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pixiv様に投稿したものに追加シーンを加えた版です。


 アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世。

 近しいものからはアリスと呼ばれる彼女は帝国から氷禍の魔女と呼ばれて恐れられているほど強大な力を持つ星霊使いである。

 その力を持ってして帝国と戦いを繰り広げているのだが、彼女が力をふるう相手は何も帝国ばかりではない。

 犯罪を犯した星霊使い――すなわち魔人や魔女には躊躇わずその力を使う。

 きっかけは彼女が苦労して手に入れたオペラのチケットが取れた日の事だった。

 同時にとある魔人の情報が入ってきたのだ。

 その魔人はかなり強力な魔人であるため対処が遅れてしまっていたらしい。

 しかし当然アリスならば対処できる。数日後のオペラをいい気分で楽しむために、彼女は魔人を捉えることにした。

 そして従者である燐に置手紙を残して魔人のアジトに来て今に至る。


「ずいぶんと大きな廃墟ね」


 アリスが魔人のアジトを見上げる。

 廃ビルのようだがもとはホテルかなにかだったのだろうか。

 何はともあれここに魔人がいるなら捕まえるだけ。


「楽しみにしていたオペラを気兼ねなく楽しむためだものね。もしかしたらイスカも来るかもしれないもの」


 イスカと約束などはしていない。しかし彼なら来るような気はするのだ。


「じゃあさっさと終わらせてしまいましょう」


 結論から言ってしまえば、アリスと魔人の間には大きな力の差がある。

 無論アリスが上だ。アリスが普通に戦えば負けるはずなどない。

 にもかかわらず。


「なーんでこんなことになってるんだろうな……はぁ……」


 その魔人が足元で横たわる星霊使いを見ながら大きなため息をついた。

 横たわっているのは当然アリスである。彼女は目を回して気絶していた。

 戦いになどなっていない。

 アリスは魔人を発見してすぐに、逃げられないように星霊術で部屋全体を凍らせた。

 それだけで男は力の差を理解して諦めかけた。

 しかし彼女は自分で生み出した氷に足を躓かせて転んでしまったのだ。

 そして頭を打って気絶しているのだ。

 あまりの出来事に男はしばらく茫然としていたが、アリスに近づいて本当に気絶しているとわかるとなんだか気が抜けてしまった。


「えー……マジで何なのこの人。もしかしてポンコツ? 見た目は美人なのに残念な奴? これが第二王女って皇庁は大丈夫なのかよ……」


 魔人なのに皇庁の行く末が心配になってきてしまうほどだったが、落ち着いて現状を整理する。

 アリスが入ってきた入り口は凍っていないので逃げるのは可能だ。

 しかしただ逃げるというのはもったいない気がする。

 アリスの容姿は男の欲望を滾らせるものがあり、彼女の身体を楽しみたいとも考える。

 しかしアリスが目を覚ました瞬間に自分は捉えられるか殺されるだろう。

 それでも諦められないほどアリスの身体は魅力的だった。

 仰向けになっている彼女の胸を服の上から指で突く。


「ん――」


 アリスが微かに反応するが目覚める気配はない。

 服の上からでも柔らかさがわかり、どこまでも沈んでいきそうな巨乳。


「やっぱり何もしないのはもったいないよなぁ……」


 これからどうするかを決めた男は、アリスを抱え上げると氷漬けになった部屋を出た。



「ん……ここは……」


 ふかふかのベッドの上でアリスは目を覚ました。

 むくりと体を起こすと見慣れない部屋にいることに気が付く。


「えっと……魔人を捉えに来たのよね。それから――きゃっ! な、なんでわたしは裸なの!?」


 服を着ていないことに気が付いて思わずシーツで体を隠す。


「服は俺が脱がせておいたよ」


 そして部屋に自分以外にもう一人の男がいることに気が付いた。

 先ほどまで自分が戦っていた魔人だ。

 とっさに星霊術を使おうとして――


「いやー、あんたの従者は強いな。捕まえるのにずいぶんと手こずっちまったよ」


 アリスの動きが止まる。


「あ、アナタ燐に何かしたの!?」

「あんたを助けに来たみたいだから逆に捕まえた。あ、俺を殺せばあの従者も死ぬから。そういう仕掛けをしておいた」


 燐にここに来ることは伝えていないが、彼女ならアリスの行動はお見通しのはずだ。

 そして自分を心配してここに来るし、自分が捕まったなら確かに助けに来る。

 だが燐が捕まったなら――


「アリス様の邪魔になるくらいならって死にたがってたから今は眠ってもらってるよ」


 目の前の男の言う通り、彼女はアリスの邪魔になるくらいなら自ら命を絶とうとする。

 戦場でイスカに捕えられた時も躊躇うことなく自分を斬れと言った彼女なら。


「心配しなくてもあの女は人質だから殺したりしない」

「……何が目的なのかしら?」

「簡単な取引だよ。あの女の身の安全と引き換えにあんたの身体が欲しい」


 男の問いかけにアリスが首をひねる。


「身体が欲しい? わたしの身体はわたしのものよ」


 今度は男がポカンとした。


「いや……意味通じてない?」

「訳が分からないわ」

「……セックスって知ってるか?」

「性別のこと?」


 あ、こいつマジで言ってるわ。

 男は知るはずもないが、アリスはそういう教育は一切受けていないのだ。

 逆にやりにくくてどうしようと頭を抱える。


「お前の身体を好きにさせろってことで……つまり……えーと……身体を触ったりセックスって行為があるんだよ。それをやらせろ」

「身体を……わたしには王族としての立場があるのだから、肌に触れさせるわけにはいかないわ。イスカと添い寝した時だって触らせなかったんだから。触れられてもよかったけれど……」

「なんでそんな知識だけはあるんだよ……ならあの従者は用無しだな。薄情な主のせいで死ぬなんてかわいそうだけど仕方がない」

「ま、待ちなさい!」


 燐の命がかかっていることを思い出してアリスが叫んだ。

 王女としての立場はある。肌に触れられるのはイスカ以外は絶対に嫌だ。けれど、燐の命はアリスにとって今この場で何よりも優先すべきものだ。

 身体を触られるらしいが、この男に何をされるのかはわからない。

 しかしだからと言って要求を拒否するのは、今まで自分に尽くしてくれた燐に対して申し訳ない。


「……わかったわ。アナタの要求に従う」

「ほんとに?」

「ええ。わたしの身体に触れるのもセックスでも好きにしなさい。その代わり燐を少しでも傷つけたら、アナタの事を絶対に許さないから」

「わかってるって」


 男は内心ホッとしていた。

 なぜなら燐を捉えたなどというのは嘘だからだ。

 アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世の事は調べていたので、燐・ヴィスポーズの情報も当然持っていた。

 そこから組み立てた嘘なのだがうまくいったようだ。

 失敗したら一貫の終わりだったので本当に良かった。

 何はともあれ。


「じゃあお楽しみと行こうか……」


 ベッドのアリスに男が近づいていく。

 彼は上半身は裸だった。筋肉質で上背もある逞しい肉体。


(イスカより逞しい――ってわたしは何を考えているのよ!)


