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pixiv様に投稿した物に追加シーンを加えたものです。




 ミリアム・オライオンがそれを見てしまったのは、いくつもの偶然が重なったからだった。

 最初のきっかけはブリオニア島での一件。あの時のミリアムは連絡のつかない状態であり、沢山の人に心配をかけてしまった。

 その事はクレアにも伝わったようで、後日通信で話した時は、彼女は本当にホッとしたようだった。

 なので彼女にはちゃんと顔を見せておこうと思い、サプライズも兼ねて連絡をしないで会いに行くことにした。

 いつものようにアガートラムに乗り、彼女がいるかどうかの確認も兼ねて帝都駅の二階にあるクレアの執務室を窓から見る。

 そこから声をかければさらにサプライズになる。なんて思っていた。

 けれど、窓から覗いて彼女は思わず自分の目を疑った。

 その部屋の主であるクレアは、ソファに座った男に跪いて何かをしている。

 さらによく見ると、クレアはその男にフェラチオをしているのだとわかった。


「クレア……うわぁ……」


 頭を撫でられて心なしか幸せそうに彼女は奉仕を続けていた。

 それだけでは終わらずに、二人はセックスまで始めてしまう。

 ソファに座った男にまたがり正面から抱きあうように。

 クレアをソファに寝かせて男が覆いかぶさりながら。

 デスクに手をついて立ったまま後ろから。

 二人の動きが止まる時があるが、もしかして男が射精しているのだろうか。

 そのタイミングで男はいつも写真を撮っている。

 三回ほど動きを止めた後に二人は何度も何度もキスを交わし、やがて名残惜しそうにクレアのほうから離れた。

 もう一度口で奉仕して、男はその光景も写真を撮っている。

 衣服を整え、痕跡も消して、男が手を振って部屋から出ていこうとする。

 その背中にクレアが手を伸ばして引き止め、男に抱き着いてもう一度キスをした。

 全身で「まだ行かないで」と言うように男を放そうとせず、それに対して「仕方ないな」とでも言うように男はクレアの頭を撫でながらキスに応える。

 5分ほどそれが続いて、ようやく二人の唇が離れると、最後にクレアが彼の頬にキスをして、今度こそ男は出て行った。

 それを見送るクレアの別れを惜しむ表情も、男のキスの感触を確かめるように唇に指を当てるのも見てしまう。

 彼女はデスクに座って仕事を再開したが、数分後には一人でオナニーを始めてしまった。

 口が動いているのは、男の名前を呼んでいるのだろう。

 そこにいたのはミリアムが知らないクレア・リーヴェルトだった。


「今の……性行為だよねー……」


 知識としてはあるが実際に見たのは初めてだ。

 クレアに会いに行く気が起きずに、ミリアムはその場から離れる。

 だが先ほどの光景が頭から離れない。好奇心旺盛な彼女は自分もしてみたいと思ってしまう。

 故に彼女は、そのまままっすぐユーシスの元へと向かった。


「ねぇユーシス、ボクも性行為がしてみたいんだー。ちょっと相手してくれない?」


 彼女の言葉に彼は思わず紅茶を吹き出していた。

 気まずそうにミリアムから目を逸らして「性行為! 性行為してってばー! ヒニンはしなくていいからさー!」と騒ぐミリアムに頭を抱えて呆れる。


「お前には十年早いだろう」


 一蹴されてしまいむくれながら出されたお茶とケーキをすべて平らげても機嫌は治らず、不機嫌なまま帝都に戻る。

 ユーシスがしてくれないならクレアと同じ人に頼もうと、ミリアムはその男の勤め先で待ち伏せをすることに。

 そして仕事が終わったからなのか、帝国時報社から出てきた男に後ろから声をかける。


「レックス! ボクとも性行為してよー!」


 その男……レックスはミリアムの口をふさいで急いでその場から去ったのだった。



「あの時はマジで人生終わったと思ったぜ……」


 レックスがしみじみとミリアムが初めて来たときの事を思い出していた。


「レックスってば、エッチの最中に何を思い出してるのさー?」

「ミリアムが性行為してーとか言った来た時の事だよ。下手すりゃ社会的に死んでたっての」

「大げさだなー。でも初めてした時も最初はコレだったよね♡」

「へへ、だってこの服エロすぎだっての」


 レックスは今ミリアムの脇に肉棒を挟んで腰を振っている。

 ミリアムの服は脇が丸出しなので、彼は初めて見た時から脇コキをしたくてたまらなかったのだ。


「ニシシ、ボクの脇が魅力的ってことかな♡ んっ♡ ふあっ♡ おちんちんがすっごい震えてるよー♡」


 ミリアムがさらに強く肉棒を挟むと、ムクムクと大きくなったのを感じ取る。

 射精の前兆だというのはわかっていたので、今度は腕を大きく上げた。


「ぴゅっぴゅする時はこっちのほうがいーでしょ?」

「わかってるじゃねーか」


 今度はミリアムの脇に肉棒の先端をこすりつける。

 先端に強い刺激が加わり一気に射精感が高まって来た。

 ミリアムも感じているのか、少し頬が赤くなっている。


「く……もう出そう……」

「ん♡ あっ♡ いいよ♡ いっぱいぴゅっぴゅして♡ レックスのせーえきをいっぱい出して♡ んっ♡ んうううっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「わわっ♡ すっごいでたぁ♡ 」


