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 8月26日の夜。

 トールズ士官学院Ⅶ組は、今まで存在を隠されていたカレイジャスⅡを託されて行動することになった。

 リベール組や特務支援課はカレイジャスⅡを離れ、Ⅶ組は呪いの事を知るために明日はローゼリアの待つ月霊窟に向かう。


「艦の中を一通り回るのは明日にして、今日はそろそろ休むか……ん?」


 リィン・シュバルツァーが明日に備えて休もうと思っていると、エリゼ・シュバルツァーとアルフィン・ライゼ・アルノールが何やらそわそわしているのを見つける。


「エリゼ、殿下」

「あ……兄様」


 声をかけると二人が振り返る。


「リィンさん、もうおやすみになられるのですか?」

「はい。殿下たちもでしょうか? 今日は本当に大変でしたし、ゆっくりとお休みください」


 パンタグリュエルでの事、そして生きていたオリヴァルトの事。

 リィンも今日は衝撃を受けたがアルフィンはそれ以上だろう。


「は、はい……休めるかどうかはわかりませんが……」

「そうですね……むしろここからが本番といいますか……」

「え?」

「い、いえ、何でもありません!」

「……その、リィンさん。わたくしたちはどこかおかしい所はないでしょうか?」

「おかしい所ですか?」


 アルフィンに尋ねられてリィンが首を捻る。

 特におかしい所は見受けられないが……


(そう言えば殿下もエリゼも制服に着替えていたはずだが……それに風呂上がりだろうか?)


 パンタグリュエルでは皇女服を着ていたアルフィンだったが、カレイジャスⅡでは制服に着替えていた。

 一緒にロイドたちを見送った時も制服だったはずだ。

 風呂上がりでどことなく石鹸のいい香りがするので、やはり今夜はもう休むつもりだったのだろう


(着替えたのは寝る前だからか? 特におかしい所は見受けられない)

「に、兄様?」

「もしかしてどこか……」

「いえ、すみません。特におかしい所はありませんよ」


 リィンがそう言うと二人はホッとしたようだ。


「そうですか……ありがとうございます。それではわたくしたちはこれで」

「兄様、おやすみなさいませ」


 ぺこりと頭を下げて二人が去っていく。


(……どこがおかしいのかはっきりわからないが、なんとなく様子が変だな。明日から気にかけておこう)


 リィンも自分の部屋に戻っていく。

 そしてエリゼとアルフィンはドキドキしながら待ち合わせの部屋に向かっていた。


「エリゼ、わたくしたち大丈夫よね?」

「ええ。兄様もああ言ってくださいましたし……お風呂でも念入りに体を洗いましたから」


 これから会う人のために念入りに体を洗ったのだが、二人とも初めて彼に抱かれた時も同じことをしたのを思い出す。

 少しでも綺麗な自分たちを見てほしくて制服も私服に着替えたのだ。


(姫様は相変わらずお美しいけれど……私は……)


 リィンと再会した時に「少し瘦せたか?」と言われてしまった。

 痩せたとは正確にはやつれてしまったということだ。

 兄は自分をよく見てくれているので事実だろう。なにより自分自身でも最近そうなった自覚がある。

 だから彼をガッカリさせてしまわないかと少し不安に思ってしまう。

 カレイジャスに存在した貴賓室ほどではないが、二段ベッドが並ぶ部屋に比べると少し大きめの二人部屋の仮眠室。

 エリゼとアルフィンが使うことになった部屋なのだが、そこにはすでに人が入っている。


「エリゼ、取り乱しちゃダメよ? 嬉しいのはわかるけれど、帝国淑女としてふさわしい行動を取らないと」

「わかっています姫様。こう見えて私は聖アストライア女学院の生徒会長なのですから」


 扉の前に立ち、二人は深呼吸をしてノックをすると返事が返ってきた。


「お、二人とも久しぶりだな」


 扉を開けるとそこにはレックスが立っていた。


「「――レックスさんっ!」」


 彼の顔を見た瞬間に二人が走り出す。

 帝国淑女や聖アストライアの生徒会長などという肩書などどうでもよく、何も考えずに彼の胸に飛び込んだ。

 二人分の衝撃に少しよろけるが、レックスが何とかそれを受け止めて二人纏めて抱きしめる。


「ああ、よくご無事で……! わたし…………ううっ……わたし………!」

「エリゼちゃんこそ無事でよかったぜ。アルフィンも……オリヴァルト殿下が生きてるってわかった瞬間に教えられなくてゴメンな」

「いいえ、いいえ……! そんな事仰らないでください!」

「オレもようやく二人を抱きしめられて嬉しいぜ……風呂上がりのいい匂いもするし、期待して念入りに洗ってきたのか?」


 言い当てられて二人がドキッとする。

 頬を染めてもじもじしながらレックスから離れた。


「………………………」

「エリゼちゃん……?」


 さっそく始めようと思ったレックスだが、エリゼが神妙な面持ちになっている事に気が付く。


「――実はもう一度お会い出来たら勇気を出そうと決めていたんです。だから、本当ならもう少し後に連絡を入れるつもりだったんですけど……」


 自分の想いを伝えようとしている親友をアルフィンが内心「頑張って」と応援しながら黙って見守っている。


「私は兄様をお慕いしています。家族として、妹として」

「え?」


 しかし、エリゼの口から予想外の言葉が飛び出したので思わずアルフィンはポカンとしてしまった。

 そんな彼女を気にする余裕もないのか、エリゼは少し不安げな表情でレックスを見ている。


「でも――それだけではなかったんです。兄様が好きでした――妹として同じくらい、異性として。多分、出会った時からずっと」

「ちょ、ちょっとエリゼ!?」


 レックスに想いを伝えると聞いていたのになぜリィンのことが好きだったという話になっているのか。


(え……好きでした?)


