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pixiv様に投稿したものに追加シーンを加えた版です。


 ルーシー・セイランドは衛士隊がその場から去ってから物陰から元いた道に戻った。

 彼女はすぐに自分を助けてくれた男性に深々と頭を下げる。


「改めて、本当にありがとうございました」

「いやー、気にしないでくださいっす。むしろ美人なおねーさんとくっつけて役得っすよ」


 思いきり抱き締められてしまった事、そして服の上からとはいえ尻を揉まれてしまった事に関しては強く文句を言いたいのだが、助けてもらった手前怒ることができない。

 ニコニコしながら話す随分と“チャラい”感じがする男性に、表面上は笑顔でルーシーも相槌を打つ。


(レクタ―にも触られたことがないのに……助けてもらったけどこういうタイプは好きになれないわね。現地の人とむやみに接触するのもよくないし、早く立ち去らないと……)


 適当なところで会話を打ち切り宿に戻ろうとしたが、


「あ、名前言ってなかったっすね。オレは絶賛売り出し中のカメラマン、帝国時報のレックスってモンです」


 帝国時報という言葉にルーシーが反応する。


(帝国時報社に務めている人? それなら一般の人よりもいろいろ知っていそうね。もしかするとレクタ―の事も……)


 すぐに立ち去ろうとしたが予定を変える。

 この後は宿に戻るだけだったので時間は十分にあるのだから、彼から話を聞きだせないだろうか。


「レックスさんですね。私はルーシーです。ノーザンブリア方面から仕事で来ていてオルディスにはさっきついたばかりです」


 セイランドという姓からレミフェリア出身だと悟られないようにファーストネームだけを名乗った。


「海都は初めてっすか? よかったら案内しますよ?」

「それは助かりますが……」

「ああ、さっきの事とか余計なことは聞かないんで安心してください。美人と歩けるってだけでオレにとってはご褒美っす」

「そ、そうですか……ではお言葉に甘えさせてもらいます」


 衛士隊の事を聞かないでくれるのはありがたい。

 にこやかに談笑をしながら二人が歩きだす。


「と・こ・ろ・で――ルーシーさんって超絶美人っすよね。よかったら記念に一枚どうっすか?」

「い、いえ。写真はちょっと……(この人は絶対に好きになれそうにないわ……)」


 早く情報を引き出して彼と離れたいと思うルーシーだった。

 とはいえ町の案内という名目なのでまずは彼に付き合う必要があるのですでに憂鬱だった。

 ところが――


「やっぱまずはこれっすね。碧のオンディーヌっていう海の精霊の像っす。中世に信仰されてたらしいっすよ」

「立派な像ですね……それになんだか海都の歴史を感じます」

「これが描かれたお土産用のコインなんかも売ってるっす」

「そうなんですか? せっかくだから一つ買っていこうかしら」

「あとで売ってるとこ連れてきますね」

「ありがとうございます」


 彼の案内で町の名所などを回り。


「海都に来たら一回は食ってみてほしいのが、地元の魚介を使ったこの潮風ブイヤベースっすね」

「これ……すごく美味しいですね。何度でも食べたくなってしまいます」

「お、滅茶苦茶いい表情。写真撮っていいっすか?」

「もう……それは遠慮しておきます」


 食事や軽食も何度か挟み。


「なるほど……ルーシーさんも忙しいんすね」

「いえ、レックスさんのほうこそ」

「今日は久々の休暇なんでしょ? ルーシーさんがリフレッシュできるように頑張るっす」

「ふふ、もうだいぶリフレッシュできてますよ。次はどこに連れて行ってくれるんですか?」


 移動中に情報も引き出しているのだが、いつのまにか話すつもりがなかった自分のことまで話してしまう。

 レックスが聞き上手なのでつい話してしまうのだ。

 海都を巡るというのも合わさって、いつの間にかルーシーはこの時間を楽しんでしまっていた。

 そして日が暮れたころ、レックスに誘われて雰囲気の良いバーに入った。


