レックスの軌跡~エリゼ編~ (Pixiv Fanbox)
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pixiv様に投稿した物に追加シーンを加えたものになります。
エリゼ・シュバルツァーは今シャワーを浴びている。
入浴という一日の終わりに身体を清める行為ならば、今まで生きてきて数えきれないほど行っていた。
日中でも温泉などに入る機会はいくらでもあった。
けれど今の彼女は、男性に抱かれるために自分の身体を清めているのだ。
レックスの部屋までやって来て、シャワーを浴びる時間を貰った。
自分がそういうことをするなんて、今でも少し実感がわかない。
そう言う事をする想像はしたことがあるが、その相手はいつも兄だった。
しかし今の彼女の心の中にいるのは兄ではなくレックスである。
彼に自分の初めてを捧げるためにこの部屋に来て、身を清めているのだ。
初めて使う浴室なので、当然いつも自分が使っているのとは全く違うボディソープ。
掌でいつもよりキメ細かく泡立てて自分の身体を洗っていく。
髪も同じように。少しでも自分が良い状態になるように。
洗い終えて脱衣所へ。身体を拭いて髪をドライヤーで乾かす。
長い髪を乾かしていくたびに「もうすぐその時が来る」ことを実感して胸が高鳴る。
制服は着ないで、バスタオルを身体に巻いただけで彼の元へと戻った。
「お待たせしました……」
レックスはすでに下着だけの姿でベッドに座っていた。
ポンポンと自分の横を叩いたので、エリゼはそこに座る。
「……あ」
肩を抱かれる。素肌に触れられてドキドキするが、彼に抱かれているだけで安心する。
「タオル……取っていいか?」
「っ……(コクン)」
返事ができなかったので頷くと、レックスがタオルを外した。
それで正真正銘エリゼは生まれたままの姿になる。
成長してからは異性には誰にも、リィンにすらまともに見せたことのない自分の裸。
「スゲー綺麗だぜ」
レックスに満足してもらえるだろうか、という不安も吹き飛ぶ言葉だった。
たった一言のありきたりな言葉なのに、彼の口から発せられるとそれは魔法の言葉になる。
顎を持ち上げられ、彼の顔が近づいてくる。
「ん――ちゅ♡ ちゅう♡ ちゅ♡」
抱きしめられて唇を何度も重ねられた。
レックスは強弱をつけて何度も押し付け、顔を動かしてしっくりくる位置を見つける。
エリゼは緊張のあまり何もできない状態だったが、優しくベッドに押し倒された時に思わず胸を隠す。
「恥ずかしい?」
「い、いえ……小さいので……」
この一年ほどで一気に女らしい体型になったアルフィンに比べると自分の胸は小さい自覚はあった。
年下のミュゼなどと比べてもそうだ。
レックスが優しくその手をどかすと、撫でるように彼女の胸に触れていく。
「ん――」
自分とは全く違う男性の手。気持ちいいとは思わなかったが、もっと触れてほしいというのが彼女の感想。
洗いたてのすべすべでもちもちの肌にレックスは夢中で胸を揉み続ける。
我慢が出来なくなってすぐさま舌を這わせ始めた。
「んあっ♡」
エリゼはくすぐったさと他の何かを感じる。
乳輪の周りを舐めて徐々に乳首に近づけていき、焦らすことなくそこも優しく唇で挟んだ。
ピクン、と彼女の身体が反応したので、そのまま何度も唇で挟み続ける。
反対側は掌で包むように揉みしだくと、エリゼの口からだんだんと甘い声が漏れ始めた。
「んっ♡ あっ♡ あぁ……♡ レックスさん――んっ♡」
「どんな感じだ?」
「わかりませんが……んっ♡ もっとしていただきたいです♡ あっ♡」
今まで長い間リィンを慕ってきた彼女だが、当然彼にそういう目で見られたことは一度もない。
彼の性格、なにより兄妹なのだから当然だとはいえ、自分の女性的な魅力に原因があるのではないかとも思ったことがある。
胸などはそのいい例だ。けれどレックスはリィンとは違う。
オスの欲望を一切隠そうとせずにエリゼにぶつけてくる。それがエリゼはとても嬉しく、緊張するのに心地よい。
女として求められている。それだけのことがエリゼは嬉しいのだ。
はやくこの人を受け入れてあげたいと、身体がセックスの準備を整えていく。
「あぁっ♡ ひあっ♡ んっ♡ レックスさん、そこは――んあっ♡」
「大丈夫だよ。濡れてきてるし音も聞こえるだろ?」
秘部を指でかき回され、クチュクチュと水音が聞こえる。
恥ずかしさと、気持ちよくしてもらえる嬉しさ。
彼女の声や反応すべてがレックスを楽しませて興奮させる。
エリゼの横に倒れ込み、頭を撫でながら唇を重ねて舌を差し込んだ。
一瞬だけ彼女は身を震わせたが、すぐにそういうキスがあることを思い出して彼を受け入れる。
「んむっ♡ ちゅるるっ♡ じゅるるう♡ はぁ♡ レックスさん♡ ちゅるるるう♡」
頭を撫でられながらのディープキスで、もう片方の手は優しく秘部をかき回している。
舌を絡めて二人の唾液が混ざり合い、エリゼの思考がだんだんと蕩け始めていた。
数十秒前は緊張していたのに、今の自分は初めて男に抱かれるとは思えないほどリラックスしている。
力を抜いて「全部してもらう」安心感。レックスに全てをゆだねて気持ちよくしてもらう幸福を感じていた。
エリゼは気が付いていないが、これほど誰かに自分をゆだねたのはそれこそリィンにすらしたことがない。
今彼女にとってレックスはそれほどの存在だ。
リィンの事など頭から消え去ってしまうほど、自分を抱いている男に夢中になっている。
(あぁ……身体が熱く……ん♡ 敏感に……♡ 気持ちいい♡)
舌を絡めあう音と秘部を弄られる水音のみが静かに部屋に響いている。
秘部と口から快楽が広がってエリゼの全身を包み込む。
どれくらいそうしていたかは彼女にはわからなかったが、急にレックスがキスを中断した。
「あ……♡」
もっとしてください。
エリゼの本能がそう叫ぶが、自分からレックスにキスする勇気はでない。
「ほら、エリゼちゃん。もう準備できたみたいだぜ」
彼が自分の指を見せつけてくる。べっとりと愛液で濡れているが、アレが全て自分のモノだとエリゼは信じられなかった。
ただその時が来たという事はわかり、レックスが自分に覆いかぶさっていれようとしているのをボーっと見続ける。
「ん……♡」
正常位で入れようとするレックスがエリゼの右手を恋人繋ぎで握った。
優しく握り返してくる彼女は緊張しているようには見えない。
実際にはエリゼはあまり緊張しておらず不安なども一切なかった。
純潔を失うというのに自分でも驚くほどにリラックスしている。
(私……この人のモノにされてしまうのね……♡)
彼女の心と身体は完全にレックスに自分を捧げる準備ができているのだ。
かつての想い人のことなど頭の片隅にすら残っておらず、自分を女にしてくれる男性のみに集中している。
「レックスさん……初めてなので……優しくしてください……♡」
「わかってるって。いくぜ……」
肉棒の先端が秘部に触れて、エリゼがレックスの手を握り返す。
「んっ♡ ……あぁっ♡ 入って――っ♡」
痛みはあるがそれ以上の悦びを感じる。
ぴったりと閉じたそこを開いていき、一気に一番奥まで貫いた。
「ああっ♡ んっ♡ ふああああああああああああああっ♡」
背筋をピンと伸ばしてエリゼが大きく喘いだ。
膣から破瓜の証が流れてかつてない痛みを感じ、一番奥がぐぐっと押し上げられる。
繋いだ手を思いきり握って痛みに耐えていると、レックスが優しく頭を撫でてくれた。
「エリゼちゃん、全部入ったぜ。よく頑張ったな」
「は、はい……んっ♡」
恋人繋ぎをしながら頭を撫でられると一気に安心してしまう。膣の中に入っている痛みも、ちゃんとすることが出来たという達成感に変わっていった。
まだ終わりではないとわかっているが、この人に女にしてもらったのだと胸が熱くなった。
「んぅ……う、動いてください♡ レックスさん……あぁっ♡」
「まだ痛いだろ?」
「手を……繋いでくだされば、大丈夫ですから――ん♡」
一度エリゼの頬に口付けをして、レックスは両方の手を恋人繋ぎにして動き始めた。
ゆっくりと自分の形を教え込むような動きは、そのままエリゼがレックスの形を堪能する動きにもなる。
焼けた鉄の棒でも入っているのかと思うほど熱いが、それがレックスのモノだと思うと嬉しくてたまらない。
「あっ♡ んっ♡ ひあっ♡ あぁっ♡」
「へへ、エリゼちゃんって感じやすいんじゃねーの? 入れてすぐなのにもうあまり痛くないだろ?」
「んっ♡ い、痛みはあるのですが……っ♡」
自分の中がガリガリと削られるような感覚。奥を突かれると少し苦しくもある。
けれどレックスの手を握るとそれが悦びに変わっていく。
「れ、レックスさんが下さる痛みですから……嬉しいです♡」
顔を真っ赤にして本心を伝えると、膣の中で肉棒が跳ねた気がした。