 イスカの裸と思わず比べてしまった自分を恥じる。

 彼はアリスを押し倒そうとしたので思わずその手をつかんでしまった。

 しかし抵抗は許されないことを思い出しておとなしくベッドに押し倒される。


「それにしても……」


 男が思わずごくりと唾を飲み込む。

 アリスの裸体は服を脱がせるときに見たが、改めて見ても人間離れした美しさだ。


「そんなにジロジロ見ないでくれる? 何をするのかわからないけれど、やるなら早くやって終わらせて」

「嫌だね。じっくり楽しむ」


 ゆっくりと彼女の胸に手を伸ばして、それに触れた。


「くっ……」


 イスカ以外には絶対に触れられたくなかったのに、あろうことか魔人に触れられてしまった。

 王女としても失格だろう。いろんな人たちに申し訳ない。

 そんなアリスの気持ちなど気にせずに男は二つの巨乳を弄ぶ。


「でかいし柔らかいな。やっぱり毎日いいもん食うとこうなるのか?」

「んっ。し、知らないわよ。んっ。くっ……こ、これがセックスなの?」

「違うけどお前の身体を好きにしていいんだろうが。気持ちよかったら声を出していいからな」


 気持ちいいわけがない。気持ち悪い男の手の感触に目をつぶって耐える。

 それとは正反対に男のほうは夢中でアリスの乳房を揉みしだいていた。

 第2王女という自分では絶対に手が届かないアリスの胸に触れている。

 それもまともに触れたのは間違いなく自分が初めてだろう。

 力を入れれば自由に形を変えてどこまでも指が沈んでいくような柔らかさのアリスの胸に夢中になってしまっている。


「帝国からは氷禍の魔女って呼ばれてるみたいだけど、アリスの胸ってこんなに柔らかくて温かいんだな。なんだか感動するわ」

「んっ! くっ! きやすく呼ばないで! んううっ!」


 アリスという愛称を勝手に使われるのが気にいらないが、自分の身体を好きに触れられるというのはもっと気に入らない。

 痛くはないのだが、どことなくくすぐったさを感じて、感じたこともない奇妙な感覚すら覚えてしまう。

 乳房を揉みしだいていた彼の指がアリスの乳首を軽くつまんだ。


「んっ!」


 ピクン、とアリスの身体が震える。

 痛みでもなく嫌悪感でもなく、痺れのようなものを感じたのだ。

 男の表情が変わって乳首を重点的に触れられる。


「あっ……ん……なんだかおかしいわ……あっ!」


 親指と人差し指でつまんですりすりと擦り続けると、だんだんとアリスの乳首が固くなってきた。

 性知識はなくとも感度は人並みかそれ以上にあるようだ。

 身体をくねらせながら未知の感覚に耐え続けており、ゆっくりと女として開花していくのがわかる。

 乳房にじっとりと汗が浮かんでくると彼女の身体から女性特有の甘い香りが漂ってきたので、我慢できなくなり乳首にしゃぶりつく。


「んあああっ! 何しているの!? そんな赤ちゃんみたいに――ふあっ! ひあああっ!」


 乳首を舌で何度も舐って唇で挟む。

 硬くなってきたそれがふやけてしまうくらいに入念に舌で転がし続ける。

 アリスは恥ずかしさのあまり逃げ出したくなっていたが、燐を想う一心で抵抗もせずに男の愛撫を受け入れていた。

 王女として従者を想う気持ちが今回は仇になってしまったと言える。

 胸を揉みしだかれながら乳首を交互にしゃぶられて、だんだんと未知の感覚がアリスの身体の中に蓄積されていく。

 気持ち悪い。触られたくない。くすぐったい。わけがわからない。

 そんな様々な感情と感覚が彼女の中で弾けて――


「ん――ふあっ♡」


 自分の口から聞いたこともない声が出た。

 それが喘ぎ声だということを彼女はまだ知らず、男は手を止めずにアリスに愛撫を続ける。


「ふあっ♡ ああああっ♡ なんなのっ♡ アナタ、わたしに何をしているのっ♡ ああっ♡ ムズムズして――ひあっ♡」


 左手で胸を揉んで乳首をしゃぶり続けながら、右手はゆっくりと彼女の身体を撫でていく。

 腹部、腰、太もも。

 どこに触れても彼女の身体はすべすべで柔らかかった。


「ダメっ♡ ちょっと待って♡ ダメなのっ♡ いったんやめてっ♡ ふああっ♡」

「アリスって初めてなんだよな? 感度よすぎだけど一人でオナニーとかしてたのか?」

「なによそれはっ♡ アナタが変な星霊術でも使っているんでしょう♡ んっ♡ んううっ♡」

「使ってねーよ。ほら、もっと気持ちよくしてやっから」


 カリっと彼女の乳首を軽く噛む。


「んああああああっ♡」


 またもやアリスの身体がビクンと痙攣した。

 処女相手にはあまりする行為ではないが、彼女の身体は痛み以上に快感を感じているのは明らかだ。

 性知識がないだけで感度が高いという想像が当たっていると確信した男は、胸をさらに強く揉みながら彼女の身体を撫でまわす。


「んっ♡ んううっ♡ んくううっ♡」


 声を我慢しようとしてもアリスの口からは喘ぎ声が漏れてしまう。


(本当に何なのよ♡ あっ♡ ダメ♡ こ、これ……き、気持ちいい……の? ふあっ♡)


 もっと気持ちよくしてやるという彼の言葉がアリスの頭の中で反響する。

 魔人に身体を好きに触られるどころか舐められているのに、自分は確かに気持ちいいと思ってしまっているのだ。

 未知の感覚の正体は未知の快感だと気が付いた瞬間、彼女はその快感を受け入れ始める。


「ああっ♡ ダメっ♡ んっ♡ ダメだって言っているでしょうっ♡ お願いっ♡ 少し待って♡ ああっ♡ ひあああっ♡」


 アリスの甘い声を聴きながら男は手を彼女の下半身に伸ばしていく。

 そしてすでに湿っているその場所に指をあてた。


「ふあっ♡ え? な、なにをんっ♡ え? えぇっ? あ――ふああああっ♡」


 つぷ――と指を彼女の秘部に差し込む。

 自分の体の中に何かが入ってくる感覚にアリスは混乱し、恐怖した後、感じたこともない感覚のせいで何も考えられなくなる。


「ここも大洪水じゃねーか。これで処女だったとか嘘だろ……」

「ああっ♡ あっ♡ ふあああっ♡ 待ってっ♡ 本当にダメっ♡ 何してるかわからないけど、ダメなのっ♡ 変になるっ♡ 変になっちゃうからっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡」


 クチュクチュと指を秘部に出し入れしながら乳首を指でつまみ胸を揉みしだく。

 もう片方の乳首は舌で舐り、三カ所同時に愛撫を行っていく。

 二つの乳首はもう完全に硬くなっており、秘部のほうも処女とは思えないほど愛液が溢れていた。

 遠慮する必要はない。

 そう判断して秘部を弄る指を拘束で動かしていく。


「ふああああっ♡ あっ♡ あああっ♡ んああああああっ♡」


 愛液が飛ぶ水音をかき消すくらいのアリスの喘ぎ声が部屋に響いた。

 何をされているのかわからないのに、もうすぐ何かが来るとアリスは本能的に理解していた。

 それが来てしまえばもう元には戻れない気がするのに、心のどこかではそれを待ち望んでいる気さえする。


(ダメっ♡ ダメえええっ♡ イスカっ♡ イスカ――イスカぁっ♡)


 なぜか心の中で彼の名を呼んだ瞬間。


「ああああっ♡ ふあああっ♡ んああああああああああっ♡」


 目の前が真っ白になるほどの快感を感じてアリスの身体が大きく震えた。

 生まれて初めての絶頂を感じた彼女は、口をパクパクさせながら何度も身体を震わせる。

 男の愛撫がゆっくりになっていき、秘部をかき回す手が愛液がべっとりついていた。


「初めてイった感想は?」

「はぁ……♡ はぁ……いっ……た? んぅ……♡」


 なんとなくだが自分がいま体験した感覚のことを指しているのだろう。

 感想と言われても訳が分からないとしか言えない。

 もしくは。


(す、すごかった……これがセックスなのね……わたしが知らないだけで、みんなこういうことをしているのかしら?)


