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リクエストを頂いてpixiv様に投稿した小説の中盤に追加シーンを加えたものです。


「んっ♡ ……んっ♡ アガットさん……アガットさぁん♡」


 トールズ士官学院・第Ⅱ分校。

 その格納庫に艶かしい声が響いていた。

 生徒のティータ・ラッセルが自慰を行っている声だ。


「んっ♡ んぅ♡ アガットさん……気持ちいいです……あっ♡ ふわぁっ♡」


 制服の前を開いて少しだけ膨らみかけた胸を弄り、下着の上から秘所に触れてそっと割れ目をなぞっていく。

 16歳となって体が大きくなるにつれて、当然だがティータは性についても興味を持ち始めた。

 初めて自分で自分を慰めてから、こうして自慰に浸ることがある。

 だが、最近になってそれを行う回数が増えているのだ。


「んぅっ♡ あぁっ♡ アガットさん……会いたいです……んっ♡ ふわぁ♡」


 ティータが自慰をする際には、必ずアガットを思い浮かべている。

 帝国に来てアガットと会う機会が減って寂しさを感じ、それをごまかす様に自慰の回数も増えているのだ。

 しかし学生寮の部屋は二人部屋なので、一人になれる機会はなかなかない。

 その機会を作れるのがこの格納庫だ。

 自分以外に誰もいない時間を見計らい、二階のソファに座って自慰を行う。

 それが彼女の日課になりつつある。


「んあっ♡ すごいっ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡」


 自分で触れてこれならばアガットに愛してもらえればどれだけ気持ちよくなれるのか。

 どれだけ幸せを感じることができるのか。

 早く大人の身体になって想いをはっきりと伝え、できる事ならば彼に愛してもらいたい。

 そんな淡い期待も含みながら自慰行為に熱中する。


「こんなところで何をなさっているのですか?」

「ひあっ♡ あっ♡ ……え?」


 声のした方向を向くと、そこにはいつの間にか男性が立っていた。

 ハイアームズ家の執事だが、今は第Ⅱ分校で働いているセレスタンだ。


「え? あ――きゃああああああああああああっ!!」


 反射的にティータが手で上着を閉じて身体を隠す。


 自慰行為を見られた。しかもアガット以外の男性に。 

 恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になり、身体を丸めて身震いする。


「見回りに来てみればとんでもない場面に遭遇してしまいましたよ」

「ご、ごめんなさいっ! あのっ! わ、わたしっ! ごめんなさいっ!」


 羞恥と混乱で謝ることしかできないティータにセレスタンが近づいていく。

 そして何を考えているのか、彼女の隣に座った。


「せ、セレスタンさん? あの……えっと……」

「こんなところで自分を慰めるなんて、ティータさんはいけない人ですね」

「あぅ……」


 さん付けという様付けよりは親しみやすい敬称で呼ばれたが、威圧感はむしろ増していた。

 この時、ティータはセレスタンのターゲットになってしまったのだ。


「ですが一人になれる場所が少ないというのも事実。そして学生なら身体を持て余してしまうのも当然。そこで一つ提案があります。私がティータさんの性欲解消のお手伝いをしましょう」


 彼が何を言っているのか、ティータには理解できなかった。


「な、なにを言って……」

「私があなたを気持ちよくして差し上げます。気にすることがございません。こう見えて私は坊ちゃまが学生の時も、様々な女子生徒の性欲解消をお手伝いしていましたからね」


 パトリックの学生時代から、セレスタンは複数の女子生徒と肉体関係を持っていた。

 平民貴族問わず、彼が気に入った女子はことごとく落されてしまっている。

 そして今、彼はティータに狙いを定めているのだ。


「じょ、冗談ですよね?」

「冗談ではありません。私もティータさんの魅力的な姿を見て我慢ができそうにないですからね」

「魅力的って――ひっ!」


 腕を掴まれて、ソファに押し倒される。

 武術も嗜んだ大人の男性であるセレスタン相手にティータが抵抗できるはずがなく、どれだけ暴れても拘束を解けない。

 ティータの動きを封じながら、セレスタンが手袋を外す。


「ふふ……たっぷり楽しませてあげますよ」

「いやっ! やめてください! た、助けてアガットさ――んぅっ♡」


 セレスタンの舌がティータの胸を舐めた。

 自慰の途中で制服の前は開いて、ティータの肌は露出している。

 しかも感度もそこそこ高まっている状態なので、舐められて思わず甘い声が出てしまったのだ。

 ほとんどふくらみはないが、シミ一つないすべすべの肌にセレスタンは何度も舌を這わせる。


「ふあっ♡ あっ♡ ひあああっ♡ やめっ♡ た、助けてっ♡ んああああっ♡」

「やはり少女の肌はたまりませんね。自慰の最中だったからか、少し汗の味がしますよ」

「ひあああっ♡ い、言わないでくださいっ♡ んっ♡ もうやめてぇっ♡ あっ♡ 乳首――ふあああっ♡」


 乳首をコロコロと舌で転がすと、むくっと大きくなって硬くなる。

 そこを舐めながら反対側の乳首も指で何度も摘まんで固くすると、ようやくセレスタンはティータ肌から舌を離した。


「はぁ……はぁ……ん♡」


 体中に電気が走ったように気持ちいい。

 自分でする自慰行為と他人から受ける愛撫では快楽が全く違う。

 舌と手の違いなのか。それとも単純にセレスタンが上手いだけなのか。

 乳首をイジメられているはずなのに、秘所まで疼いてきてしまう。


「可愛いですよティータさん」


 可愛いと言われてドキドキするが、彼が自分を襲う男なのは変わらない。

 このままでは純潔を奪われてしまう。


「だれかっ! 誰か助けてくださいっ! トワ教官っ! リィン教官っ!」

「この時間帯は誰も来ませんよ。そんなに嫌がらなくても――失礼ですが、ティータさんは初めてなのですか?」

「そ、そうです! 初めてはアガットさんと……お願いします。もう許してくださいっ!」


 アガットのことはセレスタンも知っている。

 あまり話したことはないが、第Ⅱ分校の初めての演習の時に見かけた赤毛の遊撃士だ。


「やれやれ、こんなに魅力的な人をほっとくなんて、アガット様もひどい人ですね」

「ア、アガットさんを悪く言わないでくださいっ! んぅっ♡ あ、あのあのっ、そこは――ふああああっ♡」


 秘所に指を入れられて、上のほうを擦られる。

 今まで以上の快感にティータの身体が痙攣し、一瞬目の前が真っ白になった。

 胸も舌と手でイジメられたまま、三か所同時に触れられ、これまでの自慰行為が何だったのかと思うほど体が熱くなっていく。


「んあっ♡ や、やめてくださいっ♡ あぁっ♡ あっ♡」

「口ではそう言っていますが、身体は嫌がっていませんよ? やはり美しい方が乱れているのはいいですね。私も我慢できなくなりそうです」


 大人の男性に魅力的や美しいなどと言われたことのないティータは、セレスタンがそう言う度に初めての感覚に陥っていた。

 まだまだ未成熟で子供っぽい自分の身体をそう言ってもらえるとは思っていなかったので、嬉しいと感じてしまう。

 厳密には女としての初めての悦びを感じているのだ。


「元から自分でしていただけあってだいぶ濡れていますね」

「ち、ちがっ♡ ふああああっ♡ そんなに激しくしないでくださいっ♡」

「何が違うのですか? ほら、こんなに濡れていますよ」


 セレスタンが自分の指を見せつけると、べっとりと愛液で濡れていた。

 けれど本当に違うのだ。元からこんなに濡れていたわけではない。

 自分で弄ってこんなに濡れたことなどティータは一度もないのだから。


「もう準備はいいですね」

「はぁ♡ ……はぁ♡ ……え?」


 セレスタンが自分の肉棒を取り出すと、ティータはそれから目が離せなくなった。

 すごい。大きい。逞しい。

 父や祖父のモノは一緒に風呂に入った時に見たことはあるが、記憶のそれよりもはるかに大きい。

 勃起しているものを見るのは初めてだからだろうか。それとも元からセレスタンが大きいのか。


「そ、そんなのはいるわけないよぉ……」


 弱弱しく呟くも、セレスタンは止めるつもりなども一切なかった。

 ティータをテーブルに寝かせて正常位で挿入する体勢になる。


「やぁ……助けてアガットさん……アガットさん……」


 仰向けになり、腕で目を覆う。

 けれど逃げようとはしない。ティータは心のどこかで嬉しいと感じている。

 自分でこんなに興奮してくれて、オスの欲望を強くぶつけてくれるセレスタンを、ティータのメスの部分が受け入れつつある。


「さぁ、入れますよ」


 ティータは「はい」とも「「嫌です」とも言わず、腕で目を覆ったまま動かなかった。

 ただ秘所だけがヒクヒクとしている。

 そこに肉棒の先端が当たると、彼女はビクッと身体を震わせた。

 めりっ――と鈍い音がして、とうとうセレスタンのそれが彼女に侵入していく。


「んぎっ! あっ! ……んああっ!」


 ティータの身体には大きい肉棒がゆっくりと彼女の穴を切り開いていき、何かに当たった気がした。

 自分の処女膜だ。あと少しで破られてしまう。でももう後戻りはできない。


(アガットさん……っ!)