彼の顔が近づいてきて唇を重ねられた。
挿入されて両手を繋ぎながらのキス。
今まで以上に「繋がっている」感じが強くなり、エリゼの心が感じる悦びが体の痛みを凌駕していく。
「んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ はぁ……レックスさん♡ ちゅっ♡ ちゅるるう♡」
舌を何度も絡めあい、一度口を離すとねっとりと糸ができて、プツンと切れる。
もう一度キス。恥ずかしいのかエリゼは舌を控えめにしか動かさないので、その分レックスが犯すつもりで激しく動かした。
もしも彼女がセックスを覚えて変わるのなら、これは今しか味わえないキスだ。
口の中も膣の硬さも、今しか味わえない全てをレックスは堪能していく。
「ちゅっ♡ ちゅううう♡ はぁ♡ はぁ♡ んっ♡ あぁっ♡ ひあああっ♡」
右手で胸を揉みながら、エリゼのうなじに舌を這わせる。
乳首を摘まむと膣がキュッと締まり、彼女がもう感じ始めているのが分かった。
腰を掴んで激しく打ち付けるよりも、このまま手を繋いで最後までしたくなる。
「エリゼちゃん、気持ちよくなってきただろ? 痛いのに耐えるためじゃなくて、気持ちいいから手を握ってる感じがするぜ?」
「~~~~~っ♡」
何も言えずにただ彼の手を握り返した。
挿入時からずっと繋がっている左手は、レックスの言う通り痛みに耐えるために握るのではなくなっていた。
「ほら、もっと気持ちいいって教えてくれよ」
「……(コクコク)♡」
レックスが一番奥をぐりぐりとイジメると、エリゼがギュっと手を握る。
恥ずかしさのあまり直接気持ちいいと伝える勇気が出せないエリゼにとっては、握っている手がそれを伝える手段だった。
浅いところをかき回される。上の部分を擦られる。
乳首を摘ままれる。胸を揉まれる。
キスされる。舌を絡め合わせる。
その全てにエリゼはレックスの手を強く握り返す。
「あぁっ♡ ひあっ♡ んううううっ♡ れ、レックスさんっ♡ すごいですっ♡ あぁっ♡」
「もう痛くないだろ?」
「はいっ♡ わ、私……ん♡ 私……っ♡」
気持ちいいですとどうしても言えなくて、優しく手を握り返す。
「……幸せです♡」
その笑顔に、レックスのモノが一回り大きくなって震えはじめた。
それが射精の前兆だとエリゼはわからないが、レックスが気持ちよくなってくれたのかなと嬉しく感じる。
「エリゼちゃん、もう出そうだ。このまま出していいか?」
「んっ♡ んううっ♡ ふあああっ♡ あぁっ♡」
返事の代わりに、手を強く握る。
エリゼの頭を撫でながらレックスがスパートをかけた。
「あぁっ♡ んああっ♡ レックスさんっ♡ なんだか私――あっ♡ ひあっ♡ ふあああああああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ふわああああっ♡ あ、熱いモノがっ♡ ひああああああああああああっ♡」
大量の精液がエリゼの中に放たれ、彼女も同時に絶頂した。
子宮口にピッタリと押し付けられながらの射精で、彼女の子宮にどんどん注がれていく。
今までで一番強く手を握って、エリゼは「幸せです♡」という本心をレックスに伝えながら精液を注がれる雌の悦びを享受していた。
リィンの妹に中出ししているという事実はレックスを想像以上に興奮させていたらしく、なかなか精液は止まらない。
「ちゅ♡ ちゅるるう♡ れりゅうう♡」
優しく舌を絡めあうキスをしながらエリゼの頭を撫でる。
兄に撫でられた思い出が無意識のうちにレックスに上書きされていることにエリゼは気が付かない。
彼女の心と頭から兄は完全に消え去り、レックスだけになっているのだから。
二人は絶頂から降りてきて落ち着くまでキスを続け、手も離さなかった。
やがてレックスが肉棒を抜くと、そこから大量の精液が零れる。
「あ……きゃっ♡」
手を離されてキスも終わり、エリゼが寂しさを感じる。
だが隣に寝転がったレックスに抱き寄せられ、頭を撫でられるとそんなものも消し飛んだ。
「はぁ……気持ちよかった。エリゼちゃん、よく頑張ったな」
「は、はい……」
「これでエリゼちゃんも一人前の女だぜ」
「~~~~~っ♡」
恥ずかしさ半分、嬉しさ半分。
唇に触れるだけのキスをされて、エリゼもレックスに抱き着き寄り添うように体をくっつける。
精液が零れる感覚が切ない。身体を洗ったばかりなのにもう汗などで汚れている。
けれど、今まで感じたことのないほどの充実感と達成感。自分が自分でないような不思議な感覚。
レックスに女にしてもらったのだと実感がようやく湧いてきた。
「ん……レックスさん……♡」
頭を撫でられるのが本当に心地よくてこのまま眠ってしまいそうだ。
けれど帰らないといけないのが残念である。
「そうだ、エリゼちゃん。大人になった記念写真と行こうぜ」
レックスが寝そべったままカメラを構える。
「写真……ですか?」
「嫌か?」
「……(ふるふる)」
彼に寄り添い、頭を撫でられ、恥ずかしさはあるがカメラに目線を向ける。
ぎこちない笑顔だったが、写真に写るエリゼは幸せそうな顔をしていたという。
◇
ずっとくっついていたい衝動に耐えて二人は離れ、エリゼはすぐにシャワーをあびた。
体が綺麗になっていくたびに疲労も流れていくようで、けれど彼に抱かれた跡が消えていくのが寂しい。
何かいい方法がないのだろうか?
無意識のうちにエリゼは次に期待してしまっている。
制服を着て、身だしなみを整えて、鏡に映った自分はやはり今朝までの自分とは別人に思えて。
それが全く嫌ではないのが嬉しい。
「それではレックスさん。その……失礼します」
エリゼが玄関で頭を下げる。
頭を上げたとたんに、彼に抱き寄せられた。
「あ――ちゅ♡」
触れるだけのキス。くっつけたままお互いの唇の感触と温かさを伝え合う。
「へへ、エリゼちゃん。次にする時はもっと気持ちよくしてやるからな」
「っ♡」
「それとももうしたくないか?」
次もある。またレックスに抱いてもらえる。
「喜んでお付き合いさせて頂きます……♡」
頬を染めて恥ずかしそうにそういうエリゼに、レックスは我慢できなくなってもう一度抱きしめてキスをした。
「ちゅ♡ ……ちゅう♡ ……ちゅ♡」
舌を入れるとそのまま押し倒してしまいそうだったので、何度も唇を重ねるだけで我慢する。
女学院の門限があるのでエリゼは帰らないといけないのだ。
二人とも名残惜しさを隠そうとせず、次に期待して身体を離す。
「お、お邪魔しました」
これ以上何を言っていいのかわからず、エリゼは頬を染めたままレックスの部屋を後にした。
◇
聖アストライア女学院の生徒会長室。
そこは主に生徒会長のエリゼが作業をする場所なのだが……
「ちゅ♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡ はぁ……レックスさん、お仕事でいらしたんですよね?」
本来座るはずの椅子にエリゼは座っておらず、そこに座っているレックスの肉棒に奉仕しているとは誰も思わないだろう。
「そっちはひと段落したからな」
「も、もう……本当に困ります。ここで二人きりになるといつも……」
「いつも?」
「その……取材中などに私の肩を抱いたり……太ももや、胸を……ちゅ♡ ちゅるるる♡」
取材に来たレックスはソファに座る時は彼女の隣に座る。
そして肩を抱いたり太ももをさするなどセクハラをしながら取材を行うのだった。
「でもエリゼちゃんもオレにセクハラされて喜んでないか? 今日だってなんだかんだ言いながらもフェラしてくれてるしさ。生徒会長なのにイケない事してるよな?」
「れ、レックスさんのせいですからね♡ ちゅう♡ れりゅうううう♡」
初体験以降も何度か肌を重ねているので、フェラチオをするのも初めてではない。
フェラの際にも片手は恋人繋ぎでするのがエリゼは好きだった。
「エリゼちゃんって恋人繋ぎが好きなのか?」
「ちゅ♡ ちゅるるう♡ はい♡ レックスさんと繋がっていると実感できて、安心できて幸せなんです♡」
はにかむように微笑まれながらそんなことを言われると、レックスも嫌とは言えない。
ついでに頭を撫でてやると、彼女は頬を染めながらも肉棒を咥えこんだ。
「んむっ♡ じゅるる♡ れりゅうう♡」
まだぎこちないながらも熱心な奉仕にレックスは精神的に満たされている。
女学院の生徒会長室で生徒会長にフェラチオをさせる。
エリゼに「カメラ目線で」と指示をすると彼女は上目遣いでレックスを見るので、そこを逃さずカメラに収めた。
ギュっと手が強く握られたので自分も握り返すと、肉棒が震えはじめる。
射精の前兆も感じ取れるようになったエリゼは、目を閉じていっそう深く咥えこんだ。