 あまりのことでアルフィンは気が付くのが遅れたが、エリゼの言葉は過去形になっていた。


「へぇ、リィンが好きだったんだ? まぁ周囲にはバレてたと思うぜ」

「そ、そうかもしれませんが……レックスさんには黙っていたくなかったんです……今の私が心から愛している方には」


 エリゼの好きな人はいつの間にかレックスに変わっていたのだ。

 

「レックスさんが好きです。初めて抱いていただいた日……その前からずっと。十年以上も想い続けた兄様から心変わりしてしまうような娘ですが、こんな私でよければ――んむっ♡ れりゅうう♡ じゅるるう♡ んっ♡ んむううううっ♡」


 レックスがエリゼを抱きしめて唇を重ねる。

 自分の右手と彼女の左手を恋人繋ぎにして、左手はエリゼの背中に回して力強く抱きしめる。

 胸をつぶすほど強く抱きしめ、舌を彼女の口の中に侵入させて激しく犯してく。

 エリゼは混乱しているようだったがやがて全身の力が抜けて、トロンとした表情になってしまっていた。

 ねっとりと舌と舌に唾液の糸を作りながら二人の唇が離れる。


「オレの女になりたいんだろ?」

「はぁ♡ はぁ♡ はい♡ レックスさんを慕う方は数多くいるでしょうから、私は常に末席に置いていただければ十分です♡ どうかこれからもご寵愛を――ちゅっ♡ れりゅうう♡」

「もちろんたっぷり可愛がってやるよ。とうぜんアルフィンもな」

「は、はい……良かったわねエリゼ。でもびっくりさせないでちょうだい」

「も、申し訳ございません姫様。ですが姫様は――」

「さぁ、さっそく始めましょう♡」


 アルフィンが手を叩いてエリゼの言葉を遮った。

 エリゼは何か言いたそうだったが、レックスはカメラを構えて二人を見ている。


「それにしても少し見ないうちに二人とも綺麗になったよな……」

「ほ、本当ですか? エリゼ、良かっ――エリゼ? どうかしたの?」

「い、いえ……兄様も言っていましたが、私は少し痩せてしまいまして……」

「そんなこと……リィンさんだって心配してくれただけでしょう?」

「それはもちろんわかっています。兄様のその気持ち自体はとても嬉しいのですが――きゃっ!?」


 突然レックスに写真を撮られる。


「うーん、やっぱエリゼちゃんも綺麗になってるぜ」

「で、ですが自分でも最近はやつれているという自覚が――」

「リィンとオレの言葉、どっちを信じるんだ?」


 胸が締め付けられるようだった。

 そんなズルい言い方をされてしまえば何も言い返せなくなる。


「……レックスさんのお言葉です♡」

「へへ、じゃあ綺麗になった二人に奉仕してもらおうかな」

「はい♡ わたくしたちにお任せください♡」


 アルフィンがその場にしゃがんでレックスの肉棒を露出させた。

 それはすでに勃起しており、久しぶりに感じるオスの匂いに彼女のメスの部分が反応する。

 エリゼも同じようにしゃがむとアルフィンに目配せを行い、二人一緒に肉棒に顔を近づけていく。


「レックスさん――ちゅ♡」

「失礼します――ちゅ♡」


 二人同時に、左右から肉棒に口付けを行った。

 その瞬間を逃さずにレックスが写真に撮り、二人はそのまま奉仕に移っていく。


「あぁ……れりゅう♡ レックスさんのペニス♡ ちゅっ♡ 相変わらず逞しいです♡」

「ちゅ♡ れろぉ♡ ちゅるるうう♡ ん……こうして口づけをしているだけで、私……胸の高鳴りが抑えられません♡ ちゅうう♡」


 アルフィンが竿の部分を舐め上げて唾液をまぶしていき、エリゼは袋の皺を伸ばすように丁寧に舐めていく。

 しばらくそれを写真に撮っていたレックスだったが、エリゼに左手を伸ばした。


「れりゅう♡ じゅるるるうう♡ ちゅっ♡ ありがとうございます♡ れろぉ♡ ちゅるるううう♡」


 エリゼも右手を伸ばしレックスの左手に絡める。

 ギュっと恋人繋ぎにして強くレックスを感じると、エリゼの奉仕にも熱が入っていく。

 右手をアルフィンの頭にのせて撫でると、彼女はそれだけで気持ちよさそうなうっとりとした表情になった。

 安心感以上にレックスの女だと認識させられる撫でられ方。レックス以外の誰に撫でられてもこんな幸せで満たされた気持ちには絶対になれない。


「レックスさん♡ ちゅるるう♡ れろぉ♡ ちゅっ♡ ペニスが震えてます♡」

「わたくしたちの奉仕……ちゅっ♡ もっとお楽しみくださいませ♡ ここはいかがでしょうか♡」


 二人一緒にタマを揉みながらカリの深い部分を舌先でなぞっていく。

 敏感な部分を刺激されてレックスが思わず声を漏らすと、二人は内心大喜びでそこを重点的に責め続けた。


「れろぉ♡ じゅるるう♡ この深い部分で、いつもわたくしたちをイジメてくださるんですよね♡ ちゅっ♡」

「ちゅるるう♡ れりゅりゅうう♡ はい♡ そしてここに詰まっているのが……はむっ♡」

「あ――んむっ♡」


 今度は二人同時に袋を咥えて、中のタマを転がすように舌を使い始めた。

 先ほど舐められて唾液まみれになった竿は手で扱き始める。

 息の合った奉仕にレックスが思わず声を漏らす。


「はむっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」


 アルフィンが上目遣いで気持ちいいですか?と聞いてくるので頭を撫でてそれに応えた。

 エリゼは目を合わせようとしないが恋人繋ぎをしている手が不安そうに緩んだので握り返す。

 すると彼女も握り返してどこかホッとしたような顔になった。


「れりゅう♡ ちゅっ♡ ふふ、震えてきています♡ このままわたくしたちに最後までお任せください♡」

「はむっ♡ れろぉ♡ レックスさんにご満足いただけるように頑張ります♡ ちゅるるうう♡」

「いや……やりたいことがあるから、ちょっと離れて胸出してくれないか」


 きょとんとしながら二人は肉棒から口を離すと、胸元のリボンを解いてブローチを外した。

 服の前をはだけて胸を露出させる。


「そのまま胸をくっつけあって……」

「は、はい……こうですか?」

「姫様、失礼します……ん♡」


 エリゼとアルフィンの乳房がぴったりとくっつき、お互いに胸を押し付けあう。


(やっぱり姫様の胸は大きくて柔らかい……♡)

(エリゼの胸……すごく形がいいだけじゃなくて滑らかで……んっ♡)


