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pixiv様に投稿したものに追加シーンを加えたものです。



 愛する人と結ばれたい。そんなささやかな幸せを得るために、彼女はこれまでずいぶんと長い間努力をしてきた。

 学生時代に彼と出会い、絆を育み、互いに惹かれあった。

 衝突したこともあったし辛いことも沢山あった。それでも彼と育んできた絆、そして愛情も空にとっては大切なものだ。

 人類が再び生存権を築き上げ、大きな問題がなくて落ち着き始めたころ。

 水無月空は改めて今の幸せを噛みしめていた。


「空」


 最愛の人の声がする。

 門倉甲。空の夫は彼女を心配そうに見ていた。


「なんだか元気がないみたいだけど、悩みでもあるのか?」

「バカね、そんなのないわよ。甲と一緒に居られて幸せだなって思ってただけ」

「そんなの俺だって……」


 照れたように彼が笑う。そんな顔を見るのも空は好きだった。

 幸せなのは間違いない。甲と一緒の日々がずっと続けばいいと思う。そのための努力をする覚悟もある。

 だけど一つだけ。たった一つだけ空には悩みがあった。

 そのせいで少し寝不足なのだ。


「ああ、そうだ。今日はこれから仕事が忙しくてさ、悪いんだけど先に寝ててくれないか?」

「ええ、わかったわ。旦那にはしっかり働いて稼いでもらわないとね」


 行ってくる、と言い残して彼は仕事に出かけた。

 生活のために頑張ってくれている甲には本当に感謝している。

 自分も今日早く休もうかと思ったが、その休むことが彼女にとっては大きな問題なのだ。


「今日も……なのかしら……」


 不安だが眠らないわけにはいかない。

 彼女はシャワーを浴びて寝巻に着替えてベッドに横になる。

 眠ることが少し怖かったが、寝不足の彼女は目を閉じていると彼女は自然と眠ってしまった。

 今日も夢を見ることにおびえながら。




「んおっ♥ んおおおおおっ♥ ひあああっ♥」


 その夢は、いつも女性の喘ぎ声から始まる。

 喘ぎ声、と言っていいのかもわからないほど下品な声。

 その次に聞こえてくるのは肉同士のぶつかる音。

 そして、ぼんやりとその光景が見えてくる。


「すごいっ♥ あたしの中でチンポが暴れてるっ♥ ふおっ♥ んおおおおおっ♥ 」


 どうやら今日は千夏からのようだ

 彼女は裸でベッドの上に四つん這いになり、男に犯されていた。

 男のほうは千夏をモノのように扱い、自分勝手に腰を打ち付けている。

 乾いた音が部屋に反響して喘ぎ声と重なる。千夏はよほど気持ちいいのか口元からよだれを垂れ流して乱れていた。

 彼女が甲を好きだったのは知っている。甲はたくさんの女性に好意を寄せられていたから。

 けれど、今彼女を犯しているのは。


「ふあああっ♥ 雅っ♥ 気持ちいいのっ♥ もっと突いてっ♥ もっと激しく犯してえええっ♥」


 甲ではなく、その親友であり相棒だった須藤雅が千夏を犯している。


「うーん、あい変わらずいい締まりだ。初めて見た時から可愛いと思ってたけど、ここの具合まで一級品とはな」

「ふあ♥ おっ♥ んおおおっ♥ 全部雅のおかげだからぁっ♥ 雅があたしを抱いてくれて、んひっ♥ ふあああっ♥」

「今では俺が呼んだらすぐに来る性奴隷みたいなもんだよな?」

「いいからっ♥ それでもいいからもっとっ♥ ふあっ♥ ちんぽふくらんでるっ♥ んっ♥ ふああああああああっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んひいいいいっ♥ イクっ♥ イクイクッ♥ んああああああああっ♥」


 中にたっぷりと出されて千夏が絶頂する。

 二、三度腰を打ち付けて雅が肉棒を抜くと、大量の精液がそこから流れた。

 彼の肉棒は甲のモノとは比べ物にならないほど大きい。

 あんなものを受け入れてしまったら絶対に壊れてしまう。


「さーてと。菜ノ葉ちゃん、綺麗にしてくれよ」

「はい、ご主人様♥」


 ベッドの隅で裸で待機していた菜ノ葉が雅の肉棒の掃除を始める。


「んむっ♥ ちゅ♥ れりゅうう♥ ちゅるるうう♥ ご主人様のおちんちん、すっごく美味しいです♥ じゅるるううう♥」

「ちゃんと綺麗にしろよ。うまくできたら後でご褒美をやるからな」

「はい♥ ちゅむっ♥ れろぉ♥」


 自分の事をご主人様と呼ばせて、それこそ従者のように扱う。

 今の雅は菜ノ葉のことを肉棒を掃除させる道具としか思っていないだろう。

 そんな扱いを受けているのに、どうして菜ノ葉はあんなに幸せそうにしているのかが空にはわからない。


「ん――ちゅるるるるるううううう……ちゅぽんっ♥ ……んくっ♥ んくっ♥ えへへ、綺麗になりました♥」

「ごくろーさん。じゃあ次は……亜季、こっちにこい」

「うん、待ってた♥」


 裸の亜季が嬉しそうにベッドに上がる。

 彼女の事も姐さんや亜季さんと呼んでいたのに雅は呼び捨てにしていた。


「ほら、いつもみたいにパイズリしてくれよ。ああ、菜ノ葉ちゃんもいつもどおりな」

「学習成果、見せてあげる♥」

「はい、ご主人様♥」


 亜季が雅の巨根を胸で挟む。それだけで彼女はうっとりとした表情になっていた。

 男性のモノを胸で挟むとああなってしまうのだろうか?