「ほんっとうに……その生徒会長には手を焼いたんですよ……」

「はは、聞いてるだけで副会長だったルーシーさんが大変だったのが想像できるっす」

「ええ、本当に。あの馬鹿を殴りたくなってきました……あ、ごめんなさい。なんだかずっと愚痴を聞かせてしまいましたね」


 酒を飲みながらレクタ―の愚痴を延々とレックスに吐き出してしまった。

 今までため込んでいたものを吐き出せて少しすっきりしたが、名前も知らない男の愚痴を聞かされるなどつまらないだろう。


「ルーシーさんの事なら何でも知りたいっすから」

「そ、そうですか」


 なんだか照れるので酒を――


「でもその人って聞いた感じだと優秀な人だったんでしょ? それなら随分とモテたんじゃないっすか?」


 一口飲もうとしたその手が止まった。


「……恋人がいたとは聞いていませんね」

「へぇ、意外っすね。下級生とかが憧れそうっすけど、本人は恋愛に興味がなかったんすかね?」

「それは……わかりません」


 レクタ―のそういう話を聞いたことはない。

 恋愛には興味がなかったのかあるいは隠れて誰かと付き合っていたのか。

 いや、隠れて付き合っていた生徒がいたなら黙って消えないだろう。

 ルーシーも学生のころから美人だなんだと言われているが、レクタ―は自分をそういう目で一切見なかった。


「まぁ彼女が欲しくないとか作りたくないって思う人がいてもおかしくないっすからね」

「そ、そうですよね」

「その人も仕事上の付き合いで美女と飲みに行くくらいかもしれないっすね」


 仕事上の付き合い。

 それは大いにありそうだ。

 それに確かレクタ―と同じ鉄血の子供たちにはとんでもない美女がいると聞いたことがある。

 レクタ―が美女と楽しく酒を飲んでいる場面を想像してしまい、ルーシーが酒を一気に飲み干した。


「ふぅ……おかわりをお願いします」

「ルーシーさん、飲みすぎじゃないっすか?」

「お酒は好きなほうですしまだまだ飲めます。今日は楽しかったのでとことん飲みたい気分なんです」

「楽しんでもらえたなら何よりっす。ルーシーさんのストレスが少しでも減るならいくらでも愚痴を吐いていいっすからね」


 そのおかわりもすぐに飲み干してルーシーのペースはどんどん上がっていく。

 彼女は酒が好きであり会食で勧められてかなり飲んでも平然としているので決して弱くもない。

 しかし酔わないわけではないのだ。

 レクターの愚痴をひたすら吐いても笑顔で受け止めてくれて。

 それどころか自分を労ってくれるレックスと飲むのが想像以上に楽しくて、彼女にしては珍しく少し酔ってしまった。


「ふぅ……ムキになって飲みすぎたかしら」


 飲み終えて少しふらついた足取りでルーシーが宿に戻る。

 もちろんレックスも彼女を送るために一緒に歩いていた。


「ずいぶん飲んでましたね」

「きっとレックス君と飲むのが楽しかったせいね。それに久しぶりにあの馬鹿の愚痴を誰かに聞いてもらってスッキリしたわ」


 口調や二人称もだいぶ砕けていることにルーシー自身も気が付いていない。

 酔いが回ってしまったが晴れやかないい気分で夜の海都を歩く。


「ん……ちょっと、レックス君?」


 レックスがルーシーの腰に手を回して自分のほうに引き寄せる。


「支えてるだけっすよ?」

「もう……下心が丸見えよ? 女性の体にきやすく触れるなんて、それでも帝国男子なのかしら?」


 注意してもレックスはルーシーを離そうとしない。

 ルーシーも強く拒絶しないで苦笑しながら「駄目よ」と繰り返すだけで本気で拒絶はしなかった。


(男の人にこんな風に触れられたのはレックス君が初めてね……)


 ルーシーも今まで数えきれないほどの男性からアプローチをされたことがあるが、スキンシップやボディタッチなどは絶対に許さなかった。

 けれど今日あったばかりのレックスに腰を抱かれている。


(今は酔っているから、支えてもらったほうがいいわよね。別に他意はないわ)


