、ドロリとした先走り汁が垂れている。
「ほ〜らな? お前のチンポ、もうこんなにビンビンになってるじゃないか! 俺のことを思って、勃起してくれたんだよな? 教師として嬉しいぞ!」
拓真は仁科のチンポを握ると、その先端にキスをして汁を吸い取った。ビクンッと震える仁科の身体。だがその表情には嫌悪など微塵もなく、ただ期待に目を輝かせているだけだ。そんな反応を示してしまった自分に戸惑う彼の姿に、拓真の興奮が高まっていく。
「よし、【拓真】っ! もっと先生と気持ちよくなろうな?」
精悍な顔をクシャッと歪めた拓真は仁科の股間へと顔を埋めると、そのまま硬くなった肉棒にむしゃぶりついた。そして淫猥な水音を立てながら、頭を上下させ始める。【白井拓真】の肉体ではオナニーをしたことがないと断言していた仁科だが、今朝もしてきたばかりのようだ。彼のチンポは、イカ臭い匂いをプンプンと放っている。
「くぅぅっ♥♥♥ あ゛ぅっ、はぁぁっ! もうだめだっ、たくま……それ以上されたら……ァ!」
仁科の喘ぎ声を聞いた拓真は、彼を追い込むようにさらに激しく責め立てた。ほどなくして限界を迎えた仁科の身体が弓なりにしなり、熱いザーメンを放出する。その全てを口で受け止めた拓真はゴクリと喉を鳴らすと、そのまま精液まみれになった彼の肉棒をシコシコと扱き始めた。射精しても萎えることのない高校生男子のチンポは、ますます熱く、硬くなっていく。
拓真は仁科を床に敷いたマットの上に押し倒すと、彼の上に跨り、ゆっくりと腰を落としていった。周囲にはジャングルのように毛が密生した、【仁科雅文】のケツ穴。この日のために、拓真はその穴を極太のディルドで鍛えてきた。本来なら排便でしか使用されないはずの肛門は、男根が侵入してくるのを待ち構えるかのように、パクパクと口を開閉している。
「ふぅ……、【拓真】。ノンケの俺のケツマンコで、童貞、卒業してくれな♥」
「冗談もたいがいにしろぉっ!! 【俺】のケツにチンポハメるなんて……、ダメだ、あああ゛ぁぁっ──!!!」
衝撃的な刺激に、仁科は獣のような叫び声を上げていた。チンポが拓真の肛門の中へと、一気に吞み込まれ、ズボリズボリと音を立てながら、濡れた腸壁を押し広げていく。生温かい粘膜が、仁科の男根へと絡みつき、きつく締め上げてくる。
「あああっ♥♥ お゛ッ……んぐぅっ! すっげぇ……、やっぱ以前の自分のチンポでケツを犯されるの、興奮するし、めっちゃ気持ちいいなッ♥♥♥」
拓真が全身を上下に動かすたびに、グチュグチュといういかがわしい水音が、体育倉庫の中に響き渡る。同時に、二人のスポーツマンの汗と精液の匂いが混ざり合い、むせ返るような雄臭さが部屋中に充満しつつあった。
「ん゛っ……♥ 飽きたら、この身体、お前に返してやるからな。まあ、首から下は、前のお前のモノとは違ってるが。一か月後か、半年後か……、それともお前が【白井拓真】として、高校を卒業する時のプレゼントにするのがいいかな? それまで自分が【仁科雅文】だったってこと、覚えていられたらいいな♥」
そう言いながら、拓真は仁科の上で自らの乳首を指で弄り始めた。乳首が硬さを増していくにつれて、彼の息遣いも荒くなってくる。人並外れたイチモツの先からは、蜂蜜のようにねっとりとした透明の汁が垂れ落ち、仁科の腹の上を汚していた。
