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 七耀歴1206年9月1日。

 とうとう世界大戦がはじまってしまったが、あろうことかそれは帝国の敗北という結果に終わってしまった。

 その際にトールズ士官学院Ⅶ組のメンバーは混乱の中でほとんどが行方不明という扱いになっている。

 《灰色の騎士》リィン・シュバルツァーや《千の陽炎》作戦の立案者でもあるミルディ―ヌ・ユーゼリス・ド・カイエンまでも消息がつかめなくなってしまう。

 その後開戦のきっかけとなった皇帝の暗殺未遂事件の真相が明かされて、帝国は共和国に天文学的な賠償金を支払うことになる。

 そしてしばらくたったころ、Ⅶ組のメンバーで唯一行方不明にならなかった女性であるアリサ・ラインフォルトは共和国で過ごすことが決まった。

 彼女が共和国の男性と結婚することが決まったからだ。


「はぁ……まさかこんなことになるなんて……」


 夜の部屋でアリサが一人ため息をつく。

 自分に与えられた部屋は自宅の私室よりも立派なものであり、内装なども彼女の好みではあるのだが全く落ち着かない。

 Ⅶ組の仲間たちの事を思うと夜も眠れない日が続いている。


「みんなは大丈夫かしら……」


 表向きにはトールズⅦ組のほとんどが行方不明と言うことになっているのだが、実際は共和国に捕えられてしまったのだ。

 共和国の政府とはおそらく無関係であり、大企業が猟兵などを使ったのだろう。

 戦闘で披露困憊だったところを狙われて、Ⅶ組はなすすべもなく捉えられてしまった。

 そしてその大企業の社長は、Ⅶ組の命と引き換えにアリサに自分の息子と結婚するように要求してきたのだ。

 アリサにはリィンという想い人がいるので当然断りたかったのだが、仲間たちの命がかかっているのでそんなことができるわけがなかった。

 彼女は歯を食いしばりながらそれに応じて仲間たちの安全を勝ち取ったのだ。

 結婚が決まった後に紹介された相手は30歳を超えた男性だった。体型は中肉中背と言ったところだろうか。

 アリサには興味がないのかろくに目も合わせようとしない。

 社長の狙いはやはりRF社との縁を作りたいのだろう。政略結婚ならば確かに結婚相手のことなどどうでもいいと感じるのかもしれない。

 その想像はおそらく正解であり、二人は自己紹介をしただけでその場は御開き。結婚式すら上げずに本日二人は夫婦になった。

 アリサも女なのでウェディングドレスや指輪、誓いのキスなどにも憧れを持っていたのだが、望んでもいない結婚なのでむしろこの方が精神的には楽だ。

 寝室も別々と言うことでアリサは今一人になれている。


「リィン……」


 ベッドに座って好きな男の名前を呟く。

 自分がもう彼と結ばれることはないだろうとわかっていながら、心のどこかでは彼が助けに来てくれるのではないかと期待してしまう。

 付き人も認められないのでシャロンもそばにいない。とはいえ彼女には今は母親を支えてほしいので、許可されてもアリサは自分から断っただろう。

 一人は寂しいが好きでもない夫と過ごすよりはマシだと考えているとドアがノックされた。


「はい? 誰で――」


 ガチャっと鍵が開く音がした。

 この部屋にはちゃんと鍵が付いており、アリサは寝る前にしっかりと鍵をかけているにもかかわらずだ。

 驚いているとドアが開いてアリサの夫が入ってくる。


「起きているな?」

「ど、どうして鍵が……な、なんのようですか旦那様」


 旦那様と呼べと言われたのでアリサはそう呼んでいる。

 自分がこの男の妻だと意識してしまうので嫌なのだが彼女は逆らうことなどできない。

 今日はもう眠るだけだったアリサはネグリジェを着ていたので、慌ててそばに置いてあったストールを羽織って身体を隠す。


「夫が妻の部屋に入る理由など一つだけだろう? まして今夜は新婚初夜だ」


 にやりと男が下卑た笑みを見せる。

 アリサは今まで見たことがない表情。自分は今醜い欲望をぶつけられているのだと理解する。

 政略結婚で自分のことなど興味がないと思っていたのだが、この男は結婚するまで手を出さなかったというだけなのだ。


「くく……本来なら出会ったその日に犯してやりたかったんだがな。初夜まで待ってやったのだから優しい夫だろう?」

「ど、どこか……みんなを人質に取って私を――」

「御託はいいからさっさと脱げ。仲間の命が惜しくないのか?」

「っ! ……ひ、卑怯者……!」


 そう言われてしまえばアリサはおとなしく従うしかないのだと言うことは分かっている。

