レックスの軌跡~トワ編~ (Pixiv Fanbox)
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この部屋に来るのは何回目だろう。
トワ・ハーシェルはいつものようにノックをすると、すぐにドアが開いた。
「へへ、おかえりトワさん」
「ただいま、レックス君」
最近は帝都に来る用事と言えばレックスの部屋に来ことばかり。
実家にも顔を出しておらず、いつしかトワがここに来る時には「おかえり」と「ただいま」という挨拶を交わすようになっていた。
靴をそろえて中に上がり、紙袋をテーブルの上に置く。
「トイレットペーパーがもう切れそうだと思うから買ってきたよ。それと他にもいろいろ」
レックスが紙袋の中を見ると、確かにそろそろ買わないといけないものがいろいろと入っていた。
「いつもありがとう。ってゆーか金を払わせてほしいんだけど」
「ここに来るついでなんだから別にいいよ」
「それ以前になんでトワさんはこういうのが切れそうだってわかるんだ?」
「わたしが何回ここに来てると思ってるの? それくらいお見通しなんだから。そ、それより……いつものがまだだと思うんだけどなぁ」
トワが目を閉じると、レックスが前かがみになる
彼女の肩に手を置き唇を重ねた。
「ん――ちゅ♡」
あいさつ代わりのキス。
数秒で唇を離すと、嬉しそうに微笑みながらトワが自分の唇に指を当てる。
「トワさんが紙袋を持ってたからできなかったんだよ」
「じゃ、じゃあ……遅れた分、多めに要求します♡」
もう一度唇を重ねる。
離れたくない。会えなくて寂しかった。会えて嬉しい。
様々な想いを込めてキスをしているうちに、トワは背伸びして自分からレックスに唇を押し付けていた。
「ん……えへへ♡」
「そう言えばトワさん、今日は荷物が多くないか?」
「うん、ちょっと待っててくれる? あ、入ってきちゃダメだからね」
鞄を持って浴室の手前の洗面所へ。何度も来ているので当然迷うことはない。
いつもの仕事着を脱いで、持ってきた服に着替える。
洗面所の鏡でおかしくないところがないかを念入りに確認。
最近髪の毛に艶が出てきた気がするが、リィンのくれたオーバルドライヤーのおかげだろうか?
大丈夫だと確認して、ほんの少しの恥ずかしさと期待を胸に洗面所を出た。
「お待たせ……ど、どうかな?」
すでにベッドに座っていたレックスは一瞬思考が止まったが、すぐにカメラを構えてトワを撮り始める。
彼女は東方風のチャイナドレスを身に纏って出てきたのだ。
「も、もう! 写真の前に感想はないの!?」
「いや、これがオレにとって一番わかりやすい答えだと思うぜ……あ、後ろ向いてください」
「うぅ……いいけど」
様々な角度からトワを撮り続けるレックスをトワは止めることが出来ない。
なんだかんだ言いながらも、彼女もレックスに撮られるのは好きなのだ。
「マジで似合いすぎ。どこかで買ったんですか?」
「違うよ。アンちゃんの大陸一周のお土産。その内届くよって言われてたんだけど、先日届いたの」
「なるほど。それでオレに一番最初に見てほしかったんだ?」
「あぅ……うん♡ レックス君が一番最初だよ♡」
「それで、見てほしかっただけかよ?」
ゾクッとする程強いオスの目で見られる。
「い、一番に見てもらって……写真もいっぱい撮られて……可愛がってもらえるかなって……期待しちゃった♡」
正直に言えたご褒美とでも言うように、レックスがベッドにあぐらをかいてカメラを置いた。
そこにトワが座って背中を預けると、抱きしめられてうなじにキスされながら腕を回されて、服の上から身体を撫でるように手を這わされる。
「ん――くすぐったい♡ あっ♡ んぅ♡」
「服もいいけどトワさんの生足すべすべでたまんねぇ。タイツ越しとはまた違った良さもあるよなぁ」
「もう、レックス君が沢山破くから、すぐに買い替えなきゃいけなくなるんだよ?」
「だからオレの家に予備のタイツを常備してるんじゃないですか。今日も買ってきてたみたいですね」
先ほどの買い物袋の中には、タイツの予備も確かに入っていた。
「うぅ……レックス君がわるいんだからぁ♡ あっ♡ そこ――んっ♡ ひあっ♡」
太ももを撫でていた手をスリットに差し込んで、下着の上から秘所をなぞる。
胸はわざと乳首を避けて揉みながら刺激していくが、トワはあからさまに物足りなさそうにしていた。
「レックス君っ♡ んっ♡ そ、そこじゃなくて――あっ♡」
「えー? 服の上からじゃトワさんの乳首の位置はわかんないっすね」
「嘘つきぃ♡ わたしの身体の事なら何でも知ってるくせにっ♡ んううっ♡」
こういう時のレックスはおねだりしてもなかなか触ってくれない。
だからトワはいつものように彼の手を取ると、自分の乳首に当たるように胸に触れさせた。
「ここ♡ ここだからぁ♡ ひあっ♡ んああっ♡ 今度はいきなり摘まんじゃダメェっ♡ おまんこもそんなにかき混ぜないでっ♡ んああっ♡」
「おねだり上手なトワさんにはご褒美をやらないとな」
さっきとは裏腹に乳首を片方ずつイジメられ、下半身はクリを重点的に弄られて、トワが快感に耐えられずに暴れはじめた。
けれど対格差もありレックスの腕から逃げられるはずがなく、男の匂いや逞しさを感じながらどんどん体が熱くなっていく。
三本ある留め紐の内真ん中の一本だけを外して手を差し込み、トワの胸をに直接触れる。
服の感触とトワ自身の感触を両方味わい、だんだんと発情してきたトワの身体が発するメスの匂いでレックス自身も興奮し、肉棒がガチガチになっていた。
「トワさん、そろそろさ……」
「うん……♡ 今日はわたしがしてあげるね♡」
レックスがベッドに仰向けになり、トワが下着を脱いで跨る。
だが入れる直前にレックスがカメラを手にした。
「トワさん、裾を持って入ってるところ見せてくれよ」
