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pixiv様に投稿したものに追加シーンを加えたものです。



 レックスがセシルを助ける少し前。彼はとあるマンションのとある部屋にいた。


「ここがそうか……」

「ええ、ミラは私が何とかするけど、あなたの名義で借りさせてもらったわ」


 エリィ・マクダエルも彼の隣にいる。

 二人はとある事情で借りたこの部屋の下見にきたのだ。


「休むには十分すぎるだろ。というかオレの部屋より立派だ」

「ふふ、機会があれば貴方のお部屋も行ってみたいわね……」

「……それでエリィ、いつまでそんな恰好でいるつもりなんだよ?」

「っ♡ ……す、すぐに用意するわ♡」


 エリィが服を脱ぎ始める。

 上半身はネクタイ以外全て脱いで、下半身は全て脱いでからタイツだけを履きなおす。

 ネクタイにタイツのみというレックスの前でだけ見せるエリィの正装だ。

 久しぶりのそれに大喜びでレックスは写真を撮る。


「もう……相変わらずね♡」

「当たり前だっての。つーか胸がでかくなった?」

「ええ♡ レックスさんとしてから急に育っちゃったわ♡ 確かめてくれるかしら?」 

「当たり前だろ」


 カメラを置いて、レックスはまずエリィを正面から抱きしめた。

 彼女の柔らかくて温かい体を全身で感じ、胸板で大きな乳房がつぶれる感触を堪能しながら唇を重ねた。


「ちゅ♡ れりゅうう♡ ちゅるるるるうううう♡ ちゅっ♡ レックスさん♡ あぁ♡ 本当にあなたなのね♡」

「偽物に見えるのかよ?」

「だって……帝都の状況が分からなくて、ティオちゃんとランディにも連絡が取れなくなって……んっ♡ 帝都にいるあなたのことだって心配だったのよ♡」

「ティオちゃんも心配だよな……」

「ええ。だけど……ちゅ♡ 貴方の無事が確認できて、こうして会えただけでも……ちゅう♡ 私は……んっ♡」


 胸を揉みしだきながら唇を重ねる。

 下からタプタプともてあそんで乳首をしごきあげ、もう片方の手は彼女の尻をタイツ越しになでる。


「レックスさん♡ もっとキスして♡ 貴方がここにいるってちゃんと感じさせて♡ ちゅ♡ ちゅるるるうう♡」


 舌を差し込んでエリィの口の中を犯していく。

 彼女の唇の柔らかさを堪能しながらゆっくり移動する。


「ちゅ♡ ちゅるるるうううう♡ んっ♡ べ、ベッドに行かないのかしら?」

「この部屋の目的を考えると使い心地を確かめる必要があるだろ? まずはこのリビングだ」


 ベッドではなくソファに押し倒して、エリィの胸をわしづかみにした。

 サイズが大きくなったそれを横からつかんで揉みしだき、乳首を交互にしゃぶっていく。

 硬くなったら口を離して乳輪を舌でなぞっていくと、エリィの口から甘い吐息が漏れた。

 じっとりと汗ばんできた胸を堪能していると、エリィが肉棒を服越しにこすってくる。


「あぁ……やっぱりすごく大きい♡ ねぇレックスさん♡ 私にさせてくれないかしら?」

「なんだよ。オレのをパイズリしたくなったのか?」

「もう……その通りよ♡」


 レックスがソファに座って肉棒を露出させると、エリィがうっとりとそれを眺める。

 自分を女にしてくれたモノ。それの先端にまずは口づけをする。


「んむっ♡ れりゅうう♡ ちゅううう♡ じゅるるるううう♡」


 まずは口で咥えこんで唾液を肉棒にまぶしていった。

 パイズリのために滑りをよくするだけの行為のはずが、自然と熱中してしまう自分がいる。

 本気でフェラをするときのように裏筋を舐め上げて、精液のたくさん詰まったずっしりとしたタマも揉みしだいていく。


「じゅるうううううっ♡ れりゅう♡ ちゅうううう♡ レックスさんの、本当に逞しいわ♡ れろぉ♡ じゅるるるううう♡」


 胸で包んであげたいという気持ちが強くなってフェラを中断し、ようやく肉棒を胸で挟んだ。


「んっ♡ ふああっ♡ こすれて――ふあ♡」


 鉄の棒で谷間を擦られているかのようだ。

 挟んでいるとしっくりくるので、自分の胸の谷間はすでにレックスの肉棒に完全にフィットするようになったのかもしれない。

 レックスの色に染められたことを喜びながら胸で扱きあげて先端を口に含む。


「ちゅるる♡ れりゅうううう♡ はぁ♡ はぁ♡ れりゅう♡ ちゅうううう♡」

「あー、いい感じいい感じ。随分とうまそうにしゃぶるよなぁ。そんなにオレのチンポが好きなのかよ?」

「当然じゃない♡ 私を女にしてくれたモノなんだから♡ んむっ♡ ちゅるるるう♡」


 扱いていると肉棒が大きくなって震え始める。

 乳首で肉棒を刺激しながら、一滴も精液をこぼさないように先端を口で完全に包み込んだ。

 舌で尿道の入り口を刺激するとレックスの腰がわずかに浮く。


「んむっ♡ ちゅるるう♡ じゅるるるうううう♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んむううう♡ んううううううううううううっ♡」


 口の中にドロッとした大量の精液がぶちまけられた。

 こぼさないように気を付けていたのにやはり口元からこぼれてしまう精液がエリィの胸の上に零れる。

 オスの欲望を飲み込んでいくたびに彼女の体が発情していく。エリィにとってレックスの精液は甘い媚薬と同じだった。


「ん……ちゅるるるるるうううううう……ちゅぽんっ♡」


 最後に尿道に残った精液も吸い取ってパイズリフェラを終えた。

 胸に零れた精液を直接舐めとって綺麗にしていると、レックスがそれをまた写真に撮っている。

 もっと撮って、という意思を込めてゆっくりと舐めとり、それが終わったころには二人とも次の準備ができていた。


「レックスさん……♡」

「ほら、来いよ」


 ソファに座った彼に招かれ、対面座位で挿入する体勢をとる。

 その前に、彼にタイツを破ってもらった。びりっと音がしてエリィの子宮が疼き始める。


「それじゃあ入れるわね……んっ♡ あああっ♡ ふあああああっ♡」


 勃起したままの肉棒を一気に一番奥まで受け入れる。

 肉棒の先端と子宮口がキスをして、ぐいぐいと押し上げられて気持ちいい。

 レックスは目の前にあるエリィの胸に顔をうずめたので、エリィがまずは動き始めた。


「ふあっ♡ んっ♡ んうううっ♡ レックスさんのおちんぽ♡ やっぱり素敵よ♡ あっ♡ 私の中で沢山気持ちよくなって♡ ひあああああああっ♡」


 カリの部分で膣の壁を擦られるたびに快感が広がっていく。

 胸も乳首をしゃぶられているだけでなく、すでにキスマークもつけられていた。

 タイツ越しに尻を揉まれて、喘ぎ声を止めることができない。


「へへ、このソファいい感じだな」

「も、もう♡ 私よりもソファのほうがいいのかしら♡」

「まさかエリィの抱き心地のほうがいいに決まってるっての。ほんとにいい穴になったよな。自分でも弄ってるのか?」

「ああっ♡ し、していないわ♡ でも、あなたを思いながら一人でしてるの♡ ふあっ♡ レックスさんに初めて抱かれて、女になった日から、私の体は完全に変えられてしまったわ♡」


 クロスベルのトップであるマクダエル家の令嬢が自分を思いながらオナニーというのはなかなかの優越感だ。

 自主トレをしているご褒美に強く乳首に吸い付いて、レックスのほうからもエリィを突き上げる。


「こんなに絡みついて、いくら何でもチンポが好きすぎだろ」

「んああっ♡ ふあああああっ♡ 違うわっ♡ 確かにあなたのおちんぽは好きだけど、あなたに抱かれているからよ♡ レックスさんに、私の大切な人に抱かれているから――ふああっ♡」