 きっと雅だけなのだろうと空でも思ってしまう。

 菜ノ葉は雅の背後に回る。何をするかは夢で何度も見ている空も知っていた。


「失礼します――ちゅ♥ ちゅるるうう♥」


 菜ノ葉が何のためらいもなく雅の肛門を舐め始める。

 しわの一本一本を伸ばしていくように丁寧に舌を這わせていく。

 亜季も胸で挟む肉棒に唾を垂らして上下に扱き始めた。


「んっ♥ んっ♥ 雅のおっきい♥ 本当に素敵♥ ご奉仕のし甲斐がある♥」

「亜季のパイズリも相変わらず最高だぜ。この爆乳、学生時代に初めて見た時から好きに揉んでやりたくてさぁ」

「言ってくれればよかったのに♥ んっ♥ んっ♥ 雅なら、大歓迎♥」

「あの時の亜季は甲に夢中だったろ?」

「やめて。それ黒歴史」


 あんなにも甲を大切に思っていたのに、それを黒歴史扱いしているようだ。


「おふっ、そうそう。ケツもいい感じ。あー、やっぱ菜ノ葉ちゃんにケツ舐めさせながら亜季にパイズリさせるのは最高だぜ。菜ノ葉ちゃん、甲にもしてたのかよ?」

「ちゅうう♥ じゅるるう♥ し、してません♥ ご主人様だけですから♥ 甲の事は一時の気の迷いだったんです♥」

「んっ♥ 気持ちはわかる♥ 雅に可愛がってもらえたら、甲の事なんてどうでもよくなる。ちゅう♥ じゅるる♥ れりゅう♥」


 気分が乗ってきたのか亜季が口でも奉仕を始めた。

 乳首でカリの溝の部分をなぞりながら先端を咥える。


「ちゅっ♥ ちゅるるうう♥ 先っちょも舐めてあげる♥ れりゅう♥」

「そうそう、胸も使いながら舌もな。教えたことしっかりできてるじゃねーか」

「もう数えきれないくらい挟んだから♥ んあっ♥ おっきくなった♥ 出そう? いいよ♥ だして♥」

「ちゅるるうう♥ じゅるるうううう♥」


 胸の中で雅の肉棒鵜が一回り大きくなって射精の前兆を感じた亜季が、奉仕の激しさを増していく。

 それを聞いた菜ノ葉も雅の尻の穴を激しく丁寧に舐め始めた。

 少しでも気持ちよくなってもらいたいという彼女の想いが空にも伝わってくる。


「あー、もう出そう。亜季、ぜんぶ飲めよ」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んぶうううっ♥ んむうううううううっ♥」


 亜季の口の中で大量の精液がはじけて、口からもこぼれてしまう。

 全部飲めと雅はよく命令するが、実際に彼女たちが精液を全て飲み込めたことは一度もない。

 理由は簡単で、雅の精液の量が多すぎるからだ。


「んくっ♥ んくっ♥ 雅の……美味しい♥」

「またこぼしやがって……おい、ケツはもういい。真ちゃん、こっちにこい」

「ふーーーっ♥ ふーーーっ♥」


 次にベッドに上がってきたのは、空の最愛の妹である真だった。

 彼女は目隠しをされて視界を奪われ、ボールギャグまでつけられている。

 かつてうまく話すことができなかった彼女だが、今は完全に言葉を奪われていた。

 始めは妹にあんなものをつけさせている雅に怒りが沸いた。

 けれど今は。


「真ちゃん、どうしてほしい?」

「んううっ♥ んうううっ♥」


 雅の声で方向を察して、四つん這いになって彼に尻を向ける。

 早く犯してくださいと言っているようだ。

 雅もそれに応えて真の小さな尻をつかんで肉棒を宛がった。


「んごっ♥ んおおおおおおおおおおおおおっ♥」


 真の背筋がピンと伸びる。雅が入れたのは膣ではなくアナルのほうだった。

 小さい体に小さな穴なのは想像できるが、雅の大きなものをやすやすと受け入れる。


「うん、いい具合だ。最初はキツキツだったけど、すっかり俺のサイズまで広がったな。さんざんやりまくった甲斐があったぜ」

「んっ♥ んぐううっ♥ んむううっ♥」


 嬉しいです、と真が言っている気がする。

 バックで真を犯していると他の四人が雅のもとに集まってきた。


「雅♥ あたしもあたしも♥」


 千夏が右側に陣取ったので、彼女を抱きしめて胸を揉みしだく。


「ご主人様♥ ご奉仕しますね♥」


 菜ノ葉が左側に陣取り、雅の乳首を舐め始めた。


「雅♥」


 亜季は背後から抱き着いてきて巨乳を押し付けてくる。

 4人の女を同時に味わって彼の興奮も最高潮に達しているのか、真を犯す腰の速さが上がった。


「へへ、お前らは何回抱いても飽きねーな。これからもやりまくって孕ませてやるからな」

「うん♥ あたし雅の子供ならいくらだって産むよ♥」

「同じく♥ いっぱい孕ませて♥」

「私に赤ちゃんを仕込んでいいのはあなただけですからぁ♥」

「んむううっ♥ んっ♥ んおおおおおおっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んごおおおおおおおおっ♥」


 何度も体痙攣させて真が絶頂した。

 肛門から精液が溢れてきてベッドに落ちていく。


「さて、全員四つん這いになれ」


 真から肉棒を抜いた雅が命令すると、全員が四つん這いになって尻を並べた。


「雅ぁ♥ お願い♥ 都合のいい性奴隷でいいから♥ 早く犯してぇ♥」

「私も♥ できることなら何でもしてあげる♥ セックス以外でも♥ 雅のためなら何でもする♥」

「ご主人様♥ どうか道具として使ってください♥ 一生ご主人様のお尻を舐める役割でも構いません♥」

「んむうっ♥ んうううう♥ んうううううううううううっ♥」


 その後も淫らな宴は続く。

 全員に一発ずつ中だし。

 自分の体を全員になめさせる。

 その後はアナルに一発ずつ。

 もっと出してください。孕ませてくださいと何度も懇願させ。

 彼女たちがあさましいメスになっていくのを空は見届けた。

 セックスが終わったときに、雅以外の全員がベッドに倒れていた。

 膣とアナルから精液を垂れ流して幸せそうにしている。

 彼女たちが幸せだとわかるのは、空も女だからだろうか?




「ちゅるるう♥ じゅるるうう♥ れりゅうう♥ 雅さんにご奉仕できてうれしいです♥ れりゅうう♥」


 雅は基本的に複数同時に抱いているようだが、日によっては一人だけを集中して抱くことがある。

 今日のその相手は桐島レイン。ある意味甲をもっとも支えたと言っても過言ではない女だ。

 そんな女を雅が目を付けないはずがない。そしてレインも他の者たちと同じように彼の女になっていた。


「レインのパイズリフェラ……はぁ、落ち着くぜ」

「私はドキドキしてしまいます♥ こんなに大きな……ちゅっ♥ れりゅう♥」


 幸せそうに胸と口で奉仕するレインを見て、空は少しだけ羨ましいと思ってしまった。

 自分もあのくらい胸が大きければ甲のモノを包んであげられるだろうか。


「こういうのって甲にもしてたのか?」

「う……あの人の事は思い出させないでください。それにそんなことを聞いて楽しいのですか?」

「ああ」

「そういうことでしたら……えと、何度かしたことがありますが、雅さんのように大きくはないので……そ、それに。んあっ♥ 挟んでいてしっくりくるのは雅さんのモノだけです♥ もう絶対に甲さんの小さくて頼りないモノなんて挟みません♥」


 雅と甲の肉棒のサイズの違いは空から見ても明らかだ。

 けれど、彼女が甲を貶すようなことを言っているのが本当に信じられない。


「んむっ♥ ちゅっ♥ れりゅううううう♥ じゅるうううう♥ そろそろでしょうか?」

「ああ、咥えろ」

「はい♥ ちゅるう♥ じゅるるう♥ れろぉ♥ ちゅうううう♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んぶっ♥ んうううううううううううっ♥」