「え? こ、こう? ってこれ恥ずかしいよぉ……仕方ないなぁ♡」
スカートのすそをめくるように、スリットの裾を持ち、レックスに繋がっている部分がしっかりと見えるようにしながらトワが挿入した。
「ん――ふわああああっ♡ レックス君のおちんちん……あんっ♡ いつもより大きいかも♡ ねぇ、わたしのおまんこがレックス君のおちんちんを食べちゃったところ見える?」
「マジで最高! もうそれ以外の言葉が見つからねーぜ!」
写真を撮りながら感動しているレックスをほほえましく思いながら、同時に自分の中に入っているオスの欲望を感じ取る。
彼の巨根を根元まで受け入れているが、子宮が押し上げられて少し苦しい。
それすらしばらくすれば快感に変わるのだ。
やがて写真に満足したのか、レックスがカメラを置いたので、改めてトワが動き出した。
「んっ♡ んあっ♡ あぁっ♡ レックス君っ♡ 気持ちいい?」
「あたり前だろ。相変わらずキツキツのまんこがたまらねぇよ」
「ふふ、よかったぁ♡ もっと気持ちよくなれるようにサポートしてあげるね♡ ちゅっ♡ れりゅううっ♡」
上体を密着させてレックスの乳首を舐め、もう片方の乳首は指で弄る。
「おぉ……それもいい……くっ」
「これレックス君好きだよね♡ 恥ずかしがらないで、沢山気持ちよくなってね♡ ちゅううっ♡ ちゅるるううっ♡」
彼の乳首が硬くなるとともに肉棒も興奮して硬くなっていく。
二人とも汗をかいて新品の服が汚れてしまうが、そんなことはお構いなしにトワの動きは激しさを増していった。
「ちゅるるっ♡ えへへ、気持ちよさそうな顔♡ このまま最後までしてあげる♡」
「それもいいんだけど……トワさん、ちょっと向き変えてくれ。そうそう。後ろを向いて、こっちに」
「ん――あ♡」
騎乗位から繋がったまま向きを変えて背面騎乗位に。
そのままレックスの元に倒れて二人の身体が密着する。
抱きしめられながらの背面騎乗位。
攻める立場から一方的に攻められる立場へ変わってしまったが、トワは何の不満もなく力を抜いて彼に身体を預けた。
「やっぱりレックス君に抱きしめられると安心――んぎっ♡ あぁっ♡ ふわああああああああああっ♡」
先ほどのように服に手を差し込んで胸を直接揉み、スリットに手を入れてクリを摘まみながら、レックスは一気にスパートをかける。
安心感など一瞬で吹き飛び、イジメられることによりメスの悦びを感じながら乱れる。
「ああっ♡ おちんちんごりごりって暴れてるっ♡ んあっ♡ んぎぃっ♡ へ、変な声でちゃうよぉっ♡ ひあっ♡ おっぱいももっと触ってぇっ♡」
「胸よりも触ってほしいのはここだろ?」
「あ――」
トワの身体にレックスの巨根の組み合わせだと、下腹部が肉棒の形に盛り上がってしまう。
クリではなくそこにレックスが手を振れた。
「んあああああああああああああっ♡」
体を震わせてトワが絶頂して膣が収縮する。
それによりレックスの肉棒も一回り大きくなって震えはじめた。
みちみちとトワの中を広げながら射精に向けて腰を動かし、チャイナドレスの感触越しにトワの身体の柔らかさと温かさも全身で堪能。
最後にメスの匂いと彼女の喘ぎ声がトリガーを引いた。
「んあっ♡ あああっ♡ またイクっ♡ イッちゃうよぉっ♡ あっ♡ ふあああああああっ♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「ひあああっ♡ レックス君っ♡ あっ♡ んあああああああああああああっ♡」
本日一発目の特濃精液がトワの子宮に注ぎ込まれた。
待ちわびていたそれを彼女は大喜びで飲み干していき、肉棒が脈打つたびにレックスを気持ちよくできているという達成感に浸る。
「くっ……まだ出る……ぐぅっ!」
「出してぇ♡ レックス君の精液で、わたしの赤ちゃんのお部屋をいっぱいにしてぇっ♡ あ――んああっ♡」
ビクンッと、トワの身体が跳ねて、そのせいで肉棒が抜けてしまった。
最後に少しだけそこから飛び出た精液がトワのドレスを白く染める。
「はぁ……はぁ……ごめんなさい♡ ぬ、ぬけちゃったぁ♡」
「いや、これはこれで……いい写真が撮れそうだぜ……」
カメラに手を伸ばして、まずはこの体勢のまま二人ともカメラ目線で一枚。
次にトワが絶頂の余韻に浸っている間に、精液で白く染まったチャイナドレスを着た彼女を様々な角度から取っていく。
「へへ……ぶっかけもエロいよなぁ」
「レックス君って本当にえっちの後に写真を撮るのが好きだよね♡ でもこれパーティードレスなのに、これじゃあしばらくは着れないかも……」
「荷物が遅れて届いてないとか、どこかで止まってることにすればいいんじゃねーの?」
このドレスが届いたことを知っているのは自分だけなのでそれで大丈夫かもしれない。
「そうしよっかな。お掃除してるところ、写真に撮る?」
「お願いしまーす」
レックスがベットの縁に座るとトワがその正面に座る。
精液と愛液で汚れたものに一度口付けをして、少しずつ丁寧に汚れを落としていった。
「ちゅうっ♡ れりゅううっ♡ ちゅるるうううっ♡ えへへ、わたしこれ好きだなぁ♡」
「そういえばトワさんは初めてのころから騎乗位とかフェラとか好きだっけ」
「うん♡ レックス君を気持ちよくしてあげるのが好きで……ふふ、初めての時と、レックス君に声をかけられた時の事を思い出しちゃった。ねぇ、覚えてる?」
「あたり前でしょ。妙に暗い顔をしてたトワさんを見つけて……あのころはまだトワ会長って呼んでたっけ」
「れりゅう……ちゅっ♡ ふふ、卒業していろんなところを回って悩んでた時にレックス君に声をかけてもらったんだよ。いろいろと話を聞いてもらって、それから何度もあって相談に乗ってもらって……弱音も吐いちゃった。かっこ悪いところも沢山見せたよね。でもレックス君の前では弱い部分を見せていいんだって思えるようになったんだ。だから……運命を感じちゃった♡」
