Home Creators Posts Import Register Favorites Logout
Click here for site announcements

Content

「いやー、アナが一緒に来てくれてホント助かったわー」

「いえいえ、お役に立てたのならば何よりです」


 普段は冥界にいるアナスチガルとラディスは、2人で砂漠の国であるハジャーズにやって来ていた。

 ラディスが触媒を買うためにここに来たのだが、アナスチガルに手伝って貰っているのだ。

 エルフィンの森で育ったアナスチガルにとって砂漠の熱さは少々慣れないものだったが、生徒に頼まれたのであっては無下にはできない。

 そしてアナスチガルのおかげで予定よりだいぶ早く買い物を終えることができた。 


「さてと、めーおーには少し遅くなるって言ったけどだいぶ時間が余ったなー。そうだ、休憩もかねていいとこに連れてったげる」

「いい所ですか?」


 ラディスはそこまでハジャーズに詳しかっただろうかと思ったアナスチガルだったが、実際に少し疲れていたことと、ラディスの言ういいところとはどこなのかが純粋に気になっていた。

 ラディスが「こっちこっち」と先を歩くのでアナスチガルも後ろをついていく。

 彼女は大通りを抜けてだんだんと人通りの少ない所に入っていった。

 隠れた名店でもあるのだろうかとわくわくしていたアナスチガルだったが、ラディスある建物の前で立ち止まったので驚いてしまう。


「ここは……」


 森にはなかったが知識くらいは持っている。

 そこはいわゆる連れ込み宿だった。


(まさか……冥王様が待っているのでしょうか♡ ラディスと一緒に可愛がってもらえたり……きゃっ♡)


 ドキドキしながら中に入り、ラディスが受付に挨拶すると部屋まで案内される。

 そしてラディスがドアを開けて……


「……え?」


 思ったよりも大きめの部屋。

 以前冥王と使った事のある宿よりもおおきく、ベッドなどもそれに比例して大きい。

 しかしそこで待っていたのは冥王ではなく見知らぬ男だった。


「ラディス、この方はいったい……」

「連れてきたよー。後は好きにして」


 ラディスが備え付けのソファに座ると、ベッドに腰かけていた男が立ち上がった。


(いったいどういうことなのでしょう? いえ、それよりも……)


 どことなく天使を思わせる雰囲気と魔力を感じて、アナスチガルが戦闘態勢になる。


「聞きたいことが山ほどありますが、ひとまずは――え?」


 精霊魔法を発動させようとしたアナスチガルだったが、何をどうしても発動しなかった。


(あー、やっぱこうなるか。でも対策はばっちりだからなー……)