 心の中で最愛の男性の名を叫んだ瞬間、ブツっと何かが破れる音。

 次の瞬間には、肉棒が一番奥に到達していた。


「んああああっ! い……ぎ……ひあああっ♡」


 腕をバタバタと振り回してティータが痛みに悶える。

 その腕をセレスタンが掴んでテーブルに押し付け、彼女の顔を覗き込んだ。

 涙目になっているティータの目を正面から見る。

 あなたの処女を奪ったのはアガット様ではなく私です。

 そう言われているようだった。

 結合部を見ると破瓜の証が流れてきている。

 ティータの好きなあの男の髪と同じ色。


「ううっ……アガットさぁん」

「全く、他の男性の名前を出すとは本当にいけない人ですね。しっかり教育を行う必要がありそうです」

「ん……ひあっ! んぎぃっ! あっ! んうううっ!」


 自分の存在を刻むようにセレスタンがゆっくりと腰を使い始めた。

 抜けるぎりぎりまで引いて一番奥へ。それをゆっくりと繰り返していく。


「んっ! ……んあっ! い、痛いですっ! こ、こんなの、いやぁっ!」

「嫌と繰り返しながら本気の抵抗もしないとは、口だけにしか思えませんよ。私にはもっと気持ちよくなりたいと言っているように思えます」

「ちが――んっ! んっ! んうううっ!」

「やはり若い子は締まりがいいですね。肌も瑞々しい。アガット様ももっと早くあなたの魅力に気が付けば、この身体を堪能できていたのでしょうね」

「アガットさんは、んっ! わたしを大切にしてくれてっ! あぁっ!」


 大切にしてもらったのは間違いない。

 けれど、女として見られていたのかは自信がない。

 もしかしたら大切にしているからこそ、まだ子供のティータを「そう言う目」で見ないようにしていたのかもしれない。

 けれど――


「ですがティータさんは、アガット様とこういうことがしたかったのでしょう?」

「あぅ……そ、それは……んっ! あぁっ!」

「自分で自分を慰めるなど可哀そうに……これからは私がティータさんの欲求を満たして差し上げます。私はアガット様と違って、ティータさんを一人の女性として扱っていますので」


 どうしてこんなにも嬉しいと感じてしまうのか。

 大人の男性に一人の女性として見てもらう。ただそれだけなのに嬉しくてたまらない。

 アガットが見てくれなかった目で自分を見て、アガットが教えてくれなかった感情を教えてくれる。


「あっ! んあっ! ん……ふわあああっ♡」


 カリの部分で膣をガリガリと削られ、無理矢理広げられている感覚がするのに甘い声が漏れた。


「ひあああっ♡ あっ♡ なんでっ♡ きゅうにわたしっ♡ ふああああっ♡ ま、待ってくださいっ♡ セレスタンさんっ♡」

「感じてきましたか? こんなに早く慣れてくるなんて、ティータさんは淫乱だったようですね」

「ち、ちがいますっ♡ わたしはっ♡ んうううっ♡」


 奥をぐりぐりと責められて凄まじい快感が走った。

 子宮口がもっとしてほしいと、はやく精液を注いでほしいと叫んでしまっている。


「違わないでしょう? 想い人がいるのにかかわらず、私のモノで気持ちよくなっているのは誰ですか?」

「ふわぁっ♡ あっ♡ ひあああっ♡ んっ♡ んあっ♡」

「誰ですか?」

「うぅ……わ、わたしですっ♡ アガットさんが好きなのに、セレスタンさんとエッチして、初めてなのに気持ちよくなっちゃってますっ♡ あぁっ♡ ダメっ♡ 激しくしないでくださいっ♡ ひあああああああっ♡」


 だんだんと速度が上がっていき、ただ突かれているだけなのに制限なく快感が上がっていく。

 オスの欲望をぶつけられる心地よさから目を背けることができずに、何度も「アガットさん」と呟きながらもセレスタンに抱かれて気持ちよくなる自分を認めてしまっていた。

 女として認められることがこんなにも心を、そして身体を満たしてくれるなど知らなかったのだ。


「そろそろ一番奥に出しますよ?」

「あぁっ♡ ダメですっ♡ 赤ちゃんできちゃいますっ♡ んあっ♡ あぁっ♡」

「ですがここにほしいのでしょう? 嫌がりながら満更でもないことは正直に言ってみてください」


 ここ、とはもちろん今も突かれている子宮の事だ。


「はぅ……それは……」


 欲しいとは言えないが、絶対にダメとも言えない。

 言う事などできなかった。

 セレスタンが射精に向けてスパートをかけると、肉棒が震えて一回り大きくなる。


「ふあっ♡ おっきくなってっ♡ んっ♡ アガットさんっ♡ わたし出されちゃいますっ♡ アガットさん以外の人とエッチして、中に出されちゃうよぉっ♡ た、助け――んっ♡ ふああああっ♡」


 ぐいっと一番奥に先端が当たり、本能で出されると理解した。


「あ――」


 ――びゅるるるうううううううううううううううううっ!!


「ふああああっ♡ 熱いのっ♡ あっ♡ んあああああああああああっ♡」


 ティータに体重をかけながらの射精で、子宮が口を開けてセレスタンの精液を飲み込んでいく。

 種付けプレスをされて子宮だけでなく全身でオスの欲望をぶつけられ、自分の全てが支配される感覚。

 悦び。屈服。無力感。

 すべてがごちゃ混ぜになり、熱いモノを注がれる感覚だけははっきりとわかる。


「ふああああっ♡ なにこれぇっ♡ た、助けっ♡ んあっ♡ ふわあああああああっ♡」


 ティータもセレスタンにしがみつきながら生まれて初めての本当の絶頂を味わった。


「ふぅ……やはり素晴らしい。よく頑張りましたねティータさん」


 体重をかけ続けてティータを押しつぶしながら、彼女の頭をセレスタンが優しく撫でる。


「っ♡ ……ふあっ♡ ……あ♡ ……はぅ♡」

「気に入りましたよ。あなたには私の性奴隷になってもらいます」


 口をパクパクさせて、アガットに撫でられた時とは全く別の気持ちを感じながらティータは意識を手放した。



「君もなかなか成長したようですね」


 セレスタンとフランキーは事務室で雑談をしていた。

 二人ともちょうど仕事が一区切りしたので、セレスタンがお茶を入れてくれたのだ。


「本当ですか!? い、いえ。慢心せずに頑張ります」

「いい心がけです。ついでに君にアドバイスを送りましょう。まず常日頃から注意深く過ごしてください。例えば掃除のときなどもです。そうすれば意外な発見があるかもしれませんよ」

「意外な発見ですか?」

「ええ、今度からは心がけてみてください」


 セレスタンは第Ⅱ分校に来てから常に完璧な仕事ぶりで生徒や職員からの信頼も厚い。

 そんな彼のアドバイス。しかも師匠と言ってもいい存在の言葉なのだから、フランキーは素直に頷いた。


(はぅ……バレちゃったらどうしよう……)


 そんな彼が、机の下で女子生徒に自分の肉棒をしゃぶらせているなど、フランキーは知るはずがなかった。

 ティータはセレスタンに処女を奪われてからほとんど毎日彼とセックスをしている。

 学院でも様々な場所で行為を行い、もはや調教と言ってもいいくらいだ。

 今もこうしてフランキーにバレないようにフェラチオをしているのだ。


「なんか変な音がしませんか?」


 ティータが思わずビクッとして動きを止めた。


(気が付かないでください気が付かないでください気が付かないでください)


 恐怖のあまり咥えたまま何もできなくなるが、セレスタンはもっと深く咥えろと言わんばかりにティータの頭を押さえた。


「フランキー君。注意深くとは言いましたが、幻聴を聞いてしまっては意味がないですよ」

「す、すいません」


 肉棒を根元まで咥えこみ、ビクビク震えるのを感じながら奉仕を続ける。


「掃除と言えば同じ場所をいつまでも続けていては意味がありません」


 変化を付けろとのことだ。

 口を離してカリに舌を這わせ、先端にもキスをする。

 袋をふやけるくらいじっくりと舐めていると、もう一度咥えろと指示が来た。

 肉棒が一回り大きくなる。今まで何度も感じた射精の前兆だ。


(んむっ♡ んっ♡ の、喉の奥まで……っ♡)


 喉の奥まで犯されて秘所が濡れてくる。

 フランキーがもう一度不審に思っている。

 ばれてしまうのではないかという恐怖に必死に耐えながらティータは奉仕を続けた。


「さて、そろそろ出ましょうか」


 ――びゅるるるうううううううっ!!


