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「はぁ……いったいどうすればいいのかしら……」


 聖ウルスラ医科大学の病室で、エリィ・マクダエルが大きなため息をついていた。

 彼女の手にはクロスベル総督府から届いた書類がある。エレボニア帝国に併合されてしまった事によりクロスベルのトップはルーファス・アルバレアになっているので、実質彼から届いた書類だった。

 内容は家庭教師を引き受けてほしいというものなのだが、今回の場合は誰に教えるかが非常に大きな問題になっている。


「エレボニア帝国のセドリック皇太子殿下……そんなお方の家庭教師だなんて……」


 セドリック・ライゼ・アルノールの事は当然エリィも知っている。

 現在のエレボニア帝国の皇太子であり、確かトールズ士官学院に入学予定だったが、療養のために見送りになってしまったのだ。

 それ故に勉学に遅れが出ないようにエリィに講師役を頼みたいと書かれている。


「けれどそれだけじゃないわよね。きっと私をクロスベルから遠ざけるためかしら?」


 ルーファスはランディをクロスベルから引き離そうと手を打っているようであり、同じように自分もクロスベルから遠ざけようとしているのだろう。

 講師役に選ばれた理由についてはエリィが様々な国に留学した経験があるかららしい。

 それ故に教養という面では申し分なく、エリィの能力ならばこなすこともできるのだが、ルーファスがエリィ以上の適任を見つけられないはずがないのだ。

 本来ならば断わっているところなのだが、今のエリィには悩むだけの理由がある。


「断るべきなのだけど……でも……」


 チラリと病室のベッドで眠っている人物……祖父であるヘンリー・マクダエルに目を向ける。

 エリィが悩んでいる理由はヘンリーの事だった。クロスベル市長として身を粉にして働いてきた彼は、少し前から病に倒れてしまったのだ。

 非常に治療が難しい病であり、完治のためには最新の医療を施しても数年の闘病生活が必須になる。

 それ故に莫大な治療費が必要なのだ。

 マクダエル家は比較的裕福な家庭なのだが、それでも治療費を捻出するのが難しい額である。

 その事実を当然ルーファスは掴んでいたらしく、講師役を引き受ければ給金として莫大なミラを支払うと記載されているのだ。

 その金額はヘンリーの治療費を全額賄えるものであり、治療費の捻出に悩んでいたエリィにとってはまさに渡りに船である。

 祖父のためを思えばこそこの話を受けるとルーファスは考えたのだろう


「この話を受ければ帝国に行くことになるわね。お祖父様のそばにいられないけど、それでも治療費を捻出できる……」


 まだ迷いはあるがヘンリーの事を考えればエリィが取れる手段は一つしかない。

 エリィはその日のうちにクロスベル総督府に家庭教師役を引き受けることを伝えたのだった。

 そこからは話があっという間に進み、エリィは数日後に仲間たちに別れを告げて帝国に向かう事になった。

 数時間列車に揺られてその日のうちにエレボニア帝国の帝都であるヘイムダルに着き、そこからは送迎用の豪華な導力車で移動してたどり着いたのは、皇族の住まうバルフレイム宮ではなくカレル離宮のほうだった。

 どうやらセドリックはここで療養中であり、今日からしばらくの間エリィもここに住むことになるらしい。


(ここがカレル離宮……確かに落ち着く雰囲気ね。療養に使われるのも納得だわ)


 導力車を降りてカレル離宮の中に入り、メイドにより自分の部屋に案内される。

 皇太子の講師役という事で丁重に扱ってくれるようであり、メイドはなにかあれば自分に申し付けるようにと優しく微笑んでくれた。

 荷物を置いて次に案内されたのはとうとうセドリックの部屋であり、エリィが気持ちを落ち着けたのを確認するとメイドがドアをノックする。


「殿下。エリィ様をお連れしました」

「ああ、通して構わないよ」


 ドアが開いたのでエリィが中に入る。

 そこにはかつて出会ったオリヴァルトと同じ髪の色をした少年がいた。


(あれが……セドリック殿下?)


 セドリックの姿は写真で見たことがあるのだが、その時の印象と全く違う。

 写真では悪い言い方をすれば頼りなさそうな雰囲気があったのだが、今の彼は自信に満ち溢れており皇族としてのオーラのようなものを身に纏っている。

 エリィは思わず呆けてしまったが我に返ると慌てて頭を下げた。


「お初にお目にかかりますセドリック皇太子殿下。本日より講師役を引き受けさせていただきますエリィ・マクダエルです」

「初めまして。セドリック・ライゼ・アルノールです。今日からよろしくお願いします」


 クローディアと同じように自分にも敬語を使ってくるので、兄であるオリヴァルトとは本当に印象が違う。


「着いたばかりでお疲れかもしれませんが、さっそく今から見て貰ってもよろしいですか?」

「え? は、はい。疲れなどもありませんので、すぐにでも始められます」

「それは良かった。トールズへの入学が遅れてしまったので、これ以上同年代の学生に比べて遅れを取るわけにはいきませんからね」


 そう言うなりセドリックは机に問題集を広げ始める。

 挨拶もそこそこに勉強を見ることになり少々エリィは戸惑ってしまったが、元々責任感があるのですぐに自分も集中して講師役に務めるのだった。



 エリィがセドリックの家庭教師になってから一週間が経過したが、セドリックの家庭教師役は非常に順調だった。

 というのもそもそもセドリックは優秀なので、問題集を間違えることなどもほとんどないのだ。


「うーん……エリィさん、ここなんですが……」

「そこの解き方は……先ほど解いたこちらの問題の解き方を応用して考えてみてください」


 時折躓くことがあるが、エリィが最低限の助言をするだけで後は簡単に解いてしまい、同じ間違いは二度としない。

 皇太子にこんなことを思うのは恐れ多いが、優秀で育て甲斐のある生徒と言えるだろう。


「ああ、なるほど。こうやって解けばいいんですね。やはりエリィさんの教え方はとても分かりやすいです」

「ふふ、殿下ほど優秀なお方でしたら誰が講師役でも変わらないと思いますよ」

「そんなことはありませんよ。エリィさんは帝国史などにも詳しいですし本当に聡明な人だ。自信を持ってください。そういえば引き受けてもらって今日で一週間ですが、生活で何か困ったことはありませんか?」