 大量の精液をミリアムが脇で受け止める。

 男の匂い一気に広がり、彼女の身体は内側から火が付いたように熱くなっていく。


「相変わらずいっぱいだね♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡」


 脇に舌を這わせて出されたものを舐めとる。

 それを当然のようにレックスはカメラで撮っている。

 届かない位置の精液は指で掬い取って口に運んだ。


「あーむっ♡ ……ちゅるるるうう♡ ……ちゅぽんっ♡ ……んっ♡ ……んっ♡」


 脇を綺麗にしたら今度は肉棒を咥えて、尿道に残った精液を吸い取る。

 彼女は注がれたものを味わうように目を閉じながら、ゆっくりと飲み干していった。


「(ごっくん)……ごちそーさま♡」

「ミリアムって普通に精液が飲めるんだな」

「んー、帝国軍のご飯よりもマズいけど、すぐに慣れちゃったかなー。それに飲んだほうがレックスも嬉しいでしょ♡」


 何度もレックスとしていろいろと覚えているので、飲んだほうがいいという事もわかるのだ。


「ニシシ、それとも前みたいに、ボクの身体にたくさんかけて真っ白にシタイかなー♡」


 ミリアムが立ち上がって、服のジッパーを下げていく。

 未成熟な胸が露になってメスの匂いも広がる。彼女は「どーん!」とベッドにダイブした。


「ほらほら、はやくはやく♡ 下はレックスが脱がせてよ♡」

「はいはい、慌てるなっての」


 上着は脱がせずに下だけ脱がせると、ぴったりと閉じられている割れ目が見えた。

 小さな体に相応の穴だが、そこはもう男を受け入れられる場所だと二人とも知っている。


「ん――♡」


 下腹部、子宮のあたりにキスをして舌を這わせていく。

 風呂には入っていないので少し汗の味がするが、それが逆にレックスを興奮させた。

 ミリアムの身体を舐めながら少しずつ上のほうに上がっていき、へその周りを周回するように舌を這わせると、彼女の身体がピクンと震えた。


「んぅ――キモチイイけどくすぐったいよー♡」

「もっと上まで舐めてほしいか?」

「うん♡ おっぱいとか、もっと上も――んあっ♡ あぁっ♡」


 ミリアムの声に艶が出てくる。

 いつも元気いっぱいな彼女のこんな声を聴けるのはレックスのみだろう。

 舌はさらに上に行き、胸にたどり着く。

 乳首の周りを舐めていると、ミリアムはじっとりと汗をかきながら悶え始めた。


「んっ♡ ふわぁっ♡ レックス、イジワルしないでよっ♡ おっぱいもちゃんとして♡ んあっ♡ そ、そこっ♡ やっぱりソコがいいっ♡ ひああああっ♡」


 舌で乳首を転がし、両手はそれぞれ乳首と秘部に。

 三か所同時の愛撫でミリアムの秘部が湿り気を帯びてくる。

 レックスの頭を抱きしめて自分の胸に押し付けているのは、胸の柔らかさを少しでも感じさせようという意思の表れだ。

 しかし彼はその拘束を振り払う。


「あ――ふわぁっ♡」


 ミリアムのむき出しになっている脇に舌を這わせた。


「あぁっ♡ そこっ♡ ボクやっぱりソコが好きっ♡ そこをぺろぺろしてもらうの気持ちいいっ♡」

「へへ、服着てるのにここだけ丸出しって、舐めやすいように作られてるんじゃねーのか?」

「そうかもぉっ♡ あぁっ♡ で、でもそれだけじゃないでしょー♡ あんっ♡ 脇コキしやすいのも♡ いーんでしょ♡ 毎回するもんね♡ んっ♡ そ、そろそろいーんじゃないかなー♡」


 秘部を弄っていた指を抜くと、それはべっとりと愛液で濡れていた。

 乳首は二つとも勃起して、足をもじもじさせながら切なそうな表情になっている。


「ねぇレックス♡ はやくおまんこしてよ♡ レックスのおっきなおちんちんを入れて、ボクの中にいっぱいせーえきぴゅっぴゅして♡」


 我慢できずにおねだりするが、レックスはまだ焦らすつもりだ。

 胸も乳首には触らなくなり、秘部のほうは指を入れずに周りをなぞるだけ。


「むー……えいっ♡」


 とうとう限界を迎えたミリアムが逆にレックスを押し倒した。

 騎乗位で挿入する体勢になり、彼の肉棒の先端で自分の秘部をこすり始める。


「んああっ♡ コレが欲しかったんだからぁ♡ もうガマンできない――ふわあああああああっ♡」


 彼の大きなものを一気に根元まで受け入れ、そのまますぐにミリアムは動き出す。

 相変わらず狭い膣をこじ開ける感覚も、普段とは違うミリアムの表情も、レックスだけが知っているのだ。


「ひああああっ♡ んあっ♡ おっきい♡ やっぱりレックスのおちんちんおっきくて気持ちいいっ♡」

「なんだよ、オレ以外の男ともしたのか? もしかしてユーシス?」

「ち、ちがうよー♡ レックス以外とはしてないってばー♡ んっ♡ どーせみんなを誘っても子供扱いで断られると思うし、ひあっ♡ レックス以上に気持ちよくないだろうからキョーミないかな♡」


 一度動きを止めて肉棒の形をじっくりと感じながら、挿入されて盛り上がっている腹部を指で擦る。

 こういうやり方も全てレックスとの行為で学んだことだ。


「ユーシスももったいないことしたよなぁ。素直に応じてればこんなにエロい身体を味わえてたのによ」

「スペック的にはなんの問題もないはずなのに、十年早いって言われちゃった。ジッサイはこうしてちゃんとおまんこできるってレックスが教えてくれたしね♡」

「今度十年早いって言われたら、じゃあ十年後ねって言ってやれよ」

「あ、それいいね。おまんこ以外でも使えそう。って、今はユーシスの事なんてどうでもい―んだってば♡ んっ♡ んううっ♡ ふわああっ♡」


 レックスの身体に手をついて再び動き始める。

 いつも通りの元気いっぱいの動きで、いつもと違う女の表情で快楽を貪る。


「ひあっ♡ ん♡ ボクの事をオンナにしてくれたのはレックスでしょ♡ おまんこの仕方もっ♡ 色んな言葉もっ♡ ぜーんぶレックスが教えてくれたんだからねっ♡ おかげでこんなにエッチになっちゃったんだからっ♡」

「お前は元々エロかっただろう――がっ!」


 腰を突き上げると、ミリアムの背筋がピンと伸びた。


「ひああああああああああっ♡ んううっ♡ レックスの震えてるっ♡ また出しちゃうんだ♡ ボクの中に――んっ♡ あぁっ♡」


 ミリアムが両手を伸ばしてくるので、それを掴んで恋人繋ぎに。

 ぎゅっと握って彼女はラストスパートをかけたので、レックスは身体の力を抜いて任せることにした。



「ふああっ♡ あっ♡ ボクもイクっ♡ イッちゃう♡ ナカ出しされてイッちゃうよおっ♡ ふああああっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「んああああっ♡ せーえき出てるっ♡ ボクのナカいっぱいに――ふわああああああああああああっ♡」


 大量の精液を出されてミリアムが絶頂した。

 痛みを感じさせるほどにレックスの手を握りながら、自分を内側か火傷させるようなほど熱く感じる精液を受け止める。


「あぁっ♡ ……ん♡ ……はぁぁぁぁぁ……っ♡」


 カクンと力が抜けたミリアムがレックスのほうに倒れた。

 頭を撫でられる心地よさに浸りながら呼吸を整える。

 すりすりと彼の胸にほおずりしていると、レックスが身体を起こした。

 騎乗位から対面座位になり、何をされるかわかったミリアムが目を閉じる。


「ん――ちゅ♡ ちゅるる♡ れりゅう♡」


 唇を重ねてそのまま舌も入ってくる。

 強弱を付けながら唇を何度も押し付け、舌もお互いの口の中を激しく犯すつもりでかき回す。

 一方的にされるキスはどこか悔しいので、ミリアムは「負けないぞー♡」と言う気持ちを込めて自分を舌を動かす。

 だがいつもレックスに口を犯される気持ちよさに自分の舌の動きは鈍ってしまうのだった。

 今もそう。気が付けば彼のキスに身を任せている。

 唇が離れかけると彼の頭を抱き寄せて自分からもう一度唇を重ねる。


(クレアもこんな気持ちだったのかなー♡)


 まだまだ満足していないが、レックスのほうから唇を離した。


「ボクのカラダが気持ちよすぎなのかなー♡ おちんちんがおっきいままだよ♡」

「あたり前だろ? こんなにいい女を前に一回で終わる奴なんて男じゃねーよ」

「ニシシ……そっか♡」


 妙にドキドキしながらもう一度触れるだけのキスをする。


「んっ♡ んっ♡ そーいえば初めておまんこした時もこのカッコだったよね♡ あっ♡ すっごく痛かったなー♡」

「できるだけ優しくしたんだぜ?」

「ぶーぶー、入れた時“だけ”は優しかったかもね♡ でもすぐにボクの事を押し倒して動けなくして、んっ♡ ガンガン腰を振ってたのはレックスでしょー♡ ガーちゃんに助けてもらおうなかって思ってたんだから♡」

「へへ、ミリアムだって最初から感じまくって、中出しする時に足を絡めてくるくらいエロかったけどな」

「いろいろなエッチをしたよねー♡ あっ♡ んううっ♡ おまんこだけでも正常位、後背位、騎乗位、背面騎乗位に対面座位。フェラチオ、歯磨きフェラ、玉舐め、脇コキ。えーっと、あとは何だっけ――んあ♡ ぜーんぶ気持ちよかった♡」