 お互いの胸を羨ましいと思いながら押し付け合い、肌が触れ合っているだけで感じてしまう。

 その二人の胸の間に、レックスは肉棒を挿入した。


「ふああっ♡ あんっ♡ こ、こんな――ひあっ♡」

「わたくしたちの胸の間にっ♡ あっ♡ ふああっ♡」


 乳合わせをしている二人でダブルパイズリ。

 まるで膣に入れて抽送するようにレックスは激しく腰を振り始める。


「へへ、二人の胸でこれをやってみたかったんだぜ。パイズリセックスたまんねーわ」

「ああっ♡ わ、私たちも、感じてしまいますっ♡ んっ♡ ああああっ♡」

「エリゼの胸と、レックスさんのペニスがこすれてっ♡ あっ♡ 乳首も――ひあっ♡ ああああっ♡」


 先ほどのフェラで肉棒は唾液まみれなので滑りがよく、エリゼとアルフィンの胸も汗をかき始めているので非常にスムーズに動く。

 肉棒が乳首に当たるたびに身体がビクンと震えてしまう。

 自分たちの胸が性器の代わりに使われて恥ずかしすぎるにもかかわらず、レックスに気持ちよくなってほしくてエリゼとアルフィンは胸を強く押し付けあう。

 大きさも形も感触も違う二人の乳房をオナホールとして使っているようでレックスは興奮し、写真を撮りながら激しく腰を振り続けた。


「あー……もう出そう。二人の胸に出すからな」

「ふあっ♡ ああっ♡ はいっ♡ わたくしたちのおっぱいの中に出してくださいっ♡ あんっ♡ ああああっ♡」

「レックスさんっ♡ レックスさんっ♡ どうかお情けを♡ 私たちの胸を真っ白に染め上げてくださいっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ひあああっ♡ こ、こんなにたくさん……♡」

「わたくしたちの胸の隙間から……溢れて……♡」


 二人の胸の中で熱い精液が弾け、隙間からそれが漏れて二人の膝に落ちていく。

 スカートが精液で汚れてしまうのもお構いなしに胸を押し付けあい、レックスが最後まで気持ちよく出し切れるように努めた。

 やがて彼が肉棒を抜くと二人も胸を離す。べっとりと精液が付着している胸を見て、こんなに気持ちよくなってくれたのだなと嬉しくなった。


「エリゼ、綺麗にして貰えるかしら?」

「はい……お任せください♡ ん――ちゅ♡ れりゅう♡」


 エリゼがアルフィンの胸についた精液を綺麗に舐めとっていく。

 それが終わると今度はアルフィンがエリゼの胸の精液を丁寧に舐めて綺麗にした。

 一部始終を写真に収めたレックスは二人をベッドに誘う。


「ほら、エリゼ」

「ですが姫様……」

「ダメよ。今日はあなたが頑張るのでしょう?」


 アルフィンに言われてエリゼがベッドに仰向けになる。

 レックスがスカートをめくって彼女のタイツをビリっと破ると、ショーツはすでに愛液でびしょびしょだった。

 エリゼが顔を真っ赤にしながらレックスに左手を伸ばすと、レックスは右手でそれをつかんで恋人繋ぎにする。

 もう片方の手は彼女の腰に添えて、ギンギンに勃起している肉棒を一気に根元まで挿入した。


「んあああっ♡ ひああっ♡ レックスさん……ふああああああああっ♡」


 ご主人様の帰還に膣が悦んで肉棒を締め付け、エリゼの全身に快感と多幸感が広がっていく。

 自分の身体が内側からみっちりと広げられてレックスと完全に一つになる感覚が嬉しくて、恋人繋ぎをしている左手をギュッと握る。

 レックスがゆっくりと動き始めると、エリゼの口から甘い吐息が零れた。

 久しぶりのエリゼの身体をレックスも堪能していく。

 右手は繋いだまま、左手はエリゼの太ももをタイツ越しに撫でる。

 その感触を楽しみながらエリゼの顔を見ると、太ももを触られているのが恥ずかしいのか顔を真っ赤にしていた。


「エリゼちゃん、ここ触られるの嫌かよ?」

「~~~~っ♡」


 嫌ではありませんという気持ちをこめて手をギュッと握ると、レックスはさらに太ももを撫で始めた。


「ふふ、エリゼってば可愛い♡ レックスさん、もっと可愛がってあげてくださいね♡」


 レックスの背後からアルフィンが抱き着くと、彼女の胸が背中でつぶれる。


「レックスさん、わたくしの胸はいかがですか?」

「もちろん最高だぜ」

「ふふ、嬉しいです♡ わたくしもこうしているだけで気持ちいいですよ♡ ですからどうか、今はエリゼに集中してあげてください♡」

「んっ♡ ふあっ♡ あああっ♡ レックスさんのが、また固くなっていますっ♡ あっ♡ あああっ♡」


 エリゼの膣が小気味よいリズムでレックスのモノを締め付ける。

 彼女の胸が可愛らしく揺れてるのを見るのも楽しくて、腰をさらに激しく打ち付けた。


「ほーら、エリゼちゃん、オレのチンポ気持ちいいだろ?」

「ふあっ♡ ひあああっ♡ んっ♡ んうううううっ♡ ふわああっ♡」


 てっきり手を強く握られるかと思ったが、エリゼは握り返そうとしない。

 しかし……


「あ……き……気持ち……いい……です……♡」


 もじもじとして、かすれそうな声でそう言ってきた。

 彼女が気持ちいいというなど初めてのことかもしれない。


「気持ちいいですっ♡ ふあっ♡ レックスさんっ♡ もっとしてくださいっ♡ あああっ♡」


 エリゼが口に出してくれるのが嬉しくなり、レックスは彼女とつないでいた手を離す。

 彼女の身体を起こして正常位から対面座位になる。スカートの中に手を入れてタイツ越しにエリゼの尻をがっちりつかむと腰を使い始めた。


「ひあっ♡ あああっ♡ これっ♡ すごいですっ♡ レックスさんに抱きしめられてっ♡ 密着感がっ♡ あぁっ♡ し、幸せでっ♡ ふああああっ♡」

「エリゼちゃんをリィンに取られないように、たっぷりと可愛がってやらねーとな」

「はぁ♡ はぁ♡ も、もう……今の私はレックスさんしか見ていません♡ そ、それに……こんな私を知っているのはレックスさんだけです♡ ん――ちゅ♡ ちゅるうう♡」


 エリゼのほうからレックスに優しく唇を重ねてくる。


「へへ、そう言えばそうだよな。エリゼちゃんの身体を知ってるのはオレだけだ」 

「ひああっ♡ んっ♡ ふああああっ♡ そ、その通りですっ♡ 私の身体を知っているのはっ♡ レックスさんだけですっ♡」

「エリゼちゃんのマンコの具合も、胸の柔らかさも、こんなにエロい子だってのもリィンは知らないもんな」

「に、兄様は知りませんっ♡ ああああああっ♡ 兄様には絶対に見せませんっ♡ 私の身体を知っているのもっ♡ こんな姿を見せるのもっ♡ 絶対にレックスさんだけですっ♡ れりゅう♡ じゅるるう♡ ふわああっ♡ 気持ちいいですっ♡ んあああっ♡ ちゅっ♡ ちゅう……っ♡」


