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「ユウキくん! 次はあっちの方に行ってみましょう! すごくいい匂いがしてお腹が減ってきちゃいました~」


 水着のペコリーヌが満面の笑みで砂浜を駆けまわり、ユウキが息を切らせながら彼女を追いかける。

 熱い日差しの中だというのにペコリーヌは元気いっぱいといった様子だが、ユウキはだんだんと疲れてきていた。

 するとそれまではしゃいでいたペコリーヌが心配そうな表情になってユウキの顔を覗き込む。


「もしかして疲れちゃいましたか? あっちの日陰の方でちょっと休憩しながらごはんを食べましょうか? それとも海の家に入ってごはんを食べますか?」

「大丈夫。海の屋台を制覇するって約束したから」

「それはそうですけど……やっぱりユウキくんの身体が心配ですから日陰に行きましょう。具合が悪いとごはんを美味しく食べられませんからね」


 ペコリーヌがユウキの手を引っ張って日陰に連れていく。

 日光が遮られているだけで随分と涼しく感じるほど今日は熱い事にペコリーヌは初めて気づいた。

 先ほど買ったジュースを二人で飲みながらまったりとした時間を過ごす。


(うーん……いくらユウキくんとデートだからってちょっとはしゃぎ過ぎちゃったかもしれませんね。二人で一緒に想い出を作りたいのに、これじゃあわたしが美味しいものをいっぱい食べてるだけです……)


 ペコリーヌ反省しながらため息をつくと、ユウキが気にしなくていいと言いたげな表情でたこ焼きを差し出してきた。

 二人は今休日を利用して、とあるリゾート地に一泊二日の旅行に来ているのだ。

 海で泳ぐのを楽しみながら近くの屋台を制覇するつもりで食べ歩いていたのだが、どうやらペコリーヌの体力にユウキがついてこれなくなったらしい。

 屋台の制覇はしたいが、ユウキと一緒に美味しく食べることが出来なければまったく意味がない。

 恋人である彼が楽しくないとペコリーヌも楽しくないからだ。


「後で焼きそば買ってくるね」

「ここの焼きそばは種類が豊富らしいですからね。まだ一種類しか食べていません。それと海の家でラーメンも食べましょう」


 二人は休憩しながら今後の予定を話し始める。

 疲れているとはいえペコリーヌと一泊二日の旅行というのはユウキにとっても非常に楽しいものであり、話しているだけで彼の体力は回復しているようなものだ。

 ジュースを飲み終えた頃には、ユウキもすっかり元気になっていた。


「そろそろ行こう」

「本当に大丈夫ですか? なんならわたしが買ってきますから、ユウキくんは休んでいてもいいですよ」

「僕が買ってくるから、ペコさんが待ってて。冷めないうちに食べてほしい」


 ユウキはジュースを飲み終えたとはいえ、ペコリーヌのたこ焼きはまだ残っている。

 確かに冷める前に食べたほうが美味しいのだが、今のユウキを一人にするのは少し不安だった。


「大丈夫。僕に任せて」


 得意気に胸を張る彼を見ると、ペコリーヌは自然に笑みがこぼれてしまう。

 まるで恋人としていいところを見せたいと背伸びをしているように感じてしまった。

 そんな彼が可愛く思えると同時に恋人に甘えたいという気持ちもこみあがってくる。


「それじゃあお任せしちゃいます。待ってますねごはん王子☆」


 ユウキが食べ物を買いに向かうと、その背中を見送りながらペコリーヌがたこ焼きを頬張る。


「やっぱり優しいですね~。ユウキくんのああいう所が大好きです……♡」


 ペコリーヌはユウキと恋人同士になれたことを改めて嬉しく思いながらたこ焼きとジュースをあっという間に平らげてしまった。

 それ故にすることが無くなってしまいボーっとしていることしかできない。ユウキはどこまで買いに行ったのか全く姿が見えないので、こうなったら自分も買いに行こうかと考え始める。


「だけどユウキくんが帰ってきた時にわたしが居なかったらびっくりしちゃいますよね……やっぱりここで待っていた方が――」

「すいませーん、ちょっといいっすかー?」

「え?」


 俯いていたペコリーヌが声をかけられたので顔を上げると、そこには見覚えのない男が立っていた。

 肌が真っ黒に焼けている金髪の男性であり、一目でチャラついた印象を受けてしまう。

 まさかナンパだろうかと警戒してペコリーヌの表情が曇るが、チャラ男はニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべてしゃがみ込んでくる。


「俯いてたけどもしかしてどこか具合が悪いんすか?」

「え? いえ、大丈夫です。食べ物を買いに行ってくれている彼を待っているだけなので気にしないでください」


 ナンパを警戒して待ち合わせだと強調するが、ペコリーヌは内心ドキドキしてしまう。


(ユウキくんのことを彼って言っちゃいました……♡)


 恋人同士なので何も間違っていないのだが、誰かに彼氏というと胸が高鳴ってしまうのだ。


「さっきまで隣にいた人っすか。せっかくなら二人に感想聞きたかったけど……まぁお姉さんだけでいいか」

「えっと……なんのことですか?」

「すんません。実は浜辺で屋台をやってるんすけど、新作ジュースをお試しで配って感想を聞いてるんすよ。カップル向けなんでいろんなカップルを中心に配ってるんす。もしよかったらおひとつどうっすか?」

「新作ジュースのお試しですか? うわぁい、ぜひいただきます!」


 あらゆる警戒心が吹き飛んだペコリーヌが満面の笑みを浮かべながらチャラ男からジュースを受け取る。

 透明感溢れる海のような青い色。ペコリーヌから見てもおしゃれなので、カップル向けというのも頷ける。


「何のジュースなんですか?」

「それは飲んでのお楽しみっす」

「なるほどなるほど。それじゃあいただきま~す」


 ストローでジュースを一口飲むと、スッキリした甘さが口の中いっぱいに広がっていく。

 炭酸なども入っていないようで、誰でもゴクゴク飲めるタイプのジュースのようだ。


「飲みやすくてすごく美味しいで――きゅう~……」


 味の感想を伝えようとすると、なぜか急激に眠気が込みあがってくる。

 ペコリーヌがそのまま横にぱたりと倒れてしまうと、チャラ男があわててペコリーヌの身体をゆすり始めた。


「大丈夫っすか? う~ん、こりゃ休めるところに運んだ方がいいな」


 口では心配しているようなことを言っているが、ペコリーヌからは彼が下卑た笑みを浮かべているのが丸見えだった。


(もしかしてジュースに睡眠薬を……ユ、ユウキ……くん……)


 チャラ男にお姫様っこで抱え上げられた瞬間に、ペコリーヌの意識は完全に閉じてしまった。



(あぁ……なんだかすごく気持ちいい……♡)


 全身をまさぐられているような感覚と共にペコリーヌの意識が浮上していく。

 まるでユウキに愛撫されている時と同じ……ではなく、今の方が遥かに気持ちいい。


(あんっ♡ すごいですユウキくん♡ いつのまにこんなに上手になったんですか♡ んっ♡ おててだけで女の子をこんなに気持ちよくしちゃうなんて、わたしの恋人はやばいですね♡)

(そんなに気持ちいいのか?)

(はい♡ いつもよりもワイルドで男らしい感じがしてカッコいいです♡ 本当に逞しくなりましたね♡ んあっ♡ そんなあなただから――え?)


