バーチャルになりたいな! 1話のみの残り (Pixiv Fanbox)
Published:
2018-08-09 11:33:14
Imported:
2026-06
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「大丈夫ですよ。ほんっとうにこの身体最高ですね!」
「気に入ってもらえたみたいで何よりだ。ところで、今度一回コラボ配信でもしてみないか? グラフィック新調記念も兼ねて」
「いいですね、やりましょう! えっと、改造されたこととか言っちゃいけないんですよね」
「ええ、それだけは注意してね。それと……次はいつ、私と乱れあおっか?」
「えっ……えっと……ち、ちょっとまだ考えてなくて……何分、すごく刺激的だったから……」
「ふふ、大丈夫。そっちの都合に合わせるから、もしまたああいうのが欲しくなったら、いつでも言ってね」
「は、はい!」
「それじゃまた、よろしくね由香里ちゃん!」
「こちらこそ!」
通話が切れ、改めて思考の大部分を作業へと向ける。
由香里は改造後、千里の協力を得て翡翠うみの3Dグラフィックのリニューアルを行った。
デザインは殆ど変わっていないが、その美麗さがエレベーターの如く跳ね上がり、挙動も自分が見た朱月アスカにかなり近いレベルで自然となった。
それもあって由香里は、なりゆきで始めたVtuber活動にモチベーションを見出し始めていた。
この電脳世界での新しい身体を使って、色んな活動をしてみたい。動画も撮ってみたい。生放送や動画で見たような様々なVtuberとこの身体で触れ合ってみたい。
できることが増えるごとに、やりたいことが増えていく。由香里のモチベーションは、留まることを知らなかった。
「よーし、これからも頑張るぞーー!」
液タブのペンを握った右手を天井に突上げ、由香里ははつらつとした笑顔でこれからのことに対してのやる気を宣言した。