 唇を重ねたまま顔をずらしてぴったりと重なる位置を探す。

 舌を入れずに強弱をつけて唇を押し付けあっていると、エリゼの膣の中で肉棒が一回り大きくなって震え始めた。


「んああっ♡ お、大きくなってますっ♡ レックスさんのモノが、私の中でっ♡ んううっ♡」

「ほら、エリゼちゃん。どこに欲しいんだ?」

「こ、このまま中にお願いしますっ♡ レックスさんの熱いモノを、私の一番大切な場所で――兄様ではなく、愛するレックスさんだけに捧げる場所で受け止めさせてくださいっ♡ ふあっ♡ ひあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああっ♡ レックスさんっ♡ 好きっ♡ 好きですっ♡ ひあああああああああああっ♡」


 マグマのように熱い精液を受け止めてエリゼが絶頂した。

 対面座位で抱きしめあい、お互いに完全に一つになりながら同時に絶頂を感じる。

 足をレックスの腰に絡めて、愛する男の精液を子宮で受け止めるという女にのみ許された悦びを、エリゼが本当の意味で堪能していく。


「ふあああっ♡ すごいですっ♡ こんなに気持ちいいのは初めてですっ♡ レックスさんっ♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡」


 口元から唾液が零れ落ちるのも気にしないで二人はディープキスで舌を絡めあう。

 最後まで気持ちよく出し切ったレックスはそれでも腰をぐいぐいとエリゼに押し付けていた。

 唾液の糸を作りながら二人が口を離してもエリゼはまだ放心状態。

 ぼやけた目のまま自分の下腹部を見下ろし、注がれた精液の感覚を確かめるように右手で子宮の位置を撫でる。

 彼女は幸せそうな、そしてうっとりした表情で微笑んでいたが、しばらく子宮の位置を撫でた後にハッと我に返った。


「も、申し訳ございません……今どきますから……ん♡」


 無意識の行為だったのか恥ずかしそうに彼女はレックスから離れる。

 肉棒が抜けた瞬間に膣からドロッとした精液が大量にあふれてきた。


「ふふ、沢山出してもらって良かったわね♡」

「姫様……すみません、私ばかり……」

「いいのよ。二人ともちゃんと可愛がってもらえるのは知っているでしょう? それにわたくしも覚悟を決める時間が欲しかったもの……レックスさん、次はわたくしにお願いしたいのですが……」


 レックスの背中に抱き着いて胸を当てていたアルフィンが、ベッドに四つん這いになって尻を向ける。


「その……お尻の初めてを捧げさせてください♡ エリゼもした事があるそうですし、わたくしも使えるようにしていますので……んっ♡」


 アナルバージンを奪ってほしいというおねだりに全く動じることなくレックスはアルフィンのスカートをまくる。

 下着越しに彼女の尻を撫でて感触を楽しんだ後、肉棒をアルフィンのアナルに宛がった。


「入れるぞ」

「は、はい♡ よろしくお願いします……んっ♡ ふおっ♡ お……んおおっ♡」


 めりっと鈍い音がして肉棒が肛門に入っていく。

 痛みはあるがそれ以上に受け入れたいという気持ちが大きく、アルフィンのその穴は肉棒をどんどん飲み込んでいった。


「ふあ……んおおおっ♡ は、入って――あぁ……捧げられました♡」


 根元まで受け入れてアルフィンが歓喜する。

 これでエリゼと同じように二つとも捧げることができた。

 また一つ自分の身体がレックスに染められたことが本当に嬉しい。


「あ――ふあっ♡ ああっ♡ んおおっ♡ ふあああっ♡」


 四つん這いだったアルフィンの腕を持ち後ろに引いてレックスが抽送を始める。

 まだキツイが一突きごとに具合がどんどん良くなっていき、自分専用の穴にしていくのが楽しくて彼は腰の動きを止めることができない。

 パンパンと肉同士のぶつかる音が響いて、同時にアルフィンの少し下品な喘ぎ声も響く。


「ふおっ♡ おおっ♡ お尻の穴っ♡ 広がってしまいますっ♡ ああっ♡ レックスさんの大きいペニスで、広げられてっ♡ 」

「閉じなくなるかもしれないぜ?」

「い、いいですっ♡ それでもいいですからぁっ♡ レックスさんっ♡ 気持ちよくなってくださいっ♡ わたくしの身体を、好きに使ってくださいっ♡ あああっ♡」


 自分の体でレックスに気持ちよくなってもらえるのが嬉しい。

 痛みはまだ少しあるが快感も感じる。このままおかしくなっても構わないとすら思える。

 けれど突然レックスの抽送が止まった。


「はぁ……♡ はぁ……レックスさん? きゃっ♡」


 腕を強く後ろに引かれて、後背位から背面座位になった。

 レックスに背後から抱きしめられる形になり快感と共に安心感を得る。


「少し痛そうだからじっくり慣らしていこうな」

「あ――んちゅっ♡ れりゅう♡ じゅるるう♡」


 アルフィンの顔を横向きにして唇を奪う。

 右手で彼女の胸を揉みしだき、左手でクリを弄りながらゆっくりとした抽送でアナルをほぐしていく。

 唇と舌の柔らかさと温かさをじっくりと味わいながらのアルフィンの全身をほぐしていく。


(あぁ……ダメ……身体だけではなく、心までほぐされちゃう……♡)