 たっぷりとレインの口の中に雅が射精していく。

 口元からこぼれて彼女の胸を汚していくが、レインは飲みこむのに必死で拭うこともできない。


「ちゅ――ちゅるるるうう……ちゅぽんっ♥ はぁ♥ 雅さんの精液、とてもおいしくて体が熱くなってきてしまいます♥ れりゅう♥ じゅるるう♥」


 胸についた精液も直接舌で舐めとり、彼女はベッドに仰向けになった。

 雅が覆いかぶさっ片手で胸を揉みながら肉棒を秘部にあてがう。


「雅さん♥ 早く入れてください♥ 雅さん専用のオマンコに入れてください♥」

「俺専用って割には甲もしてたんだよなー」

「そんなぁ♥ あんなものはノーカウントです♥ 甲さんのちっちゃいオチンポなんて全然気持ちよくありませんでした♥ 雅さんに初めて抱いていただいたあの時が、私の本当のロストバージンだったんです♥」


 必死で訴えかけるレインからは後悔の気持ちが伝わってくる。

 どうして自分は甲としてしまったんだろうという激しい後悔だ。


「お願いします♥ 私の子宮にたっぷりと精液を注ぎ込んでください♥ 雅さんの赤ちゃんを産ませてください♥」

「じゃあ今度から俺が呼んだらすぐに来るか? 恋人、セフレ、性奴隷、それ以下の肉便器としてならこれからも使ってやるよ」

「ああっ♥ 嬉しいです♥ 雅さんの肉便器になりたい♥ なりたいです♥ おねがいしま、んああああああっ♥」


 レインの膣内に一気に肉棒をぶち込み、すぐに激しく腰を振り始める。


「んおおおっ♥ ふおっ♥ おおおおっ♥」


 胸を揉みしだきながら乳首を扱きあげ、レインの膣内を蹂躙している。

 腰を打ち付けるたびに愛液が飛び散っている。


「あんっ♥ ふああっ♥ 乳首取れちゃいますっ♥ あああっ♥ 胸も伸びてっ♥ んうううっ♥」


 口ではそう言っているが、本心ではそれでもいいと思っているのが空にもわかる。

 雅になら何をされてもいいと思っているのだ。自分のすべてを雅に捧げているのだ。


「雅さんっ♥ ふあっ♥ んひいいいっ♥」


 乳首を軽く噛んでクリをつまむとレインが大きくのけぞった。

 無意識のうちなのか雅を抱きしめて、彼の顔を自分の胸に押し付ける。


「んおっ♥ ふおおおおっ♥ 気持ちよすぎますっ♥ あっ♥ ふああああああああっ♥」


 美しい女性から乱れる雌になったレイン。

 あんな風になりたくないはずなのに、あんなレインは見たくないはずなのに、空は目を離せない。


「レイン、そろそろ……」

「んおおおっ♥ はいっ♥ 注いで下さいっ♥ だしてええええっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んおおおおっ♥ 熱いっ♥ おっ♥ ほおおおおおおおおおっ♥」