 ぼーっとして上手く頭が働かない。

 目もぼんやりしており荒い呼吸を繰り返すたびに豊かな胸が上下する。

 それを見て男のほうは我慢の限界が訪れていた。


「優しくしてやりたかったけど我慢できそうにねーわ。もう入れるぞ?」

「ん……入れ……る? 何を……ん♡」


 くちゅ――と自分の股に何か熱くて硬いものが触れている。


「ん……あ……♡」


 それが自分を貫くものだと彼女は気が付いていない。

 肉棒の先端をアリスの秘部に当てて上下に擦る。

 快感が持続してアリスはぼんやりした思考の中でもっとしてほしいなどと思ってしまっていた。


「はぁ……♡ あ……♡ え? んぎっ! んううっ!」


 めりっと鈍い音がして思考の靄が全て消え去るほどの痛みを感じた。

 だが次の瞬間には。


「んああああっ! ひああああああっ!」


 男の肉棒はアリスの子宮口にたどり着いていた。

 快感ではなく痛みで口をパクパクさせながら、ベッドのシーツをつかんでその痛みに耐える。

 自分の中に何かが入ってきた。

 アリスがギリギリ理解できたのはそれだけで、痛みに震える自分とは裏腹に満足気な男が目に映る。


「はい、処女喪失おめでとう。これでアリスはセックスを経験済みの立派な女だ」

「んぎっ! んぐううっ! な、なにして――ん! こ、これがセックス?」

「そうだよ。男のチンポをお前のマンコに入れるのがセックス。子供を作る行為だよ。王族の性教育ってどうなってんだ?」


 アリスは性教育はまだろくに受けていない。ただ王族なので肌は触れさせてはいけないと言われていたくらいだ。


「こ、子供――ああっ! アナタと子供なんて――んっ! い、痛いっ! 痛いのっ! 抜きなさいよ!」

「抜くわけねーだろ。セックスの良さをたっぷり教え込んでやるからな」


 男がアリスの腰をつかんでゆっくりと腰を振り始めた。

 秘部から血が出ているがアリスはそれに気が付いていないが、気が付いたらまた騒ぎそうなので好都合だ。

 第2王女の身体をじっくりを味わうように男は目を閉じて肉棒に意識を集中させた。

 処女なのでまだ膣内は固く締めつけも痛みを感じるほどだ。

 しかしこの穴を自分の好みに染められると思うだけで興奮が収まらない。

 今すぐに腰を激しく振りすべての欲望をアリスにぶつけたい気持ちを抑えつつ腰を振り続ける。


「んぎっ! んあああっ! 痛い――んっ! んうううっ!」


 アリスのほうはまだ痛みしか感じていない。

 子供を産む行為は痛みが伴うと聞いたことがあるので、子供を作る行為も痛みを伴うのは当然かもしれない。

 それがセックスだというのなら子供を作るため以外にしたくはない。

 ましてやこんな男との子供なんてごめんだ。


「んううっ! くっ! ゆ、許さない! わたしにこんなことをして、は絶対にんぐううっ! んううっ!」


 男を睨みつけるが痛みに飲み込まれてしまう。


「そんな怖い顔するなって。もうすぐ気持ちよくしてやるからさ」

「気持ちよくなんてなるはずないでしょう! んっ! んぎいいっ!」


 アリスの腰から手を離して彼女の胸を鷲掴みにした。

 優しく揉みしだきながら子宮口を同じく優しくノックしていく。

 胸のほうは微かに快感を感じるアリスだったが、下半身のほうは相変わらず痛みを感じていた。

 少しでも楽になりたくて胸に意識を集中させるが、それでも痛みは無視できない。

 肉棒を体の中に入れられているのはわかる。

 その肉棒で自分の内側を削られているような感覚なのだ。


「ああっ! んあっ! ん――あっ! はぁ……っ!」

「痛くなくなってきたか?」

「え、ええ。セックスなんて大したことがないわね。あぐっ! こんな痛み、もうなんでもないわ。絶対に堪え切って燐のことも助けて見せるんだから!」

「そうかよ。もっともセックスはその痛みが消えてからが本番なんだけどな」


 その痛みが消えてからが本番という男の台詞に思わずアリスの身体が硬直した。

 まさかこれ以上辛い事が待っているのか。

 ようやく痛みになれてきた彼女なのに、その痛みが完全に消えることに恐怖を覚え始める。


「ふあっ! あああっ! ど、どんな痛みが待っていても、んっ! わたしは絶対に屈しない! 絶対に燐を助けて――ああっ!」


 だんだんと痛みが消えてきて。


「ああっ! いぎっ! んっ! んううっ! んぅ――ひあっ♡」


 先ほどのように甘い声になってしまった。

 自分の中の一番奥が突かれるたびに甘い痺れが全身に広がっていく。

 痛みが消えたことで肉棒が脈を打つ感覚まで伝わって来て、それがアリスはなぜか恥ずかしかった。


「ふあっ♡ んっ♡ んううっ♡ またあの感覚がぁっ♡ ふあっ♡ 胸も触らないでっ♡ んっ♡ ふあああっ♡」

「ほら、一番奥が突かれてるのがわかるだろ? ここが子宮で子供を作る場所だよ」

「ひあっ♡ んあああっ♡ だから子供なんて――あっ♡ ダメよっ♡ また体がおかしくなっちゃうっ♡ ああっ♡」


 男が胸から手を離すとベッドに腕をついて腰を打ち付ける。

 覆いかぶさるような態勢で顔も近いので、思わずアリスが顔を逸らした。


「見ないでっ♡ 見ないでよっ♡ んあああっ♡」

「気持ちよくなってる顔を見られたくないのか? 第2王女が魔人に犯されて感じてるなんて、知り合いにバレたらどうなるだろうな?」

「だ、ダメっ♡ 誰にも言わないでんあっ♡ あああっ♡ き、気持ちよく――ないっ♡ わたしは気持ちよくなんてなってないのっ♡ あああっ♡」


 口では否定しながらも彼女の身体は快感を受け入れている。

 アリス自身も戸惑うほどだったが、男の肉棒が齎す快楽は順調に彼女の身体を女へと変え始めていた。

 極上の女を抱き、あえぐ表情を見ていると彼のほうに限界が訪れて、肉棒が一回り大きくなって震え始める。


「そろそろ出そうだ……」

「ふあっ♡ んうう♡ で、出る? 何がふあっ♡ んあああっ♡」


 アリスの身体を抱きしめて密着し、豊かで柔らかな胸の感触を楽しみながらスパートをかける。

 女性特有の甘い香りも、全身の柔らかさと温かさも存分に堪能し、その快感と興奮が男の肉棒を更にいきり起たせた。

 もはやアリスからは痛みも完全に消え去って、彼女の身体も絶頂へと駆け上っていく。


「あああっ♡ ダメ♡ またあれが来ちゃう♡ ああっ♡ あれはダメっ♡ 怖いのよっ♡ ふあああっ♡」

「イキそうなんだろ? イクときはイクって言えよ」

「いやぁっ♡ イキたくない♡ イクのは嫌なのっ♡ あっ♡ ダメだってば♡ そんなに激しく動かないでっ♡ あっ♡ ひあああっ♡ 」


 アリスの身体も限界を迎えそうになった瞬間。

 突然視界が男の顔で覆われた。

 キスされたと気が付いた瞬間。


「んむっ♡ んうううっ♡ んうううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んううううううっ♡ んむうううううっ♡ んうううううううううううっ♡」


 自分の中に熱い何かが注がれる感覚をはっきりと感じてアリスが絶頂する。

 生まれて初めての膣内射精。男の大量の濃い精液がアリスの子宮に注がれていく。

 体の内側から火傷しそうな恐怖に陥りながらも、彼女の身体は抵抗することなく男の精液を受け入れていた。


「ん――ふああっ♡ な、なんなのっ♡ アナタわたしに何してるのっ♡ あああっ♡ 熱いっ♡ 熱いの止めてっ♡ んあああっ♡」


 いつの間にか自分から男の身体にしがみついてアリスが快感に打ち震える。

 だんだんと肉棒が脈打つ感覚がなくなり、射精が完全に止まるまで二人は抱き合っていた。


「くっ……ふぅ……全部出たな……」

「はぁ……はぁ……♡ あ、アナタ……まさかわたしの中で、その……お、オシッコしたの?」


 王女として口にしていいかわからなかったが、アリスはどうしても気になったのでそれを訪ねる。

 男がエリスを離して上体を起こすと、なぜかアリスは寂しさを感じてしまった。


「精液だよ。男がそれを出して女を妊娠させるまでがセックス。最後のほうは気持ちよかっただろ?」

「セックス……子供を作る行為……き、気持ちよくなんて……ん♡」


 自分の中にその精液というものがたっぷりと注がれた感覚がある。

 思わず自分のお腹を撫でると、きゅんとそこが疼いた気がした。


「キスまでするなんて……」

「それは知ってるのか」


 オペラや書物でそのくらいの知識はあった。

 イスカとしてみたいと思っていたキスだったが、こんな魔人に奪われてしまうとは。


「ん――♡」


 勃起したままの肉棒で一番奥をグイっと押し上げられる。

 アリスを犯しているということで当然一度の射精では満足できず、彼はアリスの片足を持ち上げて松葉崩しで動き始めた。


「あっ♡ ふあああっ♡ まだする気なの? んあっ♡ あっ♡」

「お前相手に一発で満足できるかよ。まだまだ気持ちよくしてやるからな」

「だから……わたしは気持ちよくなんてなってないわ。あっ♡ 少しビックリしただけだもの……んっ♡ あっ♡ あぁっ♡ またペニスが動いてる……ふああっ♡」

「ほら、今度はバックでしてやるから。身体を捻って四つん這いになれ」

「ん――♡」


 命令に従うのは燐のために仕方がない事。

 自分にそう言い聞かせて男の言うとおりにすると、二人は繋がったまま後背位に移行した。

 犬のように四つん這いになっているのは屈辱的だが、アリスはもっと重要なことを忘れてしまっていた。


「あ――」


 彼女の背中には星紋が存在するのだ。

 今まではベッドが隠してくれていたが、四つん這いの状態では丸見えになってしまう。


「なんだよ? まさか星紋が見られるのが恥ずかしいってか? こんなの所詮ただの模様だろ」

「た、ただの模様って――ふあっ♡ んっ♡ ひあああっ♡」

「俺のだって見てるだろ?」


 この魔人は左胸に赤いの星紋が存在している。

 覆いかぶさられて胸を揉みしだかれながら腰を打ち付けられる。

 先ほどまでとは肉棒の当たる位置が違っているが、気持ちいいという事だけは変わらない。

 それ以上に驚いたのは彼の言葉だ。

 星紋をただの模様などと正気だろうか。それもアリスほど大きな星紋の持ち主はおらず、それゆえに心無い言葉を投げかけられることも多い。

 