生徒会長だったトワは生徒から頼られることはあっても、自分から頼ったことはほとんどない。
卒業したことによりアンゼリカやジョルジュとも離れ離れになり弱っていた彼女にとって、レックスは唯一と言っていいほどの甘えられる相手になっていた。
「だからあの時、オレの誘いに乗ってくれたんですか?」
「……トワ会長じゃなくてトワさんって真面目な声で呼ばれて肩を抱かれて、すごくドキドキとしちゃった。悩んでた時に優しくしてくれて、ギュってしてくれて……あんなのズルイよ。でもね。この人ならいいかなって思えて……でもわたしってこんな体だから自信がなかったんだけど、すごく綺麗だって。魅力的だって言われて本当に嬉しくて……抱きしめられて、キスされて、体中を触られるたびに、本当にされちゃうんだなって。この人のモノにされちゃうんだなって……期待しちゃってた♡」
男性と付き合ったことのないトワは当然処女だった。
幼児体型はコンプレックスだが、レックスはこんな自分にも魅力を感じてくれて男の欲望をぶつけてくれた。
全てを彼にゆだねて。彼の全てを受け入れた。
「レックス君の大きなモノを受け入れられた時は、嬉しくて泣いちゃったんだよね♡ それで夢中になって腰を振ってくれて、熱い精液で赤ちゃんのお部屋をいっぱいにされて、すごく幸せを感じたの♡ 女に生まれてよかったって心から思えたんだよ♡ その後に繋がったまま記念写真を撮られて、もう絶対にこの人から離れられないんだなって……思っちゃったの♡」
「もしかして仕事先を決めたのってオレに会いに来やすいから?」
「ち、違うよ。レックス君にも相談していろいろと考えた結果であって……ほ、ほんとだからね!」
第Ⅱ分校を選んだのは自分なりに何ができるかを考えた結果。
けれど、甘えられる唯一の存在のそばにいたかったのも事実だ。
今思えば自分の望みと彼のいる場所を考えて、もっとも折り合いのつく職場を選んだ気がする。
無意識のうちにそうしたのだとすれば、トワにとって自分が思っている以上にレックスの存在は大きいのだろう。
「入学式の前日もオレに会いに来てくれましたよね」
「そのことはまだ許してないんだからね! あれは本当に大変だったんだから!」
第Ⅱ分校の入学式の前日、トワはレックスの元を訪れていた。
生徒も入学してきて本格的に教官として働くことに少し緊張していた彼女が、甘えられる相手に会いに行くのは当然と言える。
なにより、写真が撮るのが大好きなレックスに教官服をまだ見せていなかったので、お披露目の意味も兼ねていた。
なのだが、ちょっとした事件が起きてしまったのだ。
◇
「ま、待ってっ♡ レックス君落ち着いてっ♡ あっ♡ そこダメだってばっ♡ ああああああっ♡」
彼女はベッドにうつぶせで動けないでいた。
トワの下半身にはレックスがしがみついており、タイツ越しに彼女の尻に顔を埋めている。
「トワさんの尻やわらけー! タイツ越しの感触も最高! もうずっと顔を埋めてられるぜ!」
「だ、ダメっ♡ あっ♡ 舐めちゃ――んんううっ♡ せ、せめて服を脱がせてぇ♡」
トワの教官服を見て写真を撮りまくったレックスだったが、辛抱できずに彼女を押し倒してしまったのだ。
いつものトワならば彼を受け入れるのだが、この服を着たままなのはまずい。
明日はここから直接出勤しようとしていたので汚すわけにはいかないのだ。
「あぁっ♡ 落ち着いてってばぁっ♡ ほんとにダメなのっ♡ 今度っ♡ また今度着てくるからぁっ♡」
「はぁ、はぁ、ふざけんなよ。大人の女としての魅力が増しすぎてて、こんなのオレに犯してくださいって言ってるようなもんじゃねーか」
「お、大人っ♡ それは嬉しいけど――あっ♡ ひあああっ♡」
スカートをまくって尻を揉まれながら、タイツとパンツ越しに秘所を舐められる。
久しぶりの彼の愛撫を身体は素直に受け入れてしまい、あっという間に挿入できるほど膣が濡れてきてしまった。
抵抗する力が抜けた瞬間をレックスは見逃さず、今度は仰向けにされて唇を奪われた。
「んむううっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるるっ♡ じゅるるうううっ♡ ま、待って――れりゅううっ♡ ちゅるるるるるううううううっ♡」
いつも以上に激しく舌を動かされ、犯されているという表現がぴったりのキスをされながら服の上から胸も揉まれる。
さっさと準備しろ。さっさとヤラせろ。
はやく、はやく、はやく、はやく。
そう命令されるようなキスにトワの身体が逆らえるはずがない。
オスの欲望を受け止めるメスとしての心地よさと悦びは彼女の身体の力を奪い、急速にセックスの準備を整わせた。
「へへ、もういいだろ。トワさん、破くぞ」
「あ、あぁ……っ♡」
ビリッとタイツを破られた瞬間、トワの身体から抵抗の二文字が完全に消えた。
肉棒を入り口に当てられ、せめてスカートが汚れないようにと自分の手でめくる。
「あ――んあっ♡ ひあああああっ♡」
奥まで挿入されただけで背筋を伸ばしてのけぞってしまった。
いつもより興奮しているのがはっきりわかり、レックスはベッドに手をついてトワに覆いかぶさると腰を動かし始める。
「んあっ♡ あぁっ♡ は、激しいっ♡ レックス君っ♡ ひあああっ♡」
最初から手加減など全くない壊されてしまいそうなピストン。
すでにレックスは息が荒くなっており、全身から汗をかいている。
それがぽたぽたとトワの身体に落ちてきて服を濡らしていく。
覆いかぶさられているだけでもオスの匂いが服につきそうなのに、トワもすでにセックスを止めることはできない。
「あぁっ♡ んううううっ♡ レックス君のおちんちん気持ちいいっ♡ もっと激しく突いてっ♡ レックス君っ♡ あぁっ♡」
こんな気持ちいい行為を途中でやめるなんてありえないのだから。
やがてピストンをしながらレックスがトワのタイを外し、上着のボタンも外していく。