(んぐっ♡ んむっ♡ んうううううっ♡)


 大量の精液を注ぎ込まれて、ティータも一緒に絶頂してしまった。 

 窒息しないように必死で飲み干していくが、それでも精液が口元からあふれてくる。


「はい、掃除の続きを――」

「ああ、その前に。出された物は残さないのが礼儀です」


 フランキーに対してはセレスタンの用意したお菓子のことだが、ティータにとっては彼の精液の事だ。


(んっ♡ ……んっ♡ ん……♡)


 飲み込むたびに体が熱くなボーっとしてくる。

 やがて射精が収まったので口を離すと、むあっとした匂いがさらに広がった。


「あの、セレスタンさん。やっぱり変な音がしませんか?」

「気のせいでしょう。今度こそ仕事に戻りましょうか。掃除はしっかりとしないといけませんしね」


 言われた通りセレスタンの肉棒をお掃除フェラで綺麗にしていく。


(すごい……こんなにたくさん出したのに、まだ大きい……んっ♡)


 見惚れながら綺麗にしていると、頭を撫でられた。

 どうやらフランキーは出ていったようだ。


「ご苦労様でした。掃除はもう結構ですよ」

「はい……」


 バレなかったのでホッとしていると、今度は秘所が疼き始める。

 彼に奉仕したことで体が発情しているのだ。


「はぁ……はぁ……」

「おやおや、だいぶいい表情になりましたね。続きをしてほしいのですか?」

「…………(コクン)」

「素直ですね。それでは行きましょう」


 彼の後ろについて行く。

 人気のいない場所を熟知しているのでそこで続きを行うのだろう。


(アガットさん……)


 心の中でアガットの名を呼ぶがセレスタンから逃げるという発想はもはやティータには存在しなかった。

 そして連れてこられたのは。


「セレスタンさん……ここ……」

「ええ、男子トイレです。入りますよ」


 男子トイレ。女子であるティータには無縁の場所に連れてこられた。

 こんな場所に入りたくないのだが、セレスタンが入っていくとおずおずと後に続いてしまう。

 女子トイレとはまた違う匂いの場所。小便器からは恥ずかしくて目を逸らしてしまった。

 個室に入るとセレスタンが便座に座って手招きする。

 ごくりと息をのんでティータも入って鍵をかけた。

 とても狭い空間に二人きり。

 どうすればいいのかわかっていますねと目で言われたので、ティータはパンツを脱いで、彼に背中を向けるとでゆっくり腰を下ろした。


「ん♡ ……はぁぁぁぁっ♡ おっきぃです……♡」


 便座に座って背面座位。子宮口に当たる先端の感触を楽しみながら呼吸を整える。


「ったくよー。シュミット博士ももうちょっと簡単な問題を作ってほしいよな」

「っ♡」


 トイレに誰かが入って来て、思わずティータが口をふさいだ。

 声からして複数。こんなところでセックスしているなど絶対にバレたくない。


「あんなもんすぐに解けるだろうが」

「コツさえつかめば何とかなるさ」

「だーっ! お前らと一緒にすんな!」


 シドニーとアッシュとクルトの三人だ。

 ここはトイレなのだからいてもおかしくないのだが、わざわざこんな時に来るとは。

 しかも案の定セレスタンが腰を動かし始めている。


(セレスタンさんっ♡ んっ♡ 許してくださいっ♡)

(静かに。声さえ出さなければバレる心配などありません)

(無理っ♡ 無理ですからぁ♡)


 口をふさいで必死になって声を我慢するが、やはりどうしても少しだけ漏れてしまう。

 バレてしまうかもしれない。そんなことになったらこの学院にはいられない。

 なのにどうして、自分の身体はこんなにも気持ちよくなってしまうのか。


(あんっ♡ ひあああっ♡ か、感じすぎちゃいますっ♡)

(ティータさんは変態ですね。いっそのこと見てもらいますか? 私の性奴隷だと自慢してあげましょう)


 そうなったときのことを想像して、キュッと膣が締まった。


「あー……我慢してたからスゲー出るわ」

「下品だぞシドニー」

「さっさと済ませやがれ」


 扉の外に男子がいて、一人は用を足している。

 その音がティータの耳にも届き、盗み聞きをしているようで胸がしめつけられた。

 ドキドキして、興奮して、声を我慢しようと両手で口をさらにしっかりとふさぐ。


「ふ~……なぁ、そういえばティータって最近色っぽくなった気がしないか?」


 自分の名前を出されて、思わずティータが固まる。


「今度は何を言ってるんだい?」

「いやだからさ。元から可愛かったけど、最近はなんとなくエロさを感じるんだよ。アレは絶対に男を知ったね」


 エロくなったのかはわからないがまさにその通りだ。

 今もセレスタンに抱かれているのだから。


(シドニー様はなかなか鋭いですね。ティータさん、もっと可愛がってあげますから、どんどん綺麗になってください)

「ハッ、あいつはあの赤毛の遊撃士一筋だろ。もっともあんなメリハリのない身体じゃ手を出す気も起きないかもな」

「アッシュ、失礼だぞ。あの人はティータを大切にしているように見えたよ」


 大切にはされていたが、女としては見られていない気がする。

 それはセレスタンに抱かれるようになってから何度も感じていたことだ。


(アッシュ様は逆に見る目がないですね。ティータさんはこんなにも魅力的な女性だというのに……)


 だというのに、自分を無理矢理犯している男は何度も魅力的という言葉を使ってくれる。


(それにこんなにも変態ですしね)

(んっ♡ んむっ♡ 突き上げないでくださいっ♡ あっ♡ 声が漏れちゃうっ♡ 本当に漏れちゃいますからぁっ♡)


 ゾクゾクとした快感が背中に走り、自分の身体はどんどん高ぶっていく。

 それにつれて声を我慢するのも限界が近づくが、セレスタンは全く止めようとしない。


「つーかさっきから……おい、ここに入ってる奴。大丈夫かよ?」


 コンコン、とドアがノックされて、ティータの顔が引きつる。


(あのあのっ♡ セレスタンさん……ど、どうしましょう……んっ♡)

(決まっています。楽しみましょう)


 激しい動きを止めて奥を擦られると、セレスタンの肉棒が一回り大きくなった。


「具合が悪いのだろうか?」

「チッ、動けなくなってるとかならめんどくせえな」

「アッシュってホント面倒見がいいよなぁ。腹下してるなんて知られたら恥ずかしいんじゃね?」

「ガキかよ。おい、中のやつ。声は出さなくていいから、大丈夫そうなら扉を二回叩きやがれ」


 アッシュはシドニーの言うように意外と面倒見がいいので、ここで二回叩かなければ扉無理矢理開けるか教官たちを呼びに行くだろう。

 セレスタンを見ると「どうぞ」と目で言われたので、ティータは恐る恐る扉を二回叩いた。

 叩いた瞬間、セレスタンがティータを強く抱きしめ、顔を後ろに回して唇を重ねた。


(んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううっ♡ じゅるるううううっ♡)


 これがティータにとってのファーストキス。

 キスされたと認識する前に舌を入れられて、セレスタンの長い舌で口の中を犯される。

 男子トイレの個室で、外にいる男子にバレないように行うキスなど最悪の思い出だ。

 だというのに、射精寸前のセレスタンのモノのように、ティータも一気に絶頂へと向けて高まっていく。



「大丈夫みたいだな。俺らがいると出にくいだろうしもう行こうぜ」

「そうだね」

「ハッ、紛らわしいんだよ」

「何もなかったんだからいいじゃないかアッシュ。あとシドニーは手を洗いなよ」


 外の会話など聞こえないくらいに個室のティータは快楽に溺れていた。

 抱きしめられながらキスされ、深くまで肉棒を挿入され、いつもよりはるかに繋がっているという感覚を感じる


(ダメェっ♡ もうイッちゃうっ♡ アガットさんっ♡ ごめんなさいアガットさぁんっ♡ わたしまたセレスタンさんとえっちしてイッちゃうよぉっ♡)


 ――びゅるるるうううううううううううううううううっ!!