 マグマのような精液を子宮にぶちまけられてレインが絶頂した。

 種付けプレスにだいしゅきホールドで応えて、雅の欲望を余すことなく受け入れていく。

 一匹の雌として完全に満たされた表情が、なぜか空には印象的だった。

 だって、自分は甲とセックスしてもあんな風になったことがないのだから。


「おっ♥ ……ふおっ♥ ……んおっ♥」


 レインが絶頂から戻ってこないうちに雅が腰を振り始める。

 二人のセックスはまだまだ続いたのだった。


「っ!」


 空が目を覚ますと、全員が汗でびっしょりだった。

 体中が敏感になっている。まるで甲に愛撫されたときのような……もしくはそれ以上に。


「またあの夢……」


 これが空の唯一の悩み。最近なぜかこんな夢を見続けてしまうのだ。

 あの、自分のよく知る者たちが雅に溺れている夢を。

 この夢のせいで寝不足になり甲にも心配をかけている。

 けれど、空はこの夢について一つ心当たりがあった。

 あれは夢ではなく、実際に起こったことを見せつけられているのだという事。


「見せている相手は……一人しか考えられないわね」


 こんなことはやめさせなくては

 空は覚悟を決めて、彼と連絡を取った。



 数日後。

 空は雅に呼び出されて、とある場所までやってきていた。

 扉の前に立ち、一度深呼吸をする。ノックをすると「入れよ」と返事が来たのでドアを開けた。


「よっ、空。よく来てくれたな」


 久しぶりに会う雅は何も変わっていないように見えた。

 いや、なんとなく学生時代の雅を思い起こさせる。

 けれどあの夢を何度も見せられた空にとって、今の雅は何も変わっていないように見えても以前と同じ人物には見えなかった。

 矛盾しているが本心だ。

 ベッドの縁に座り空を手招きする彼だったが、空は当然ベッドに等座らずに彼の数メートル手前で立ち止まる。


「雅……」

「それで、いきなり会いたいって何の用だよ?」

「何の用って……あ、あの夢はあんたの仕業でしょ?」

「ああ、そうだぜ?」


 問い詰めると彼はあっさりと認めてしまった。


「で? 感想は?」

「か、感想なんてないわよ! もうあんなものを見せるのはやめて! はっきり言って迷惑なのよ!」

「マジかよ。てっきり空にも楽しんでもらえると思ってたのにさ」

「楽しいわけないじゃない! だいたいなんであんなものを見せるのよ!」

「そんなの決まってるだろ……お前も俺のものにするためだ」


 雅が立ち上がり、ゆっくりと近づいてくる。

 ビクッと体を震わせて、思わず空が自分を抱きしめた。


「こ、こないで……来るなぁっ!」


 ゆっくり、ゆっくり。


「ダメ……やめてってば……ダメ……」


 空の手前で立ち止まり、彼女を抱きしめる。

 ぎゅっと力を込められて、思わず自分のすべてを差し出したくなってしまった。


「や、やめなさい……離して……っ!」


 じたばたと体を動かして振り払おうとするも、男の雅の力には及ばない。


「おいおい、本当に嫌ならもっと本気で抵抗しろよ。全然力がこもってないぜ?」

「う……」


 男とか女とかは関係がない。

 本気で抵抗すれば簡単に逃げられるのに、空の抵抗が弱すぎるのだ。


「全然抵抗しないな」

「……な、なにをするつもり?」

「おいおい、待ち合わせ場所がこんなとこなんだから、何をするかなんてここに来る前から察してたはずだ」


 二人がいる場所は一言で言ってしまえば高級ホテルのロイヤルスイート。

 待ち合わせの時間は当然夜だ。


「甲にはなんて言ってきたんだよ?」

「あ、あいつは今日……仕事……」

「ははっ、旦那が働いてるときに俺に抱かれることを期待してここに来たってわけか」

「ちが――あ」


 顔を上げたとたん、目の前に雅の顔があった。

 目が合う。金縛りにあったように体が動かなくなる。


「――ちゅ♥」


 唇を奪われて、強弱をつけて押し付けられる。

 そこが触れあったとたんに空の体の力が抜けたが、雅が倒れないように支えてくれていた。

 左手を背中に回して空の胸を自分の胸板で押しつぶすように強く抱きしめ、右手を彼女の尻に回して揉みしだく。


「んっ♥ んむっ♥ ちゅっ♥ やめ――ちゅ♥ やめてってば――ちゅう♥ ……ちゅ♥ ……んちゅう♥」


 優しくキスをされているだけなのに、愛撫されているような感覚が唇から全身に広がる。


「んむっ♥ ……ん――はぁ♥ 待って雅――ちゅ♥ お、お願いだから――ちゅ♥ ……んっ♥」


 唇を重ねていただけなったのに、彼の舌が空の口の中に侵入してきた。

 それは空の舌を一瞬のうちに探し出して絡めとる。


「んううっ♥ ちゅるるう♥ れりゅうう♥ じゅるるううう♥」 

「ほら、空ももっと舌を絡めろよ」

「ちゅるう♥ じゅるるるるるるうううううううう♥ れりゅううううう♥」


 自分から絡めなくても雅の舌が空の口の中を犯すように蹂躙していく。

 当然だが甲とのキスとは全く違う舌の動かし方だ。

 優しく愛し合うように舌を絡めなが少しずつ激しさを増していく彼のキスとは違い、最初だけは優しいがすぐに激しくかき回されるキス。

 愛し合うどころか自分の口の中を味見されているような、それでいて身体を強制的にセックスの準備をさせられているような感覚。


「んむっ♥ れりゅうう♥ ちゅるるうっ♥ ま、待ってっ♥ ちゅっ♥ やめてって言ってるでしょ♥ じゅるるううう♥」


 口を離してもすぐにまた唇を奪われる。

 無理矢理犯されているのになぜか心地よさを感じてきてしまう。

 オスの欲望を正面からぶつけられて空のメスの部分が無意識のうちに悦んでいるのだ。


「空の口の中は美味いな……今まで抱いた女の中でもトップクラスだ」

「さ、サイテーっ♥ ちゅるる♥ じゅるるううううううううう♥ ちゅっ♥ れろぉ♥」


 いつの間にか服の上から胸を揉まれていた。乱暴に揉まれているのに乱暴なキスと合わさって空の感度がどんどん上がっていく。

 抱きしめられ、胸を揉まれて、キスをされている。たったそれだけなのに空は全身を愛撫されているかのように感じ始めていた。


(だ、ダメっ♥ 雅のキス、気持ちよすぎて――あぁっ♥ う、うそでしょ♥)


 目がトロンとして体の力が抜ける。抵抗は完全に消えており、彼のキスに身を任せてしまっていた。

 壊れそうなほどきつく抱きしめられてキスの激しさも増す。

 ビクッと空が震えて、体の奥底から大きな快感が込みあがってくるのを感じた。


(う、うそっ♥ これ、まさか――キスだけで♥)


 キスだけでイキそうになっている。

 こんなことをされてイキたくない。

 早くイカせてほしい。

 二つの感情がぐるぐる回る。


(ああっ♥ だめっ♥ イクっ♥ ほんとにイッちゃう……あああっ♥)


 空が絶頂を覚悟したとたん――雅が急に唇を離した。

 ねっとりとした唾液の糸が二人の舌をつないでおり、それがぷつんと切れる。


「はぁ♥ ……はぁ♥ な、なんで……♥」

「イキたかったのかよ?」

「ち、違うわよ……♥」


 トロトロに蕩かされた空の顔はイキたかったと正直に言っている。

 口元から唾液を垂らしており、頬は紅潮して呼吸も荒い。

 今すぐにでもキスの続きをして貰いたい。


(ち、違う! 私は雅に文句を言いに来たのよ!)


 自分がここに何をしに来たのかを思い出した。

 あの夢を見せるのをやめさせるためだ。キスでごまかされるわけにはいかない。

 甲との幸せを守るために空はここに来たのだから。


「雅。話がそれたけど、あんな夢を私に見せるのは――」


 雅が突然自分の肉棒を露出させた。


「もう……やめ……♥」


 それを直接見た瞬間に、空はその肉棒に意識のすべてを奪われた。

 夢で何度も見たそれは、直に見るとさらに存在感を強く感じる。

 それを見ただけで、彼女は自分のすべてを捧げたいとすら思ってしまった。


「す、すごい……大きい……♥」


 雅は何も言わずに立っているだけ。

 空は自然と彼の前に跪いた。

 目の前にそれがある。匂いを嗅いでいるだけでクラクラしてしまう規格外の肉棒がある。

 まるでそれに誘われるように、もしくは女である以上そうするのが当たり前であるかのように。


「ん――ちゅ♥」


 空は肉棒の先端に唇を捧げた。

 触れた唇が火傷してしまいそうなほど熱さを感じる。

 熱い。硬い。大きい。逞しい。この肉棒に尽くしたい。


「ちゅ♥ ちゅるるう♥ れりゅううう♥ あぁ♥ すごく熱いわ♥ それに硬くて……じゅるるう♥」


 キスをした後彼女は口で奉仕を始めていた。

 肉棒の裏筋を根元から先端まで舐め上げて、もう一度先端にキス。

 全体に唾液をまぶしていき、カリの深い部分を舌の先端でなぞっていく。


「うっ……あの空が俺のチンポを舐めてるとかたまんねえ。甲にもこんな感じでしてるのかよ?」

「ちゅっ♥ ちゅうう♥ ちゅるるううう♥ え、ええ♥ そうね♥」

「ところで何か俺にいいたいことがあったんじゃないのか?」

「ちゅうううう♥ れりゅうううう♥ あ、後でいいわよ♥ 今はこっちが先♥ じゅるるううう♥」


 今の空にとって雅の肉棒に奉仕することが最優先事項。

 肉棒を咥えようとしたが、大きすぎて少し躊躇ってしまう。

 甲のモノなら簡単に咥えられるのに。

 仕方なく肉棒を手で扱きながら雅の玉袋を咥えた。


「はむっ♥ れろぉ♥ ちゅるるうう♥ タマタマもずっしりしててすごく重いわ♥ 精液がいっぱい詰まってるのね……♥ れりゅりゅううう♥」


 玉袋のしわの一本一本に舌を這わせるように丁寧に奉仕していく。

 左右のタマを舌で転がすと肉棒が跳ねたので、うれしくなってそれを何度も繰り返した。

 やがて玉袋がふやけてくると、空はもう我慢ができなくなり大きく口を開ける。


「あ――んっ♥ れりゅうう♥ じゅぶるるるるううう♥」


 肉棒を咥えこんで顔を動かして扱く。

 顎が外れそうなほどの大きさだったが、咥えていると子宮がキュンキュンと疼いてくるのでやめられない。

 肉棒の先端が喉の奥まで届き、そこを擦られるたびに空も気持ちよくなってしまう。


「じゅるるうっ♥ れりゅうう♥ ちゅるるるうう♥」

「そんなに俺のチンポは美味いかよ?」

「んうううっ♥ じゅるるう♥ ちゅううううう♥」


 当たり前でしょう、と意思をこめて雅を見る。

 先端を口に含んで亀頭を嘗め回し、尿道にも舌を這わせた。

 手は竿を扱いてタマを揉み解す。


(これ……ほんとにすごいわ♥)