「ふああっ♡ あ、アナタ――んっ♡ わたしの星紋を見て、何も思わないのっ♡ ああっ♡」

「アリスの身体に興味はあるけど模様とかどうでもいい」

「ひああっ♡ んうううっ♡ お、奥を突かないでっ♡ あっ♡ 一番奥にアナタのが当たるたびに、んあっ♡ ああああっ♡」


 乳首をつねられて軽くイキかけてしまうが何とか耐える。

 それが面白くなかったのか、男はアリスの腰をがっちりと掴んでガニ股になった。

 絶対に逃がさないと腰をつかんだ手がそう言っているようだ。


「ふあっ♡ ああっ♡ んあああっ♡ また当たるところが違うのっ♡ んあああああっ♡」

「もう全然痛くないんだろ? 俺とのセックスはどうなんだよ? まだ気持ちよくならないのか?」

「んぐううっ♡ あっ♡ ひあああっ♡ き、気持ちい――ち、違うのっ♡ 気持ちよくなんかないわ♡ こんなの全然――ああっ♡ ダメっ♡ お願い、許してっ♡」

「何を許せばいいんだ? 辛いから止まれってか?」


 男が突然動きを止めたのでアリスが困惑する。


「はぁ……はぁ……♡ な、なんで……ん♡」

「なんでじゃねーだろ。許してって言ったから止まってやったんだよ」

「ち、ちが……あ♡ あぁ……ん♡」


 今までで一番ゆっくりと、まるで焦らすように男が腰を動かす。

 肉棒を子宮口に密着させて大きくかき回すようにすると、アリスの口から面白いほど簡単に切なげな声が漏れる。


「んっ♡ あぁ……♡ ん……はぁ♡」

「そんなエロい顔して気持ちよくないとか嘘だろ」

「だ、だって……んぅ♡」


 実際アリスの身体はセックスの快楽にハマリかけていた。

 性知識がないだけで彼女の身体は女性として順調に育っていたのだ。

 さらにイスカの全裸姿の映像を毎晩見るなどしているのに、性欲の発散方法を知らなかった。

 故にそれを教えてしまえば彼女の身体は簡単に快感を受け入れてしまう。

 そして今まで溜めてきた性欲を発散させるには一度のセックスで満足できるはずがないのだ。

 彼女の身体がどれほどまで快楽を求めているかを男は理解しているので、こんなにも強気でアリスに接することができる。

 アリスの腕をつかんで手前に引くと彼女の上体が上がる。

 そしてさらに子宮口が押し上げられて、アリスは動いてほしくてたまらなくなっていた。


「う……お願い……ふあっ♡ あああっ♡ ひああああっ♡」


 おねだりさせたかったがアリスの声に男の理性が切れる。

 腕をさらに強く引いてのピストンでアリスの感じる部分を重点的に責め続けた。


「んあああっ♡ ああああっ♡」

「ほら、どうだよ? 気持ちいいって認めるか?」

「ひああっ♡ 認めるっ♡ 認めるからっ♡ アナタのペニスが気持ちいいのは認めるわっ♡ だから、そのっ♡ ひあああああああっ♡」

「やめてほしいのか続けてほしいのかもはっきり言え!」

「ううううっ♡ 続けてぇっ♡ アナタのペニスでもっとわたしを気持ちよくしてっ♡ あああっ♡ 激しいっ♡ スゴイっ♡ スゴイのっ♡ ふあああっ♡」


 胸が激しく揺れすぎて千切れてしまいそうなのに気持ちよさを感じる。

 乳首がアーチを描くたびに恥ずかしさがこみあげてくるのだが、それでもやめてほしいとは思えない。

 肉棒が出入りするたびに自分の心と体が作り替えられているかのように感じてしまうのだが、もっと変えてほしいとすら思ってしまう。


「スゴイっ♡ ああっ♡ またペニスが震えているわっ♡ またわたしの中に、んっ♡ だ、出すつもりなのねっ♡ あっ♡ んひいいっ♡」

「どうしようかなぁ? アリスはどこに出してほしいんだ?」

「ど、どこにって、あっ♡ ふあああっ♡」


 あの熱いものをどこに出してほしいか。

 その答えは彼女はとっくに出している。


(わたしの中に出すものじゃないの? あれを出されてる時が一番……んあっ♡ もう一回あの感覚を味わいたい♡)


 彼女の身体が無意識のうちに膣を締める。


「中にっ♡ わたしの中に出して♡ あなたの熱いのをたくさん出してほしいのっ♡ もっと気持ちよくしてっ♡」

「そんなに気持ちよくなりたいのかよお姫様?」

「そうなのっ♡ わたしはネビュリス皇庁の姫なのに、魔人とセックスして気持ちよくなっちゃってるのっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡ アナタのペニスで滅茶苦茶にされるのが気持ちよすぎるのよっ♡ んううううっ♡」


 王女のおねだりに男の肉棒が一回り大きくなって震え始める。

 アリスの腕が痛みを感じるほど後ろに手を引き、少しでも奥に精液を注ぎ込むつもりで激しく腰を打ち付ける。

 肉同士のぶつかる音とアリスの喘ぎ声が部屋に響く。


「お願いっ♡ わたしの中に出してっ♡ もう一回出してええっ♡ ああっ♡ ひあああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んあああああああああああっ♡」


 上体をさらに大きく逸らして天井を仰ぎながらアリスが絶頂した。

 待ち望んでいた三度目の絶頂なのに、なぜか二度目のものと比べて切なさを感じる。

 自分の体の中に存在した熱いものが消え去り、代わりに背中に熱いものが降り注いでいた。


「ふあああっ♡ なにっ♡ 背中が熱いっ♡ あああっ♡ ふわあああっ♡」

「ご自慢の星紋にぶっかけてやったぜ……」


 アリスの背中にある青い星紋に男の白い精液がぶちまけられた。

 ベッドにも飛び散りアリスはこれが精液なのだと理解する。


「精液……だったかしら? こんなものがわたしの星紋に……ん♡」


 熱くてドロッとして匂いもキツイ液体。

 それで自分の星紋が汚されたというのになぜかゾクゾクしてしまう。

 自分の一番大切なものを男の色に染められてしまったような。

 もしくは誰よりも大きな星紋など所詮はただの模様に過ぎないと教え込まれてしまったような。

 男に対して不思議な感情が沸き上がってきているのだが、それよりも膣の切なさが気になってしまった。


「なんで……中に出してくれなかったの?」

「お前のそれを汚したい気分だったんだよ」

「うう……なんだか不完全燃焼だわ。その、もう一度……」


 顔を真っ赤にしておねだりするが、男はにやにや笑ったままベッドに仰向けに寝転んだ。

 今まで自分の中に入っていたものも見えてしまう。


「わぁ……これがわたしの中に入っていたキミのペニスなのね。へぇ……イスカのものと比べ物にならないくらいすごく大きいわ」

「さっきから言ってるけどそれって彼氏?」

「ち、違うわよ。イスカはわたしのライバルで……」


 そのライバルの裸の映像を毎日見てるアリスだからこそ、どれほどのサイズの差があるのかはっきりわかる。

 この魔人とイスカが戦えば間違いなくイスカが勝つ。けれどこの男とイスカが男性としてどちらが優れているのかと言われると、今のアリスなら……


「俺は疲れたからさ。続きをしたかったら自分から入れろよ」

「自分から?」

「またがってチンポをマンコに入れてみな」

「……うん♡」


 続きをしたかったアリスは素直に彼の言葉に従った。

 馬にまたがるように彼の身体にまたがり、先ほどまで入っていた穴に肉棒の先端を当てる。

 手で触れただけで火傷をするのではないかと思うそれを中に入れてしまえばどうなるのか?