 ユウキの声が聞こえた気がしたのだが、よく聞けば全く別の声だ。

 口調が違うことにくわえて、彼の声は誰かをバカにするような声色でもない。

 その違和感を感じ取った瞬間にペコリーヌの意識が一気に回復して目を開ける。


「ここは……?」


 目を開くとそこは知らない天上だった。

 ふかふかのベッドに寝かされていること、そして自分の身体が見知らぬ男にまさぐられている事にすぐ気づく。


「なっ、何をしているんですか――ふあっ♡ は、離れてくださいっ! あんっ♡ ふあああっ♡」

「やっと目を覚ましたのかよ。へへ、眠っている顔もメチャクチャ可愛かったぜペコちゃん」

「あなたはさっきの――あんっ♡ い、いやですっ♡ どいてください――あああああっ♡」


 ペコリーヌの身体に触れているのは先ほどジュースを渡してきたチャラ男だった。

 どうやら睡眠薬入りのジュースでペコリーヌを眠らせた後に、ホテルの一室に連れ込んだらしい。

 彼はペコリーヌに覆いかぶさって彼女の水着をたくし上げると、仰向けになっても形の崩れない極上の巨乳を両手で揉みしだいている。

 指を何度も食い込ませながら乳輪と乳首をしゃぶっており、唾液で乳房をマーキングしているようだった。


「反応がなくても楽しめる顔と身体をしている女は久しぶりだったけど、やっぱり起きてる方がいいよな。たっぷり楽しもうぜ」

「ふ、ふざけないでくださいっ! こんなことが許されるはずがありませ――ふああっ♡ ひあああっ♡ お、おっぱい触らないで♡ チュパチュパしちゃダメです♡ んあああっ♡」

「ここまで来たんだから楽しんだ方が得だろ? クーラーのきいたホテルでセックスってのがリゾートでの正しい過ごし方だろうが」


 日差しが強い外とは違いここは確かに空調が利いているのでとても涼しくて過ごしやすい。

 だがユウキは暑い砂浜で必死に自分を探しているのだと思うと、ペコリーヌは一刻も早く彼の元に駆け付けたいとしか思えない。


「ふああっ♡ んあっ♡ ど、どうして力が入らないんですか――んっ♡ ふあああっ♡」

「あの薬を飲んだから数時間は力が入らねーよ。うーん、ペコちゃんのおっぱいマジで美味過ぎ! 揉み心地も抜群だし可愛いピンクの乳首が固くなってきてるから、ペコちゃんも感じてるんだよな?」

「んあっ♡ ち、違います♡ あんっ♡ これはただの生理現象――ふあああっ♡ そ、そこは触らないでください♡ 水着の中に手を入れちゃダメです♡ んあああっ♡」


 チャラ男は右手で胸を揉みながら、左手はペコリーヌの秘部に伸ばし始める。

 水着の中に手を入れて秘部に指で触れると、すでに湿っている穴に優しく指を差し込んでいく。

 そして指を曲げて浅い部分を何度も擦って刺激を与えていくと、ペコリーヌは面白いほど簡単に甘い声を出してしまう。


(あ、ありえません♡ どうしてこんなに感じちゃうんですか♡ ふあっ♡ ユ、ユウキくん以外の人に触られても気持ち悪いだけ――ああっ♡ お、おまんこに指が――ふああっ♡)


 ユウキに触られるならともかくチャラ男に触られて感じるのはおかしいとペコリーヌが混乱してしまう。

 考えられるとしたらジュースに媚薬も含まれていたとしか思えない。


「あんっ♡ え、えっちになる薬も入れたんですね――ふあっ♡ ず、ずるいです♡ あああっ♡」

「あの薬にそんな効果はないぜ?」

「う、嘘です♡ だったらどうしてこんなに――んひいいいいいっ♡」


 クリトリスと乳首を同時に指で摘ままれて、ペコリーヌの身体がビクンっと大きく跳ねた。


「どうしてもなにも、ペコちゃんは元々感じやすいって事だろ? あ、もしくは彼氏君が下手過ぎるんじゃね? さっきも寝言でいつのまにこんなに上手になったんですかとか言ってたしな」

「っ♡ ち、ちが――んああああっ♡ ふあああっ♡ そんなにクチュクチュしないでください♡ んあああああああああっ♡」


 チャラ男が秘部に指を二本入れて激しく膣内をかき回していくと、愛液が飛び散ってシーツを汚していく。

 実際にチャラ男が飲ませた薬に媚薬の効果など一切存在しないので、ペコリーヌが感じているのはチャラ男のテクニックによるものだ。

 壊れ物でも扱うように優しく触れてくるユウキとは違い、チャラ男はペコリーヌを壊すかのように乱暴に触れてくる。

 痛みと快楽のギリギリを攻めて来るような荒々しい手つきの前に、ペコリーヌは未知の快感を覚え始めているのだ。


「へへ、いつもより男らしくてワイルドで素敵なんだろ?」

「あああっ♡ ち、違います♡ そんな事――ふあっ♡ ひああああっ♡ も、もっとゆっくり――んああああっ♡」

「ペコちゃんってスゲー感じやすいじゃねーか。彼氏はどれだけセックスが下手なんだよ。オレがイカセまくってやるぜ」


 チャラ男は右手で胸を揉みしだき口は乳首に吸い付く、そして左手は秘部をかき回しながら三ヵ所同時に責めてペコリーヌを絶頂に導こうとしていた。

 今まで感じたことのない大きな快楽に流されてペコリーヌは何も考えられなくなる。

 抵抗することもできずに喘ぎ声をあげて、こみあがってくる絶頂感に身を任せることしかできない。


「ふああああっ♡ も、もう駄目です♡ なにか来ちゃいます――ふあああああああああああああっ♡」


 ぷしゅっとペコリーヌの秘部から潮が噴き出て絶頂する。

 チャラ男は口をパクパクさせながら絶頂の余韻に浸る彼女から手を離すと、水着を脱いで肉棒をさらけ出す。


(あ……んあっ♡ や、やばいです……♡ こんなのを続けられたら、わたしの頭がおかしくなっちゃいます……ひっ♡)