「いえ、なにもありません。殿下にも離宮のみなさんにも本当に良くして頂いています」


 この一週間エリィは何一つ不自由なく過ごすことができていた。

 家庭教師としての仕事は午後になれば終わるので、そこからは自由時間で帝都に出ることもできる。

 自由時間の間はクロスベルに連絡することも認められているので、ヘンリーの容態などもこまめに知ることができていた。

 メイド曰くなるべくエリィに不自由なく過ごしてほしいというセドリックの計らいらしい。

 外出と連絡の禁止は覚悟していた事なので、予想をはるかに上回る好待遇にエリィ自身が戸惑ってしまったほどだ。

 そしてその環境を作ってくれたセドリックに好印象を抱くのも当然であり、講師役として力になりたいという気持ちも生まれている。

 帝国に行き皇太子の家庭教師をするという事で最初は警戒してしまったが、エリィも帝国の全てが信用できないというわけではない。

 オリヴァルトのような者がいる事も知っているので、セドリックに対しても悪印象は全く抱かなくなっていた。


「それでは一つ頼みがあるのですが……」

「私にできることなら何なりとお申し付けください」

「それは良かった。それなら今夜の夜伽を担当してください」

「……え?」


 エリィが思わず自分の耳を疑った。

 セドリックはそんなエリィの反応を楽しむかのようにいやらしい笑みを浮かべている。


「聞こえなかったのならもう一度言おうか。エリィ、君に今夜の夜伽を命じる」


 ありえない命令だけではなく敬語が取れて高圧的な態度に変貌したセドリックにエリィは困惑してしまう。


「で、殿下? そのような冗談は――」

「冗談などではないさ。君のような魅力的な身体の女性を夜伽役として使わない手はないだろう?」

「っ! お、お戯れが過ぎます!」


 エリィが思わず自分の胸を隠す。それだけではなく反抗的な目を向けてしまったが、セドリックは気にした様子がない。

 むしろ先ほどからずっとエリィの反応を楽しんでいた。


「何度も言わせないでほしいな。聡明な君ならばこれが冗談じゃないことくらいはわかるだろう?」

「……殿下。私はあくまで殿下の家庭教師です。そのような求めに応じるつもりはありませんので、お断りします」


 セドリックに恋愛感情などなく、ロイドという想い人がいるエリィは当然夜伽を拒否するが、その答えはセドリックの想定内だった。


「そうか……ならば君はクビだ。多額の治療費が払えなくなるよ?」

「なっ……」


 セドリックの命令がショックでヘンリーの治療費の事が頭から抜けていたが、そもそもエリィがここに来たのはヘンリーの治療費のためだ。

 そしてその治療費が出るか否かは、全てセドリックの気分次第だと気付く。


「で、殿下はお恥ずかしくないのですか!?」

「……君はもう少し聡明だと思っていたんだけどね。口の利き方に気を付けたほうがいいよ」


 ゾッとするほど冷たい目を向けられてエリィの身体が凍り付いたような感覚になった。

 先ほどまでのセドリックに対する好印象がすべて消え去り、そんな男の最低な命令を聞かなければいけない自分が情けなくなる。

 しかしヘンリーのために逆らうことは絶対に許されない。


「……申し訳ございませんでした殿下。その命令に従います」

「ふぅ……もう少し誠意が欲しいな。本当ならば属州民の君ごとき、皇族の僕が抱く価値なんてないんだよ?」

「…………」


 最低の言葉を浴びても、悔しさに耐えながらエリィは深々と頭を下げる。


「属州民ごときに目をかけていただきありがとうございます。どうか私にセドリック皇太子殿下の夜伽役という名誉ある役目をお与えください」

「……そこまで言うなら今夜君を抱いてあげよう」

「殿下の寛大なお心に感謝いたします。精一杯務めさせていただきます」


 セドリックに抱かれることが決まってしまったが、エリィは文句を言う事すらできない。


「少し言い過ぎたね。エリィが聡明で魅力的だと感じているのは本当だから今夜は楽しみにしているよ。それじゃあそろそろ再開しようか」

「はい……」


 セドリックが何事もなかったかのように問題集を解き始めるが、エリィは夜伽の事が頭から全く離れないのだった。



 夜伽を命じられた日の夜、エリィはいつもより少し早い時間にシャワーを浴びていた。

 いつも世話をしているメイドたちがエリィの身体を磨こうかと提案してきたのだが恥ずかしいのでそれは断り、自分でいつも以上に入念に身体を洗い終える。

 これからセドリックに抱かれるなど今でもまだ現実味がない。そもそもエリィはセックスの経験がない処女なので上手くできる自信も全くない。

 それでも刻一刻とその時は迫り、湯浴みを終えたエリィはセドリックの寝室の前に立っていた。


(こんなことになってしまうなんて……ごめんなさいお祖父様。それにロイド……初めては貴方に捧げたかったわ……)


 覚悟を決めてドアをノックすると、返事が来たのでエリィが中に入る。


「失礼します殿下……本日の夜伽に参りました」

「待っていたよエリィ。もう準備はできているようだね」

「はい……」


 セドリックはベッドに腰かけており腰にタオルを巻いているだけの姿。

 それに対してエリィは身体にバスタオルを巻いただけの姿だった。

 バスタオル一枚のエリィを見てセドリックがいやらしい笑みを浮かべる。


「こっちに来てタオルを取るんだ」

「……はい」


 エリィがセドリックの正面まで歩いていく。

 彼の正面に立ったエリィはバスタオルに手をかけるが、それを外そうとしても羞恥心が邪魔をして手が動かなくなる。

 しかし祖父のためには仕方がないと自分に言い聞かせて手を動かすと、はらりとバスタオルが床に落ちてエリィの裸体が露わになった。


「へぇ……想像以上に美しいね」


 そのあまりの美貌にセドリックが思わず息を飲んで立ち上がった。

 シミひとつない真っ白な肌、服の上からでもわかる豊満な乳房、そしてその先端にあるピンクの乳首も全て見られてしまう。


「大きいだけじゃなくて揉み心地もよさそうな胸だ。それにお尻のほうもかなりのボリュームだね。腰の括れやうなじもそそるよ


 セドリックはエリィの周囲を回って身体を隅々まで視姦していく。

 エリィは羞恥心のあまり顔を真っ赤にしながら、緊張のあまり動けなくなっていた。


「本当に素晴らしい身体だ。属州民は下品で卑猥な身体の女性が多いと聞くけど、君は芸術品のような美しさも備えているね」

「……お気に召していただけて何よりです」

「今まで男性経験は?」

「っ! …………あ、ありません」


 恥ずかしい告白をすると、セドリックが下卑た笑みを浮かべる。


「こんなに魅力的な身体が手つかずとはまさに奇跡だ。属州民の男は全員不能なのかな?」


 クロスベルの女性と男性を侮辱されてしまい怒りがこみあがってくるが、エリィはそれを表情に出さないように必死にこらえる。


「ベッドに仰向けになるんだ」

「は、はい……」


 エリィは言われた通りベッドに乗ると、そのまま仰向けに寝転んだ。

 今まで使った事がないほどふかふかのベッドだが、セドリックがすぐに覆いかぶさってきたので寝心地は最悪だった。


「やはり最初はここからだろうね」


 仰向けになっても形の崩れないエリィの巨乳を、セドリックが両手で鷲掴みにする。


「あ……っ!」


 快感ではなく恐怖や嫌悪感からエリィの身体がビクッと震えた。

 いくら緊張で身体が硬くなろうとエリィの乳房は非常に柔らかく、セドリックが指に力を入れればどこまでも沈んでいく。

 力を抜くと指を押し返して元の形に戻ろうとする弾力もある極上の乳房を、餅でも捏ね回すように揉みしだいて自由に形を変えていく。


「はは……思った通りいい胸だ。今まで何人かメイドを抱いてきたけど、それとは比べものにならないよ。こんなに大きいのに下品に見えないのも素晴らしいね。ああ、でもいやらしい胸ではあるかな。この胸でどれだけ多くの男を魅了してきたんだい?」

