寝取られた天の聖杯 (Pixiv Fanbox)
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サルベージャーを生業にしていたレックスという少年は、かつて天の聖杯と呼ばれるホムラというブレイドと出会った。
そして彼女と共に楽園を目指して旅立ち、様々な戦いを経て今は平穏な日々を過ごしている。
ホムラだけではなくヒカリも含めた三人で生活しているレックスは、二人を守っていくために傭兵団の仕事をしていた。
そしてその仕事の一環で遠出をすることになり、しばらく家を空ける事になってしまった。
「レックス。忘れ物などはないですか?」
「ちゃんと確認したんでしょうね?」
「大丈夫。必要な物は全部入ってるよ」
ホムラとヒカリが玄関先まで見送りに来てくれる。
彼女たちは心配そうにしているのが半分、レックスに会えなくなるのが寂しいと言った気持ちがもう半分の様子だ。
ホムラはそれを表情に出しているが、ヒカリは平気そうにしているだけでおそらくこの場の誰よりも寂しがっているのだろう。
「はぁ……それにしても心配です。やはり私たちもついていきましょうか? その方がレックスと一緒に居られますし……」
「レックスだってヒカリちゃんがいないと寂しいんじゃない?」
「もちろん二人と離れるのは寂しいけど、仕事なんだから仕方がないだろ。その代わり……なるべく早く終わらせて来るから、帰ってきたら三人で出かけよう」
「それは楽しみですね。はい、どうぞ。お弁当です」
ホムラがレックスに愛妻弁当を手渡す。
彼が傭兵団の仕事に出かける際には必ずホムラが弁当を作っており、レックスの活力とも言っていい存在になっていた。
もちろん弁当作りにヒカリは関わっていない。
「ありがとう。これで今回の仕事も頑張れるよ」
「それじゃあもっと頑張れるようにしてあげる。いってらっしゃい――ちゅ♡」
ヒカリがレックスにいってらっしゃいのキスをするが、レックスは特に照れもせずにそれを受け入れた。
最初の頃は照れていたが、毎日のようにしているので今では当たり前になっているのだ。
ヒカリが名残惜しそうに唇を離すと、今度はホムラが顔を近づけてくる。
「いってらっしゃいレックス――ちゅ♡」
ホムラも同じようにキスをして、数秒ほどして二人の唇が離れた。
「続きは帰ってきてからね♡ 昨日みたいに沢山気持ちよくしてあげる♡」
「そ、そうですね……」
「そ、それじゃあ行ってくるよ!」
レックスが手を振って仕事に向かうのを、二人の妻が見送った。
ヒカリは寂しそうではあるが帰ってきたからの続きを楽しみにしているのだが、ホムラの方はどこか物足りない様子をしていた。
(ん……やっぱり私の身体が疼いちゃってる……)
ホムラの身体が全身疼いてしまっている。
昨日はヒカリと共にレックスに抱かれたというのに、ホムラの身体は満足していないのだ。
それは昨日だけというわけではなく、彼と暮らすようになってからホムラの唯一の不満は夜の生活が満たされないという事だった。
それ以外は満たされている。レックスとヒカリの二人と幸せに暮らして、彼の優しい目を見ているだけで心が穏やかになる。
だが、今のホムラが思い出すのはレックスの優しい目ではなく、過去に会ったことがある男の目だった。
それはかつて傭兵団の任務で討伐したブレイド誘拐グループの首魁であり、ゲスベルという男だ。
そのグループはレックスたちの手により壊滅したのだが、ゲスベルには逃げられてしまった。そして彼が逃げる際に自分を見た時の目がなぜか忘れられず、度々思い出してしまうのだ。
ゲスベルのギラつくような欲望の籠った目。それはブレイドとしてではなく、自分を女として見ているのがはっきりとわかる目だった。
(もしもあの時にレックスたちが負けていたら、きっと私はあの人に……)
ホムラという極上の美少女を手中に治めたとなれば、手籠めにするのは当然と言える。
そしてホムラはもしもの光景を想像してしまうのだ。
ゲスベルに物のように扱われて、懸命に彼に奉仕するというシチュエーションを想像しながら、何度もオナニーまでしてしまっている。
レックスに申し訳ないと思いながらもどうしてもやめられない。そうすることでしかホムラの身体の疼きは収まらないのだから。
(あ――ぬ、濡れてる……♡)
オナニーどころか想像しただけでホムラの股が僅かに濡れてしまい、つい股をもじもじさせてしまう。
それを不審に思ったヒカリが首を傾げた。
「ホムラ、どうかしたの?」
「っ♡ い、いえ。なんでもないですよ」
慌てて誤魔化してホムラが家の中に戻ると、ヒカリも首を傾げたままで家に戻るのだった。
◇
レックスが仕事に出てから数日が経過した。
彼が戻ってくるのはまだ少し先であり、家にはホムラとヒカリの二人だけである。
結局ホムラはゲスベルを想いながらオナニーをして欲望を発散し、その事に対してレックスへの罪悪感も覚えていた。
せめて家の事はしっかりしようと家事に勤しんでいると、玄関のベルが鳴り響く。
「あら、誰か来たみたい」
「私が対応しますね」
「それじゃあお願いね」
玄関に向かいながらホムラは誰が来たのだろうと考える。レックスはまだ帰ってこないはずだが、まさか本当に仕事を早く終わらせて来てくれたのだろうか。
「は、どちら様です……か……」
しかし、ドアを開けるとそこには予想外の人物が立っていた。
成金趣味のような豪華な装飾の服を着ており、小柄なレックスとは違って恰幅のいい中年の男性。
下卑た笑みを浮かべているその男は、ホムラが何度も妄想したゲスベルだった。
「クク……久しぶりだな天の聖杯よ。相変わらずの美しさであるなぁ」
声を聴いてもやはりゲスベルに違いない。かつて見た時と同じで、欲望が籠ったギラついた目で自分を見ている。
どうして彼がここにいるのか全く分からずホムラは言葉を失ってしまう。混乱して何も考えられなくなってしまったが、それでも相手が犯罪組織の首魁だということを思い出して反射的に体が動いた。
その場から後ろに飛びのいて武器を出現させると、それを構えて戦闘態勢を取る。
「ど、どうしてあなたがここにいるのですか!?」
「そう怒鳴るな。ワシはそなたに会いに来ただけだ」
「わ、私に……?」
ゲスベルはドアを閉めて中に入って来る。
斬りかかれるチャンスなどいくらでもあるというのに、ホムラの身体はなぜか動かなかった。
「……ブレイドである私を狙っているという事ですか? いえ、もしくはレックスに復讐するために……」
「あの小僧への復讐か。確かに組織をつぶされたことは恨んでいるが……そなたに会いに来たと言ったであろう。小僧たちから逃げる際に、ワシと目が合って悦んでいるメスが一匹いたのを思い出してな」
ビクッとホムラの身体が震えてしまう。
覚えているに決まっている。ゲスベルがレックスから逃げる際にホムラと目が合った。その時のギラついた目を忘れられずに、ホムラは何度もオナニーをしているのだから。
「そのメスもワシの事が忘れられぬだろうと思ってな。ゆえにワシのモノにするためにここに来たのだ。クク……勘違いだったか?」
「あ……うぅ……♡」
勘違いなどではない。完全に自分の気持ちを見抜かれている。
事実ホムラはゲスベルの事を忘れられていないのだ。長い時を過ごしたレックスと結ばれて、幸せな日々を送っているというのに、一目見ただけのゲスベルを忘れることができなかった。
(でも……レックスのためにもここを守らないと――!)