 今までレックスとして来た行為がフラッシュバックしてミリアムの膣がしまる。


「一番気持ちよかったのはどれなんだ?」

「うーん、イチバンかー……あ、ユーシスに通信しながらおまんこしたのはすっごくドキドキした♡」

「十年後にユーシスにミリアムがどれだけエロいのか教えてやれよ。あの時手を出してればよかったって後悔すると思うぜ?」

「えー、レックス以外にキョーミないってば♡ それより、イチバン好きな体位なんだけどさー」


 レックスの耳元でささやくと、彼は繋がったまま立ち上がってベッドから降りる。

 落ちないようにミリアムがしっかりとしがみつく。

 駅弁と呼ばれる体位で二人はセックスを再開した。


「ふわぁっ♡ コレ好きっ♡ ガーちゃんに乗ってる感じに一番近いのっ♡ 目の前にレックスがいてくれるしっ♡ キスもしやすいんだもんっ♡」

「しっかりしがみついてろよ」

「うんっ♡ あぁっ♡ 激しいっ♡ ひああああああああああっ♡」


 ミリアムの膝を抱えて激しく腰を打ち付けると、肉棒が出入りするたびに愛液が弾けて精液が零れ落ちる。

 落ちないようにレックスの首に手を回して、ミリアムは快楽に顔を歪ませて喘いでいた。


「あぁっ♡ んっ♡ ムリっ♡ もうムリっ♡ またイッちゃうっ♡ レックスとのおまんこ気持ちよすぎっ♡」

「ミリアムのキツキツのマンコも最高だぜ。顔も身体もエロすぎだし、今のミリアムを見れば、誰も子供扱いなんてしなくなるだろうよ」

「いいからぁっ♡ ボクがコドモじゃないって知ってるのはレックスだけでいいからっ♡ んっ♡ ふわぁっ♡ またおちんちん膨らんで来たぁっ♡」


 ぎちぎちと自分の中を広げるそれに気が付き、ミリアムも膣を締めつける。

 また注いでもらえることに自分の身体が悦んでいるのがわかる。


「んっ♡ スゴイっ♡ 気持ちよすぎておかしくなるっ♡ またイクっ♡ イクイクっ♡ イクううううううっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「ひああああっ♡ んううっ♡ イックウウウウウウウウウウウっ♡」


 煮えたぎった精液が再びはなたれ、ミリアムは口をパクパクさせながら絶頂した。

 その口をキスでふさがれて目の前が真っ白になる。

 体の力が抜けてレックスに抱き着けなくなってしまうが、落ちないように彼が支えてくれた。


「んむっ♡ ちゅうう♡ ちゅるるるうう♡ れりゅう♡ ……はぁ♡ はぁ♡ スゴかったー♡」


 レックスが肉棒を抜くと二回分の精液がミリアムの膣からこぼれた。

 ベッドに寝かせて自分も座ったが、彼女はレックスの膝の上にちょこんと座る。


「ニシシ、おまんこした後にこうするのがスキなんだー♡ 背もたれにサイテキだね♡」

「オレは椅子じゃないんだけどな」

「こんなに気持ちいいならお姉ちゃんとしてアーちゃんにも教えてあげないとね。ねぇレックス、アーちゃんにもおまんこを教えてあげてよ」


 アーちゃんとは第Ⅱ分校にいるアルティナの事だ。

 レックスはまだ分校生徒はまともに見れていないのだが、きっと美少女なのだろう。そうに違いない。


「本人が良いって言ったらな」

「どーせクレアみたいにモノにしちゃうくせにー♡ 新Ⅶ組はユウナとミュゼも可愛いよ♡ って、またおっきくなった♡」


 ミリアムの尻に勃起したモノが当たっているのだ。


「ボクもアーちゃんに教えてあげられるように、もっといっぱいべんきょーしないとね♡ 確かお尻の穴でもできるんだっけ?」

「しっかりと準備する必要があるからまた今度な」

「じゃあもう一回おまんこする?」

「する前に写真を一枚」

「うん、いいよー♡」


 ミリアムを膝に乗せたまま、二人は一緒に写真を撮る。



「んむっ♡ んううっ♡ んぐううっ♡」

「あー……ミリアムの口をオナホにするの気持ちよすぎだぜ……」

「んうううっ♡ んぐううっ♡ んむうううっ♡」


 二人のセックスが佳境に入っていた。

 ミリアムは服を全て脱いで裸になり、膝立ちでレックスに口を犯されている。

 彼女のいたるところに精液が付着しており、まだ綺麗なのは顔だけだった。

 その顔も汗と涎で汚れている。


「ふぅ……これで最後……だ……っ!」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「んぐうううううううっ♡」


 喉の奥に精液を出されてミリアムも絶頂する。

 口元から大量の精液が零れてまたもや彼女の身体を汚した。

 射精の途中でレックスは肉棒を抜き去り、ミリアムの顔や髪の毛に精液をぶっかける。

 力尽きたミリアムはお掃除フェラをすることもできず、そのままベッドに仰向けに倒れた。


「へへ……ミリアム、できたぜ」

「ニシシ……レックスにだけ見せる《白兎》のボクだよ♡」


 秘部から精液が流れているのは当然だが、つま先から頭の先まで精液まみれだ。


「この前は服の上からぶっかけまくったから今度は裸な」

「気持ちよかったー♡ ……今度はインナースーツでしよっか♡」


 カメラで撮りまくっているレックスにミリアムの声は届かない。

 一通りの角度から撮ってようやく満足したレックスがベッドに座る。


「レックス、おそーじするー♡」

「お、いいのか? じゃあ頼むわ」

「動けないからこっちに来て―♡」

「はいはい。それにしても最初からエロかったのにまだまだエロくなるよな。旧Ⅶ組で一番の成長株なんじゃねーか? これからもっとエロくしてやるのが楽しみだぜ」


 もっとエッチにしてもらえるんだ、とミリアムの子宮が疼く。


「あははっ……うん、どうか見ててね♡」


 当然お掃除フェラをしているところも写真に撮るのだった。



「――リスナーの皆さん。それでは今週はこのあたりで」


 ミスティ――ヴィータ・クロチルダが録音を止めた。

 人気ラジオ番組アーベントタイム。

 今年から再開したのだが、どこで収録が行われているかは一切不明である。

 リスナーのはがきを送り、録音したトークを返送するという異例の方法で番組が再開したのだ。

 帝都の総合郵便局の私書箱にお便りを送ると、5日後くらいにトークの入ったデータが届く。

 情報局なども彼女の行方を追っているのだが、ひとまずは泳がせておくという方針のようだ。

 どこで収録が行われているかは不明だが、彼女はたった今収録を終えた。


「クロチルダさん、収録は終わったんですか?」


 まさかその収録場所が帝都だとは、それも一般市民の部屋の中だとは情報局も思わないだろう。


「ええ、レックス君。待たせて悪かったわね」

「気にしてないっすよ。あの番組はオレも好きですしね」


 正確には、帝国時報に務めているレックスの部屋だ。

 ヴィータははがきを回収するとそのままレックスの部屋に向かい、すぐに収録を始める。

 防音が完璧なこの部屋ならば収録も普通にできるのだ。

 ちなみに収録中にレックスはシャワーを済ませるのもいつもの事。


「あら、好きなのは番組だけ?」

「もちろんクロチルダさんもですよ。それじゃあ今月も始めますか……ミスティさん」


 レックスがベッドに腰かけると、ヴィータがその前にしゃがんだ。

 そして再び録音を開始する。ヴィータの服のままもう一度ミスティに戻る。


「ふふ……リスナーの皆さん、こんばんは。アーベントタイムの深夜の部をお送りします♡ ん――ちゅ♡」


 肉棒の先端にキスをして、ヴィータが奉仕を始める。


「んむっ♡ ちゅるる♡ この番組では――ちゅ♡ 私がいろんな質問にお答えします♡ れりゅりゅうう♡ 他の人には言えないようなヒミツも♡」

「お便りを書いてきました」


 レックスが一枚のはがきを渡す。


「ちゅ♡ はい、最初のお便りはRN――エーデル先輩の豊満なグラビアと戦争の真実を伝える一枚を激写するのが夢のカメラマンさんからです」


 頭が痛くなりそうなラジオネームだったが、ヴィータはギリギリプロに徹する。


「ミスティさんには恋人はいるんですか?」

「気になりまーす」

「こういうことはヒミツなんですが……ちゅ♡ れりゅう♡ 恋人はいません♡ ですけど、セックスフレンドならいます♡」


 ラジオで言ってしまえば大問題なことでも、レックスと2人きりなら言うことが出来る。


「それは誰ですかね?」

「それはもちろん、私が今ペニスに奉仕している男性です♡ 名前はレックス君と言います♡ ちゅうう♡」


 くびれの部分に舌を這わせた後に裏筋を根元から舐め上げる。

 自分をカメラで撮っているレックスを相変わらずだと思いながら彼女は奉仕とトークを続けた。


「セフレとはどんな出会いだったんですか?」

「ちゅるる♡ れりゅう♡ 実は私はいろんな人たちに追われていまして、グリアノスもいなくなって魔力も厳しくて、どうしようかと思っていたわけです。れりゅう♡ ちゅっ♡」