「あんっ! あああっ! し、知りません! 殿下……んっ! そのような物言いはどうかご容赦ください……! ふあっ! あああっ!」


 セドリックは揉むだけでは満足することはなく、乳首をしゃぶり乳輪にも舌を這わせ始めた。

 荒々しく揉みしだいていた手付きとは裏腹に優しく舌を這わせていき、唇で乳首を甘噛みして扱いていく。

 チュパチュパとわざと水音を立てて羞恥心を煽ることも忘れず、肉体的にだけではなく精神的にもエリィを犯していく。


「ふあっ! あああああっ! 殿下――んあっ! ひああっ!」

「湯浴みをしたばかりだというのに汗ばんできているね。エリィも興奮しているのかい?」

「ち、違います! そんなことは――ふあああっ! お、お待ちください殿下! そ、そこは――んっ!」


 セドリックがエリィの股間に手を伸ばすと、秘部に直接触れずに周囲を指でなぞっていく。

 焦らすようなもどかしい刺激にエリィの背筋にゾクゾクした感覚が走った。


「確かにまだ濡れていないね。だけどすぐに濡れてくるだろう。メイドで練習したことを存分に試させてもらうよ」

「ふあっ! お、お相手がいるのでしたら、どうして私などを――んあああっ!」

「エリィの身体が魅力的だからに決まっているだろう? カレル離宮のメイドはみな美しいのに、それに引けを取らないどころか凌駕しているのだからね。ほら、もう濡れてきた」


 セドリックはエリィの想像以上に手慣れており、彼女は感じたくもないのにあっという間に感じ始めてしまう。

 秘部から愛液が溢れてきたのを確認したセドリックは、クリを指で優しく刺激していく。


「あ――ふああああああっ♡」


 エリィの声から甘い声が漏れてしまい、今度は快楽でビクンっと体が痙攣する。

 自分の口から甘い声が出たことが信じられずに混乱しているエリィを、セドリックは休むことなく責め立てていく。

 クリを指でつまんで責めていき、乳首を舌でコロコロと転がしながら乳房に顔を押し付ける。

 柔らかく温かい乳房の感触を顔全体で楽しみながら、乳首を攻めてエリィに快楽を与えていく。

 優しく舌で乳首を舐るだけではなく軽く歯を立てると、微かな痛みがアクセントになってエリィはさらに大きな快楽の波に襲われていた。


「あんっ♡ ふあああっ♡ 殿下っ♡ ああああっ♡ す、少し休ませてください♡ んあっ♡ ひああっ♡」

「感じているのだから休む必要ないだろう? 属州民がここまで感じやすいとは思っていなかったよ。それともエリィが特別感じやすいのかな?」

「~~~~っ♡ ふあっ♡ ああああっ♡」


 セドリックの物言いに怒りがこみあがってくるエリィは、何とか快楽をこらえようとしていた。


(ロイド……! お願い、私に力を貸して……!)


 心の中でロイドの顔を思い浮かべながら、エリィは必死にセドリックの責めに耐えていく。

 ロイド以外の男に触られても嬉しくない。感じたりするはずがない。そう自分に言い聞かせていると、甘い声もだんだんと少なくなっていた。


「んっ♡ くうううっ♡ あんっ♡ んあ――んっ♡」

「声を我慢しているみたいだね。それならこんなのはどうかな?」

「くううっ♡ んううっ♡ ん――ふああああっ♡ ひあああああああああああっ♡」


 しかしそんなものはセドリックにとってささやかな抵抗に過ぎない。

 セドリックはエリィの乳首を二つ同時にしゃぶって舐めまわしながら、クリをグリグリと摘まんでイジメていく。

 全身に電流でも流れているような快楽に包まれて、エリィは再び声を上げて喘ぎ始めていた。


「あんっ♡ ふああああっ♡ ま、まってください♡ ひあああっ♡ 殿下――んあああっ♡ い、痛いです♡ そこはデリケートな場所で――んひいいいいいっ♡」


 痛いなどという言葉が嘘であることはわかっているセドリックは、そのまま乳首とクリを口と指で攻め続ける。

 エリィの身体の奥底から大きな快楽の波が広がってきて、堪えようとしても堪えることができなくなっていた。


「まずは一度イっておくといい」

「あああっ♡ い、いやっ♡ イキたくありません♡ お許しください殿下――ふあああああっ♡」


 エリィの身体が大きく跳ねて絶頂してしまった。

 セドリックが乳首とクリから手を離すと、エリィは仰向けのまま荒い呼吸を繰り返す。


(あぁ……こんな人にイカされてしまうなんて……)


 情けなさすぎて涙が出てしまいそうだったが、これ以上の痴態は晒すまいと強く決心する。

 しかしそんな決意がセドリックの前では無意味だという事は、聡明なエリィでもまだ学べていなかった。


「もう一度イカせてあげるよ」

「え? あああっ♡ おやめ下さ――ふああああっ♡」


 セドリックはエリィの膣に指を二本挿入すると、最初から激しく動かす手マンで攻め始める。

 クチュクチュと水音が響くだけではなく愛液が飛び散ってシーツにシミを作り、エリィは背中をのけぞらせて何度も小イキしてしまう。


「ふあああっ♡ は、はやすぎます♡ もっとゆっくり――んあっ♡ ひあああっ♡」


 セドリックは右手でエリィの秘部をかき回しているだけだというのに、エリィは全身を手だけで支配されてしまったような感覚だった。

 快楽の濁流に流されて我を忘れてしまいそうだったが、もう一度ロイドの顔を思い浮かべて我を保つ。

 小イキするたびに心に思い浮かべるロイドの姿が薄れていき、代わりにセドリックの嫌らしい笑みが視界に映った。


「ずいぶんと感じやすいんだね。これならもう少しで挿入できそうだ。君の純潔を散らせるのが今から楽しみだよ。うーん、属州民はみんな感じやすいのかな?」

「ふあっ♡ ああああっ♡ ち、違います♡ 感じてなど――ふあっ♡ ああああっ♡」

「はしたない声を上げているのはエリィだろう? 最初は芸術品のように見えた身体も、今では随分と下品で淫らな身体に思えてしまうよ。魅力的なのは間違いないけどね。属州民はやはり淫乱の素質があると考えていいようだ」