「ほんとに?」

「そうよ♡ ふああっ♡ あの時私を優しく慰めてくれて、辛いことを忘れさせてくれたのはレックスさんよ♡ んっ♡ 知らなかった女の悦びを教えてくれたのもあなた♡ 貴方だけなの♡ 私の好きな人は、愛しているのはレックスさんだけよ♡」


 好きと言われて肉棒がさらに固くなる。

 射精寸前になっているが、もっとエリィの中を蹂躙したいので我慢した。


「レックスさんっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるるう♡ ちゅっ♡ キス好きっ♡ レックスさんを感じられるキスが好きなの♡ あああっ♡」


 お互いに抱きしめあって唇を重ねながらスパートをかける。

 力を込めているので痛みすら感じるが二人とも腕の力を緩めない。

 エリィの体の柔らかさを全身で余すことなく味わい、メスのいい匂いを思う存分に吸い込んでいく。

 舌を絡めて唾液を交換し、ねっとりと糸を作って口を離す。その糸が切れた瞬間にもう一度キスをしてお互いの口の中を犯しあう。


「れりゅう♡ ちゅっ♡ レックスさん♡ お願いっ♡ 早く出してっ♡ 私の子宮が切ないの♡ はやくあなたの精液を注いでほしくておかしくなってしまいそうなの♡」

「本当にエロくなったな。じゃあ中だししてほしかったらおねだりしてみろよ」

「は、はい♡ お願いします♡ 私の中に、あなた専用の子宮に熱くて濃い精液をたっぷり注いでくださいっ♡ レックスさんが好きすぎて節操がない子宮にお仕置きをしてください♡ んああっ♡ ひあああああああっ♡」


 おねだりを受けてレックスがさらに激しく突き上げる。

 対面座位とは思えないほど激しいセックスにエリィも一気に絶頂まで駆け上がろうとしていた。


「来てえっ♡ 出してちょうだいっ♡ 熱い精液で私の中を満たして♡ あっ♡ ふあああああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ひあああああああっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ んああああああああああああああああっ♡」


 背筋を伸ばして天井を仰ぎ、エリィが絶頂した。

 子宮にマグマのようなドロッとした精液が大量に注がれていく。

 膣内で肉棒が脈打つ感触を愛しく感じながら、よだれを垂らしてうっとりした表情で射精を受け止めていた。


「あっ♡ ……ん♡ ……はぁぁぁぁ♡ レックス……さん♡」

「おいおい、満足そうな顔してんじゃねーよ。まだ一発目だからな。この部屋のいろんなところで使い心地を試そうぜ」

「……はい♡」


 二人は繋がったままカメラ目線で写真を撮り、部屋中の様々な場所の使い心地を試したのだった。




「レックスさん。助けていただきありがとうございました。そしてお怪我をさせてしまい本当申し訳ございません」


 セシル・ノイエスがベッドに座るレックスに頭を下げる。

 車に轢かれそうになってしまったところを彼に助けてもらい、セシルはすぐに聖ウルスラ医科大学に彼を運んだ。

 幸い命に別状はなかったとはいえ、看護師である自分が人に怪我をさせるなどあっていいはずがない。


「いえ、気にしないでくださいよ。ほら、少し捻っただけですし、そう考えるとこれも大げさっすよ」


 レックスの右手はギプスで固定されていた。

 検査によると少し痛むが骨などにも異常はないとのこと。けれど念のためそれをつけている。

 それに加えてセシルを助けた際に地面を転がったので、ほかにどこか異常がないか検査入院をすることになった。


「ですが――」

「ほんとに大丈夫ですって。それよりお姉さんがセシルさんだったんですね。いやー、実際にお会いすると噂以上に美人で感動したっす」

「え?」

「ちょっと前にここに取材に来たんですよ。その時にほかの患者さんからセシルさんのことも聞いてます。まるで女神のように綺麗で優しいって評判っすよ」

「そ、そうなんですか……」


 そういえば数か月前に帝国時報の記者が取材に来ると聞いていた。

 その時セシルは不在だったので会うことがなかったが、どうやらその記者の一人がレックスのようだ。


「ほんとにお綺麗っすね。ナース服も似合いすぎです」

「そんな……ただの仕事着ですから」

「そんなことないっすよ。ほかの看護師の方たちも、優秀なセシルさんに憧れてるみたいですし。いつも周囲をフォローしてくれるし、自分の仕事もきっちりこなす。どんな患者にも献身的に接する看護師の鑑のような人だってリンデも言ってました」

「リンデちゃんとお知り合いなんですか?」


 同じトールズの出身であること。

 彼女の双子のヴィヴィも帝国時報に勤めていること。

 以前取材に来た時にティオとも知り合ったことなど。

 二人の会話はいつの間にか弾んでいた。


「でも本当にナース服が似合ってますよね。ぜひ一枚――って今は無理か」


 少し残念そうになるレックスを見て、セシルは自分のせいだということを思い出した。


「数日で退院できますし、その間は私がレックスさんのお世話をさせていただきます」


 迷惑をかけた者として、そして看護師に切り替えるために深々と頭を下げた。

 会話を楽しむなどもってのほか。少しでもレックスに償いをしなければいけないのだ。



「レックス君。食器を下げに来たわ」


 入院二日目に、セシルはレックスに昼食の食器を下げに来た。

 怪我は悪化せずに検査の結果ほかに異常なども見られない。


「あ、ありがとうございます……」


 けれど彼の顔色が悪い。


「どうかしたの? まさか具合が悪いとか……」

「い、いえ。そういうわけじゃないんすけどね」


 昨日一日レックスの世話をして、彼の頼みでもう少しフランクに接してほしいと頼まれた。

 負い目もあってそれを了承し、今では敬語も取れている。

 呼び方も「さん」からランディなどに使う「君」に変化していた。

 そのせいか、距離も近くなっていることにセシルは気が付いていない。


「レックス君。困ったことがあったら何でも言ってちょうだい」

「ですけど……いえ、じゃあ正直に……その、こうなってまして……」

「こうなって……っ!」


 言われて気が付くが、レックスのモノが服の上からでもわかるほどに勃起していた。


「その、セシルさんが魅力的すぎて、こうなっちまうっつーか。でも今は怪我してて自分では処理できないんで困ってまして……」

「そ、そうだったの……」

「……あの、セシルさん。もしよかったら手でしてくれないっすかね?」

「ええっ!?」


 突然の提案にドキッとしてしまう。

 セシルも看護師である以上患者がこうなってしまったのを見ることはある。

 体を起こすときなどで女性慣れしていない人は特にだ。

 中年の患者などにおふざけで同じようなことを言われたことがあるが、当然やんわりと断っていた。

 けれど、今回のように自分が怪我をさせてしまった負い目があるのは初めての事。

 自分のせいで、という罪悪感がセシルを襲う。


「……な、内緒よ?」

「もちろんですよ」


 レックスがベッドに仰向けになると、自らのモノを露出させた。


「ひっ!」


 姿を現したそれを見て思わずセシルは悲鳴を漏らした。

 勃起したそれは思わず恐怖を感じるほどの大きさだったのだ。


(が、ガイさんのものより……何を考えているの!)