 彼女は言われた通りに身に着けていたものを全て脱ぎ始めた。

 ストールを床に落としてネグリジェの肩ひもに指をかけたところで動きが止まってしまったが、仲間のためだと自分に言い聞かせてそれも脱ぎ始める。

 パサッと布が床に落ちる音がして、アリサは目の前の男に生まれたままの姿をさらけ出すことになった。


「ほう……やはりいい体をしているな」


 顎を撫でながら男が品定めをするようにアリサをジロジロと見つめる。

 学生時代から美少女だった彼女は成人してさらに美しくなっている。美少女から美女になり色気もだいぶ増しているので、男は今日まで我慢するのが大変だった。

 彼からすればRF社とのつながりよりもアリサの身体を好きにできる方が重要だったからだ。


「ぬ、脱ぎました……きゃっ!? きゃああああああっ! 」


 裸になったアリサをベッドに押し倒すと、彼女に覆いかぶさっていきなり胸を鷲掴みにした。


「ひ……っ!」


 無骨な指で胸に触れられたことでアリサが思わず悲鳴を漏らす。

 学生時代にリィンとの事後があったくらいで、男に触れられたことなど当然ない。

 その時よりもさらに大きく育った胸を乱暴に何度も揉みしだかれる。

 肌触りもよいボリューム満点の胸を男は夢中になって弄ぶ。

 力を少しこめると指がどこまでも沈んでいくほど柔らかく自由に形を変えて、力を抜くと元の形に戻ろうとする弾力も兼ね備えている極上の胸だった。

 軽く手を触れて何度も撫でまわして肌の感触を楽しんだ後、横からつまむように揉んでタプタプと乳房を揺らしていく。

 たわわに実った乳房の質感を楽しむように、掌の全体でこね回すように揉み続ける。

 アリサは身体を固くして目を閉じたままじっと耐えるつもりだった。

 好きでもない男に身体を弄ばれるのは想像以上に屈辱だったが、結婚すると決めた時から覚悟していたことだ。

 心を無にして声を出さずにただ時間が過ぎるのを待つつもりだったが……


「んっ! ……ん……んっ! ひあああっ!」


 胸に指とは別の感触を感じて声を漏らしてしまう。

 揉むだけでは満足できなくなった男がアリサの胸を舐め始めたのだ。


「あああっ! や、やぁ……舐めないでください……っ!」

「こんなにも極上の胸を手だけで味わうなどもったいない。味も確かめておかなくてはな」

「んっ! ああああっ! か、噛まないで――あああああっ!」


 乳首に軽く歯を立てられてアリサの身体が痛みで跳ねる。

 男の舌がアリサの胸を舐めまわす。唾液をつけてこの胸はアリサのモノではなく自分のモノだとマーキングするようにしつこく舌を這わせていく。

 舌で胸を押して柔らかさと弾力も同時に楽しみながら、乳輪を何度も舐めまわして乳首を硬くしていく。

 硬くなった乳首を唇で甘噛みして、母乳を吸う赤子のように音を立てて何度も吸っていく。


「んっ! ああああっ! す、吸わないでください……んひいいっ! ちゅぱちゅぱ音を立てないでっ!」

「嘘を言うな。もっとしてほしいんだろう? この生意気な乳首をもっとイジメてほしいんだろう?」

「そんなわけ――んひいいいいいっ!」


 乳首を強くつねられたまま引っ張られてアリサが悲鳴を漏らす。

 大きく口を開けて乳輪事アリサの胸をしゃぶると、わざと大きく音を立てて吸い付いていく。

 アリサは胸を弄ばれている屈辱や嫌悪感の他に羞恥心もこみあげてきた。

 胸の感触を楽しみながら男は右手をアリサの秘部に近づけていく。

 太ももを何度も撫でた後に割れ目に指をあてると、アリサの身体が大きく震えた。

 構うことなく指を秘部に入れて動かし始めた。


「んぎっ! い、痛いですっ! んあっ! んひいいっ!」


 当然だがアリサは僅かしか濡れていない。

 元々抱かれたくない男なので濡れるわけがないのだが、身体の防衛本能が働いて少しだけ濡れているという現状だった。

 生意気な上向きの乳首に指を押し込みぐりぐりと弄ると、アリサの口から悲鳴が飛び出す。

 その反応が楽しくて男は乳首を引っ張りながらクリを刺激してアリサの悲鳴を楽しんでいく。


「んっ! んうううっ! くうううっ!」


 アリサも悲鳴を上げるのは楽しませるだけだと理解しているので必死に口を紡いだ。

 しかし我慢しようにもどうやっても声は漏れてしまう。クリや乳首を摘ままれるとどうしても痛みから悲鳴を我慢できないのだ。

 男はクリをイジメていた右手でもう一度秘部に指を挿入する。

 アリサの膣は指一本でもキツキツであり侵入を拒んでいるかのようだったが、それを無理矢理広げて中に進めていく。