「ふあああっ♡ ひ、酷いです殿下♡ あんっ♡ そのようなことをおっしゃらないで――んひいいいいいっ♡」


 高速で手マンされてエリィの身体がビクンっと跳ねる。

 手マンされながら胸を揉みしだかれて、乳首もしゃぶられているエリィはもはや何も考えられなくなっていた。

 属州民や淫乱と罵られて悔しいにもかかわらず、実際に感じて何も言えなくなってしまう。

 淫乱ではないと言い返したいのに身体がそれを否定させてくれない。


「んあああっ♡ も、もっと優しくしてください♡ 壊れてしまいます♡ あんっ♡ 殿下の指が私の中で暴れて――ふああっ♡ んひいいいっ♡」

「ほら、もう一度イクといい。我慢することはないよ?」

「あんっ♡ 嫌です♡ イキたくなんてありません♡ イキたくないのに――あああっ♡ ふああああああっ♡」


 ビクンっとエリィの身体が大きく跳ねて、ぷしゅっと秘部から潮が噴き出した。

 ベッドから腰を上げてガクガクと震わせ、口をパクパクさせながら絶頂の余韻に浸っているエリィからセドリックが指を抜く。

 満足気に彼女の見下ろしながら、セドリックは腰に巻いていたタオルを外した。


「エリィをイカせるのも面白いけど、そろそろ僕の事も気持ちよくしてもらおうか」

「はぁ……♡ はぁ……♡ す、少し、休ませてくださ――ひっ♡」


 セドリックは正常位で挿入しようとしていたので、エリィは初めて彼の肉棒をまともに見てしまう事になる。

 あまり体格がいいとは言えないセドリックだが、肉棒は子供の腕程あるのではないかと思うほど太くて長い。

 幼い頃に見たことがある父のモノともまるで違い、エリィの顔は真っ青になってしまう。


「あ……あぁ……む、無理です! そんなに大きなモノが入るはず――ふあっ♡ んあああっ♡ お、お許しください殿下っ! ああっ! 殿下ぁっ!」

「ここまで来てやめるはずがないだろう。僕だってもう我慢の限界なんだ。大丈夫、メイドたちも最初は痛がっていたけどすぐに喘いでいたよ」

「いやああっ ロ、ロイド! 助けてロイドっ! いやあああっ!」


 処女を失ってしまうという恐怖からとうとうエリィの精神も限界を迎えてしまい、抵抗してはいけない状況だというのに腕を振り回して暴れてしまう。

 だがセドリックはやすやすとエリィの腕を掴んでベッドに押し付けると、彼女に覆いかぶさって肉棒を秘部に密着させる。


「全く……これから君を一人前の女にしてやろうというのに暴れるんじゃない!」

「いやああっ! おやめください殿下っ! でん――んぎっ! あ――ひぎいいいいいいっ!」


 めりめりとした鈍い音とブチっと何かが切れる音が同時に響き、エリィの膣内を一瞬のうちに肉棒が埋め尽くしてしまう。

 挿入された瞬間に視界が真っ白に染まり、かつてないほどの激痛がエリィの全身に広がっていく。


「んぎいいいいっ! い、痛い――ひぎっ! んうううううううっ!」


 痛みのあまり何も考えられなくなっているエリィとは裏腹に、セドリックは処女を奪った優越感に浸りながらエリィの膣内をじっくりと味わっていく。


「ふぅ……流石にきついけど、こなれてくればいい具合になるだろうね。やはりエリィは属州民とは思えないほど魅力的な身体の持ち主だ……すぐに気持ちよくしてあげるよ」


 セドリックは上体を起こし、エリィと両手を恋人繋ぎにして抽送を開始する。

 腰を打ち付けるたびに仰向けでも存在を主張している彼女の爆乳が激しく揺れて、視覚的にもセドリックを楽しませていた。

 だが優しさなど感じない抽送なのでエリィの膣内は無理矢理踏み荒らされているも同然であり、彼女は快楽よりも痛みを感じている。


「ふあっ! んひいいいっ! で、殿下! 動かないで――んぎっ! あ――ふあああっ! い、痛いです! んあああっ!」


 エリィが懇願しても当然セドリックは動きを緩めない。

 むしろエリィの苦痛を感じながらも喘ぐ表情や、爆乳が激しく揺れて乳首が曲線を描く姿などを堪能しながら膣内を蹂躙していく。


(だ、だめっ! こんなに痛いなんて――あああっ! 殿下に壊れちゃうっ! 大きすぎるペニスが私の中で暴れて――いやっ! ロイドっ! 私に力を貸して……!)


 一突きごとにセドリックの肉棒の形に膣内が作り替えられているような感覚に陥りながらも、エリィは必死に己を保とうとしていた。

 セドリックはエリィの身体などお構いなしに激しく腰を振っているが、そのおかげで痛みにも少しずつ慣れていく。

 激痛が甘い痺れに変わっていくことに戸惑いながらも、エリィはセドリックの欲望を受け止め続ける。

 やがてセドリックは恋人繋ぎだった両手を離すと今度は彼女の手首をつかみ、エリィの腕を交差させてしまう。

 彼女の両腕で爆乳が挟まれて強調されてしまい、エリィは羞恥心のあまり顔を背けてしまった。


「この爆乳が揺れるのはずっと見ていられるね。メイドたちとは比べ物にならない最高の身体だ」

「あんっ! ふあああっ! で、殿下っ! そのような言い方はおやめください! ふあっ! 女性は喜びません! あああっ!」

「はは、すまないね。初めての時に手ほどきをしてくれた女性はエリィに負けないくらい魅力的だったけどね」

「ん……手ほどき……もしかしてその方も私と同じように……?」

「よく気付いたね。断られたけれど誠意をもってお願いしたら引き受けてくれたよ。最後には喜んで腰を振っていたから彼女も楽しんでくれたはずだが……ふふ、なんだかまた抱きたくなってきたよ。ただそれより後に夜伽を命じたメイドたちはどうしてもランクが落ちる……二軍のようなもので満足できなかったんだ」


 最低過ぎる物言いにエリィの怒りが最高潮に達する。

 自分以外にも脅迫して手を出しているという事実。おそらくはメイドたちも同じように脅迫しているのだろう。

 セドリックは全く悪びれた様子もなく、エリィの身体を抱きしめると彼女の胸を揉みしだき乳首のほうは舌でしゃぶる。


「今日は久しぶりに満足できそうだ。エリィのことも楽しませてあげるよ」

「ふあああっ! んぎいいいっ! 乳首は――あんっ! おやめください殿下! ふあああっ! あ――ひあああああああああああっ♡」


 再びエリィの口から甘い声が漏れてしまうと、セドリックは高速ピストンでラストスパートをかけていく。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、亀頭を子宮口に何度もゴリゴリとこすりつけて最高に気持ちいい射精の準備を始める。