 心の中でなぜか言い訳をしながら宿に向かって歩き続けるが――


「あれは――ルーシーさん、こっちだ!」

「え? きゃっ!?」


 突然レックスに物陰に引きずり込まれる。

 何事かと思い彼と出会った時の事を思い出した。

 案の定ルーシーの泊まるホテルの前に衛士隊が複数いたのだ。

 酔っているルーシーは気が付いておらず、レックスがいなければ見つかっていただろう。

 前回と違って軽く抱きしめられているだけなのに、なぜか前回よりもドキドキして緊張してしまう。


「また助けられちゃったわね。ありが――」


 お礼を言おうとしたが言葉が途切れる。

 真剣な表情になったレックスの顔が徐々に近づいてきたからだ。

 そんな彼に思わずドキッとしてしまい動きが止まる。


「あ――ダメ――ちゅ♡」


 動けないまま唇を奪われた。

 レックスは目を閉じているがルーシーは逆に大きく開けて身体を硬直させている。 

 なんで突然。ファーストキス。レクターとじゃない。レックス君に奪われた。

 様々な言葉が頭に浮かんだが、十秒ほどして彼女は我に返った。


「ダ、ダメっ! 私そんなつもりじゃ――」

「静かに。あいつらが怪しんでるっす」


 チラッと表を見ると衛士隊がこちらに近づいてきている。


「恋人同士のふりしてごまかしましょう」

「でも――ちゅ♡ ちゅう♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡」


 もう一度唇を重ねられて今度は舌を入れられる。

 ルーシーはまだ納得しておらずレックスの胸を押して引きはがそうとするが、彼がしっかりと背中に手を回しているので逃げられない。


「んむっ♡ れりゅうう♡ はぁ♡ 待って、こんなところで――ちゅるるう♡ じゅるるううう♡ んむうううっ♡」


 背中に手を回すどころか右手で尻を揉みしだき、左手はルーシーの後頭部に回して引き寄せる。

 二人の唇がさらに強く密着した。

 

(こんなところでこんなに強引なキスをするなんて、やっぱり最低……)


 最低なのに、ルーシーの抵抗がだんだんと少なくなっていく。

 胸を押していた手ももはや添えているだけになっていた。


(無理矢理のキス……最低なのに……レックス君は全然好みじゃないのにドキドキしちゃってるわ……んっ♡ キ、キスってこんなに気持ちいいなんて……ダメ、おかしくなりそう)


 いつの間にか腕をレックスの首に回してルーシーのほうからも抱き着いている。


「おい……あれはただの恋人同士だろ」

「まったく、家か宿でやれ」


 衛士隊がレックスたちから離れていくがルーシーはキスをやめない。

 完全にレックス以外の何も見えなくなってしまっているのだ


「ルーシーさん、もうアイツら離れていったぞ」

「……え?」


 そう言われてもう大丈夫だったという事に気が付いてルーシーが慌て始めた。


「ね、念のため演技を続ける必要があったでしょう」

「はいはい、そうっすね、それより今日は宿に戻らない方がいいと思うぜ。他の宿を探すべきじゃないか? つーかオレもまだ宿を決めてなかったし、一緒に探しましょうよ」

「それは……そうね。そうしようかしら」

「じゃあいこうぜ」


 彼の提案を呑み歩き始めるが、腰はさっきのように抱かれたまま。

 むしろ先ほどよりも力をこめられている気がした。


「ちょ、ちょっと……わかっていると思うけど、そういう事はしないわよ?」

「そういうことって?」

「だから――んっ♡」


 腰を抱いていたレックスの手が下がりルーシーの尻を揉みしだく。


「セ、セクハラよ……やっぱりわかっていないでしょう?」

「ほら、恋人みたいに歩かないと怪しまれるかもしれないぜ」

「恋人だってこんな風には歩かないわよ。せめて手をもう少し上に――んあっ♡」


 今度は尻を揉んでいた手が彼女の胸を揉み始める。

 服の上からでも触られるのは当然初めてであり、恥ずかしさのあまり顔が赤く染まった。


「も、もう。やっぱりわかってないでしょう? 一緒に泊まるだけでそういうことをするつもりはないわ。この際だから言っておくけど、レックス君は私のタイプとかけ離れているの」

「そんな奴とのキスに夢中になっちゃったんだ?」

「あれは……え、演技よ。そういう所も好きじゃないわ……」


 文句を言いながらもルーシーはレックスから離れようとせず胸も揉まれたままだ。

 そのまま二人はゆっくりと歩いて宿酒場にたどり着いた。

 酒場は賑わっているが、今日は宿泊客が少ないらしく店主が客が来て喜んでいる。


「ルーシーさん、一部屋でいいよな?」

「……え?」


 言われて気が付くが、そもそも別々の部屋に泊まればよかったのだ。

 一緒に歩いている時から、彼と同じ部屋に泊まるのだと当たり前のように思ってしまっていた。


「え、ええ……かまわないわ。ほかにも泊まる人が居るかもしれないものね」


 気が付いたのに同じ部屋に泊まることを了承してしまう。


「言っておくけれど、部屋で私に指一本でも触れたら殴るわよ?」

「エスコートするのはありってことっすね」


 ルーシーの腰を抱きながら部屋に向かう。

 酒場の男たちが突然やってきた美人を部屋に連れ込むレックスを羨ましそうに見ていた。

 今からあの男はあの美女を好きにするのだろうと目が言っている。

 その視線にルーシーも気が付いている。

 部屋の前まで来てもレックスは彼女を離さずに、二人一緒に部屋に入り。

 ドアを閉めて、鍵を閉める。


「きゃっ♡ ちゅっ♡ れりゅう♡ レックス君っ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ ダメェ♡」