ここには自分以外にもヒカリがいる。そしてレックスが帰って来る大切な場所でもある。
それをゲスベルのような男に土足で踏みにじられるなどたまったものではない。
覚悟を決めたホムラがゲスベルを追い返そうと剣を振り上げる。
「あ――♡」
しかしその剣はぴたりと止まった。
ホムラの視線がゲスベルの股間に釘付けになる。服の上からでも勃起しているとわかる肉棒。明らかにレックスのモノよりも倍以上は大きなそれから目を離せなくなってしまった。
そしてゲスベルが自分を見る目。ホムラをブレイドでも天の聖杯でもなく一匹のメスとしか認識していない男の目。
自分を求める獣のような欲望をぶつけられて、ホムラはその欲望を正面から受け止めたいという欲求が込み上げて来てしまった。
「あ……あぁ……♡」
手に持っていた剣が音を立てて床に落ちると、ゲスベルが下卑た笑みを浮かべながら近寄って来る。
「い、いや……こ、来ないでください……♡」
口ではそう言いながらもホムラはゲスベルの顔と股間を交互に見るだけでその場から動かない。
そのまま抵抗することなくその場に押し倒されてしまった。
「あんっ♡ い、嫌です♡ 離れて下さ――ふあああああっ♡」
ゲスベルがホムラの胸を服の上から揉みしだく。
豊満な乳房は服の上からでも揉み心地が抜群であり、握りつぶすほどの勢いで乳房を弄んでいく。
「おお……これは想像以上に楽しめそうではないか」
「んひいっ♡ やめてください♡ んっ♡ 私の心も身体もレックスだけのものですっ♡ ひあああっ♡」
「ふん、あんな小僧のことなどすぐに忘れさせてやるわ。ほれ、そなたの身体はもう悦んでおるぞ?」
「あ、ありえません♡ いい加減に――ひあああっ♡ んっ♡ ふああっ♡ ど、どうして――んああああああっ♡」
胸を揉まれながら股間も服の上からまさぐられる。
それはあまりにも雑過ぎる愛撫だった。レックスのような優しさも丁寧さも一切存在せず、自分の身体をおもちゃにされるような感覚。
(あんっ♡ ど、どうして――ふあっ♡ あれはあくまで妄想のはず――んっ♡ す、すごい♡ 妄想よりも激しくて――か、感じちゃう♡)
ゲスベルを想いながら妄想したことは何度もあるのだが、その妄想よりも本物は激しかった。
まだ体を触られて数分も立っていないのに、秘部から愛液が溢れて来て止まらない。
「あああっ♡ んひいいいっ♡ ど、どいてください♡ ふああっ♡ も、もう私に触らないで♡ ふああっ♡ あ――い、いやああっ♡ 胸を舐めちゃ――んひいいいいいいいっ♡」
ゲスベルはホムラの胸をはだけると、ぶるんっと大きく揺れて彼女の乳房が姿を現す。
仰向けになっても形の崩れない極上の乳房に顔を埋めて、柔らかさと温かさを顔全体で楽しんでいく。
さらには乳首にしゃぶりついて舌で何度も転がしていくと、面白い様にホムラは甘い声を漏らし始めた。
「美しいだけではなく淫らな胸をしておる。まるで男に抱かれる為だけに生まれてきたような身体ではないか。あんな小僧にはもったいないわい」
「んっ♡ そんな事を言わないでください♡ ふあっ♡ あ――んひいいいっ♡ ど、どうしてこんなに――んあっ♡ ふあああっ♡ 」
身体を好きに犯されているのにホムラは一切抵抗できない。
その気になれば簡単に突き飛ばせるはずなのに、ホムラの身体がそれを拒否している。
愛する男以外に身体を弄ばれているはずなのに、オスの情欲をまっすぐにぶつけられて喜んでしまっているのだ。
ゲスベルはホムラの胸を揉みしだきながら、乳首を両方とも一緒にしゃぶって責めていく。
大きな音を立ててバキュームのように吸い付くと、ホムラの喘ぎ声がさらに大きくなった。
「ああああっ♡ も、もうやめてください♡ このままだとすぐに――んひいいっ♡ い、いやっ♡ イッちゃう♡ いやああああああっ♡」
ビクンっとホムラの身体が大きく跳ねて絶頂してしまった。
こんなにあっさりとイカされてしまったことが信じられない。レックスとする時でさえ絶頂出来ない時がほとんどなのだから。
だというのにゲスベルに胸を弄ばれて、ホムラは人生で一番気持ちよくて幸福な絶頂を感じてしまったのだ。
「はぁ……♡ はぁ……♡ も、もう許して……ふあっ♡ ひあああああっ♡」
「許すわけがなかろう。ほれ、まだまだワシの手で果てるのだ!」
「あんっ♡ んひいいいっ♡ あっ♡ またすぐにイッちゃう♡ ふああっ♡ ひあああああっ♡」
ホムラは自分がどれほど大きな声をあげて喘いでしまっているのかは自覚がない。
ゲスベルのせいで何も考えられなくなり、この家には自分以外にもう一人いるということも忘れていた。
玄関から見えない位置、廊下の陰から息をひそめて自分を見ているヒカリに気が付くこともできない。
(な……何よこれ? いったいどうなってるの……)
ホムラの大きな声はリビングにまで届いており、それを聞いたヒカリはホムラに何かあったのではないかと慌てて玄関にまでやってきた。
そこで見つけたのは信じられない光景。見覚えのある男に犯されるホムラの姿だった。
(あの男って確か、ブレイドを誘拐してた組織の親玉よね……)
ゲスベルの事はヒカリも覚えている。犯罪組織の親玉などホムラが嫌う類の男であり、ヒカリも当然彼のことなど嫌いだ。
そんな男に犯されているというのにホムラは抵抗していない。ゲスベルに身体を弄ばれて乱れているホムラを見て、ヒカリはとっさに隠れてしまったのだ。
(う、嘘でしょう……レックスにされてる時よりも遥かに気持ちよさそう……)
ヒカリとホムラはレックスに可愛がってもらう時もあるので、ホムラの喘ぎ声も聞いて事がある。
だがその時の声はもっと可愛らしいものであり、今のホムラの声とはまるで別物なのだ。
「ほれっ! また果てるのであろう! 正直に言わぬか!」
「んひいいいっ♡ イキます♡ イッちゃいます♡ ふあああああああああああっ♡」
(ま、またイカされたって言うの? もしかして私もあの男に犯されたら、同じようになってしまうんじゃ……)
ヒカリは犯されるホムラを見ながら、無意識のうちに胸や股間に手が伸びていく。
ホムラに負けず劣らずのスタイルの良さを誇る彼女の乳房に、細くい指が食いこんだ。
「ん……♡」
ふにゅっと指が胸に沈んでいく。
レックスに触れられる時と同じ強さでそのまま胸を揉み続けるが、ホムラに触れるゲスベルの手つきはもっと強く激しいものだった。
それをまねるように胸を強く揉みしだいていく。
ぐにぐにと握りつぶすように指を何度も食い込ませながら、乳首も強弱をつけて何度も抓る。
「あんっ♡ ん――ふあっ♡ う、うそ……んっ♡ こんなに簡単に感じちゃうなんて……っ♡」
力を強めるというだけで、レックスに触れられている時よりも遥かに気持ちいい。
壊れ物を扱うかのような優しい手つきではなく、道具でも使うような雑な愛撫。
ゲスベルに触れられている事を妄想しながらのオナニーは加速していく。
「んあっ♡ ふあああっ♡ そ、そこ――ふあっ♡ す、すごい♡ こんなにすぐに濡れてきちゃうなんて――あんっ♡ ひあああああっ♡」