 空は奉仕を行いながら雅の肉棒がどんなものなのかを理解していた。

 甲のモノと比べて、同じものとは思えない。


(大きさもそうだけど、硬さも全然違う♥ 上に反り返ってて気持ちよさそう♥ それにカリの部分がすごく深い♥ こんなのでこすられたら……♥ タマタマの中も精液がいっぱい入ってそうで、何回でも出せるんじゃないかしら♥)


 夢の中でこれを受け入れていた友人たちを思い出す。

 全員が乱れ、これを求めていた。


(こんなすごいのを受け入れちゃったら、絶対にみんなと同じになっちゃう♥)


 自分のすべてを捨てて一人の女になり、雅に身体を捧げていた彼女たちと同じになる。

 予感ではなく確信だ。子宮が切なすぎておかしくなりそうになる。

 それを紛らわそうと奉仕に熱が入ると、雅の肉棒が一回り大きくなって震え始めた。


「空……そろそろ出そうだ。口の中に出すから全部飲めよ」

「んむっ♥ ちゅうう♥ じゅるるうう♥」


 言われなくてもそのつもりだ。今から出される精液を飲まないなど女として間違っているという確信があった。

 一滴もこぼすまいと肉棒を深く咥えこんで舌を動かす。


「んううっ♥ じゅるるううう♥ れりゅうう♥ ちゅるるうううううう♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んむうううううっ♥ んぐうううううううううううっ♥」


 空の口の中に、マグマのように熱い精液がぶちまけられた。

 ドロッとした大量のそれが彼女の口の中を一瞬で満たしていく。

 すべて飲み込むつもりが口から漏れ出てしまうほどの量。必死で飲み込んでいこうにも粘度がすごいのでなかなか呑み込めない。

 精液というよりは固形物を直接胃の中に落とされている感覚だった。


「んむううっ♥ んっ♥ んむっ♥ んうううううう♥」


 窒息してしまいそうなほど苦しかったが、それ以上にメスとしての悦びに空は包まれいた。

 甲の膣内射精などよりもはるかに満たされる感覚がある。

 セックスではないのに、まだ奉仕しているだけなのにこれだ。


「んっ♥ んうう……ちゅるるるるるるうううううううう……ちゅぽんっ♥ ……んっ♥ ……んくっ♥」


 射精がようやく終わると尿道に残った精液もしっかりと吸い取って飲み込んでいった。

 喉に絡みつくそれを飲み干して、ようやく空は一息入れて――入れようとして、勃起したままのそれがまた目に入る。


「気持ちよかったぜ空。いやー、毎回こんなに丁寧にフェラしてもらえるなんて甲が羨ましいぜ」


 間違いなく、甲にするよりもはるかに丁寧に奉仕してしまった。

 精液を飲んで空の体は完全に発情してしまっている。

 秘部はもう雅のモノを受けいれる準備ができているのだが、その雅はというと空をほっといてベッドに座ってしまった。


「はぁ♥ はぁ♥ ……んっ♥」


 空が立ち上がると、その場で服を脱ぎ始める。

 ゆっくりと歩きながら服を脱ぎ続けて、雅の目の前につく頃には生まれたままの姿になっていた。

 じろじろと品定めするように見てくる雅だったが、空はもっと見てくださいと言わんばかりに手を後ろに組んで胸を張る。

 全身の肌は火照っており、秘部からは愛液を垂れ流して太ももまで伝っている。恥ずかしさのあまり顔は真っ赤だ。


「きゃっ♥」


 ベッドに押し倒されて弱々しい悲鳴が漏れた。

 気の強い空が本来このようなことをされたら暴れて抵抗するのが普通だが、もはや彼女はそんなことをするなど考えつかない。

 自分を組み伏せてにやにや笑う雅が、空の形のいい胸に触れた。


「ん――あぁっ♥」


 仰向けになっても形の崩れないそれを揉みしだく。愛撫のつもりかと思ったがすぐに違うと察することができた。

 さきほど見られたときに自分の秘部が十分に濡れていたのを見ているはずだ。


「なぁ空……本当に続きをしてもいいのか?」


 いまさら何を言っているのだろう。

 空の体はとっくに準備ができている。

 けれど、その言葉のおかげで空は少しだけ正気に戻れた。

 空の答えがわかりきっているといった感じで意地悪く笑う雅を真っ直ぐに見つめる。


(そうよ……私はやっと甲と幸せになれたんだから)


 愛する人と結ばれたい。そんなささやかな幸せを得るために、彼女はこれまでずいぶんと長い間努力をしてきた。

 学生時代に彼と出会い、絆を育み、互いに惹かれあった。

 衝突したこともあったし辛いことも沢山あった。それでも彼と育んできた絆、そして愛情も空にとっては大切なものだ。


(甲は……私に数えきれないほどの幸せをくれた……)