 ルーシーが抱きしめられてキスされながらベッドに連れていかれる。 

 ダメと言いながらも一切抵抗することはなく、自分からもベッドに向かっていた。


「もう無理、絶対に我慢できねー。一緒の部屋に泊まるってことはそういう事でいいんだよなぁ?」

「んむっ♡ ちゅるるう♡ わ、わかったわ♡ わかったから落ち着いて♡ まずはシャワーを――」

「無理、チンポが破裂する」

「ならせめて服を脱がせて! 着替えがないから汚すわけにはいかないの!」


 仕方なくレックスがルーシーをはなすと、彼女はゆっくりと服を脱ぎ始めた。


(ほ、本当にしてしまうの? 今ならまだ……いえ、でも流石に恥をかかせるのは申し訳がなさすぎるわね。それに助けてもらったのだからお礼も必要だし……い、いえ、そもそもレックス君なんて好みじゃない……のに……)


 様々なことを考えながら服を脱いでいき、彼女はとうとう生まれたままの姿になった。

 レックスもとっくに裸になっており、優しくベッドに寝かされる。


「すげー綺麗だぜ」

「わ、私……初めてなのよ♡ だから――や、優しくしてちょうだい♡」

「りょーかい。今夜は絶対に離さないぜ。昔好きだった男の事なんて忘れさせて、オレの事しか考えられなくしてやるよ」

「あ――♡」


 その言葉だけでゾクゾクとしたものがルーシーの全身を駆け巡り、心と体がレクターではなくレックスを求め始める。 

 男性にそういう目で見られたことはあるが、ここまで真っ直ぐに欲望をぶつけられたのは初めてだ。


「そもそも私はさっきの男の人を好きじゃな――ひあっ♡ ああっ♡ んああああっ♡」


 ルーシーの言葉を遮ってレックスがルーシーの胸を揉み始める。

 巨乳と言える魅力的な胸だが男を知らなかったそれは、ゴツゴツした手でどんどん形を変えていった。

 ルーシーは肌の手入れにも気を遣っているのか掌に吸い付いてくるようだ。

 すでにじっとりと汗ばんでおり、タプタプと何度も揺らしながら乳首をしゃぶり始める。


「ひああっ♡ んああああっ♡ そんなに乱暴にしないでぇっ♡ ああっ♡ 乳首も一緒になんて――ひあああああっ♡」


 舌で乳首を転がして指でつまむとルーシーの口から可愛らしい喘ぎ声が漏れる。


「へへ、さっきの酒場の男たちルーシーさんをガン見してたぜ。きっとみんなこうしたかったんだろうな。こんな美人の身体を知ってるのがオレだけなんてスゲー優越感だ」

「んああっ♡ そ、そんなこと言わないでぇ♡」

「男を惑わすエロい身体してるのに処女とか可哀想すぎるぜ。今日はちゃんと気持ちよくしてやるからな」


 実際ルーシーは恋人は存在せず、レクターを想いながら時々自慰行為に及ぶ程度。

 セイランド家の者として医療にかかわることも多いので、性行為は快楽を得る行為の側面よりも子供を作る行為という側面のほうが大きい。

 誰もがうらやむ美貌を持ちながら、彼女は体をずっと持て余していたのだ。

 乳首をしゃぶりながら手が太ももまで下がっていき、彼女の秘部に指が触れる。


「ふああああっ♡ あああっ♡ ひあああああっ♡」

「おいおい、いくら何でも濡れすぎだろ。どれだけオレとのキスが気持ちよかったんだよ?」

「ち、ちが――ひああっ♡ 待ってレックス君♡ あっ♡ 身体がおかしいのよっ♡ こ、こんなに感じたことはないの♡ ああっ♡ ふああああっ♡」


 膣を指でかき回されてルーシーの身体がビクンと大きく跳ねる。

 男を受け入れて急速に女として開花していく自分の体にルーシー自身戸惑っていた。

 自慰行為などとは比べ物にならないほどの快感を得ているのだから当然だろう。


(ああっ♡ なんでこんなに気持ちいいのよっ♡ レ、レックス君なんて本当に好きじゃないのに♡ なんで抵抗できないの♡ このままじゃ流されて最後までしちゃう――っ♡)


 指で乳首をピンっと跳ねてうなじに舌を這わせる。

 そのまま頬にキスをして唇も奪った。


「ちゅううう♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ レックス君♡ ちゅっ♡ じゅりゅうう♡ ひあっ♡ 膣をかき回さないで♡ あああっ♡」