股に指をあてるともう濡れ始めており、胸だけではなく全身の肌が敏感になっている。
服が擦れるだけで感じてしまうほどであり、ヒカリの吐息もどんどん熱いものに変わっていく。
しかしそこで彼女は正気に戻りかけた。
「はぁ……♡ ダ、ダメよ。こんなことをしている暇があったら、ホムラを助けないと……」
そう思いながらも足は動かない。
せめてホムラが嫌がっているのならば話は違っただろうが、悦んでいるようにしか見えないので邪魔をしたくないという想いすらある。
一瞬だけだが、このままゲスベルに抱かれていた方が幸せなのではないかという考えすらよぎってしまった。
そしてゲスベルに犯されて悦んでいる自分すらも妄想してしまう。
「そ、そんなはずはないわ。そうよ……私の気のせいだから、確認してみればいいだけよ」
ヒカリが目を閉じて因果律予測を行う。
それは少し先の未来を見ることができる能力。今使ったらきっとゲスベルに犯され続けた結果苦しんでいる自分とホムラの姿が映るはずだ。
そうすれば何のためらいもなくホムラを助けに飛びだせる。
「あ――♡」
しかし、因果律予測の結果は彼女の想像とは全く違っていた。
『んひいいいっ♡ ふああああっ♡ も、もっと♡ もっと激しく犯してください♡ んあっ♡ ふあああああああああああっ♡』
そこに映っていたのは、ヒカリが妄想したのと同じでゲスベルに犯されて悦んでいる自分だった。
いや、正確には妄想以上に激しく乱れている。犬のような格好でゲスベルに犯されて、今まで感じたことのないような多幸感と絶頂に襲われていた。
そしてその感覚が今のヒカリにまでフィードバックしてしまう。
「あ――んあああああっ♡ う、うそっ♡ い、イッちゃう――ふあああああああああああっ♡」
快感がフィードバックした結果ヒカリが絶頂してしまう。
秘部から愛液を垂れ流し、足がガクガクと震えて力が入らなくなってしまい崩れ落ちてしまった。
そしてその声はゲスベルとホムラにまで届いてしまう。
「ふむ……のぞき見をしておるメスがおるようではないか」
「はぁ……♡ はぁ……♡ あ……♡」
ホムラに覆いかぶさっていたゲスベルが彼女から離れる。
その瞬間にホムラは切なさを感じてしまった。身体がもっと刺激が欲しいと彼を求め始めているのを感じ取ってしまう。
ゲスベルが廊下の陰を確認すると、そこに絶頂で動けなくなっているヒカリの姿を発見する。
「クク……そなたもいたのか。これはちょうどいい」
「はぁ……♡ はぁ……♡ な、何がよ……んっ♡ で、出て行きなさい――っ♡」
ヒカリは自分を見下ろす男の股間に視線が奪われる。
服の上からでも勃起しているとはっきりわかる肉棒は、明らかにレックスのモノよりも大きい。
(す、すごく大きい……きゃっ♡)
ゲスベルがヒカリを抱え上げる。
好きでもない男にお姫様抱っこされるなど嬉しくはないヒカリだったが、身体に力が入らずに振りほどくこともできない。
なにより奇妙な安心感のようなものを覚えてしまっており、抵抗する気持ちすら奪われていくようだ。
「ホムラよ。そなたたちの寝室に案内せよ」
「し、寝室……ですか? で、ですが……」
自分たちの家にこんな男を入れたくないという気持ちと、名前を呼んでいただけて嬉しい、命令に従いたいという気持ちがホムラの中でせめぎ合う。
(ご、ごめんなさいレックス。ここでいう事を聞かないとヒカリちゃんが危ないかもしれません……)
心の中でレックスに言い訳をして、ホムラは「こちらです」とゲスベルを案内する。
ゲスベルはホムラが問答無用で襲い掛かってこない時点で、すでに半分ほど堕ちている事を理解していた。
(二人纏めてワシのモノにしてくれる……あの小僧がどんな顔になるのか、今から楽しみだわい)
ゲスベルはレックスに組織を壊滅させられてから、レックスへの復讐とホムラとヒカリという極上の存在への執心を胸に今まで潜伏していたのだ。
ホムラとヒカリを自分の女にできればそれはレックスへの復讐にもなる。他人のモノを奪うのが大好きなゲスベルにとっては最高の復讐の方法と言える。
「あの……ここです」
「ワシは今両手がふさがっているのだ。そなたがドアを開けぬか」
「は、はい……」
ホムラはゲスベルの命令に従って寝室のドアを開く。まるで自らの意志で他の男を寝室に招いてしまったようで、レックスへの罪悪感で胸が張り裂けそうになっていた。
「そのベッドで小僧と毎晩励んでおるのか?」
部屋の中のベッドはとても大きいものであり、3人どころか4人同時に眠ることができる特注品だ。
毎晩というわけではないが、確かにレックスたちはそこで肌を重ねている。
ホムラは恥ずかしがって顔を俯かせたまま何も言わない。ゲスベルはヒカリをベッドに寝かせると、慌ててホムラが彼女に駆け寄った。
「ヒ、ヒカリちゃん。大丈夫ですか?」
「ええ……それよりこの男をさっさと追い出さないといけないわ」
「それはわかっているのですが……ひっ♡」
ベッドに美少女二人を並べると、ゲスベルは自分の肉棒を露出させていた。
レックスの肉棒よりも倍以上は大きいオスの象徴。まるで女を屈服させるためだけに存在するかのような肉棒からホムラとヒカリは目が離せなくなった。
「な……なんてモノを出しているのよ! 早くその汚いものをしまいなさい!」
「ずいぶんな物言いであるなぁ。ワシが抱いた女は星の数ほどいるが、これほどの逸物はそうお目にかかれぬらしいぞ?」
「ふざけたことを言ってないで――あんっ♡」
バチンっとヒカリは頬を叩かれてしまった。
それも平手で叩かれたわけではなく、ゲスベルの規格外の巨根で叩かれたのだ。
「な……なに……するのよ……♡」
叩かれた左の頬を撫でながら、ヒカリは肉棒から目が離せなくなる。
頬が傷ついたわけではない。痛かったわけでもないのに、焼けた鉄の棒で殴られたのではないかと思うほどの衝撃を感じた。
何より子宮がきゅんきゅんと疼き始めている。ホムラに至ってはヒカリを羨ましいとすら感じてしまっていた。
「何を驚く。メス犬を躾けただけであろう?」
「ひ、酷いです。ヒカリちゃんはメス犬なんかじゃありません……」
「天の聖杯などワシからすればただのメス犬にすぎん」
「あ……うぅ……♡」
それは愛情をもって接してくれたレックスとは正反対であり、ホムラとヒカリを人と思わない言い方だ。
酷いことを言われているという自覚はホムラとヒカリにもあるのだが、なぜか心の奥底で悦びを感じてしまっている。
「メス犬に服など不要じゃな。全て脱ぐのだ……早く脱がぬか!」
ビクッと二人の身体が跳ねると、慌てて二人は服を脱ぎ始めた。
命令に従う必要など一切ないのに、なぜか体が自然と動いてしまうのだ。
一刻も早く裸にならなければいけない。そんな使命感すらも湧いてきてしまい、二人は一分もかからずに裸になってしまった。
「全く……少しはワシを楽しませるように脱がぬか。使えんメス犬だ」
「勝手なことを……」
「まぁよい。次はワシのモノを口で奉仕するがよい」
「く、口で……ですか……♡」
フェラチオはしたことがあるが、レックス以外にしたことなど当然ない。