 自分の体を使ってもらえるだけで嬉しいし気持ちいいのだが、こんなに優しく可愛がられてしまえばもう我慢できない。

 覚悟を決めたつもりでも今回はエリゼの気持ちを立てて、自分はまた今度と思っていたが、こんな状態なのに気持ちが溢れてきてしまう。


「んむっ♡ れりゅう♡ ちゅるるう♡ はぁ……♡ レックスさん……♡ わたくしもエリゼと同じなんです」

「同じ?」

「――リィンさんが好きでした。2年前のパンタグリュエル……わたくしを解放して下さったあの日から」

「アルフィンも過去形なんだな」


 コクンと彼女は頷く。

 エリゼが伝えたように、自分もリィンを好きだったと正直に伝えた。

 そのうえで。


「――好きです、レックスさん♡ わたくしを初めて抱いてくださったあの日から。いいえ、もっと前から。一人の娘として、貴方という人を♡」


 想いを伝えると、肛門に入っている肉棒がピクンと跳ねた。


「アナルにチンポツッコまれながら告白とか、歴代の皇族でアルフィンが初めてなんじゃねーか?」

「ふふ、かまいません♡ 貴方に今すぐに思いを伝えたかったんです――ふあっ♡ ひあああっ♡」


 クリに刺激が走ったと思ったら、いつの間にかエリゼがそこを舐めていた。


「エ、エリゼっ♡ ダメッ♡ そこはっ♡ あああっ♡」

「れりゅう♡ ちゅっ♡ 姫様も想いを伝えられて良かったです♡ 私にもお手伝いさせてください♡ れろぉ♡」


 エリゼがアルフィンのクリを舐めながらレックスのタマを優しく揉み解すと、一気にアルフィンとレックスが絶頂まで登っていく。

 レックスも抽送を再開。仰向けでも形の崩れない巨乳を二つとも揉み解し、乳首を指で何度も摘まんで扱きあげる。


「ひああっ♡ か、感じすぎちゃうっ♡ あんっ♡ ダメですレックスさん♡ 一緒になんてっ♡ あああっ♡」

「もう出そうなんだよ。アルフィンのこっちの穴もオレ専用に仕立てるからな」

「っ♡ は、はいっ♡ 仕立ててくださいっ♡ ふあっ♡ レックスさんっ♡ あああっ♡ 出してくださいっ♡ 大好きな人の精液っ♡ 受け止めたいですっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふあっ♡ おっ♡ レックスさんっ♡ 好きっ♡ 好きですっ♡ んおおおおおおおっ♡」


 アナルに熱い精液を注がれて、アルフィンが足をピンと伸ばして絶頂した。

 体の内側からマーキングされる感覚を味わいながらの絶頂。口をパクパクさせ頭も真っ白になっていたが、もう一度レックスに唇を奪われる。

 子宮の位置を撫でられるとそこが空っぽなのに満たされているような感覚になった。


「れりゅう♡ じゅるるう♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡」


 射精が終わってもエリゼはタマへの刺激を止めない。

 両方のタマを揉み解しながら竿の部分を舐めると、最後の一滴がぴゅっと放たれた。

 それを受け止めたアルフィンがぶるっと体を震わせてから唇を離す。


「はぁ……はぁ……♡ レックスさん――あっ♡」


 レックスが肉棒を抜いてアルフィンをベッドに寝かせる。

 アナルから精液が零れる切なさを感じる間もなく、エリゼもアルフィンの隣に寝かされた。


「れ、レックスさん♡」

「わたくしたちは逃げませんから――っ♡」


 レックスの雰囲気に二人纏めて犯されることを二人は察する。

 ほんの少しの恐怖。雄の欲望をぶつけられる雌の悦び。快楽に対する期待。

 エリゼの右手とアルフィンの左手が恋人繋ぎで繋がった。


「ふあああっ♡ は、はいって――んああああああっ♡」


 まずはエリゼに挿入していきなり激しく腰を振り始める。

 左手で隣のアルフィンの膣をかき回し、右手はエリゼの胸を鷲掴みにした。


「んあああっ♡ わ、わたくしもっ♡ ふあっ♡ すごいですっ♡ レックスさんの指っ♡ 気持ちいいですっ♡ あああっ♡」

「レックスさんっ♡ ペニスが私の中で暴れていますっ♡ あっ♡ 私もきもちいいですっ♡ ふあっ♡ あんっ♡」


 エリゼの膣から抜いて今度は隣のエルフィンの膣に挿入し、エリゼの膣を指でかき回す。


「ああっ♡ あっ♡ 好きっ♡ レックスさん好きですっ♡ 大好きですっ♡」

「ホントかなー? 実はまだリィンのほうが好きなんじゃねーの?」

「そんなことありませんっ♡ わたくしたちが好きなのはレックスさんだけですっ♡ あああっ♡」

「ふあっ♡ ああっ♡ 兄様のことが好きだったからこそっ♡ あああっ♡ レックスさんへの想いが本物だとわかりますっ♡ い、いえ、それ以上の想いが溢れて――ふああああっ♡」


 エリゼの乳首に吸い付いて引っ張り顔を押し付けて柔らかさを堪能する。


「あんっ♡ ふあああっ♡ 信じてくださいレックスさんっ♡ わたくしたちがすべてを捧げたいのはレックスさんだけなんですっ♡ あああっ♡」


 もう一度エリゼに挿入しなおし、アルフィンの胸を揉みながら彼女に唇を重ねる。


「好きっ♡ レックスさんを愛していますっ♡ 私を女として見てくれたのはレックスさんだけっ♡ 女の悦びを教えてくれたのはレックスさんだけなんですっ♡」

「ちゅるるう♡ 愛していますっ♡ れりゅう♡ ちゅっ♡ わたくしを一人の娘として見てくれたのも貴方だけですっ♡ ちゅっ♡ 相談にも乗ってくれてっ♡ 料理を食べてくれてっ♡ いつの間にかわたくしの心の中は、レックスさんでいっぱいになっていましたっ♡ れりゅう♡ じゅるるう♡」

「心だけではありませんっ♡ ふあっ♡ ああっ♡ 身体も染められてっ♡ 大事な場所も占領されてっ♡ ああっ♡ レックスさんといる時が一番幸せなんですっ♡ ふあああっ♡ 好きっ♡ レックスさんっ♡ 好きですっ♡」

「誰も教えてくれなかった幸せを教えてくれたのはレックスさんだけですっ♡ ちゅっ♡ れりゅう♡ じゅるるう♡ リィンさんよりもずっと愛してますっ♡ わたくしたちが全てを捧げたいと思ったのは、世界でレックスさんただ一人なんですっ♡ リィンさんではなくレックスさんですっ♡ ちゅるるうう♡」

 

 二人の身体を貪りながら愛を叫ばれて、レックスの頭はおかしくなってしまいそうだった。

 あっという間に限界が訪れそうになり、エリゼから抜いてアルフィンに挿入する。


「ふあっ♡ あああっ♡ またわたくしの中にっ♡ 大好きなレックスさんのペニスがっ♡ ふあああっ♡」

「んっ♡ んうううっ♡ 私の胸っ♡ もっと触ってくださいっ♡ レックスさんに触れていただくのは気持ちいいですっ♡ あっ♡ ふあああっ♡」

「そろそろだ……まずアルフィンの中に出すからな」

「はいっ♡ わたくしの赤ちゃんのお部屋を、レックスさんの精液でいっぱいにしてください♡ あっ♡ ふあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああっ♡ 大好きな人の精液が……はいって……っ♡ ふああああああああっ♡」