手袋も外すと両手を恋人つなぎにして、彼女の手をつぶすほど力を込めた。
けれどトワは全く嫌がらずに自分も握り返す。
「恋人繋ぎっ♡ えへへ、これ大好きっ♡ ギュってされるの嬉しいのっ♡」
「へへ、これで逃げられないよなぁ? 思いっきり服にぶっかけてやろうか? オレの精液の匂いのしみついた服で明日仕事に行けよ」
「や、やぁっ♡ クビになっちゃうよぉっ♡ なかっ♡ 中に出してっ♡ レックス君の熱い精液を中出ししてくださいっ♡ お願いっ♡ ふああああっ♡」
みちみちと自分の膣内を肉棒が広げはじめ、本当に外に出されたらどうしようという不安が生まれる。
しかしトワの膣が中に出してくださいと激しくおねだりしながら絡みついてくるので、レックスの答えはすでに決まっていた。
「おらっ、出すからな。お望み通りの中出しだからちゃんと受け止めろよ」
「出してぇっ♡ 一番奥で出してっ♡ あぁっ♡ イクっ♡ んっ♡ ふわあああああああっ♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「ひああああああああああっ♡」
ぐつぐつと煮えたぎった精液がトワに注がれた。
大量のそれをトワの子宮は当然受け止めきれずに、結合部から精液が溢れだす。
それは彼女のスカートに零れてシミを作ってしまうほどの量。
ビクビクと痙攣しながら、トワはそのことを気にする余裕がないほど深い絶頂を感じている。
「あっ♡ ……ひあっ♡ ……♡」
「ふぅ……少し落ち着いたぜ。トワさん、写真を撮ったら脱いでもいいからな。ああ、でもその内ぶっかけもやるから」
「ん……わかったよぉ♡」
肉棒を抜いてさらに精液が漏れる。
レックスがトワの写真を撮り、動けるようになった彼女はベッドから降りてスカートを脱いだ。
「うぅ……何とかなる……よね?」
主に内側が汚れているが外側はギリギリ無事だ。
とりあえず精液をぬぐって――
「え?」
肩に手を置かれる。
彼女の失敗はスカートを脱いだ時にレックスに背中を向けていたこと。
スカートを脱いだことで露になったトワの形のいい尻。
破れたタイツと秘所からこぼれる精液。
レックスが興奮するには十分すぎる材料だった。
「あ、あの――おっ♡」
タイツとパンツ越しに、アナルに指を入れられる。
後ろも経験があり今日も使えるようにしてあるのだが、そこに触れられるとどうしても変な声が出てしまうのだ。
「あぁっ♡ おっ♡ レックス君――んっ♡」
タイツをさらに破かれて、肉棒の先端がアナルに当たる。
「入れるぜ……」
「ダメ――んおおおおおおっ♡」
アナルに挿入されて、トワがスカートを床に落とす。
「おぉっ♡ あっ♡ レックス君っ♡ あ、足が付かないっ♡ 足浮いてるからぁっ♡ ふおっ♡ ひあああっ♡」
体位としては立ちバックなのだが、相手がトワの場合は対格差がモロに出てしまう。
トワの足が付かずに腰をがっちりと捕まれて持ち上げられている状態だった。
そのまま壁際まで移動すると、彼女は壁に手をついて少しだけバランスが安定する。
「トワさんは小さくて軽いからこういうのも余裕だよな」
「ち、小っちゃいって言ったぁっ♡ あぁっ♡ おっ♡ お尻広がっちゃうっ♡ おぉんっ♡」
足をぷらぷらさせながらではいくら抗議しても一方的に犯されるだけだ。
そんなにこの服に興奮してくれたのかと嬉しい一方で、本当に首になってしまったらどうしようという不安も募る。
「はぁ、はぁ、トワさんのケツマンコ締まりが良すぎだぜ。この体位で犯されるのがそんなに好きかよ?」
「んおっ♡ おぉっ♡ き、気持ちいいけど、ちょっと怖いのっ♡ バランスが悪くてぇっ♡ あっ♡ レックス君、後ろから抱っこしてぇっ♡」
駅弁か背面駅弁ならむしろ好きな体位だ。
しかしレックスは彼女を床に下ろして、寝バックで肉棒を根元まで突き入れた。
「んぎいいっ♡ こ、これで最後までするの?」
「バランスはいいだろ?」
「い、いいけど――おっ♡ んああっ♡ ふおおっ♡」
レックスが肌を密着させて体重をかけて犯し始める。
これも嫌いではなく好きな体位なのだが、今されるのは問題がある。
男に屈服する心地よさを味わえるのだが、肌が密着している分それだけ服がダメになってしまう。
早く裸になりたい。せっかくのレックスとのセックスなのだがら、服の事など気にしないで思う存分楽しみたい。
けれど興奮してくれることが嬉しくて、彼の邪魔をしたくないと思う自分もいる。
「トワさんっ、そろそろケツにも出すぜ……」
「おっ♡ ふおっ♡ 出してぇ♡ 熱いのいっぱい出してぇっ♡」
尻の穴が閉じなくなるのではないかと思うくらいの激しいピストンでトワもイキそうになっている。
乳首が服の上から床にこすれ、入れられていない膣まで気持ちよさを感じていた。
ギチギチと肉棒が膨らみ、尻穴がさらに広げられる。
「くっ……」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「んおおおっ♡ おっ♡ ふおおおおおおおおっ♡」
背筋を伸ばしてトワが絶頂した。
頭が真っ白になってもはや服のことなど考えられない。
すべてがどうでもよくなって、ただレックスとの行為に溺れるだけの女になってしまっていた。
「おっ♡ ……おぉっ♡ ……んっ♡」
肉棒が抜かれるとそこから大量の精液が漏れてタイツとパンツにシミを作った。
「まだまだするからな」
「……うん♡」
……
…………
………………
「はぁ♡ ……はぁ♡ ……ん♡」
落ち着いた二人が抱き合いながらベッドに横に倒れ込む。
トワの服は部屋中に散らばっており、無事かどうかもわからない。
彼女自身は生まれたままの姿になっていた。正確には右足にボロボロになったタイツとパンツが引っかかっている。
うなじや胸にキスマークが付けられているが、服で隠せるだろうか?