 ラディスは天使の命令でアナスチガルをここに連れてきた。

 この部屋には精霊の魔法を阻害する効果が敷かれているので、ここではアナスチガルは魔法を使うことができないのだ。

 それを知っているのでラディスは安心しているし、天使の方も戦うつもりはなくすぐにアナスチガルと犯すつもりでいる。


「これより懐柔を開始する」

「なにが懐柔ですか。たとえ精霊魔法が使えなくても――っ♡」


 アナスチガルを犯すために肉棒を露出させた天使だったが、それを見た瞬間にアナスチガルの動きが止まってしまった。

 天使の肉棒は冥王のモノとも前の夫のモノとも比べ物にならないほどの大きさだったからだ。

 まだ勃起していないにもかかわらず、冥王が勃起した時よりも遥かに逞しさを感じてしまう。


「あ……お、大きい……♡」


 ぽつりとつぶやいた瞬間に子宮がありえないほど疼き始める。

 目の前のオスを受け入れたいと身体が叫び始めてそれを天使自身も気づいていた。


「期待しているのか」

「っ♡ ち、違います♡ そんなはずがないでしょう♡ 近づかないでください♡」


 天使はゆっくり歩いてアナスチガルに近づいていく。彼女は攻撃するという意思を持つことも出来ずに後ずさったが、すぐに壁に阻まれて下がれなくなってしまった。

 ついに天使が彼女の正面にやって来る。


「や、やめ――ふあっ♡ あああああっ♡ わたくしの胸をっ♡ ふあああっ♡ あああああっ♡」


 アナスチガルの服をずらして天使が無造作に乳房を揉み始める。

 エルフィンの女王に触るとは思えないほど荒っぽい触り方。冥王もこんな風に触ってくれたことは一度もなかった。

 乳房を鷲掴みにして乳首を掌でつぶすように揉みしだき、アナスチガルの口から甘い声がすぐに漏れ始める。


「んっ♡ ふあっ♡ お、おやめなさい♡ んああっ♡ この身はすでに冥王様のモノです♡ あなたが触れていいものではありませんひいいいいいっ♡」


 乳首を強めにねじられた瞬間にアナスチガルが思わず天井を仰ぐ。

 快感よりも痛みのほうが強かったのだが、なぜか体がそうされるのが嫌ではないと感じてしまっていた。

 動きが止まったアナスチガルを天使が左腕で抱き寄せて唇を重ねる。

 右腕は胸を揉んだまま彼女の口の中も蹂躙していく。


「んむっ♡ ちゅうう♡ れりゅううう♡ や、やめっ♡ ふあああっ♡ ちゅるうううううう♡」


 舌を激しく絡めあうキスでアナスチガルの思考が溶かされていく。

 全身から力が抜けて足もガクガク震えて立つのも辛くなっていた。


「アナってばいきなり感じすぎじゃない? めーおーとする時もそんな感じなん?」

「れりゅうう♡ ちゅるるううう♡ ラ、ラディス♡ ちゅっ♡ 助け――んむうううっ♡」


 自分を助けようとしないラディスを見て、アナスチガルは信じたくはないが彼女が自分を嵌めたのだということに気が付いてしまった。

 冥王とする時でさえこんなに早く気持ちよくなるなどありえない。

 見知らぬ男で間違いなく敵に犯されようとしているのに、アナスチガルの身体が彼を受け入れようとしている。

 天使は左手で彼女の右腕を取って、自分の肉棒を握らせた。


「っ♡ な、何をさせるのですか♡」

「お前が扱いて大きくしろ」

「お断りです♡ わたくしはそんなことをしたくありません♡ ふあっ♡ ちゅるるうう♡」


 断るアナスチガルだったが天使の肉棒から手を離そうとはしない。

 それどころか強弱をつけて握って掌で感触を確かめている。


(な、なんて熱いのでしょう♡ これで大きくなったらどれほど……♡)


 気が付けば彼女は言われた通りに天使の肉棒を扱き始めていた。

 天使も右手で胸を揉みながら左手では彼女の秘部に指を入れてかき回していく。


「んむっ♡ ちゅるるうう♡ だ、駄目ですっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううううう♡」


 立ったままお互いの性器を愛撫しあうなど初めての経験だった。

 この身は冥王に捧げたはずなのに、天使との行為が気持ちよすぎて止めることができない。


「んちゅうう♡ れりゅうう♡ ど、どんどんわたくしの手の中で大きくなっています♡ ちゅるるうう♡ れりゅう♡」

「アナってばノリノリじゃん♡」


 ラディスの目から見てもわかるほどアナスチガルは積極的だった。

 天使の肉棒を扱いて、自分の手の中でどんどんと大きくなるのが楽しく、キスをされながら胸や秘部を荒々しく愛撫されるのも気持ちよくてたまらない。

 冥王との愛を語り合うような行為ではなく、お互いを荒々しく貪りあうような行為に夢中になってしまっている。

 ねっとりとした唾液の糸を作って唇が離れアナスチガルが寂しさを感じるが、天使はすぐに彼女の耳を舐め始めた。


「ふあああっ♡ ああっ♡ そ、そこはいけませんっ♡ んひいいいいいっ♡」


 耳を甘噛みした後に舌をねっとりと這わせてしゃぶっていく。

 ハイエルフィンの長い耳が天使の唾液でマーキングされていき、アナスチガルの背筋にゾクゾクとしたものが走っていく。

 乳房もタプタプとおもちゃのように弄ばれて、快感のあまり彼女は天使にしがみつくだけになってしまっていた。


「イキそうなのか」

「ひああっ♡ ち、違いますっ♡ んっ♡ ふああああっ♡ 耳も胸も駄目ですっ♡ あああああっ♡」

「いやー、どう見てもイキそうじゃん。アナってこんなにエロかったんだ」


 ラディスにまで煽られてアナスチガルが真っ赤になるが、自分が快楽を感じているのは疑いようもないので何も言えなかった。

 やがて体の内側から大きな波のようなものが込みあがって来て、彼女を絶頂へと導こうとしていた。


「んっ♡ ふあああっ♡ も、もうダメですっ♡ ああっ♡ た、達してしまいますっ♡ んああああああああああっ♡」


 天使の腕の中でアナスチガルの身体が大きく跳ねて絶頂した。

 足がガクガクと震えて膣からは愛液が滴り、口をパクパクさせながら絶頂の余韻に浸る。

 耳を舐られ続けて快楽が持続して、体がもっとしてほしいと強請ってしまっていた。

 全身で天使に媚びるように彼に体重をかけていたが、やがて立っていられなくなりぺたんとその場に崩れ落ちる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ひっ♡」