「んぶっ♡ んっ♡ んうううううううううっ♡」


 ドロッとした精液を受け止めて、今度こそ声が我慢できなくなってしまった。

 こんな場所なのにいつも以上に女としての幸せを感じながら絶頂に、ティータは何も考えられなくなる。


「おやおや、我慢できませんでしたか。ですがもう誰もいないので大丈夫ですよ」

「んあっ♡ ……あぁっ♡ ……ん♡ ふあ……っ♡」


 誰もいない。

 バレなかった。

 本当に良かった。

 けれど、


「……ドキドキしちゃった……♡」


 すごく興奮してしまった。

 今でも昂ぶりが抑えられない。


「ほう……ティータさんはそういう性癖なのでしょうか。性奴隷としての素質がありますね」

「あうぅ……せ、性奴隷なんて……んっ♡」

「射精が終わっても私と繋がったままでいたいなんて光栄ですよ」


 言われて行為が終わったのにセレスタンに身体を預けていたと気が付く。

 後ろから抱きしめられて安心感すら感じていた。

 慌てて自分から肉棒を抜く。


「さぁ、最後のお仕事ですよ」

「はい……ちゅっ♡ ちゅるるううっ♡ れろぉ♡」


 便座に座ったままのセレスタンのモノを、舌で綺麗に掃除していく。

 しゃがんでいると注がれた精液が零れて床に垂れてしまった。

 こんな状況なのに、嫌ではないと感じるのはどうしてだろうか。


(アガットさん……わたし、どんどん変えられちゃってます……助けてください)


 ティータが内心でまだアガットを心の拠所にしているのはセレスタンも気が付いている。

 だからこそ彼は、更なる調教を続けるのだ。

 ティータを完全に自分のモノにするまで。



 セレスタンはティータを性奴隷にするために調教を続けている

 フランキーと雑談をしている最中に、バレないようにフェラチオをさせた。

 男子トイレに連れ込んで、扉の外に生徒がいるのにセックスを行った。

 次なる調教を行うために、学生寮の前にティータを呼び出した。

 時間帯は深夜で、周囲には他に誰もいないので堂々としていた。


「あのあのっ、セレスタンさん……何かの冗談ですよね?」


 これからすることを伝えられたティータが、身体を震わせながらセレスタンに確認する。


「冗談ではありません。これからティータさんにはその姿でリーヴスを一周していただきます」


 その姿。

 ティータは今パーカーを着ているが、その下は制服ではなく全裸だった。

 いつも着ているものなので、秘所などは隠れているがそれでもギリギリ見えるか見えないか。

 さらに乳首と秘所にはローターが取り付けられている。

 そんな状態で街を歩くなど冗談ではない。

 冗談ではないのだが、セレスタンの目は本気だった。


「私はちゃんと見ていますので、不正などは許しません。それと時々指示を送りますのでそれには従ってください。順路は頭に入っていますね?」

「でもでも、いくら夜遅くても誰かに見られちゃったら――」

「ああ、一つ忘れていました」


 セレスタンがティータの髪を結っているリボンを解く。


「これはお守りです」


 そう言って見せつけてきたのは使用済みのコンドームだった。

 ここに来る前に二回もしたのだが、なぜか彼はゴムを使ったのだ。

 そのゴムをリボン代わりにして、ティータの髪を結う。

 大量の精液が入っているそれは、ズシリと重さを感じるくらいだった。


「では、いってらっしゃいませ」


 優雅に一礼してセレスタンが寮に入り、ガチャリと鍵を閉めた。


「ひゃうっ♡」


 それと同時にローターが動き始める。

 どうやらセレスタンが遠隔操作しているみたいだ。


「はぅ……ほ、ほんとに……こんな格好で……」


 服の前は締めているので、もしかしたらぱっと見では気が付かれないかもしれない。

 けれど髪留めのコンドームは見られたら一発でアウト。

 もうやるしかない。覚悟を決めてティータが歩き始める。


「まずは、駅前広場を通って……あぅぅ……隠れるところがないよぉ」


 いきなり見通しのいい場所になり、道の隅にしゃがんで周囲を見渡す。

 幸い深夜なので人はいない。店などは全て営業が終わっているようだ。一気に駆け抜ければ誰にも見られることはない。


「か、覚悟を決めて……せーのっ!」


 裏通りのほうに向かって一直線に駆け出す。

 けれど、道の途中で急に秘部のローターの動きが強くなった。


「んあああっ♡」


 声を我慢できずに数秒立ち止まる。

 何とか身体を動かして裏通りに入ると、ローターの動きが弱まった。


「こ、こんなのが続くの……」


 先ほどよりも誰もいない裏取りなのに、先ほど以上に気を使って歩く。


「ナインヴァリの正面を通って、分校のほうに――」


 そのナインヴァリの近くまで来た時、店の中から物音が聞こえた。


「ひっ! ど、どうしよう……っ!」


 咄嗟に店の前のドラム缶の後ろに隠れる。

 身をかがめて息を殺していると、店のドアが開く音がした。


「あー、もう夜だなー。そろそろ寝るかなー」


 ジンゴの声がする。早く帰ってほしいと祈るが、彼女はなかなか店に戻らない。


「でもなー。寝る子は育つって言うしなー。ジンゴこれ以上身体大きくなるのはなー。成長痛も嫌だしなー」

(うぅ……バレませんように。バレませんように……ひあっ♡)


 ローターの動きが三つとも強くなる。


(んううっ♡ セレスタンさんっ♡ ひどいよぉっ♡ あっ♡ んあああっ♡)

「んー? なんか変な声がすんなー。ケルベロスに調べさせて――って、眠くて幻聴がしてるだけかー。やっぱもう寝るべきだなー」


 最後に大きなあくびをしてジンゴは店の中に戻っていった。

 鍵がかかる音を聞いてティータが元の道に戻った。

 裏通りを抜けて町長宅の前を通って第Ⅱ分校へ。

 いつもの時間にこんな格好できたら大問題だが、今は校舎の灯りは消えている。


「あ、またメール……ひああっ♡」


 またローターが強くなったが、何とか身体を動かして指示に従う。

 校舎のほうを向いて服のジッパーを開け、両手で大きく開いた。

 彼女の身体が露になり、夜風が火照った肌を冷やしていく。


「あぁっ♡ ……み、見られちゃう♡ わたしの身体見られちゃうよぉ♡」


 誰にも、おそらくどこかにいるセレスタン以外には見られていない。

 彼以外がここにいたら、その人はどんな反応をするだろうか?

 顔を真っ赤にして指示通り一分間それを続ける。ローターの振動のせいで秘所から愛液が零れて地面にシミを作っていた。

 服を着直すが今度は前は開いたまま。ここからは閉じることも禁止された。

 悲しいような、嬉しいような複雑な気持ち。


「あ……っ♡」


 誰か来る。

 ローターは振動が強いままだったが、何とか身体を動かして足音とは反対方向へ移動して隠れた。


「全く、データを取るだけが手間取らせおって」


 研究棟のほうから歩いてきたのはよりにもよってシュミット博士。

 今まで研究をしていたのだろうか。いつもならお疲れ様ですと声をかけるが、今はそう言うわけにはいかない。


(バレませんようにバレませんようにバレませんように!)