「ほう……穴の具合は良さそうだな。これは数の子天井というやつか? 見た目だけでも十分楽しめそうだったが、こちらでも楽しめそうだ」


 指をまげて上の方を擦ると、そこはざらざらとした感触があった。

 アリサはいわゆる名器と言われる膣の持ち主だったようだが、たとえそうだとしても嬉しくもなんともない。

 自分の身体を冷静に分析されているようで恥ずかしさしか感じなかった。


「アリサ、お前は処女か?」

「ん……そ、それは……んっ! んああああっ!」

「早く答えろ」

「け、経験はありません! しょ、処女ですっ!」


 乳首とクリを同時にイジメられてアリサは反射的に答えてしまう。


「こんな体で処女とは信じられんな。今まで欲求不満で苦しかっただろう。俺が満足させてやる」

「け、結構です! 私の事はどうでもいいので、早く終わらせて――ひっ!?」


 いつのまにか男が肉棒を露出していた。

 想像以上に大きいだけではなく、見ているだけで恐怖が込みあがってくるほど歪で凶悪な形をしている。

 これを自分の中に入れられてしまうのかと思うと、アリサは身体が震えてきてしまった。


「な、なんですかそれ……そ、そんなの入るわけがない……ひいいっ!」


 あまりの恐怖に我を忘れかけるが、男の力に勝てるはずもなく簡単に取り押さえられてしまう。

 両手を恋人繋ぎでベッドに押し付けられて、下卑た笑みを向けられた瞬間に自分はもう絶対に逃げられないと悟ってしまった。


「は、離してっ! 離し――んぎっ!」


 めりめりっと鈍い音がして自分の中に何かが入ってくるのを感じた。

 痛いなんて言葉では言い表せないほどの激痛。

 ぴったりと閉じられていた未開の場所を異物が無理矢理こじ開けてくる。


「おお……やはりいい穴だ。褒めてやるぞ」

「んぎいいいっ! ああああっ! い、痛いですっ! 痛いっ! んぐううううううっ!」


 下品な声が漏れてしまうがアリサはそれを抑えることなどできない。

 身体に勝手に力が入って握りたくもない手をギュッと握ってしまう。

 アリサの苦しむ反応を楽しむようにゆっくりと男は肉棒を奥に進めていく。

 魅力的な身体を持ちながらまだ女になっていないアリサに対して、男という存在を少しずつ刻み込んでいるのだ。


「んううううっ! も、もう許して――んっ!」


 何かにつっかえたように肉棒の動きが止まる。

 奥まで入ったのかと思ったアリサだったが、何に当たっているのかは自分でもすぐにわかった。


「ほーら、わかるかアリサ? 俺のチンポがお前の処女膜に当たっているぞ?」


 イヤらしい笑みを浮かべながら男がアリサを見下ろす。

 肉棒の先端に触れているそれは正真正銘アリサの処女膜だった。

 それを破らないように優しく触れて、最初で最後の感触をたっぷりと味わっていく。


「い、いやあっ! そんなことしないでっ! んっ! んひいいっ!」


 いっそのこと一思いにやってほしいとアリサは思っていたが、目の前の男がそんなことをするはずがなかった。

 アリサの身体を楽しむのと同時に反応も楽しんでいるのだから、ひと思いになどやるはずがないのだ。

 結局その後数分間も男はアリサの処女膜の感触を楽しんだ。


「くく、アリサの処女膜……そろそろ破ってやる。これでお前は……俺の女だっ!」


 そして肉棒を一気にぶち込んで無理矢理処女膜を破る。

 ブチっと何かが切れる音がした次の瞬間には、アリサは身体の奥を熱くて硬いもので殴られたような衝撃が走る。


「んぎいいいいいっ! んああああああああああっ!」


 先ほどまでとは比べ物にならない激痛がアリサを襲う。

 口をパクパクさせたまま何も考えられなくなったが彼女とは裏腹に、男は気持ちよさそうに息を吐いた。


「おお……処女なのにきつ過ぎないいい穴だ。俺が目を付けただけの事はある……くっ」


 入れられた方は痛みしか感じていないが、入れたほうは快楽しか感じていない。

 処女膜を破られて破瓜の証も流れている膣内の感触をじっくりと堪能するつもりだったのだが、ガマンすることができなくなってすぐに動き始めた。


「あ――んぎっ! あああっ! んおおおおおっ!」


 アリサの胸を鷲掴みにして男が腰を振り始める。

 先ほど弄んでもなお揉み足りないアリサの胸に指を沈み込ませて、乳首を二つとも扱きながら膣内を蹂躙していく。

 子宮口を亀頭でノックするたびに膣がキュッと締まり肉棒に快感を与えてくる。

 胸を揉んでいるどころかアリサの肌に触れているだけで興奮が収まらない。自分の身体に吸い付くようなアリサの身体を抱きしめて、肌を密着させて抽送を続けると、肉棒がどんどん固くなっているのを感じた。