 とてつもなく気持ちいいとすでにアリスは知っているので恐怖はなかった。


「ん――ふあっ♡ ひあああああああっ♡」


 初めての騎乗位だというのに比較的スムーズに挿入できたが、途中から快感のあまり力が抜けて一気に奥まで入ってしまった。

 子宮口を今まで以上に強く押し上げられる感覚を愛しく思い、そっと腹部に手を当てる。


「あぁ……ここまで届いているのね♡ あんなに大きなものがわたしの中に全部入ってしまうなんて本当に不思議だわ♡」

「俺は動かないから自由に動いてみろ」

「自由に……んっ♡ ふあっ♡ あっ♡ こうかしら? ふあああっ♡」


 先ほどの彼とは体勢は違うが、腰を上下させて肉棒を扱いていく。

 肉棒を見た時に傘のようになっている部分があったが、そこで壁をガリガリと削られているようだ。

 そのたびに快感を得ることができるので、むしろもっと削ってほしいと腰を動かしていく。


「ふあっ♡ んううっ♡ ど、どうかしら? キミも気持ちいい? んっ♡ ああああっ♡ ペニスが震えているけど――ひあっ♡」

「まぁまぁかな。そのまま腰を振り続けろよ」

「むぅ……んっ♡ んううっ♡」


 自分はこんなに気持ちいいのにあまり気持ちよくないのだろうかとアリスが不安になるが、実際彼は大満足だった。

 腰を振るたびにアリスの巨乳が揺れる。快感に悶えながら必死に動く顔がゾクゾクする。

 王女に奉仕させているという優越感で興奮が収まらない。

 自分は完全に力を抜いてベッドに身体を預けているだけで、極上の女が勝手に気持ちよくしてくれるのだ。

 ビキビキっと肉棒が一回り太くなり、アリスの中を蹂躙し始める。


「ふあああっ♡ また大きくなったっ♡ わたしの中を壊す気なのかしらっ♡ ああっ♡ んうううううううううううっ♡」


 軽くイってしまってアリスの動きがいったん止まる。

 呼吸を整えてすぐに動き出そうとしたが、彼は急にアリスの足をつかんだ。


「え? あの、どうしたのかしら? これじゃあ動けないわ……ん♡」


 動けない分肉棒の形や熱さをはっきり感じ取れるが、今のアリスはそんな微々たる快感では満足できるはずがない。


「これ以上続けると出ちまいそうでさ。そうなると子供ができるかもしれないしここまでにしておこうぜ。アリスだって俺との子供なんて作りたくないんだろ?」

「それは……んっ♡ でもぉ♡」


 これで終わりなど冗談ではない。

 まだ精液を注がれておらず自分の身体は全く満足できていないのだから。


「人質も返すし帰っていいよ。セックスのやり方は覚えたんだからイスカくんってのに抱いてもらえば?」

「イスカ……で、でもイスカはライバルで、セックスをする関係じゃ……」

「じゃあ俺とは何でセックスしてるんだ?」


 なんでと言われても燐を人質を取られたからだ。

 けれど人質を解放すると言われてしまえば彼とセックスをする理由はない。


(この人とセックスができない……そんなの駄目。絶対に堪えられないわ。だってわたしはもう……あぁ♡)


 動こうとしても動けない。

 どうすればいいのかわからずに。


「じゃ、じゃあ……どういう関係になれば、キミとセックスを続けられるの?」


 アリスはそう男に尋ねる。


「俺とセックスを続けたいのか?」

「つ、続けたいわ。だけどセックスをする関係というのがよくわからなくて……こ、恋人かしら?」

「恋人でもアリだけどさ……そうだなぁ……続けたかったら俺の雌奴隷にでもなってもらおうかな」

「めす……奴隷?」


 意味は分からないが奴隷という表現はアリスは好きではない。

 好きでないのになぜかゾクゾクしてしまう響きがあった。


「それはどんな関係?」

「俺が望んだらいつでもセックスさせろってことだ」

「い、いつでも――♡ なら、キミの雌奴隷になればセックスを続けてもいいの?」


 アリスの中ではもう答えは決まっていた。

 それになるしかセックスを続けられないのなら、彼女は迷わずその道を選ぶ。


「本当にいいのか? 王女が魔人の奴隷に成り下がるんだぞ?」

「う……うぅ……」

「周囲の奴らはきっと軽蔑するだろうなぁ。ライバルのイスカくんもなんていうか。そいつに惚れてるんじゃないのかよ?」

「それは……それはぁ……」


 今にして思えば自分はイスカに好意を抱いていたのだろう。

 彼との邂逅を何よりも楽しみにしていた。このセックスだって彼とならばしていいと思えたかもしれない。

 けれどアリスは今日、この男に出会ってしまった。


「い、いいのよっ♡ みんなになんて思われていいわっ♡ キミとセックスできるならわたしはどうなってもいい♡ だからお願いっ♡ わたしとセックスして♡ わたしをキミの雌奴隷にしてくださいっ♡」

「おいおいマジかよ。イスカくんは本当にどうでも――」

「いいからぁっ♡ イスカよりもキミのほうが――ご、ご主人様のほうがずっとずっと素敵で魅力的なの♡ イスカはペニスが小さいからセックスしても絶対にご主人様より気持ちよくなれないもの♡ ご主人様にセックスをしてもらって精液を注がれて、わたしは生まれ変わったんだからぁっ♡ ご主人様の雌奴隷にしてぇっ♡」


 アリスの叫びに男は満足そうに彼女の足を離した。


「ああ……♡ ふあっ♡ んっ♡ んううっ♡ やっぱりすごいっ♡ 絶対にイスカとセックスしてもこんなに気持ちよくなれないわ♡ あああっ♡ ひあああああああっ♡」


 今までのうっ憤を晴らすようにアリスが腰を振り始める。


「エロい女だな。こんなのが第2王女とかがっかりだよ」

「ごめんなさいっ♡ がっかりさせてごめんなさいっ♡ でもご主人様の雌奴隷としてふさわしくなれるように頑張るからっ♡ がっかりさせないようにするからぁっ♡」

「いい心がけだ。ちょっと手を伸ばせ」

「んあっ♡ あああっ♡ こ、こう? ふあっ♡」


 アリスが男に両手を伸ばすと二人が恋人つなぎになる。

 それだけなのになぜかアリスは恥ずかしくなるが、手を離すまいと強く握った。


「ふあああっ♡ んあっ♡ んうううっ♡ これ好きっ♡ ご主人様と手をつなぎながらセックスするの好きなのっ♡ ご主人様っ♡ ご主人様ぁっ♡」

「恋人つなぎが好きそうだと思ってたけど予想通りだったか」

「ああっ♡ 全部バレてるっ♡ ご主人様にはバレちゃってるっ♡ ふあっ♡ ペニスがまた大きくなってるわっ♡ ねぇお願いっ♡ 今度こそわたしの中に出してっ♡ ご主人様の熱い精液を受け止めさせてっ♡」


 自分が上に乗っているのでこのまま続ければ中出しになるのだが、それでもアリスは雌奴隷としてご主人様に許可を促す。


「子供ができるかもしれないんだぜ?」

「いいのっ♡ ご主人様の子供なら欲しいっ♡ わたしはこの国の姫だけど、その前にご主人様の雌奴隷なのっ♡ ああっ♡ また大きくなったわ♡ んっ♡ んううううううっ♡」


 肉棒が一回り大きくなり、二人の繋がれた手がさらに強く握られる。

 子宮口を何度も強く刺激されたせいでアリスもイキそうだったが、ご主人様と一緒にイキたくて必死にこらえていた。

 そしてようやく彼の射精の前兆が訪れる。


「ああっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ ご主人様に精液を出されてイッちゃうのっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「イクイクっ♡ ふああっ♡ ひあああああああああああっ♡」


 マグマのように熱い精液を子宮に注がれながら、天井を仰いでアリスが絶頂した。

 手を握りながら精液を受け止めてメスの悦びに浸っている。

 子宮の中に精液溜まってみっちりと広げられているような感覚がアリスに多幸感を与えていた。


「あぁ……気持ちいい……幸せぇ♡」

「魔人の雌奴隷になった気分はどうだ?」

「だから――んぅ♡ 幸せよ……ご主人様♡」


 彼を見下ろしながらうっとりとした表情のアリスには後悔の色は全く見えない。

 むしろ心の底から自分の選択に納得している表情だ。


「ん……はぁ♡ ちょっと……気持ちよすぎて……あ♡」


 体の力が抜けて男のほうに倒れこむ。

 二人の身体が密着してアリスの大きな乳房がつぶれた。

 顔も間近にあってドキドキしてしまう。


「ん――♡」


 自然とアリスの膣から肉棒が抜けて、注がれた大量の精液が流れ落ちた。


「あ……せっかくご主人様に貰ったのに……ダメぇ♡ 出てこないで♡ お願い♡ わたしの中にいて……♡」


 何とかしたいが絶頂の余韻で身体がうまく動かないので何もできない。


「少し休憩するか」

「休憩……あ♡」


 仰向けのままアリスを抱き寄せる。

 足を絡ませるように指示するとアリスは男の足に自分の足を絡ませて腕は抱きしめるように寄り添った。

 彼女の巨乳の感触を胸板で楽しみながら頭をなでると、それが心地よいのかアリスがうっとりとした表情になる。


「ご主人様……♡」


 男の左胸にある星紋を撫でながらアリスの赤い瞳が自分を見ている。

 アナタに夢中ですという心地よい視線に我慢できずに、彼女に唇を重ねた。


「ん――ちゅ♡ ちゅう♡ なんだかキスが恥ずかしいわ♡」

「セックスまでしたのにかよ?」

「だってキスはあまりしなかったもの。わたしは王族だからキスなんて結婚するまでしないものだと思っていたけど……ちゅ♡ こんなに気持ちいいものだったのね♡ ちゅ♡ ちゅう♡」