今から服を洗えば大丈夫かもしれないが、身体に力が入らない。
精液を注がれすぎたのか、膣とアナルからは今も大量の精液が零れている。
トドメにレックスが優しく抱きしめて唇を重ねてきた。
「ダメ……ちゅっ♡ 今は……ちゅるる♡ 優しいキスはダメぇ……♡ ちゅ♡ ……寝ちゃうから――ちゅっ♡ ちゅ……♡」
ゆっくり舌を絡めあうキスは彼女を甘い眠りへと誘っていく。
激しいセックスの後の安心感に抗うことなどできずに、トワは眠りに落ちてしまうのだった。
◇
「あー、そんなこともありましたね」
「ありましたねじゃないでしょっ! 起きたらほとんど時間が残ってなくて、急いでお風呂に入って準備したんだからね! 服には消臭スプレーをかけて、上着はともかくシャツとかはひどいことになってたし……」
上着は比較的早く脱げたのだが、その下のシャツなどはかなりまずい状態だった。
さらにスカートなどは最初の中出しの時点で内側に精液が零れていたのでシミになっていたが、それが渇いてしまっていたのだ。
そもそも部屋の中に情事の匂いが充満していたので、全ての服に匂いはしみついてしまっていた。
自分が身体を洗っている間にレックスが消臭スプレーをかけても、着ている自分にわかる程度には匂いが残ってしまったはずだ。
「それにお風呂上りに襲われちゃうし……」
「それは風呂上りに下着にタイツ姿で出てきたトワさんが悪い。あんな格好ならタイツを破っていれられてもおかしくない」
「着る服がなかったの!」
「下着とタイツはここに予備が沢山おいてあるからいいじゃねーか」
「そ、そうだけどぉ……おかげでその日はすごい不安だったんだからね! 前も後ろも沢山注がれすぎて歩くだけで精液がタプンって波打つから、リィン君と会った時とか学院に行くまでも、赤くなったり険しい顔になっちゃってたかも……レックス君が悪いんだからね!」
レックスからすれば朝の出勤前に記念写真を撮ったことのほうが印象に残っていた。
「リィン君と言えばお風呂で会ったりもしたっけ」
「え、混浴?」
「違うよぉ。最初の自由行動日の前日にも最終便でここに来たでしょ? その時もレックス君がすごかったから、朝にお風呂に入って綺麗にする必要があったの。お風呂は繋がってるけど男女別だからバレてないよ」
「へぇ……機会があったらオレも入ってみたいぜ。でもほら、そう言う失敗があったから、トワさんは仕事着の予備も何着かここに置いておくことにしたんだろ? それに今回のドレスみたいに新しい服とかお気に入りの服を見せに来てくれるのは嬉しいし。学院で使うっていう水着を着てした時も燃えたよなぁ」
「それもそうだけど……レックス君、全然反省してないね」
すっかり綺麗になり、もうすぐ射精しそうな肉棒をぎゅっと握られた。
「ト、トワさん……? ちょっと怒ってらっしゃる?」
「あはは、やだなぁレックス君。ぜんぜん怒ってないってば~」
「ひいっ……」
時々見る問答無用で怖いトワがそこにいた。
「そ、そう言えばトワさん。最近髪に艶が出てるよな」
「え? う、うん……その、貰い物のドライヤーのおかげかも」
自分でも同じことを思っていたので、気が付いてもらえてトワの表情が綻ぶ。
万が一にも勘違いされたくないのでリィンから貰ったことが言わなかったが、今度彼にも何かお礼をしなくては。
その前に、レックスと続きをするのが先だ。
「服、脱いじゃうね」
汚れた服を脱いでトワが裸になった。
一度中に出されて肌は火照っており、全身からメスの匂いと色気を放っている。
辛抱できずに押し倒そうとすると、指を立てたトワに「めっ♡」と叱られて逆にベッドに押し倒された。
顔を抱きしめられて彼女の胸に顔を埋める形になる。小さいながらも柔らかいそれの感触にレックスのモノがますますいきり立ち、無意識のうちに彼女の乳首をしゃぶる。
「んっ♡ ふふ、いいこいいこ♡ おっぱい美味しい?」
「……美味しいです」
「今度はわたしが気持ちよくしてあげるからね♡ おっぱいじょうず♡ おっぱいじょうず♡ こっちもしてあげる♡」
勃起した肉棒を優しく扱かれ「いいこいいこ♡」と囁かれ、レックスは夢見心地になっていた。
トワの場合膝枕で授乳手コキをする場合はクッションなどをしかないと高さが足りない。
なのでトワにされる場合はこうして頭を抱かれながらの授乳手コキのほうがレックスは好きだった。
「トワさんのちっちゃい胸……滅茶苦茶癒される……ダメになりそう」
「いいよ♡ ダメになってもわたしがずーっと甘やかしてあげるからね♡」
「そんなこと言われたらダメ人間になりそうです……」
「――わたし、本気で言ってるよ♡」
母性と慈愛に満ちた瞳で見つめられ、トワが一度触れるだけの優しいキスをしてくれた。
もう一度胸に抱かれてなにも考えられずに――正確にはもうこのままダメになってもいいやと考えながら乳首をしゃぶる。
ただ気持ちよくなるだけで褒められて、脳が蕩けそうなほどの安心感に身を任せていると、フェラの時点で元々射精しそうだったレックスのモノがはちきれんばかりに膨れ上がる。
「おっぱいじょうずにしゃぶれてえらいね♡ ほら、おちんちんもがんばれ♡ いつもわたしを気持ちよくしてくれる、とってもかっこいいおちんちんから、精液いーっぱいぴゅっぴゅしちゃお♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「あんっ♡ すごいいっぱい……ふふ、たくさんぴゅっぴゅできてえらいね♡ いいこいいこ♡」
男の尊厳も一緒に搾り取られたかのような気持ちのいい射精だった。
トワの声が頭の髄まで響いてレックスを惑わす。
ちゅぱちゅぱと乳首に吸い付く単純な作業をいつまでたってもやめることが出来ない。
トワが射精が終わっても優しい手つきに肉棒を扱き、タマも揉み解してくれる。
解放されるともう一度キスされて頭を撫でられた。
「気持ちよかった?」
「バカになりそうです……」
「いつでもしてあげるからね♡ 先輩としていつでも甘えさせてあげる♡ ――ところでレックス君。さっきの“ちっちゃい”って」
無意識のうちに口走った言葉のせいでトワがムスッとしてしまう。
「気にしてるのにひどいなぁ。そりゃあレックス君のセックスフレンドには、わたしよりもスタイルが良くて大人っぽい人なんていくらでもいるんだろうけど……わたしなんてその内飽きて捨てられちゃうのかな?」
「捨てるつもりなんてないし、オレトワさんのちっちゃいおっぱいが大好きだっての」
「っ……♡ だーめ、許しません♡ バツとして身長差が活かせる意思表明を要求します♡」
彼女が何を望んでいるのかはわかったので、正面から抱えて対面座位で挿入し直した。
「ん――はぁぁぁ♡ レックスくぅん♡」
トワの小さい身体はこの体位ならレックスの腕の中にすっぽりと収まる。