 なんとか逃げようとするペコリーヌが、男の肉棒をまともに見てしまう。

 ユウキの肉棒の3倍以上はあるのではないかと思うほどのチャラ男の肉棒を見た瞬間に、彼女の思考が停止して子宮が疼き始めた。


「な……なんですか……それ……」

「お、やっぱり彼氏は粗チンなんだ? オレのはデカくて入る女が少ないんだけど、ペコちゃんならいける気がするんだよねー」

「む、無理です! そんなにおっきなおちんちんが入るはずありません! わ、わたしの大切な所が裂けちゃいます!」

「大丈夫だって。ほーら、怖くない怖くない」


 手早くゴムを付けたチャラ男がペコリーヌの股を開いて肉棒を彼女の下腹部に乗せる。

 ずっしりとした重さと火傷しそうな熱さを感じてペコリーヌの力が抜けた瞬間に、チャラ男は正常位で挿入を開始した。


「や、やめてください――ふあああっ♡ た、助けてユウキくん! ユウキく――んおっ♡ ふおおおおおおっ♡」


 メリメリッと鈍い音がしてペコリーヌの中に肉棒が入って来る。

 ユウキのモノとは比べ物にならないほどの太さの肉棒を無理矢理入れられたので、内側からみっちりと広げられる圧迫感で息苦しさを感じる。

 そんなペコリーヌの気落ちなど無視してチャラ男は腰を進めていき、あっという間にユウキの肉棒が到達したことのない位置までたどり着いた。


「処女じゃないみたいだけどここから固くなってるな。彼氏が租チンだとペコちゃんもセックスが気持ちよくないだろ? 今日はオレが女の悦びってやつを教えてやるぜ」

「あ――んあっ♡ やめ――んぎいいいいいいいいいいっ♡」


 チャラ男が肉棒の残りを一気に挿入した瞬間、ペコリーヌの下腹部が肉棒の形に盛り上がった。

 亀頭が子宮口にぴったりと密着しており、ぐりぐりと擦られるたびに快楽が全身に駆け巡る。


「おぉ……うっ! 根元まで入った……! ペコちゃんと俺のチンポは相性が抜群だぜ」

「あ……ひああっ♡ ぬ、抜いてください――あんっ♡ や、やばいです――ふおっ♡ あああっ♡」


 処女喪失とは比べ物にならないほどの激痛と、それが霞むほどの快楽と多幸感を覚えてペコリーヌは混乱してしまう。

 好きでもない男に犯されてどうして自分の身体は悦んでいるのか全く理解できない。

 心とは裏腹に身体はチャラ男の事を全く拒んでおらず、むしろ子宮口はよくここまで来てくれたと言わんばかりに亀頭に吸い付いているのがわかる。


「ああああっ♡ わ、わたしの身体――んっ♡ どうしちゃったんですか――ああっ♡ んひいいっ♡ こんなのおかしいです♡ おかしいのに――ふあっ♡ ああああっ♡」

「なにもおかしくねーって。女は強いオスのチンポをぶち込まれると悦ぶようにできてるんだよ。ユウキくんだっけ? そいつとオレの格の違いってのを見せてやるからな」

「い、いや――あんっ♡ ふあああっ♡ 離れてください♡ 動かないで――んああああっ♡」


 チャラ男はペコリーヌに覆いかぶさってベッドに両手をつくと、体重をかけてピストンを開始する。

 彼女の巨乳を揺らすように腰を打ち付けながら、硬さの残る膣内を極太の巨根で蹂躙していく。


「んひいいっ♡ ふああああっ♡ さ、割けちゃいます♡ ああっ♡ おちんちんが暴れて――んっ♡ と、止まってください♡ 痛いです♡ 痛いですってばぁ♡」


 コンドームをしているとは思えないほど熱い肉棒で膣内をかき回され、ペコリーヌ痛みと快楽を同時に感じていた。

 チャラ男の胸に手を当てて突き飛ばそうとしているのだが、力が入らないので彼はびくともしない。

 いや、力が入る状態でも結果は変わらないかもしれない。


(す、すごく固い胸板……ユウキくんと全然違います……)


 改めて気がついたことだが、チャラ男とユウキは身長と体格が全く違う。

 ユウキは165センチあるので156センチのペコリーヌよりは身長が高いのだが、チャラ男は間違いなく180センチ以上ある。

 肌の色は黒く肩幅も広い。ユウキよりも遥かにがっしりした逞しい体型の持ち主であり、固い胸板に触れているだけでユウキとの違いを思い知らされてしまう。


(ほ、本当に同じ男の人なんですか? この人ってもしかして魔族とかじゃ――あんっ♡ で、でも角や尻尾もありませんし――ふあっ♡ あああっ♡ 奥までおちんちんが届いて――あんっ♡)


 チャラ男とユウキの違いを思い知らされながらペコリーヌは膣内を蹂躙され、痛みがどんどん甘い痺れに変わっていくことに気がついた。

 痛みが消えれば残るのは快楽と多幸感のみであり、抗うどころか受け入れようとしている。ペコリーヌは抵抗する力どころか意思まで奪われてしまう。


「オラオラっ! オレのチンポは彼氏より気持ちいいだろ! 正直に言ってみろ!」

「ふああああああっ♡ んああああっ♡ ユ、ユウキくんに比べると、ちっとも気持ちよくなんてないです♡ ふあっ♡ ひああああっ♡ ちょ、調子に乗らないでください♡ ユウキくんとのえっちはもっと幸せで――あんっ♡ お、おっぱいはダメです♡ ダメええええええええっ♡」


 チャラ男はペコリーヌの乳房を両手で揉みしだき、乳首をしゃぶると膣以外の場所もイジメ始めた。

 乳輪に何度も舌を這わせてから乳首を唇で甘噛し、指を何度も乳房に食い込ませて形を変えていく。

 極上の乳房を掌で堪能するだけで興奮が増していき、挿入している肉棒もどんどん固くなる。


「あんっ♡ あああっ♡ おっぱい取れちゃいます♡ あんっ♡ 痛いですから離してください♡ あああっ♡ おちんちんも抜いて――ああああっ♡」


 ペコリーヌはもはや完全に犯されるだけの無力な女になってしまう。

 彼を突き飛ばそうとしていた両手は、いつのまにか胸板に当てているだけになっていた。

 抵抗の意志が完全に消えたことを確認したチャラ男は、一度体を起こすとペコリーヌから肉棒を抜いてしまった。


「はぁ……♡ はぁ……♡ お、お終いですか……♡」

「そんなわけねーだろ。四つん這いになってケツを向けろ」

「っ♡ は、はい♡」


 命令されたペコリーヌが慌てて四つん這いになるとチャラ男に尻を向ける。


(あ、あれ? おかしいですね……どうしてわたしはこんな人の言う事を聞いちゃったんでしょうか……?)


 ペコリーヌが自分の行動に違和感を覚えたのと、チャラ男が彼女に再び挿入したのは全くの同時だった。


「あんっ♡ ふあああああっ♡ また奥まで――んひいいっ♡ こんなワンちゃんみたいな恰好はイヤです♡ いや――あああああああっ♡」


 チャラ男はペコリーヌの両手をつかんで後ろに引っ張りながら、高速ピストンで一気に彼女を屈服させていく。

 優しさの欠片も感じないチャラ男が気持ちよくなるためだけのセックスで、ペコリーヌにオスとメスの上下関係を刻み込んでいく。


「ふあああっ♡ ひ、ひどいです♡ 女の子を乱暴にっ♡ 道具みたいにっ♡ あああっ♡」

「乱暴なセックスの方が気持ちいいんだろうが! それとも彼氏君との退屈なセックスの方がいいのかよ!?」

「あんっ♡ あ、あたりまえで――ふああああっ♡ ダメですってば♡ 本当に壊れちゃいます♡ ああああっ♡ ひあああああああああっ♡」


 腰を打ち付けるたびにペコリーヌの乳房が揺れて乳首が曲線を描く。

 ユウキとするセックスの方が気持ちいいと言い返してやりたいのに、喘ぎ声で言葉が遮られてしまう。

 反論すら許さないほどの暴力的で気持ちいいセックスにペコリーヌの身体は悦び、膣が収縮して肉棒を締め付ける。

 オスとメスの正しい上下関係を心と身体に刻まれていくような感覚を感じながら、ペコリーヌは大きな絶頂感がこみあがってくるのがわかった。


「んひいいいっ♡ も、もっとゆっくりしてください♡ あんっ♡ ああああっ♡」

「だったらどっちのセックスが気持ちいいのか言え!」

「わ、分かりました♡ 言います♡ 言いますからぁ♡ ふあああっ♡ あ、あなたの方が気持ちいいです♡ あなたとするえっちの方がとっても気持ちいいです♡ あああっ♡ ふああああっ♡ い、言いましたよ♡ ゆっくり――あんっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ んむうううううううっ♡」