 しゃがんで祈っていると、なぜかシュミット博士が先ほどティータがいた位置で立ち止まった。


「なんだこの匂いは……ん? 地面のシミ……」


 自分の匂いと愛液が博士に気が付かれた。


(やぁっ♡ んっ♡ んうううううっ♡)


 軽くイってしまうほどの恥ずかしさ。

 博士は何かに気が付いたのか、それとも気が付いていないのか、ただ「フン、私には興味がないことだ」と呟いて歩いて行った。

 方向からして寮に戻ったのだろう。足音が聞こえなくなってからティータが動き始める。


「はぁ♡ ……はぁ♡ ……んっ♡ 行かなくちゃ♡」


 一歩歩くごとに倒れてしまいそうになる。

 前を開いているので涼しかったが、すぐにそれ以上熱くなってしまった。

 自分が発情しているのがわかる。リボン代わりに使われたコンドームの匂いがさらにティータを発情させていく。


「見られたら……見られたら、どうしよう♡ 見られちゃったら……♡」


 心のどこかで見てほしいと考え始めていることに彼女は気が付いていない。

 もう一度町長宅の前を通りって川辺のほうへ。

 橋の下の死角のほうへ行くとそこで次の指示が来た。

 その指示に絶望して、肛門が疼き始める。


「こ、これを……入れちゃうんだ♡」


 死角の部分に隠されていたアナルプラグを挿入して、そのまま帰ってくること。

 これが最後の指示だった。


「こんなの……んっ♡ 入らないよぉ♡ 入らないのにぃ♡」


 卵のような形でそんなに長くはないが、一番太いところはセレスタンのモノと同じくらいある。

 入れたらどんなに気持ちいいんだろう?

 恐怖よりも期待が勝って、それを肛門に当てる。


「んっ♡ ……んぅうううっ♡ 入っちゃう♡ 本当に入っちゃうよぉ♡」


 メリメリっと嫌な音がして、一番太いところが通過した。


「ふおおおおおおっ♡」


 声を我慢などできるはずがない。

 下品な喘ぎ声は川のせせらぎを打ち消して周囲に木霊した。


「んあっ♡ ……おっ♡ ……はぁぁ♡」


 歩けないほどではない。気持ちいい。見られたらどうしよう。見てほしい。セレスタンさんはひどすぎる。どうして一番近くで見ていてくれないんだろう。

 いろんな感情がごちゃ混ぜになったが、最後には「指示に従わなければいけない」とティータの身体が動き始めた。


「あっ♡ ……気持ちいい……ん♡ ふわぁ♡ 早く、戻らなきゃ♡」


 乳首のローター。秘所のローター。前を開いた服。髪を結ぶコンドーム。そしてアナルプラグ。

 恐怖と興奮で自分の身体を抱きしめながらティータは寮に向けてゆっくりと歩き続ける。

 本当はもっと早く歩けるはずなのに、無意識のうちにゆっくりと。

 ラジオ局の前を通って、駅前広場の近くまで戻って来た。

 ここは隠れる場所がないので――


「あーもう。あのマッド博士ってば、ほんといい加減にしてほしいわよね。アルもそう思わない?」

「同意します。本当に疲れました……」


 聞き覚えのある声がして、道端に身を縮めた。

 そっと声のほうを見ると、そこには先ほどまでいなかった。ユウナとアルティナがベンチに座っている。


「こんな時間まで付き合わされるなんて冗談じゃないわよ」

「しかも博士は先に帰ってしまいましたしね。らしいといえばらしいですが」

「ん~~! 疲れた後のジュースが身に染みるわ。それに夜の街ってドキドキするし!」


 おそらく博士の研究に付き合わされて、ティータが川辺にいる間にあそこまで移動したのだろう。

 もう少しですれ違っていたかもしれないという恐怖。今まさに見つかりそうだという恐怖。

 激しく動き始めるローターとアナルプラグ。高まり続ける感度。漏れ出る愛液。抑えきれない興奮。


(早く寮に戻ってくれないとわたしずっと動けない……んあっ♡ あっ♡ やだぁっ♡)


 しゃがんで息をひそめても駆動音は誤魔化せない。


「ねぇアル? なんか変な音がしない?」

「いえ、特には」

「うーん、機械が動いてる音? みたいなのがしたような……気のせいかな」

「それよりユウナさん。そろそろ戻ったほうがよろしいかと」

「これ飲み終わるまで待ってよ」


 缶ジュースをゆっくり飲んでいる。早くしてくださいと祈っていると、すぐそばの民家から声が聞こえてきた。


「パパ~! 早く~」

「はは、落ち着きなさい。パパとママの支度ができるまで勝手に出て行っちゃダメだよ?」

「は~い」


 誰かが外に出てくる。まだユウナ達はそこにいる。

 逃げ場がどこにもない。

 本当に見られてしまうと自覚してしまうと恐怖のほうが大きくなり、ティータは心の中で祈り続ける。


(女神さまっ……助けてください! あぅ……助けて……セレスタンさん!)


 少し前のティータならば絶対に助けを求めるであろう男の名前は呼ばなかった。


「よし、飲み終わった。アル、帰ろっか」

「了解です」


 ティータの祈りが通じたのか、ユウナ達が寮に戻り始める。

 姿が見えなくなったのを確認し、ティータも慌ててその場から離れた。

 駅前広場を抜けて寮に続く道に入るが、そこで一度立ち止まる。


「んっ♡ んううっ♡ もう……ムリだよぉ♡ セレスタンさぁん♡」


 激しく動くローターとアナルプラグを付けたまま走ったので感じすぎて動けなくなってしまったのだ。

 服の隙間から風が入り肌に当たるたびに気持ちよくなってしまう。


「で、でも……あと少し……」


 ゆっくりと、ゆっくりと歩き続ける。

 寮はもう見えている。中に入ればもう安全だ。


「わたし……んっ♡ 頑張りましたよ……セレスタンさん♡ だから……んっ♡ えへへ……褒めてくれるかなぁ♡」


 セレスタンに褒められる場面を想像した時、ティータの身体に限界が訪れた。

 寮はもう目の前だというのに、足の力が抜けて転んでしまったのだ。


「きゃっ♡ いたた……あぅぅ……♡」


 上着もズレて、脱げてはいないが肩が露出してしまう。


「お姉ちゃん、大丈夫?」

「はぁ……はぁ……え?」


 声をかけられたのだと気が付くまで数秒かかった。

 背後を振り返ると、小さな男の子がティータを見下ろしている。


「……え? あ、あぁ……」

「あれ? お姉ちゃんなんで服をそれしか着てないの? パンツは? それに変なのが付いてるね」


 服の隙間から見える肌とローター。パンツを履いていない今の状態。

 その全てを、小さな子供に見られてしまった。


「なんだか変なにおいがするね」

「っ♡ ~~っ♡ いやぁっ♡」


 服をなおして力を振り絞って立ち上がると、ティータは街道のほうへ走っていくのだった。


「おーい、勝手に行っちゃダメじゃないか」

「あ、パパ。ごめんね。なんだか変な声が聞こえて……」

「変な声? 誰かいたのかい?」

「うん。裸のお姉ちゃん。パンツを履いてなくて、変な機械みたいなのを付けてて、変なにおいがしたの」

「……え? い、いや、そんな子どこにもいないじゃないか……」

「向こうに走っていったよ」

「……い、いいから忘れなさい。ほら、行くよ」

「ほんとにいたのに……」



(見られたっ! 見られたっ! 見られちゃったぁっ!)


 街道に出たティータだったが、もうとっくに限界は超えていたのでまたもや立っていられなくなってしまった。

 地面に横になり悶えながらさっきの子供を思い出す。

 本当に、全部見られた。

 自分の身体。つけているもの。やっていること。


「あっ♡ あぁっ♡ いやっ♡ なにこれぇっ♡」


 かつてないほどの興奮がティータを襲って。


「ひああああああああああああっ♡」


 ――プシャアアアアアアアアアアアっ!!