 しゃがむと目の前には勃起した天使の肉棒があった。

 先ほどまで扱いていたそれはますます硬くなっており、間近で見ると目が離せなくなるくらい魅力的に思える。

 こんな大きなモノが入るわけがないと思いながらも、この逞しいもので愛してほしいという欲求も生まれ始めていた。


「自分だけイッたのか」

「あ……も、申し訳ございません♡」


 手コキをしていたのにイカせられなかった事を申し訳なく思い、アナスチガルは反射的に謝ってしまう。

 そもそも彼は敵であることなどずっかり忘れてしまっていた。


「あんっ♡」


 勃起した肉棒でぺちんと頬を叩かれる。全く痛くはないが、それだけでもう一度軽くイキそうになってしまった。

 女王である彼女はこんな不敬な真似はされたことがないのだが、怒るどころかなぜか嬉しく感じてしまう。


「これが欲しければベッドに寝ろ」

「あ……あぁ……♡」


 本当ならばここから逃げなければいけないのに、アナスチガルはもう天使とセックスすることしか考えられなくなっていた。

 ラディスの方を向くと彼女はにやにやと笑っているだけで何も言わない。

 けれどその視線は何も言わなくても「めーおーとは比べ物にならないくらい気持ちいいよ」や「天使に抱かれたら女に生まれた意味を知れるよ」などと言っていた。

 ふらふらした足取りでアナスチガルがベッドに向かうとそこに仰向けに寝転がる。

 天使が彼女に覆いかぶさると、くちゅくちゅと肉棒の先端で秘部を何度も擦った。


「ふあっ♡ あああああっ♡ て、天使様っ♡ あんっ♡ ああああっ♡」


 無意識のうちに様付けで呼んでしまい、切なそうな目で天使を見上げる。

 子宮が疼きすぎて気が狂いそうだったが、それを鎮めるかのようにゆっくりと腰を進めた。

 めりっと鈍い音がして天使の肉棒がアナスチガルの中に入ってくる。


「んぎいいいっ♡ んあああっ♡ ああああああっ♡」


 身体が裂けてしまいそうなほどの痛みをアナスチガルが襲う。

 間違いなく処女喪失の時よりも痛く、焼けた鉄の棒を無理矢理突っ込まれているようだ。

 ギチギチと自分の穴を拡張しながらゆっくりと肉棒が入ってきて、その痛みにアナスチガルがシーツを握り背筋を伸ばして耐えている。


「んひいいいっ♡ あああっ♡ んあああっ♡ ひぎいいいいいっ♡」


 女王とは思えないほど下品な声が出てしまっているのだが、それを恥ずかしいと思うと同時に嬉しくも感じてしまう。

 天使の肉棒を自分の中に受け入れているのだと思うと、痛みなどどうでもよくなるほどのメスの悦びで全身が満たされているのだ。

 ゆっくりと、まるで焦らすように腰を進めていた天使だったが、やがて彼女の一番奥に肉棒の先端がたどり着いた。

 そこからさらにぐいっと腰を押し付けて根元まで挿入すると、アナスチガルの頭の中で何かがブチっと切れた感覚があった。


「ふあああああっ♡ んぎいいいいいいっ♡」


 根元まで挿入されただけでアナスチガルが絶頂してしまった。

 それと同時に二人の間で上下関係もきっちりと成立してしまう。


「あああっ♡ お、大きいですっ♡ んっ♡ ふあああああっ♡」


 自分を組み伏せているオスには絶対に勝てないとアナスチガルの心が認めてしまったのだ。

 オスに屈服する悦びを感じていると、体が割かれるような激痛も甘い痺れに変わっていく。

 天使はアナスチガルの胸を揉みしだきながらゆっくりと腰を動かし始めた。


「んあっ♡ あああっ♡ て、天使様っ♡ ひあああっ♡ も、もう少しゆっくりと♡ ああああっ♡」

「十分ゆっくりだろう」

「あんっ♡ で、ですが感じすぎてしまいますっ♡ あっ♡ 天使様のあそこが逞しすぎて、ゆっくり動かされるだけでも気持ちよくなりすぎてしまうんですっ♡ ああああっ♡ んあああああっ♡」


 腰が引かれるたびに肉棒のカリの深くなっている部分でガリガリと膣の壁が削られているようだった。

 痛みもあるがそれ以上に自分の体が天使の形に変わっていくのが嬉しくて、膣が収縮して肉棒を締め付ける。

 胸を乱暴に弄ばれ、そこもどんどん敏感になっていく。

 仰向けになっても形の崩れない巨乳を雑に鷲掴みにされ、手の跡が付くどころかつぶされるのではないかと思うほど力をこめられていた。

 痛みと共に感じたことがないほどの大きな快楽が齎されて、アナスチガルは未知の感覚にどっぷりと浸かってしまう。


「ふあああっ♡ 胸が潰れてしまいますっ♡ ひあっ♡ ああああっ♡ も、もうっ♡ わたくしは女王なんですよ♡ あんっ♡ も、もっとやさしく――んひいいいいいっ♡」


 天使は乳首を二つとも指で摘まむと、それを引っ張って胸を伸ばす。

 そのまま腰を打ち付けると胸が面白いほど揺れて形も崩れていく。


「んひっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡ こ、こんなの知りませんっ♡ こんなにひどいことをされているのに、気持ちいいですっ♡ ふあああっ♡」