「まずは一発目だ。このまま中に出すからね」

「んひいいっ♡ い、いけません殿下♡ ふあっ♡ それだけは――んっ♡ に、妊娠してしまいます♡ ご自身の立場をお考えくださいっ♡ んあああっ♡」

「皇族の遺伝子を残せるなんて属州民にとって最高の名誉じゃないか。さぁ、出すぞ……くううっ!」

「ひあああっ♡ ダ、ダメです殿下♡ いやああっ♡ 出さないで下さ――んちゅっ♡ んうううううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んあああああっ♡ で、出てるっ♡ 止めてください殿下っ♡ んむっ♡ ちゅるるうう♡ んぶううううううっ♡」


 セドリックの精液がエリィの子宮に注がれていく。

 射精の瞬間に唇を奪われて、キスをしながらの種付けプレスでエリィは心と体を蹂躙されてしまう。

 舌を絡め合わせるたびに肉棒が脈打ち、びゅるびゅると特濃の精液が放出されていく。


「おお……っ! た、たまらないな……! まだ出すぞ……全部受け止めるんだ!」

「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅううう♡ いやああっ♡ ちゅるるうう♡ じゅるるううう♡ んむうううううううっ♡」


 セドリックは子宮口に亀頭をグリグリと密着させて、粘っこい精液を思う存分放出していく。

 固形物のような濃い精液が尿道を広げて通っていく感覚が気持ちよすぎて腰が震えてしまっていた。

 こんなに気持ちいい射精は久しぶりであり、エリィの身体を強く抱きしめながら射精の余韻に浸る。


(あぁ……本当に中に……♡)


 エリィの心は絶望しきっていたが、それとは正反対に身体は悦んでしまっていた。

 中出しされたと同時に絶頂してしまったのがその証拠であり、膣が収縮して精液を搾り取っているのがわかる。

 やがてどぴゅっと特別濃い精液を出して射精が止まると、ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れる。


「ふぅ……なかなか気持ちよかったよエリィ。けれどもう少し積極的になってくれてもいいんじゃないかな? こういう時は君からも僕に抱き着いて射精を受け止めるべきだよ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ 申し訳ございません……んっ♡ 初めてのことでしたので……ふあっ♡」


 エリィは思わず反抗的な態度を取ってしまうが、それはセドリックの嗜虐心に火をつけてしまう。


「ご満足いただけたでしょうか? 私はもう休ませていただきま――きゃっ♡ で、殿下?」


 セドリックはエリィと繋がったままベッドに立ち上がると、正常位から駅弁に体位を変更した。

 駅弁という不安定な体位になったので、エリィは倒れないようにセドリックの首に両腕を回して抱き着いてしまう。

 そして射精したにも関わらず、肉棒が全く萎えていない事に気付いた。


「ふあっ♡ ど、どうしてまだ硬いままなのですか――んっ♡ ふあああっ♡」

「まだ満足するわけがないだろう。一度射精しただけでできなくなる属州民の弱いオスと一緒にしないでくれるかな。君の大好きなロイド・バニングス捜査官は一度で終わるかもしれないね」

「~~~~っ♡ ひどいことを――んああっ♡ い、言わないで下さ――ふあっ♡ んああああっ♡ う、動かないでください殿下♡ んちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅううう♡」


 駅弁のキスハメでエリィはセドリックというオスの逞しさを思い知らされる。

 バランスが悪いので自分からも抱き着くしかないのだが、そのせいで合意のうえでのセックスになってしまったかのように錯覚してしまう。


「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうう♡ ふあああっ♡ 奥をグリグリしないでください殿下♡ あああっ♡」

「エリィも少し素直になってきたかい? さっきまでとは違って僕に抱き着いているよ」

「あんっ♡ ち、違います♡ バランスが悪いので倒れないように――ふあっ♡ んあああああっ♡」


 セドリックが抽送の速度を上げると、エリィはますます彼にしがみついてしまう。

 爆乳をセドリックに押し付けて潰れるほど力を込めて抱き着いているので、その柔らかさがセドリックに伝わって彼を興奮させていく。

 肌が密着するだけで感じてしまうというのに、敏感な乳首が擦れてしまうのでエリィは何度も小イキしてしまう。

 結合部から愛液や注がれた精液が漏れて来てシーツにシミが増えていくたびに、エリィの喘ぎ声が大きくなっていく。


「ふあああっ♡ ダ、ダメっ♡ また来ちゃう♡ ふあっ♡ あああっ♡ んむうううううううっ♡」


 エリィが絶頂してもセドリックは抽送を止めることはない。

 自分が気持ちよくなることしか考えず、エリィを穴として使い射精に向けて駆け上がっていく。

 彼女の瑞々しく柔らかい唇を堪能しながら腰を振っていると、またもや射精感が込みあがってきた。


「く……もう出てしまいそうだ。二回目はもう少し持つと思ったんだけどね。本当に君の身体は最高だ。まるで僕に抱かれる為だけに女神が作ったように思えるよ」

「あんっ♡ ああっ♡ そのようなことを言わないでください♡ ふあっ♡ んあああああっ♡ んひいいっ♡ それ以上されたらまた――ふあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んひいいいいいっ♡ また熱いのが出てます♡ んあああっ♡ ふああああああっ♡」


 二度目の膣内射精でエリィの子宮に精液が追加されていく。

 オスの欲望を受け止めるメスの悦びを覚えてしまったエリィの身体は、中出しと同時に絶頂するようになってしまった。

 エリィに唇を重ねて舌を絡めながら精液を放出するセドリックは、自分に媚びるように抱き着いてくるエリィに欲望をぶつける快感と優越感に酔いしれている。

 普段は知的な雰囲気を身に纏っている彼女が口元から涎を垂らして喘いでいるのを見ているだけでゾクゾクしてしまうのだ。

 射精が終わったセドリックは、駅弁から対面座位に体位を変更するとゆっくりとエリィの身体を楽しみ始めた。


「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ はぁ……♡ で、殿下――ふあっ♡ 少し休ませてくださ――んちゅっ♡ れりゅうううう♡ じゅるるううう♡」