 チャラ男はペコリーヌを抱きしめると、膝立ちバックでラストスパートをかけていく。

 両手でたわわに実った乳房を揉みしだきながら、ペコリーヌの顔を横向きにして唇を奪う。

 ペコリーヌの全身の柔らかさと温かさを堪能しながら、最高に気持ちいい射精に向けて駆け上がっていく。


「んちゅっ♡ れりゅうう♡ ちゅうはダメです♡ あああっ♡ ちゅるううう♡ こんなキス知りません♡ ああっ♡ ふああああっ♡」

「そろそろ出してやる……! もっとマンコを締めろ! お前もイク時はイクって言え!」

「ちゅるるううう♡ んむううっ♡ ふああああっ♡ も、もう駄目です♡ なにか来ちゃいます♡ 来ちゃう――ふああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んあああああっ♡ 熱いのが出てます♡ わたしの中で膨らんでますっ♡ ひあああああああああっ♡」


 亀頭と子宮口を完全に密着しての射精が行われ、ペコリーヌの子宮の中でコンドームが膨らんでいく。

 快楽と多幸感が全身に広がって絶頂し、ペコリーヌは視界が真っ白になってしまった。

 自分はオスの精液と欲望を受け止めるだけの無力なメスだという事を教え込まれてしまう。


(あぁ……こ、こんなの……本当におかしくなっちゃいます……♡)


 何度も痙攣しながら絶頂するペコリーヌに腰を押し付けながら、チャラ男は最後の一滴まで気持ちよく精液を放出した。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながら唇を離すと、ペコリーヌの身体も離して肉棒を抜き去る。

 全身から力が抜けてしまったペコリーヌはベッドに横向きに倒れると、目を閉じて絶頂の余韻に浸っている。


「はぁ……♡ はぁ……♡ も、もう……駄目です……♡」


 今まで経験したどんな戦闘よりも疲労しているが、その疲労を心地よいと感じてしまう。

 身体が満たされている充実感を覚えながら息を整えていると、チャラ男が彼女の目の前に使用済みコンドームを落とす。


「ほら、見てみろよペコちゃん。こんなにでちまったぜ」

「あ……こ、これって、せーえき……ですよね……」


 ユウキの精液と比べモノにならないほど大量の精液がゴムに入っている。

 濃いオスの匂いをまき散らしているそれを指で突くと、指先には水っぽさなどは感じずに弾力を感じてしまう。


「熱いゼリーみたいです……♡」

「彼氏のと全然違うだろ?」

「は、はい……♡ ユウキくんのはもっと少ないですし、それに水っぽい感じがして……こんなに熱くもありません♡」


 まだ半ば放心状態のペコリーヌは、チャラ男の質問に正直に答えてしまう。

 そんな彼女を満足気に見下ろしながらチャラ男は次のゴムを装着すると、再び彼女に正常位で入れる体勢になった。


「そろそろ二発目だ。股開けよ」

「きゃっ♡ なにを――ひっ♡ ど、どうしておちんちんがおっきなままなんですか――ああっ♡ 擦らないでください♡ ユウキくんは一回出したらふにゃふにゃの可愛いおちんちんに戻るのに――ふああああっ♡」

「ペコちゃん相手に一発で終わるやつがいたら男じゃねーよ。いいから股開け。何回でも気持ちよくしてやるからよ」

「ふああっ♡ ま、待ってください♡ 絶対にダメです♡ もう無理――んああああっ♡ ふあああああっ♡」


 部屋の中にペコリーヌの喘ぎ声が響き始めて、彼女はもう一度チャラ男に犯されるのだった。



「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうう♡ あんっ♡ ふあっ♡ また大きくなってます♡ んっ♡ ふああっ♡」

「ペコちゃんのマンコが名器過ぎてチンポがイライラしっぱなしだぜ。ほら、もっと抱き着いてキスして来いよ。やり方は教えただろ?」

「はい♡ ちゅうう♡ れろぉ♡ ちゅるるうう♡ 舌を絡めて――じゅるるうう♡ はぁ……♡ はぁ……♡ こうですよね♡ れりゅううう♡」


 ペコリーヌが犯され始めてから数時間が経過した頃には、彼女はすっかりチャラ男とのセックスに夢中になっていた。

 最初の方は抵抗していたにもかかわらず、今は抱きしめあった対面座位でセックスをしている。

 ペコリーヌの方からも腰を動かしているだけではなく、積極的にキスをしながら豊満な乳房をチャラ男の胸板に押し付けていた。

 誰が見ても恋人同士としか思えないほどのラブラブセックスに溺れてしまっているのだ。

 ユウキに褒めてもらった水着は、二人分の体液で汚れてチャラ男の匂いが染みついてしまっている。


「ちゅうう♡ じゅるるうう♡ あんっ♡ 教えてもらったキス、すっごく気持ちいいです♡ 一つに溶け合うみたいな感覚がやばいですね♡ もっとギュってしてもいいですか♡」

「好きなだけ抱き着いて来いよ」

「ふああっ♡ おっきな身体で抱きしめてもらうと安心します♡ ふああっ♡ こんな気持ちは初めてです♡ 気持ちよくて、幸せで――ちゅっ♡ れりゅうう♡ ふああっ♡ またイッちゃいます♡ んああああっ♡」


 ユウキよりも遥かに身長が高くて体格もいいチャラ男に抱きしめられる安心感と、ユウキとのセックスでは決して経験できない快楽を同時に感じながらペコリーヌは絶頂に向けて登りつめていく。

 強いオスに甘える安心感が心地よいので逆らえず、ユウキよりもチャラ男の方が優秀なオスなのだとわからされてしまう。

 周囲には使用済みのコンドームが9個も散らばっており、その全てに精液がたっぷりと詰まっていた。

 何回も抱いて貰えることも、自分で気持ちよくなってもらう事も何もかもが嬉しい。

 チャラ男とペコリーヌの間に明確な上下関係が生まれてしまい、ペコリーヌはチャラ男にもっと気持ちよくなってほしい一心で膣を締め付けた。


「あんっ♡ ちゅるるううう♡ イッちゃいます♡ またイッちゃう♡ あああっ♡ んああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んああああっ♡ せーえきいっぱい出てます♡ んむっ♡ んうううううううううっ♡」

 