だが体の大きさの問題だけではなく、この体位の時のトワは全身でレックスに媚びるように抱き着いて甘えてくるのだ。
甘えられることが多かった彼女が甘えられる相手。
誰かを気持ちよくするセックスではなく、自分が気持ちよくしてもらえるセックス。
自分の胸をレックスにこすりつけ、唇を押し付けて舌を絡める。
「んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううううっ♡ あぁっ♡ おちんちん凄いよぉっ♡」
「トワさんのマンコの中でオレのはどうなってる?」
「き、気持ちいいって言ってるのっ♡ ちっちゃい身体のおまんこがすごく気持ちよくて、精液沢山出したいって言ってるっ♡」
「じゃあ捨てるわけないって信じるかよ?」
「信じるっ♡ 信じるからもっとっ♡ あっ♡ ふああああっ♡」
あのトワ会長が。
生徒会長のトワ・ハーシェルが自分の腕の中で乱れている。
おそらく生徒の中にはトワをこうしたかった男も多かっただろう。
けれどそれを実現できたのはレックスだけ。
圧倒的な優越感がレックスをさらに興奮させる。
「トワ会長のこんな顔、生徒には見せられないよなぁ?」
「いいのっ♡ ちゅっ♡ レックス君にだけなら見せてもいいんだもんっ♡ お願いっ♡ もっといっぱい甘えさせてっ♡ 他の人には絶対に見せられないわたしをもっと見てぇっ♡」
「だったら――」
つぷ、とレックスの指がトワのアナルを捕える。
彼女がビクッと身体を震わせた瞬間、すでに指はそこに侵入していた。
「んおっ♡ ふおっ♡ おおおっ♡ おしりぃっ♡ ちゅっ♡ んむっ♡ ちゅるるううっ♡ 全部かき混ぜられてるっ♡ あっ♡ んおおおおおおっ♡」
秘所、口、肛門の全てをレックスにイジメられて、トワの身体が絶頂へと駆け上る。
肉棒が一回り大きくなって震え、子宮が精液を待ちきれずに疼き始めた。
「んううっ♡ んおっ♡ ひああっ♡ もうダメェっ♡ レックス君、イッちゃうよぉ♡」
「オレもイキそ……くっ……トワ会長……」
「やだやだっ♡ 会長って呼ばないでっ♡ レックス君に会長って呼ばれるのキライっ♡ レックス君の前じゃ会長じゃないんだからぁっ♡」
「トワさん、でるっ! トワさん……トワぁっ!」
初めてレックスに呼び捨てにされて。
「あ――ひああっ♡ う、嬉しっ♡ あ、ダメっ♡ おっ♡ ふああああっ♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「んおおおおおおっ♡ 熱いのいっぱいっ♡ ふああっ♡ ひああああああああああっ♡」
女として満たされた瞬間に射精されて、トワの視界が真っ白になった。
先ほど呼び捨てにしてくれたレックスの声が脳内に反響し、子宮で感じる熱さが彼女にメスの悦びを感じさせる。
「んむっ♡ んううっ♡ んむううっ♡ ちゅるるうううっ♡」
「く……トワ……トワ……っ!」
完全に密着してお互いの体温を感じながら絶頂の余韻に浸る。
グイグイと肉棒を押し付け、アナルの指を動かし、舌でトワの口を優しく犯す。
「あ――ん♡ ……ふおっ♡」
ねっとりと唾液の糸を作って二人の唇が離れ、アナルの指も抜かれた。
抱きしめあったまま呼吸を整える。
「れ、レックス君……今、トワって呼んでくれたよね? ね?」
「あー……無意識のうちに。慣れるまではトワさんで」
「えぇっ!? 嬉しかったのに……もう♡」
「はぁ……ドレスもセックスも最高だったぜ。トワさんとのセックスのおかげで明日からも頑張れそう」
「こっちのセリフだよ。レックス君が甘えさせてくれるからわたしは頑張れるんだからね♡ だからもしも疲れた時は、わたしが先輩としておもいっきり甘えさせてあげる♡」
「トワさんも疲れたら、オレがいつでも支えますから言ってくださいよ?」
彼の胸に顔を埋めて休んでいると、いつの間にかカメラを手にしていた。
「初めての時と同じ態勢で写真でも撮ります?」
「うん♡ ここにまたつける?」
「もちろん」
トワの胸に吸い付いてキスマークを一つ付ける。
初めて抱かれた時にマーキングされて以来、トワの好きな行為の一つだ。
肩を抱かれて、キスマークも見えるようにしてカメラ目線。
「ねぇ、レックス君」
けれどその前に言っておきたいことが一つあり、レックスの耳元に口を近づける。
「先輩として、セックスフレンドとしてわたしもずっと隣で支えるから……♡」
レックスに「ちゅ♡」とキスをして、今度こそ二人でカメラ目線。
他の誰にも見せられない表情のトワの写真がまた一枚増えた。
◇
7月9日。帝都ヘイムダルの駅から一人の女性が出てきた。
遊撃士のサラ・バレスタイン。彼女は少し酔っているのか、それとも別の原因でもあるのか少し顔が赤い。
「ふふ、年下相手に本気になっちゃうかもね……」
リィンと夕食を共にして嬉しいことを言われたので、彼女の頬は緩んでいた。
「あれ? サラ教官じゃないですか?」
名前を呼ばれて声のほうを向くと、一人の男性が手を振っていた。
見覚えがあるな、と酔った頭を働かせる。
そしてトールズ出身のレックスだと思い出した。
よくカメラを手にして女子生徒の写真を撮っていたあの男子生徒だ。
「オレの事覚えてますか?」
「ええ、レックスでしょ? 久しぶりね。帝国時報に就職したって聞いてたけど、上手くやってるの?」
「まぁぼちぼちです。ってゆーかこんなとこでサラ教官に会えるなんて……相変わらずスゲー美人ですね」
「ふふ、アリガト♡」
いつもなら軽いお世辞と受け取るのだが、酔っているのと浮かれているので普段より嬉しく感じてしまう。
「もしよかったら少し飲みにでも行きませんか? 遊撃士の方のお話をいろいろ聞いてみたいですし、学生時代に世話になったお礼に奢らせてくださいよ」
「あら、いいの?」
「サラ教官みたいな美人の為ならいくらでも出せますって」
「あら、嬉しいことを言ってくれるじゃない。今夜は予定がないし、それじゃあお言葉に甘えようかしら?」
「へへ……いい店知ってるんですよ。それじゃあ行きましょう」
少しふらついた足取りで、サラはレックスの隣を歩くのだった。
◇
7月15日。帝都での演習開始の報告を行うために《Ⅶ組》はバイクで帝都に向かっていた。
今回はトワも一緒に来ており、リィンのバイクのサイドカーに乗っている。
「ふふっ、そう言えばトワ教官も帝都出身ですよね?」
「あはは、うん。ときどき帰ってるんだけどね。みんなを案内してあげたいけど今回は無理かなぁ」
「大丈夫、あたしたちでやり遂げてみせますって!」
ユウナの声に頼もしさと成長を感じながら、トワは内心しまったと焦る。
デアフリンガー号内でクルトに外出許可の用紙を渡した時に、彼女はリィンに実家に寄らないのか尋ねられてこう言ってしまったのだ。
しばらく帰ってないと。
今の会話は当然リィンにも聞かれている。もしや不審に思われたりはしていないだろうか?