「んっ♡ じゅるるううっ♡ ちゅるるううっ♡ れりゅうううう♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「んむっ♡ んうううううっ♡ ……んくっ♡ んっ♡ んっ♡」
放たれた精液はエリゼの口をすぐに埋め尽くし、口元から精液が零れる。
手を強く握りながらそれを必死で飲み干していき、身体の中に入っていくたびに内側から熱くなるのを感じた。
「ん……ちゅううううう♡ ……ちゅぽんっ♡ はぁ……ん♡ あ……お清めします♡」
尿道に残っているのも吸い取ったが、まだ少し汚れているのでお掃除フェラで綺麗にしていく。
「エリゼちゃん、やっぱり最後までしようぜ」
「い、いけません。ちゅ♡ 流石にそれは……ちゅるる♡ れりゅ♡」
「エリゼちゃん、だって足りないだろ? オレのを舐めながらずっとオナニーしてたしな」
「~~~~~っ♡」
こっそりしていたがレックスにはバレていたようだ。
彼のモノを舐めていて我慢が出来なくなったのだ。
「な? 二人で一緒に気持ちよくなろうぜ?」
「うぅ……い、一回だけですからね♡」
エリゼが立ち上がってソファに移動しようとするがレックスに止められる。
机に手をつかされ、タイツをビリッと破かれた。
替えをどうしようという気持ちよりも期待が勝る。下着はぐしょぐしょになっており、レックスはそれをずらして肉棒を当てた。
「ん――ふああああっ♡」
一気に奥まで挿入されてエリゼの背筋が伸びる。
立ちバックだが長いスカートのせいで結合部は見えない。レックスはスカートに手を入れてタイツ越しにエリゼの尻を撫でながら動き始めた。
「あっ♡ ふあっ♡ んううっ♡ れ、レックスさんっ♡ するなら、ソファのほうが――んっ♡」
「ダメだ。ここでしたほうがエリゼちゃんが思い出しやすいだろ?」
「そ、そんなっ♡ あっ♡ ふわああああっ♡」
服の上から胸を揉まれて、気持ちよさと同時にもどかしさを感じる。
タイツ越しに尻や足を撫でられるのは、レックスが喜んでくれるのでエリゼも満たされていた。
後ろから突かれると彼の姿が見えず、まるで犯されているようでドキドキしてしまう。
「ほら、エリゼ生徒会長。あのドアから誰かが入ってきたら丸見えですよ? こんないけないことしてるってバレたらどうなっちゃうんでしょうね?」
恐ろしいことを言われているのに行為を中断することが出来ない。
エリゼ自身もレックスとの行為を望んでいるので、やめるなどありえないのだ。
「あぁっ♡ んっ♡ ごめんなさいっ♡ 私、生徒会長なのに、ひああっ♡」
「エリゼちゃんは生徒会室に男を連れ込んでエロいことしちまう悪い生徒会長だもんな?」
「うぅ……は、はいっ♡ そのとおりです♡」
実際はレックスのほうから来ているのだが、今のエリゼにはそれはどうでもいい事だった。
生徒会長ともあろうものがこんな事をしている背徳感と、何よりレックスに求められる悦びが彼女を急速に絶頂へと誘っていく。
一番奥を何度も突かれ、いつの間にか背中に覆いかぶさっていた彼が机に突いていたエリゼの手に自分の手を重ねる。
そのまま机に押し倒され、腰を打ち付けられるたびに胸が服越しに机にこすれて感じてしまう。
「エリゼちゃん、どこに出してほしい? 制服にぶっかけてやろうか?」
「んっ♡ ふあっ♡ 中に、お願いしますっ♡ レックスさんのお情けを――た、沢山くださいっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ああああっ♡ んっ♡ ふわあああああああっ♡」
何度受け止めても熱いと感じるそれがエリゼの中を埋め尽くす。
体を震わせながら彼女も絶頂し、肉棒が精液を吐き出す感覚に集中した。
「あぁ……こんなにたくさん……っ♡」
「やっべぇでたぜ……でもエリゼちゃん、満足したか?」
「……♡」
膣が切なそうに収縮している。むしろこのセックスで完全に火が付いてしまった。
「イジワル言って悪かったって。ほら、もう一回な?」
「あ――はい♡」
二人の唇が重なろうとした瞬間――生徒会室のドアが開く。
「……え?」
思わずエリゼがそちらを見ると、そこには見覚えのある少女が立っていた。
「エリゼ……レックスさん……」
「ひ、姫様? あ、あの――」
親友であるアルフィンが二人の行為を覗いていたのだ。
「っ!」
彼女は勢いよく扉を閉めるとその場から去っていった。
◇
生徒会室での一件以降、エリゼとアルフィンの間にはぎこちない空気が流れていた。
それは数日で周囲の生徒にも伝わり、いったい何があったのかとひそひそと話しているのが聞こえる。
お互いのキチンと話をしたいのだがタイミングを掴めず、そもそも何を言えばいいのかもよくわからない。
そんな時、エリゼはレックスの家に呼ばれたのだった。
彼に相談するのもありかと思い向かったのだが……
「……え? エリゼ?」
「姫様……あ、あの。レックスさん?」
レックスの部屋にはすでにアルフィンがいた。
「オレのせいでぎこちなくなってるみたいだから仲直りさせてやろうかなって思ってさ。とりあえず二人とも風呂にこいよ。エリゼちゃん、アレは持ってきた?」
「え、えと……はい。ですが――」
「ほら、はやくしろ」
命令されて、二人は逆らえなくなる。
「「はい……♡」」
声をそろえて脱衣所へいき生まれたままの姿になる。
アルフィンの裸は同性のエリゼから見ても美しいものだった。
胸も大きくてやはり劣等感を感じてしまう。
浴室に入るとレックスは風呂椅子にすわった。
「じゃあ二人でオレの身体を洗ってくれよ」
「レックスさんのお身体を?」
「こちらを使うのでしょうか?」
エリゼが持ち込んだのはホワイトアンバーソープ。兄から贈られてきた石鹸だ。
「ただし手は使わないで胸で洗ってくれ」
「胸で……っ♡」
「……レックスさんって不埒な人だったんですねっ……♡」
「今更だろ? ほら、はやくしてくれよ」
勢いに押されて二人が準備を始める。
まずエリゼが手で泡を立てて、石鹸をアルフィンに渡した。
胸……という事で自分の胸に泡を付けてレックスの身体にシャワーをかける
その間にアルフィンも泡を立てて自分の胸に塗る。
「ほんとはいろいろやり方があるけど、それはおいおい教えていくことにして……今日は前後から胸で洗ってくれればいいから」
なにも言わずにエリゼがレックスの最後に回った。
「あ――」
正面を譲られる形になったが、アルフィンも何も言わずにレックスの正面に跪く。
「えっと……失礼します――ん♡」
アルフィンが抱き着いて、レックスの胸板で自分の胸が潰れる。
そのまま体全体を上下させるようにソープをレックスの身体に広げていった。
「おお……アルフィンのおっぱいたまんねー。ほら、エリゼちゃんも」
「は、はい――んっ♡ ……んっ♡ んっ♡ こう、ですか?」
エリゼもアルフィンと同じように胸をこすりつけて身体を洗っていく。
「そうそう……カワイコちゃん二人に身体で洗わせるとかスゲー優越感」
「ふふ、エリゼは聖アストライアの生徒会長ですからね♡」
「もう、それを言うなら姫様なんて――あ」
自然と会話を仕掛けたがまたぎこちない空気が流れる。
腹部と背中を擦るようにしていき、足などは手で洗っていく。
本当は手と足も洗い方があるのだが、今日は二人を仲直りさせるのが目的。
指導よりも共同作業に集中させたい。
なにより。
ロクに知識を知らずに手探りで行われるぎこちない奉仕もそれはそれでいい。
「んっ♡ んあっ♡ これ、乳首がこすれて――あ♡」
「ひ、姫様? 大丈夫ですか?」
「え、ええ。ただ胸が敏感に――んっ♡ そ、それに――」
勃起した肉棒が視界に入って集中できない。
レックスは今度は床に寝転がる。背中が冷たいので今度ソープマットでも買おうと決意し、二人に自分の上に寄り添って乗るように指示した。
右半分をエリゼが、左半分をアルフィンが担当して身体を擦っていく。
「あぁっ♡ んっ♡ レックスさん……こんなに……♡ ほら、エリゼも♡」
「は、はい……♡ 硬くて、熱いです……♡」
二人で肉棒を扱きながら体をこすりつける。
竿をタマをそれぞれ担当し、時には一緒に竿とタマを奉仕する。
だんだんと息があって来てレックスの反応が楽しくなってきた二人は、どんどん行為に没頭していった。
やがて肉棒が震えはじめると、レックスが二人を抱きしめる。
「二人とも、キスするから舌を伸ばせ」
「舌を?」
「えっと……ほうれふか?」
アルフィンの真似をしてエリゼも舌を伸ばすと、レックスはまずアルフィンの舌を舐めはじめた。
ディープキスの時以上に舌を伸ばして、絡みあうのもはっきりと見える。
エリゼちゃんもやれと目で言われて、おずおずと二人の舌に自分の下を伸ばす。
「ちゅっ♡ ちゅるるうううっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」