 お互いの唾液を交換し合うような激しいキスをしながら、ペコリーヌの中でチャラ男の欲望が弾けた。

 子宮の中でゴムが膨らんでいく感覚も10回目であり、何度味わっても飽きることのない大きな快楽をペコリーヌにもたらしている。

 ペコリーヌの柔らかく温かい身体を強く抱きしめながらの射精にチャラ男も完全にハマっており、彼女となら何回でもセックスが出来そうだ。


「はぁ……♡ はぁ……♡ す、すごかったです……♡ ちゅっ♡ あなたのおちんちん……やばいですね♡」

「ペコちゃんの身体が良すぎるんだよ。数時間もぶっ続けでセックスなんて久しぶりだぜ」

「えへへ……わたしは初めてです♡ あ――んあっ♡」


 チャラ男がペコリーヌから肉棒を抜くと、彼女はベッドに仰向けに倒れる。

 コンドームの端を結んでペコリーヌの胸に放り捨てると、ペコリーヌはうっとりした表情でそれを手で弄ぶ。


「こんなに長い時間えっちするなんて思ってもいませんでした――っ! そ、そういえばユウキくん……!」


 セックスの快楽に溺れていたペコリーヌは、今までユウキの事を完全に忘れてしまっていた。

 数時間も犯されていたということは、それだけ彼をほったらかしにしてしまったという事だ。

 彼は間違いなく熱い日差しの中自分を探しているのですぐに帰らなければいけないと思い、ペコリーヌが体を起こす。


「……ユウキくんのところに行かないと」

「あん? まさか帰るつもりか? オレはまだまだやれるぜ」


 チャラ男がそう言って肉棒を見せつけると、彼のモノはまだ勃起したままだった。

 新しいコンドームを装着しようとしている彼女をペコリーヌが慌てて止める。


「も、もう駄目です! ほんとのほんとにこれでお終いですからね! そ、そもそも無理矢理エッチするなんて駄目じゃないですか!」

「へへ、ペコちゃんも気持ちよかっただろ? 途中から彼氏のことなんて忘れてオレとベロチュー交尾してたもんな?」

「~~~~~っ♡ と、とにかくもうお終いです! これ以上は――あんっ♡ ダ、ダメです♡ やめてください♡」


 ベッドに再び押し倒されてしまったペコリーヌは薬の効果が抜けて体に力が入るようになっていた。

 なのでチャラ男を突き飛ばそうとしているのかもしれないが、その手には力が込められておらずそえられているだけだ。

 そのメスはもっと自分に犯されたがっていると確信したチャラ男は、オスとメスの正しい上下関係を完全に刻み込むために肉棒を挿入する。


「んあああっ♡ い、入れないでください♡ ちゅっ♡ ちゅるるううう♡ ダメですってば♡ ダメええっ♡」


 ペコリーヌは挿入とキスを拒むことなく受け入れながら、チャラ男の身体の下で喘ぎ続けるのだった。



 砂浜からは水平線上に日が沈んでいく綺麗な夕焼けが見える。

 恋人同士でこの景色を見ればロマンチックなのかもしれないが、今のペコリーヌの隣にユウキはいない。

 それどころか隣にいるのは自分を犯したチャラ男だった。


「はぁ……♡ はぁ……♡ い、いい加減に離してください――あんっ♡」

「なに言ってんだよ。こんなにフラフラの女をほっとけるわけねーだろ?」

「だ、誰のせいだと思っているんですか……んっ♡ おっぱいから手を離して――ふあっ♡ あああっ♡ み、水着の中に手を入れちゃダメです♡」


 ペコリーヌはチャラ男に肩を抱かれながら歩いており、彼は時々胸を揉んでくる。

 周囲に人はあまりいないとはいえ恥ずかしくてたまらないのだが、彼に支えて貰わないとまともに歩けないのも事実だった。

 ホテルの部屋でのセックスを終えて今度こそユウキの元に帰るつもりだったのだが、一人では歩けないのでチャラ男が付き添っているのだ。

 なんでもペコリーヌ具合が悪いから休んでいたという口裏を合わせてくれるらしい。

 ユウキをほっとくことになった原因はチャラ男なので文句を言いたかったが、口裏を合わせてくれる相手がいるのは確かに助かる。


「それで、彼氏君はどこにいるんだ?」

「ユウキくんは優しいですから、きっとわたしを探し回っています。お外は日差しが強いので、倒れてなければいいんですが――あんっ♡」

「ペコちゃんは涼しい部屋の中だろうと何回も倒れちまったけどな」

「ふあっ♡ おっぱいはダメですってば♡ ダメ――♡」

「ペコさん!」


 名前を呼ばれてペコリーヌが声の方向を向くと、そこには恋人であるユウキの姿があった。

 彼は焼きそばやジュースを大量に持っており、ペコリーヌを見つけると一目散に駆け寄ってくる。


「ユ、ユウキくん……」

「どこに行ってたの?」

「え、えっと……ちょっと具合が悪くなっちゃって、この人に看病してもらってたんです」

「看病してましたー」


 チャラ男がいやらしい笑みをユウキに向けるが、彼はペコリーヌを見つけたことが嬉しいのか気付いていない。


「無事でよかった」

「ユウキくん……」


 安堵している彼の表情を見てペコリーヌの胸がチクリと痛む。

 彼は熱い日差しの中荷物を抱えて一生懸命自分を探してくれたのだとわかる。

 それに引き換え自分は、涼しい部屋の中で他の男と情事に溺れていたのだ。


「いやー、ほんとに具合が悪そうにしてたんで休んでもらってたんだよ。さっきも岩陰で一休みしてたぜ。今も一人じゃ立ってられないみたいでさぁ」


 チャラ男は右腕でペコリーヌの肩を抱き寄せており、スリスリと彼女の肩を撫でている。

 そして左手に何かを持ってくるくると回しているのだが、それは使用済みのコンドームだという事にユウキは気付いていない。

 二人は日が暮れ始める前には砂浜に戻ってきたのだが、チャラ男がペコリーヌを岩陰に連れ込んで犯し始めたのだ。

 岩に手を突いた立ちバックで2回も犯されて、ペコリーヌは足がガクガクになっている。


(な、なんてものを振り回しているんですか!)

(海にゴミを捨てちゃ駄目だろ?)

(それはそうですけど――か、貸してください!)


 ペコリーヌはチャラ男からゴムをひったくると、腕をさっと後ろに回してユウキからゴムを隠してしまった。

 ゴムが見つかったらまずいと言うのはその通りなのだが、ペコリーヌは自分の格好もかなりまずいと言う事に気付いていない。

 水着は胸元のリボンが解けかけており、下は思い切りズレて変になってしまっている。

 結ってあった髪は解けてボサボサになっているだけではなく、首筋にはキスマークまで付けられているのだ。

 何よりも彼女の表情は快楽の余韻が残っており、口元からは涎が垂れてしまっている。

 わかる人が見れば「一発ヤッてきた」という事がすぐにバレてしまうのだが、ユウキは鈍いので気づかないようだ。


「ペコさん、部屋に戻ろう」

「そ、そうですね。今日は疲れたので――っ♡ ~~~~~っ♡」


 ペコリーヌの尻に水着越しに硬くて熱いものが押し付けられる。

 それがチャラ男の肉棒だと理解した瞬間に、ペコリーヌの子宮がありえないほど疼き始めた。

 10発以上出したのにガチガチに勃起している凄まじい精力を持つ、ユウキよりも遥かに格上のオスにもっと抱かれたいと身体が叫んでいるのがわかる。

 ユウキがきょとんとした顔で見ている事にも気付かないで、ペコリーヌは自分からもチャラ男の肉棒に尻を押し付けてしまう。


「ペコちゃん、まだ具合が悪いのか? なんだったら今日はホテルの医務室でゆっくり休んだ方がいいぜ」


 チャラ男の言葉にペコリーヌはビクッと身体を震わせた。

 その言葉に頷いてしまえばどうなるのかは簡単に理解できるのだが、彼女はもう自分の欲望に逆らえない。

 強いオスに抱かれる悦びを知ってしまったペコリーヌは、ユウキよりもチャラ男を優先して考えてしまう。


「……そ、そうですね……そのほうがいいかもしれません……♡」

「決まりだな。それならオレが医務室まで送ってやるよ」


 チャラ男が右手でペコリーヌの肩を抱くとその場から去ろうとするので、ユウキが慌てて二人を止める。


「僕も行くよ」

「んっ♡ ユ、ユウキくんはお部屋に戻ってください♡ あ、明日になったらきっと元気になりますから――んっ♡ せっかくのバカンスなんですから、楽しんでくださいね♡」


 ペコリーヌはユウキが見たこともない表情で妖しく微笑んでいる。

 彼女の左手はチャラ男の股間に伸びており、ガチガチに勃起している肉棒をためらいがちに撫でているのだが、心配そうな顔でペコリーヌの顔ばかり見ているユウキは気付かない。