ちらりと彼を見ると、特に気にした様子もなく運転を続けていた。
ほっと胸を撫で下ろすトワ。
(ふぅ……でもダメだなぁ。こんな状況なのについレックス君のことを考えちゃうというか……)
いつものトワならばこんなミスはしないのだが、彼の事を考えてうっかり口がすべってしまったようだ。
今回の演習は共和国の影などもあり、今まで以上に激しいものになるはず。
分校生徒の為にも教官としての務めを果たさなければいけない。
(レックス君には演習の事を伝えてあるから、もしかしたら会う機会も――でも、流石にいつまでも浮ついてるわけにはいかないよね。なんとか気持ちを切り替えていかないと)
しかし――
(あれ、確か先輩はしばらく実家に帰ってないはずじゃ……ああ、用事があって帝都に寄っても実家に寄る余裕はないほど忙しいのか……)
リィンは普段どれだけ彼女が他人のために一生懸命なのかも知っている。
実家に帰ることよりも学院の用事などを優先するはずだ。思えば彼女はいつも忙しそうにしており、ゆっくり休んでいるところなどあまり見たことがない。
夏至祭などでリフレッシュする機会があればいいのにと思うリィンだった。
(……できれば今回の演習中に、先輩がゆっくりと休める時間を作ってあげたいな)
(……できれば今回の演習中に、レックス君とゆっくり休める時間を作りたいな♡)
浮ついた気持ちをトワはなかなか切り替えることが出来ず、結局完全に切り替えることが出来たのは報告を終えてからだった。
◇
夜のレックスの部屋の前に一人の女性が立っていた。
ごくりとつばを飲み込んでノックをすると、すぐに足音が聞こえてきてドアが開く。
「よぉ、待ってたぜブリジット」
彼女はレックスの同期であるブリジット。
そそくさと部屋の中に入り、いきなりレックスの首に腕を回して唇を重ねた。
「んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううっ♡ れりゅううっ♡」
「おいおい、そんなに我慢できないのかよ?」
「い、イジワルしないで♡ お願い……レックス♡」
恋人であるアランを呼ぶような……いや、それ以上の甘い声でレックスを呼び捨てる。
レックスのほうからキスをしながら、片手で彼女の服のボタンを外していった。
「へへ、さっきまでアランとデートしてたんだろ? その直後に浮気相手のところに来るとか、とんでもねえお嬢様だぜ」
「い、言わないで……んっ♡」
乳房だけを露出させられ揉みしだかれる。
「あいつとはしてきたのか?」
「……うん」
「でも全然気持ちよくなかったと」
「…………」
ブリジットが無言で頷く。
「全然ダメなの。あなたと比べると全然気持ちよくなくて……か、身体が熱くなるだけで終わっちゃうの」
「だからそんなに欲求不満って顔してるんだな。壁に手をついて尻を向けろ」
言われたとおりにすると、レックスはブリジットの尻をパンツの上から撫でまわす。
「相変わらずいい尻だぜ。初めてした時はタイツを破いてぶち込んでやったっけな。覚えてるか?」
「わ、忘れられるわけないでしょう♡ あ、アランに避けられて落ち込んでる時にあなたがやって来て……それまでも何回か話を聞いてもらってたけど……」
「あの時のブリジットは弱ってたからな。悪い男に食われちゃいましたと」
「そ、そうよ――あっ♡ ひああっ♡ んあああああああああああああっ♡」
立ちバックで挿入されて、ブリジットの背筋が伸びる。
自分の中を埋め尽くしてくれる圧倒的な存在感。
やはりこれでないと自分は満足できない。
「学生時代のお前の性経験。アランに教えてやったのか?」
「い、言えるわけ――あっ♡ ひあっ♡ んううっ♡」
「いろいろやったよな? セックスしながらピアノ弾いたり、演奏会の前はミントと一緒に乱交したり。全部いい思い出だぜ。アランと付き合う時はもう終わりかと思ったけど……オラっ、なんでオレとの関係が続いてるか言えよ。じゃないとここでやめるぞ」
「うぅ……」
やめてほしくないのでブリジットがその時の事を言葉にしていく。
「あ、アランに告白されて……私も好きだって気が付いたの。だからレックスに誘われても、もうあなたとしないってはっきり、んあっ♡ は、はっきり断ったわ。ふわあっ♡ だ、だけど……それまで沢山レックスとしていたから、んううっ♡ よ、欲求不満になっちゃって――あっ♡ わ、私からアランを誘ったの! エッチしてほしいって誘いました! んああっ♡」
「へぇ、それで?」
「うう……アランとエッチしたけど……し、したけど物足りなかったのよっ! だってアランって触り方は下手だし、チンポは小さいし、入れてもすぐに出ちゃうんだものっ! レックスのテクニックと大きいチンポに散々いじめられてエッチになった私の身体は、アランじゃ満足できなかったの!」
セックスとはここまで違うものなのかと思い知らされた。
オスとしてのレベルがレックスとアランとでは違い過ぎたのだ。
「それでどうしたんだっけ?」
「う……うぅ……満足そうに眠るアランをほっといて……レックスの部屋に行きましたっ♡ それで、レックスに抱いてくださいって土下座でお願いしたのっ♡」
「へへ、懐かしいぜ。別に土下座なんてする必要はなかったけどな。せっかくだから写真を撮ったけど。なぁブリジット、あの時は燃えたよなぁ? お前のマンコは準備万端で、突っ込んだ瞬間にイッちまってただろ?」
「そ、そうよっ♡ レックスのチンポが気持ちよすぎてすぐにイッちゃったわっ♡ あっ♡ すごいっ♡ やっぱりすごいのっ♡ ごめんなさいアランっ♡ もう私このチンポじゃないとダメなのよっ♡ ごめんなさいっ♡ アランっ♡ ふあああああああっ♡」
後ろから胸を揉まれながらガンガン突かれて、結合部から愛液が漏れ出す。
背後に感じる圧倒的なオスに身を任せるのが心地いい。
メスとしての自分が満たされていくのを感じる。
「アランに謝りながら朝までセックスしたよな!」