 最愛の人を思い浮かべる。その人の顔を思い浮かべるだけで心が温かくなるほどに大切な人。水無月空にとってかけがえのない男性。


「答えなんて、決まってるわ……」


 真っ直ぐに雅を見る。

 快楽に流されてぼんやりした意思も冴え切っている。

 強い意志を瞳に宿して、


「早く……早く私に入れなさいよ♥」


 空が自分の答えを告げた。


「おいおい、甲はいいのか?」

「いいのよっ♥ 甲は私を幸せにしてくれたけど……ま、雅がくれる幸せのほうが私は欲しいのっ♥」


 一人の女としてゆるぎない確信があるのだ。

 甲が齎してくれた幸せなど、目の前にいる男が齎してくれる快楽と幸福には到底及ばないという確信が。


「じゃあ甲を捨てて俺の女になるのか?」

「なるっ♥ なるわっ♥ 甲なんてもうどうだっていい♥ 私を雅の女にしてっ♥ 私の全部を雅に捧げるからぁっ♥」


 くちゅ――と、肉棒の先端が空の秘部に当たる。


「ひあああっ♥ 早くっ♥ 早く入れてぇっ♥」

「焦るなよ。じっくり入れさせてもらうぜ」


 言葉通り雅はゆっくりと肉棒を挿入してきた。

 自分の中がめりめりと広げられる感覚は、痛いどころかとてもつもない快楽を空にもたらしている。


「あああっ♥ すごいっ♥ このチンポすごいのっ♥ あっ♥ んああっ♥」


 シーツをつかんで背筋を伸ばしながら空が快楽に耐える。

 甲のモノとは全然ちがう。まるで自分の中身が雅の肉棒の形に変えられているような。

 それでいて、自分の感じるところを全て擦ってくれるような肉棒。

 相性がいいとかそんな言葉では説明がつかない。

 こつん、と一番奥まで到達して、子宮口をぐいぐいと押された。


「ああっ♥ ふあっ♥ ひああああああああっ♥」


 それだけで空は絶頂に達した。

 今まで甲としてきたセックスで感じたことのある絶頂をはるかに上回る快楽。

 視界で火花が弾け口をパクパクさせながら何も考えられなくなる。

 雅はそんな空を満足そうに見ながら、新しく手に入れた穴の具合を確認するようにゆっくりと腰をさらに押し込んだ。


「はい、奥まで到達っと。俺のチンポはどうだい? 空には満足してもらえたかよ?」

「ふああっ♥ あっ♥ ひあああっ♥ んああああっ♥」


 空は意味のある言葉など何も発せずにただ喘ぐことしかできない。 

 返事はないが空の極上の膣に入れたまま何もしないというのは雅も我慢できないので、彼はゆっくりと腰を動かし始めた。

 引き抜くたびにカリの深い部分で膣内をガリガリと擦られる。

 空の膣内がどんどん拡張されていく。


「あああっ♥ 無理っ♥ このチンポ無理なのっ♥ おっきすぎるよっ♥」

「なんだよ、痛いのか?」

「ちがうのっ♥ おっきくて、硬くて、気持ちよすぎるっ♥ こんなのおかしくなっちゃうっ♥ あああっ♥ ふあああああっ♥」


 腰の動きがだんだん早くなり、肉棒の先端で子宮口を突かれるとそこから快感と切なさが広がる。

 早く射精してほしいと子宮が強請って先端に吸い付いているのを感じる。

 まだ入れられて一分ほどしかたっていないのに、今までしたどんなセックスよりも気持ちよく感じる。

 感じる、というのは。


「空は俺を選んでくれたわけだからな。甲よりもしっかりと気持ちよくしてやらねーと。ちなみに今のところどう?」

「ふあっ♥ あっ♥ わかんないっ♥ あっ♥ わかんないのっ♥ あぁっ♥ 雅とセックスが気持ちよすぎて、甲とのセックスが、もう全然思い出せないっ♥ あああああああっ♥」


 もう彼とのセックスを思い出せないからだ。

 その言葉は雅を興奮させるには十分すぎた。

 両手で空の胸を鷲掴みにしてタプタプと弄び、乳首を指で扱きあげる。

 とっくに固くなっている乳首を扱くたびに空は甘い声を漏らして、膣もキュッと締まった。


「んあっ♥ おっぱい、もっと触って♥ もっとしてぇっ♥」

「うーん、レインや亜季と比べれば小さいけど、張りはあって十分柔らかいな。手に吸い付いてくる感じも最高だ」


 自分の体を雅に褒められた喜びを感じるが、レインや亜季には大きさでは及ばないという悔しさもある。

 もっと彼に満足してもらいたい。彼に好きになってもらえる体になりたい。


「だ、だったら、雅が育ててよ♥ ふあっ♥ 私の体、いっぱい触って、胸も大きくしてっ♥」

「へへ、りょーかい。胸どころかマンコの具合まで俺専用にカスタマイズするからな」

「ああっ、嬉しいっ♥ んあっ♥ ああっ♥ んむっ♥ ちゅっ♥ れりゅうううう♥」


 雅が空を抱きしめてキスをしながら腰を振り始める。

 お互いに抱きしめあって体を完全に密着させているので、動くだけで肌がこすれて気持ちいい。

 空の体の柔らかさを全身で味わうが、彼女の胸が自分の胸板でつぶれているのが最高だった。

 舌を絡めあいながらセックスは激しさを増していき、空の秘部からは大洪水という言葉では足りないほど愛液が溢れている。

 もう絶対に離さないというように膣は肉棒を締め付けて雅の腰に足を絡める。


「んむっ♥ れりゅうう♥ ちゅるるう♥ 雅ぁっ♥ すごいっ♥ きもちいいっ♥ んあっ♥ お、大きくなってるっ♥ んううううっ♥」


 膣の中で肉棒が一回り大きくなって震え始めたのを感じる。

 射精の前兆だと気が付いて、絶対に中で出し欲しいことを伝えるためにさらに強く雅に抱き着いた。


「空、どこに欲しい?」

「なかっ♥ 中以外は嫌っ♥ 雅の精液を私の中にいっぱい出してっ♥」

「おいおい、妊娠しちまうぞ?」

「いいのっ♥ 雅の赤ちゃんならいくらでも産むわっ♥ 子宮が雅の赤ちゃんを欲しがってるのよっ♥ 雅の女だって証をちょうだいっ♥ 私の一番大切な場所にマーキングしてええっ♥」


 嬉しいことをどんどん言ってくれる空に興奮した雅がラストスパートをかける。

 自分の体重で空を押しつぶして、高級ベッドのスプリングも利用して勢いよく腰を打ち付ける。

 肉棒の先端で子宮口を何度も突き、そこの入り口をこじ開ける。


「ふああああっ♥ んああっ♥ もうイクっ♥ イッちゃうっ♥ あんたもイってっ♥ チンポから精液出してっ♥」

「出してやるよ……オラ、全部受け止めろ……っ!」

「ああっ♥ イクっ♥ イクイクっ♥ 精液出されてイッちゃうっ♥ ふあっ♥ ひあああっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んああああああああっ♥ ひあああああああああああああああっ♥」