「やっぱり僕も行くよ」

「だ、駄目です! ユウキくんはそれを食べて――んあっ♡」

「彼氏さん、心配なのはわかるけどペコちゃんの体調を考えてゆっくり休ませてやれよ。彼氏と一緒だといちゃついて休めないだろうし、彼氏さんの具合まで悪くなったらペコちゃんが責任感じちゃうぜ?」

「そ、そうですよ。そう言う事ですから、ユウキくんはお部屋に戻ってくださいね……んっ♡」


 そう言うなり二人は今度こそその場から去っていく。

 ユウキはしかたなく冷めきった大量の食べ物を持ったまま自分の部屋に帰ると、一人で寂しい夜を過ごすことになるのだった。



 ユウキと別れてからペコリーヌとチャラ男は、医務室という名の先ほどの部屋に戻ってきていた。

 ここに来るまでチャラ男はずっとペコリーヌの肩を抱いており、ペコリーヌはチャラ男の肉棒を撫でている。

 最初はためらいがちだったが部屋に着くころには積極的に手を動かしており、早く入れてほしくてたまらなくなっていた。

 そして部屋に戻った瞬間に、彼女の理性は限界を迎えると、チャラ男に抱き着いて自分から唇を重ねてきたのだ。


「んちゅっ♡ ちゅるるううう♡ お、お願いします♡ えっちしてください♡ もう我慢できません♡ ちゅるるうう♡」


 必死に背伸びをしてチャラ男に胸や唇を押し付けてあなたが欲しいですと全身で媚びるのだが、チャラ男はいやらしい笑みを浮かべたまま何もしない。

 先ほどまでの彼ならペコリーヌを抱きしめかえしてキスをしているはずだ。


「今日はもう休んだ方がいいんじゃねーのか?」

「こんな状態で休むなんてできません♡ ちゅっ♡ 身体がうずうずしておかしくなっちゃいそうです♡」

「へへ、彼氏をほっといてここに来るくらいだもんな? あいつペコちゃんの事を心配してたぜ?」

「そ、それは……」


 ペコリーヌの胸が痛んだが、すぐにチャラ男に抱かれたいという思いに上書きされてしまった。


「今からでも彼氏の所に行ってラブラブセックスして来いよ」

「ユウキくんとのえっちじゃダメなんです……♡ あ、あなたに抱かれたいんです♡ ですからお願いします♡ わたしと浮気えっちしてください♡」

「仕方ねーなぁ。ペコちゃんの浮気に付き合ってやるか。っと、そういえばお前ってなんて名前なんだ?」

「はぁ……♡ ユースティアナです♡」

「ペコはどっから来たんだよ……まぁいいや、抱いてやるから股開けよユースティアナ」

「うわぁい♡ ありがとうございます♡」


 名前を呼ばれたことも抱いて貰えることも嬉しいペコリーヌは、ベッドに乗ると股を開いてチャラ男を迎え入れる体勢になる。

 チャラ男はガチガチに勃起している肉棒をさらけ出すと、彼女の水着をずらして正常位で挿入する体勢になった。


「あ、あの……コンドームは――あんっ♡」

「そんなもんはもういらねーだろ」

「で、でも赤ちゃんが出来ちゃいま――すっ♡ あ――んああああっ♡ な、なんですかこれ――ふあああああああああああああっ♡」


 生の肉棒がペコリーヌの膣内に挿入されていく。

 薄いゴムが一枚無くなっただけだというのに、先ほどとは何もかもが違う。


「ダ、ダメです♡ イッちゃいます♡ んああああっ♡」


 根元まで挿入されただけでペコリーヌは絶頂してしまった。

 チャラ男は最初から激しく動いてペコリーヌの膣内を蹂躙していく。

 水着越しに乳房を揉みしだき、硬くなっている乳首を指でつまんでぐりぐりと扱くと、ペコリーヌの膣内がキュッと締まった。


「んひいいいっ♡ す、すごいです♡ さっきと全然違いますよぉっ♡ 固くって熱いのが――あああっ♡ わたしの中が削られてます♡ わ、訳がわからなくなって――ふああああああっ♡」


 カリ首の深い部分で膣内をガリガリと削られて、一突きごとに膣内がチャラ男の肉棒の形にカスタマイズされていくのがわかる。

 極上の女を自分好みに作り替える優越感にチャラ男も夢中になっており、抽送の速度はどんどん上がっていく。


「あんっ♡ んあああっ♡ またイッちゃいます♡ おちんちんでイジメられてイッちゃう♡ イクうううっ♡」

「お前の身体はマジで最高だぜ。へへ、あんな小僧にはもったいないからオレが貰ってやるよ。ユースティアナをまともにイカせることもできない雑魚オスなんて願い下げだろ」


 快楽に溺れているペコリーヌだったが、ユウキを侮辱されたことで彼への想いが微かに蘇る。

 今まで彼と過ごしてきた思い出が頭によぎり、犯されながらも鋭い目つきでキッとチャラ男を睨みつけた。


「ユ、ユウキくんをバカにしないでくださ――いっ♡ ユウキくんは優しくて仲間思いですごくかっこよくてステキな男の子なんですから――あああっ♡ ふあっ♡ んあああっ♡」

「ああ? そんなもんに価値なんかねーよ。メスをどれだけ満足させられるかどうかが優れたオスの基準だろ? 雑魚のユウキくんに抱かれてここまで気持ちよくなれるか?」

「んあっ♡ そ、それは――あんっ♡ ふああああっ♡ い、今は動かないでください♡ あんっ♡ おちんちん止めてください♡ 止めてくださいってば――んああああっ♡」

「認めろオラっ! あんな優しいだとか仲間思いだとかどうでもいいって言え!」


 ユウキを罵倒しながら腰を振るチャラ男に言い返してやりたいのだが、快楽による喘ぎ声しか出てこない。

 何よりもペコリーヌ自身がチャラ男の言い分に納得しかけているのだ。

 ユウキのいいところなどチャラ男に比べると全く価値がない様に思えてくる。

 問答無用でメスを蹂躙して屈服させるチャラ男の強さを見せつけられて、それこそがオスとしての価値なのだと思い始めている。

 それでもチャラ男に同意しないのは、身体は完全に堕とされているが心は最後の一線を守っているのだ。


「あー……なんか萎えてきたわ。もうやめようぜ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ え? ど、どうしてですか……?」


 チャラ男が突然腰を振るのをやめてしまったので、ペコリーヌがポカンとしてしまう。


「だってさー。ユースティアナの方から抱いてほしいってここに来たのに、あんな雑魚オスをかっこいいとかステキだとか萎えるわ。やっぱりあいつに抱いて貰えよ」


 そう言ってチャラ男が肉棒を抜こうとする。


「ま、待ってください!」


 これで終わってしまうとペコリーヌが察した瞬間、彼女の足が動いてチャラ男の腰に巻き付いた。

 肉棒が抜けないようにがっちりとホールドするが、チャラ男は冷たい目でペコリーヌを見下ろしている、


(ごめんなさいユウキくん……)