 前の夫も冥王もアナスチガルを女王としてだけではなく一人の女として愛して可愛がってくれた。

 しかし天使はアナスチガルを一匹の雌として見ているのでこんな扱いも簡単にできてしまう。

 そして今まで知ることができなかったメスの悦びと幸せを教え込まれてアナスチガルは、どんどん天使に夢中になっていく。

 胸を引っ張られて伸ばされながら腰を打ち付けられていたが、今度は腕を引かれてさらに激しく腰を打ち付けられる。


「ふあっ♡ あああっ♡ 胸がタプタプって♡ ふあああっ♡ わたくしの身体、おかしくなってしまいます♡ ああああっ♡」

「大丈夫だって。もうとっくにおかしくなってるから♡」

「んっ♡ んううううっ♡ ラ、ラディス♡ 見ないでください♡ あああっ♡ は、恥ずかしいですっ♡ ふあああああっ♡」

「他の人がしてるのにちょっと興味があってさー。いやー、巨乳ってそんなに激しく揺れるんだ。そいつの気持ちいいっしょ?」

「んあああっ♡ ふあっ♡ はい♡ 気持ちいいです♡ 天使様のが気持ちいいんですっ♡」


 膣内を蹂躙される幸せに浸っていたアナスチガルだったが、突然天使の動きが緩やかなものになる。


「あぁ……どうしてですか♡」

「なにが気持ちいいのかはっきり言え」

「うう……その……て、天使様のあそこが……あんっ♡」


 一番奥をグリグリと擦られてアナスチガルの身体に電流のような快感が走る。

 あそこではわからないと言われているようだったが、それを直接口にするのは恥ずかしすぎる。

 何より女王としてあまりにもはしたない。


「て、天使様の……お、おちん……ぽ……♡ おちんぽが気持ちいいです♡」


 けれどアナスチガルの心はすでに女王ではなく一匹の雌になっており、天使が望むならとその言葉を口にしていた。

 アナスチガルに覆いかぶさった天使が彼女の胸を揉みながら乳首をしゃぶっていく。

 唇で甘噛みして引っ張り弄びながら膣内の蹂躙を再開する。

 乳房にもキスを繰り返して強く吸い付くと、そこにいくつものキスマークが生まれた。


「っ♡ キ、キスマーク……♡」


 自分のモノだとマーキングされた気がしてアナスチガルのメスの部分が天使に靡いていく。

 天使は両方の乳首を同時にしゃぶって音を立てて吸い付くと、アナスチガルに快感と羞恥心を与えながら一気に攻め立てていく。


「んあああああっ♡ 天使様っ♡ 乳首を二つとも一緒になんてすごいですっ♡ こ、こんなに気持ちいいのは初めてっ♡ んあっ♡ ああああっ♡ 太くて長くて熱いおちんぽが、わたくしの中で暴れていますっ♡ この穴は自分のものだと言われているようで嬉しいですっ♡ ふあああっ♡ もっと天使様のモノにしてくださいっ♡ わたくしの身体を天使様専用に作り替えてください♡ あっ♡ んあああああっ♡」

「淫乱女王め。恥ずかしくはないのか」


 耳元で囁かれてゾクッとした瞬間に、天使に耳をしゃぶられる。

 肉棒が一回り大きくなって震えだし、メスの本能で射精の前兆だと感じ取った。


「んひいいっ♡ も、申し訳ございません♡ 淫乱の気がある女王で申し訳ございません♡ あああああっ♡ 天使様っ♡ おちんぽが震えていますっ♡ わたくしの子宮が天使様の子種を求めていますっ♡ どうかお願いします♡ このままわたくしの中で果ててください♡ 天使様のお情けをたくさんくださいっ♡ ふあああああっ♡」


 アナスチガルを抱きしめて彼女の胸をつぶして感触を楽しみ、全身の柔らかさも堪能しながら天使はスパートをかけた。

 耳を何度も舐ると彼女のそこは嬉しそうにぴくぴくと震えていく。

 もはや敵にレイプされているのではなく、愛する男に女が寵愛を受けているようにしか見えない光景。

 冥王や前の夫のことなど今のアナスチガルの心にはひとかけらも存在しておらず、天使という男しか見えなくなってしまっていた。

 全身で彼に媚びるように抱き着いて、とうとうその時が訪れる。


「ふあああっ♡ 天使様っ♡ あっ♡ わたくしもイキますっ♡ んっ♡ んううううっ♡ ああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んああああああああっ♡ ふああああああああああああああああっ♡」


 子宮の中に熱湯のような精液を注がれてアナスチガルが絶頂した。

 そこが火傷してしまうのではないかと思うほどの熱さと、破裂してしまうのではないかと思うほどの量。

 ゼリーのように濃い精液が彼女の一番大切な場所を占領して征服していく。


「ふあああっ♡ すごいですっ♡ 熱い子種が――んああああっ♡ ああああああああっ♡」


 全身に感じたことのないメスの悦びと多幸感が広がっていき、アナスチガルは女に生まれてよかったと心から感じていた。

 一度のセックスでアナスチガルの心と体が、前の夫、冥王、そして天使の中で誰が最も優秀な雄なのかを確信してしまった。

 二人に対する申し訳なさもあるが、天使に抱かれることが幸せすぎて、もう一生彼から離れることはできないのだろうということも理解する。

 長く続いた射精がようやく収まり天使が体を起こす。

 アナスチガルは蕩けきった表情で、そして完全に天使に恋する乙女の表情で彼を見上げていた。


「あ――天使様♡」


 膣内で天使のモノが勃起している事に気が付く。

 他の二人の経験上、男は一回出せば終わりだと思っていたが、彼にそんな常識は存在しないらしい。


(なんて逞しい……♡)