「ちゅるるっ♡ れりゅうう♡ ちゅううう♡」
三人の舌が絡み合う。
二人でキスする時以上の恥ずかしさにエリゼとアルフィンが襲われるが、そのキスの魅惑から逃れることが出来ない。
みんなで一緒に気持ちよくなっている。
その事実に夢中になり三人は舌を絡めていく。
「ちゅっ♡ ちゅううう♡ あぁっ♡ レックスさんの、震えて――ちゅるうう♡」
「エリゼ、一緒にっ♡ ちゅううう♡ れりゅうう♡ じゅりゅううう♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
キスをしながらレックスが射精する。
三人の身体に精液が降り注ぎ、射精が終わっても三人はキスを続けていた。
だが、勃起したままの肉棒が示す様にレックスはまだ満足していない。
上体を起こす。今度は挿入されると二人は理解した。
「その――では姫様から――」
「ああ、もう! あなたはいつもそうなんだからっ!」
「え? きゃっ♡」
アルフィンがエリゼをその場に押し倒した。
二人で密着して折り重なるようになり、アルフィンの顔が間近にあるので思わずエリゼすらドキッとする。
「レックスさん! エリゼに入れちゃってください! さぁ早く!」
「ひ、姫様? ですが私は――」
「あなたはわたくしに遠慮しすぎなのよ! レックスさん! エレボニア帝国皇女のアルフィン・ライゼ・アルノールが命じます! エリゼをやっちゃってください!」
「そ、そのようなご命令をなさるなど正気ですか!?」
バタバタと暴れるエリゼだったが、三人ともソープまみれなので滑って脱出できない。
そしてレックスはそのどちらも選ばない。
「あっ♡ ふああああっ♡」
「んぅ♡ ひああああっ♡」
二人の身体の間に肉棒を差し込んだ。素股の要領で二人の秘部がこすれて感じ始める。
「あんっ♡ ひああっ♡ レックスさんっ♡ わたくしはいいですからぁっ♡」
「あのさぁアルフィン。お前がオレに命令できる立場だと思ってるのかよ?」
「っ♡ そ、それは――あああっ♡ ひあああっ♡」
アルフィンの尻をがっちりつかんで腰を打ち付ける。お仕置きだと言われているようで彼女の身体が熱くなった。
「ひああっ♡ ご、ごめんなさいっ♡ で、ですけど――んっ♡」
「わかってるっての。エリゼちゃんが遠慮するのが嫌だったんだろ?」
「あぁっ♡ んあああっ♡ で、ですがっ♡ 姫様に比べれば私は――ふわあああああああっ♡」
「あっ♡ そ、そんなことを気にしなくてもいいのよっ♡ んっ♡ 二人とも可愛がってもらえば済む話でしょうっ♡ あっ♡ レックスさんなら、そのくらいっ♡ ふああああっ♡」
エリゼがレックスに抱かれるきっかけは、アルフィンとキスしている場面を見かけたから。
レックスに抱かれている時が幸せ過ぎてずっと目を背けていたが、アルフィンの為なら自分は身を引くべきだとも考えていた。
けれど。
「あのさぁ、エリゼちゃん。アルフィンもだけど。二人とも一生オレのモノなんだからな? 手放すわけねーだろ」
身も心も鷲掴みにされた様な感覚。子宮がありえないほど疼き始める。
純潔を捧げた日にこの人のモノにされると思ったのは、正真正銘一生この人のモノという意味だった。
「はいっ♡ はいっ♡ あぁっ♡ わたくしは一生レックスさんのモノです♡ エリゼ共々可愛がってくださいっ♡」
「私もお願いしますっ♡ レックスさんのご寵愛を頂けることが、んあっ♡ ふああああっ♡ い、一番幸せですっ♡」
顔を真っ赤にしてそういうエリゼに、アルフィンが思わず唇を重ねた。
「んちゅっ♡ れりゅう♡ エリゼ、もう遠慮なんかしちゃダメよ♡ ちゅ♡ わたくしたちは親友なのだからっ♡」
「はいっ♡ ちゅ♡ ちゅるるう♡ 申し訳ございません姫様っ♡ れりゅう♡ レックスさんなら、きっとわたし達を二人とも愛してくださいますっ♡」
それはきっと、リィンにはできなかったこと。
二人の心がそう言っていた。
「あぁっ♡ レックスさんのが震えていますっ♡ ちゅ♡ じゅるるう♡ 姫様ぁっ♡ 私もう、達してしまいますっ♡ あぁっ♡」
「ちゅるるうっ♡ わたくしもよエリゼっ♡ イッちゃうっ♡ レックスさんとエリゼと一緒にっ♡ んうううううっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「「ふああああああああああああああっ♡」」
二人の間に飛び切り濃い精液が放たれて、三人同時に絶頂する。
膣内に出されたわけではないのに孕んでしまうのではないかと錯覚するほどの絶頂。
レックスが肉棒を抜いて壁に寄りかかると、右腕側にエリゼが、左腕側にアルフィンが抱き着いて寄りそってくる。
「はぁ……はぁ……レックスさん♡ とても素敵でした♡」
「はい……姫様共々可愛がっていただき――ん♡」
「エリゼ、これからも沢山可愛がってもらいましょうね♡」
アルフィンの言葉に頷き、彼の肩に頭を乗せる。
「そうだ、レックスさん。記念写真を撮りましょう♡」
「ここはお風呂場ですが大丈夫なのですか?」
「あのカメラは防水使用だぜ」
アルフィンが脱衣所からカメラを持ってきて、三人寄り添う。
エリゼは蕩けた表情でレックスに寄り添い肩を抱かれている。
アルフィンは悪戯っぽい笑顔を見せてカメラをもち、レックスに胸を揉まれている。
泡まみれで寄り添いあって撮った写真は、三人の大事な一枚になったという。
◇
7月15日。
1日目の演習を終えたリィンは《Ⅶ組》のみんなに会うためにバイクを走らせていた。
もうすぐみんなに会えると思うと思わず頬が緩む。
教え子たちが笑顔で送り出してくれたのも嬉しい。
「クク、何だったら帰りにコレとしけ込んできちゃどうだ?」
アッシュがそんなことを言っていたのを思い出した時、ふと道の目立たないところで抱き合っている男女を見つけた。
男の背中で女性は見えないが、背中に回された腕をみると聖アストライア女学院の制服を着ているのがわかる。
あれは間違いなくキスをしている。遠目でも「そういう雰囲気」を纏っているとわかるほどの熱愛っぷりだ。
(はは、お幸せに)
あまりジロジロ見てはいけないし、運転中なので意識を切り替えた。
(今の二人も夏至祭をちゃんと楽しめるように、明日は頑張らないとな……)
決意を新たにリィンはみんなの元へ向かう。
そのリィンに祝福された二人が、ゆっくりと唇を離した。
「落ち着いたか?」
「……はい。申し訳ございませんレックスさん……その、我侭を言ってしまいまして……」
その二人はレックスとエリゼだった。
今日エリゼはまたもやナンパされかけ、あろうことか車に連れ込まれそうになった。
レックスが何とか助けたのだが、思い出すだけでも怖いらしい。
「キスくらいで落ち着くなら何回でもするっての。もう一回するか?」
「い、いえ……その……」
「はは、続きが部屋に行ってからだな。ほら、行こうぜ」
「……はい♡」
二人は恋人繋ぎで、誰が見ても恋人としか思えない空気を纏って歩き始めた
◇
リィンが最後の一人で、とうとう《Ⅶ組》が全員で会うという約束が果たされた。
各々が再会を喜ぶ中で女性陣はというと……
「フィー、背が伸びたわね」
「アリサは綺麗になった……エマは……また胸が育った?」
「ううっ……言わないでください」
背後から抱き着いて大きさを調べる。
大きくなった理由は明らかだ。
(ん、やっぱり二人とも、原因は“アレ”かな?)
ボソッと男性陣には聞こえない声でフィーが言うと、アリサとエマの顔が赤く染まる。
(ちょ、ちょっとフィー!)
(んっ……フィーちゃん。その、あまり触られると……ん♡)
(感度もあがってるね)
これ以上触るとまずい声が出そうなのでフィーが離れる。
「フフ、そなたは変わらぬな?」
「むー、1リジュ伸びたもーん!」
ラウラの言葉にミリアムが反論する。
(ニシシ、それにボクは脱いだらすごいんだから♡)
(わたしもこれからどんどん成長するしね)
(しかし本当に全員レックスに抱かれているとはな)
(あはは……驚きですよね)
彼女たちは全員がレックスに抱かれたことを事前の通信で知っているのだ。
(みんな本当に久しぶりだな……それにしても)
女性陣が何か話しているのをちらりとリィンが見る。
(アリサは元からすごく美人だったけど、他の4人が見違えたというか……時々顔を見た時も思ったけど、前の演習で会った時と雰囲気が違いすぎないか?)
他の4人の容姿が悪いというわけではない。ただ元からすごかったが、さらにすごくなっている気がする。
アリサは再会した時から美人だと思っていた。第Ⅱ分校の男子生徒の反応もすさまじく、抱き着かれて不埒な空気を感じたとアルティナに言われた時に思わず肯定してしまったほどに。
ラウラも美人になったと思っていた。そちらは修行中と言っていたが、その修業の成果が出たのだろうか?
