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山岸啓太(やまぎしけいた)。

高校2年生で野球部。

165cm70kg


安達大地(あだちだいち)

高校3年生で野球部

188cm100kgという規格外な体格でポジションはキャッチャー。


川谷浩介(かわたにこうすけ)

185cm85kgでファースト。一見、顔も整っていて女子にもモテるのだが性格は普通に悪い。後輩はただのおもちゃにしか思っていないクズ。


吉岡光輝(よしおかこうき)

193cm90kgの長身の先輩でレフト。

単体で会えば特に何もないのだが、複数で集まると調子に乗り始めるいわゆる「キョロ充」


山部駿(やまべしゅん)

野球部の中で唯一気にかけてくれた同期。こいつには幸せになってほしい。


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「痛い!!痛い!!!やめてくれ!!」


啓太の巨大ホースから出てくる黄色い液体は勢いよく発射されて、安田の体を切り刻みそうなくらいの水圧が出ていた。



「浄化っすから笑 少しはまともになれよな!!!」


安田をつかむ手のひらの力は怒りを呼び起こしてより強固なものになっていた。



グググ・・・



「やっ・・・やめて・・・くれ・・・」



ばきいい!!!!



怒りに任せて掴んでいた安田の体は啓太の握力により肋骨が折れてしまった。




だんだんとホースの力が弱まり、最後はぽとぽとと雫を落とす形になった。



「はい浄化終わりい〜」


ぽんっと啓太は安田を地面い放り投げると、死にかけの虫のように安田はその場でぐったりとしていた。



校舎の中の生徒や教師たちはことの終始をみていて恐怖に怯えた。





「俺はこの学校自体に恨みがあるわけじゃない。俺に関わってない奴らは全員逃す。

今からいう奴らだけのこれ。それ以外は全員家に帰れ!」



そういうと、

自分をいじめて追い込んだ3年の野球部員、安田監督、ことのあらましを知っていて放置していた校長、教頭の名前を呼んだ。



それ以外の生徒や教師、それぞれの関係者は校舎正面口から恐る恐る外に出てきた。



巨大なユニフォームをきた野球部員を見上げながらそれぞれ走って家に帰宅していく。


総勢 約10名を残し全ての人間は校舎から去った。



一通りのことが終わると、啓太は太ももに何か針が刺さったような感じがした。


その後急激に眠気に襲われてしまった。



まずい・・・このまま寝ると色々とまずい・・・・



そう思いながらもどうしても眠気に耐えられずに校庭で横になって眠ってしまった。




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「よしうまく行った!」


校長は安堵していた。




実は防犯用に用意されていた睡眠薬の液体をボウガンを使って啓太に撃っていたのだった。




校長はすぐに教育委員会に連絡を取ったり、警察に届けたりと迅速な対応を行なった。




すると瞬く間にテレビ中継が来たり、自衛隊から戦車なども出動することになってしまう大きな事態となっていた。



深い眠りについている啓太は全く起きる気配がなかった。


その間に自衛隊は杭を打ち込んで、地面と啓太を固定し動けないようにした。



校庭に拘束された部員や教師たちも散り散りになり安全な場所へ避難を開始した。6mくらいの大きさであれば、なんとか押さえつけることは可能だった。



中継に映る巨大な野球部員。



世間は恐怖すると共に一連の報道に対して啓太擁護派と否定派に分かれた。




いじめがあったことも実しやかに囁かれ、自殺をしようとしていたことも噂になっていた。そんないじられっ子が突然変異をすることがあり得るのか。



過激派の中には今すぐにでも息の根を止めるべきだとの声もあった。


とりわけいじめをしていた3年野球部の親たちは今すぐにでも、啓太の駆除を希望すると団結していた。


カエルの子はカエル


そんな言葉がピッタリだった。


自分たちのことしか考えてない。



「最近の子はなんでもかんでもイジメと言いますよね。先輩からの指導が少し気に入らないからといって、自殺?そんなんで自殺されたらこっちも罪悪感がねえ・・・

うちのこは適切に指導したといってます。むしろ今回報道されて実名まで出されて・・・風評被害で就職できなかったらどうするんですか!この啓太さんにはしっかり責任とっていただきたいです。」


自分の息子たちがしてきたことは棚に上げていた。



これ以上被害が出ないよう、とりあえず啓太は身動きがとれない状態で縛り付けられ、これからどうするかを教育委員会や国会で話し合うことになった。



啓太は眠っていた。



正確には、眠ってはいたが状況はよく見えていた。



というのも、啓太は夢を見ていたのだが、そこではあの飛び降りた時に聞こえた声が聞こえ、そして自分の姿も俯瞰して見えていた。



「俺でけえなあ・・・」


ぼそっと呟く


「」






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