 冥王に抱かれた際に自分には淫らな気があるのかもしれないと話したが、冥王とより多く愛しあえるのならいいと思っていた

 何度でも繋がりたい胸の奥で叫んでも冥王もまた繋がりたいとは言ってくれたが、彼はすぐにはしてくれなかった。

 けれど天使は違う。彼はきっと何度でも、自分が求めるだけ応えてくれるのだとメスの本能でわかる。

 アナスチガルが体を起こして正常位から対面座位になると、優しく天使を抱きしめた。


「ん――ちゅ♡」


 そして唇が触れるだけのキスをすると、今度は逆に彼を押し倒す。


「なんの真似だ?」

「そ、その……次はわたくしにご奉仕させてください♡ んっ♡ んううっ♡ あんっ♡」


 ぎこちない腰使いでアナスチガルが動き始める。

 騎乗位は初めてというわけではないのだが、天使とのセックスは感じすぎてしまうので快楽でうまく動けなかった。

 背筋を伸ばして腰を浮かして落とす。

 根元まで受け入れるたびに天使の肉棒の先端が一番奥をグイっと押し上げて、先ほど注がれた子宮がタプンっと波打つ。


「んっ♡ あああっ♡ 天使様のおちんぽ♡ 一度出したのにますますたくましくなっていますね♡ あんっ♡ 本当にステキです♡ んっ♡ ふあああああっ♡ わたくしのなかがガリガリと削られていますっ♡ ああっ♡」


 やはり気持ちよすぎてバランスが崩れてしまい、アナスチガルは上体を倒してベッドに両手をついて腰を振り始めた。

 天使がアナスチガルの胸を二つとも鷲掴みにしてタプタプと弄ぶ。


「ひあっ♡ 胸も沢山触ってくださいね♡ 天使様に喜んでもらえるなら嬉しいです♡ んひいいっ♡ 乳首を引っ張られると変な声が漏れてしまいます♡ はしたなくて恥ずかしいのに止められないんですっ♡ ひああああっ♡」


 アナスチガルの巨乳に天使の指が食い込んでどんどん形を変えていく。

 彼女の方からも体重をかけて天使の手に自分の胸を強く押し付けた。

 揉まれるたびに自分の胸が天使の指に馴染んでいくようで、アナスチガルは全身をもっと彼の色に染められたい、もっと彼を気持ちよくしてあげたいと奉仕に熱が入る。

 ハイエルフィンの女王が本来は敵であるはずの天使に堕とされて、こうして体を使って奉仕するなど森の民たちには絶対に見せることのできない姿だった。

 けれど彼女は天使を愛しいと思う自分の気持ちに嘘をつくことができずに、一匹の雌としての役目を果たすために腰を振り続けた。


「天使様っ♡ ひあっ♡ ああああああっ♡ おちんぽで一番奥を突かれるたびに、んっ♡ 幸せすぎておかしくなってしまいそうです♡ ふあああっ♡ 天使様はいかがでしょうか♡ わたくしの身体は楽しんでいただけていますか♡ んっ♡ ふあああっ♡」

「悪くはない」

「~~~~~っ♡ ありがとうございます♡ ふふ、もっと楽しんでいただけるように頑張っちゃいますね♡ アナちゃんにお任せです♡」


 そっけない一言でも天使に言われると心の奥底から喜びが込みあがる。

 本当にどこまでもこの天使の虜になってしまったのだと理解しながら、アナスチガルは天使と両手を恋人繋ぎにして激しく腰を振り始めた。

 ただ愚直にそれを繰り返しているだけでは満足してもらえないかもしれない。

 そう考えて一度根元まで受け入れて、腰を大きくグラインドさせる。

 太く硬い肉棒で自分の穴をさらに広げられるような感覚でアナスチガル自身が気持ちよくなってしまうが、膣の中で肉棒も震えているので天使も感じてくれているのだと伝わってくる。


「ふあああっ♡ 子宮に注がれた子種が、タプタプと波打っていますっ♡ あんっ♡ こんなにたくさん注いでいただけだのですね♡ ひあっ♡ 内側から愛されているようで幸せです♡ んっ♡ んあああっ♡」


 気を抜くと感じすぎて動けなくなってしまいそうだったが、恋人繋ぎをしている両手をギュッと強く握って快楽に耐えながら奉仕を続ける。

 やがて天使の肉棒が一回り大きくなって震え始めた。

 もうすぐ射精してもらえると思うと子宮がキュンキュンしてきてしまう。


「あっ♡ んあああっ♡ 天使様っ♡ 失礼しますっ♡ んちゅっ♡ ちゅるるううう♡ れりゅううううう♡」


 天使に身体を密着させて抱き着いてアナスチガルがスパートをかけた。

 豊満な乳房が潰れて肌と肌が擦れるだけで感じてしまい、天使の口の中にアナスチガルのほうから積極的に舌を入れて絡めていく。

 天使の方も彼女を抱きしめて、お互いが溶け合うようなセックスで絶頂まで登りつめようとしていた。


「んむっ♡ じゅるるうう♡ この熱を、たっぷりと吐き出してくださいね♡ んむうううっ♡ んうううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んぶうううっ♡ んううううううううううううううっ♡」