エマもアリサと同じくユウナが綺麗と呟くほどだったが、今はそれに加えて色気も一気に増している。
フィーも同じだ。再会した時は背が伸びて成長したとしか思わなかったのに、今は急に女性として開花中だと思える。
ミリアムですら女であることを意識してしまった。見た目の変化はないのにいったい何があったのだろうか?
サラも元々色気を感じる美人だったが、急に女であることを意識してしまう。おそらく頬にキスされたことで意識しているわけではないはずだ。
シャロンもいつも通りの笑顔――いや、いつもより潤っている気がする。
(みんな……何かあったのかな……ゴクリ)
(……? なんだか不埒な目で見られてる気がするわね)
リィンが思わず女性陣をジロジロと見ていると、レックスに抱かれたことで男の視線に敏感になったアリサがその視線に気が付く。
彼女が近づいてきたことでリィンは意識を切り替えた。
(フフ、サラ様を含めて皆さん本当にお綺麗になられましたね♡ これも日々の潤いのおかげでしょうか?)
(否定できないのが辛いわね。もっとも、その潤いをもたらした男は、今頃どんな女をひっかけてるのやら)
◇
「あっ♡ ひあっ♡ んうう♡ ああああっ♡」
サラが言う《Ⅶ組》に潤いをもたらした張本人は、自宅でエリゼとセックスをしていた。
いつも通り両手を恋人繋ぎにして、エリゼは騎乗位で自分から腰を振っている。
まだまだ恥ずかしさが勝るのか動きはぎこちないが、その恥ずかしそうな表情で一生懸命奉仕されるのがレックスは好きだった。
自分から突き上げようともしないで完全に彼女に任せる。
「あぁっ♡ レックスさんの、大きくて硬いものがぁっ♡ 暴れて――んあっ♡ ま、また震えていますっ♡ んうううううっ♡」
「エリゼちゃんの中は良すぎるから何発でも出せるんだっての。ほら、最後まで腰を振れよ」
「はいっ♡ んっ♡ ふあああっ♡」
射精寸前のモノをキュッと締め付けて、両手をぎゅっと握る。
「あんっ♡ ふあああっ♡ くださいっ♡ レックスさんのお情けを……あっ♡ ふあああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ひああああああああっ♡」
背筋を伸ばして天井を仰ぎエリゼが絶頂した。
子宮に注がれてみっちりとソコが広げられる感覚を味わい、あまりの快楽に目は虚ろになってしまっている。
体を支えきれずにレックスのほうに倒れると、彼はエリゼの頭を撫でながら射精を続けた。
「んっ♡ ……あっ♡ はぁぁぁぁ♡」
「ふぅ……まだまだだぜ。エリゼちゃんがオレのモノだってしっかりわからせてやらないと」
「はい……私はレックスさんのモノです。あのような男性のモノではありません。ですから、もっと抱いて忘れさせてください♡」
瞳をうるうるさせてそうおねだりするエリゼにキスをして、レックスは一度肉棒を抜くとドロッと精液が溢れた。
「……あの、レックスさん。もう一つだけお願いが……」
「なんだよ?」
「……こ、こちらを……こちらの初めても、捧げさせてください♡」
エリゼが顔を真っ赤にして自分のアナルを指差す。
「へぇ……いつかはと思ってたけど、まさかエリゼちゃんから言うとはな」
「その……偶然知る機会がありまして……こちらもレックスさんに捧げたいんです♡ 私の全てはレックスさんのモノだという自信が――きゃっ♡」
押し倒される。
後ろから入れるのかと思いきや正常位。両手を恋人繋ぎでベッドに押し倒された。
恋人同士のつなぎ方なのに無理矢理押し倒されているようでドキドキする。
「入れるぞ」
「はい……よろしくお願いします♡」
メリっと鈍い音がして、肉棒がエリゼのアナルに侵入してくる。
処女を失った時のような痛みだったが、両手をぎゅっと握ってその痛みに耐えた。
先端が入り、そのまま一気に根元まで挿入された。
「あああああっ♡ んぎっ♡ ひああああああああっ♡」
痛みと悦びと、達成感。
これで本当に、完全にレックスのモノになれた。全ての初めてを捧げることが出来た。
「レックスさん♡ 動いてください♡ この痛みをもっと感じたいんですっ♡ 私の心と身体に、レックスさんを刻んでくださいっ♡」
我慢できずにレックスも腰を使い始める。
体重をかけた力強いピストンだったが、エリゼは嫌な顔一つしないでそれを受け入れている。
痛みがだんだんと消えていくたびに、それを名残惜しく感じる。
心を身体にレックスを刻んでほしいのは事実だが、そもそも心も身体も完全に彼を主と認めているのだ。
その主を悦ばせるための行為をエリゼが嫌がるはずがない。
「ふあっ♡ おっ♡ ふおおっ♡ んあああ♡ あ、胸はっ♡ ひあああっ♡」
「アルフィンよりも小さいからって卑屈になることねーっての。メチャクチャ綺麗で魅力的だぜ?」
「あんっ♡ ふあああっ♡ し、信じますからっ♡ 信じますから、噛むのは――ふああああああああああああああっ♡」
胸を舐めまわし乳首を軽く噛まれ、エリゼの身体がビクンと跳ねた。
アナルをみちみちと広げて自分好みにしていくのも、エリゼの反応も楽しすぎて、レックスは行為に没頭する。
両手はずっと恋人繋ぎ。エリゼとする時はこうするのが自然になりかけている。
繋がっているという感覚はエリゼだけではなくレックスにも伝わっているのだ。
「はぁ、はぁ。へへ、なんだかリィンに悪い気がするな。お前の妹、マジで最高だぜ。なんで手を出さなかったんだよ」
「あぁっ♡ に、兄様の事はっ♡ 言わないでくださいっ♡ あっ♡ レックスさんだけを見ていたいんです♡」
想い人だった兄をもう異性として見ることはできない。
自分を女として求めてくれたレックスに抱かれる悦びをエリゼは知ってしまったのだから。
もう戻れないし、戻りたいとも思わない。
「ひあああっ♡ おっ♡ んおおっ♡ お尻が広がって、ふあああっ♡ また、達してしまいそうですっ♡ んあああっ♡」
ギュっと恋人繋ぎのままの手を握る。
相変わらずベッドに押し倒されたままで、目の前にはレックスの顔。
キスしてください、と目で伝えるとそれは彼に伝わった。
「んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」
「そう言えば、エリゼちゃんにはまだしてなかったな」
「え? んあっ♡ ん……あっ♡」
首元に強く吸い付いてキスマークを付ける。
服で隠せるか隠せないかギリギリの位置。
オレのモノだとマーキングされた。
その悦びにアナルが締まり、レックスに限界が訪れた。
「いくぞ……アナルに一発目だ」
「ちゅっ♡ ちゅるるう♡ はい♡ そこにも沢山お情けを下さい♡ あっ♡ おおっ♡ じゅるるううう♡ ふあああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ふあああっ♡ おっ♡ ふおおおおおおおおおっ♡」
下品な声を抑えられずにエリゼが絶頂した。
後ろもレックスの精液で満たされて、ようやく彼のモノだと強く自覚が持てる。
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうう♡」
舌を絡めあいながら二人は絶頂の余韻に浸る。
片手を離してエリゼの頭を撫でながら。
目を閉じて少しでも長く絶頂の余韻を感じる。
「ちゅ♡ ……れりゅ♡ ……ん♡」
やがて二人の身体が離れ、アナルからも精液が零れた。
レックスがベッドに座ると、彼に寄り添うようにエリゼも座る。
肩を抱かれると彼に身体を預け、マーキングされた箇所に嬉しそうに触れて微笑んだ。
「ありがとうございました……キスマークもですが、私の初めてを全てレックスさんに捧げることが出来ました♡」
「まだ一つ残ってるだろ」
「え?」
エリゼが知らないだけでまだ何かあるのか?