「そなたたちのようなメス犬はワシのような優秀なオスに奉仕することこそが真の幸福なのだ。あのような小僧にそなたたちを満足させるなどできぬわ。どうせ不満が募っているのであろう?」
図星を突かれてホムラが視線をそらしてしまう。
ヒカリは不満を意識したことがなかったが、先ほどの因果律予測を思い出してレックスでは自分を満足させられないという言葉を否定できなくなった。
「ワシがそなたたちに女の幸福というものを教えてやる。まずは口付けをするのだ」
ゲスベルがベッドに仁王立ちになって肉棒を突き出してくる。
ベッドに正座させられている二人はお互いに顔を見合わせる。
(すぐにでもこの部屋から追い出したいのに……)
(なぜか抵抗できないのよね……)
抵抗できないのはゲスベルの体質によるものだ。
彼はブレイド誘拐グループの首魁だっただけはあり、自分の肉棒を見せつければ女性型のブレイドを魅了できるのだ。
直接ではなく服の上からでも有効であり、二人もとっくに魅了されている。
しかしゲスベルにそれは危害をくわえることができないというだけで、本人がその気になれば逃げることは可能であり命令に逆らうことも可能だ。
にもかかわらずホムラとヒカリがゲスベルの命令に従っているのは、ゲスベルは気が付いておりレックスは気がつけなかった二人の本性が関係しているからに他ならない。
道具のように扱われたりオスに命令されて悦ぶメスというドMの本性を。
「はぁ……♡ はぁ……♡ ん……ちゅ♡」
「うぅ……♡ 身体が、勝手に……ちゅ♡」
ホムラとヒカリの二人は、戸惑いを覚えながらもおずおずとゲスベルの肉棒にキスをする。
ピクンっと肉棒が跳ねてびっくりしてしまうが、そのまま口と舌で奉仕を始めた。
「れりゅう♡ ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ はぁ……♡ あ、熱くて硬いですね……ちゅっ♡」
「じゅるるう♡ ちゅう♡ すごい臭いね……♡ れろぉ♡ クラクラしちゃう……♡」
「ふむ……下手だな。小僧はこの程度の奉仕で満足していたのか?」
ゲスベルに失望の目を向けられて、二人はゾクゾクしてしまった。
「う、うるさいわね……ちゅっ♡ こ、こんなに大きいとやりにくいのよ♡ れりゅう♡」
「そ、そうです♡ 全く幸せではありませんし、やはりあなたの言う事なんて全てでたらめです……ちゅっ♡」
そう言いながらも奉仕をやめようとしない二人をゲスベルが満足そうに見下ろしていた。
「ホムラは先、ヒカリは根元を舐めるのだ。ワシの言うとおりに奉仕してみよ」
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ さ、先っぽですか……れりゅうう♡ じゅるるううう♡」
「根元って……ちゅう♡ じゅるるううう♡ こ、ここでいいのかしら♡ れりゅうう♡」
ホムラとヒカリは命令通りに舐めていく。
先を舐めろと言われたホムラは、舌を伸ばして亀頭を舐めまわす。
テクニックはたどたどしいが、ホムラの柔らかくて温かい舌が亀頭を這う感触はたまらない。
彼女の舌が鈴口を重点的に責めてくると思わずゲスベルも声を漏らしてしまった。
さらに舌先を硬くしてカリ首を何度もなぞるように舐めさせる。汚れの溜まる部分だというのにホムラは一切躊躇なく舐めており、敏感な部分を重点的に何度も舐められて肉棒が震え始めた。
「ちゅっ♡ れりゅうう♡ こ、こうでしょうか♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡」
「物覚えは悪くないな。その調子で続けよ」
「~~~~~っ♡ は、はい♡」
一言褒められただけだというのにホムラは飛び上がってしまいそうなほどの喜びを感じていた。
それを見てヒカリは嫉妬心が込み上げて来て、奉仕に熱が入っていく。
「ちゅるるうう♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ こ、ここを――ちゅっ♡ 丁寧に舐めればいいのよね……ちゅるうう♡」
ヒカリは玉袋を重点的にしゃぶっていく。
ずっしりとした重さを感じる玉袋にはどれほど大量の精液が詰まっているのか想像もつかない。
皺の一本一本がふやけるように何度も舌を這わせていき、袋の中のタマも舌で転がすように舐めていく。
「はぁ……♡ はぁ……♡ こ、こんなのが本当に気持ちいいのかしら……ちゅっ♡ はむっ♡ れろぉ♡」
「そなたもやればできるではないかヒカリ。それでは次は舐める場所を交換するのだ」
「っ♡ わ……わかったわよ♡」
「ヒカリちゃんが先っぽで、私が下ですね♡ ちゅるるう♡ れりゅうう♡」
ヒカリも褒められて歓喜して、命令通り舐める場所を交換する。
(ああ、もう……どういうことなのよ♡ なんでこんな男に逆らえないの……♡ 命令されるたびに身体が悦んでる♡)
(レックスのよりもとても大きくて咥えるのも大変なのに、全く嫌じゃないなんて……ヒカリちゃんも夢中になってるみたいですし……♡)
レックスの倍以上はある肉棒への奉仕に二人は夢中になっていた。
ゲスベルに命令されるたびに子宮が疼き、もっと彼に奉仕したいという思いが込みあがってくる。
「はぁ♡ はぁ♡ ちゅるるううう♡ さ、先っぽから何かが漏れて来ました♡ れろぉ♡ じゅるるううう♡」
「あ、頭がおかしくなっちゃいそうなのに……れりゅうう♡ ちゅるるうううう♡」
「うむ。メス犬としての在り方が少しは理解できたようじゃな。それでは褒美をくれてやろう」
ゲスベルが二人の乳房を片方ずつ鷲掴みにした。
フェラに夢中になっていた二人は触れられるまで気が付くことができずに、大きく目を見開いて身体がビクンっと跳ねる。
「あんっ♡ ふああああっ♡ つ、強いです♡ そんなに強く触られたら――んひいいいいっ♡」
「い、痛いっ♡ やめて♡ 本当に痛いの――あんっ♡ ふああああっ♡」
「何をしておる! 奉仕を緩めるでないわ!」
すでに二人の身体には上下関係というものが刻まれてしまっており、ホムラとヒカリは乳房をおもちゃにされながらもフェラチオに戻る。
二人で玉袋を片方ずつしゃぶりながら上目遣いになり、肉棒を手コキで扱いていく。
(あああっ♡ い、痛いのにどうして――あんっ♡ き、気持ちいい♡ レックスに触れてもらうよりも感じちゃってます♡)
(なんでこんなに感じちゃうのよ♡ 乳首を無理矢理引っ張られておもちゃにされて、愛情の欠片も感じない触れ方なのに――あんっ♡ 今までで一番気持ちいい♡)
痛みはとっくに甘い痺れに変わっており、もっとしてほしいと身体がおねだりしていた。
ゲスベルが下卑た笑みで見下ろしてくるが、その視線にすらときめいてしまっている。
乳房を片方おもちゃにされているだけなのに子宮が疼き、レックスとのセックスでは決して得られなかった絶頂が近づいてくるのを感じた。
「ちゅるるううう♡ れりゅううう♡ あああっ♡ い、イッちゃいます♡ ふあっ♡ も、もうダメです――んあああああっ♡」