 二人の動きが止まり、アナスチガルの子宮に精液が追加される。

 絶頂しながら子宮に注がれる精液の感触を堪能していたアナスチガルは、天使の肉棒が気持ちよさそうに震えて自分の体をギュッと抱きしめている事に気が付いて、快楽以上の嬉しさを感じてしまう。


「ちゅるるううう♡ じゅるうううう♡ れりゅうううう♡」 


 舌同士を激しく絡めあうキスがしばらく続き、最後にどぴゅっと特別濃い精液を吐き出して天使の射精が収まった。

 まるで子宮に蓋をされたような感覚であり、ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れる。

 ゆっくりと体を起こしたアナスチガル、愛おしげな表情で自分の下腹部をすりすりと撫でた。


「ん……たっぷりですね。わたくしで気持ちよくなっていただけましたか♡」

「……わるくなかった」

「ふふ、やりました♡ いぇいっ♡」


 アナスチガルは愛する男を気持ちよくできたという確かな満足感を感じていた。



「ん……抜きますね♡」


 アナスチガルが腰を上げて肉棒を抜くと、秘部から大量の精液がごぽっとあふれてきた。

 肉棒はまだ勃起したままだが、アナスチガルは快楽のあまり腰砕けになってしまっている。


「本当になんて逞しい……きゃっ♡」


 いささか乱暴に天使がアナスチガルを四つん這いにする。

 彼女に抵抗の意志など一切ないのだが、まるで絶対に逃がさないとでも言わんばかりにがっちりと指が食い込むほどにアナスチガルの尻を掴んだ。


「ひあっ♡ んっ♡ て、天使様? わたくしは何か、お気に障ることでも――んああっ♡ ふああああああああっ♡」


 アナスチガルの言葉を無視して天使が後背位で一気に一番奥まで挿入する。

 天使本人も気が付いていないことだが、アナスチガルに押し倒されて気持ちよくされたことで彼のプライドが少し傷ついているのだ。

 もう一度、徹底的に上下関係をはっきりさせる必要がある。

 アナスチガルの腕をもって後ろに引くと、彼は最初から彼女を壊す勢いで腰を打ち付ける。


「ふああっ♡ あんっ♡ ひああああっ♡ は、激しいですっ♡ ああああっ♡ 天使様っ♡ んひいいいいいいいっ♡」


 肉同士がぶつかり合う乾いた音と抽送の水音、そしてアナスチガルの喘ぎ声が部屋に響いた。

 腕を引いているので上体が反らされて、胸が激しく揺れるのがよく見える。

 千切れてしまうのではないかと思うくらいそれは激しく揺れているのだが、アナスチガルは快楽で頭が真っ白になってそれに気が付くことができない。

 膣内をガリガリと削られながら蹂躙される無力感と快楽に溺れ切っている彼女は、口から涎を垂らしたはしたない表情で喘ぎ乱れている。


「んひいいっ♡ ふああああっ♡ も、もうダメですっ♡ んあっ♡ イってしまいます♡ んうううっ♡ んあああああああああああっ♡」


 背筋を伸ばして天井を仰いでアナスチガルが絶頂する。

 しかし天使は腰の動きを一切緩めようとしない。

 今度は尻を掴みなおしてガニ股になり、アナスチガルが絶頂から帰ってこないうちに追い打ちを仕掛ける。


「ああああっ♡ 天使様っ♡ 天使様ぁっ♡ ふあああああっ♡ お、お許しください♡ んひいいいっ♡ ああああああっ♡ 壊れてしまいますっ♡ わたくしの身体が壊れてっ♡ ふわああああああっ♡」

「それがいいのだろう」


 図星を突かれてドキッとしてしまう。

 自分は、いやおそらくアイリス全員がそうなのだろう。

 オママゴトのようなセックスしか知らなかったため、壊れてしまうほどの快楽というものに弱すぎるのだ。


「淫乱め」

「っ♡ ふあああああっ♡ ああああああっ♡ み、淫らで申し訳ございません♡ あんっ♡ ひあああああっ♡」


 またもや絶頂敷いてしまうが、やはり天使は休ませてくれない。

 辛くてやめてほしいはずなのに、もっと激しく、それこそ壊れるくらいしてほしい。

 矛盾した感情がアナスチガルのなかで渦巻いている。

 天使はアナスチガルを起こして抱えどりにして背後から乳房を二つとも揉みしだいていく。

 下から持ち上げるようにタプタプとそれを揺らして弄びながら、彼女の長い耳に舌を這わせていく。


「あぁ……あっ♡ ふあぁ……天使様……♡ 気持ちいいです……♡」


 右耳をじっくりと舐られたら次は左耳へ。

 肉棒は挿入したまま動かさずに、子宮口を押し上げるように刺激していく。

 激しさがない代わりに天使の肉棒の形がはっきりとわかり、自分の膣内が彼のモノに馴染んでいくのを感じた。

 膣内だけではなく胸もおなじだ。セックスが始まる前よりも、天使の手にしっくりと吸い付いているのを感じる。


「あっ♡ んああっ♡ 天使様ぁ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうううう♡」


 いつの間にか激しいレイプのようなセックスから、恋人同士が愛を語り合うようなゆったりしたセックスになっている。

 こう言うセックスだけでは満足できないから天使のほうが冥王よりも遥かにオスとして優れていいると考えていたアナスチガルだが、天使とすると先ほどのように身も心も同じくらい満たされていた。