 比べてしまった自分を恥じる。


(これはただの性欲処理よ。レックス君だってそれ以上の感情なんてあるはずがないわ)

「セシルさんみたいな綺麗な人にしてもらえるなんて本当に感激っすよ」

「っ♡ も、もう。良いから始めるわよ」


 覚悟を決めてレックスのモノを握った。


(熱い……お、大きい……太くて……硬いわ……)


 掌が火傷してしまいそうな錯覚に陥りながら手を動かし始める。

 ぴくぴくと脈を打つのを手で感じるたびに、自分は本当にガイ以外の肉棒に触れているのだと強く自覚する。


(ガイさんのペニスよりもしごきやすいわ。やっぱり大きいからかしら……わ、私ってばまた比べて……)


 何も考えないようにして、無心で手を動かしていく。

 レックスは満足しているのか何も言わずに、時折小さい吐息を漏らす。

 部屋の中に奇妙な沈黙が流れた。

 熱い肉棒に触れていると自分の体まで熱くなり、セシルがだんだんと汗をかいてくる。

 まだ出ないのだろうか。ガイはもうとっくに出している頃だ。


「セシルさん……気持ちいいぜ……」


 レックスが本当に気持ちよさそうな声を出すので、こんな状況なのに少しだけセシルは嬉しくなっていた。


(ガイさんは恥ずかしがって、こういうことを言ってくれなかったわね……)


 手の中で一回り大きくなったのを感じて、射精が近いのを悟った。


「セシルさん、そろそろ出そう……」 

「え、ええ。いいわよ。手で受け止めてあげるわ……っ」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「きゃあっ!! え!? ええっ!?」


 掌で受け止めたそれは、セシルの知識のモノとは全くの別物だった。

 熱さも、量も、匂いも、濃さも、何もかもがガイのモノとは違う。

 手を動かすのも忘れてその精液のついた手をぼんやりと見つめる。

 オスの濃い匂いが染みついてしまい、一生取れないのではないかと思ってしまうほどだ。

 我に返ったセシルはそれをタオルで拭い、次にレックスのモノも濡れタオルか何かで綺麗にしようとする。

 だが。


「すいません……全然収まらないっす」


 レックスのモノはまだ勃起したままだ。

 ガイは一度出したらしばらくは萎えてしまっていたというのに。


「次は口でしてみてくれませんか?」

「口で……わかったわ」


 特に反対もせず、疑問にも思わず。まるで次はそうすることが当たり前のようにセシルは了承した。

 時計を見るとまだ時間は30分以上もある。あと一回くらいなら余裕のはずだ。

 レックスがベッドのふちに腰かけてセシルが正面にしゃがむ。

 一度出したのに大きい肉棒。濃いオスの匂いにくらくらしながらそれに口づけをする。


「ん――ちゅ。れりゅ……ちゅるるう……」


 舌で触れると手で握るよりもはるかに熱さを感じた。

 咥えこもうとするが大きすぎて上手くできない。

 ガイの時はこんなことは……


(さっきから私はなんて失礼なことを……これじゃあレックス君にもガイさんにも申し訳ないわ)


 何度も比べてしまっていたことを恥じつつ頭を切り替えて行為に集中しようとするが、ガイにしていたようにうまくはできない。


「一回口から出して裏筋のほうを舐めてくれよ」

「んむぅ? ん……こ、こうかしら? れりゅううう……」

「そうそう。その後は先のところを……くっ……タマも揉みながらな」

「ちゅ……れりゅう。じゅるるううう……んっ。れろぉ……」


 レックスの指示通り口や手を動かす。

 裏筋を下から上まで舐め上げて、亀頭を口に含んで刺激する。

 カリの深いところに舌先を這わせながら、玉袋を優しく揉みしだいていく。

 レックスを気持ちよくする。それだけに集中している彼女は、彼の言葉通りに口を手を使って快感を与えていた。

 レックス自身も年上の女性に自分好みのフェラを教え込む興奮に浸り、肉棒がどんどん固くなっていく。


「んむっ……れりゅうう。ちゅるるるうう……はぁ……はぁ……」

「気持ちいいっすよセシルさん」

「……続けるわね。ちゅ。れろぉ」


 セシルはレックスに言われたことを頭の中で反復しながら性欲処理を続けていた。

 肉棒が反応してくれるのが嬉しく、少しだけ楽しくなってくる。

 病院の中で患者とこんなことをしている背徳感も合わさって彼女をおかしくしていく。


「れりゅう。ちゅうう……んっ♡ じゅるるう♡ んむっ♡ れりゅう♡」


 いつの間にかレックスが怪我をしていない左手でセシルの胸を揉んでいた。

 止めるべきか、止めないべきか。

 何も言わないでセシルは奉仕を続けていく。


「んむっ♡ れりゅうう♡ ちゅるるるうう♡」


 ずっしりしたタマを揉みながら、いったいどれほど精液が詰まっているのだろうと恐ろしさを感じる。

 口で奉仕を続けてどれほど時間がたったのか。ようやくレックスに射精の前兆が訪れた。


「だすからな……」

「んむっ♡ ちゅるるう♡ じゅるるうううう♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んぶっ♡ んうううううううううっ♡」