「すごい♡ 胸を触られているだけなのに気持ちいいの♡ ふああっ♡ イッちゃうのおおおっ♡ ひあああああっ♡」
ビクンっと二人の身体が大きく跳ねて絶頂してしまった。
視界が真っ白になって何も考えられなくなり、一瞬意識までもが飛んでしまう。
そのせいでフェラチオが中断してしまうが、そのせいでゲスベルに苛立ちが生まれた。
「全く……ヒカリ、口を限界まで開くのだ」
「あ――んむっ♡ んうううううっ♡ んぶうううううううううっ♡」
半分意識が飛んでいる状態でもゲスベルの命令に従いヒカリが口を開けると、彼は勃起した肉棒をヒカリの口に突っ込んだ。
そのままヒカリの頭を両手でがっちりと掴んでディープスロートを開始すると、その衝撃でヒカリの意識が覚醒する。
顎が外れそうなほど大きく口を開いてもギリギリの大きさであり、喉の奥もガンガンと叩かれて脳が揺れてしまう。
苦しさと途方もない快感が入り混じる中で、ヒカリはまたもや絶頂してしまう。
(ダ、ダメっ♡ 意識が飛んじゃう♡ 私の口で気持ちよくなりたいだけなのに、なんで私まで感じちゃうのよ♡ ああっ♡ またイクっ♡ イッちゃううううう♡)
ヒカリの口でセックスをするかのようにゲスベルは激しく腰を振っている。
自分が気持ちよくなりたいだけの身勝手な行為だというのに、ヒカリは性欲処理の道具にされて悦んでいる。
そんな彼女をホムラが羨ましそうに見ていた。
「ヒ、ヒカリちゃん……あ、あの……せめてもう少し優しく――」
「く……そろそろ出そうだわい。ホムラよ。そなたは口を開けて待っておるのだ。ヒカリの口で扱いてそなたの口に出してやろう」
「っ♡ は、はい♡」
ホムラが言われた通りに口を開いて待機する。
精液を吐き出すだけの穴になれと言われたにもかかわらず、身も心も歓喜してその時を待ちわびていた。
優秀なオスに奉仕することこそが女の幸せだという先ほどのゲスベルの言葉を、今の二人は否定できない。
喉の奥を何度も突かれて何度も絶頂しているヒカリが咥えている肉棒が一回り大きくなって震え始める。
「んぶうううっ♡ んっ♡ んううううっ♡ んむうううううううっ♡」
射精の瞬間にゲスベルがヒカリの口から肉棒を抜く。
ヒカリは絶頂しながら仰向けにベッドに倒れてしまい、ゲスベルはホムラの頭を掴むと肉棒を口に突っ込み、そのままこらえていた射精感に身を任せた。
「受け取るがよい……ぬううっ!!」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「んむうううううっ♡ んぶううううううううううううううっ♡」
ホムラの喉奥に亀頭をぴったりと密着させてゲスベルが精液を放出していく。
そのあまりの射精の量にホムラの口から飲み切れなかった精液が溢れて来て、彼女の胸や膝にこぼれ落ちていく。
(な、なんですかこれはっ♡ ドロッとして――レックスと全然違います♡ あああっ♡ またイッちゃいます♡ ああああっ♡)
胃の中に直接ぼたぼたと精液が落ちていく感覚を感じてホムラが絶頂する。
喉奥を擦られるなど初めての経験であり、レックスの肉棒の大きさでは一生経験できないだろう。
胸を触られたり口に出されただけでイカされたホムラは、身も心も満たされているのを感じていた。
レックスとのセックスで溜まりに溜まっていた不満が綺麗さっぱり消えているのだ。
(あぁ……幸せ……♡)
多幸感に浸りながらホムラが射精を受け止めていると、ようやくそれが収まる。
「ふぅ……ようやく収まったわい。くわえたまま口を窄めて、尿道に残った分も吸い取るんじゃ」
「ん……ちゅるるうううううう……ちゅぽんっ♡」
言われた通りに尿道に残っていた精液も吸い取る。
ダマになって繊維状になっているほどの濃い精液を何度も咀嚼して噛み切ると少しずつ飲み込んでいく。
吐き出すなどという選択肢は存在しなかった。
ヒカリも絶頂の余韻が去ってようやく体が動くようになったので体を起こすが、その瞬間に彼女はゲスベルの肉棒を見てしまった。
射精した直後だというのに勃起したままの肉棒を。
「はぁ……♡ はぁ……♡ す、すごいです……♡ 出したばかりなのに、こんなに大きい……♡」
「う、嘘でしょう……♡ レックスなんて一回出したら休まないとダメなのに……♡」
「それはずいぶんと情けない男であるなぁ? そなたたちのような女ならば、一晩中でも可愛がってやるぞ」
「「ひ、一晩中……♡」」
ゲスベルは自分が優秀なオスであるとアピールするように肉棒を見せつけると、ホムラとヒカリはうっとりした表情でそれから目が離せなくなった。
(すごい……心の不満も身体の不満もすっかり消えてます……♡ なんてすごいお方……♡)
(もう自分に嘘を付けない……♡ 目の前にいるのはレックスよりも遥かに優秀なオスだって私もホムラも認めちゃってるわ……♡)
二人が顔を見合わせると、レックスの笑顔が頭に浮かんだ。
しかしすぐにそれは消えてしまう。自分たちの本当のドライバーが……仕えるべき主人が誰なのかを気が付いてしまったからだ。
「「ゲスベル様……今まで申し訳ございませんでした」」
二人がゲスベルに深々と頭を下げる。
全裸で土下座など屈辱的にもほどがある行為だが、今の二人は何のためらいもなくやってのける。
「ほう? それは何に対しての謝罪なのだ?」
「今までの私達の態度や、ゲスベル様の組織を壊滅させてしまった事です」
「メス犬ブレイドの分際でゲスベル様に生意気な態度を取ってしまった事……本当に後悔しています」
「そんな私達にオスとメスの上下関係を教えてくださったことや、女の幸福を教えてくださったことは心から感謝して――」
「信じられぬなぁ。そなたたちはあの小僧を愛しておるのだろう?」
ビクッと二人の身体が震えて慌てて顔をあげた。
「ち、違うんですゲスベル様! あ、あんな奴の事なんて全然好きじゃありません! 私達が愛しているのはゲスベル様だけです!」
「どうか信じてください! レックスみたいな弱いオスにどうして私達が惹かれるとお思いですか! 聡明なゲスベル様でしたらきっとわかって下さるはずです!」
「そ、そうよ! 私達は天の聖杯なんですよ! あんな子供を好きになるわけないわ! ゲスベル様のような偉大なお方に仕えさせてください!」
「ならばどうしてワシの元に来なかったのだ?」
いやらしい笑みを浮かべているゲスベルは、完全にホムラとヒカリの様子を見て楽しんでいた。
二人はどうすればゲスベルの機嫌を損ねずに済むのかと必死に言い訳を考えている。
レックスと共に歩んでしまった事を本気で後悔しているのだ。
「それは……その……! い、今までのあいつとの旅路や過ごしてきた時間は、全てをゲスベル様に捧げるためだったんです!」
ヒカリがパッと花が咲いたような笑顔で叫ぶと、彼女の意図を理解したホムラも笑顔になる。
「私やヒカリちゃんがレックスに告げた想いや言葉は全部偽りです。本当でしたら私達を狙う追っ手を片付けてゲスベル様の元に馳せ参じたかったのです」