「し、したわっ♡ アランにごめんなさいって謝りながらっ♡ こんなにエッチですぐに浮気する女でごめんなさいって謝りながらたくさんしてもらったのっ♡ 前も後ろも沢山出してもらって、私の身体はレックス専用に調教されちゃってたんだって気が付いたのよっ♡ あっ♡ ふああああっ♡」
「その後もセックスするたびにオレのところに来たよな?」
「ご、ごめんなさいっ♡ アランとセックスする度にレックスに会いに行きましたっ♡ 小さいチンポで出来た不満を、極太チンポでスッキリさせてもらいましたぁっ♡ 口直しみたいに使ってごめんなさいっ♡」
「何がごめんだ! 今もまさに同じように使ってんじゃねーか! アランとデートする時はいつもオレの予定が空いてる時で、場所もすぐ来れるように帝都だけなんだろ! ほら、さっきまでセックスしてたアランに謝りやがれ!」
尻をがっちりとつかんで腰を打ちつける。
大きな声で喘ぎながら「ごめんなさい」と連呼するブリジットを犯す興奮が、レックスのモノを一回りほど大きくする。
「そろそろだ……中に出していいんだよな? 恋人以外の浮気精子、子宮にたっぷり出してほしいんだよな?」
「ふああああっ♡ あっ♡ ひああっ♡ そうよっ♡ レックスのをたくさん出してっ♡ あっ♡ いくっ♡ イッちゃう♡ アランじゃ絶対にイケないのに、こんなに早くイッちゃうっ♡ ひああああああああああっ♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「んあああああああああああああっ♡ ふああっ♡ ふわあああああああっ♡」
熱い浮気精液がブリジットの子宮に注がれた。
恋人のそれとは比較にならないほどの熱さと量。
子宮が歓喜の悲鳴を上げてそれを飲みほしていく。
「ああっ♡ ごめんなさいアランっ♡ 大好きなあなた以外の精液を受け入れて、気持ちよくなっちゃう私を許してっ♡ 許してええええええええっ♡」
乳首を摘ままれてビクビクと痙攣しながらブリジットは絶頂の余韻を味わう。
アランもここまでできるようになるだろうか?
ありえないとすぐに否定した。
レックスは一度抜いて、今度はブリジットを床に寝かせて正常位で挿入する。
「んっ♡ ふあああああああっ♡ あっ♡ ひあっ♡ 出したばかりなのに大きいっ♡ あぁっ♡ 胸もっ♡ んううっ♡」
「へへっ、アラン。お前の女の身体はホント最高だぜ。マンコの具合はいいし胸もしゃぶりがいがある。でもわりぃな、子宮はオレ専用なんだわ。あいつとはゴムを付けてるんだっけ?」
「ひあっ♡ あぁっ♡ そ、そうよっ♡ アランとは生でしたことがないのっ♡ 生ハメはレックスだけよっ♡」
「とんでもねぇ浮気女だな。おいおいアラン、急がないと子宮にお前のが入る隙間が無くなっちまうぜ? はやく結婚しちまえよ。人妻ってのもやりがいがありそうだしなぁ」
「んっ♡ んうう……こ、婚約はしてるわよ。私達は愛し合っているわ。だけど周囲があまり……」
貴族と平民の壁なのか、あまり二人は祝福されていない。
「簡単だよ。既成事実を作ればいい。アランと生でして孕ませてもらえよ。何ならオレが協力してやろうか?」
「……え?」
レックスの子供を孕む?
アランではなくレックスの?
子宮がキュンと疼いた。
「生が無理でもゴムをしてたって妊娠することくらいあるだろ? 今はオレと生ハメするために薬を飲んでるけどブリジットがその気なら協力するぜ?」
「あ……んあっ♡ あぁ……れ、レックスの子供を……妊娠――ひあああっ♡」
膣がキュッと締まり痙攣する。
「恋人以外の男に孕まされるところを想像してイクとか……最高だぜブリジット!」
多いかぶさって唇を重ねながらのピストン。
種付けプレスの体勢で二度目のフィニッシュに向けてスパートをかける。
「ひあああっ♡ すごいっ♡ チンポ凄いのっ♡ あぁっ♡ だめっ♡ ほんとに欲しくなっちゃう♡ 欲しくなっちゃうのおおっ♡ レックスの赤ちゃんっ♡ 優秀なオスの赤ちゃんが欲しくなっちゃうっ♡」
「けど女一人満足させられないとかアランも情けない奴だぜ。人としてダメな奴じゃないんだけど、男としてはなぁ」
「あ、アランを馬鹿にしないでっ♡ アランは真面目でっ♡ ど、努力家でっ♡ 私の事を愛してくれてっ♡ 一生懸命でっ♡ すごくステキな人なんだからっ♡ ただ、ちょっとチンポが小さくてエッチが下手なだけっ♡ レックスなんてチンポが大きくてエッチが上手で、オスとしてアランよりも遥かに魅力的なだけよっ♡」
「滅茶苦茶なこと言ってんなぁ。ほら、もう一発中に出してやるよ。アランに謝らなくていいのか? もしかしたら薬を飲んでても孕んじまうかもしれないんだぜ?」
「やぁっ♡ 赤ちゃんっ♡ 赤ちゃんできちゃうっ♡ ごめんねアランっ♡ あなた以外の男の赤ちゃんを本気でほしがってるダメな女でごめんなさいっ♡ 許してっ♡ 許してアランっ♡ またイッちゃうのっ♡ あぁっ♡ ひああああああああああっ♡」
――びゅるるるううううううううううううっ!!
「んひいっ♡ ひあああっ♡ ふわああああああああああああっ♡」
レックスが全体重をかけてブリジットの子宮に注ぎ込む。
ブリジットはそれを大好きホールドでがっちりと足を絡ませて、少しでも奥で精液を受け取ろうとしている。
「アラン……アランごめんね……アランが大好きなのに……レックスから離れられないダメな女でごめんね♡」
「それで……オレとアランのどっちに孕ませてほしいんだよ?」
ブリジットはその質問には答えてくれずに、キスでレックスの口をふさぐ。
その後もアランに謝りながら感じるブリジットに何度も中出し。
最後にイキまくって蕩けた表情でスカートをたくし上げて、精液が秘所からこぼれる写真を撮ってブリジットの浮気は終わった。
その後も何度も「どっちの子供が欲しいのか」と聞いているのだが、ブリジットは一度も応えてくれない。
確かなのはアランとのデートの後に、ブリジットは必ずレックスの部屋に行くという事だけだ。