 セックスを続けてほしい。

 ペコリーヌにとってそれが最優先事項になり、他のことは全てどうでもよくなった。


「おい、離せよ」

「ん……お、お耳を貸してください♡」


 ペコリーヌが体を起こして対面座位になると、優しくチャラ男を抱きしめて胸を押し付ける。


「あ、あなたの方が……ユウキくんよりもずっとかっこよくてステキです♡」


 そのまま彼の耳元に口を近づけると、甘い声でそう囁いた。


「優しさなんてなくても、女の子を気持ちよくできるあなたの方がオスとしてすごくステキです♡ ユウキくんなんかよりもずっと優秀なオスです♡ ですから――ふあっ♡」


 耳元でささやかれたチャラ男が再びペコリーヌを押し倒すと、正常位でガンガン腰を打ち付けていく。


「ふあああっ♡ あああっ♡ や、やっぱりステキです♡ かっこいいおちんちんでもっとイジメてください♡ んあああっ♡」


 待ちわびていた快楽にペコリーヌが喘ぎ、チャラ男も興奮しながら腰を振り続ける。


「あんな雑魚オスなんかよりもオレに抱かれたいんだよな!?」

「あああっ♡ は、はい♡ ユウキくんなんかよりもあなたに抱かれたいです♡ や、優しさなんて無価値です♡ あなたの方がかっこいいです♡ ふあああっ♡ んあああっ♡」


 一度口にしてしまったことで、ペコリーヌの価値観が急速に塗り替えられていく。

 オスとしての価値とはどういうことなのか。ユウキにオスの価値があるのか。チャラ男がどれだけ優れているオスなのか。

 心と身体に刻み込まれながら、彼女は絶頂に向けて駆け上がる。


「ユースティアナは強いオスに抱かれたかったんだろ! チンポひとつで彼氏を裏切る雑魚マンコが!」

「ふああああっ♡ あんっ♡ は、はい♡ 強いオスにっ♡ あなたに抱かれたかったんです♡ だからここに来ました――ふあああっ♡ 弱い女の子でごめんなさい♡ あああっ♡ ふああああっ♡」

「へへ、チンポ狂いは嫌いじゃないぜ。ただこの水着はなぁ……似合ってるけどもっとオレ好みの水着を後で着せてやるよ」

「あんっ♡ 嬉しいです♡ この水着――ふあっ♡ ユウキくんは褒めてくれましたけど、あなた好みの水着を着たいです♡」

「ならこの水着はいらねーな」


 チャラ男はペコリーヌの水着に手をかけると、それを勢いよく引き裂いてしまう。

 布の裂ける音がするたびにユウキとの思い出もバラバラに引き裂かれていくようでペコリーヌはゾクゾクしてしまう。

 あっという間にペコリーヌの水着は全て引きちぎられて、彼女は生まれたままの姿になってしまった。

 チャラ男のギラついた目をむけられたペコリーヌは、肉食動物に捕食されるのを待つ草食動物になった気分だった。


「はぁ……♡ や、破かれちゃいました……♡ すごく怖い目をしてますよ♡ わたし、食べられちゃうんでしょうか……やばいですね♡ んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅうううう♡」


 チャラ男はペコリーヌに唇を重ねると、屈曲位でラストスパートをかけていく。

 全体重をかけたピストンでペコリーヌを屈服させていき、オスとメスの正しい上下関係を教えていく。


「ちゅっ♡ ちゅるうううう♡ おちんちんがふくらんできました♡ あああっ♡ 出してください♡ わたしの中に、あなたのつよつよせーえきをいっぱい下さい♡ ふああああっ♡」

「いいのかよ? 中出しキメると妊娠するかもしれないぜ?」

「もちろんです♡ あなたの赤ちゃんなら産みます♡ ユウキくんみたいな弱くて価値のないオスのよわよわせーえきなんていりません♡ ユウキくんなんかよりもあなたの方がずっとずっとかっこよくてステキです♡ あなたの方が大好きです♡ 一番強くて優秀なオスの赤ちゃんを産ませてください♡」


 一突きごとに価値観を塗り替えられて、チャラ男に心も身体も完全に奪われながら屈服されていく。

 微かに残っていたユウキへの想いも急速に消えていき、メスの悦びを教えてくれるオスに抱き着いて媚びながら絶頂に向けて駆け上がっていく。


「んちゅうう♡ ちゅるるうう♡ イカセてください♡ あああっ♡ 一番気持ちいいのが来ちゃいます♡ ふああっ♡ 大好きな人にイカされちゃいます♡ んあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ひあああああっ♡ 熱いのが出てますっ♡ 赤ちゃんのお部屋にたくさん――ふあああああああああああああっ♡」


 キスをしながら体重をこめた種付けプレスでチャラ男が精液を放出していく。

 強いオスに敗北する多幸感と快楽に溺れながら、ペコリーヌはだいしゅきホールドでそれを受け止めていた。


「ふああっ♡ あ――あんっ♡ まだ出てます――ふあっ♡ ひああっ♡ いっぱい下さい――あんっ♡」


 肉棒が脈打つたびに精液を吐き出されていき、それが子宮に入るとペコリーヌが甘い声を漏らす。

 舌を激しく絡めあってお互いの唾液を交換し合う愛情たっぷりのディープキスで、チャラ男に屈服したことをアピールしていく。

 チャラ男は腰をグイグイと押し付けながら最後の一滴まで精液を吐き出すと、最後に一突きして子宮口を突いた。


「ふああああっ♡ も、もう力が入りません……や……やばいですね……♡」


 だいしゅきホールドすらできなくなったペコリーヌから肉棒を抜くと、彼女は仰向けのまま手足を投げ出して絶頂の余韻に浸る。

 膣からはごぽっと大量の精液が膣からあふれてきており、呼吸するたびに大きな乳房が揺れていた。


「はぁ……♡ はぁ……♡ すごかったです……♡」


 下品な格好の彼女からはいつもの可愛らしさも品の良さも感じないが、メスとして最高の充実感を味わっている事がわかる。

 女に生まれたことを神様に感謝しており、ユウキのことなど完全にどうでもよくなってしまっていた。


「ふぅ……やっぱ中出しキメると満足感が違うぜ。なぁ、ユースティアナ。お前オレのセフレになれよ」

「ん……せふれ……ですか?」

「セックスフレンドの事だよ。要するにオレがヤリたくなったらすぐにやらせろって事だ」

「あ……はい♡ わかりました♡」


 最低の物言いにもかかわらずペコリーヌは即答してしまった。

 美食殿のギルドマスターでありランドソルの王女にも拘わらず、チャラ男に身体を捧げることにためらいが無くなっているのだ。

 むしろこれからも抱いて貰えるという事が嬉しくてたまらない。


「彼氏とは別に別れなくてもいいぜ。むしろ別れない方が興奮する。たまにセックスもさせてやれよ。オレとあの雑魚の格の違いを感じられるぜ」

「うう……嫌ですけど、あなたがそういうなら従います♡」

「ほんとかぁ?」

「嘘じゃないですってば♡」


 ペコリーヌは体を起こすとチャラ男に対して土下座をしてしまった。

 一国の王女がやすやすと頭を下げるなどありえないのだが、彼女にとってチャラ男はそうするに値する男なのだ。


「むしろわたしの方からお願いします♡ よわっちぃユウキくんなんかよりもずっと強くてステキなあなたのせふれにしてください♡」


 極上の女が土下座をしてまでセフレにしてほしいと媚びて来る光景にチャラ男は最高の優越感に浸っていた。

 ベッドに仁王立ちになると、勃起したままの肉棒を見せつけて顔を上げるように命令する。


「そこまで言うならオレの女にしてやるよ。お前の大好きなコイツにキスして契約完了だ」

「うわぁい♡ ありがとうございます♡ ユースティアナ・フォン・アストライアはあなたのせふれになることを、大好きなあなたとステキなおちんちんに誓います♡ ん――ちゅっ♡」