 先ほどの激しいセックスから一転して、恋人同士のように甘々なセックスに見えるのだが、セドリックの肉棒は的確にエリィの子宮口をイジメ抜いている。

 まるで子宮の中に亀頭が入ってしまいそうなほど強く押し付けられており、子宮からエリィの脳天まで電流のように快楽が流れていた。


「んむっ♡ れろぉ♡ ちゅっ♡ あああっ♡ ひあっ♡ またすぐに――んあっ♡ ふあああっ♡」

「イクたびに僕のモノを締め付けて来るね。素晴らしい名器だ……やはりこのまま夜伽役として使うだけなのは惜しいな」

「はぁ……♡ はぁ……♡ ど、どういうことですか――ふあっ♡ あああっ♡」


 セドリックはエリィの頬をべろりと舐め上げると、彼女の耳を甘噛みしていく。


「あんっ♡ んあああっ♡ そのような所を――ひあっ♡ あああっ♡」

「エリィ……側室になって僕のことをそばで支えてくれないか?」


 セドリックに耳元でささやかれた際に、エリィは自分の耳を疑ってしまった。


「ふあっ♡ ああああっ♡ で、殿下っ♡ なにを言って――んっ♡ ふあああっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡」


 セドリックが動きを止めてエリィを正面から見つめる。彼の目は本気であり冗談などではない事がエリィにも伝わった。


「ほ、本気でそんなことをおっしゃっているのですか……?」

「流石にこんな嘘はつかないさ。別に側室なんて珍しいモノじゃないだろう? かつての皇帝ヴァリウスⅤ世は多くの妃と側室を持っていたじゃないか」

「それは――んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ ふあっ♡ んあああっ♡ 結果的に獅子戦役のきっかけになった――ちゅっ♡ じゅるるう♡」

「はは、帝国史も完璧じゃないか。やはり君は美しいだけではなく聡明だ。そんな君だからこそそばで支えてほしいんだよ」

「ちゅるるうう♡ れりゅううう♡ お、お断りします――ちゅっ♡ 私は側室なんて――んむっ♡ れりゅううう♡」


 セドリックは両手をエリィの尻に回してがっちりと掴み、指を食い込ませて感触を楽しんでいく。

 自分の胸板でエリィの爆乳を潰して柔らかさを堪能しながら、舌を絡めあうディープキスでお互いの唾液を交換し合う。

 情熱的なキスをしながら子宮口を変わらずにイジメていき、言葉と肉棒でエリィの心と体を口説き続ける。


「ふああっ♡ んあああっ♡ 殿下――ふあっ♡ お、奥をそんなにしないでください♡ い、痛い――んひいいいいっ♡」

「エリィ、ぼくの側室になってくれ。僕のことをそばで支えてくれ」

「れりゅう♡ あんっ♡ ひあああっ♡ お、お断りします♡ んっ♡ ふああっ♡」

「ロイド・バニングスの事を愛しているのかい? あんな属州民よりも僕の方がエリィを幸せにできるよ」


 ロイドを侮辱されたことに怒りを覚えるエリィだったが、その怒りが圧倒的なまでの快楽で流されてしまう。

 対面座位のキスハメで反論することすらできなくなり、女の悦びというものを徹底的に身体に刻み込まれてしまっていた。

 お互いの唾液を交換し合う激しいキスをしながらもセドリックを拒絶しようとするが、腕に力が入らずに突き飛ばすこともできない。


「ちゅるるうう♡ ふあああっ♡ また大きく――んあっ♡ あああっ♡ ダメです♡ もう出さないでください♡ んあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむううっ♡ んぶうううううううううっ♡」


 ぐつぐつと煮えたぎるような精液を追加されてエリィが絶頂した。

 結合部から大量の精液が漏れてきているが、子宮にはそれ以上の精液が詰め込まれている。

 エリィはお互いが一つに溶け合うような感覚を無理矢理味わうことになり、絶頂したまま戻ってこられなくなっていた。

 セドリックは腰をグイグイと押し付けながら射精を続けており、エリィの身体は自分のモノだと主張しているようだ。

 やがて射精の勢いが弱まると、セドリックはエリィをベッドに押し倒すと、もう一度正常位で抽送を開始する、

 右手で乳房を揉みしだき、左手では乳首を摘まんで引っ張りながら肉棒で膣内を蹂躙していく。


「ふあああっ♡ んああああっ♡ 殿下――ひあっ♡ 胸をそんなに強く触らないでください♡ あんっ♡ 乳首を引っ張らないで――んあっ♡ んひいいいいいっ♡」


 エリィの爆乳はわかりやすい性感帯であり、セドリックはそこを攻める手を緩めない。

 極上の乳房の柔らかさと温かさを掌で堪能しつつ、エリィを喘がせて耳でもセックスを楽しんでいく。


「エリィ、本当に僕の側室になってくれないのかな?」

「あんっ♡ お断りです♡ このような手段で女性の身体を弄ぶお方に嫁ぎたくなどありませんっ♡ んひいいいっ♡」


 快楽をこらえることに必死になりすぎているエリィは、セドリックの機嫌を損ねたらまずいことも忘れて本心を叫んでしまう。

 しかしセドリックはそんな彼女の反応に怒るどころか笑みを浮かべながら抽送を止めた。

 そして挿入したまま器用にエリィの身体を反転させていき、正常位から後背位に体位を変更する。

 エリィにメス犬の体勢を取らせると、彼女に覆いかぶさって乳房を揉みながら犯し始める。


「あんっ♡ ふああああっ♡ 殿下――んひいいいっ♡ 殿下のペニスが暴れています♡ 壊れてしまいますから止めて――んあっ♡ ああああっ♡」


 カリ首の深い部分で膣を擦る感覚が気持ちよすぎて、セドリックの抽送の速度はどんどん上昇していく。

 亀頭で一番奥を突くたびに子宮口が吸い付いてきているのを感じて、エリィの心とは裏腹に身体の方は堕ち始めているのを確信していた。


「エリィ、僕の側室になってくれ。君のような魅力的な女性はなかなかいないんだ」


 エリィの耳を甘噛みしつつ、彼女の耳元で囁き始める。

 ゾクゾクしたものが背筋に走るのを感じながら、エリィはセドリックに口説かれ続ける。


「あんっ♡ ふあああっ♡ お断りすると――んあああっ♡ ひあああっ♡」

「属州民でありながら帝国貴族よりも美しく魅力的な身体の持ち主だからね。それに教養があるのも素晴らしい。家庭教師役としての務めをしっかりと果たしてくれた事にも感謝しているよ。君のような聡明な女性がそばで支えてくれることを僕は望んでいるよ」

「ふああああっ♡ ですから私は――あんっ♡ で、殿下に恋愛感情はありません♡ ないですから――あああっ♡ ふあああっ♡ あ――んおおおおおおおっ♡」


 一際大きな絶頂が来たエリィの口から下品な声が漏れてしまう。

 セドリックは両手でエリィの胸を揉みしだき、高速ピストンで射精に向けてスパートをかけていく。


(だ、だめ♡ どうしてこんなに気持ちいいの♡ 殿下に犯されて嫌なはずなのに、身体は悦んじゃってる♡ もう気持ちよくなんてなりたくない――ふあああっ♡)