(ん……天使様はズルいです♡ 壊すように激しくした後に、こんなに優しく甘い口づけ……♡ あぁ……幸せすぎておかしくなってしまいそう♡)


 二人の唇が離れると、天使が耳をしゃぶりながらゆっくりと動き始める。


「はぁ……♡ はぁ……♡ あんっ♡ 気持ちいいです♡ こんなにも満たされているのは、本当に初めてです……あぁ♡」

「冥王はここまでしてくれなかったのか」


 ビクッとアナスチガル体が震える。

 冥王に申し訳がないという気持ちもわずかに残っているが、冥王や前の夫に抱かれてしまっているという天使に対しての申し訳なさだ。

 前の夫とセシルを授かったことには全く後悔はないのだが、同時に天使以外の男に身体を許してしまったことを申し訳なく思ってしまう。

 けれども天使に隠し事などすることはできずに、アナスチガルは口を開いた。


「その……冥王様ともこういうゆったりとしたやり方をした事はありますが、天使様ほど気持ちよくはなれませんでした。ふあっ♡ 天使様の逞しいおちんぽが、わたくしの中をみっちりと広げて可愛がってくださいますが、んあっ♡ 冥王様の時はそう言った感覚が一切ないのです♡ んっ♡ ふあああああっ♡ い、一度果てられると、すぐに小さくなってしまいますし……」

「ラディスも同じことを言っていたな」

「そ、そうなのですか?」


 ラディスが冥王に抱かれている事も当然知っていたが、彼女を抱いた時も一回で終わりだったらしい。


(てっきりわたくしにはあまり魅力を感じて下さらないだけかと……)


 アイリスの中で自分だけは未亡人であり、もともとは他の男のモノだった。

 前の夫の意志を伝えており、冥王も大切にしてくれるとは言ってくれたのだが、やはり他の男を愛したことがあるという不安はあった。

 ましてやアナスチガルの目から見ても非常に魅力的であり、冥王だけを愛しているアイリスたちが山程いるのだから。


(ですが天使様は……♡)


 自分をいま抱いている天使は他に男がいようと無理矢理にでも自分のモノにしようとしている。

 それがどんな理由であれ、オスに強く求められてアナスチガルはメスの悦びを感じているのだ。


「ふあああっ♡ 天使様♡ あんっ♡ 子種が欲しくて、お腹がきゅんきゅんしてしまいます♡ んっ♡ ひああああっ♡」


 アナスチガルをもう一度ベッドに押し倒して、天使が彼女に覆いかぶさる。

 右手をベッドに付いて左手では彼女の乳房をタプタプと弄びながら一気にスパートをかけた。

 アナスチガルの膣内で肉棒が一回り大きくなって震え始める。


「んひいいっ♡ ああああっ♡ ふあああああっ♡ 天使様っ♡ あああっ♡ 来て下さいっ♡ んちゅっ♡ れりゅ♡ じゅるるうううう♡」


 アナスチガルが右手を天使の首に回して抱き寄せると唇を重ねる。

 激しく舌を絡ませあって唾液を交換しあい、腰を打ち付けられるたびに子宮で波打つ精液を感じながら登りつめていく。


「んむううっ♡ んっ♡ れりゅうう♡ わたくしももうイってしまいます♡ んむっ♡ んううううううううううううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んむううううっ♡ 熱いのが……いっぱい出てて――んおおおおおおおっ♡」