 口の中で熱くて濃い精液が爆ぜる。

 最後の最後でもう一度比べてしまい、ガイのモノより熱くて量の多いそれはあっという間にセシルの口の中を満たした。

 口からこぼれて床に落ちる。射精が終わると、セシルはゆっくりと肉棒から口を離した。


「んっ♡ ん……♡」


 口の中は精液でいっぱいで言葉も話せない。

 これを吐き出して――吐き出そうとして。


「……んくっ♡ んっ♡ んっ♡ ……ん♡」


 吐き出そうとしたが、飲み込んでしまった。

 自分でもなぜそんなことをしたのかわからない。ただ自然とそうしてしまったのだ。

 体の内側から熱いものが広がっていく。忘れかけていた何かを思い出した気がする。


「レックス君……すっきりできたかしら?」

「ええ、ありがとうございました」

「そ、そう……良かっ――え?」


 時計を見るとあと5分で休憩時間が終わってしまう。

 そんなに長い間口でしていたのか。夢中になっていて全く気が付かなかった。


「た、大変。レックス君、急いで片付けるわね」


 その後セシルは急いで後片付けをして仕事に戻ったが、体の火照りはずっと消えてくれなかった。



「セシルさん……いいですよね?」


 レックスが自分を押し倒している。

 なぜかお互い裸で、彼の大きな肉棒も丸見えだ。

 オスの欲望をぶつけられて怖くなり、少しだけ嬉しさを感じる。


「ダメよレックス君……だ、駄目――」

「セシルさん……」


 レックスが顔を近づけてきて、セシルがレックスの胸を手で押す。

 力を込めてもレックスはびくともしない。


「ああ、駄目。レックス君……ゆ、許して……♡」


 目を閉じた瞬間に、目が覚めた。

 夢だと気が付いたセシルが体を起こす。

 全身が汗でびっしょりになっており、まるで行為の最中のように火照っている。

 秘部は当然のように濡れていた。


「うぅ……だ、駄目よ。早く忘れないと……」


 もう一度目を閉じるが、なかなか寝付けなかった。

 朝に目を覚まして、シャワーを浴び、服を着替えて、出勤する。

 ナース服に着替えて、昨日のことを思い出し、レックスに朝食を運びに行く。

 彼は驚くほどに平然としていた。昨日のことなど何もなかったように、本当に普通だった。

 セシルも普通を装って接したが、どうしても視線がチラチラとそこに向かってしまった。

 昼食を運び片付けをする際に、今日も頼まれるのかと身構えた。

 けれど何も言われない。言われないのに体が熱くなる。

 下着が湿っていたので交換して職務に戻る。けれど昨日のことが頭から離れずに、すぐにその下着も湿ってしまった。

 そしてその日の夕方。


「セシルさん……今日もこの後お願いできないっすか?」


 とうとうレックスからのお願いが来た。

 今日こそは断ろうかと思ったが、彼は尻を撫でながらお願いしてきたのだ。

 セクハラで注意をする必要があるのだが、今日一日ずっと疼いていた場所の近くを触られて何も言えなくなる。


「……よ、夜に来るわね」

「ええ、期待してるっす」


 期待しているのはどっちなのだろうか。

 夜にレックスの病室に行く際に、少し早めに上がらせてもらった。

 働いた後の体で患者に触るわけにはいかないとシャワーを浴びて体を清める。

 いつもより念入りに体を洗って、今日3枚目の下着をはき、もう一度ナース服に着替える。

 彼のもとに向かおうとして足を止めて、一度自分の部屋に向かった。

 引き出しの一番奥。ずっと昔に買ったままだったコンドームを手に取る。

 開封済みのガイと使っていたものではなく。

 間違って買ってしまった未開封のモノ。

 ガイと使っていたサイズよりもはるかに大きい最大のサイズのモノを。

 封を開けて。一枚だけ取り出して、ポケットにしまい部屋を――


「っ――」


 部屋を出る瞬間、飾っていた写真に写るガイと目が合った気がした。

 ここで何かをするわけではないのに、写真を倒してからセシルは部屋を出てレックスのもとに向かった。



「じゅるるううっ♡ ちゅるるう♡ れりゅうう♡」

「あー、いい感じっす。そうそう。昨日オレが言ったことちゃんと覚えてますね」


 深夜の病室で、レックスはベッドに仰向けになってセシルの奉仕に身を任せていた。

 セシルもベッドに乗って四つん這いになって肉棒を咥えている。

 今日は最初からフェラチオ。昨日レックスに言われたやり方はセシルの心と体に染みついており、昨日よりも彼に快感を与えていた。

 口の中で肉棒が大きくなって、射精されるのだとわかる。


「んむっ♡ じゅるうううっ♡ ちゅるるうっ♡ れりゅりゅうう♡」


 口を離して手で精液を受け止めようかと思ったが、本能的に深く咥えこんでしまう。

 喉の奥に肉棒の先端がこすれ、そこから言葉では言い表せない何かが広がっていく。


「セシルさん……出る……っ」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んむうううっ♡ んむっ♡ んうううううううっ♡ ……んくっ♡ ……んっ♡」


 口の中にぶちまけられた精液をセシルが飲み込んでいく。

 吐き出す、という選択肢はない。飲み込んだほうがきっとレックスは満足してくれるから。

 それ以外の理由などないはずだ。


「ふぅ……ああ、最後に口をすぼめて、残ったのを吸ってくださいよ」

「ん……ちゅるるるるううう……ちゅぽんっ♡ ……んくっ♡ んっ♡ ……はぁ♡ ……はぁ♡」


 尿道に残った精液も吸い取って飲み干す。まだ勃起したままの肉棒に気が付いて、次の行為を考えてしまう。

 ポケットに入っているゴムに手を伸ばす。


「セシルさん、次は胸でしてもらえますか?」

「……え? む、胸で? そ、そうね。満足してもらわないと、性欲処理をする意味がないものね……」


 ナース服の前をはだけて乳房を露出させる。

 ぶるんっと規格外の大きさなそれを見て、思わずレックスがごくりと唾を飲み込んだ。

 男性に胸を見られるなど本当に久しぶり。ガイ以外には許したことのない自分の素肌を見られている背徳感。

 それから目をそらして、セシルはレックスの肉棒を乳房で挟んだ。


「ん――きゃっ♡ あ、熱いわ……♡ ああっ♡ 火傷してしまいそう……♡」

「うお……セシルさんの爆乳やっぱ最高っすね。へへ、いろんな男がその胸を思いっきり揉みしだいてやりたいって思ってるだろうな」

「も、もう……んっ♡ んっ♡ あぁ……本当に熱くて硬いわ♡」


 射精して精液の匂いがまだ残っている肉棒を胸で扱くと、匂いを刷り込まれているような気持ちになる。

 マーキングされているような、胸の谷間の形もレックスの肉棒にぴったりになるように変えられているような感覚。

 胸の中で暴れるそれを押さえつけるように強く挟むと、なおさらそう感じてしまうのだ。


「はぁ♡ はぁ♡ ……ちゅ♡ れりゅう♡ ちゅるるるうう♡」


 何も言われていないのに口でも奉仕を行う。

 亀頭を咥えこんで尿道を舌で優しく刺激しながら、乳首でも竿を擦って快感を与えていく。

 しかし乳首が竿に当たるたびに自分が感じてしまい、だんだんと体が火照っていた。


「ちゅるるっ♡ れりゅう♡ あぁ♡ 本当に硬くて大きいわね♡」

「奉仕しがいがあるでしょ?」

「ええ……あ、い、いえ。ただの性欲処理よ。いいからレックス君は気持ちよくなって ちゅ♡ じゅるるううう♡」


 さらに強く挟んで扱きながら亀頭を咥える。

 早く出してほしい。早く終わらせたい。

 その気持ちの裏に。

 早く精液を出してほしいという気持ちがあることに彼女は気が付いていない。

 胸が我慢汁とセシルの唾液でべとべとになり、ようやくレックスに射精の前兆が訪れた。


「セシルさん、今度は飲まなくていいから、谷間で受け止めてくれよ。な?」

「れりゅう♡ ちゅるるるう♡ ええ……わかったわ♡ んっ♡ んううううっ♡」


 亀頭を胸で包んでセシルがスパートをかける。

 今にも破裂しそうな肉棒を扱いていると、自分までイってしまいそうなほど胸が感じてしまう。


「ああっ♡ 出してっ♡ 思い切り出してレックス君♡ 私の胸で受け止めてあげるわ♡ ああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ひああっ♡ ペニスから、こんなにたくさん……熱い……♡」


 胸で妊娠してしまいそうなほど大量の精液が放たれた。

 谷間の隙間から漏れ出してセシルの体を汚していく。


「ん……止まったわね♡ ……んっ♡」


 最後に肉棒を扱きあげて精液を拭い去るように抜く。

 谷間は精液まみれで、セシルは自然とそれを舌で舐めとって綺麗にしていく。

 その光景を写真に撮りたかったレックスだったが、今は右手が使えないので無理だった。


「はぁ♡ はぁ♡ レックス君……」

「へへ、まだ満足できないみたいっす。セシルさん……続きをおねがいできないっすかね」


 低い声で頼まれてキュンっと子宮が疼き始める。


「絶対に……内緒にできる?」

「ええ、もちろん」


 今度こそポケットからゴムを取り出して、レックスの肉棒にかぶせた。


「そんなの用意してるなんて、セシルさんも期待してたんすか?」

「ね、念のためよ……ほら、私がしてあげるから、レックス君は横になってて」


 タイツを脱いで、湿っていた下着も同じように脱いでから騎乗位で挿入する体勢になる。怪我人のレックスに無理をさせるわけにはいかない。


(これはただの性欲処理よ。セックスじゃないわ。レックス君を満足させるための道具に徹するの……だからガイさん……許してください)


 くちゅくちゅと肉棒の先端で秘部を擦り、ガイに謝ってからセシルはゆっくりと腰を下ろし始めた。


「ん――え? あっ♡ ……ふあああっ♡」


 途中までしか入っていないのに、その肉棒はすさまじい存在感を発揮している。

 久しく男を受け入れてなかったセシルの膣を押し広げて、ここは自分の場所だと宣言しているようだった。

 まだ半分ほど。もっと奥まで受け入れなければいけない。

 体の力を抜いて、重力に任せて一気に根元まで受け入れて。

 肉棒の先端がセシルの子宮口に触れた。


「ああああっ♡ ひあああああああっ♡」


 ピンっとセシルの背筋が伸びて天井を仰ぐ。


(な、なにこれっ♡ こんな……こんなに深くまで……ああっ♡ だ、駄目♡ これはただの性欲処理なのよ♡)