 アリスのほうから啄むように何度も唇を重ねてくる。


「セックスだってそうよ。なんでみんなこんなに気持ちいいことを教えてくれなかったのかしら?」

「知り合いの男はお前を抱く度胸がなかったんじゃねーのか?」

「ん……そうかもしれないわ。前にイスカと一緒に寝たことがあるのだけど、わたしに触れようともしなかったもの。でもご主人様は……ちゅ♡ わたしに触れてくれるのね♡」


 この男の前では自分は王族ではなくただの女だということだ。

 本当の意味で自分を普通の女扱いしてくれる男にアリスは初めて出会ったのだ。


「こんなにあっさり抱けるとは思ってなかったけどなぁ」

「わたしだってこんなにあっさりご主人様の雌奴隷になるなんて思ってなかったわよ。あぁ……♡ ねぇご主人様。もっと頭を撫でて♡ ん♡」


 幸せそうにまどろむアリスが可愛すぎて男が彼女のおねだり通り頭を撫で続ける。


「ご主人様ぁ♡ ちゅ♡ 好き♡ 大好きよ♡ ちゅう♡」

「王族がそんな簡単に好きなんて言っていいのかよ?」

「いいのよ♡ だってわたしはご主人様の雌奴隷だもの♡ ん――ちゅう♡」


 唇を密着させて感触と温かさを楽しむ。

 そのままゆっくりと彼女の口の中に舌を差し込んだ。


「んぅ? ちゅるる♡ え? 舌を入れるの? んむっ♡ ちゅるるう♡ れりゅうう♡」


 最初は戸惑っていたアリスだったが、だんだんと彼の舌を受け入れ始める。

 こういうキスの仕方を知らなかった彼女にとって新鮮なキスであり、自分の知っているキスよりもとてもいやらしくて気持ちいい。


「れりゅう♡ ちゅるるうう♡ あぁ……♡ ちゅるるう♡ 溶けちゃいそう♡ れろぉ♡ こんなキスもあるのね♡」

「ほんとに王族の性教育ってどうなってんだよ。これからは俺が教えてやるからな」

「ええ、教えて♡ これからも沢山よ♡ ちゅ♡ ご主人様♡ れりゅう♡」


 やがて舌を絡ませることをやめてもう一度唇の感触だけを味わうキスへと戻った。

 激しいキスではないのだが、二人の身体に情欲の火が付き始める。


「ん……ねぇご主人様……♡」

「またほしくなったのか?」

「え、ええ……なんだか精液を出してもらった場所が切ないの♡ お願い、助けて♡」

「じゃあこう言ってくれよ」


 彼女の耳元で囁くと、アリスは「わかったわ♡」とゆっくり体を動かす。

 ベッドに座って股を広げると、自分の秘部を指で広げた。

 ドロッと精液が零れる。


「お願いご主人様♡ アリスの欲しがりおまんこを逞しいおちんぽ様でお仕置きして♡ 雌奴隷の赤ちゃんのお部屋をご主人様の精液でいっぱいにしてください♡」


 半分は冗談で言ったつもりだったのに、アリスは全く恥ずかしがらずにそうおねだりした。

 性知識がないので自分がどれだけ恥ずかしいことを言っているのか自覚がないのだろうか?

 目をうるうるさせながら早く入れてくださいと訴えかけてきている。


「ご主人様?」

「お前最高だよ……」

「っ♡ と、当然よ♡ わたしは姫だったんだもの♡ きっと優秀な雌奴隷になれるわ♡ ……なぜかしら、急に恥ずかしくなってきたわね」

「すぐに入れてやるからそのまま股開いてろよ」


 羞恥心を感じ始めたアリスだったが、すぐに期待で上書きされてしまう。

 正常位で入れる体勢になり、肉棒の先端で彼女の秘部を何度もイジメる。


「ん――あぁ♡ ふああああ……っ♡」


 ゆっくりと男の肉棒がアリスの膣内を埋め尽くした。

 カリの部分がこすれるたびにゾクゾクとした快感がアリスの背筋に走る。


「はいってきた……ほんとに大きい♡ 少し苦しいけれど、その感覚すら愛しく感じるわね♡」

「可愛いこと言ってくれるな」

「きゃっ♡」


 アリスを引き寄せて正常位から対面座位になる。

 顔が近くなった瞬間にアリスのほうから自然と唇を重ねた。

 数秒で離れるだけのキスだったが、彼女の膣がキュッと締まって頬も赤くなる。


「顔が近いわ♡」

「アリスの感じてる顔もっと見せてくれよ」

「見ていいわよ♡ ご主人様にならどんな顔でも――んっ♡ あっ♡ ふあああっ♡」


 男がゆっくりと腰を使い始める。

 激しさはないが密着感がすさまじく、少し動いただけで二人の身体がこすれあう。

 今までのセックスで汗もかいているのでヌルヌルすべってそれだけで気持ちいい。

 アリスの匂いを堪能しながら彼女を抱きしめる。

 押しつぶされた胸の柔らかさがやはり一番に思えるが、彼女の全身が柔らかく温かい。

 ついさっきまで処女だったとは思えぬほどにセックスの快感を受け入れている。


「アリスの身体は本当に気持ちいいな……氷禍の魔女って言われてるんだっけ。冷たくて硬いイメージがあるけど、お前の身体がこんなに柔らかくて温かいことを知ってるのは俺だけか」

「んあっ♡ あぁっ♡ そうよ♡ ご主人様だけ♡ アナタだけなの♡ んあっ♡ わたしの身体、そんなに柔らかくて温かいの?」

「もちろん。さっきのイスカくんも知らないんだろうな」

「むぅ……ちゅ♡ れりゅう♡」


 不機嫌そうな顔になってアリスが唇を重ねてくる。


「なんだよ?」

「イスカの名前は今は出さないで。ご主人様としてるんだから、他の男性の事なんて考えたくないのよ♡」

「アリスのほうから名前を出してきたんだろ?」

「そ、それは――悪かったわよ♡ でももう言わないから♡ ちゅ♡ わたしを好きにできるのはご主人様だけだからぁ♡ れりゅうう♡」


 アリスが強く抱き着いてきてむにゅっと乳房がつぶれる。

 密着して動くと柔らかい胸と硬い乳首がアクセントになって気持ちいい。


「アリスを俺のモノにできるなんてほんと夢みたいだぜ。いろんなことができそうだけどこれからどうすっかなぁ」

「ちゅるるっ♡ れろぉ♡ 悪いことはもうダメよ♡ ちゅるる♡ ねぇお願い♡ もうそんなことしないで♡ ね♡ お願いよご主人様♡」

「どうすっかなぁ。アリスに言うこと聞かせて国家転覆とかも面白そうだけど」

「んむっ♡ ちゅるるるう♡ ダ、ダメ♡ そんなことしちゃ絶対にダメなんだから♡ いくらご主人様でも許さないわ♡ れりゅうううう♡」


 雌奴隷にはなったがそんなことまでしたいとアリスは考えていない。


「ねぇお願い♡ わたしでガマンして♡ わたしの全部をご主人様にあげるから、もう悪いことはしないで♡ ね♡ お願いよ♡」


 この国の第2王女が。

 どれだけの男が望んでも手に入れることができないであろう女が。

 自分で我慢してと必死に懇願してきている。


「えぇ……」

「お願いしますっ♡ ご主人様の面倒は全部わたしが見るわ♡ れりゅう♡ 身分は保証するし、セックスも部わたしが何とかするから♡ 犯罪なんてダメ♡ わたしで我慢してちょうだい♡ ご主人様に嫌なこととかがあったら、全部わたしにぶつけてくれればいいから♡ ご主人様の欲望は全部受け止めてあげるわ♡ ふあっ♡ またおちんぽ様が大きくなって、わたしのおまんこを広げてるっ♡ ふああああっ♡」


 アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世にそんなことを言われて興奮しない男がこの世に存在するのだろうか。

 少なくとも今彼女を抱いている男は興奮して、肉棒がさらに膨張する。

 膣内をみちみちと押し広げて子宮口の入り口を開くように何度もノックする。

 アリスの尻をつかんで揉みしだきながら引き寄せ、少しでも奥に肉棒が入るようにぐいぐい押し上げた。


「仕方ねーな。アリスの頑張りしだいでは言うとおりにしてやるよ」

「ほ、本当? 嬉しい♡ わたし頑張るわ♡ いつでもご主人様とセックスするし、子供だって何人でも産む♡ ふあっ♡ ああああっ♡ 赤ちゃんのお部屋にたくさん精液を出してっ♡ ほしがりおまんこにお仕置きしてっ♡ あああっ♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡」


 唇を重ねながら射精に向けて腰を振ると、アリスのほうも絶頂が近いのか膣が収縮してきた。

 お互いに溶け合うように抱きしめて二人同時に絶頂へと駆け上がっていく。


「れりゅう♡ じゅるる♡ ご主人様♡ 出してっ♡ おちんぽ様から精液いっぱい出してっ♡ んあああっ♡ ひあああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふわあっ♡ 熱いっ♡ 熱いのぉっ♡ 溶けちゃう――ふあああああああああっ♡」