 肉のぶつかる音がと水音が室内に響き、エリィは絶頂から降りてこれないままアクメ顔を晒して喘ぎ続けていた。


「君のような極上の女を属州民にしておくわけにはいかないからね。皇族入りして僕のことを一生支えてくれ。そうすればずっと可愛がってあげるよ。この快楽をいつでも君に与えよう」

「あ――♡ い、いつでもっ♡ ふあっ♡ んっ♡ そ、そんなことを言われても私は――ひあああっ♡ んあああっ♡ で、殿下♡ もう動かないで――んっ♡ んおおおおっ♡」


 餅でもこねる様に胸を揉みしだかれながら膣内を蹂躙されて、エリィは何度も絶頂してしまう。

 セドリックは耳元で囁くだけではなく耳を甘噛みしてくるので、その際に身体がビクッと震えてしまうのだが、連動するように膣がキュッと締まってセドリックの肉棒を締め付ける。

 いつでもこの快楽を味わえる。

 セドリックの言った言葉がエリィの頭の中をぐるぐると駆け回り、彼女の思考を溶かしてしまう。

 どんなに心が拒んでいたとしても、エリィの身体はセドリックが齎す快楽を受け入れてしまっているのだ。

 逞しいオスの象徴とも言える極太の巨根をいつでも入れて貰える。暴力的とも言える快楽をぶつけられてメスの悦びを好きなだけ堪能できる。

 その誘惑はエリィの身体だけではなく心にまで侵食してくる。


「身体だけを気に入ったわけじゃない。もしそうなら夜伽役としてこれからも使うだけだからね。見た目がそこそこの貴族令嬢よりも外見も内面も遥かに君が優れている。だからこそ側室にしたいしそばで支えてほしいんだ」

「ふあああっ♡ い、いやで――んああああっ♡ う、動きを止めてください♡ ふああっ♡ またすぐにイってしまいます♡ あああっ♡ んああああっ♡」


 セドリックはエリィの胸から手を離すと、今度は尻を掴んで指を食い込ませながら一気にラストスパートをかけていく。

 エリィの身体を使って気持ちよく射精することしか考えていない暴力的なセックスだったが、エリィはそんな最低なセックスでも快楽と悦びを感じてしまう。

 自分の中で暴れている肉棒を膣が小気味よいリズムで締め付けている。それはセドリックにも快楽を与える行為であり、身体が無意識のうちにセドリックに奉仕しているという事だ。

 皇族と属州民の上下関係だけではなく、オスとメスの正しい上下関係を心と体に刻み込まれてしまう。


「んひいいいいっ♡ ふああああっ♡ こ、壊れてしまいます♡ そんなに激しく動かないでください♡ 殿下っ♡ ふあっ♡ 殿下あああぁぁっ♡」

「エリィの身体が気持ちよすぎて我慢できないんだ……! 僕達の身体の相性は最高のようだね。やはり何としても君を側室にしてみせる!」


 セドリックの肉棒が一回り大きくなって震え始めると、エリィはシーツをギュッと掴んでメス犬の体勢のまま射精を待つ。

 亀頭が子宮口にぐりぐりと擦りつけられているので、先走りが子宮に入り体がどんどん熱くなる。

 腰を打ち付けられるたびに子宮に中出しされた大量の濃い精液がタプタプと波打ち、外と内から同時に犯されているようだった。

 側室にすると決めた極上の女を屈服させるために、セドリックは激しく腰を振って欲望をぶつけていく。


「そろそろでそうだ……このまま中に出すぞ!」

「んあっ♡ ふあああっ♡ こ、これ以上中に出さないでください♡ 本当に妊娠してしまいます♡ あんっ♡ ふあああっ♡」

「君は僕の側室になるんだから孕んでも問題ないだろう……くうっ! 受け止めろ……!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んああああっ♡ びゅるびゅる出されてます♡ 許してください殿下――んおっ♡ ふおおおおおおっ♡」


 もう何度目かもわからない絶頂に達しながらアクメ顔を晒して、エリィはセドリックの精液を受け止める。

 腰をグイグイと押し付けながら気持ちよく精液を放出する快感にセドリックは酔っており、最後の一滴まで出すために小刻みに腰を振っている。


「く……おお……っ! 孕めエリィ……! 皇族の種で孕め……孕めぇ……!」


 セドリックはエリィを押し倒し、四つん這いの後背位から寝バックに体位を変更して精液の放出を続ける。

 全体重をかけた寝バックの種付けプレスで子宮に精液を注ぎ込み、身体の内側と外側を同時に蹂躙して屈服させていく。

 男の体重で押しつぶされると、このオスに屈服したいというメスの本能が生まれてくるのだが、エリィはその誘惑に屈することなく己を保っていた。

 しかしセドリックに唇を奪われてしまい、強固な意志も少しずつ溶かされていく。


「んちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れろぉ♡ ちゅっ♡ 殿下……ちゅっ♡ ちゅるるうう♡」


 情熱的なディープキスをしながらセドリックは思う存分精液を放出していき、ようやく射精が止まってもキスを続けていた。

 子宮に精液を注がれすぎて下腹部に苦しさを感じるのだが、エリィはそれすらも愛しく感じてしまう

 挿入されたままの肉棒は一切萎えておらず、エリィの身体はもっと犯してもらえると期待していた。


(ダ、ダメ……♡ このままだと、本当に……拒めなくなっちゃう……♡)


 セドリックはエリィの身体を抱き起こすと、寝バックから背面座位に体位を変更する。

 彼女の極上の乳房を下から持ち上げてタプタプと揺らすように揉みしだきながら、耳を甘噛みして優しく責め立てていく。


「あんっ♡ んひいいいいっ♡ ふあ――んあああああああっ♡ 殿下っ♡ もうやめ――んおおおおおおおっ♡」


 優しく責め立てられているというのに、エリィは下品な声を漏らしてアクメ声も晒してしまう。

 彼女の身体はそれほどまでに感じやすくなってしまったのだ。


「くく……少々出しすぎてしまったかな? お腹を見てごらんエリィ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ あ……あぁ……♡」


 セドリックに言われて気付いたが、エリィの下腹部は妊娠初期のようにぽっこりと膨らんでしまっていた。

 固形物のような精液を無理矢理詰め込まれたことで、子宮が拡張されてお腹が大きくなってしまったのだろう。


「ひどい……こんなのは酷すぎます……んあっ♡ ふあああっ♡」

「けれど気持ちよかっただろう? 僕達の身体の相性は間違いなく最高だ。君の想い人である属州民はここまでしてくれるのかい?」

「ふあっ♡ あああっ♡ そんな事を言わないでください♡ ロイドは殿下とは違います――ふあああっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううう♡」