そう思っていると、レックスが肩を抱いていた手を下げて――エリゼの下腹部を撫でる。
その位置は……女性にとって一番大切な場所がある位置。
「~~~~~っ♡」
最後に残った初めてを理解して、エリゼの顔が真っ赤になった。
その場所が急に疼き始める。
「嫌か?」
「……い、嫌なはずがありません♡ ですがまだ学生の身ですので、今すぐというわけには……い、いえ。レックスさんがお望みでしたら、今すぐにでも……その……授かりたいと……思っています……♡」
「まぁ今は無理だよな」
「今はただ……お側に置いていただければ満足です♡」
「へへ、じゃあとりあえず、また一つエリゼちゃんの初めてを貰った記念と行くか」
その後レックスは、肩を抱いたエリゼと写真を撮り、膣とアナルから精液を垂れ流す恥ずかしそうなエリゼを写真に収めたのだった。
◇
20:30頃。
一人の少女が帝都駅に到着した。
周囲を見回して迎えに来ているはずの人物を探すと、すぐに彼は見つかった。
「ティオちゃん」
「ご無沙汰しています、レックスさん」
エプスタイン財団のティオ・プラトー主任。
財団の出張で帝都に来たのだが、彼女は今回レックスの部屋に泊まるつもりなのだ。
「もう遅いしさっさと行こうぜ」
「助かります。では――レックスさん?」
レックスがティオの腰を抱いている。
周囲に人が少なくなっているとはいえ、やはり恥ずかしい。
「なに?」
「……何でもないです」
黙ってそのまま歩いていくと、今度は手が少し下がって尻を撫でられる。
ピクンと身体が反応して、レックスに抗議の目を向けるが彼はにやにやしているだけだ。
「セクハラですよ?」
「嫌なら離れていいんだぜ?」
「……仕方のない人ですね♡」
呆れながらも離れずに歩き、途中で我慢できなくなり人の目を避けてキスをした。
普通に歩くよりも大幅に時間をかけて部屋までたどり着いた頃には、ティオはもうフラフラになっていた。
「ただいまー」
ドアを開けると、心なしか男女の交わった匂いが漂ってくる。
聞いていた通りだな、とティオは納得した。
「おかえりなさいませレックスさん。ティオさんはお久しぶりです」
「ええ、お久しぶりですねエリゼさん」
エリゼとティオもクロスベル振りの再会となる。
事前に彼女がいることは聞いており、クロスベルではあまり話せなかったので楽しみにしていた部分もある。
それにレックスに抱かれたもの同士、これからいろいろと付き合いがあるかもしれない。
「それで、わたしが来るまでエリゼさんとお楽しみだったんですか?」
「ティ、ティオさん!?」
「あたり前だろ?」
「レックスさん! も、もう! いいから早く入ってください!」
中に入るとエリゼがお茶を入れてくれた。
勝手知ったるという様子でこの部屋のモノをいろいろと使っているのを見て、何度も来てるのだろうなとティオは思う。
「それとレックスさん。ニット帽がほつれていたので直しておきました」
「お、サンキュー。いつもいろいろと悪いね」
「ちなみに、レックスさんがだらしなく溜めてらっしゃった洗濯物はすでに洗っておきました」
シャロンが来てくれると全てやってくれるので、最近は洗濯物もほっとく癖がついてしまったのだ。
「フフ、エリゼさんはまるで通い妻ですね」
「そ、そんな……恐れ多いです……」
うつむいて顔を赤くするエリゼを見て、ティオも可愛いと思ってしまう。
とはいえ。
「レックスさん。エリゼさんに手を出しただけじゃなくここまでさせて、リィンさんにバレたら殺されません?」
「……怖いこと言わないでくれよ」
付き合いの短いティオでもリィンのシスコンぶりは知っている。
もしもバレたらマズいことになりそうなので、なにか手を打ったほうがいいと思うのだった。
「レックスさん。お風呂をもう一度お借りしてもよろしいですか?」
「ああ、ティオちゃんは?」
「少しやることがあるので寝る前でいいです」
「ではお借りしますね」
エリゼが浴室に消えていくと、ティオが「さて……」と荷物からARCUSⅡを取り出した。
「レックスさん、ながらセックスをしましょう」
「いいけど本当にできんの? ティオちゃんは感じやすいんだから無理だと思うぜ」
「以前も言いましたがコストパフォーマンスの面で最高です。ちょうどARCUSⅡでテスト中のアプリでポムっとをする必要もありますしね。それではデータ収集を開始します」
そう言うなりティオはベッドにうつぶせになる。
おそらく行為の後にすぐに取り換えたのだろう。洗いたてのいい匂いだ。
白の上着とパンツを脱ぐと、彼女は「どうぞ」とポムっとを始めた。
レックスが彼女の秘部を確認すると十分に潤っていたので、勃起した肉棒をすぐに挿入する。
「ん――あああああああっ♡」
入れられた瞬間にティオが大きく喘いだが、すぐにプレイに集中した。
相手はレベル最大のCPU設定だが、ティオにかかれば余裕で勝てる。
「んっ♡ ……んっ♡ ……あぁっ♡」
尻をがっちりとつかみながら久しぶりのティオの膣内を味わう。
心なしか彼女の中も悦んでいるようだ。
自分の膣内を広げられる感覚を久しぶりに味わうティオは、あまりプレイに集中できずに序盤なのに積み方に失敗してしまった。
「ひあっ♡ こ、こんなに、大きかったですか? ふああっ♡」
「ティオちゃんの中が狭くなってるんじゃねーの? オレの形をしっかりと思い出させてやるからな」
「の、望むところです♡ んあああっ♡」
◇
――15分後
「んううううう♡ んっ♡ んうううううううううっ♡」
ティオのARCUSⅡの画面にはLOSEの文字が表示されていた。
彼女はもうそれを手に持っておらず、レックスの枕に顔を埋めて快感に耐えている最中だ。
「おーい、負けちまったぞ? しかも一回で終わりかよ? もう飽きたのか?」
「ふうううううっ♡ んあっ♡ んむうううううっ♡」
煽られても何も言い返せないほどティオは感じてしまっている。
久しぶりに自分の主を受け入れた身体は想像以上の快楽をティオに与えていた。
僅か15分で彼女は2回も絶頂に至り、今もイキそうになっている。
「んううっ♡ ふあっ♡ やぁっ♡ ダメですレックスさんっ♡ あああああああああっ♡」
枕をどけられ、両手を持ち後ろに引いて体重をかけると、あっさりとティオは絶頂した。
「あっ♡ ……ふあ♡ こ、これは……ムリです……♡ ながらセックスは、コストパフォーマンスという面で――さ、最悪――ふあっ♡ ひあああっ♡」
膣内で震えはじめる肉棒を感じながらティオがさらに攻め立てられる。
四つん這いにされて服の上から胸を揉まれ、乳首も責められて快感が広がる。
「つーかティオちゃんさぁ。エリゼちゃんがいるのにオレの部屋に泊まりに来るとか、そんなにオレに会いたかったのか?」
「ああっ♡ んぅ♡ ち、違いますっ♡ あくまで仕事で――ああああっ♡」
「だったらホテルでもとればいいだろ? セクハラしても怒らねーし、それだけでセックスできるほど濡れてるし、セックスしたくて我慢できなかったとしか思えないんだけど?」
「うぅ……そ、その通りですっ♡ レックスさんに会いたくて、セックスしてもらいたくて会いに来ましたっ♡ 財団に無理矢理出張のスケジュールを作らせましたぁっ♡」
認めてしまい、膣が更に締まる。
ずっと待ち望んでいたセックスにもはや自分を抑えきれずに、エリゼに聞こえるほど大きな声で喘ぎ始める。
「あぁっ♡ 膨らんでますっ♡ 出してくださいっ♡ レックスさん専用にカスタマイズ済みのわたしのオマンコに、熱いおちんぽミルクを沢山注ぎ込んでくださいっ♡ ふああああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ふわあああああああっ♡ ひあっ♡ んああああああああああああああっ♡」
久しぶりの熱い精液を注がれ、ティオの身体が女として満たされた。
背筋を伸ばして絶頂するが、しばらくして再びレックスが動き始める。
「レックスさん♡ あっ♡ 少し休ませて――ひあっ♡」
「ほら、ながらセックスするんだろ? はやくしろよ」
「む、無理ですからっ♡ もうデータは取れましたからぁっ♡ ひあっ♡ んあああああああああああああっ♡」
◇
「ティオさん……あの、大丈夫ですか?」
「……ええ……少々、計算外でした……♡」
エリゼが戻ってくると、そこには幸せそうな表情でベッドにうつぶせでになっているティオがいた。
風呂にも声が聞こえてきて、急に静かになったと思ったらこう言う事だったらしい。
「あ、エリゼちゃんおかえり」
「レックスさん、やりすぎです……」
「大丈夫大丈夫。それと朝飯も作ってくれたんだな。サンキュー」
「明日の朝は忙しくなりそうでしたので……はぁ、それにしても姫様だけではなくティオさんにまで……いったいどれだけの女性を関係をお持ちなのですか?」
「はは、嫌いになったか?」
「そんなはずはありません」
エリゼがレックスの横に腰かけた。
「お側に居られれば満足ですから♡」
「わかってるって」
もうエリゼの覚悟はとっくに決まっているのだ。
その後、エリゼがティオを風呂に入れたのだが。
彼女曰くながらセックスは絶対に不可能というデータが取れたらしい。
◇
翌日。
依頼を受けた《Ⅶ組・特務科》は聖アストライア女学院にやってきた。
そこでエリゼの話を聞くと、どうやら車に乗って女子生徒を連れ去ろうとした者達がいるらしい。
それを聞いた瞬間に、一人の男の表情が変わった。
「――ちなみにエリゼ。昨日その連中を止める時に乱暴なことはされなかったのか?」
昨日――と問われてエリゼの脳内に昨日の記憶がよみがえる。
「い、いえ、大したことは」
レックスのとの行為が大したことがないはずがない。
「その、ちょっと腕を掴まれたり頬を撫でられたりしたくらいで……」
不良たちには指一本触れられておらず、全てレックスにしてもらったことだ
助けてもらい、キスをして慰めてもらい、恋人繋ぎで手を引かれて部屋に行った。
たっぷりと中に注いでもらい、後ろの初めても捧げて、最後の初めてのことについても。
全てを思い出す。
「分かった」
キスマークを付けられた箇所が熱くなる。
エリゼが幸せのあまり夢の世界に旅立とうとした時。
「――万死に値するな 」
兄の一言で彼女の思考は一気に現実へと押し戻された。
エリゼが何か言う暇もなく「この件は俺が処理する」と彼は続ける。
「まぁ、そいつら全員をヴァリマールの腰に括りつけて空中散歩でもすれば改心するだろう」
「に、兄様……!?」
レックスがそういう目にあう事を考えて目の前が真っ暗になる。
何とか生徒たちが止めてくれてリィンも少し落ち着いたが、一番焦っていたのはエリゼだった。
「レックスさん。エリゼさんに手を出しただけじゃなくここまでさせて、リィンさんにバレたら殺されません?」
昨日のティオの言葉が頭から離れなくなる。
(それでも……レックスさんから離れたくない……いざとなったら私がレックスさんを兄様からお守りしないと!)