 亀頭にキスをして誓いを立てるとチャラ男の顔に驚きが浮かぶ。


「お前もしかしてランドソルの王女か? 気がつかなかったぜ……まぁ関係ないな。続きをするからメス犬の体勢になれ」

「えへへ、了解しましたっ♡」


 自分の身分を知っても態度を変えずに一匹のメスとして扱ってくれるチャラ男に、ペコリーヌはますます心酔していた。

 命令通りにベッドに四つん這いになると、尻を突き出してチャラ男に振り返る。


「満足するまでわたしの身体を使ってくださいね♡」

「ユースティアナとなら新記録が達成できそうだ……明日の朝までヤリまくってみるか」

「あ、明日の朝……♡ 本当にオスとして強すぎです♡ やばいですね♡」


 その言葉通りチャラ男は翌日の朝までペコリーヌを抱き続けることになる。

 ペコリーヌはユウキの事を完全に忘れて、彼よりも遥かに強いオスのモノになれたことを喜びながら喘ぎ続けるのだった。



「ペコさんはどこにいったんだろう……?」


 ユウキが一人寂しく砂浜を歩いている。

 いい天気だというのに彼の表情が暗いのは、一緒に来たペコリーヌがどこかに行ってしまったからだ。

 昨日具合が悪くなってホテルの医務室で休むことになったのだが、翌日の朝に受付で聞いてみるとそもそもホテルに医務室など存在しないらしい。

 不安を感じたユウキがホテルを探してもペコリーヌは見つけられず、今度は海の方に探しにきたのだ。


「ん……?」


 何やら騒がしい声が聞こえてくる。

 なにがあったのだろうとユウキが声の方に視線を向けると、ひそひそと騒いでいるのは男たちだという事に気がついた。

 そしてその男たちの視線の先に、ユウキは見覚えのある二人を発見したのだ。

 一人はずっと心配して探していたペコリーヌであり、もう一人は昨日ペコリーヌを連れて行ったチャラ男だ。


「ペコさん……?」


 一瞬見間違いではないかと思ってしまったユウキだったが、そうではないと確信すると二人の元に走っていく。


「ペコさん!」

「え? あ、ユウキくんじゃないですか。オイッス~☆」


 背後から声をかけるとペコリーヌとチャラ男が振り返る。

 そして改めてユウキは自分の目を疑った。

 ペコリーヌはチャラ男に肩を抱かれており、自分からも身体を密着させている。

 嫌がっているようには全く見えず、むしろ悦んでいるようだ。

 そして何より、水着が変わっているのだ。


「その格好……」

「えへへ、似合いますか? マスターにプレゼントしていただいたんです♡」


 今のペコリーヌは黒いマイクロビキニを身に付けていた。

 エナメルでできているのか日光を反射しており卑猥さが際立っている。

 しかもサイズがペコリーヌにあっていないのか、豊満な乳房に食い込んでおりその点でも卑猥さが増している。

 歩くだけで激しく揺れており、ひもが切れてしまいそうなほどだ。

 下の方も秘部がギリギリ隠れているのだが、後ろから見ると真っ白な尻が完全に丸見えになっているほど生地が少ない。

 痴女と言っても過言ではない格好なのに、ペコリーヌは嬉しそうにしている。


「マスターってどういうこと?」

「あ、それはですね。わたしはこの人のギルドに入ることにしたんです。とはいえまだできてすらいないんですけどね」

「え……美食殿は?」

「もちろんやめませんよ。ユウキくんだって掛け持ちしているんだからいいですよね?」


 そう言われるとユウキは何も言えない。

 ほかならぬ自分自身がギルドの掛け持ちをしているのは事実なのだから。


「彼氏さん、昨日はごめんな。医務室がないからオレの部屋でユースティアナを休ませたんだよ」

「連絡しなくてすみません」


 ペコリーヌは全く悪びれた様子がない。

 そしてチャラ男が彼女の本当の名前を呼んでいるのが気になる。まさか身分を明かすほどチャラ男を信頼しているのだろうか。


「実はですね。このあとわたしたちは――あんっ♡」

「ペ、ペコさん!?」


 なにを考えているのか、チャラ男はペコリーヌの肩に置いていた右手を下げて彼女の胸を揉み始めた。

 豊満な乳房に指が食い込み形を変えている。間違いなくセクハラだというのに、ペコリーヌはそれを拒絶しない。


「ユウキくん、なにをそんなに――ふあっ♡ 驚いてるんですか♡ こんなのただのスキンシップですよ♡ キャルちゃんにだって抱き着いてるでしょう♡」


 女同士のじゃれ合いと一緒にしていいのだろうか。

 キャルには抱き着いていたペコリーヌは、チャラ男に胸を揉まれながら左手を彼の股間に伸ばして動かしている。

 チャラ男の水着の下にある太い棒のようなものを撫でているのだが……まさかあれは勃起した肉棒なのだろうか。

 しかし自分のモノと比べてサイズが違い過ぎるのでありえないと判断したユウキが視線を上げると、チャラ男はユウキを挑発するような目で見ながらペコリーヌの頬をべろりと舐め上げる。


「あんっ♡ マ、マスター♡ スキンシップをするなら、お外ではなくてお部屋で――あんっ♡」

「このくらいのスキンシップはいつも彼氏君としてたんだろ?」

「こんなことしてないです♡ ふあっ♡ あああっ♡ も、もう♡ 本当に怒っちゃいますよ♡」


 怒ると言いながらもやはり彼女は抵抗しない。

 ユウキは唖然としながらも他にもおかしい点を見つけてしまう。

 ペコリーヌの胸元や首筋にある多くの虫刺され。この海に虫などいただろうか。

 彼女の股間から太ももをつたっている白い何か。あれはいったいなんだろうか。

 答えは自分の中で想像できるのだが、ユウキはありえないと考えるのを拒否し続ける。


「さーて、それじゃあ彼氏君。オレとユースティアナはこれからギルドの活動内容を話すから失礼するぜ」

「あれ? もういいんですか?」

「ああ。男たちの視線も楽しめたしな。やっぱいい女を連れてると気分がいいぜ」

「っ♡ 嬉しいですマスター♡ それじゃあお部屋に戻ってたくさんお話ししましょうね♡ それじゃあユウキくんはバカンスを楽しんでください」

「ま、待って!」

「さようなら、ユウキくん」


 そう言ってペコリーヌはチャラ男に胸を揉まれたまま歩いて去っていった。

 ペコリーヌを連れているチャラ男に対して、周囲の男たちが嫉妬の目を向けている。彼はおそらくあの目を楽しみに来たのだろう。


「それにしてもあんな雑魚がお前みたいな女を彼女にできるとかどうなってんだよ」

「ユウキくんの周りには可愛い女の子がいっぱい集まるんです。わたし以外にも恋人は沢山いますよ」

「へぇ……そいつら全員オレの女にするのも面白いかもな」

「そんな事を言えるマスターはカッコよすぎです♡ やばいですね♡」


 ユウキは圧倒的な敗北感に打ちのめされながら、楽しそうに去っていく二人の背中を見送ることしかできなかった。


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