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朝の布団の温もりが恋しい季節、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか


本日は第2回となる画面づくりの話をしていきます。

前回はこちら

【描き方】画面づくりの話1 ライン【全体公開】

こんにちは けーてん@丼です。 今まで色んな方から評価やコメントなどを貰い、去年からはFANBOXでも色んな方からずっと支援をいただいたので、そのお返しとして作品作り以外にも出来ることはないかなと常々考えておりました。 で、支援していただいている方には絵を描いている方や写真を撮っている方も結構多くいるた...


さて、第1回では画面づくりの話として下記のようなお話をしました。


・相手に何かを伝えたい時は「伝えたい内容とその表現が合致する」と相手に響く

・画面の基本はフレームとライン(線)の組み合わせ

・面白い印象、退屈な印象のバランスが大事

今回はこのフレームとラインについてさらに掘り下げたお話をします。


線(ライン)の方向

絵や写真、動画などの枠のことをフレームと言いますが、このフレームの中に線をひくことで印象を変えられるというお話をしました。


このフレームの中にひく線の方向はそれぞれ下記のような印象を持っています。

具体例をあげていくと

縦の線を引くと、安定していてエネルギーがある という印象

→私達の身の回りだと森の木々、様々な建物がある街の中、街灯、電柱…など


斜めの線を引くと、ダイナミックな印象

→動物、人物など動くものが当てはまる


横の線を引くと不活発、静止した状態という印象

→遠景の景色や無機物(机、ベンチ)など


これらは人間が小さい頃から学習してきた環境によって認知、連想するようになっています。


線はフレームに添って引くことでよりその印象を強く見る人に与えるという特徴を持っています。


具体的に絵にあてはめるとこんな感じです。

こちらは先日描いた私のワンドロの絵です。

このときは立ち絵の人物絵(鳥海)を描きました。

フレームに対して斜めに人物を配置しています。これはフレームに対して垂直に人物を配置すると印象としてやや退屈な状態になってしまうからです。


このとき私は鳥海に照れや動きのある表現を含ませたかったので、人物を斜めにしてあげて動きのある人間だという表現をするようにしていました。

線(ライン)の配置

線が角度によって印象を与えるという話をしましたが、位置によっても印象が変わります。

人物を画面のど真ん中に配置すると、左右対称の絵ができます。

これは見た目としては整った状態、調和のある状態ではありますが自然界において左右対称の物体というものはまず存在しないため、不自然かつ退屈な印象を与えます。


人物を右などに少し寄せた位置に配置し、左右非対称の状態にすると、これは自然な状態として認知します。


このように線の配置によっても印象が変化します。


線(ライン)の種類

また線の種類によっても私たちは受ける印象が変わります。

細い線であれば繊細、太い線であれば力強いという印象を与えます。


絵を描くときのハウツー本で

力強い男性を描くなら角張った線、太い線を意識する。

繊細な女性を描くなら細い線、柔らかい線を意識する。

のような表現があるのですが、それらはこういった線から受ける印象を表現するためにそのように書かれています。


このように線の種類によっても私たちは絵や写真から受ける印象が変わります。

線(ライン)の種類

フレームに対して線が平行であれば調和、そうでなければ対比の印象を与えます。

調和は美しさや静けさ、退屈さの印象

対比は汚れ、騒がしさ、面白さの印象

をそれぞれ持っています。


曲線においても同様で、同じような曲線を描けば調和、交わったり、フレームと沿わなければ対比の印象を与えます。

線(ライン)のリズム

フレーム内に線を引く際、一定の間隔で線を引くことをリズム、といいます。

このリズムが一定であると我々人間は不自然、かつ退屈、のような印象をうけます。

建造物なんかだと堅実、しっかりしているという印象を持ちますが、これを人間で表現すると不安な印象を与えます。


逆に不規則に線を引くと雑然とした印象、自然な印象を与えます。

複数人の人物を配置する際はこのリズムを意識すると自然な印象を与える画面づくりのヒントになると思います。


まとめ

・線は方向、角度、配置、種類によってそれぞれ印象が違う

・調和と対比のバランスが重要


今回紹介した事例は第1回の中で紹介した書籍のなかで書かれていることの一部に過ぎません、もっと詳しく知りたいという方は本を買って読むことをおすすめします。


ということで、私達が絵を見ていて受ける印象は、線の配置や種類の影響も大きく関係があるというお話でした。


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