 ぐつぐつと煮えたぎる熱い精液が空の子宮に注がれた。

 その瞬間、甲に中出しされたことを思い出し、一瞬で今の雅の中出しに上書きされる。

 これこそが、今自分が感じている感覚こそが本当の中出しだと。

 雄の遺伝子を受け止める雌にのみ許された本当の悦びだと確信する。


「あああっ♥ ひあああっ♥ 熱いっ♥ 熱いのっ♥ ふああああああああっ♥」


 雅に抱き着いて生まれて初めての本当の中出しを空は思う存分に堪能する。

 がっちりと足で自分の腰をホールドされて雅は動けなかったが、体重をかけて少しでも奥に精液を注ぎ込む。

 親友であり相棒でもある甲のもっとも大切な女を自分のモノにしたという優越感。

 これほど出したのは初めてではないだろうかと思えるほどだ。


「あー……全然止まんねぇ。マジで孕んだかもな」

「孕ませてぇ♥ 雅の赤ちゃん産むからぁ♥ ちゅ♥ れりゅうう♥」


 放心状態で雅にキスを仕掛ける空。

 それに応えて雅も舌を絡める。

 だんだんと射精が収まっていき、完全に止まっても二人のキスは止まらない。

 しかしキスだけで満足できる雅ではない。

 射精したばかりの肉棒は全くなえずに空の膣内を埋め尽くしている。

 だというのに、雅はその肉棒を空の膣から抜いてしまった。


「んあっ♥」


 心にぽっかりと穴が開いてしまったような喪失感。

 メスの悦びに満たされていた体が残念がっているが、絶頂で力が入らない空にはどうすることもできない。

 けれど当然雅はセックスを終えるつもりなどなかった。


「きゃっ♥」


 自分はベッドに立って空を膝立ちにさせる。

 眼前の精液と愛液まみれの肉棒を見てうっとりと見惚れて空がため息を漏らす。

 自然とそれに奉仕しようとした瞬間、雅のほうから肉棒を空の口の中にツッコんだ。


「んぶっ♥ んぐうううううううううううっ♥」


 そのまま空の頭をがっちりと掴んで激しく腰を振り始める。

 まるでセックスをするような腰の動き、口を雅の肉棒を気持ちよくするための道具として使われているようだった。


「んむっ♥ んうううっ♥ んぶううううっ♥」


 口元からよだれが垂れて空の胸に落ちる。

 頭を激しく揺さぶられているので視界も揺れる。

 こんなことは絶対に甲はしなかった。女と人として見ていないような行為。

 それなのに雅は気持ちよさそうに腰を振り続ける。


「あー、やっぱ女の口を犯すのってサイコーだぜ。空も俺のオナホになれて幸せだろ?」

「んうううっ♥ んうううううっ♥」


 そして空も幸せそうにその行為を受け入れる。

 口を犯されているのに子宮が悦んでいる。

 自分が雅を気持ちよくしているという事実が嬉しくてたまらない。

 肉棒の先端で喉の奥を擦られるたびに今まで知らなかった快感を感じる。

 道具として使われて、空は本当の意味で女として開花し始めたのかもしれない。


「んむっ♥ んうううううっ♥ んっ♥ んむうううううっ♥」


 無理矢理使ってもらうだけでは申し訳ないので、空も舌を動かして肉棒に奉仕していく。

 やがてもう一度射精の前兆を感じた。


「おし、もう一発出してやるからな」

「んっ♥ んううっ♥ んむううううううっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んぐっ♥ んっ♥ んうううううううううううっ♥」


 喉の奥で精液を放たれ、直接胃の中に注がれている感覚だった。

 肉棒を押し込まれて息苦しさを感じるのに、それ以上の悦びと快楽が空を包みこむ。


(嘘……精液を飲まされてるだけなのに……イッちゃったわ♥)


 痙攣しながら精液を注がれ、全部出し切って満足そうにため息をつく雅を見て空はメスとしての達成感を感じた。

 口をすぼめて尿道に残った精液も吸い出すと、雅がゆっくりと肉棒を抜いていく。


「ん……ちゅるるる……ちゅぽんっ♥ はぁ♥ 雅の精液、すごく濃いわね♥」

「甲のよりもか」

「えっと……どんな味かも覚えてないけど、こんなにすごくなかったはずよ♥」

「そうかよ。次はメス犬の体勢になれ」


 思い出せない、というよりは雅以外の男を受け入れていたことなど思い出したくもない。

 次は後ろから入れられるのだとドキドキしながら言われた通りに四つん這いになる。

 メス犬の体勢。はしたなく尻を振って雅を誘う自分はまさしくメス犬だ。

 その尻をつかまれると期待で子宮が疼き始める。


「ふおっ♥」


 変な声が漏れる。肉棒があてられたのは秘部ではなかった。

 その少し上の肛門を肉棒の先端が捉えている。


「ま、待って雅♥ そこはちが――んおおおっ♥ ほっ♥ ふおおおおおおおおおっ♥」


 静止の声を無視して、雅が一気に肉棒を根元まで突き入れた。

 背筋がピンと伸びて、目を見開き舌を伸ばして空が絶頂する。


「ふおっ♥ ほおおっ♥ お尻っ♥ 入ってっ♥ んあっ♥ イッちゃ――んああああああああっ♥」


 アナルバージンを奪われただけでイってしまった空だったが、雅はすぐに激しいピストンを開始した。

 肛門をみちみちと広げて拡張しながら、本来は男のモノを受け入れる場所ではない穴を蹂躙していく。


「なんだよ、こっちは初めてなのか?」

「はじめてに決まってるでしょっ♥ んあっ♥ おっ♥ ふああああっ♥ お尻の穴広げられてるっ♥ あああっ♥」

「なんだよ、甲のやつも情けないぜ。俺ならセックスの時は毎回こっちも使ってやるのによ」

「使ってぇっ♥ 雅に使われたいっ♥ 正真正銘雅しか受け入れたことのない私のアナル、いつでも使っていいわっ♥ ふあっ♥ おおおおっ♥」


 むにむにと尻を揉みながら腰を打ち付けていた雅だったが、空に覆いかぶさって胸を揉み始める。

 掌で乳首をこねるように揉みしだき、そのたびにしまるアナルを堪能していく。

 空の喘ぎ声が下品なものになっているが、その声を聴いたことがあるのは間違いなく自分だけだという優越感が雅の興奮を高めていった。


「具合のいい穴だ……こっちもまだまだ俺好みに変えてやるからな」

「んむっ♥ ちゅっ♥ れりゅううう♥ じゅるるううう♥ 変えてっ♥ ちゅ♥ 雅ぁ♥」


 空が顔を横に向けると雅がすかさず唇を奪った。

 口の中を舌で犯しながら、胸とクリも同時に責めて空をイジメていく。

 アナルだけでもおかしくなってしまいそうなのにさらに三か所も責められて、空の視界が真っ白になっていく。


「すごいっ♥ 気持ちいいのっ♥ ちゅるるうう♥ じゅるるっ♥ お尻の穴ももっと犯してっ♥ 閉じなくなっちゃうくらいに広げてぇっ♥」


 夢の中でアナルを犯されていた彼女たちが悦んでいた気持ちが今ならわかる。

 こんなにもメスとして満たされていた気持ちだったのだと。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、覆いかぶさっていた雅が空から離れて尻をつかむ。

 がっちりと掴んで射精に向けて激しく腰を振るつもりだ。

 雅自身もそう考えていたが、もっといいものを見つけた。


「はぁ♥ はぁ♥ 雅? んあ♥ ひあああっ♥」


 彼女が左右に結んでいる髪。それが掴むのにちょうどいい。

 髪を引っ張られて空がのけぞるが、お構いなしに雅は腰を打ち付ける。


「い、いたっ♥ 痛いっ♥ ああっ♥ ふおっ♥ ほおおおおっ♥」


 髪の毛が千切れるのではないかと恐怖するが、雅になら何をされてもいいという気持ちが強くなる。

 甲とするときでは考えられないほど乱暴に雑に扱われているのにもかかわらず、そんなことが気にならないほど空は雅に夢中だった。


「へへ、ちょうどいいのがあったからつかんでみたけど、空も嬉しいみたいだな。おら、もっとケツ穴締めろ」


 空を気持ちよくするのではなく自分が気持ちよくなるためだけのセックス。

 彼女を完全に肉の穴として使う。

 親友の大事な女をそんな風に使うことに興奮する。


「あっ♥ ふあっ♥ ひあああああああっ♥ ふおおおおおおおおおっ♥ またチンポ膨らんでるっ♥ ふあっ♥ あああああああっ♥」

「ケツにも一発目出すからな。これで空の穴はコンプリートだ。ま、終わったら二週目だけどな」


 アナルに出されてもセックスはまだまだ終わらない。

 もっと気持ちよくなれるし、もっと雅を気持ちよくしてあげられる。


(嬉しいっ♥ やっぱり雅を選んでよかったわ♥ 雅だけが私に本当の幸せをくれるのよ♥)