「レックスと過ごした時間なんて全部無駄で無意味なものでした。毎日が本当に辛くてゲスベル様の事を想いながら過ごしてたんですよ」
「本来の主であるゲスベル様に奉仕する時間を削ってしまい申し訳なく思っていました。ゲスベル様のことを想い毎日身体を慰めていたので、こうして奉仕させていただいて本当幸せです」
「わ、私だってゲスベル様の事を想いながら毎日オナニーしてたわよ」
「嘘ですよね。私はオナニーしていましたけど、ヒカリちゃんは満足そうな顔でレックスに寄り添って寝ていたじゃないですか」
「私があんな雑魚チンポで満足するわけないでしょ! あ、あれはその……夢の中でゲスベル様に抱いて貰ってたのよ。ホムラだってゲスベル様の元に行きたかったなんて嘘でしょ。ずっとレックスのそばに居たいですってこの前も言ってたじゃない」
「ご、誤解です! あれはゲスベル様に想いを告げるための練習にすぎません。女性一人を満足させられない情けないオスのそばに居たいと思う女なんているはずがないでしょう。ヒカリちゃんだって――」
ホムラとヒカリが口喧嘩を始めてしまったが、それすらもゲスベルにとっては愉快だった。
「そなたたちの気持ちはわかったゆえひとまず黙るがよい。もう少し仲良くせぬか」
「は、はい!」
「申し訳ございませんでしたゲスベル様!」
二人がぴたりと口喧嘩をやめてゲスベルに向き直る。
命令されることがこんなにも気持ちよくて幸せな事だと二人は初めて知った。
「とはいえそなたたちがどう思っていようと、ワシの元に来なかったのは事実。これは許すことが出来ぬなぁ」
「え……」
「そん……な……」
ホムラとヒカリの顔がどんどん青ざめていく。
自分が仕えるべき本当の主人を見つけたというのに、このままでは捨てられると思っているからだ。
それと同時にどこか納得している自分もいる。ゲスベルに刃向かったなど本来は許されるべきことではない。命を持ってしても償いきれない。償いようのない罪を犯してしまったのだから、捨てられるのも当然なのだ。
二人にとってゲスベルとはそれほどまでに大きな存在になってしまったのだから。
(ゲスベル様のおそばにいることのできない人生なんて……)
(私にはもう……生きる理由がなくなっちゃったわ……)
二人が俯いて項垂れる。その顔からは完全に生気が消えており、目からは光も失われていた。
絶望という言葉がこれほどしっくりくる表情は存在しないだろう。
せめて自分の命を絶って少しでもゲスベルに償おうと二人が考えた瞬間……
「しかし……あの小僧と共にいたことで、一つの存在であったそなたたちが別々の存在になったのは事実か」
その言葉に二人の目に光が宿る。
恐る恐る顔をあげると、ゲスベルは下卑た笑みを浮かべていた。
「手に入るブレイドが増えたと考えれば、そなたたちを小僧に預けていた時間も無駄ではなかったかもしれんなぁ。ふむ……良かろう。この度は特別に不問とする」
「ほ、本当ですか?」
「ゲスベル様ぁ……」
「ワシに二言はない。ただし今回だけじゃ。ワシのブレイドになりたければ、今後はワシに仕えてワシだけに奉仕するのだぞ」
ゲスベルが勃起したままの肉棒を突き出してくる。
彼の言葉にホムラとヒカリは涙が出そうになっていたが、これ以上無様な姿を見せるわけにはいかないのでぐっとこらえると、もう一度深々と頭を下げて土下座した。
「ありがとうございますゲスベル様。私達のような許されざる罪人へのご慈悲……改めてゲスベル様の器の大きさを理解しました」
「もう二度とゲスベル様に逆らいません。あなたの命令でしたらどんなことでもします。一生懸命奉仕させていただきます」
「うむ。期待しておるぞ」
その寛大な態度にホムラとヒカリの胸が高鳴っていく。
自分達は本来ならば誰であろうと止められない強さを誇る天の聖杯であり、全てのブレイドの頂点に立つ存在と言っても過言ではない。
そんな自分たちを言葉と肉棒のみで完全に支配してしまったゲスベルの姿に、二人はさらにときめいてしまう。
どうしてこんなにも魅力的な男がいるのにレックスのような弱いオスに靡いてしまったのか理解できず、昨日までの自分を斬り捨てたい気分だった。
うっとりとした表情で、そして今度は何も言われていないのに自分の意志で肉棒に顔を近づけていく。
「「私達はゲスベル様に永遠の忠誠を誓います――ちゅ♡」」
二人同時に肉棒に口付けをして忠誠を誓うと、ホムラとヒカリは自分が別の存在に生まれ変わったような感覚だった。
名残惜しさを感じながら唇を離すと、勃起している肉棒に奉仕しなければいけないという使命感が生まれる。
「ゲスベル様も裸になってください♡」
「私達が手伝います♡」
二人がゲスベルの服を脱がせ始める。レックスとは全く違う身体だが、ありとあらゆる要素がレックスよりも魅力的に見える。
「すごく逞しいお体ですね♡ レックスとは比べ物にならないほど素敵です♡」
「もちろんアソコも立派です♡ アイツの雑魚チンポなんかとは比べるのも失礼ですね♡」
レックスを貶しながら服を脱がせていく二人に、ゲスベルは満足そうな笑みを浮かべる。
「まずはヒカリから抱いてやろう。メス犬の体勢になるのだ」
「っ♡ は、はい♡ ありがとうございます♡」
ヒカリが大喜びでベッドに四つん這いになると、尻をゲスベルに向けてメス犬の体勢になった。
秘部からは愛液がすでに溢れており、すぐに挿入しても問題ないレベルになっている。
「はぁ……♡ はぁ……♡ ゲスベル様ぁ♡ 私の準備はできています♡ ゲスベル様の逞しいチンポを私に入れてください♡」
「クク……よかろう。あの小僧との格の違いを教え込んでやるわい」
「嬉しいです――んあっ♡ ひあ――んああああっ♡」
めりめりっと鈍い音がしてヒカリの中に肉棒が挿入された。
背筋がピンっと伸びて身体が強張る。自分の中に入って来るものが余りにも大きすぎて、裂けてしまうのではないかと思うほどだ。
それはレックスがたどり着かなかった場所までやすやすとたどり着き、一番奥にコツンっと当たった。
「んああああっ♡ ふああああああああああああっ♡」
肉棒を根元まで挿入されただけでヒカリが絶頂してしまう。
口をパクパクさせたまま何も考えられなくなるが、膣内に入っているものがレックスと同じものだとは全く思えなかった。
「な、なにこれ――んひいいっ♡ こ、こんなの知らない♡ あああっ♡ お、大きすぎて――ふあっ♡ ひあああああっ♡」
ヒカリの尻をがっちりと掴んだままゲスベルが腰を振り始める。
まるで処女の穴のようにキツイ膣内をじっくりとほぐすように、突くだけではなく円を描くように動かして拡張していく。
「なかなか具合がいい穴だが、奥の方は随分と硬いな。小僧はここまで届かなかったのか?」
「んあっ♡ ああああっ♡ と、届きませんでした♡ レックスと全然違う♡ す、すごい♡ 太くて硬くて熱くて――な、長くてっ♡ すごすぎます♡ ふああああっ♡」
「ずいぶんと乱れているな。ホムラ、そなたもこちらに来い。まとめて可愛がってやる」
「ありがとうございます♡」
ホムラがゲスベルの右側に寄り添うと、ゲスベルは彼女を右腕で抱き寄せて乳房を揉みしだいた。