 生まれて初めて子宮口まで触れられて、彼女は一瞬で忘れていたはずのメスの悦びを完全に思い出してしまった。


「ふぅ……奥まで届いてますね。てゆーかその反応、もしかしてここまで届いたのは初めて?」

「んっ♡ そんなことは――あああっ♡ ふあああっ♡ ダメ♡ 動かないで――ああっ♡」


 突き上げてくるレックスを押さえつけてセシルが動き始める。

 ゴム越しなのに熱く、自分の膣内を蹂躙するそれは、セシルにかつてないほどの快楽を与えていた。

 これは性欲処理。そう自分に言い聞かせてもどうしても気持ちよくなってしまう。

 レックスは全く動かないでセシルの奉仕に身を任せていたが、彼女が動くたびに豊かな乳房が揺れているのを見ている。

 それだけではなく、快感に必死に耐えながら腰を振る彼女の表情も。

 申し訳なさそうにしているのに快感に耐えられない。

 そんな彼女を見ているとゾクゾクしてくる。


「あっ♡ ああっ♡ んあああっ♡」

「セシルさん、オレのチンポはどうっすか? どこかおかしくないっすかね? ちょっと診察してくださいよ」

「し、診察なんて――あっ♡ んうううっ♡ ど、どこもおかしくないわ♡ あっ♡ 大きくて、すごく立派よ♡ んうううう♡」

「セシルさんのマンコも最高っすよ。キツキツでオレのに絡みついてきて、ゴム越しなのがもったいないっす」


 ドキッとしてしまう。

 ゴム越しではなかったらどれほどなのだろうというのは自分も思ってしまったことだから。

 考えないようにしてひたすら腰を上下に動かす。性欲処理に徹する。徹しようとしても快楽を感じてしまう。

 自分がこれほどまでに女であったことを情けなく思いながら、同時にまだ女でいられることに安心感を覚える。

 レックスとこういうことをしなければこのまま枯れていたのだろうか?

 いけない。これはただの性欲処理。


「ああっ♡ ふあああっ♡ すごいっ♡ ペニスが暴れてるわっ♡ あっ♡ ひあああああああっ♡」


 けれど無理だ。こんなにすさまじいセックスを性欲処理などとは思えない。

 体が自然とレックスのモノで気持ちよくなろうと動き、同時にレックスを気持ちよくしてあげたいと動く。


(ああっ♡ ごめんなさいガイさん♡ 今夜だけ♡ 今夜だけなの……許して♡)


 ガイに謝りながら快楽をむさぼっていると、膣の中で肉棒が一回り大きくなって震え始めたのを感じた。

 出される。あの濃くて熱い精液を出されてしまう。


「セシルさん、そのまま動いて……そうそう。オレのチンポで気持ちよくなってくれよ」

「ふあっ♡ あああっ♡ え、ええっ♡ わかったわ♡ レックス君も、気持ちよくなって♡ んっ♡ ふあああっ♡」


 ラストスパートをかけて腰を激しく振り続ける。

 胸がさらに揺れて、部屋に肉のぶつかると音とセシルの喘ぎ声が響いた。


「ああっ♡ ひあああっ♡ んっ♡ 出してっ♡ レックス君っ♡ あっ♡ ああああああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ふあ――あああああああああっ♡ ひあああああああああああっ♡」


 膣の中で射精が始まり、ゴムの先端の袋が一気に広がる。

 ゴム越しなのに出されているのがはっきりとわかり、内側から圧迫されているような感覚だった。

 当然セシルも絶頂して天井を仰ぐ。間違いなく人生で最大の絶頂の余韻を、射精されているのを感じながら思う存分に味わった。

 やがて射精が収まるとセシルも戻ってくるが、子宮にほんのわずかな物足りなさを感じてしまう。


「ん――あぁ♡」


 肉棒を抜いて、思わずレックスの横に寝そべってしまいたかったが何とかこらえた。


「はぁ……気持ちよかった。セシルさん、後始末もよろしくっす」

「……え、ええ……♡」


 肉棒からゴムを外して、思わずそれに目を奪われた。


(す、すごい量……三回目なのに、とても濃いわ♡)


 ゴムの中には見たことがないほどの量の精液が詰まっていた。

 こぼれないように端を結んで掌に乗せる。

 ズシリとした重さを感じるほどの存在感。無意識のうちに指で突いて弾力などを確認してしまう。

 それをレックスは見逃さなかった。


「ありがとうございましたセシルさん。これで今夜も眠れそうっす」

「……え? そ、そう。よかったわ……そ、それじゃあ後片付けをするわね」


 身だしなみを整えて、レックスの体を綺麗に拭いてからセシルは部屋から出て行った。

 けれど絶頂したはずなのに、体の疼きは消えることはなかった。



「レックス君。退院おめでとう」


 翌日にレックスは退院することになった。

 怪我ももともと軽かったことに加えて、検査などでも異常なし。

 セシルは今日は休みをもらってレックスに付き添っている。

 なのでナース服ではない私服だ。


「ありがとうございます。セシルさんにもかなりお世話になっちゃいましたね。今日まで付き合ってもらわなくても――」

「そんな……もとはと言えば私のせいで入院することになったのだから、これくらいはさせてほしいわ」


 レックスが日用品などを買うらしいのでセシルはそれに付き添うことになっている。

 もともとセシルを助けた日もそのつもりだったらしい。

 クロスベルで育ったセシルの案内で二人は街を歩く。

 日用品と言っても大した数ではなく、二人でいろんなところを巡った。


(あんなことをしておいてなんだけど、デートみたいで緊張してしまうわね……)