 まるで男を喜ばせるためだけに存在するような極上の身体は犯すだけで最高の快楽を得ることができているのだが、犯されている方は相変わらず痛みしか感じていなかった。

 焼けた鉄の棒で自分の中をかき回されているのではないかと思うほどの激痛。

 子宮口をゴツゴツと叩かれて、カリの深い部分で膣の壁をガリガリと削られて、自分の身体を作り替えられているようにも感じてしまう。


「んひいいっ! せ、せめてもっとゆっくり! 優しくしてくださいっ! あああっ! ひぎいいいいいいいっ!」


 アリサの甘い声よりも悲鳴のほうが興奮する男にとって、優しくするという選択肢は存在しない。

 むしろもっとアリサの悲鳴を引き出すために無理矢理激しく犯していく。

 自分の腕の中で暴れるアリサをきつく抱きしめて犯しているのだが、汗をかいてきたアリサの身体は密着しているだけでもこすれて快感を得ることができる。


「あああっ! ほ、本当に壊れちゃいますっ! んっ! こ、こんなの耐えられないっ! んぎいいいっ!」

「ひひ、もっと泣き叫べ。美人の悲鳴はチンポに来るものがあるからなぁ。オラッ、これでどうだ?」

「ひぎいいいっ! か、かき回さないで――んひいいいいっ!」


 肉棒を根元まで挿入して大きく円を描くように腰をグラインドさせる。

 ただでさえ極太の肉棒で膣内をミチミチと広げられているのに、そこからさらに穴を拡張されてまたもやアリサの身体に痛みが走る。

 痛みや屈辱、羞恥でアリサの表情がゆがむたびにどんどん肉棒が固くなり、もっとこの女をイジメ抜きたいという欲求が込みあがってきた。

 アリサに覆いかぶさって屈曲位になると、自分の体重をかけて彼女を押しつぶすように責め立てていく。

 生存本能が働いているせいかアリサの意志に反して子宮が下がってきているのが男にはわかり、子宮口をこじ開けるように何度も亀頭でそこを突く。

 男の体重で圧迫されて苦しさを感じるアリサだったが、膣の中で肉棒が一回りほど大きくなって震え始めたのを感じ取った。


「く……そろそろ出そうだ。このまま中に出してやるからな……俺の子を孕めよアリサ」

「んあっ! んぎいっ! ああああっ! え……んひっ! だ、ダメっ! それだけは――んおおおおおっ!」


 中に出されると宣言されてアリサの心を痛みよりも恐怖と絶望が凌駕する。

 今まで以上に暴れて男から逃れようとするが、むしろその抵抗を楽しみながら射精に向けて駆け上がっていく。


「いやあああっ! 中には出さないでっ! 赤ちゃんできちゃうっ! あなたなんかの赤ちゃん産みたくないのっ! ひぎいいいいっ!」


 顔面蒼白で我を忘れてアリサが叫ぶが、どれだけ抵抗しても逃れることはない。

 むしろアリサの心地よい悲鳴が男を興奮させて、射精までの時間が早まってしまうだけだった。


「あああっ! 助けてリィンっ! んあああっ! リィンっ! んぎいいいっ!」

「ちっ、初夜の際に他の男の名前を出すなんて悪い女だ。灰色の騎士もアリサには手を出さなかったんだろう? どうせインポかなにかだ。お前の身体と子宮は俺が使ってやる」

「いやあああっ! 絶対にいやなのっ! 中に出さないでっ! お願いだから抜いてっ! 抜いてえええええっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「あ――いやあああああああああああああっ!」


 アリサの悲痛な声が響く。

 ドロッとしたオスの醜い欲望を子宮にたっぷりと注がれて、アリサの心が絶望で塗りつぶされる。