 服の前をはだけて胸を露出させた。大きく形のいいそれがぶるんと揺れ、両手でそれを掴んでレックスの肉棒を挟む。


「うぅ……ミスティさんのパイズリ……そ、それで?」

「んっ♡ あっ♡ ふふ、硬くてステキね……♡ それで、どうにかして魔力を補充したくて、んっ♡ んっ♡ 誰かに分けてもらおうと思いました。そこで魔女の術を使って調べてみたら、桁外れに魔力を持っている人を見つけちゃったんです♡ フフ、それがレックス君ですね♡」


 乳首を肉棒に当てて擦ると胸の中でピクンとそれが震えた。

 ガマン汁が溢れてきたので先端を咥える。


「そ、それでどうしたんですか?」

「じゅるるっ♡ れりゅう♡ 一度会ってみようと思って、私から声をかけてお酒に誘いました♡ れりゅりゅう♡ んっ♡ あぁ、気持ちよさそうに震えているわ♡ すぐに出させてあげるわね♡」


 ヴィータはトークに徹しきれずに奉仕に夢中になっていた。


「その人の最初の印象は?」

「んむっ♡ ちゅるるうううう♡ 話してみると結構楽しい人ではありました♡ ただ……欲望丸出しでしたね♡ 私の胸をすごい目で見ていて、視線で犯されている感じでした♡ それで本当は血を少しだけ分けてもらうつもりだったんですが、その……ホテルに誘われてしまいまして♡」

「応じちゃったと」

「はい♡ 魔力は血だけでなく精からでも得ることが出来ますし、実はそちらのほうが効率がいいんです♡ それで――きゃっ♡ でちゃいそう♡ ふふっ♡ いいわよ♡ 胸と口で最後までしてあげるわ♡」


 胸で強く挟むと肉棒の震えを強く感じ取れる。

 ぴくぴく震えて一回り大きくなったそれの先端を咥えて、尿道を舌先で刺激した。


「んむっ♡ じゅるるるっ♡ ちゅるるるううう♡ れりゅうう♡」

「ミスティさん……出る……っ!」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「んむっ♡ んううううううううっ♡」


 大量の精液がヴィータの口の中に放たれた。

 もう何度も受け止めているのでわかるが、とても飲みきれる量ではない。

 胸にも零れるが口の中の分だけまずは必死に飲み込んでいく。


「んっ♡ んくっ♡ んくっ♡ ……ちゅるるるるううううう……ぷはっ♡ はぁ……相変わらず熱くて濃厚な精ね♡」


 うっとりしながら胸に零れた精液も舌で舐めとっていく。

 綺麗にし終えると今度はベッドの上に四つん這いにされて、下着越しに秘部を肉棒で擦られる。


「あんっ♡ レックス君っ♡ 焦らさないでちょうだい♡」

「ほら、ホテルに誘われてどうなってんですか?」

「い、一度くらいならいいと思って、彼の誘いに乗りました♡ あっ♡ ふわああああっ♡」


 下着をずらされて一気に奥まで挿入される。

 自分の中をみっちりと埋め尽くすこの感覚。やはりレックスのモノは気持ちいい。

 尻を掴まれて力強く腰を打ち付けられると、そのたびに秘部から愛液がはじけ飛ぶ。


「あぁっ♡ んっ♡ ふわぁっ♡」

「それで、一度くらいならいいはずが、なんでセフレになったんですか?」

「あっ♡ ふああっ♡ んううっ♡ そ、その……か、彼のセックスがすごかったんです♡ あっ♡ モノみたいに乱暴に扱われたかと思ったら、んっ♡ 恋人みたいなセックスもしてくれてっ♡ ひあっ♡」


 ヴィータの両腕を引いて上体を逸らしながら腰を打ち付ける。胸が大きく揺れてそれだけで彼女は感じてしまった。


「すごく気持ちよかったんですっ♡ それにっ♡ 一回じゃ終わらなくてっ♡ あぁっ♡」

「何回したんですか?」

「あっ♡ わ、わかりませんっ♡ 五回中に精を放たれてからは、もう数えられませんでしたっ♡ あっ♡ そこいいわっ♡ レックス君お願いっ♡ もっとしてっ♡ あっ♡」

「ちゃんとトークしてくださいよミスティさん」

「ふああああっ♡ あっ♡ んああああっ♡ そ、その後もっ♡ 口を使われたりっ♡ 上に乗られて胸を使われたりしましたっ♡ そ、それでっ♡ 私のほうからもっとしてほしいとおねだりをして――んっ♡ ひああああっ♡ せ、セックスフレンドになるならしてやると――んううううう♡」


 今度は覆いかぶさられて両方の胸を揉まれる。

 掌で乳首を転がす様に揉まれて、ヴィータの背筋にゾクゾクとした快感が走る。


「それでどうなったんだよ?」

「あっ♡ ひああああっ♡ あ、あのセックスがもう味わえないなんて、我慢できませんでしたっ♡ な、なのでっ♡ 私のほうからセックスフレンドにしてほしいとレックス君にお願いしましたっ♡ んああああっ♡ ペニスにキスをしてっ♡ あっ♡ あっ♡ め……盟主の名に賭けて、レックス君のセックスフレンドになると誓いましたっ♡ あっ♡ ふああああっ♡」


 レックスはそのすごさをわかっていないが、それは結社の人間にとってもっとも侵しがたい誓いになる。

 ヴィータは彼とセックスを続けたいがためにそう言ってしまったのだ。


「それから私はっ♡ レックス君のセックスフレンドですっ♡ ご、ご褒美にその後も沢山抱いてもらいましたっ♡ 中にも外にも精を放ってもらってっ♡ んっ♡ んうううっ♡ キスも沢山してもらって、んあっ♡ キスマークも沢山つけられましたっ♡ レックス君のっ♡ お、お尻の穴を舐めさせてもらったり♡ ああっ♡ ダメっ♡ 恥ずかしすぎて言えませんっ♡」

「言わねーとやめるぞ」

「ああっ♡ 言いますっ♡ 言いますからっ♡ アナルバージンもレックス君に捧げましたっ♡ ふああああっ♡」


 アナル舐め手コキなど初めてすることだったが、屈辱的ながらも興奮が止まらなかった。

 そしてアナルセックスでは新しい女の悦びを教えてもらった。


「よく言えたな、ご褒美だ」

「え――あっ♡ なんで――んおおおおおおおおおおっ♡」


 一度抜かれたと思ったらアナルに挿入される。

 そのまま背後に倒れてバックから背面騎乗位になる。

 ヴィータを抱きしめて胸を揉みしだきながら、うなじにも舌を這わせてアナルを蹂躙していく。


「おおっ♡ ふおっ♡ んおおおおおっ♡ そ、それからっ♡ 私はレックス君のセックスフレンドですっ♡ アーベントタイムの収録をする時はっ♡ いつもレックス君の部屋でセックスをしていますっ♡」