 男性と二人きりで過ごすなど本当に久しぶりで最初は緊張していたが、しばらくするとセシルもいつも通りになった。

 最近はイリアの事で悩んでいたりもしていたので、普通に遊ぶのも久しぶりだ。

 本人でも気が付かないうちに様々なものを抱えていたらしく、レックスとの買い物……いや、デートはセシルにとっていい気分転換になった。

 夕方になり、彼が借りている部屋に誘われた。

 いい時間だったので夕食を作り彼にふるまう。

 美味しそうに食べてくれるだけで嬉しくて、セシルの心が温かくなる。

 食事がすんで洗い物が終わって、二人は他愛のない話をしていた。

 お互いの事や仕事の近況。そのうちセシルはイリアの事もレックスに相談してしまっていた。

 彼もまじめに聞いてくれて、一人で抱えていたものが少しだけ軽くなる。

 その少しがどれほどありがたかったのか、セシルはレックスに話して初めて気が付いた。

 その後はもう一度他愛のない雑談。心なしか先ほどよりも楽しい。

 だから時間を忘れてしまった。


「それでロイドったらその時――え? もうこんな時間……」

「あー、ほんとっすね」


 もう夜の10時になっていた。最後に時計を見た時はまだ7時くらいだった気がするのに。


「セシルさんと話してると楽しくて、あっという間に時間が過ぎちゃうっす」


 私も同じよ、とは言わない。


「今日はレックス君のお手伝いをするつもりが私のほうが相談に乗ってもらっちゃったわね。レックス君と話して、イリアの事もだいぶ整理できたわ」

「いえ、セシルさんの力になれたのならよかったっす」


 話すだけで楽になれたし、今日は本当にリフレッシュできた。

 こう言っては何だが本当に楽しかった。


「そ、そう……でももう帰らないと……あ」


 けれどその手をレックスが掴んだ。


「レ、レックス君……」

「セシルさん……今日は帰したくないっす」


 ゾクッとするほどオスの欲望がこもった声。

 帰らないと言えば何をされるのかなどわかりきっている。


「……ダメよレックス君。も、もうあんなことは――きゃっ」


 レックスが立ち上がり、セシルを抱きしめる。

 男性に抱きしめられる安心感を久しぶりに感じて浸りたくなるが、最後に残った理性で彼を振り払おうとする。


「ダメ……レックス君……」


 彼の胸に手を当てて押すが、それはポーズのようなものだった。

 レックスが顔を近づけてくるのを避けようとせず、ダメと言いながらも動かないで目を閉じる。


「ダメ――ん――ちゅ♡」


 優しく抱きしめられてキスされて、自分の中で何かが壊れた気がした。

 彼とはセックスはしてもキスはまだだった。それどころか抱きしめられたこともない。

 自分を好きにされるという期待がセシルの心に生まれ始める。


「ちゅ♡ ――ちゅう♡ ……ん♡」

「……ベッドに行くぞ」

「……はい♡」


 年下の男に命令されたのに全く嫌ではない。

 けれど移動する前に自分の鞄から箱を取り出した。


「あの、レックス君……これを……」


 取り出したのはコンドームの箱。

 パッケージには極薄と書かれている。昨日使ったゴムよりもはるかに薄いものだ


「セシルさんも期待してたんじゃねーか」

「い、言わないで……んむっ♡ ちゅ♡ じゅるるるうううう♡」


 抱きしめられながらキスされて舌を絡められ、二人はそのままベッドのある部屋まで移動した。

 そのままセシルをベッドに押し倒すと彼女に覆いかぶさる。


「きゃっ♡ レ、レックス君♡ 少し落ち着いて――んっ♡」


 縦セーターを裾からまくり上げられて、ブラも同じようにめくられる。

 ぶるんっと仰向けになっても形の崩れない爆乳をレックスはわしづかみにした。


「落ち着けるかっての。くうう、この爆乳をずっと揉みたかったぜ。ずっと焦らされてたんだから、もう我慢なんてしないからな」

「あんっ♡ ふあああっ♡ んっ♡ ま、待って――あああっ♡」


 乳首を掌で転がすように揉みしだき、掌で感触を楽しむ。

 右手を怪我していて満足に触れなかった。セックスの時も本当は思う存分に揉みたかったのだ。

 けれど焦らされていたという意味ではセシルも同じだった。

 自分がレックスにするばかりでしてもらうことはなかったので、愛撫などもほとんどされていない。

 男性に強く求められ、体を愛撫されて、彼女の女の部分がまたもや返り咲いていく。

 胸を揉みながら乳首をしゃぶると、ピクンとセシルの体が震えた。

 シーツをつかんで快感に耐えていると、今度は二つの乳首を同時に咥えられてしまう。


「ふああっ♡ レックス君っ♡ 二つ一緒なんてダメよっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡」

「ダメとか言いつつ硬くなってるぜ? ほら、素直に気持ちいいって言えよ。それともここもしてほしいか?」

「あっ♡ んあああっ♡ ああっ♡ ソコは――ひあああああああっ♡」


 下着の上から秘部を擦られて、そこから電流が走ったようだった。

 男性の指で快楽を与えてもらうということはこんなにも幸福だっただろうか?

 部屋にセシルの喘ぎ声が響いていたが、やがてレックスが自分の肉棒を露出させた。


「あぁ……やっぱり大きいわね♡」

「ちょっと胸を借りるぜ」


 またがったまま肉棒を胸で挟んで馬乗りパイズリを行う。

 胸で奉仕するではなく胸を使われる行為にセシルはゾクゾクしてしまい、レックスが腰を振るたびに感じてしまう。


「ふふ、私の胸の中でペニスが暴れているわ♡ そんなに気持ちいいのかしら?」

「当たり前だろうが。オレにパイズリしてもらうためだけに育ったみたいな胸しやがって。谷間がオレのチンポにぴったりになるまでしてやるからな」


 ドキッとすることを言われて、さらに胸を強く使われる。

 強く挟み乳首を使って肉棒を刺激しながら腰を振る。

 時には腰の動きを止めて乳首でカリを擦る。

 数多くの男性患者があこがれたであろうその胸を好きに使っているという優越感がレックスを興奮させていく。


「やべっ、もう出そう……」


 乳首をしごきながら胸で強く挟み、セックスをするように腰を打ち付ける。

 胸がこすれてセシルも感じてしまい、足をもじもじさせてしまっていた。


「ああっ♡ 出してレックス君♡ 私の胸を汚してっ♡ ああああああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「きゃっ♡ あああっ♡ ふ、服に……♡」


 熱い精液が放たれて、まくっていた服を思い切り汚した。

 おかげで顔にはかからなかったが、服に精液の匂いが染みついてしまいそうだ。

 この私服を着るたびにレックスのことを思い出してしまうかもしれない。


「はぁ……はぁ……セシルさん、今度こそ入れてやるよ。もう待ちきれないだろ?」

「……(コクン)♡」


 レックスがセシルからどくと、彼女はコンドームの箱の封を切って一枚取り出した。

 極薄のコンドームを取り付けると四つん這いになるように指示されたのでそれに従う。

 スカートをまくって、彼女の尻をがっちりと掴んで下着をずらす。

 肉棒を秘部に押し当てると彼女の体がビクッと震えた。

 今度こそ正真正銘のセックスをしてしまう。レックスのための性欲処理ではなく、自分が気持ちよくなるためのセックスだ。


「あぁ……レックス君♡ お願い、焦らさないで♡ 貴方のが欲しいのよ♡」

「はいはい。しょうがない看護主任さんだなっと」


 ガチガチに勃起した肉棒を一気に突き入れる。


「あああっ♡ ひあっ♡ ふああああああああっ♡」


 膣内を一瞬で埋め尽くされて、子宮が歓喜の悲鳴を上げた。

 昨日よりも薄いゴムで形がさらにはっきりとわかり、彼が腰を動かすたびに膣の形が変えられていく気がする。


「あっ♡ ふあっ♡ んっ♡ レックス君っ♡ は、激しいわっ♡ ひあああっ♡」

「当たり前だろ。へへ、この尻に思いっきり腰を打ち付けてセシルさんを喘がせてやりたかったんだぜ。今まで焦らされてたぶん思い切り楽しませてもらうからな」


 ゾクゾクするほど欲望に満ちた声。ここまで強烈な欲望はガイにすら向けられたことはない。

 彼はいつも自分を大事に扱ってくれた。壊れ物を扱うかのように優しく抱いてくれた。

 それに比べて、今自分を抱いている男は、セシルをモノのように扱う。


「ああっ♡ ふあっ♡ 胸がつぶれちゃうわっ♡ んああっ♡」


 セシルに覆いかぶさると、胸をわしづかみにしてタプタプともてあそぶ。

 つぶれてしまうほど強く握られてかすかに痛みも感じるが、それ以上に快感と悦びを感じてしまう。

 もしかしたら今、自分は生まれて初めて男性に求められているのかもしれない。

 腰を打ち付けられて愛液が飛び散り、腕ががくがくと震えて体を支えていられなくなる。

 それでも彼の欲望を全て受け止めたいとメスの本能が叫んでいる。


「ふあああっ♡ んあっ♡ レックス君っ♡ あっ♡ もっと激しくっ♡ 激しくしてえええっ♡」

「感じすぎだろ。ガイさんとのセックスでもこんなに乱れてたのかよ?」

「んあっ♡ ち、違うのっ♡ ガイさんとは――あっ♡ ふあああっ♡ い、言えないわ♡ 許して♡ お願い許して♡」

「いいから言えっ! 言わねーとやめるぞ!」


 右手を振り上げて、セシルの尻を思い切りたたく。

 乾いた音が響いて彼女の背筋がピンと伸びた。


「んひいいいっ♡ い、言うわっ♡ 言うから止めないで♡ ガイさんより……ガイさんとのセックスよりも気持ちいいのっ♡ すごく感じてしまうのよっ♡ あっ♡ んあああっ♡」


 気を良くしたレックスが彼女の腕をとると、後ろに引っ張りながら激しく腰を打ち付けた。

 射精に向けてラストスパートをかけて、自分が気持ちよくなるためだけに腰を動かす。

 気持ちよくなる穴として使われているセシルもイキそうになり、子宮口が肉棒の先端に吸い付く。


「一発目出すぞ。セシルさん、ちゃんと締め付けろよ」

「あっ♡ あああっ♡ ひあああっ♡ 出してええっ♡ 私の中に――んっ♡ ふああああああああ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ひあああっ♡ 熱いっ♡ 熱いのっ♡ んあああああああっ♡」