 エリゼに唇を重ねながらアルフィンの膣内に射精を行う。

 空っぽだった子宮をみっちりと広げるほどの量が一気に放出されていき、注がれる精液の重さをアルフィンがじっくり堪能する。


「ちゅるるうう♡ ちゅっ♡ じゅるるうう♡ れろぉ♡ レックスさん♡ どうか♡ どうか私にもお情けを……♡ れりゅう♡ ちゅっ♡」

「わかってるって……」

「ふあっ♡」


 肉棒をアルフィンから抜くと、エリゼのアナルにそれを当てた。


「あ、そこは――ふおっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふあああっ♡ れ、レックスさん……好きっ♡ 好きですっ♡ んおおおおおおおっ♡」


 エリゼの肛門にも同じように精液をぶちまけ、アルフィンに唇を重ねる。


「んむっ♡ ちゅるる♡ れりゅうう♡ レックスさん♡ 好きっ♡ 好きですっ♡ じゅるるるううう♡」

「ふおっ♡ ……愛する方の精を……前にも後ろにも注がれて……幸せです♡」


 女の悦びを感じながらエリゼも絶頂の余韻に浸る。

 しかしレックスは彼女から肉棒を抜くと、二人に見えるように肉棒を手で扱き始めた。

 何をされるのか予想が付いたエリゼとアルフィンは、期待のあまりずっと恋人繋ぎだった手をギュッと握る。


「ぶっかけてやるよ……っ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「あ――っ♡」

「レックスさん……♡」


 エリゼとアルフィンに服の上から精液が降り注ぐ。

 肌が露出しいていた部分にもまんべんなく精液がかかり、エリゼの黒いタイツにも白いシミがいくつもできる。

 内側からも外側からも染めてもらったことが嬉しくて、二人は精液をかけられただけでイってしまっていた。


「へへ……最高の一枚だぜ」


 全身が精液まみれで、膣と肛門から精液を垂れ流し、恋人繋ぎのまま幸せそうな表情の二人。

 それをレックスは当然写真に収めるのだった。



「へぇ、アルフィンがクッキーを作ったのか」

「はい。うまくできたので、レックスさんにも食べていただきたかったのですが……」

「きっと機会はありますよ」

「そうね。その時はエリゼも一緒に作りましょう」


 数時間後に行為を終えて、三人はベッドに横になっていた。

 レックスを中心に右側にエリゼ、左側にアルフィンが寄り添っている。

 アルフィンがレックスの胸に手を置き、その上からエリゼが手を重ねていた。

 服は汚れてしまったので途中から全員裸になった。

 エリゼとアルフィンはいくつもキスマークが付けられており髪もボサボサ。二つの穴からは大量の精液が漏れてしまっている。

 セックスを終えても眠らずに話をしている。

 重要な情報交換でも何でもないただの雑談。しかしエリゼにとってもアルフィンにとってもかけがえのない時間だった。


「あ……♡」


 レックスは話している間ずっとエリゼの頭を撫でている。

 リィンに数えきれないくらい撫でられて安心させて貰ったが、レックスのそれは不安を拭う以外にも女だと自覚させてくれる。

 自分は女だという安心感をエリゼは感じていた。


「ん……♡」


 反対のアルフィンはずっと無造作に胸を揉まれていた。

 帝国の至宝とまで言われている自分にこんな扱いをするのはやはりレックスだけだろう。

 皇族ではなく一人の娘だと。彼の女なのだと安心できる。

 二人ともレックスを好きになって良かったと確信を持っていた。


「なるほど、リィンの服を直したいのか」

「はい。時間を見つけて少しずつ繕っていこうかと思っています」

「待ってエリゼ。確かリィンさんが今着ているものは、魔女の皆さんが用意した特別な服なのでしょう? んっ♡ 普通に直しても今のリィンさんが着たら破けてしまうんじゃないかしら? せっかくエリゼが直してくれたのにまた破けたとなると……リィンさんは、んあっ♡ すごくショックを受けるはずよ」

「確かになぁ……だったらエマにも相談してみたらどうだ? 破れにくくする方法とか知ってるかもしれないぜ」

「なるほど……はい、そうしてみます。兄様のためにできることは何でもしたいですから」


 レックスの前でリィンの名前を……かつて好きだった男性の名前を出しても罪悪感が湧かない。

 二人にとっての愛する人はレックスになり、彼に想いを伝えたことで二人にとってリィンは大切な人になっているのだ。


「レックスさん……エリゼ……大好きです♡」

「姫様?」

「エリゼとレックスさんに会えて良かった――改めて今、空の女神に感謝しています♡」


 そう言ってアルフィンの目が閉じていき、すぐに眠ってしまった。


「寝ちまったな……」

「今の姫様はとても大変な状況ですから。ですがこんなに安らかな表情でお眠りに……レックスさんのおかげですね」

「セックスで疲れちまったんじゃねーか?」

「そ、それも否定はできませんが……姫様はレックスさんのそばが一番安心できるのだと思います。私も同じだからわかるんです」


 そう言えば初めてアルフィンが自分の部屋に来た時も彼女は少し寝てしまった事を思い出す。


「私ももっと強くなりたいです。いつまでも兄様に守られるばかりのかよわい存在ではいられませんし、姫様の親友と胸を張って名乗りたいですから」

「うーん……エリゼちゃんがその気ならオリエさんにでも稽古をつけてもらったらどうだ? 二人とも帝都に住んでるんだしさ。オレも一緒に頼んでやるよ」

「ほ、本当ですか!? あ……」


 思わず大きな声を出してしまったが、アルフィンは起きていないようだ。


「ぜひお願いします……」

「はは、わかった。アルフィンも寝たしそろそろオレ達も――っとその前に」

「ふふ、以前は姫様が撮りましたので、今回は私が撮りますね」


 エリゼが枕元に置いてあるカメラを手に取って、三人一緒に写真を撮る。

 アルフィンの安らかであどけない寝顔が可愛らしい一枚になった。


「おやすみ、エリゼちゃん」

「はい、おやすみなさいませ……ちゅ♡」


 最後にレックスの頬にキスをして、エリゼも眠りにつくのだった。



エリゼと特別な想い出を共有した!

レックス♥♥♥♥♥

リィン☆☆☆☆


アルフィンと特別な想い出を共有した!