「へー、でも恋人じゃなくてセフレっすよね? 別れたほうがいいんじゃね?」

「別れるなんてムリですっ♡ あっ♡ リスナーの皆さんごめんなさいっ♡ 私は皆さんには絶対に聞かせられない声をっ♡ んおっ♡ 聞かせたくない声をレックス君だけに聞かせてますっ♡ これからもレックス君のセックスフレンドですっ♡ い、以上で終わりま――んむっ♡ ちゅっ♡ じゅるるうううっ♡」


 キスをされるとレックスも限界が近いのか射精の前兆が訪れる。

 アナルをさらに広げる肉棒の逞しさにうっとりしながら、ヴィータも自分の絶頂が近いことを感じ取っていた。


「んむううっ♡ ちゅるるううっ♡ レックス君っ♡ 収録は終わったわっ♡ もう満足でしょう♡ 君とのセックスに集中させてちょうだいっ♡」


 ミスティをやめてヴィータに戻ると、レックスもスパートをかけた。


「最初はこっちでいいよな?」

「いいっ♡ いいわっ♡ 私の中にたくさん精を放ってっ♡ あぁっ♡ おっ♡ ふおおっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「ふおおおおっ♡ おっ♡ 熱いのっ♡ んおおおおおおおおおおっ♡」


 本来出される場所ではないところに大量の精液が放たれた。

 ヴィータも同時に絶頂して痙攣し、膣が収縮して精液を搾り取る。


「へへ……あのミスティさんに中出しとか、何回経験してもヤバすぎ……ぐっ!」

「あ……あぁ……おっ♡ はぁぁぁ……♡」


 精液を出し終えてレックスがヴィータを抱きしめている腕の力を抜いた。

 服越しではあるが密着している部分が熱くて心地いい。けれどできれば直接感じたい。


「ん――♡」


 肉棒は全く萎えていない。二人のセックスはまだ始まったばかりだ。


「次は前だな」

「ええ、まだまだ楽しみましょう♡」


 一度キスをしてから、レックスは膣に挿入し直した。



 セックスがひと段落した際に、二人はベッドに腰かけて寄りそいあって一緒にグラスを傾ける。

 余韻をしっとり楽しみながら、ショットグラスの氷をカランと回す。

 そんな時間をいつも過ごしていた。


「はぁ……レックス君、相変わらずすごいのね♡」


 レックスの肩に寄りかかってヴィータがしみじみと呟いた。


「クロチルダさんも相変わらずエロい美人ですね」


 ヴィータを抱き寄せて、その腕は彼女の胸に触れている。

 時折胸を揉んだり乳首に触れると、彼女は「ん♡」と甘い声を漏らした。

 セックスの最中にいつも服を全て脱ぐので、二人とも今は裸だった。


「でもオレも結構疲れました」

「私の前と後ろに二回ずつ精を放ったのにまだまだ元気じゃない……ん♡」

「だってあのクロチルダさんとできるんだから張り切るっての」


 ヴィータは蒼の歌姫と讃えられるオペラ歌手でもある。

 帝国市民から絶大な人気を誇る彼女を好きにできるのだから張り切るのも当然だろう。


「グラスが空ね」


 レックスのグラスが空だったので、ヴィータが酒を注ぐ。

 蒼の歌姫の酌、しかもセックスの後。

 マズいはずがない。


「はぁ……クロチルダさんの酌で、こうして胸を揉みながら酒が飲めるなんてな……」

「ん♡ ……そう言えばレックス君。エマともしたのかしら?」

「しましたよ。エマもエロいし美人だし胸もでかいし、魔女ってみんなあんな感じなんですかね。ああ、当然クロチルダさんのことは黙ってますよ」


 ちなみに二人の暗黙のルールにこの関係は絶対に秘密というものがある。

 そしてヴィータの目的や、結社の事などに関する質問も絶対に禁止だ。

 以前にヴィータは、自分の忠誠は《盟主》に捧げていることだけはレックスに伝えている。

 故にレックスは彼女が何を目的に行動しているのかは知らないし、エマにもヴィータとの関係は伝えていない。

 ヴィータから連絡が来た時だけこうして逢瀬を重ねている。

 けれどエマと話して、彼女が姉であるヴィータを探していることくらいは知っていた。


(何度も肌を重ねれば、私のようにエマの力も強くなるかもしれないわね……いえ、ひょっとしたらもう……)


 自分のグラスは空だったので、彼のグラスを奪って一口飲んだ。


「ん――美味しい♡」


 ゾクッとする表情にレックスがもう一度彼女を押し倒したくなる。

 グラスを回すと氷の音が鳴る。

 三回ほど回してそれを飲み干す。


「レックス君、おかわりを貰えるかしら?」

「はいはい」


 酒をグラスに注ぐと、ヴィータはそれをもう一度回した。


「レックス君。私と君がこういう関係になってしばらくたつわよね?」

「そっすね。もう何回もしてます」

「……いつになったら君は私を名前で呼んでくれるのかしら?」


 嫉妬心。

 エマは名前で呼ばれているのに、自分はいつまでもクロチルダさんのままだ。


「……クロチルダさんがオレの事をレックスって呼んでくれたらですかね?」


 ヴィータが思わずムッとする。

 つまり先に折れろと言われているのだ。


「ふふ、君も言うわね」


 クロウの事などは呼び捨てだったし君ではなくあなたと呼んでいた。

 確かに自分は近しい人間にはそういう態度を取るだろう。が、自分から先に折れるというのは少し引っかかる。

 グラスの酒を飲んで口に含み、レックスに唇を重ねた。


「ん――ちゅ♡ んっ♡ ……んっ♡ ……ちゅるる♡」


 口移しで酒を送り込んで彼に飲ませる。口元からこぼれて膝に落ちたが二人とも気にしていない。


「蒼の歌姫の口移しで酒が飲めるなんて最高ですね」

「ふふ、私にも貰えるかしら♡」


 レックスがグラスを奪って、彼女と同じように口移しで酒を飲ませる。


「んっ♡ ……んっ♡ ……ん♡ 美味しいわね……♡」


 空になったグラスに酒を注いで、お互いにもう一度キスで酒を飲ませ合う。

 酔いが回るのとは別の理由で体が熱くなり、二人はいつしか枕元にグラスを置いて抱き合ってキスしながらベッドに倒れていた。


「んっ♡ ちゅるるうっ♡ れりゅう♡ ふふ、大きくなってるわね♡ じゅりゅうう♡」


 最初はお互いに横向きで。

 キスをして酒の代わりに唾液を交換しながら、手で肉棒と秘部を弄りあう。


「ちゅっ♡ ちゅうう♡ じゅるるうう♡ はぁ……ふふ、今度は私がしてあげるわ♡」


 いつの間にかヴィータが上に。

 騎乗位で入れようと思ったがレックスが上体を起こして対面座位になる。


「このほうがキスしやすいでしょ?」

「私とキスをするのが好きなのかしら?」

「当然だろ」


 肉棒を当てて、一気に根元まで挿入する。


「ん――はぁぁぁぁ♡」

「ラジオとオペラで帝国中の人たちを魅了してる唇だぜ? キスしたいなんて思うのは当然だろ」


 彼女の唇を指でなぞる。

 帝国中の人々を魅了する彼女の声。それを今レックスが独占しているのだ。

 その事実はいつも彼を興奮させて、肉棒がいきり立つ。


「嬉しいことを言ってくれるのね♡ でも……」


 ヴィータがレックスを抱きしめて、耳元でささやく。


「私を名前で呼んでくれたら、今以上に愛情のこもった私の声が聞けるわよ♡」


 ゾクゾクする程魅力的な提案だった。

 レックスを抱きしめて、豊満で柔らかな胸を密着させながらヴィータが動き始める。


「ねぇ、レックス君、お願い♡ 私の名前を呼んで♡ 私だって君の事を呼び捨てにしたいの♡」

「うぅ……」


 耳元で帝国中を魅了する声が囁かれる。

 彼女に囁かれながらのセックスは頭がどうにかなってしまいそうだった。


「レックス君♡ レックス君♡ ほら、ヴィータって呼んでみて♡ 私を抱きしめながら名前で呼んでいいのは世界で君だけなのよ♡」


 彼女が人々を魅了しているのは声だけではなく、その抜群のルックスもそうだ。

 そしてその身体の全てがレックスの腕の中にある。


「ぎゅって私を抱きしめながら、お互いの名前を愛情たっぷりの声で囁き合って、今まで以上に気持ちよくて幸せになれるセックスをしましょう♡ きっと最高に気持ちよく精を放てるわ♡ 私の子宮も、君が気持ちよく精を放てるのを待ちわびているの♡」