たわわに実った乳房をぐにぐにと揉みしだくと、ホムラの口から甘い声が盛れる。
「ふあああっ♡ あんっ♡ ステキですゲスベル様♡ ひあああっ♡ やっぱりレックスと全然違います♡ 逞しい手で触れてもらうのが、気持ちよくて幸せです♡ んああっ♡ ひあああっ♡ んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡」
ホムラを抱き寄せたまま彼女の唇を奪う。
それだけではなくうなじや胸元にもキスの雨を降らせて、彼女の甘い匂いも堪能していく。
唇を強く押し付け合って瑞々しさと柔らかさを楽しんだ後は、舌を差し込んで口の中を蹂躙していく。
(ああっ♡ すごいですゲスベル様♡ 本当にレックスとはぜんぜん違います♡ こちらのキスの方がすごい♡ あああっ♡)
挿入されたわけでもないのにイキそうになっているが、ホムラはもはや驚くことはない。
レックスには不可能でもゲスベルならばたやすいことだと知っているからだ。
ホムラの身体の柔らかさを楽しみながらも、ヒカリを蹂躙する手も緩めない。
彼女の身体を起こさせると抱えどりにして、左手でヒカリの乳房を揉みしだきながら腰を打ち付ける。
「んひいいいっ♡ もっと♡ もっとしてくださいゲスベル様ぁ♡ あんっ♡ き、気持ちいい♡ 気持ちいいのぉっ♡ なんでこんなに――ああああっ♡」
「あの小僧とワシを同じに考えるでないわ」
「あんっ♡ ごめんなさい♡ ですがやっぱりゲスベル様は素敵過ぎます♡ ふああっ♡ まさしく全てのドライバーを統べるのにふさわしいお方です♡ あああっ♡ ひあああっ♡」
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ ヒカリちゃんの言う通りです♡ あんっ♡ レックスなどとは格が違い過ぎます♡ ちゅるるうう♡ れりゅうう♡」
「レックスなんて偶々私達を手に入れただけの男です♡ 私達みたいな強力なブレイドがいないと何の役にも立ちません♡ それに比べてゲスベル様は、チンポだけで私達を屈服させることも支配することもできるすごいお方です♡ ふああっ♡ ひあああっ♡」
ホムラとヒカリの胸を握りつぶすほど強く揉みしだきながらスパートをかけていく。
ヒカリのうなじに吸い付いてキスマークを付けて、ホムラのうなじにも同じように痕を残していく。
肉棒が一回り大きくなって震え始めると、ヒカリの膣がキュッと締まって肉棒に絡みついた。
「あんっ♡ 出してくださいゲスベル様ぁ♡ ゲスベル様の優秀な遺伝子を私に下さい♡ レックスみたいな負け犬の遺伝子なんかとか格が違うザーメンを注いでっ♡ ふあっ♡ んひいいい♡」
「れりゅうう♡ じゅるるうう♡ 私からもお願いしますゲスベル様♡ ちゅっ♡ あなた様の遺伝子でレックスの痕跡を完全に消してあげてください♡ ちゅるるうう♡ ヒカリちゃんの身体をゲスベル様専用に作り替えてください♡」
「よかろう。ワシの子種を受け取るがよいわ……!」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「ひああああああっ♡ あ、熱いのが広がってる♡ お腹がやけどしちゃう♡ んあああああああああああっ♡」
マグマのような精液を子宮に注がれてヒカリが絶頂した。
中に出されている感覚がはっきりとわかり、一番大切な部分をゲスベルにマーキングされている感覚だった。
優秀なオスの遺伝子を注がれるというメスにだけ許された幸せを堪能しながら、ヒカリは何度も絶頂してしまう。
「すごいっ♡ レックスなんかと全然違う♡ ふあああっ♡ し、幸せすぎておかしくなっちゃう♡ あんっ♡ ひああああああっ♡」
ヒカリに腰をグイグイと押し付けて、ホムラを抱き寄せてキスをしながらゲスベルは思う存分精液を放出していく。
満足気な表情でヒカリから肉棒を抜くと、最後の一滴が放たれて彼女の尻に付着した。
ごぽっと大量の精液が膣からあふれさせながらヒカリがベッドにうつぶせになる。
「あ――んひっ♡ ゲスベル様ぁ♡」
幸せそうな表情の光は半分意識が飛んでしまっていた。
次は自分の番だとホムラが期待するが、ゲスベルはホムラを抱こうとはしないでベッドに仰向けになってしまう。
「はぁ……♡ ゲスベル様の……まだ大きいままですね♡」
勃起したままの肉棒を見て、自分が何をすればいいのかホムラは理解していた。
彼女はゲスベルに跨ると、騎乗位で挿入する体勢になる。
「天の聖杯がワシに跨って奉仕してくれるとは……たまらんなぁ」
「ふふ、そんなことをおっしゃらないでください♡ 天の聖杯などゲスベル様の前ではただの女です♡ 誠心誠意ご奉仕させていただきます♡ ん――ふあっ♡ お、大きい――ひああああああっ♡」
ホムラがゆっくりと腰を下ろして肉棒を受け入れようとしたが、あまりの大きさで亀頭が入っただけで力が抜けてしまい、一気に根元まで受け入れてしまった。
先ほどの光と同じように、背筋がピンっと伸びで口をパクパクさせている。
天井を仰いだまま視界の隅で何度も火花が散っていたホムラは、奉仕しなければいけないという使命感で動き始める。
「あ――あんっ♡ ふあっ♡ ひあああああっ♡ い、いかがですかゲスベル様♡ ふあっ♡ あああっ♡」
「悪くはないな。そのまま続けるのだ」
「あひいいっ♡ か、かしこまりました♡ んっ♡ ふあああっ♡」
悪くはないと言いながらゲスベルは最高の気分だった。
ヒカリと同じで奥の方は固さが残っている膣内をほぐしていく快感。元々締まりがよい名器なので、それを自分好みの穴にしていく優越感もたまらない。
スタイル抜群の美少女であるホムラが、蕩けきった表情で腰を振っている姿もゲスベルを興奮させる。
巨乳が激しく揺れるのもたまらないのだが、急に視界が真っ暗になった。
「ゲスベル様♡ 私の胸も堪能してください♡ んっ♡ ふあああっ♡」
絶頂から回復したヒカリが、ゲスベルの顔に自分の胸を乗せてきたのだ。
さきほども掌で堪能した柔らかくて温かい乳房と、今度は顔全体で堪能していく。
ヒカリはむにゅむにゅと何度も乳房を押し付けてくるので、ゲスベルは乳房を舐めまわして乳首もしゃぶっていく。
「ふあっ♡ ひあああっ♡ そんなに舐められたら――んっ♡ 息もくすぐったいです♡ ふあああっ♡ ゲスベル様に使ってもらうために大きくなった胸ですから、お好きに使ってくださいね♡」
「小僧の事はもういいのか?」
「あんっ♡ ふあああっ♡ もう二度とレックスなんかには触らせません♡ 奉仕も絶対にしません♡ ふあっ♡ ああああっ♡ こ、こんなにも素敵なペニスを味わってしまったら、レックスの小さなペニスじゃ感じることなんてできません♡」
「ホムラの言う通りです♡ んっ♡ あんな雑魚チンポは存在価値なんて一切ありません♡」
「んひいいいいっ♡ 二回も出しているのに硬いままなんて素敵です♡ ふあああっ♡ レックスは一度出したら休憩しないとダメだったんですよ♡ 情けないにもほどがあります♡ ふあああっ♡ ひあああああっ♡」