「皇族の僕と属州民を同じに考えるなど無礼にもほどがあるな。彼ではエリィをここまで気持ちよくできないよ。属州民の男がこの淫らな身体を満足させるなんてありえない。ただでさえエリィは好きでもない男に処女を捧げて、快楽に溺れてしまうような淫らな女だしね。属州民の粗末なモノでは何も感じないだろう」

「あああっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうう♡ やめてください殿下♡ あんっ♡ あ――んああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んひいいいいいっ♡ ふああああああああっ♡」


 おおきくなったお腹を優しく撫でられながら精液を追加されて、エリィがアクメ顔を晒して絶頂する。

 口元から涎を垂れ流して快楽に溺れるエリィにセドリックは唇を重ねると、情熱的なディープキスをしてお腹を撫でながら精液を注ぎ続ける。


「どうだいエリィ? 皇族の子種は格別だろう? 君にメスの幸福を与えることができるのは僕だけだ。側室となって君の魅力的な身体も能力も全て僕に捧げるんだ」

「ちゅるるうう♡ れりゅううう♡ 嫌で――あああっ♡ こ、これ以上出さないでください♡ もう入りません――んひいいいっ♡」


 もう入らないというエリィの言葉とは裏腹に、彼女の子宮はどんどん精液を飲み込んでいく。

 もはや射精というよりは放尿に近い射精量であり、エリィのお腹がみるみるうちに膨らんでいく。


(あぁ……出されてる♡ 殿下の……皇族のザーメンを沢山……♡)


 理屈ではなく本能で子宮に注がれているのは強いオスの精液だと確信してしまう。

 たとえロイドの精液を出されてもこんなに気持ちよくなれず多幸感もないだろう。


(殿下の側室になればいつでも……っ♡ ダ、ダメなのに……私の身体はもう……殿下なしでは……♡)


 エリィは目を閉じて射精を受け止め、快楽と多幸感に浸ってしまっている。

 もはや祖父のためではなく自分が気持ちよくなりたいからセドリックに抱かれているようなものだった。

 セドリックは低い唸り声を上げながら粘っこい精液の放出を続けていき、どんどんエリィのお腹が膨らんでいく。


「くぅ……まだ出るぞ……おおおっ! う……おおおお……っ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむううっ♡ ちゅるるうう♡ んぶうううううううううっ♡」


 ぼこっと大きな音がしそうなほどエリィのお腹が膨らみ、とうとう臨月を迎えた妊婦のようなボテ腹になってしまう。

 それと同時にエリィは自分の理性が限界を迎えてしまった事を悟る。


(お祖父様……ロイド……みんな……ごめんなさい……私はもう……)


 頭に思い描いていたロイドの顔が完全に消え去ると、エリィは理性が切れる音が聞こえた。


「はぁ……♡ はぁ……♡ 殿下……セドリック様ぁ……♡」


 完全に快楽に染まりきってしまった濁った瞳をセドリックに向けると、彼は下卑た笑みを浮かべながらエリィの胸をタプタプと弄ぶ。


「僕の側室になってくれるね?」

「……はい……♡ セドリック様の、側室にしてください……♡ ふあっ♡ セドリック様――んあああっ♡」


 とうとうエリィが側室になることを承諾してしまうと、今度はセドリックの理性が切れてしまう。

 先ほどまでは背面座位で優しく責めていたが、今度は腰を早く動かすだけではなく子宮の中に亀頭がめり込むほど強く突き上げていく。


「あんっ♡ ああああっ♡ またすぐにイッちゃう♡ セドリック様♡ ああああっ♡ んおおおおおおおっ♡」

「エリィっ! エリィっ! ようやく僕のモノになってくれたね! これからはいつでもこの身体を僕に捧げるんだ! 子供も沢山産んでもらうぞ! 毎年孕ませてやる!」

「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ は、はい♡ いつでも私の身体をお使いください♡ お世継ぎも何人でも産ませていただきます♡ セドリック様の側室としての務めを果たさせてください♡ んああああっ♡ ふおおおおおっ♡」


 セドリックは両手でエリィの極上の乳房を揉みしだきながらラストスパートをかけていく。

 ボテ腹が激しく揺れてエリィは何度も絶頂しており、側室になってしまった罪悪感が快楽で塗りつぶされていくのがわかる。


「孕めエリィ! アルノール家の遺伝子を受け入れろ! 孕めええええっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んああああっ♡ 妊娠します♡ セドリック様♡ セドリック様ぁ♡ んあああっ♡ ふおおおおおおおおおおおっ♡」


 今までで一番大きな絶頂を感じたエリィがアクメ顔ではしたない声を上げてしまう。

 快楽と多幸感を与えてくれるオスに媚びるようにキスで舌を絡めていく。

 もはやクロスベルの事も祖父のことも考えられない一匹のメスになっていた。


「あ……んおっ♡ ふあああああっ♡ また動いて――んおおおおおおおっ♡」


 射精が終わった瞬間にセドリックが再び動き始める。

 二人のセックスは延々と続いて、ようやく終わったのは一夜明けて朝日が差し込んできてからだった。


「ふぅ……気持ちよかったよエリィ。やはり君を側室にして正解だった。君となら優秀な子供を何人でも作れそうだ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ セドリック……さま……♡」


 エリィはセドリックに腕枕されながら抱きしめられている。

 セックスの余韻に浸りながら、改めて自分が処女を失ってしまった事やセドリックの側室になって待ったことを自覚していた。

 髪はボサボサになり体中キスマークだらけ、お腹はさらに大きくなり膣からは大量の精液が溢れてきている。

 疲労困憊で動くことのできないエリィは、少しずつ意識が薄れていくのを感じていた。


(あぁ……私はなんて愚かなことを……)


 側室になどなるつもりはなかった。しかしセドリックに抱かれて悦びを覚えてしまい、快楽に負けて最後には側室になることを承諾してしまった。

 一時の快楽に流されてセドリックのモノになってしまった事を深く後悔しており、ヘンリーやロイドたちに対しても罪悪感を抱いてしまう。


(本当に……どうしてこんなことに……私は最低な女だわ……)


 後悔しながらエリィは意識を手放し、セドリックは下卑た笑みを浮かべながら彼女の頭を撫でる。

 セドリックはエリィとは裏腹にこの状況が嬉しくてたまらなかった。

 一目見た時から極上の女だというのはわかっていたが、教養も身に着けているので側室にしたくてたまらなかったのだ。

 そして手に入れることができたのだから嬉しいのは当然のことだろう。


「これからもよろしく頼むよエリィ。まずは一人子供を作ろうか……」


 セドリックはエリィを手に入れたことを喜ぶだけではなく、これからエリィと過ごす日々に胸を弾ませるのだった。


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