清や暁人と違い、自分の肉体が改変されたことを仁科が今も覚えていられるのは、今の彼と以前の彼との間に大きなギャップがあるからだ。今と以前では、年齢も体格も、ほぼ倍近く変わってしまっている。しかし、そのギャップも、たったの一週間で埋まりつつあった。毎日、放課後になると三人に犯され、そのたびに【仁科雅文】の魂と【白井拓真】の肉体が馴染んでいく。仁科は、もはや以前の自分が、どんな人間だったかも思い出せなくなっていた。
身体を元に戻してくれるのが、一か月後か半年後……? それでは、きっと手遅れになる! 拓真の適当な口約束に心の中では反論しつつも、仁科の体は快楽に従順だった。男のケツの穴。しかも、かつての自分の肛門の中。そのキツイ穴の中でいま、自分は果てようとしている。なんという屈辱、敗北感……、それに……なんという背徳的快感か──♥♥♥
「あぁ……っ♥ もうダメェ! もうイきそうっすぅ!!」
大切な何かがまた、心の中から失われていくのを感じながら、仁科はかつての自分の体内へとザーメンを吐き出した。その熱を受けて、拓真のケツ穴の締まりが一層強くなっていく。
「あ゛っ♥♥♥ あ゛ぁ~ッ!! いぐっ! イくゥウウッ!! 【拓真】ァ、愛してるぞぉッ♥♥♥」
拓真が一際大きな叫びを上げると同時に、彼の巨大なイチモツから大量のザーメンが噴き出した。真っ白な液体が、仁科の顔や体をドロドロに汚していく。
鼻腔をくすぐる生臭い匂い。【仁科雅文】のチンポから飛び出したザーメンが、自分の顔に向かって飛び散るのを、仁科はうっとりと見つめていた。その熱い感触も、不快な匂いも、もはや別人の肉体から放たれたモノだ。目の前で精悍な顔を蕩けさせ、仁科に愛の告白をしてくる男も、【白井拓真】にとってはずっと慕い続けてきた最愛の男だ。
「【仁科先生】っ! 僕も先生のこと……、ずっとずっと好きでしたっ!!」
【白井拓真】は、覆い被さってきた【仁科雅文】の太い腕に抱かれながら、彼の唇に自らの唇を重ねた。舌と舌が絡み合うたびに、脳が蕩けそうなほどの快楽に包まれる。
肉体を重ね合うのは、自分の肉体を奪ったにっくき相手。だが、それすらも今となっては興奮材料の一つだった。目の前にいるのは、完璧な体、完璧なチンポ、そして完璧な顔を持った理想的な男性。そんな彼と、これからも愛し合いたいと、今の身体が疼いている。一か月どころか、このままでは一週間すらも【仁科雅文】だったころの記憶を保っていられる自信がない。
「ああッ♥ はぁっ、んちゅっ……せんせ……♥♥」
【仁科雅文】とキスを交わしながら、仁科は自分の魂が急速に変化していくのを感じていた。自分のものではない記憶が、次々と頭の中を塗り潰していく。しかし、それは決して不快なことではなく、むしろ彼の心を満たすものだった。かつての自分の記憶を維持し続けなければ、完全に拓真に肉体や家族を乗っ取られてしまうのに……。ケツの奥をチンポでノックされるたびに、妻や子供たちとの大切な記憶が、ひとつまたひとつと消えていく──。
(なんだったっけ……? 何か忘れてはいけないことがあった気がする。でも、もうそんなことどうでもいいよね? だって、こんなにも幸せなんだもの──)
目にハートマークを浮かべた仁科は、痩せぎすな自分の肉体を抱き締めてくれる筋肉質な体に、自分の四肢を絡めた。温かで、包容力のある逞しい腕と胸板。それに包まれているだけで、心まで満たされる気がする。そんな彼の耳元で、愛する体育教師が低い声で囁く。
「嬉しいぜ、俺たち両想いだったんだな! そんなお前にィ~、今度はお返しに俺のデカマラ、ハメハメしてやるからな【拓真】ァ♥」
(了)
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