 大量の熱い精液がアリスの中に注がれていく。

 抱きしめあってぴったりと密着し、動きを止めて極上の雌に精液を注げる快感。

 相当興奮していたのか塊のように濃い精液。

 それが尿道を通っていくのがはっきりわかり、それが外に出るたびにすさまじい快感を得ていた。

 その濃い精液で子宮をみっちりと広げられてアリスがメスの幸せに浸っている。


「ご主人様……好き♡ 愛してる……好きぃ♡」


 耳元でそう囁かれるたびに射精が促されてなかなか止まらない。


「動くなよ……ぐっ」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んあっ♡ ひぐううっ♡ まだこんなに――ご主人様のおちんぽ様……本当に素敵だわ♡」


 相手がアリスだからここまで大量に出せるのだろうと男は感じていた。

 射精が収まって来ても膣の中の肉棒は全く萎えていない。

 それどころかもっと種付けさせろといきり立っている。


「ん――え? ま、待って――ふああっ♡ ひあああああああっ♡」


 突然男がアリスを離して正常位で激しく腰を振り始めた。

 先ほどまでの対面座位でのゆっくりとしたセックスとは真逆の、正常位なのに犯すように激しいセックス。

 アリスの胸を揉みしだきながら乳首にしゃぶりつき、膣内を壊すつもりで腰を打ち付ける。


「んぎいいっ♡ ふあああっ♡ あああっ♡ どうしたのっ♡ いきなり激しくっ♡ ふあああああああああっ♡」

「俺の欲望は全部受け止めるんだろ! 黙って犯されてろ!」

「ひあっ♡ 受け止めればいいのね♡ ああっ♡ わかったわ♡ ご主人様になら何をされても――んっ♡ んひいいいっ♡」


 乳首を噛まれてアリスは下品な声が漏れてしまう。

 しかし痛みではなく快感を感じており、膣が肉棒を締め付けた。

 胸に何度も吸い付いてキスマークをいくつもつけられていることにアリスは気が付いていないが、たとえ気が付いても彼女は悦ぶだけだろう。


「でかくて柔らかい胸だな。母乳が出るようになったら飲ませろよ」

「ふああっ♡ 飲んでっ♡ 赤ちゃんに飲ませる前にご主人様に飲んでほしいっ♡ あっ♡ ふあああっ♡ 胸も気持ちいいっ♡ おまんこも全部気持ちいいのっ♡ あっ♡ もっともしてっ♡ もっともっとご主人様の欲望をぶつけてえええっ♡」


 胸から口を離してアリスを抱きしめて密着する。

 メスとしての本能なのか、アリスは自然と足を男の腰に絡めてだいしゅきホールドの体勢になった。

 精液を全部自分の中に出してほしいという意思表現であり、それに応えるべく男は腰を振り続ける。

 高速ピストンでアリスは何度もイっており、膣が小気味よく収縮している。

 彼女の喘ぎ声も、匂いも、体温も、柔らかさも、そのすべてが男を興奮させていく。

 どれだけ抱いても味わい尽くせる気がしないほどの身体を持つ女が自分の雌奴隷になったのだから、気が狂いそうなほど興奮して当然だった。


「ああっ♡ ふああっ♡ もうイッてるっ♡ ご主人様ぁっ♡ わたし何回もイッちゃってるのっ♡ ご主人様も出してっ♡ わたしだけなんていやぁっ♡」

「あと少し――もう一発出してやるからな」


 肉棒が大きくなり射精の前兆が訪れる。

 それを感じ取ったアリスが悦びに打ち震えた。


「出してっ♡ わたしの中に精液を出してっ♡ あっ♡ またイクっ♡ イクうううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ んああああああああああああああっ♡」


 全体重をかけた種付けプレスでアリスの子宮に精液を注ぎ込まれた

 第2王女でありながら自分よりもはるかに弱いはずの男に屈服する無力感。

 その無力感がアリスにかつてないほどの快楽をもたらして、彼女の魂の奥底まで雌奴隷の刻印を刻み込んだ。

 もう絶対にこの人にはかなわない。

 そう教え込まれるセックス。


「ふああっ♡ ……あっ♡ ……んあああっ♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡」


 ディープキスで舌を絡めあいながら体重をかけられ、動けないまま絶頂の余韻に浸り続ける。

 もうどうなってもいいとアリスが本気で思い始めていた。


「あっ♡ ……ふわぁ……♡ ご主人様……好き♡」


 自然とその言葉が零れ落ち、数分後に男は再び腰を振り始めた。



 二人のセックスが始まって数時間後。

 もうすっかり朝になってしまったが……


「あっ♡ ……ふあっ♡ ……んあぁっ♡」


 二人のセックスはまだ続いていた。

 体中が汗まみれになり、アリスは髪もボサボサになってしまっている。

 ここに燐が居たらすぐに何とかするだろうが、ご主人様に可愛がってもらった雌奴隷としては何もおかしくなかった。

 目が虚ろになり上半身はキスマークだらけ。

 半ば放心状態だったが自分の主の欲望を受けとめ続けている。

 精液を出されすぎて下腹部が少し大きくなっており、腰を打ち付けられるたびに子宮の中の精液が波打つ。


「ふあっ♡ ……ご主人様……♡ あぁ……♡」


 種付けプレスの体勢で最後の一発を放とうと男が腰を振り続ける。

 あと一発だけどうしても彼女の中に注ぎたい。

 その意図を察してアリスも膣を締めつけた。


「あっ♡ ふあああっ♡ ご主人様――頑張って♡ ああっ♡」

「ラスト一発……行くぞ……!」

「あぁっ♡ はい♡ 出してっ♡ あと一回――ふああっ♡」


 ――びゅるるるるううううっ!!


「ふあ――ああああっ♡」


 量は減っているが濃い精液が彼女の子宮に注がれた。

 グイグイと腰を押し付けてすべてを出し切り、ようやく男が満足する。

 それはアリスも同じであり、ご主人様を満足させられたという最高の達成感を味わっていた。


「ん……あ……抜けちゃう……んぅ♡」


 数時間ぶりに肉棒が膣から抜かれた。それと同時に大量の精液がアリスの膣から流れてくる。


「すごい……こんなに出してくれたのね♡」

「アリスにならこれくらい出せるのは当然だろ」

「ふふ……わたし、ちゃんと雌奴隷できたかしら?」

「割とできてたよ。じゃあ最後に――」


 男がベッドに立つ。

 最後の一発を放ったにもかかわらず肉棒は勃起したままだ。


「これにキスして俺の雌奴隷になったことを誓ってもらおうかな」

「ん――儀式みたいなものかしら?」


 アリスが身体を起こして肉棒の目の前までやってきた。

 これが恥ずかしい行為だという自覚がないのだろう。むしろこれで雌奴隷になれると彼女は嬉しそうな顔になっている。


「ネビュリス皇庁の第2王女。アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世は、ご主人様の雌奴隷になることを誓います♡」


 ちゅっと肉棒の先端に彼女が口づけをする。

 満足そうに彼は笑って、右手でアリスの頭を撫でてくれた。


「これからもよろしくねご主人様♡」


 この先も雌奴隷として彼に尽くせること。そして彼に抱かれて女の悦びを味わえること。

 それを想像してアリスは無邪気に微笑むのだった。



「きっとアリスも来るよね……」


 中立都市をイスカが歩いている。

 今日は前から楽しみにしていたオペラが開催される日なのだが、自分が楽しみにしているということはアリスも楽しみにしているということだ。

 彼女とはオペラの趣味や食事の好みまで一緒な間柄なのだから。

 アリスに会えることを楽しみにしながら歩いていたイスカだったが……


「あ――」


 視線の先に彼女を見つけた。

 遠目からでもわかる長い金髪。誰もが振り返るような美貌を持つ彼女が歩いている。

 周囲の男性もちらちらと見ているようだが声をかける度胸はないようだ。


「アリス」


 けれどイスカはためらうことなく彼女に声をかける。

 背後から声をかけてびっくりさせてしまったようだが、振り返った彼女は嬉しそうな表情で――


「イスカ?」


 嬉しそうな表情だったのに。

 イスカだとわかると一気に残念そうになった。

 いつもなら喜んでくれるのに。

 そう思ったが自意識過剰だとイスカはすぐに切り替える。


「久しぶり。君も来てたんだね」


 オペラを見に来るとわかっていながら少し白々しかっただろうか。


「ええ、ちょっと用事があるの。それじゃあね」


 そう言うなりアリスは身をひるがえして去ろうとしたが、その背中に慌ててイスカが声をかけた。


「ちょ、ちょっと待ったアリス! 劇場はそっちじゃないよ」

「劇場? ……ああ、そういえば今日はあのオペラがある日だったわね。すっかり忘れていたわ」


 忘れていた?