レックス♥♥♥♥♥

リィン☆☆☆☆



 8月27日。

 アルフィンはセドリックに呼び出されて今から向かうことになっている。

 ヴァリマールで向かうのでリィンの準備ができるまで待っているのだった。


「姫様……」

「そんな顔をしなくても大丈夫よエリゼ」


 少し不安そうなエリゼとは裏腹に、アルフィンは覚悟が決まっている表情だった。


「レックスさんに想いを伝えることに比べたら、セドリックに会うなんて大したことじゃないわ。あの子は家族なんだもの。それに……勇気もたくさんもらったから♡ あなただって同じでしょう♡」

「……はい♡」


 そっと下腹部に手を当てると、エリゼも同じように自分の子宮の位置に手を当てた。

 何もしなくてもみっちりと子宮を広げるほどの感覚と重さ。一歩歩くたびにタプンと波打つほど精液をたっぷり注いでもらったのだ。

 服の下にもたくさんレックスの所有物だという証であるキスマークを付けてもらった。

 愛する人を常に感じているのだから怖いものなどありはしない。


「そうですね。姫様の気持ちはきっと殿下にも伝わります」

「ええ、きっと。ところでエリゼ、体は大丈夫なの? 昨日の火照りが収まらなくて、朝方は甲板で火照った身体を冷ましていたでしょう?」

「っ♡ そ、それは……もう大丈夫ですから……♡」

「殿下、お待たせしました」


 準備を終えたリィンがやって来る。


「リィンさん」

「兄様、姫様をよろしくお願いします」

「ああ、任せてくれ」


 二人の様子を見てリィンは昨日のことを思い出す。

 どこか様子がおかしかった二人だったが、今は全くそんなことはない。

 それどころか何か吹っ切れたような、昨日まではなかった自信を持っているような。

 そんな不思議な雰囲気を感じる

 そして何より。


(なんだか昨日とは比べ物にならないくらい綺麗になっているような……)


 エリゼもアルフィンも昨日より美しく見えるのだ。

 アルフィンどころか妹であるエリゼにまでドキッとしてしまうほどに。


「兄様?」

「い、いや、なんでもない。では行きましょう殿下」

「はい。よろしくお願いしますね」


 歩き出すアルフィンの足取りはリィンが驚くほど力強かった。



 8月31日。

 世界大戦の前日、ミシュラムでは壮行会が行われていた。

 それぞれが明日に想いを馳せて自分たちの時間を過ごしている。

 ユウナ・クロフォード、アルティナ・オライオン、ミュゼ・イーグレット。

 新Ⅶ組の女子たちもそれぞれの時間を過ごしていたのだが、彼女たちは今ホテルの部屋の前に立っていた。


「えっと……この部屋よね?」

「間違いありません」

「ふふ、それでは入れてもらいましょうか」


 ミュゼが部屋をノックすると扉が開く。


「待ってたぜみんな」


 扉が開くとレックスが姿を現した。



 9月1日。

 ヨルムンガンド作戦が始まる少し前に、アランは自分を取り戻すことができた。

 正気に戻れたのはトールズ士官学院の仲間たち、そして何より恋人であるブリジットのおかげだ。


「どうして一人で抱え込もうとするの!? どうしていつもいつも……一人で先へ行こうとするの……? 貴族も平民も関係ないじゃない……これまでもこれからも、私はあなたと一緒に大切なものを守りたいのに――!」


 自分の頬を叩いてくれた彼女の言葉を思い出す。


(ブリジット……)


 まずは彼女の言葉をもっとしっかりと聞くべきだったのだ。

 自分が一番守りたい人の声を。

 今も耳をすませば聞こえてくる。


「…っ♡ ……いいっ♡ …………気持ちいいのっ♡」


 ブリジットの声……だろうか?

 彼女の声だと思うのだが聞いたことがない声色だ。

 確かめたくてアランは目を開く。


(……ブリジット?)


 ここはどこだろうか。先ほどの場所の近くにあったボート小屋か?

 自分の体が見える。どうやらベッドで寝ているようだ。

 まるで幽霊のようにぷかぷかと自分は浮いている。

 まさか死んでしまったのか? それで魂が抜けてしまったとでもいうのだろうか?

 けれどアランにとって、そんなことがどうでもよくなる光景がすぐ隣で繰り広げられていた。


「ふあっ♡ ひああああっ♡ 気持ちいいっ♡ 一番奥に当たってすごいのっ♡ ああっ♡ 大きなチンポが私の子宮にキスしてるっ♡ ふあああっ♡」


 自分の最愛の人であるブリジットが、男にまたがって腰を振っているのだ。

 彼女は服を全て脱いで生まれたままの姿になっている。

 激しく腰を動かすたびに胸が大きく揺れて乳首が曲線を描いている。

 そして見たこともないような表情で、聞いたこともないような甘い声を出していた。


「へへ、激しすぎだろ。どれだけ欲求不満だったんだよ」

「だ、だって仕方ないじゃないっ♡ あんっ♡ ずっとほしかったのよっ♡ レックスのチンポが欲しかったのっ」


 ブリジットがまたがっているのはレックスだった。

 頭が上手く働かない。これは一体何なんだ?

 夢なのだろうか? だってブリジットは騎乗位なんてしてくれたことがないのだから。

 レックスは騎乗位で揺れるブリジットの胸を揉んでいたが、やがて彼女の胸から手をはなす。

 そしてレックスの行動の意味が分かっているかのようにブリジットが手を伸ばすと、二人は恋人繋ぎになった。


「あっ♡ ひあっ♡ んっ♡ すごいっ♡ レックスのチンポすごいのっ♡ ふあああっ♡」

「アランにもこのくらい激しくしてやればいいのによ。そうすりゃ満足できるんじゃねーか?」

「む、無理よっ♡ アランのチンポは小さくて動きにくいのっ♡ あんっ♡ ひああああっ♡ レックスのチンポで慣れちゃっちゃから、アランのチンポじゃダメなのっ♡ ふあああああっ♡」


 よほど気持ちいいのかブリジットは夢中で腰を振っている。

 時折レックスが腰を突き上げると、彼女は背筋を伸ばしてビクンっと体を震わせた。


「それにしてもアランが無事に戻って来て良かったよな」

「んっ♡ んっ♡ え、ええ……ひあっ♡ あなたたちのおかげよ」

「ブリジットの一発がきいたんだと思うぜ。とはいえ、彼氏が戻ってきたらすぐにオレと浮気ってのはどうかと思うけどな」

「ふあああっ♡ レ、レックスが誘ったんじゃないっ♡ あんっ♡ ひああっ♡ 私にサインを贈ってきたでしょっ♡ 頭の後ろで手を組んでっ♡ 私と今すぐにセックスしたいってサインをっ♡ あんっ♡ ひあああっ♡」

「学生時代のサインなんてよく覚えてたなぁ? まぁ当時も絶対に見逃さなかったし当然か」


 サイン?