 膣の中でゴムが一気に膨らんでいき、それを感じながらセシルも絶頂した。

 薄いゴムが破けるのではないかと思うほどの大量の精液を感じる。

 腰をぴったりと押し付けて精液を出し切ったレックスが、大きく息を吐いて肉棒を抜いた。


「んひっ♡」


 情けない声を出してセシルがベッドに倒れる。

 だが「交換してくれよ」というレックスの言葉に体を動かして、ゴムを新しいものに交換した。

 コンドームの中には昨日のそれよりもさらに沢山の量の精液が詰まっている。

 ごくりと息をのんで、セシルは新しいゴムをつけるのだった。



「うぅ……やっぱり恥ずかしいわ♡」

「何言ってるんだよ! やっとこの時が来たぜ……ほら、こっち向いて!」


 レックスがカメラを構えてセシルを写真に撮っていく。

 彼女は私服を洗濯機にかけて、いつものナース服に着替えていた。

 この服の写真を撮りたいというレックスのリクエストに応えて持ってきていたのだが、当然写真を撮るだけでは終わらない。


「さーてと、それじゃあみんなのあこがれの看護主任さんに気持ちよくしてもらおうかな」


 レックスがカメラを片手にベッドに仰向けになる。

 胸でしたのを含めれば5回も出したというのに、彼のモノはまだ雄々しく勃起したままだ。

 セシルが新しいゴムをつけようとして、箱の中身が空になっていることに気が付いた。


「あれ? そういえばそれって5枚入りだっけ。じゃあもうゴムはないよな?」


 ベッドには使用済みのコンドームが5個散らばっていた。

 しかし、セシルはコンドームをもう一箱買っているのだ。

 だから鞄から持ってくればいいだけ。

 いいだけなのに。


「そ、そうね♡ もう……残っていないわ♡」


 嘘をつく。

 鞄まで取りに行く時間が惜しいし、レックスのモノを直接受け入れたいという欲求にあらがえない。

 昨日性欲処理した時と同じ体位。同じナース服。

 けれどセシルはタイツを脱ぐ時間も惜しいので自分で破いた。

 下着は濡れていてはく意味がないので履いていない。

 性欲処理ではなく、避妊もしない本当のセックス。


(ガイさん……ごめんなさい。でも私……もう我慢できないのよ♡)


 心の中で"かつての"最愛の人に謝り、レックスのモノを一気に根元まで受け入れた。


「あ――ひあああ♡ ひあっ♡ んあああああああっ♡」


 ゴムをしていた時とは比べ物にならないほどの熱さ。

 形もはっきりとわかる。今までのセックスがお遊びだったかのような、膣内で感じる圧倒的な存在感。

 ぐいぐいと子宮口を押し上げられて、そこからメスの悦びが全身に広がっていく。


(あああっ♡ ダメっ♡ こんなのっ♡ こんなペニスを知ってしまったら……♡)


 全身の力が抜けてレックスの上に倒れこむ。

 至近距離に彼の顔がある。優しく抱きしめられて男性の逞しさを感じて安心する。

 顔が近づく。


(ん――ちゅ♡)


 目を閉じて、唇が重なった。

 子宮口と肉棒の先端も同じようにキスをしている。

 かつての想い人の顔が頭に浮かんで、すぐに消えた。


(ガイさん……私……レックス君のことを……♡)


 二か所同時のキスで、セシルは完全に堕とされてしまった。

 うっとりした表情でレックスを見てもう一度、今度はセシルから唇を重ねる。

 上体を起こして、この人を気持ちよくしてあげたいという一心で腰を動かしていく。


「あっ♡ ふあああっ♡ あああっ♡ 大きいっ♡ レックス君のペニス、本当にすごく大きいわっ♡ 私の中をガリガリ削っているのが分かるの♡」

「とうとうセシルさんとの生ハメだからな。オレの形になるまでじっくり可愛がってやるよ」

「嬉しいっ♡ レックス君専用の形に変えてっ♡ あっ♡ ひあああっ♡」

「おいおい、ガイさんに申し訳なくないのか?」


 彼の口から最愛だった人の名を聞いて、背徳感で背筋がゾクゾクする。


「い、いいのよっ♡ ガイさんには申し訳ないけれど、でも……んっ♡ 私はっ♡ 今の私はレックス君のことが好きなのっ♡ 貴方を愛しているのよっ♡」


 騎乗位で腰を振って彼女の大きな胸が揺れる。

 それを写真にとりながらレックスはさらに質問を続けた。


「生ハメだけでオレのこと好きになっちゃったわけ?」

「ち、違うわっ♡ それもきっかけの一つではあるけど、ふあっ♡ 私を助けてくれて、自分が女だと思い出させてくれて、んうううっ♡ 話を聞いてくれて、一緒にいるととても心が満たされるのっ♡ ふあああっ♡ そ、それに――ガイさんが教えてくれなかった本当の女の悦びを教えてくれたのはレックス君だけなのっ♡ ひあああああああっ♡」


 子宮口を何度も突かれてそのたびにイキそうになる。

 カリで中を削られている感覚が弱くなっているのは、彼の形になっているからだろうか?

 嬉しくてたまらない。

 ウルスラ医科大学の看護主任として周囲に頼られる存在である彼女が、ナース服を着て男にまたがり乱れているなど誰が想像できるだろう。

 レックスのみが見ることができる光景を写真に撮り、一度カメラを置いて彼女の胸をわしづかみにする。


「服の上からでも揉みごたえのある爆乳だな。乳首はどこかな~」

「んひいいっ♡ そこっ♡ そこよっ♡ ふあっ♡ あああっ♡ 私の中でペニスが暴れてて、ふあっ♡ 震えてるわっ♡ んあああっ♡」


 射精の前兆を感じ取ってセシルがラストスパートをかける。

 一秒でも早く子宮で精液を受け止めたくて腰を振る。


「レックス君っ♡ あっ♡ ふああっ♡ 出してっ♡ 私の中にいっぱいっ♡ ひあああああああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ひあああああああああああっ♡ んああっ♡ あああああああああっ♡」


 何度も出したというのにマグマのように熱く大量の精液がセシルの子宮に注ぎ込まれた。

 膣内射精は経験があるが、ガイの時のそれとは何もかもが違う。

 これが本当の種付けなんだと教え込まれているようだ。

 背筋を伸ばして天井を仰ぎ絶頂に浸る。口元からよだれを垂れ流して射精が収まるのを待った。


「あっ♡ ……ひあっ♡ ……きゃっ♡ れ、レックス君? ま、待って♡ ひあああああああっ♡」


 射精が終わった瞬間にレックスがセシルを押し倒す。

 ナース服の前を乱暴に開いて乳房を露出させ、それを揉みしだきながら正常位で激しく腰を振った。


「ふああっ♡ んあっ♡ あああっ♡ ダメっ♡ 激しすぎるわっ♡ んあああああああっ♡」

「一回の中出しで満足できるわけねーだろ! おらっ、ガイさんと比べてオレのチンポはどうなんだよ! 昨日と同じように診察しろ!」

「あっ♡ ひあああっ♡ 大きくて、立派で、ふあっ♡ ガイさんじゃ届かなかった場所まで可愛がってくれるのっ♡ ああっ♡ このペニスに可愛がってもらうために生まれてきたんじゃないかって思えたのよっ♡ んううううっ♡ ふあああっ♡」

「ガイさんのことが嫌いになった?」

「そ、そんなことないわっ♡ ふあっ♡ ガイさんがくれたものは今でも大切よっ♡ でも、レックス君がすごすぎるだけなのっ♡ ガイさんがくれた沢山の幸せを上書きされちゃうのよっ♡ ひあああっ♡」


 ガイは今でも大切な存在だが、それをレックスがやすやすと上回るのだ。

 この男性に屈服するのが心地よすぎる。


「こんなエロい身体しやがって、今まで欲求不満だったんじゃねーのか? 昨日もゴムに興味津々だったしな」

「んっ♡ ごめんなさいっ♡ レックス君に出会ってから欲求不満ですっ♡ ふあっ♡ 昨日もレックス君とした後に、精液の詰まったコンドームをオカズに、あなたとのセックスを思い出してオナニーしたわっ♡ だけど全然イケないの♡ レックス君にしてもらわないと満足できないのよ♡」