 子宮の壁に精子がべったりとこびりつくかのような不快感を感じてもアリサは何もできなかった。


「いやああっ! 熱いのが出てるっ! 助けてリィンっ! 私中に出されちゃってるのっ! んちゅっ! んぶうううううううううっ!」


 最高に気持ちいい射精をしていたところにリィンの名前が聞こえて、不愉快になった男がアリサの唇を奪う。

 唇を押し付けて舌をねじ込むと、アリサの口の中を隅々まで舐めて自分のモノだとマーキングしていく。


「んちゅっ! れりゅううう! じゅるるうう! ちゅるるううううううう!」


 ファーストキスも奪われてアリサは自分の大切なものがすべて奪われてしまった事を感じていた。

 子宮の精液の感触が嫌でも彼女に取り返しのつかない部分まで汚されてしまったのだと教えてくる。

 やがてどぴゅっと特別濃い精液を放って射精が終わり、ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れる。

 呆然としているアリサとは違い、男は満足そうな表情ではあったのだが、まだ彼の欲望も全く消えていないことが伝わってくる。

 その証拠に自分の中に挿入されたままの肉棒が全く萎えていないのだ。


「ひ……も、もう許して……許してください……あんっ!」


 男はアリサから肉棒を抜くと、彼女を四つん這いにして尻をがっちりと掴んだ。

 そのまま何度も握って指を食い込ませて柔らかさを楽しむと、もう一度アリサの膣内に挿入する。


「ひぎいいいいっ! あんっ! あああっ! そんなっ、激しすぎ――んおおおおおおおっ!」


 アリサの尻を掴んだまま高速ピストンで彼女を蹂躙していく。

 処女だったアリサにとってはそれは拷問以外の何物でもないのだが、彼女はされるがままに犯されるしかない。


「あああっ! んぎいいっ! もう許してっ! ひぎいいいっ! んひいいいいいいいっ!」


 部屋の中からアリサの声が消えたのは、夜が明けて窓から朝日が差し込んできてからだった。


「ふぅ……今日はこのくらいで許してやるか。また今夜抱いてやる。妻を可愛がるのは夫の義務だからな」


 男がようやく肉棒を抜くと、膣からはごぽっと大量の精液が膣からあふれてきた。

 アリサは子宮を精液でみっちりと広げられて、自分を犯した男の精子が元気に泳いでいるのが嫌でもわかる。

 外にも出されたので体中精液まみれで髪にも付着してしまっている。

 キスマークも無数に付けられただけではなく、尻を叩かれたのでそこは赤くなっており、疲労のあまり指一本動かせなくなっていた。

 光の消えた目で天井を見上げており、呼吸をするたびに胸が揺れている。


「あ……う……」


 犯されて悲鳴しか上げられなくなっていたアリサは、今はうめき声しか出すことができない。

 自分を犯した男はもう用済みとばかりに部屋から出ていった。

 できれば今すぐにでもシャワーを浴びたいのだが、身体が言うことを聞いてくれない。

 身も心も汚されつくしたアリサの目からは涙があふれている。


「ん……リィ……ン……」


 ――ぷちゅ♥


「あ……」


 助けを求めるように最愛の人の名前を口にした瞬間、子宮の中に何か違和感のようなものを感じてしまうが、何なのかアリサは考えないようにした。

 また今夜夫に犯される地獄の時が来る。それでも自分はあの男の妻として生きていくしかない。

 この絶望からは逃れられないことを確信しながらアリサは意識を手放した。

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