 改めて確信を持ちながらラストスパートをかける雅の欲望を受け止める。

 肉のぶつかる音と空の喘ぎ声だけが部屋に響く。


「出すぞ……!」

「ふおっ♥ ほおおおおっ♥ 来てっ♥ 私もイクっ♥ イッちゃう♥ んおおおおっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んおおおおおおっ♥ お尻に精液キタぁっ♥ ふおおおおおおおっ♥」


 髪を引っ張られて腰を押し付けられ、熱い精液をどんどん注がれていく。

 熱すぎて内側から火傷しそうなほどなのに、それがすべて快感に変わっていった。

 腰をぴったりと押し付けられているのに、大量の精液が結合部から漏れてしまう。

 その何倍もの精液を受け入れ、下品な喘ぎ声を出しながら空も絶頂していた。

 射精が弱まっても雅は腰をぐいぐいと押し付けていたが、勢いよく肉棒を抜き去る。


「んおっ♥ いきなり――きゃっ♥ え? んあああああああっ♥」


 もう一度正常位で膣に、今度は勢い良く挿入する。

 空の胸を揉みながら乳首をしゃぶる。舌で硬くなったそれを弄びながら腰を振り、二度目の中出しに向けてスパートをかける。


「ひああっ♥ 乳首引っ張らないでっ♥ あぁっ♥ 伸びちゃうっ♥ 伸びちゃうからぁっ♥」

「いいじゃねーか。だらしない胸になったとしても毎日犯してやるよ」

「ほ、ほんと? んあっ♥ じゃあいいわっ♥ もっと好きにしてっ♥ おっ♥ んおおおおおっ♥」


 種付けプレスで体重をかけながら膣を一方的に蹂躙されていく。

 何もできずにあえぐことしかできない無力感が逆に空を興奮させていた。

 今自分を抱いている男には絶対に勝てないとメスの本能が叫んでいる。

 一人の魅力的なオスに屈服できるのが嬉しくてたまらないのだ。


「あぁっ♥ 雅っ♥ もっとしてっ♥ みんなみたいにもっと私を犯してぇっ♥ 都合のいい肉便器みたいに使っていいからぁっ♥」

「そんなに俺のチンポが好きなのかよ?」

「好きっ♥ 大すきなのっ♥ 雅のチンポも、雅自身も大好きっ♥ 甲なんかとは比べ物にならないくらいにかっこよくて、魅力的で、チンポが大きくてエッチがじょうずなのよっ♥ もう絶対に雅から離れられないわっ♥ んおっ♥ ふおおおおおおっ♥」


 腰を打ち付けられるたびにアナルから先ほど注がれた精液が漏れてきてしまう。

 胸をしゃぶられるどころかキスマークもつけられて雅のモノだとマーキングされていく。

 またもや肉棒が大きくなって震え始め、雅はピストンをやめて奥を強くこすり始めた。


「んひいいいっ♥ んおっ♥ ふああああああああっ♥ もっとぐりぐりしてぇっ♥ 雅っ♥ それ好きなのっ♥ んあああああああっ♥」

「二回目の中出しだ。子宮がパンパンになるまで出してやるからな」

「ふあああっ♥ 出してぇっ♥ あんた専用の子宮が破裂するまでいっぱい精液出してっ♥ ああっ♥ ふおおおおおおっ♥」


 ――びゅるるるるるううううううううううううう!!


「んひいっ♥ ふおっ♥ おっ♥ んおおおおおおおおおおおおおっ♥」


 もう一度、種付けプレスで空の子宮に精液が注がれた。

 古い精液を押しのけて新しい精液が子宮に潜り込む。

 口をパクパクさせ、目を見開きながら空は今日一番の絶頂に達した。

 彼女の柔らかく温かい体を抱きしめながら雅も思う存分精液を吐き出していく。

 固形物のような精液が尿道を通るだけで気持ちいいのに、それを空の中に送り込めるという事実。

 親友の女を完全に自分のモノにした。

 いや、まだ足りない。


「んあっ♥ ほおおっ♥」


 射精が終わってすぐに雅が動き始める。

 もっともっと、完全に空を自分の女にするまで。

 彼はまだまだ止まることはなかった。



「おっ♥ ……ふおっ♥ ……雅……ん♥」


 雅に犯され続けて朝になり、空は仰向けでベッドに寝転がっていた。

 手足はカエルのように広げており、全身が雅の精液とキスマークまみれだ。

 一晩の間に口、膣、肛門と数えきれないほど精液を注がれた。

 注がれすぎて腹部が少し膨らんでおり、二つの穴から大量の精液がゆっくりと流れてきている。

 今の彼女を見て水無月空だとわかるものは少ないかもしれない。


「お……んおっ♥」

「ふー、満足満足。空も気持ちよかったみたいだな」


 気持ちよかったなどという言葉では言い表せない。

 本当のセックスを経験して、本物の快楽を知り、雅に抱かれて新しい何かへと生まれ変わってしまったかのようだ。

 それこそ夢で見た彼女たちと同じように。

 自分のすべてを捧げる存在に空はようやく出会うことができたのだ。


「雅……すきぃ♥ だいしゅきぃ♥」


 もう絶対に彼から離れることなどできない。

 そう思いながら彼女は幸せな気持ちで眠りについた。



「そういえば甲、私今度から雅の秘書として働くことになったから」


 突然の空の言葉に甲がポカンとする。


「……え? な、なんで雅の秘書なんか?」

「傭兵の経験とか、まぁいろいろと買われたのよ。甲も頑張ってるんだから私も頑張らないとダメでしょ?」

「いや、その気持ちはありがたいんだが……」


 雅は親友であり相棒だ。甲も信頼している。

 とはいえ、自分の妻が彼の秘書をするのはもやもやする。


「あのね、甲が何を考えているのかはわかるけど、私が愛する男以外になびくと思う?」

「……それもそうか」


 ホッとする甲。今の言葉は嘘ではない。

 水無月空は愛する男以外には靡かない。


(私が愛しているのは雅だけどね♥)


 きっと甲は自分が愛されていると思っているのだろう。


「わかった。慣れないうちは大変だろうから無理はしないようにな」

「ええ、わかっているわ」


 彼は空の業務内容を何も知らない。

 数日前に初めて雅に犯されてから、空は毎日彼と肌を重ねている。

 今も子宮には雅の精液がたっぷり詰まっており、服の下はキスマークだらけだ。


(私の仕事が公私に渡る雅のサポート……もちろん性欲処理も含まれてるんだけど、甲は何も知らないのよね。なのに自分のために頑張ってくれるって勘違いして……バカみたい)


 笑いをこらえることができず、笑顔でごまかして甲を見ると彼も笑った。

 なんでこんな男に惚れていたのか、自分で自分が恥ずかしい。

 だけどこんな男でも空にとっては必要な男だ。


「空に負けないように俺も仕事を頑張らないとな」

「ええ、頑張ってね」


 そう、頑張ってもらわないと困るのだ。

 だから空も心から彼を応援する。


(都合の良い托卵先兼財布としてね♥)




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