 乳首に二つ同時にしゃぶりつきながらレックスがラストスパートをかける。

 肉棒がみちみちとセシルの膣を押し広げていく。


「レックス君っ♡ 私もイクっ♡ イッちゃうわっ♡ あっ♡ 出してっ♡ いっぱい出してっ♡ ふあああっ♡」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「ふあああああっ♡ ああっ♡ んあああああああっ♡」


 二度目の膣内射精を受けてセシルがまたも絶頂する。


 子宮がみっちりと広げられていき、注がれる精液を全て受け止めようと子宮口が大きく開いている。

 爆乳に顔をうずめて二つの乳首を同時にしゃぶりながらの射精。

 掌、顔、口で彼女の乳房を堪能しながら思う存分精液を吐き出した。


「あっ♡ ……ひあっ♡ ……ん♡」


 絶頂の余韻から戻ってこれないセシルを無視して、レックスは再び腰を打ち付け始めた。



「あっ♡ ふあっ♡ ああっ♡」


 窓から朝日がさしてきても、二人のセックスは終わっていなかった。

 体を密着させて、種付けプレスでレックスがセシルに腰を打ち付ける。

 胸板で彼女の胸をつぶして感触を楽しみ、唇を重ねながらただ腰を振る。

 セシルの胸やうなじはキスマークだらけで目も虚ろだが、レックスを離さないという意思を込めて彼を抱きしめていた。


「そろそろ最後だ……どこに欲しい?」

「あっ♡ んっ♡ 中にっ♡ 中に出してっ♡ お願いよっ♡」


 ベッドに散乱しているコンドームは7つにまで増えていた。

 あの後まだ避妊具が残っていることを聞き出したレックスが意地悪をするためだけにそれをつけてセックスをしたのだ。


「お願いレックス君っ♡ 中に出してちょうだいっ♡」

「これ以上出したら妊娠するかもしれないぜ?」

「いいのっ♡ 私でよかったらあなたの赤ちゃんを産ませてっ♡ 私を本当の女にしてくれたあなたの赤ちゃんなら喜んで産むわっ♡ 愛する人の子供が欲しいのは当然よっ♡ ああっ♡ ひあっ♡」


 ビキビキっと肉棒が大きくなり射精の前兆が訪れた。


「好きっ♡ 好きよレックス君っ♡ お願いっ♡ 貴方の赤ちゃんを孕ませてっ♡ あっ♡ ふあああああっ♡」


 ――びゅるるうううう!!


「ひああああああああああああああっ♡」


 流石に量は減ってしまったが、それでも出されているとはっきりわかる量の精液。

 唇を重ねて舌を絡めあいながら最後の絶頂を堪能する。


「ちゅるるっ♡ じゅるるるう♡ レックス君♡ れりゅううう♡」


 ねっとりと糸を作って二人の唇が離れ、レックスがセシルから肉棒を抜いた。

 大量の精液がこぼれていく切なさを感じながらセシルが息を整える。


「さて……せっかくなら」


 レックスがコンドームを集めてセシルの体に乗せた。

 膝や肩、そして胸の上にも乗せる。


「レックス君……ん♡」


 肩を抱かれてドキッとすると、最後のゴムを差し出された。

 それを口に咥えさせられてカメラ目線。


「セシルさん、エロすぎだぜ」

「…………♡」


 こんな恥ずかしい写真を撮られるのに、全く嫌ではない。

 レックスのモノになれた悦びを感じながら、セシルは彼に抱かれて写真を撮られるのだった。



「じゃあレックス君。私は行くわね」


 後片付けをして、私服に着替えたセシルが帰る準備を終える。

 と言ってもこれから出勤だ。ほぼ徹夜だが休憩時間までは何とかなるだろう。


「仕事頑張ってくれよ。そういえばイリアさんについていくのか?」

「いいえ、私は医科大学に残るわ。そこで自分のやるべきことを果たそうと思うの」

「そっか。がんばれよ」

「ええ……っ♡」


 急に寂しくなってセシルがレックスに抱き着く。

 そのまま激しく唇を重ねた。


「ちゅ♡ れりゅうう♡ じゅるるるう♡」

「おいおい、どうしたんだよセシルさん?」

「急に寂しくなって……それにレックス君は戦場カメラマンで、危ないところに行くかもしれないんでしょう?」


 昨日話をしたときにレックスも自分のことを話してある。


「本当なら、レックス君にはそんな危険を冒してほしくない……私は、一度大事な人を失っているから……あんな気持ちはもう味わいたくないわ……んむっ♡ れりゅうう♡」


 今度はレックスからキスされる。


「ちゃんとまた会いに来て抱いてやるから安心しろよ」

「っ♡ ……わかったわ♡」


 かつてロイドたちが碧の大樹に挑んだ時のようにお守りを渡そうと思ったが、そんなものすらレックスには不要だろう。

 なら自分にできるのは、いつ彼が来てもいいように体の準備をしておくことだけ。


「次はもっと私もレックス君にしてあげられるように頑張るわ」

「ああ、期待してるぜ」

「アブノーマルなプレイもレックス君となら受け入れるけど……そのときは連絡してね? そういったジャンルの本を読んでバッチリ鍛えておくから♡」

「じゃあさ」


 レックスがセシルの尻を撫でて、アナルに指をあてた。


「んっ♡」

「ここの処女を奪ってやるから。使えるようにしておいてくれよ」

「あんっ♡ ふあっ♡ ええ、わかったわ♡」


 最後にもう一回キスして二人は離れた。


「……さて、じゃあスカートをめくれよ」

「……もう♡ エッチなんだから♡」


 セシルが厚手のロングスカートをめくる。

 彼女のショーツには昨日のセックスで使用したコンドームが7つ全て結ばれていた。

 すっかり冷たくなっているのに触れた個所が熱くなり、変わらぬオスの匂いを発している。

 それを当然レックスが写真にとる。


「ああ♡ ……こんな変態みたいなことをさせられるなんて♡」

「ばれないように気を付けてくれよ?」

「ええ♡ それじゃあ、レックス君、またね♡」


 歩くたびにレックスの女になったことを意識させられながら、セシルは職場に向かうのだった。



 8月31日の昼過ぎ。

 クロスベルを歩く二人の遊撃士がいた。

 エステル・ブライトとヨシュア・ブライト。

 彼女たちは周囲に気を配りながら指定された部屋の前にたどり着く。


「ヨシュア、ここよね?」

「ああ、エリィさんに紹介された部屋だ。聞いた話だともう中には……」


 ヨシュアがインターホンを押すと、しばらくしてドアが開く。


「エステルさん、ヨシュアさん、ひさしぶりっすね」


 ドアを開けたのはレックスだった。


「久しぶりね、レックス君」

「お久しぶりですレックスさん」


 レックスは帝国時報の記者だが、数か月間リベールに研修に来たことがある。

 その際にエステルたちやティータなどにも取材をしたので、彼女たちとは顔見知りなのだ。


「明日のことは聞いてます。積もる話は後ってことでまずは入ってくださいよ」


 明日エステルとヨシュアはオルキスタワーに潜入する。

 そのためにクロスベルに潜伏する場所としてこの部屋を紹介してもらったのだ。

 部屋代を支払っているのはエリィだが、怪しまれないようにレックスの名義で部屋を借りている。

 マンションの一室とはいえかなり広く、部屋も複数ある立派な部屋。

 明日に備えて英気を養うには十分な環境だ。


「それじゃあお邪魔します」

「どうぞどうぞ」


 ヨシュアが先に部屋に入っていく。


「あたしもお邪魔しま――んっ♡」


 エステルも中に入ろうとして、レックスに尻をつかまれた。


「ちょ、ちょっとレックス……♡」

「へへ、またエロい尻になったか? 後でじっくり確かめてやるよ」

「ま、まったくもう……♡」


 レックスの股間に手を伸ばしかけて、ハッとエステルが我に返る。

 そのまま尻を撫でられながら、エステルも部屋に入るのだった。

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