彼の側に居るために、改めて決意を固めるのだった。
◇
「ご無沙汰しています、皆さん」
ティオが通信でギルドのみんなと連絡を取っている。その場にはリィンたちもいるらしい。
(ちょ、レックスさん。今は――あ♡)
彼女はレックスの部屋から端末で通信をしており、上着は着ているが下半身は裸のままだ。
「いえいえ、こちらも日ごろからギルドにはお世話になっていますし」
言い終えて、自分の太ももを枕にしてスリスリしているレックスの頭を撫でる。
(もう、朝も沢山したじゃないですか♡ マジメな話をしているんですから、今は動いちゃダメですからね♡)
彼も空気を読んで大人しくなる。
「わたしの方も同行しますし、多少抑止力になるのではないかと」
段取りを整えて通信を切る。
「ん――レックスさん。わたしはもう行きますね。泊めてくれてありがとうございました」
「それはいいんだけど、なんかやっかいごと?」
「できれば今日は大人しくしていただければと――ちゅ♡」
体を起こしたレックスにティオが口付けをする。
「ティオちゃんも気をつけてな」
「はい――ちゅっ♡ 行ってきますね♡」
もう一度キスをして、彼女はやるべきことをやりに向かった。
◇
ヴェスタ通りのギルド支部。
アガット達との通信が終わってリィンたちも去り、サラとフィーも行動を開始しようとしていた。
そんな時、フィーのARCUSⅡにメールが届く。なにかと思い確認してみると……
「……ふふっ♡」
「フィー、どうかしたの?」
「……ん、何でもない。いこっか」
「それはいいけど、なんだかそわそわしてない?」
「サラには内緒かな」
◇
ドライケルス広場。
霊脈を探るエマとセリーヌ、そしてそのサポートをしているラウラ。
リィンたちと情報交換をした後も引き続きそれを探っていた。
セリーヌが少し離れた場所で探っておりエマとラウラが二人きりの時、妙にエマの顔が赤いことにラウラが気が付く。
「エマ、先ほどアッシュに言われた事を気にしているのか?」
アッシュはパイセンのデカパイに興味があると言われてリィンに窘められていた。
「いえ……その……レックスさんにも同じことを言われたので、思い出してしまいまして……」
「そ、そうか……レックスを思い出したなら赤くなるのも仕方ないだろうな」
レックスにもデカパイと言われているので、アッシュに言われて思わず彼を思い出してしまった。
興味があろうとアッシュには触れさせるつもりは一切ない。しかしレックスにならいくらでも自分の身体を……
「っと、メールが来ました」
「ん? 私もか」
二人同時にメールが来たので中身を確認する。
「……サラ教官とミリアムはすでに行ったことがあるのだったな」
「はい……うらやましいです……♡」
「……うん、そうだな」
◇
帝都空港のロビー。
各種補給を済ませに降りてきたカレイジャスを見送ったアリサのARCUSⅡにメールが届いた。
グエンから少し離れて内容を確認する。
「…………♡」
それを見て思わず頬が緩む。
グエンが最近浮かれ気味だと言っていたり、アッシュが昨晩はどうだったかと聞いてきたり。
Ⅶ組の女子たちまで周囲が自分とリィンが「そういう関係」だと思っているようで、思わずムッとしてしまった。
そもそもアリサの心にいるのはリィンではないのだから。
昨日は《Ⅶ組》のみんなで話していいただけで“彼”とは会っていないのだから、何もないし進展がないのも当たり前だ。
「……レックス♡」
頬を染めながら“彼”の名をつぶやく。
メールの内容は彼の部屋へのお誘い。
アリサは胸を高鳴らせながらグエンの元へと戻った。
◇
7月16日。午前6:00のレックスの部屋。
ベッドで寝ていたレックスの目覚めは最高だった。
下半身から感じる快感。盛り上がっている掛け布団と、そこでもぞもぞと動く何か。
前にティオとした時も同じような感じだったなと思い出しながら掛け布団を捲る。
「ちゅるる……れりゅううっ♡ あ、おはようございます、レックスさん♡」
「ちゅ♡ ちゅう♡ お、おはようございます……♡ ちゅっ♡」
あの時と違って裸のエリゼとティオがフェラチオをしていた。
エリゼが恥ずかしそうに、けれど奉仕をやめないのに対して、ティオはどこか楽しそうに奉仕を続ける。
「おはよう……ティオちゃんの提案か?」
「ちゅっ♡ じゅるるう♡ はい♡ 以前も喜んでいただけましたし、何より3Pに興味がありました♡ 昨日はわたしが眠ってしまってできませんでしたから♡」
昨日はエリゼがティオを風呂に入らせた後、三人とも疲れていたので裸で抱き合って眠った。
そして一足先に起きたティオとエリゼはレックスのモノに奉仕を始めたのだ。
「その……いかがですか? 喜んでいただけましたか?」
「あたり前だっての。目覚めたらカワイコちゃん二人にフェラしてもらうなんてなかなかできねーよ」
「ふふ、エリゼさんと仲良くなりたかったですし、データ収集にもなりますからちょうど良かったです。ところでエリゼさん、妙に手馴れていますが、もしかして3Pは初めてではないのですか?」
「……(コクン)」
「ほほう、やりますね♡」
もう一人は誰なのだろうと思いながらティオが奉仕を続ける。
エレボニア帝国の皇女殿下ですと言えるはずもなくエリゼも奉仕に戻る。
「ちゅっ♡ じゅるるる♡ れりゅうう♡ 昨日たくさん出したのに、こんなに硬いんですね♡ ちゅっ♡」
ティオが先端を口に含んで竿を手で扱く。
「はむっ♡ ……れりゅう♡ ちゅるるうう♡ あぁ……こちらも重さを感じるほどです♡」
エリゼがタマの皴に舌を這わせるように舐め続け、手でも揉み解す。
初めてとは思えないほど息があっている二人の奉仕。ただでさえ寝ている間にも舐められて限界が近いので、レックスはすぐに出そうになってしまった。
それを察したのかエリゼが右手を伸ばしてきて、レックスの左手と恋人繋ぎにした。ティオもレックスの右手と恋人繋ぎにして、二人の空いた手も恋人繋ぎ。三人全員がそれで繋がる。
口だけで奉仕する形になったが、今度はエリゼが竿でティオがタマを担当してレックスに快楽を与えていく。
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ じゅるるるう♡ あぁ、これはドキドキします♡ ちゅうう♡」
「じゅるるううっ♡ んちゅううううっ♡ 恋人繋ぎを甘く見ていました♡ れりゅう♡」
「くっ……そろそろでそう……」
肉棒が震えて一回り大きくなる。
二人一緒に竿を舐めはじめてレックスを絶頂へと導き始める。
「ちゅっ♡ ちゅうっ♡ ちゅるるるううっ♡」
「じゅぶっ♡ じゅるるううううううう♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「んんっ♡ んむうううううっ♡」
「こ、こんなにおちんぽミルクが……美味しそうです♡」
エリゼが口の中で朝一番の濃い精液を受け止める。
あまりの濃さに喉につかえそうだったが、少しずつ何とか飲み込んでいった。
口元からこぼれた精液をティオが舌で舐めとる。
以前朝フェラした際の「レックスの朝一番の精液の味」を覚えている彼女だったが……
「レックスさん、以前わたしのお口に頂いたおちんぽミルクよりも薄い気がします。昨日たくさんしすぎて枯れてしまいましたか?」
「へぇ……」
ティオが煽るように不敵に笑う。
「んくっ♡ んっ♡ ……ちゅるるるるううう……ちゅぽんっ♡ ん……う、薄いのでしょうか? むしろとてもドロッとしていて……ん♡」
体内にレックスの精液を受け入れて、エリゼの身体にも火が付いた。
ティオが「失礼します♡」とレックスにまたがって騎乗位で入れる体勢になる。
「朝からこれは本当はめんどくさいんですが……今日の準備運動も兼ねてしてあげますね♡」
「やりすぎて疲れんなよ? エリゼちゃん、こっちにこいよ」
「はい♡ 失礼します♡」
エリゼは仰向けのレックスに添い寝するように寄り添う。
肩を抱かれて引き寄せられ、胸の感触を少しでも楽しんでもらえるように自分からも押し付ける。
「では入れますね……んっ♡ ひああああああっ♡」
ティオが腰を降ろしてレックスの肉棒を根元まで受け入れる。
昨日注がれた精液はまだ残っているが、新しいものが欲しいと子宮が疼き始めていた。
左手を伸ばして恋人繋ぎにして腰を動かし始める。
「あっ♡ ひああっ♡ んうっ♡ レックスさんの、朝から本当に大きいですねっ♡ こ、壊されてしまいそうですっ♡ ひあああっ♡」
そう言いながらも腰の動きを緩めようとしない。
エリゼも自分も何かしなくてはと思い、レックスの乳首に舌を這わせた。
「ちゅ♡ ちゅるる♡ れりゅう♡ レックスさん♡ ちゅっ♡」
「うおっ、エリゼちゃんそんなにエロいことも覚えたんだな」
「ひ、姫様とした時にレックスさんが教えてえくれたのではないですか♡ ……ちゅっ♡」