 彼女はエマにとって常に目標であり上に立つ存在だった。

 それなのに名前で呼ばれているという事実だけでエマに嫉妬している。

 彼女は今まで万人を魅了してきた。

 それがたった一人の男を魅了するために言葉を紡いでいる。


「スゲー気持ちいいセックスでしょうね」

「それじゃあ――んっ♡」

「でもクロチルダさんが先に折れてくださいよ」


 それでもレックスはヴィータを名前で呼ぶことはない。


「レ、レックス君っ♡ んっ♡ あっ♡ あぁん♡ あっ♡ 胸は――んううっ♡」


 乳首を吸いながら腰を突き上げ、ヴィータは彼の頭を抱きしめて快楽に耐える。


「今のままでも十分にきもちいいしなぁ。それにそんなに焦らなくてもいいかなって思うっス」

「だ、だけどっ♡ きっとすごく気持ちいいわよ♡ んっ♡ ひああああっ♡ んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるう♡」


 唇を重ねて舌を絡めあう。

 蒼の歌姫の唇は何度味わっても最高の一言でキスしているだけで興奮が肉棒に伝わる。

 ぎちぎちと自分の中を広げるそれはヴィータにも大きな快楽をもたらす。

 けれど足りない。


「んむっ♡ ちゅるううっ♡ じゅるるるううっ♡ あぁっ♡ んっ♡ ひああああっ♡」

「つーかさ。名前で呼んでほしいのはクロチルダさんのほうだろ? オレは別にこのままでもいいぜ? それとも今のままじゃ気持ちよくないのかよ?」

「そ、そんなっ♡ あぁっ♡ ひあっ♡ き、気持ちいいわよっ♡ けれどっ♡ んううっ♡」


 気持ちいいのだが、エマへの嫉妬心は残る。

 なにより、心が満足できない。

 レックスに名前を呼ばれながらのセックスを想像してしまった彼女は、いくら身体が満たされても心が満たされることはないだろう。

 肉棒が震えはじめたのでもうすぐ射精されてしまう。

 けれど心は絶対に満たされない。


(こ、このままだと、次に会う時までずっと焦れたままで――そ、そんなの耐えられるはずがないわ♡)


 足りないピースは一つだけ。本当にほんの少しだけの事。

 年下の男性に完全に手玉に取られているのが悔しくてたまらないのに、そんなことがどうでもよくなるくらいそのほんの少しの事を心は求めている。


「あっ♡ んうっ♡ お、おね――んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううっ♡」


 その言葉を言おうとした瞬間に、唇をふさがれて何も言えなくなる。

 言いたいのに言えない。完全に自分が何を言うかわかった上でのキスだ。

 本当に、悔しいくらいにレックスの掌の上。

 振り払って言葉にしたいのに、キスが気持ちよすぎて振り払えない。

 それでも何とかキスを中断して、もう一度唇をふさがれないようにレックスに抱き着き。

 彼の耳元で囁いた。


「お願いレックス♡ あなたには名前で呼ばれたいのよ♡ だから、ヴィータって呼んでちょうだい♡」


 自分からおねだりをして、完全に上下関係が決まったとヴィータは確信を持ってしまった。


「へへ……ヴィータはどういうふうに抱いてほしいんだ?」


 おねだり通り名前で呼んでくれた彼にぎゅっとしがみつき、


「初めてあなたに抱かれた時みたいにしてちょうだい♡ 私の名前を呼びながら、もう一度心と身体にあなたという存在を刻み込んで♡」


 ビキビキッと肉棒がいきり立ち、ヴィータはベッドに押し倒された。


「あああっ♡ ふあっ♡ んあああっ♡ これっ♡ これが好きなのっ♡ レックスっ♡ 気持ちいいわっ♡ レックスっ♡」


 種付けプレスでラストスパートをかけるレックスの名を呼ぶ。

 耳元で「ヴィータっ! ヴィータっ!」と情熱的に囁かれ、彼女はかつてないほどの快楽を味わっていた。


「おらっ、一番奥責められるのが好きなんだろっ! どうなんだよヴィータ!」

「ああっ♡ そ、そうよっ♡ そこが一番気持ちいいのっ♡ い、今までの人はっ♡ そこまで誰一人届かなかったのよっ♡ そこに触れたのはあなただけっ♡ レックスだけよっ♡」

「もう出そう……絶対に今までで一番濃いのが出るぜ。ヴィータっ! ヴィータっ! ヴィータぁっ!」


 余裕がなさそうな声で自分の名を呼んでくれるのが本当に嬉しい。

 帝国中の人々を魅了した声を持つ蒼の歌姫が、たった一人の何の力も持たない男の声に魅了されていた。


「はぁ、はぁ……もう限界だ……ヴィータ……全部受け止めろよ! わかったか!」

「ふああっ♡ んっ♡ ひあああっ♡ 来てレックスっ♡ 私の中に精を放ってっ♡ これからもずっとっ♡ 何度でもっ♡ あなたの精で私の大切な場所を満たしてえええっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「ひあ――あああっ♡ ふわああああああああああああああああああっ♡」


 その精液は、かつて感じたどれよりも熱く、濃く、大量の。

 ヴィータを深淵まで落としてしまうかのような。

 それでいて、楽園まで導いてくれるようなものだった。

 目の前が真っ白になり声を出すこともできずに口をパクパクさせて、耳元で名を囁かれて。

 オンナとしての悦びを与えられた存在がそこにはいた。


(もう……完全に……堕とされてしまったのね……♡)