 確かにみんなで自分を説得してくれた時に、レックスは頭の後ろで手を組んでいたような……いや待て。

 学生時代とはどういうことだ?

 まさか学生のころから二人は関係があったとでも――


「ひあっ♡ あああっ♡ んうううっ♡ あ――レ、レックス♡」


 レックスが上体を起こして対面座位になる。


「でもマジで心配してたんだぜ? メルカバの修理の手伝いしてる時も元気なかったしよ」

「ん……も、もう大丈夫よ……アランは戻ってきてくれたもの……だ、だから……♡」


 ブリジットが右手をそっとレックスの頬に添える。

 自分の頬を叩いた右手を、愛おしいモノでも触れるような優しい手つきでレックスに添えて、ゆっくりと唇を近づけた。


「ん――ちゅ♡ れりゅう♡ じゅるるう♡ ちゅっ♡ 動いてっ♡ れりゅううう♡ レックスぅ♡」


 そのまま対面座位でキスをしながら二人はセックスを続行した。

 激しさが消えたかわりにまるで恋人のように甘い雰囲気を纏っている。

 舌をねっとりと絡ませながら唾液を交換しあい、口から涎が垂れても気にしていない。


(あんなキスは俺とは一度もした事がないのに……)


 アランがブリジットとするときはいつも正常位だ。

 自分が彼女を愛撫して挿入して射精する。

 けれど先ほどの騎乗位のような激しさも、今の対面座位のような甘さも存在していなかった気がする。

 やがてねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れた。


「はぁ♡ はぁ♡ も、もっと激しくして♡ これはキライじゃないけれど、今は激しくしてほしいのよ♡ お願いレックス♡」

「へへ、仕方ねーな」


 ブリジットがベッドに倒れて、アランの知っている正常位に――


「ふああああっ♡ ひあっ♡ んあああっ♡ すごいっ♡ 私の中でチンポが暴れてるのっ♡ 激しいのがすごく気持ちいいのっ♡ ふああああっ♡」


 アランの知っている正常位でもブリジットでもなかった。

 レックスはブリジットの膝と胸をつかんで乱暴に腰を打ち付けている。

 あんなことをして掴まれている胸は痛くないのか?

 痛くなどないはずだ。ブリジットの表情を見ればわかってしまう。


「おらっ、彼氏の横でする浮気セックスは気持ちいいかよ?」

「き、気持ちいいのっ♡ ごめんなさいアランっ♡ レックスのチンポ、あなたのとは比べ物にならないほど気持ちいいのよっ♡ ふあっ♡ ああああああっ♡」

「そろそろ出そうだけどどこで出してほしい?」

「中にっ♡ このまま中に出してっ♡ 子宮でレックスの精液を感じさせてっ♡」


 今ブリジットが言ったことが信じられない。


(まさか……生でしているのか? だって俺とはいつもゴムを付けるじゃないか)


 アランは避妊具なしでブリジットと繋がったことはない。けれどレックスは……


「やっぱいつも通り中出しだよな? 今日は子宮がパンパンになるまで出してやるよ」

「あああっ♡ 嬉しいっ♡ レックスっ♡ ずっとほしかったのっ♡ 貴方の精液がずっとほしかったわっ♡ お願いっ♡ はやく出してっ♡ 私の中をあなたで満たしてっ♡」


 やめろ……やめてくれ……俺のブリジットをこれ以上汚さないでくれ。


「もうダメ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ アランの横で中出しされてイッちゃうのっ♡ ひああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああああああっ♡ アランっ♡ ごめんなさいアランっ♡ イクっ♡ イク……んああああああああああああっ♡」


 激しかった二人のセックスが止まる。

 ブリジットが中に出されたのだとわかってしまった。

 レックスはグイグイと何度も腰を押し付けて気持ちよさそうに射精している。

 ブリジットはうっとりした幸せそうな表情でそれを受け止めていた。

 やがてレックスが肉棒を抜くと、ブリジットの膣から大量の精液が零れる。


(あ、あれが一回の量? それにレックスのチンポは……)


 精液の量以上に肉棒のサイズに驚く。

 あんな大きなものが本当にブリジットの中に入っていたのか?


「あ……んむっ♡ れりゅう♡ じゅるううう♡」


 ブリジットは何も言われずともお掃除フェラを始めてしまった。

 お掃除フェラどころか普通のフェラもアランはやってもらったことがない。興味はあったがブリジットは恥ずかしいだろうと思っていたのだ。


「ふぅ……綺麗にしたらもう一発やるからな」

「れろぉ♡ ちゅるるうう♡ ええ、何回でもして♡」


 ブリジットがフェラに戻る。そこからも二人のセックスは続いた。

 お掃除フェラだったのにそのまま口で一発。

 そのあとブリジットの口をオナホールのように使ってもう一発。

 胸でレックスの肉棒を挟みながらフェラを行い、そのまま口の中に射精。

 アナル舐め手コキで掌で精液を受け止めて、それをブリジットは全て飲んだ。

 尻を平手打ちしながらのアナルセックス。当然中出し。

 そのどれもがアランはブリジットと経験したことがないプレイだった。


「はぁ♡ はぁ♡ レックス……」

「最高に気持ちよかったぜブリジット。またやろうな」

「……(コクン)」


 最後にレックスがブリジットの肩を抱いて写真を撮った瞬間、アランの意識は閉じてしまった。



「ん……俺は……」

「アラン? 良かった、目を覚ましたのね?」


 アランが目を覚ますと自分を心配そうにのぞき込むブリジットの姿が見えた。


「ブリジット……」

「無理はしないでまだ寝ててちょうだい」

「あぁ……そうだな。なんだか変な夢を見たような……」

「変な夢?」


 見た気がするのだが思い出せない。

 ブリジットはずっと自分のそばにいてくれたのだろうか?

 濡れタオルを用意してくれて、窓を開けて空気の入れ替えなどもしてくれている。

 本当に自分にとって最高の恋人だ。


「……? ブリジット、首のところどうにかしたのか?」

「首?」


 彼女の首のところが妙に赤くなっている。


「……っ♡ む、虫にでも刺されたのね。このくらい気にしないで。そうだ、お水を持って来るわ」


 ブリジットが席を立つ。

 彼女の献身に感謝しながらも、どんな夢を見たのだったかなぜか気になってしまうアランだった。

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