「オペラを見に来たんじゃないの?」

「違うわよ。ごしゅ――何でもないわ。とにかくイスカには関係のないことだから気にしないで」


 アリスの様子がいつもと違う。なんだか冷たいような気がする。

 いや、それだけではなく、手が届かないほど遠くに行ってしまったような感じだ。

 最高のライバルだったはずの彼女が。


「あれ? アリス、それ」

「それ? ああ、もしかしてこれ?」


 彼女の左胸には赤い星紋のようなものが存在していた。

 しかし彼女の星紋は背中にあるはず。

 星紋を描く技術が存在しているのはイスカも知っているが、彼女はそんなことをする必要がないはずだ。


「これはね……ふふっ、気にしないで。ただの模様よ」


 アリスがその星紋に触れる。

 ただの模様と言いながらもその表情は嬉しそうであり、愛しいものに触れるような手つきだった。

 嬉しそうだとわかるけどイスカの見たことのない表情をしていた。


「それではごきげんよう」


 優雅に挨拶をして今度こそアリスが去っていく。

 その背中に手を伸ばしかけて、何を言えばいいのかわからずに手を下ろす。


「アリス……」


 理由はわからないが、彼女はもう自分の手の届かない存在になってしまった。

 そんなことを想いながらイスカは一人寂しく会場に向かった。



 イスカと別れたアリスは高級ホテルの一室までたどり着いた。

 部屋をノックするとドアが開き、愛しのご主人様が姿を見せる。


「ご主人様♡ 会いたかったわ♡ んむっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」


 アリスを部屋に引き入れるとすぐに男が唇を重ねる。

 舌を絡ませているだけでアリスの思考がかき回されているかのようだった。


「も、もう……ご主人様ってば♡ 少しは落ち着いて♡ ベッドに行きましょう♡」

「ったく、お前に会えない間寂しかったんだぜ?」

「わたしだってそうよ♡ でももう少しだけガマンして♡ 安全な住処を用意するから、そしたら毎日でも一緒にいられるわ♡」

「明日までは楽しめるんだろ? 早く脱げよ」


 ベッドに移動しながらアリスは着ていた服を全て脱いだ。

 誰もがうらやむプロポーション。大きく美しい背中の星紋。

 そして胸元にある赤い星紋も見てもらう。


「俺と同じところにつけたのか?」

「ええ、ご主人様とおそろいがよかったのよ。すぐに消えてしまうから何度も付けないといけないのは面倒だけど……んっ♡」


 胸を鷲掴みにされてアリスがもだえる。


「でかくてエロイ胸だ。挟めよ」

「ふふ、任せて♡」


 ベッドに腰かけた男が肉棒を露出させる。

 すでに勃起したそれをうっとりと眺めながら、あいさつ代わりにアリスは先端に口づけた。


「えいっ♡」


 そして自分の豊かな乳房でその逞しい肉棒を挟む。


「ああっ♡ 熱くて硬い♡ きゃっ♡ 動かさないでご主人様♡ ちゃんとご奉仕できないわ♡ んっ♡ れろぉ♡」


 唾を垂らして肉棒にまぶし滑りをよくする。

 ぎゅっと強く挟むとそれを動かして肉棒を扱き始めた。


「あー……やっぱこれだわ。初めて見た時からアリスの胸でパイズリしてほしかったんだよなぁ。柔らかくてモチモチで……マジで気持ちいい」

「ご主人様のおちんぽ様だって大きくて硬くて挟み甲斐があるわ♡ んあっ♡ 熱くて擦っているだけで火傷してしまいそう♡ んっ♡ んううう♡ れりゅう♡ じゅるるう♡」


 胸ですると同時に口でも奉仕を行う。

 カリの深い溝の部分に舌を這わせて、裏筋も舐め上げていく。

 先端を口に含んで鈴口もきちんと舐めると男の腰がわずかに浮いた。

 ちゃんと気持ちよくできているとわかるとアリスの気もよくなり、さらに奉仕に熱が入っていく。


「んむっ♡ じゅるる♡ れりゅう♡ ご主人様ぁ♡ わたしのおっぱい、んあっ♡ おちんぽ様ぴったりの谷間になっちゃう♡ んっ♡ んううううっ♡」


 乳首でも肉棒を刺激すると気持ちいいのか胸の中でピクンと震えた。

 肉棒が一回り大きくなったのを確認すると、気持ちよく射精させるためにさらに強く挟んで扱き始める。


「く……もう少しで出そうだ。谷間に出してやるからな」

「ちゅるる♡ れろぉ♡ 出してっ♡ わたしのおっぱいの中で、精液沢山出してっ♡ おっぱいを妊娠させてえっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああっ♡ 熱い――熱いのおおっ♡」


 アリスの胸の中で精液が弾ける。

 肉棒の先端を胸で挟んでいたので、谷間から大量の精液が漏れ出てきた。

 その量と濃さ、そしてオスの匂いに惹かれてアリスが精液を舌で舐めとっていく。


「れりゅう♡ ちゅるるう♡ あぁ♡ ご主人様の精液♡ 美味しいわ♡ れろぉ♡」


 胸に付着した精液を全て舐めとると、彼女はようやく肉棒を開放する。

 当然だが勃起したままのそれをツンと指で突くと、自らベッドの上に上がった。


「ご主人様……雌奴隷の準備はできているわ♡」


 四つん這いになって尻を振って誘うと、彼はすぐにアリスの秘部に肉棒を当てた。

 パイズリフェラですでに準備ができていることを確かめて。


「早くっ♡ 早くぅ♡ んあっ♡ ふあああああああああっ♡」


 勃起しているそれを一息でぶち込む。

 奥までたどり着いて子宮口を押し上げると、アリスの背筋がピンと伸びた。


「あぁ……これよ♡ これが欲しかったの♡ 雌奴隷なんだからこれが必要なのよ♡」

「おい、自分だけ気持ちよくなるつもりか?」

「ご、ごめんなさい♡ ご主人様の好きに使って♡ きゃっ♡ ふあっ♡ あああっ♡ んあああああああああああっ♡」


 アリスの左肩をつかんで上体を起こしながら腰を打ち付ける。

 そのまま右手のほうは乳房に回して鷲掴みにして乳首をイジメながらピストンを続けた。


「あっ♡ ふああっ♡ 乳首っ♡ ああああっ♡ 感じちゃうっ♡ おまんこもすごいのっ♡ ああっ♡ 全部気持ちよくなっちゃうっ♡ ひああああああっ♡」


 欲望を遠慮なくぶつけられてアリスの雌の部分も悦んでいる。

 子宮口が早く出してほしいと肉棒の先端に吸い付いて、入り口を開けて精液を待ち望んでいるようだ。


「ほら、アリスの大好きなチンポはどうだ?」

「気持ちいいわっ♡ ああああっ♡ スゴイっ♡ オペラよりこっちのほうがいいのっ♡ あああっ♡」

「オペラ? ああ、そういえば好きなんだっけか」

「い、今でも好きよ♡、でもご主人様を優先するわっ♡ ああっ♡ わたしはご主人様の雌奴隷なんだからぁっ♡」


 彼女はまるでそれを自分の誇りであるかのように口にする。

 実際そうなのだろう。

 アリスにセックスの快楽を教えてくれたこの男の雌奴隷であることは彼女にとって誇りなのだ。

 彼女をベッドに押した押して寝バックになり、体重をかけながら膣内を蹂躙していく。

 尻をつかんで揉みながら体重をかけると、アリスの口から雌奴隷にふさわしい下品な声が漏れた。


「ふああっ♡ んおっ♡ ふおおおっ♡ ひあああっ♡ つぶれちゃうっ♡ つぶれちゃうわっ♡ んあああっ♡」 


 寝バックのまま彼女の腕を持って後ろにひきスパートをかけた。

 上体が逸らされたことでアリスの胸が激しく揺れる。

 膣内が収縮してきて肉棒にも限界が近づいていた。


「ふあああっ♡ もうダメっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ んあああああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「イクうううっ♡ ふあああっ♡ ひあああああああああああああっ♡」


 熱い精液を子宮に注がれてアリスが絶頂する。

 空っぽだったその場所にオスの欲望を注がれて彼女の身体が悦びに震えた。


「くぅ……やっぱアリスの中に出すのはたまんねーわ……今日中に孕ませやるからな」

「はりゃませてぇ♡ んあっ♡ ご主人様の赤ちゃんほしいのぉ♡」


 幸せそうに精液を受け止める彼女はもう第2王女とは思えない。

 そもそもこの男の前ではただの雌奴隷なのだから当然だ。

 このホテルの部屋から翌日の朝まで女の喘ぎ声がほとんど絶えなかったという。

Comments

ねむまる

無知な女の子がいやらしくなっていくの大好きー、この後アリスの手引きで燐も捧げられるのが目に浮かぶようだ。 細音啓作品は主人公とヒロインのカップリングが鉄板なので寝取られると破壊力が増す。