 種付けプレスの射精をだいしゅきホールドで受け止め、子宮に収まりきらない精液が大量に零れてくる。


「あっ♡ ……あっ♡ んあっ♡ ……あ♡ ちゅ♡ ……ちゅるる♡ れりゅうう♡」


 二人はなかなか絶頂から戻ってこれず、数分間全く動かずにキスを続けていた。

 レックスがヴィータの口の中を犯し、ヴィータはそれを受け入れる。

 唇が離れても「もっと♡」とでも言うようにヴィータは舌を伸ばしており、レックスの舌と糸を作っていた。

 体の力が完全に抜けた二人だったが、レックスが何とか肉棒を抜きヴィータの隣に仰向けに倒れる。

 膣からさらに精液が零れたのは言うまでもない。

 仰向けに並んで呼吸を整えていた二人だったが、レックスがヴィータの肩を抱き寄せた。


「あ――♡」


 抵抗できない。したくない。する意味がない。

 寄り添うように、少しでも密着する面積が増えるように彼の胸に手を添える。

 まるで処女にでも戻った気分だ。

 鳥のように遥か高みから人々を見下ろしていたヴィータは、レックスの腕の中では子猫同然の存在だった。


「……ステキだったわ♡」


 ようやくそれだけを伝えると、レックスも満足そうに笑う。


「もう……完全に堕とされちゃったわね♡ 絶対にあなたに逆らえそうにないわ♡」

「じゃあオレがヴィータの目的とか、結社のヒミツとか教えてくれないと、もうセックスしてやらないって言ったらどうするんだよ?」

「もう、変なことを聞かないでくれるかしら♡」


 チュッと彼に唇を重ねる。


「快楽を盾にそんなことを聞くような男に、私が堕とされるわけがないでしょう♡ ちゅ♡ れりゅ♡ じゅるる……♡」

「へへ、つーか体のほうは最初から堕ちてたよな? アーベントタイムだって、オレが聞きたいって言ったから再開したんだろ?」

「ふふ、今思えばそうかもしれないわね。それに案外似た者同士なのかもしれないわ。あなたの写真と同じように、私にだって似たような趣味があるもの」


 レックスは行為の写真を撮るのが好きだが、ヴィータは録音するのが好きなのだ。

 最初のミスティのトークから始まり、今この瞬間も録音は続いている。

 今までのレックスとのセックスも全て録音しているのだ。

 それを聞いて楽しんだり、もしくは聞きながらセックスしたりもする。


「似た者同士……相性が良かったのかもしれないわ♡ ちゅ♡ ちゅう♡ あんっ♡ 胸を揉まないで♡ それより、喉が渇いたわ♡」


 枕元に置いてあった酒を口に含み、ヴィータに口移しで飲ませる。

 うっとりとした目がたまらない。あなたに夢中ですと目が言っている。


「はぁ……すごい充実感ね……あなたと離れるのが名残惜しいわ」

「会いに来る回数を増やしてもいいぜ? ってそっちの都合的に難しいか」

「難しいけど……何とかしてみるわ。ただあなたとしたいって理由で会いに来てもいいのかしら?」

「あたり前のことを聞くなよ」

「ちゅっ♡ ちゅうう♡ れりゅうう♡ ん♡ また胸……そうだわ。ねぇレックス。導力映画って知ってるかしら?」


 確かカルバード共和国で流行っているものだった気がする。

 トールズにも映画ではないが、導力ビデオカメラで撮影したトワたちがロックをした時の記録が残っているはずだ。


「名前くらいなら」

「写真もいいけど、いつかそれで私を撮ってくれないかしら? 最初から最後まで、写真にも映像にも、レックスに抱かれているところを余すことなく記録されたいのよ♡ その時は今日の事を告白しながらしましょう♡」

「へぇ……それもいいな」

「でしょう♡ ちゅ♡ れりゅう♡ ちゅるる♡ 約束よ♡ ちゅ♡ もちろん写真もいくらとってもいいわ♡ あなたにならそんな写真を撮られたっていいもの♡ ちゅ♡」

「へへ、じゃあさっそく」


 仰向けのままレックスがヴィータを抱き寄せてカメラを構える。

 胸を揉まれながら気持ちよさそうにレックスにヴィータが寄りそう。


「でもそれまでヴィータを捕まえておけるかが不安だな……ヴィータの事情は知らないし聞かねーけど、その内どっかに行って戻ってこなくなりそうで怖いぜ」

「ええ、前にも言ったように私の忠誠は《盟主》に捧げている。その意味ではあなたのセックスフレンドとしてのみは振る舞えない」


 彼女の表情が険しいものになる。

 ヴィータは魔女であり使徒でもある。執行者と違ってあらゆる自由が認められているわけではない。

 ヨシュアやレンのようにはなれないのだ。


「やっぱり……」

「でも私の身も心もあなたに捧げているのだから、必ずあなたの腕の中に帰ってくるわ♡」


 パシャっとシャッターが切られた。

 ヴィータがどんな表情をしていたのか、それは語るまでもないだろう。



 帝都ヘイムダルにあるヴァンダール練武場。

 そこは鍛錬する門下生の声が響く場所であり、今も素振りの真っ最中だ。

 その奥にある饗応の間。そこにある鍵がかかった扉の奥の部屋。


「あぁっ♡ あっ♡ ひあっ♡ レックス殿っ♡ 激しすぎますっ♡ ひあああっ♡」


 そこのベッドの上で、ヴァンダール流師範代である《風御前》オリエ・ヴァンダールが喘ぎ声を上げていると誰が気が付くだろうか。

 オリエは正常位でレックスに犯されている。

 服の前が開いているので生の胸が見えており、レックスが腰を打ち付けるたびに激しく揺れていた。


「へへ、人妻のマンコたまんねー! こんなのガマンできるかっての。隙がないって噂だったけど、しょせんは噂だな。全然あてにならねーや。美人だって言うのは本当だったけど」

「んっ♡ ひあっ♡ んうううっ♡ 私の中を広げて――ああっ♡ レックス殿の魔羅は大きすぎますっ♡ も、もっと優しく――んあああっ♡」

「激しいほうがいいでしょ? だってオリエさん、どう見ても欲求不満だったしさぁ。だからこんなに楽に抱けたわけだし」


 レックスはここに取材に来たのだが、一目でオリエが身体を持て余していると理解した。

 オリエが門下生に素振りと走り込みを命じて、お茶を振る舞いながらインタビューという事になっているが、実際はこうして不貞を働いている。

 しかし――


「オリエさんさぁ……本当は誰かにこうされたかったんじゃねーの?」

「それは……んっ♡」


 胸を鷲掴みにされて甘い声が漏れる。


「旦那に相手にされなくて、運動で性欲を発散してたんじゃね? 怒号を飛ばすってのは男の門下生が汗をかいてるのを見て、ムラムラしてたのを叫んで少しでも発散してたとか? それでも我慢できない時は、素振りとか走り込みを増やして、その間に自分はオナニーしてたとかじゃねーの?」

「ふふ……お見事です♡」


 オリエがレックスに妖しい笑みを見せる。

 マテウスに申し訳ないという気持ちも、不貞を働いているという自覚もある。

 けれどオリエは、こういうことを望んでいたのだ。


「んあっ♡ あぁ♡ 私もレックス殿の獲物を見るような目の事は一目でわかりましたよ♡ ですからこうして、んっ♡ お誘いした次第です♡ ふあああっ♡」

「旦那さんとはどのくらいご無沙汰?」

「……かれこれ数年でしょうか?」

「ありえねー……こんな美人な奥さんをほっとける男がいるのかよ……今日は久しぶりのセックスをたっぷり楽しんでくださいよ!」


 覆いかぶさってオリエにキスをしながら腰を打ち付ける。

 密着して自分の胸板でオリエの胸を押しつぶし、彼女の柔らかさや匂いまで堪能していた。


「んむっ♡ ちゅるるうううっ♡ れりゅううっ♡ ひああっ♡ レックス殿っ♡ もっと激しくお願いいたしますっ♡ 鍛えていますので、乱暴に扱っていただいて構いませんっ♡ んううううっ♡」

「マジでノリノリじゃねーか。旦那に悪いとか思わないんですか」

「不貞を働いているのは――事実ですが、ひああっ♡ 夫が抱いてくださらないから――ああああっ♡ ちゅ♡ れりゅう♡ じゅるるううう♡」


 キスで舌を絡めるが、オリエも負けじと絡めてくる。

 気を抜くとレックスのほうが口の中を犯されてしまいそうだ。


「く……そろそろ出そう。中でいいですよね?」

「は、はいっ♡ レックス殿の子種を沢山注いでくださいっ♡ あぁっ♡」

「一瞬の躊躇もなしとか……ほら、旦那さんに謝りながらイケっ!」

「は、はいっ♡ 申し訳ございませんっ♡ 私は夫がいない間にほかの男性を招き入れ、不貞を働くような妻ですっ♡ も、申し訳――ひあああっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「あぁっ♡ ふわああああああああああああああああああっ♡」