 今まで以上に濃くて熱い精液がアナスチガルの子宮に詰め込まれた。

 絶頂した彼女の膣が収縮して、肉棒が脈打つたびに精液が放たれる。

 唇を重ねながら天使の欲望を受け止めて、アナスチガルの全身にメスの悦びが広がっていく。

 腰をグイグイと押し付けていた天使が、最後にどぴゅっと濃い精液をだすとアナスチガルの身体がぶるっと震えた。


「ん……んぅ……んおっ♡」


 天使が肉棒を抜くと下品な声を上げてアナスチガルがベッドに倒れた。

 尻を上げた状態でうつぶせになり、腰がガクガクと震えてしまっている。

 度重なる絶頂でによる快楽と疲労で全く動けないアナスチガルだったが、天使が彼女を仰向けにして肉棒を顔に近づける。


「あ……♡」


 精液と愛液で汚れ切っており、むあっとした熱気と淫らな匂いを発している肉棒。

 本能的に自分が何をすればいいのかを理解したアナスチガルが、それを口に含んで綺麗にしていく。


「んむっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううううう♡」


 丁寧に、そして気持ちよくしてくれた感謝の気持ちをこめてそれの掃除をしていく。

 舐めているだけでムラムラとした気持ちが沸き上がってきて、満足していたはずの身体もだんだんと疼いてきてしまっていた。

 先端、裏筋、竿、玉袋。

 隅々まで舌を這わせていくアナスチガルだったが、熱中しすぎて綺麗になるころには天使のモノは今まで以上にガチガチに勃起してしまった。


「すごいです……こんなにも逞しいお方のモノにしていただけるなんて、わたくしは本当に幸せ者ですね……♡」

「俺のモノになりたければ忠誠を誓え」

「はい……アナスチガル・エルマー・エンゲル・ベルグルンドはあなたにすべてを捧げることを誓います――ちゅ♡」


 天使の肉棒にキスをして真名を教える。

 たった一日で誰かに本当の名前を教えることになるなど考えたこともなかった。

 その後もアナスチガルが求めれば求めるだけ天使はそれに応えて、彼女に女としての悦びを与えるのだった。



「はぁ……♡ はぁ……天使様……♡」


 行為が始まって数時間後。

 天使とアナスチガルはお互いに生まれたままの姿でベッドで休んでいた。

 仰向けの天使にアナスチガルが身体を密着させて寄り添っている。

 誰がどう見ても恋人同士が情事を終えて休んでいるようにしか見えない光景、少なくともアナスチガルの方は完全に天使を愛してしまっている。


「ん……お腹が苦しいです♡ 天使様の子種が、わたくしの子宮をみっちり広げているのがわかります♡ こんなに愛していただけるなんて思いませんでした♡」


 アナスチガルは髪はボサボサになり全身がキスマークだらけになっている。

 子宮の中に精液を無理矢理詰め込まれて苦しさすらも感じているのだが、それも天使に愛された証明だと思うと愛しく感じる。

 冥王とのセックスが全てオママゴトだったと思うほどの激しいセックスで、彼女の体力はもうほとんど残っておらずまともに動くことすらできなかった。


(はぁ……わたくしは今までこんなにも素晴らしい女の幸せを知らなかったのですね……♡)


 セックスのあとの心地よい疲労を天使にさらに身体を密着させて彼の体温を感じると、体の疲労も溶けていくようだった。

 女として男の欲望を受け止めることができた達成感も感じており、こんなにも満たされた気持ちになるのは初めてかもしれない。

 二人のセックスの激しさにいつの間にかラディスもどこかに行ってしまった事にも気が付かなかった。


「あ……♡」


 天使に肩を抱かれて引き寄せられる。

 真っ直ぐに見つめられて思わず照れくさくて目を逸らしてしまった。


「これからはお前にも役に立ってもらうぞ」

「っ♡ ……は、はい……♡」


 役に立ってもらうというのは先ほどのラディスのように他のアイリスを手籠めにする手助けをしろということなのだろう。

 申し訳ない気持ちもあるのだが、アナスチガルはもはや彼に逆らえそうにない。

 なにより娘のセシルや他のアイリスたちにも、天使が与えてくれる本当の女の悦びを知ってほしいとすら思えてしまう。


「……天使様。これからどうするおつもりですか?」

「他のアイリスを堕とす」


 即答する彼を見て、アナスチガルはまるで与えられた役目を口にしているだけに思えてしまった。

 たとえそうなのだとしても自分をこんなに幸せな気持ちにしてくれた彼を、それだけで終わらせたくないと考えてしまう。


「では……全てのアイリスを自分のモノにしたらどうするおつもりですか?」


 スクールカウンセラーとして様々なアイリスたちに質問していたように言葉を続ける。

 天使はその言葉に何も答えなかった。

 元々天使と言うのは魂がない存在なので仕方がないのかもしれない。


「……考えたこともない」


 しかし天使は答えなかったのではなく、考えていただけだったのだとわかり、アナスチガルはどこか嬉しく感じる。

 彼を優しく抱きしめ、天使の顔がアナスチガルの大きくやわらかな胸に埋まった。

 まるで子供を優しくあやすように頭を撫でる。


「それならば……あなた自身のためにも考えなければいけませんね。わたくしでよければいつでもお話を聞かせてください……ちゅ♡」


 彼に優しくキスをする。


「この身も心も全て天使様のモノです♡ いつでも求めてくださいね♡」

「お前がしたいだけだろう」

「っ♡ そ、そんなことは……♡」


 天使がアナスチガルを押し倒す。

 彼のモノは疲れなど見えずに勃起したままだが、アナスチガルは疲労困憊だった。

 けれどまだまだ彼に抱かれたいと本心では思っており、天使はそれを察しているのだ。


「天使様……わたくしをたっぷりと可愛がってくださいませ♡」


 その日アナスチガルは天使と冥王のオスとしての格の違いを思い知らされたと思っていた。

 しかしさらに徹底的に冥王とのオスとしての格の違いを、そしてメスの悦びを三日間ほどかけて心と体に教え込まれることになったのだった。

Comments

No comments found for this post.