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イノセントに勝利し敵の本拠地を突き止めたグレイス達。

戦闘員達を引き連れ本拠地へ向かうべく準備を進める。

「んぶっひゅぅぅぅ…ずみまぜぇん……ぐぅれぇいずぅざまぁぁあ…いぃっじょにぃ…だだがえなぐぅでぇえ……」

前回イノセントと大食い対決をしたミラクル・ガール(Mガール)

大量に摂取した肥満化肉まんの影響はすぐに制御はできず、いまだに山のようにその身体を肥やしたままだった。

「良いのよ、場所を聞き出せただけでも大手柄だわ!」

よしよし、と突き出た腹肉を撫でてねぎらうグレイス。

Mガールはぶよんぶよんと贅肉を揺らして身体で喜びを表現する。

「グレイス様、戦闘員たちの準備完了しました。いつでも行けます」

端末を操作しながらグレイスへ報告するドロシー。

いよいよ本拠地へ突入する時が来る。

全員ドロシーの発明したホバー移動する乗り物に搭乗、出発の合図を待っている。

「さぁ、みんな!気合入れて行くわよ!出発!!」

グレイスの合図と共にエンジンが一斉にスタート、ワープゲートへ突入していく。

ダークワールド軍の進撃が今、開始された。

国土防衛少女隊本部。

その建物の上層階から進撃するグレイス達を見つめる総隊長ファウスト。

「ファウストさま、こちら準備整いました。迎撃の指示を。」

エイミーからの報告を受け、ファウストがその口を開く。

「各員、侵入者を排除しろ。平和への妨害は断じて許されない行為だ……」

「了解しました、こちらエイミー。各員、迎撃行動開始!ファウスト様の下、敵を断罪せよ!」

通信機より隊員たちに命令が下される。

武器を手に取り多くの戦闘員が本部を守るべく迎撃へ向かっていく。

「グレイス様!見えました!あれが敵の本拠地です!」

エンジンをフル回転させ突き進むグレイス達。

眼前に目標とする建物が見えてくる。

「全員突撃よ!この戦いを制すればすべて終わるわ!!」

門を突き破り、敷地内へ侵入する。

防衛隊隊員たちが立ち向かってくるがそれを戦闘員が迎え撃つ。

グレイスの進む道を阻もうとする敵を戦闘員が抑え施設の入り口まで進んでいくと……

「あれは……」

扉の前で仁王立ちする筋骨隆々とした女性……

他の隊員とは別格の雰囲気が漂っている。

「……四天王、力のカルラ……参る」

構えを取り、正拳突きを打つ。

相当距離があるにも関わらず、その拳の風圧はグレイス達の乗っている乗り物に衝撃を与えバランスを崩させる。

「なんて力っ……!」

とっさに飛び降り、乗り捨てるグレイス。

この強靭な力の持ち主を倒さねば先へは進めない。

「グレイス様、どうしましょう……!」

この敵をどう打ち倒すか考えていると、遅れて到着してきた人物がいた。

「ドロシー様!ここはあたしに任せて下さい!」

「ファイティング・ガール(Fガール)!……すまない、任せた!グレイス様、先へ急ぎましょう!」

やってきたFガールにカルラの相手を任せ、グレイス達は上層部へ向かって建物へ入っていく。

「…………」

「へっ!止めないのかよ?」

「……必要ない……お前の……相手をする……」

突入するグレイス達に目もくれず、構えを取りFガールとの戦闘に挑むカルラ。

(こいつ……力だけじゃねぇな、格闘慣れしてやがる……)

構えから感じ取れるその実力にFガールも集中力を高め、構えを取る。

「……!!」

ドゴォンッ!!!!

「ぐはぁっ…!?」

カルラが消えたと思った瞬間、Fガールが壁へ叩きつけられていた。

脚力もかなり高いのだろう、一瞬で懐に入り込まれ拳一発で吹き飛ばされてしまった。

(こりゃなりふり構ってらんねぇな……!普通に戦ってたらヤバイ……!)

すぐさま次の一撃が来る。

Fガールは相手の拳に全力で集中し、なんとか受け止め

「これでも食らいやがれっ!」

ブクブクブクブグブグブグゥゥゥ!!

得意の脂肪移動術でカルラの筋肉をどんどん贅肉で埋め尽くしていく。

筋肉で硬さを感じるシルエットは脂肪で柔らかく、丸いシルエットに変わっていき引き締まった体はぶよぶよとだらしなく肉で変化していく。

「これで楽には動けねぇだろ!」

その場から飛びのき、距離を置くFガール。

しかし……

「ふぅーっ……こんな重さ……無駄……!」

どすんっ!どすんっ!!と巨体を揺らして迫ってくる。

脂肪で身体の幅が増えた分迫力も増している。

「くそっ…!こんなに太らせたのにびくともしねぇ!」

しかし流石にスピードは落ちたのか、振り下ろされる拳はFガールを捉えきれない。

だが重さでパワーは増しており拳が当たった地面は深くえぐられ穴が開いている。

(ちくしょう…!太らせた分こっちの攻撃も余計に効かないし……どうしたら…!)

連続で繰り出される超パワーの拳を避けるぐらいしかできず、次第に追いつめられるFガール。

気づけばもう建物の壁を背にし、逃げ場がなくなっていた。

「ふぅーっ……もう……終わり……」

振り上げられる拳、このまま終わってしまうのか。

(ちくしょう……考えろ……重さとパワー……そうか!)

Fガールはとっさにカルラに突っ込み、脂肪移動術を最大パワーで使用する。

ぶくぶくと太りながらも、持ち前のパワーで無理やり拳を振り下ろすカルラ。

しかしその拳はそのまま地面へめり込み、増加する重量でどんどん地面にめり込んでいく。

「よっしゃぁ!作戦成功っ……!!」

そのままFガールは今まで貯め込んだ脂肪をカルラへ移していく。

ぶっくぶっくと肉が増えていき、どれだけパワーがあっても間接が曲げられないほど肉を付けられた身体は力任せでは動かせないだろう。

「んぶぅっ……!ぶぶぅ……!」


腕を引き抜こうにも当然肉が邪魔し、思うように動けない。

しばらくすると何をやっても無駄と悟ったのか、動きを止めてぶよぶよと震える顎肉を揺らしながらカルラは負けを認める。

「んぶひゅぅぅぅう……わだじのぉ……負けぇだぁ……」

それを聞いてホッとしたのか、Fガールも地面へ倒れ込む。

「今日まで貯めた…贅肉全部移しちまった……力使いすぎてしばらく動けねぇ……あとは任せたぜ…グレイス様……!」

なんとか四天王、力のカルラを食い止めたFガール。

残すは総隊長ファウストとエイミーのみ!

グレイスの野望実現まであとわずか……!

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Comments

メタリアン

体の重さで 埋る程の表現が どれだけ体重が重くなったか 表現してて良いですね! 腕を地面に埋めてる姿も 肥満体で動けない様では 良い見せ物になる構図ですよ ここまで来ると グレイス様を応援したくなります! 全世界肥満化帝国が 出来ちゃいますね!