「ああああっ♡ なにこれっ♡ やあっ♡ 助けてセレスタンさんっ♡ ふああああああああああっ♡」


 秘所から潮を吹きながらティータが絶頂する。

 見られたことによる興奮は、彼女に初めての潮吹きを経験させた。

 目の前が真っ白になり、横たわったまま起き上がれなくなる。


「ふあっ♡ ……あっ♡ ……あぁぁぁぁ♡」


 ――シャーーーーーー……


「あぅ……♡」


 さらには小水まで漏らしてしまう。

 倒れたまま動けないので自分のモノで濡れて汚れてしまうが、彼女にはどうしようもなかった。

 けれど、小水を漏らす行為まで「気持ちいい♡」と思えてしまうのはなぜだろう。


(セレスタンさん……♡)


 羞恥心と快楽がせめぎ合い、心の中でセレスタンの名を呼んでティータはそのまま失神してしまった。

 次にティータが目を覚ました時は、風呂場でセレスタンに身体を洗われていた。

 彼は安心させるように笑いかけてきて、それを見て思わずティータは涙を流してしまう。

 丁寧に丁寧に。髪の毛の一本一本まで手入れされるように。あまりの心地よさになんの抵抗もしないで身体を預ける。

 調教は終わったのか、それ以降はひどいことは一切されなかった。

 身体をすべすべにしてもらい、髪もいつも以上にサラサラに。ゴムで髪を結んでいたが、匂いなども一切残っていない。

 それに少し寂しさを感じる。

 服を着せてもらい、お姫様抱っこでセレスタンの部屋へ。

 エッチされちゃうのかなとドキドキしていたが、彼はティータを抱きしめると眠るように指示した。

 その時ティータはようやく理解した。

 目を覚ましてから優しくしてもらったその理由。

 アレはセレスタンにとって、ペットを洗う行為と同じだったのだと。

 自分は人間扱いされていなかったのだと。

 なのに。

 ペット扱いをされて嬉しかったと感じる自分がいる。


(もう戻れないくらいに……調教されちゃったのかな……)


 ティータが目を閉じる。

 セレスタンに抱かれての睡眠は、驚くほど安らかだった。



 調教は続いていく。

 朝に起きるとある時はキスをされる。ある時は抱きしめて頭を撫でられる。ある時はフェラチオをさせられる。

 お菓子作りを手伝う。上手くいくと褒められる。その日の夜はとても気持ちよくしてもらえる。

 失敗しても怒られることはない。また今度頑張りましょうと優しく頭を撫でられる。その日の夜は無理矢理何度もイカされる。

 研究が上手く行かないとき。セレスタンが差し入れを持ってきてくれる。疲れが取れる甘いものを、セックスしながら口移しで食べさせてくれる。

 勉強でわからないところがあったら、教官ではなくセレスタンに聞きに行く。丁寧に教えてくれて。それでもわからないときはしっかりと罰を与えてくれる。

 雨の日にセレスタンと相傘をした。膣とアナルにバイブを入れて歩く。音は雨でごまかせたが、すれ違う人に表情でバレないかドキドキした。

 アガットから通信が来た。今度の自由行動日に出かけないかという誘い。けれどセレスタンが許してくれないかもしれない。

 いってらっしゃいませ。楽しんできてください。

 そう言って彼は、笑顔で送り出してくれた。


「ティータ、今日は何でも付き合ってやるぜ」

「えへへ……はい!」


 アガットと帝都でデートの日がやってきた。

 今日の彼は一日中オフなので、夜まで一緒にいることが出来る。


「さて、まずはどうする?」

「えとえと……」


 言われてみて、今日の予定を全く考えていなかったことに気が付く。

 確かアガットと帝都で回ってみたかったところは山ほどあったはずだ。あったはずなのに一つも思い出せない。

 せっかくのアガットとのデートなのにだ。


「す、少し歩きましょう」

「ああ、いいぜ。せっかくならアイスでも食いながら行くか?」

「はい!」


 アガットが屋台でチョコミントアイスを買ってくれる。

 まろやかさと爽やかさが口の中いっぱいに広がった。


(あ、でもセレスタンさんが作ってくれたアイスのほうが美味しかったな……)


 以前学生達にふるまうべくアイスを一緒に作ったのだ。

 あれはかなり上手くできてセレスタンも褒めてくれた。当然その日の夜はご褒美をもらっている。


「……えへへ♡」

「なんだ、そんなに美味かったのかよ?」

「は、はい! 美味しいですね!」


 思わずセレスタンの事を考えてしまって頭を切り替える。

 けれど、二人で一緒に歩いていてもなぜかあまり楽しくない。

 少し前なら隣にいるだけで幸せだったはずなのに。

 せっかく休みの日に付き合ってもらっているのに申し訳がないので、無理矢理明るく振る舞う。

 アガットと一緒にいるのに、何気ない事でセレスタンの事を思い出してしまう。

 自分の処女を無理矢理奪い、それから調教しているひどい人。

 ひどい人だというのに。どうして自分は。


(なんでわたし、アガットさんに助けてって言わないんだろ……)


 その答えに気づいていないのか。それとも気が付かないふりをしているのか。

 結局時間だけが過ぎていき、その日のティータはアガットに抱き着くどころか手もつなぐことはなかった。

 ぎこちなさを隠しながら列車に乗りリーヴスまで送って貰う。


「アガットさん。送っていただきありがとうございました」

「……ティータ、もしかして調子が悪かったのか?」

「? いえ、そんなことはありません」

「そうか。なんかいつもと違う感じがしたからよ。勘違いならいいんだ」


 頭を撫でようとアガットが手を伸ばす。


「あ、あのあの! 今日は本当に楽しかったです! それじゃあまた!」

「お、おう。またなティータ」


 その手をかわすように別れを告げて、逃げるように寮に入る。


「あぅ……」

「おかえりなさいませ、ティータさん」


 寮に入った瞬間、セレスタンに声をかけられた。


「あ……♡」


 心が軽くなり思わず顔が綻ぶ。


「早速ですが参りましょうか」


 彼はティータの手を取って速足で駆け出した。

 手を繋いでもらったことを嬉しく思いながら、ティータは彼について行く


「えとえと、どこに行くんですか?」


 ティータの問いに応えずにセレスタンは屋上へと移動した。


「おや、まだ見えますね」

「見える? あ、アガットさんですね」


 アガットが駅に向かって歩いているのが見える。


「今日のアガット様とのデートはいかがでしたか?」

「そ、それは――あっ♡ んあっ♡」


 パンツの中に手を入れられて思わず甘い声が漏れた。

 指でそこをかき回されるたびに足が震え、セレスタンに必死にしがみつく。


「おや、もう準備はできていますね。大方デート中でも私の事が頭から離れなかったというところでしょうか?」


 言い当てられて思わずドキッとした。

 いつもならセレスタンに抱かれているのに、今日はそれがなかった。

 体がそれを不満に想いずっと焦らされているようだったのだ。

 そして今、ティータの身体は限界を迎えている。

 彼に言われるままに服を脱いで、屋上で裸になってしまった。


「あのあのっ、セレスタンさん。せめてお部屋で――んあああああああああああああっ♡」


 バックで貫かれてティータが悦びの悲鳴を上げた。

 みっちりと自分の膣を広げて一番奥まで満たしてくれるもの。

 今日一日ずっと待ちわびたものが入ってくる。


「あぁっ♡ ひあっ♡ おっきいですっ♡ あぁぁぁぁっ♡」

「ふふ、良い締め付けですね。ところで、アガット様に助けを求めないのですか?」

「やぁっ♡ こ、こんなとこ見られたくないですっ♡ み、見られちゃ――ふわああああああっ♡」


 もしもアガットが振り返れば見られてしまうかもしれない。

 こんなところは見られたくないのに、見られるかもしれないと考えるだけで興奮して濡れてくる。


「デートは楽しくなかったようですね」

「ち、違いますっ♡ すごく楽しかったですっ♡ アガットさんと一緒に帝都を歩いてっ♡ それでっ♡ それでぇっ♡」


 それで……何をしたのだったか?


「少し前まではあんなにもアガット様の事を幸せそうに語っていたのに、もうあの方のことはどうでもよいみたいですね」

「違いますっ♡ 違うもんっ♡ アガットさんの事はっ♡ わたしっ♡ ふああああああああああっ♡」


 奥まで突かれると背筋にゾクゾクとした快感が走る。

 アガットが与えてくれなかった快感。まだ見える場所にいるのに、彼との距離がとてつもなく遠くなっている。

 代わりに近くにいるセレスタンの肉棒が激しくティータの膣内を蹂躙していた。

 もはや完全に彼の形に変わり、根元まで受け入れて精液が欲しいと子宮口が先端に吸い付いている。


「あっ♡ ふわぁ♡ イクっ♡ イッちゃいます♡」


 今日初めての絶頂がすぐそこまで来ている。

 にもかかわらず、セレスタンが動きを止めた。



「んあっ♡ あっ♡ ……え?」

「なるほど……私の勘違いでしたか。ではここまでにしましょうか」

「はぁ……んっ♡ こ、ここまで?」

「はい。もう私はティータさんに何もいたしません。今後一切手出しはしないとお約束しましょう」


 セレスタンが何を言っているのか理解できない。しかし肉棒を抜こうとする彼を。


「や……っ♡」


 尻を後ろに下げて抜けるのを防いだ。


「おや、どうしたのですか? アガット様が好きなのでしょう? それなら私は大人しく身を引きましょう」

「そ、そんな……んっ♡ ひあっ♡ あぁっ♡」


 結局セレスタンは本当に肉棒を抜いてしまい、ティータがその場にへたり込む。


「あぁっ♡ なんでですかっ♡ ヒドイですよぉっ♡」

「そうですね……私のモノになると誓うのでしたら、今まで通りなのですが……そうでないのならばお終いです。いかがなさいますか?」


 お終い? セレスタンに捨てられる? 