 人妻に中出しという背徳感がレックスを興奮させ、大量の精液が注ぎ込まれる。

 二人同時に絶頂し、数回腰を強く押し付けてレックスは全ての精液を出し切った。


「あ……んぅ♡」


 肉棒を抜くと精液が零れてくる。


「沢山放たれましたね……♡」

「へへ、人妻って燃えるわー。しかも浮気上等のノリノリとかさぁ」


 ブリジットなどとはまた別の良さがある。


「お清めします♡」


 自分から進んでお掃除フェラまでしてくれる。

 本当に欲求不満だったらしい。


「旦那さんって下手なんですか?」

「ちゅるる♡ れりゅ♡ 下手かどうかはわかりません。私は本当に夫以外の男性を知りませんからね。初夜に純潔を捧げ、回数を重ねるごとに快感を得るようになりました。絶頂なども経験して、満足のいく営みも何度もしています」

「へぇ……じゃあ何でセックスレスに?」

「夫は元々好きではなかったのかもしれないですね。特に理由はなくだんだんと回数が減って……ですが私の性欲がだんだんと強くなっていき……ちゅ♡ れりゅ♡ 抱いていただいた時にご満足いただけるように、性技なども学んだのですが……んむっ♡ ちゅるるるるううううう……ちゅぽんっ♡」


 確かにいまのお掃除フェラもしっかりしたモノだった。

 本当にもったいない。


「ですが、その……今のレックス殿との交わりは、夫の時よりも気持ちよかった気がします」

「ふーん。昔は旦那で満足できてたけど、エロさが増した今はそれじゃ満足できなくなったとかじゃないですか? 何でしたら、今日は思いっきりイキまくってみます?」


 久しく感じていなかったオスの情欲を向けられ、オリエの子宮が疼いた。

 自分が女であることを身体が思い出していく。一度不貞を働いてしまえばもう止まることはできない。


「ふふ、本番はここからです♡」


 オリエは一度ベッドから降りて、服を一枚ずつ脱いでいく。

 長袖にロングスカートという服装で、肌などほとんど見せなかった彼女の裸体が露になり、そのあまりの美しさにレックスがごくりと唾を飲み込んだ。

 当然のごとく写真を一枚とらせてもらうと、オリエはベッドに上がる。


「ん――♡」


 正面からレックスに抱き着いて自分の胸を押しつぶし感触を伝える。

 そのまま彼を押し倒すと、騎乗位で挿入する体勢になった。


「ヴァンダールが《風御前》……参ります♡」


 そのまま肉棒をゆっくりと挿入していく。


「ふあああ♡ んううっ♡ ふふ、今度は負けませんよ♡ レックス殿を先に果てさせてみせましょう♡」

「期待してますよ奥さん」


 奥さんと呼ばれるとどうしても背徳感と申し訳なさを思い出すが、今のオリエにとってはそれすら快楽のためのスパイスだ。

 久しぶりに男を受け入れた自分の膣をほぐす様に腰を大きくグラインドさせる。


「ん――それにしても本当にご立派な魔羅ですね……♡」

「旦那さんよりもでかいですか?」

「……んっ♡ んあっ♡ あっ♡ ひあああっ♡」


 わかりきった質問をされてオリエは何も言えなくなってしまった。

 男を受け入れる悦び。いくら見た目が若々しくて美人であろうと、今まで彼女は女として完全に枯れていた。

 それが凄まじい速さで返り咲いていくのがわかる。


「ふう……気持ちいいです……なんかこのまま全部任せて搾り取ってほしい気がしますね」

「そう言っていただけると嬉しいですね♡ んっ♡ あぁっ♡ 夫はそう言う事を全く言ってくださらないので、今思えば気持ちよくなかったのかもしれません」


 寡黙なマテウスはセックスの時もほとんど何も言わなかった。

 それに対してレックスは本当に気持ちよさそうにしてくれるので、なんというか奉仕のし甲斐があるのだ。

 もっと気持ちよくなってほしい。自分も気持ちよくなりたい。

 二つの気持ちが合わさって、オリエは両手で自分の胸を揉みしだきながら激しく腰を振る。


「あっ♡ んあっ♡ はぁぁぁ――ひああああああっ♡」


 しかし、レックスが激しく腰を突き上げたことで動きが止まった。


「ふああっ♡ レックス殿っ♡ わ、私が動きますからっ♡ ああああっ♡」

「奥さんを思いっきり乱れさせたい気分なんですよ。ほら、これでどうだ? 旦那とどっちが気持ちいいんだよ?」


 腰を掴まれて激しく何度も突き上げられる。

 こんな衝撃は感じたことがない。マテウスの剣を受け止めた時以上の衝撃が身体に走り、もっと打ち込んでほしいと心と身体が叫んでいる。


「レックス殿ですっ♡ 夫との交わりよりもっ♡ あぁっ♡ レックス殿と不貞を働くほうがとても気持ちいいですっ♡ ひああああああっ♡」

「こんないい女をほっとくとか旦那さん酷すぎでしょ。オレだったら毎日抱きまくって毎年孕ませてやるのによ」


 レックスに毎年孕まされる自分を想像して子宮が疼き始めた。

 先ほど大量に注がれたにもかかわらず、まだまだ足りないと精液を欲しがっている。


「ひあああっ♡ あっ♡ ま、魔羅が大きくっ♡ 震えてっ♡ あっ♡ も、もう一度、私の中で果ててくださいっ♡ んあああああっ♡」

「この状況で外とかありえないっての! こんなに簡単に浮気をする人妻には、中出しでお仕置きしてやるよ!」

「は、はいっ♡ レックス殿の子種をっ♡ 私にお恵みくださいっ♡ 不貞を働く駄目な妻に、仕置きをしてくださいませえええっ♡」


 ――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!


「ひああああっ♡ 熱い子種がっ♡ あぁっ♡ んあああああああああっ♡」


 背筋を伸ばして天井を仰いでオリエが絶頂した。

 二度目の精液を注がれて、完全に女として返り咲いた彼女は、今自分を抱いている男を主と認めてしまった瞬間だった。


「あ……ひあっ♡ ……ん♡ ……はぁぁぁぁ♡」


 レックスの上にオリエが倒れる。

 自分の女とでも言うように頭を撫でられるのが心地いい。


「勝負はオレの勝ちですよね?」

「ふふ、素晴らしい腕前でした♡」

「オリエさんも久しぶりでこれでしょ? これから仕込み直せば今日以上に気持ちよくなれるぜ? なんでしたらオレがこれからも鍛錬に付き合いますけど?」


 これからもレックスに抱いてもらえる。

 それは今のオリエにとっては何よりも魅力的な提案だ。


「ん――そろそろ戻る時間です。いつまでもこうしてはいられませんね」


 オリエが身体を起こして肉棒を抜く。

 ドロッとした精液が漏れるのが切なくて嫌だった。


「あれ、オリエさーん。これっきりでいいんですか?」


 彼女は何も答えずに、服も着ないで引き出しを開ける。


「そうそう――こちらが此度の勝利への対価となります。どうかお受け取りを♡」


 そう言って彼女が手渡してきたのは、一つのカギだった。

 それを受け取ったレックスがニヤニヤと笑う。


「ふーん。どこの鍵なんですか? もしもマスターキーとかなら、夜這いを仕掛けちまいますよ?」


 それはオリエにとっても望むところだ。


「フフ、それにしてもここまで熱い対戦は久方ぶりでした♡ レックス殿さえよければ、またお相手して頂けると幸いです♡」


 ベッドに戻って来たオリエが、レックスの隣に寄り添うように座り、自分の胸を当てるように腕を抱いた。

 その頬はかすかに赤く染まっている。


「……女神の目を盗むことが出来たら喜んで」


 オリエにキスをして、彼女と一緒に映るように写真を撮り、そろそろ練武場に戻る時間なので二人は服を着る。

 服を全て着た後、オリエは恥ずかしそうにスカートをめくる。

 彼女はパンツを履いておらず、下腹部に「旦那以外に中出しされました」とレックスに文字を書かれていた。

 当然それも写真を撮られ、オリエはそのままの状態で練武場に戻るのだった。

 これから先にどんなことをしてもらえるのだろうと期待しながら。

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