姫様という単語が聞こえた気がするが聞き返すのが怖くて、何よりセックスに集中したいのでティオは腰を振り続ける。
一番奥にコツンと当たるたびに子宮が疼き、大きくグラインドさせて膣を拡張されるような感覚を味わうのも堪らなく気持ちいい。
ギュっと手を握るとレックスも握り返してくれるのも嬉しくて胸がドキドキしてくる。
「んあっ♡ あっ♡ レックスさんっ♡ あぁっ♡ こんなに早くイッちゃいそうに――ふわああああっ♡」
「良いぜティオちゃん、そのまま最後まで腰を振れよ。エリゼちゃん」
「かしこまりました♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ ちゅるるうう♡」
エリゼがレックスに唇を重ねると、彼の舌が侵入してくる。
お互いの唾液を交換し合うようなキスの興奮はエリゼの身体を熱くして、レックスの肉棒を固くする。
先ほど出したばかりなのにもう出したくなってくるほどだ。
ぎちぎちと自分の膣を押し広げられる感覚を感じ取り、ティオがラストスパートをかける。
終わりが近いことはエリゼにも伝わり、彼女も強く胸をレックスに押し付けた。
「んむっ♡ ちゅ♡ れりゅう♡ れりゅりゅう♡ ちゅるるるるう♡」
「あぁっ♡ もうイッちゃいます♡ レックスさんのオチンポからでるおちんぽミルクを沢山出されてイッちゃいますっ♡ あぁっ♡ んあああああああああああああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ひああああああああああああああああっ♡」
ぐつぐつと煮えたぎった精液を出されてティオが背筋を伸ばして絶頂した。
子宮に新しい精液が注ぎ込まれ、そこからメスの悦びと快感が全身に広がっていく。
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅりゅう♡」
エリゼを抱きしめてキスをしながらレックスは最後まで気持ちよく出し切ることが出来た。
カクンとティオの身体が傾いて、何とか肉棒を抜くとレックスの隣に倒れ込む。
「……疲れました♡」
「ティオちゃんって今日仕事あるんだろ? 大丈夫なのか?」
「やっぱり自分で動くのは止めておけばよかったです」
「セックスをしなければよかったんじゃね?」
「それはもっと無理ですね♡」
ちゅっと口付けしてティオが身体を起こす。
「さぁ、今度はエリゼさんにしてあげてください♡」
「あの……お疲れのようでしたら……」
「むしろもう一発出さないと破裂する。エリゼちゃん、いつもみたいに股開けよ」
「……(コクン)♡」
正常位で入れられるように足を開いてベッドに身体を預ける。
そんなエリゼに密着するようにティオもベッドに寝ころんだ。
「えっと、ティオさん? んあっ♡」
エリゼの戸惑う反応を楽しむようにティオが彼女の胸に触れる。
「フフ、後々のためにこういうやり方も学んでおこうかと♡ さぁ、レックスさん♡」
「オッケー……入れるぜ」
クチュクチュとエリゼの秘部に先端を当てて、一気に奥まで貫いた。
「あぁっ♡ 奥まで――ふああああっ♡」
自分の主のモノで満たされてそれだけで幸せを感じすぎておかしくなりそうだ。
ゆっくりと自分の肉棒を馴染ませるように腰を使い始めるレックス。片手はもちろん恋人繋ぎ。エリゼとする時のもはやお約束だ。
「あぁっ♡ んっ♡ ふわああああっ♡ た、逞しいですっ♡ んあああっ♡」
乱れるエリゼを見ながらティオも行動に移る。
「では分析を開始します♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡」
「ふああっ♡ ティ、ティオさん♡ 胸は――んああああっ♡」
ティオがエリゼの乳首をしゃぶりながら胸を揉みしだく。
自分よりも少し大きいなと感じながら女性の肌の感触や体の柔らかさのデータを収集、そしてエリゼの性感帯を分析している。
「エリゼちゃん、可愛いぜ。ティオちゃん、もっとしてやれよ」
「合点承知です、レックスさん♡」
今度はエリゼの秘部に指を伸ばしてクリに優しく触れる。
「ふああああああああっ♡」
ビクンッと身体を震わせてエリゼが軽く絶頂した。
楽しくなってきたティオはデータ収集に夢中になり、ベッドの下から腕を回してエリゼの左胸も揉みしだく。
両胸とクリを同時に刺激されながら肉棒で膣内を蹂躙され、エリゼの視界が真っ白になる。
「あああっ♡ ダメですっ♡ また達してしまいますっ♡ あっ♡ ひあっ――」
トドメとばかりにレックスが唇を重ねてくる。
「んううううううううっ♡」
またもや絶頂して表情が完全に蕩けきると、今度はティオが唇を重ねてきた。
「ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるるうう♡ エリゼさん、可愛いですね♡ もっと分析が必要です♡」
「あっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるるうっ♡ ゆ、許してくださいっ♡ ティオさんっ♡ レックスさんっ♡ じゅるるるう♡」
二人のキスも見ていて楽しいが、どうせならとレックスは空いている手をティオの秘部に伸ばした。
セックスの後で敏感になっているそこに指を入れると、彼女はすぐに表情に余裕がなくなる。
「あっ♡ ふあああっ♡ レックスさんっ♡ 今はわたしではなく――んうううっ♡」
「どうせなら三人一緒に気持ちよくなろうぜ。ほら、エリゼちゃんもまたイキそうだしさ。ティオちゃんもすぐにイクだろ?」
「は、はいっ♡ 敏感になっていて、そんなに激しくされたらすぐに――ひあああっ♡」
セックスの時のように激しく指を動かされて、ティオも絶頂への怪談を駆け上る。
「エリゼちゃん、ティオちゃん、舌を伸ばせ」
「はいっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ ちゅるるるるう♡」
「で、データ収集を中断します♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」
まだ恥ずかしさが消えないエリゼが必死に伸ばした舌に、レックスとティオの舌が絡みついていく。
三人の舌が絡み合って同時に絶頂まで駆け上る。
膣内で肉棒の震えを感じた瞬間に、エリゼがぎゅっと手を握った。
レックスも握り返してティオの奥まで指を入れる。
ティオの身体が跳ねて、エリゼの乳首とクリを摘まむ。
「あぁっ♡ ちゅるる♡ もうムリですっ♡ レックスさんのお情けを、沢山っ♡ れりゅうう♡ 沢山注いでくださいっ♡ 」
「ちゅるるるるうっ♡ わたしもまたイキますっ♡ じゅるるうう♡ ふあっ♡ あああああああああっ♡」
――びゅるるるるるるうううううううううううううううううっ!!
「ひああああああっ♡ レックスさんっ♡ ティオさんっ♡ んああああああああああああああっ♡」
「イクっ♡ またイっちゃいますっ♡ ふわあああああああああっ♡」
マグマのように熱くドロッとした精液を注がれてエリゼが絶頂した。
ティオも同じタイミングで達して、三人でキスを続けて舌を絡めあいながら余韻に浸る。
「ちゅる♡ ……れりゅ♡ じゅるる……♡」
「ちゅっ♡ ちゅるるるう♡ れろぉ……♡」
口の周りを唾液でべたべたにしながら、ねっとりと糸を作って三人の舌が離れた。
肉棒を抜いて、疲労困憊の二人の顔の近くまでそれを近づける。
「ほら、綺麗にしてくれよ……」
「あ――はい……お清めします♡」
「お掃除フェラ……面倒だけど了解です♡」
お掃除フェラの要求に二人は応えて、丁寧に舌を這わせていった。
先端からタマのところまで。三人分の汚れを綺麗に舐めとっていく。
それを写真に収めて、完全に綺麗になると、最後に肉棒に口付けをして二人は離れた。
レックスが仰向けに寝転がると、左右にエリゼとティオが寄りそう。
「はぁ……わたしたちは朝早くから何でこんなに疲れてるんでしょうね?」
「セックスしたからだろ? それで、初めての3Pはどうだった?」
「……いいデータが取れました♡」
「もう……お二人で私をイジメるなんて酷いです♡」
エリゼが困ったように微笑む。しかしレックスに肩を抱かれて嬉しそうだ。
「機会があればまたしたいですね♡ 今度は――」
「ながらセックス?」
「アレは実現不可能かと♡ まぁ何か考えておきます」
「とりあえず写真を撮るとしようぜ。オレは両手がふさがってるからティオちゃんが頼む」
「本当にお好きなのですね……♡」
「フフ、それでこそレックスさんかと。では撮りますよ♡」
レックスに肩を抱かれてエリゼが照れたように、ティオが嬉しそうに微笑む。
こうして二人はレックスの元で、人知れず交流を深めたのだった。