 嫌だ嫌だ嫌だ。そんなのは絶対に嫌だ。

 今まで通り。それなら調教されてきたような日々が続く。

 ひどいことを沢山されて、気持ちいいことを沢山された。

 あの幸せな日々。

 幸せ? そう、幸せだったのだ。

 ティータの心も体も、とっくにセレスタンのモノになっていたのだ。


(アガットさん……さよなら)


 初恋の人。そして最後まで自分を女として見てくれなかった人に別れを告げる。


「なります……わたし、セレスタンさんのモノになります」

「ほう……アガット様はいいのですか?」

「いいんですっ! セレスタンさんが望むなら、もうアガットさんとは会いません! わたしが好きなのはセレスタンさんだけなんです! だから……わ、わたしをセレスタンさんの……ご主人様の性奴隷にしてください! お願いします!」


 裸で土下座をして必死にお願いする。

 もうどうなってもいい。セレスタン以外は何もいらない。

 ご主人様にわたしの全てを捧げますと全身で伝えて――声をかけられた。


「顔を上げてください。あなたの気持ちはわかりました」

「あぅ……」


 顔を上げると、目の前にはガチガチに勃起したモノがあった。

 すぐにでもしゃぶりつきたかったが、ご主人様の命令なしにそんなことをしていいはずがない。


「今からティータさんは私の性奴隷です。キスをして女神に誓いなさい」

「あぁ……はい♡」


 ティータが目を閉じて指を組む。


「わたしはご主人様の性奴隷になることを女神さまに誓います――ちゅっ♡」


 セレスタンの肉棒にキスをすると、彼は満足そうに微笑む。

 それを見て思わずティータが涙を流した。


「おやおや、今度はどうしたのですか? やはりアガット様に未練があると?」

「えくっ…………ち、ちがうんです……ホッとしたら……わたし……胸が一杯になっちゃって……」


 本当に捨てられるかと思って不安だったのだ。

 これからはセレスタンの性奴隷として――いや、これからもセレスタンの性奴隷として生きていける。


「さて、では続きをしましょう。メス犬の体勢になりなさい」

「えへへ、はい、ご主人様♡」


 四つん這いになって尻を突き出す。


「ご主人様の逞しいおちんちんを、卑しい性奴隷にお恵みください♡」


 ティータの尻をがっしりとつかんで、セレスタンが一気に一番奥まで挿入した。


「ふあっ♡ ひああああああああっ♡」


 軽くイキそうになるほどの快感がティータを襲う。

 再び自分の中を満たしてくれた肉棒を、膣内は媚びを売るように締め付けた。


「あっ♡ ふあっ♡ すごいですっ♡ ご主人様のおちんちんっ♡ さっきよりすごく硬くなってますっ♡」

「ティータさんの宣言を聞きましたからね。それに調教を続けて来たかいがあり、ここの具合もかなりよくなっています」

「ご主人様に喜んでもらえて嬉しいです♡ もっとも頑張りますからっ♡ 沢山躾けてくださいっ♡」


 肉のぶつかる音とティータの喘ぎ声が夜に木霊する。

 外で裸になってのセックスで、今までの調教も思い出して益々気持ちよくなってしまう。

 体が痙攣するたびに膣が締まり、セレスタンの肉棒を気持ちよくしていた。

 激しく出し入れされる肉棒が一回り大きくなって震えはじめる。


「ひああっ♡ ご主人様のおちんちんが震えてるっ♡ な、中にっ♡ 中に下さい♡」

「言われなくても中に出してあげましょう。ティータさんが正式な性奴隷になっての初めての射精ですから、沢山出ますよ」

「沢山出してくださいっ♡ わたしでっ♡ ご主人様の性奴隷を使って気持ちよくなってくださいっ♡ あっ♡ ふああああああああああっ♡」


 ギチギチとティータの穴を広げるほどにセレスタンも興奮していた。

 性奴隷の穴を使って射精することだけを考えて激しく腰を振り続ける。

 やがて二人同時に限界が訪れようとしていた。


「んぎっ♡ おっ♡ ひああああっ♡ イッちゃいますっ♡ 今度こそイッちゃうっ♡ ふあっ♡ あっ♡ ひああああああああああああっ♡」


 ――びゅるるっ!! びゅるるるううううううううううううっ!!


「んああああああっ♡ ふあっ♡ おっ♡ んおおおおおおおおおっ♡」


 ぴったりと腰を押し付けて、マグマのように熱い精液がティータに注がれた。

 背筋を伸ばして天を仰ぎ絶頂しながら精液を受け止める。

 性奴隷の役目を果たすべく、さいごまでセレスタンが気持ちよく射精できる等にと務める。


「んおっ♡ おぉんっ♡ ふあぁっ♡ ……おっ♡」


 オスの欲望を受け止めるメスの悦びがティータを幸せにしすぎて、なかなか絶頂から戻ってくることが出来ない。

 2、3度腰を打ち付けて精液を出し切ったセレスタンは、ティータを持ち上げて背面座位の体位になる。

 ぐりぐりと肉棒で奥を擦ってからそれを引き抜いた。


「ふおっ♡」


 ティータの膣から大量の精液が零れる。

 膣には出したのでセレスタンは次の穴に狙いを定めた。


「あぁ……ご主人様ぁ♡」

「ここも捧げてもらいますよ。当然綺麗にしていますよね?」

「はい……いつご主人様に求められても受け入れられるように、教えられたやり方で毎日綺麗にしていました♡」


 露出調教の時にアナルプラグを入れられてから、ティータ自身もいつになったらしてもらえるのかと期待していたのだ。

 正式な性奴隷になった今、とうとうその時が来たという事なのだろう。


「ん――あぁっ♡ あっ♡ 入って――んおおおおおおっ♡」


 待ちわびていたものが入って来て、アナルがそれをきつく締め付ける。

 その締め付けをものともせずにみっちりと広げられるので、閉じなくなりそうで恐ろしかった。


「これでティータさんの初めては両方貰いましたね」

「はい♡ ご主人様に捧げられて嬉しいです♡」

「処女を奪った時はずいぶんと嫌がっていましたね」

「あぅ……ごめんなさい♡ でもでもっ、今は全然嫌じゃ――んおっ♡ んっ♡ ふああああっ♡」


 引き抜かれると内側のモノが肛門から出ていきそうな感覚。

 それを突き入れられると戻されてるので、内側を肉棒でかき混ぜられているようだった。

 はしたなく喘ぐティータを見て、まだ足りないというようにセレスタンがバイブを取り出した。


「ティータさん、これも入れますよ?」

「んあっ♡ え? ひぎっ♡ おおっ♡ ふおおおおおおっ♡」


 太いバイブを膣にも挿入。

 そして動きやすいように立ち上がって背面駅弁へ。


「んおっ♡ ご主人様っ♡ に、二本なんて……あっ♡」

「嫌ですか?」

「……嬉しいです♡」


 初めての二本差しなのに痛みなどはなく、ティータは純粋な快楽しか感じていない。

 内側でこすれる感覚は初めてであり、その快楽を貪るのに夢中になる。


「んああああああっ♡ すごいっ♡ わたしの中でこすれて凄く気持ちいいですっ♡ もうダメっ♡ こんなのおかしくなっちゃうよぉっ♡」

「初めての二本差しで感じるなんて、とんだ変態ですね」

「は、はいっ♡ わたしは変態ですっ♡ こんな変態を性奴隷にしてくださってありがとうございますっ♡ あっ♡ ふああああっ♡ またおちんちんがおおきくっ♡ んううっ♡」


 初めての肛内射精へ向けてセレスタンがスパートをかける。


「あっ♡ 出してくださいっ♡ わたしのお尻にっ♡ あっ♡ ふああああっ♡」


 ――びゅるるるうううううううううううううううううっ!!