レックスを貶しながら自分に奉仕する二人に優越感を覚えていると、ゲスベルに三度目の射精感が込みあがってきた。
それと同時にヒカリが乳房を離したために視界が明るくなる。その代わりにうっとりしているヒカリの顔が視界に入ってきた。
ヒカリはゲスベルに唇を重ねると、情熱的に舌を絡めるキスを始める。彼女を抱きよせて胸を揉みながら、ゲスベルも舌を絡めてキスに応える。
お互いの唾液を交換し合うようなキスを続けながら、ホムラの奉仕に身を任せて子宮に精液を注ぐ準備をしていく。
「ちゅっ♡ れりゅううう♡ ゲスベル様♡ 好き♡ 大好きです♡ 貴方がいない人生なんてもう考えられません♡ 迎えに来てくれてありがとうございます♡」
「ふああっ♡ んああああっ♡ 愛しています♡ ゲスベル様だけを一生愛し抜きます♡ 私達は貴方のモノです♡ 全てのドライバーはゲスベル様のモノです♡ ふあああっ♡ ひあああああっ♡ 私の中で大きくなっています♡ んああっ♡」
膣内で肉棒が一回り大きくなって震え始めたのを感じ取ると、ホムラも腰を激しく振ってラストスパートをかけた。
ヒカリもキスをさらに激しくしていき、身体をゲスベルに強く密着させる。
二人の天の聖杯による愛情たっぷりの奉仕に身を任せながら、ゲスベルは射精感に抗うことなく身を任せる。
「ふああああっ♡ 出してください♡ ゲスベル様の優秀な遺伝子を下さい♡ ああああっ♡」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「ひあああああああっ♡ ゲスベル様のがたくさん出てます♡ イクっ♡ イッちゃう♡ んあああああああああああっ♡」
もう一人の天の聖杯の子宮にもゲスベルの精液が注がれていく。
今まで感じたこともないほどの快感と多幸感でホムラが何度も絶頂する。
彼女もまたレックスとの行為では絶対に感じることのできなかった幸福をゲスベルによって教え込まれてしまったのだ。
「ちゅるるるう♡ れりゅううう♡ 好きっ♡ 好き好きっ♡ 大好きぃ♡」
「愛しています♡ ゲスベル様っ♡ ああっ♡ ふああああああああああああっ♡」
ゲスベルが最高に気持ちいい射精を終えると、ホムラのバランスが崩れて前のめりに倒れそうになってしまう。
肉棒を抜くとゲスベルの右側に寄り添うように倒れこむ。
反対側にはヒカリが寄り添っているので、ゲスベルは右にはホムラを、左にはヒカリを抱き寄せてセックスの余韻に浸る。
「はぁ……♡ はぁ……♡ ゲスベル様……お疲れ様でした♡」
「こんなにも気持ちよくて幸せなセックスは初めてです♡」
「何を終わった気になっておるのだ? 一晩中可愛がってやると言ったであろう」
ホムラとヒカリがポカンとするが、そこで初めてゲスベルの肉棒が勃起したままだという事に気が付いた。
「すごい……本当にレックスとは格が違うのですね♡」
「やっぱりゲスベル様こそが私達の唯一の主です♡ レックスみたいな情けないオスはマスタードライバーにふさわしくありません♡」
「そうですね♡ マスタードライバーはゲスベル様にこそふさわしいです♡ あとで権限の移行を行いましょう♡ ですが今は……♡」
「ご奉仕の続きね♡」
二人が勃起したままの肉棒を手で扱き、ゲスベルの乳首を舐めて奉仕を行っていく。
「ちゅるるうう♡ れりゅううう♡ たくさん気持ちよくして差し上げますね♡」
「あなたのブレイドとして……じゃなくて、女としての務めを果たさせてください♡」
ゲスベルは下卑た笑みを浮かべながら二人の奉仕に身を任せるのだった。
その後も三人のセックスは続き、レックスのことなど完全にどうでもよくなったホムラとヒカリは、自分たちの本当の主とのセックスに溺れていくのだった。
◇
ホムラとヒカリのためにも仕事を頑張らなければいけないという一心でレックスは傭兵団として頑張っている。
仕事にだいぶ慣れてきたのだが、遠出をして家をしばらく留守にすることだけは何度やっても慣れることがなかった。
二人の寂しそうな顔には心が痛むし、何よりも自分も二人と離れるのは寂しい。
だというのにまたもやレックスは遠出で家を空けることになってしまった。
「レックス。忘れ物などはないですよね」
「昨日もちゃんと確認したから問題ないはずよ。ほら、急がないと遅れるわ」
ニコニコと微笑む二人にレックスが違和感を覚える。
彼女達の表情からは寂しさなどを一切感じることがなかったからだ。
それにどことなく愛想笑いに思えてしまうのはなぜだろうか。
遠出の準備もヒカリが数日前に荷物を纏めてくれて完璧に済ませてくれているので忘れ物はない。
あとはいつも通りホムラのお手製のお弁当を貰うだけだ。
「レックス。これは昼食です」
「ありが――え?」
ホムラが手渡してきたのは手作りの弁当ではなく市販の携帯食だった。
腹持ちも栄養も問題ないとはいえ、いつも弁当を作ってくれるはずなのに今日はどうしたのだろうと首をかしげてしまう。
昨日ホムラは夕食が終わった後も料理をしていたし、今朝も何かを作っていたので、レックスはてっきりそれが弁当のおかずだと思っていたのだ。
「早くいかないと遅れますよ」
「いや……でもまだだいぶ時間に余裕があるじゃないか」
「遅れたら示しがつかないでしょ。頑張ってきなさい」
「う、うん。それじゃあ行ってくるよ」
携帯食を受け取ってレックスが仕事に向かう。振り返ると二人は笑顔で手を振ってくれていた。
(そういえば今回はキスしてくれないのか……)
遠出をする際にはいつも二人といってらっしゃいのキスをするのに、今回はそれがなかった。
心にモヤモヤとした嫌な感情が込み上げて来てしまう。そのモヤモヤが消えないままでレックスは仕事に向かうのだった。
そして彼を見送ったホムラとヒカリは……
「行ったみたいですね。ヒカリちゃん、すぐに準備をしましょう」
「わかってるわよ。全く、もっと早くいけばよかったのに……」
ホムラとヒカリが家の中に入るとすぐに動き始めた。
ホムラは料理の続きをして、ヒカリは掃除やベッドメイクを完璧にこなす。
30分ほどして玄関のベルが鳴ると、二人は急いで玄関に向かった。
ホムラが扉を開くと、そこには二人が最も会いたかった人物が立っていた。
二人の本当のご主人様であるゲスベルだ。
二人は彼を早く出迎えたくてレックスを送り出したのだ。
ホムラは数日前からゲスベルをもてなすための料理を作り、レックスに渡す弁当は市販の携帯食で済ませた。
ヒカリは数日前にレックスの遠出の支度を済ませて、今日までゲスベルを迎え入れるために掃除などを完璧に済ませた。
全てはレックスが帰ってくるまで、ゲスベルとの逢瀬を楽しむためだ。
「出迎えご苦労」
下卑た笑みを浮かべているゲスベルはすでに股間を膨らませている。
服の上からでもはっきりとわかる巨根。レックスとは格の違うオスの象徴に、二人がうっとりした表情になって彼の前に跪く。
「「おかえりなさいませゲスベル様♡ ん――ちゅ♡」」
ズボンの上から勃起している肉棒にキスをして、二人は本当の主を迎え入れるのだった。