「んおおおっ♡ おっ♡ ふおおおおおおおおおおおおおおおおおっ♡」


 どくどくと粘り気の強い精液が注がれ、ティータの目の前が真っ白になった。

 前も後ろも気持ちよくて訳が分からなくなり、身体を痙攣させながら快楽の波が収まるのを待つ。

 はずだった。


「んおおおっ♡」


 射精が終わったセレスタンがもう一度ティータを突き上げる。


「まだまだ終わりませんよ。今日は朝まで付き合っていただきます」

「……はい♡」


 二人のセックスはまだまだ終わらない


「んあああっ♡ あっ♡ 気持ちいいですかご主人様っ♡ わたし上手に動けていますかっ♡ ご主人様にまたがるなんて気が引けますけど、喜んでいただけるなら嬉しいですっ♡ んおおおっ♡ またおちんちんが震えてっ♡ あっ♡ ひああああああああああああっ♡」


 ――びゅるるるううううううううううううっ!!


「ふわあああああああっ♡」


 今日一日の時間を取り戻す様に続く。


「んっ♡ そんなにおっぱいちゅぱちゅぱしても出ませんからっ♡ あっ♡ き、キスマーク♡ 嬉しいですっ♡ もっと沢山つけてください♡ ご主人様のモノだってマーキングしてください♡ おっぱいも出るようになりたいですっ♡ い、いいんですかA 嬉しいっ♡ ふわぁっ♡」


 ――びゅるるるううううううううううううっ!!


「あぁっ♡ また中にっ♡ んあああああああっ♡」


 ティータが正式な性奴隷になったお祝いであるかのように。


「んむっ♡ ちゅっ♡ じゅるるううう……ちゅぽんっ♡ ご主人様のおちんちん綺麗になりました♡ あ、あの♡ もう一回――そ、そんなイジワル言わないでくださいっ♡ 確かにおまんことお尻にバイブが入ってますけど、ご主人様のモノじゃないと満足できないんです♡ んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅううっ♡ れりゅう♡ お願いします♡ ご主人様の逞しいおちんちんをお恵みください♡」


 ――びゅるるるううううううううううううっ!!


「あぁっ♡ も、もったいない……中にほしかったのにぃ♡」


 改めて、二度とセレスタンから離れられないのだと教え込むように。


「ちゅっ♡ ちゅうううっ♡ すきぃ♡ 大好きですご主人様ぁ♡ 初めてしてもらった時のコレっ♡ 種付けプレス♡ 一番好きですっ♡ ご主人様のモノだって全身で言われてるみたいで嬉しいですっ♡ あぁっ♡ おっぱいもお尻も沢山触ってくださいっ♡ わたしの赤ちゃんのお部屋をいっぱいにしてくださいっ♡ ご主人様の赤ちゃん欲しいですっ♡ 何人でも産ませていただきますっ♡ あぁっ♡ また震えてます♡ 出してっ♡ 出してくださいご主人様ぁっ♡」


 ――びゅるるるううううううううううううっ!!


「ふああっ♡ 熱いよぉっ♡ おっ♡ んおおおおおおおっ♡」


 セレスタンの言葉通り、夜明けまで続いた。


「ふぅ……気持ちよかったですよティータさん」

「あ……おっ♡ ……んおっ♡」


 夜明けの光がティータを照らす。

 ティータは仰向けで手足をだらしなく広げた状態で動けないでいた。

 体中汗と精液まみれで、髪にも付着してしまっている。

 キスマークも同じように全身の至るとことにつけられている。

 乳首にはローターが付けられ、膣とアナルには注がれた精液が零れないようにバイブを入れて蓋をしていた。

 精液を注がれすぎたのか腹が少し大きくなっており、バイブをしているのに零れる精液が水たまりを作っている。

 目は虚ろで時折身体を痙攣させる今の彼女には、普段の可愛らしさや愛らしさなど微塵も存在しない。


「おや?」


 ――シャーーーーーーーー……


「あぁ♡ ……んっ♡ はぁぁ……♡」

「おやおや、またお漏らしですか。あなたは本当に楽しませてくれますね」

「……えへへ♡」


 トドメと言わんばかりに小水を垂れ流すという無様な姿をさらしているにも関わらず。

 ティータは今幸せだった。

 性奴隷として生きる道に不安など一切なく。

 かつて好きだった人のことなど綺麗に忘れ。

 ご主人様のためだけに生きていくのだ。



 エステル、ヨシュア、レン、そしてアガット。

 4人はティータに会いにリーヴスまでやってきた。

 駅から出ると風光明媚な街並みが広がっている。


「ここがリーヴスかぁ」

「やっと着いたね。ティータはどこかな」

「迎えに来るって言ってたわよね」

「お、あそこにいるみたいだぜ」

「レンちゃーん! エステルお姉ちゃんにヨシュアお兄ちゃーん!」


 ティータが四人の元へ走ってくる。


「ティータ! 久しぶりね!」

「走ってくるなんて子供ね」

「えへへ、だって嬉しかったんだもん」


 相変わらずね、とレンはあきれながら、変わっていない親友を嬉しく思う。


「久しぶりだなティータ。元気だったか?」

「はい。アガットさんもお元気そうで何よりです。あのね、寮の管理人さんがお茶とお菓子を用意してくれてるの。学院の案内はその後でもいいかな?」


 レンが何か違和感を覚えるが、その正体がまだわからない。


「本当? 実はお腹ペコペコなのよね~」

「用意してくれたのなら待たせるのも悪いしね」

「レンの舌を満足させられるのかしら?」

「大丈夫だよ。セレスタンさんってすっごくお料理が上手なんだよ。四大貴族のハイアームズ家に仕えてて、なんでもできるすごい執事さんなんだから!」


 そのセレスタンという執事の事をまるで自分のことのように楽しそうに話す。

 どうやらかなり信頼している人物のようだ。

 ティータとレンが並んで歩き、それにエステル、ヨシュア、アガットが続く。


「はい、ここが寮だよ」

「ここってジョゼットが住んでたのよね?」

「うん。それを改築したみたいだね」

「ほら、入って入って」


 寮に入ると一人の執事が迎えてくれる。

 彼を見たとたん、ティータの表情が明るくなった。


「ようこそお越しくださいました。エステル様、ヨシュア様、レン様。そしてアガット様」

「セレスタンさん」


 彼の隣もとにかけていくティータの足取りは、レンたちのところまで走るよりも軽やかで嬉しそうだった。


「いつもティータがお世話になっています」

「これからもよろしくお願いします」

「いえいえ、ティータさんには私のほうがいつも助けてもらっています。本当に素晴らしい方ですよ」

「えへへ♡」

「へぇ、最近はあまり話を聞いてなかったが、よくやってるみたいだな。大したもんだぜ」

「ありがとうございます」


 レンがまた違和感を感じる。

 なんだかアガットに対して素っ気なくないだろうか。

 

「すぐに用意します。ティータさん、あなたも座っていてください」

「わたしもお手伝いします。この前一緒に作ったクッキーですよね?」

「ではお願いします。私はお茶を担当しますね」

「あら、ティータが作ったなんて、食べさせたい人でもいるのかしら?」

「違うよ~。寮のみんなのおやつだよ。セレスタンさんの“お手伝い”してね。上手にできましたねって褒めてもらったんだよ」

「ふふ、ティータさんは“つまみ食い”も多かったですけどね」

「も、もう♡ しょうがないじゃないですか♡ ご――セレスタンさんの美味しいんだもん♡」


 恥ずかしいのかティータが頬を染める。


「そう言う事なら楽しみにさせてもらうぜ」

「はい、待っててくださいね。それじゃあセレスタンさん、いきましょう」

「ええ、皆様少々お待ちください」


 ソファに4人を座らせてティータとセレスタンが扉の向こうに消えていく。


「楽しくやってるみたいでよかったわ」

「そうだね。アガットさんも最近は連絡を取っていなかったんですよね?」

「ああ。なんでも忙しいからとかなんとか……少し心配だったが、今のあいつを見た感じ充実してるって事だろ」


 充実してそうなのはレンも同感だ。

 けれど、やはりアガットに対しての態度が気になる。

 それにあのセレスタンという執事と距離が近すぎないだろうか?

 まるでアガットとセレスタンの位置が入れ替わったような気がしてしまう。


(気のせい……よね)


 気のせいだと思いながらも、レンの胸から不安が消えることはないのだった。

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