「なんだ、痛いのかよ?」

「き、気持ちいいっ♡ 自分でもびっくりするくらい気持ちいいのよっ♡ ひっ♡ レックス君、それ――♡」


 太ももに硬くて熱いものが当たっている事に気が付く。

 レックスが勃起したモノをルーシーの太ももにこすりつけているのだ。

 彼のほうも我慢の限界だったのか先走りが漏れておりピクピク震えている。


「ルーシーさんだけじゃなくてオレだってずっと我慢してたんだからしょーがねーだろ? 肌すべすべで擦るだけで気持ちいいけど、やっぱ中に入りたいよなぁ。準備はとっくにできてるみたいだし入れていいだろ?」

「え、ええ……あ、コンドームは?」

「アフターピル持ってるって」

「そう言う問題じゃないでしょう。コンドームは避妊目的だけじゃなくて性感染症予防の意味も――きゃっ♡」


 股を大きく開かされて、勃起した肉棒で秘部を擦られた。


「あ……あぁ……大きい……っ♡」


 教材や資料などでそれを見たことはあるが、そのどれよりも大きくたくましい肉棒。

 ごくりと唾を飲み込みそれから目が離せなくなる。


「こ、こんなに大きいなんて……私、このペニスで女にされてしまうのね……♡」

「そうだぜ。心の準備はできたか?」


 オスの欲望をぶつけられてルーシーのメスの部分が心地よさを感じる。

 避妊具のことなど完全に忘れ去り、期待と恐怖と好奇心に後押しされる。


「き……来て♡ ……ああっ♡ んぎっ♡ ふあああっ♡」


 めりっと鈍い音がして肉棒が膣に入ってくる。

 焼けた鉄の棒を入れられているかのような痛みだったが、不思議とやめてほしいとは思わない。


「んああああああああああっ♡」


 コツン、と一番奥まで肉棒で埋め尽くされて、ルーシーの背筋がピンと伸びた。


「はいった……へへ、超絶美人の処女ゲットしちゃったよ。ルーシーさんを女にしたのはオレだからな。忘れんなよ」

「んぎっ♡ ああっ♡ ひぎっ♡ い、痛い……あぁ……っ♡」


 恐る恐る目を開けると本当にあの巨大なものがすべて入っていた。

 破瓜の証も見えてレックスに女にされてしまったのだと自覚する。

 彼はルーシーと両手を恋人つなぎにしてゆっくりと腰を動かし始めた。


「ひあああっ♡ んっ♡ もっとゆっくり――あっ♡ ガリガリ削られてるみたい……ひああっ♡」

「マンコに集中してオレのチンポの形覚えろよな。ほーら、どんな感じだ?」

「わ、わからないわよ♡ 私の膣を、みちみちって広げているわ♡ ひあっ♡ それに、ペニスの出っ張っている部分で、擦られて……ああっ い、痛いのに、んっ♡」


 痛みはあるのだがその痛みをもっと感じたいと思ってしまうのだ。

 医療にかかわるものとしてありえない発想だったので彼女も戸惑う。

 肉棒は一突きごとに自分を内側から滅茶苦茶にしていくようだった。彼の手により女にされて、そこからさらに変えられているのだと思うと胸が高鳴ってしまう。


「はぁ……はぁ……マジでルーシーさんの身体よすぎるぜ。その元生徒会長とか周囲の奴らは何やってたんだよ。オレが同じ時期に通ってたらソッコーで手を出してたのになぁ」

「ふああっ♡ さ、最低♡ どうせあなたは、ひあっ♡ 学生時代から沢山の女生徒に手を出してたんでしょう? んっ♡ んうううっ♡」

「そんな最低な男に処女奪われて気持ちよくなってるのはどこのだれっすかね~?」

「気持ちよくなんて――ひああっ♡ ま、まって♡ なんだか急に刺激が――ああああっ♡」


 子宮口を突かれる痛みがだんだんと甘い痺れに変わっていく。

 すると痛みが薄れ始めて先ほどのような快感を感じ始めた。

 恋人つなぎの両手をギュッと握って腰を振ると、仰向けになっても形の崩れない巨乳が小気味よく揺れる。


「ああっ♡ ふああっ♡ だめっ♡ 本当にダメよっ♡ なんでっ♡ なんでこんなに気持ちいいのよっ♡」


 レックスが動きとをめて手も離す。

 どうしたのかとルーシーが不思議がっていると、彼は繋がったままベッドに倒れて対面側位に移行した。

 目の前に彼の顔があって恥ずかしくて目を逸らそうとしたが、その前に唇を重ねられる。


「んむっ♡ ちゅう♡ れりゅう♡ じゅるるるう♡ はぁ♡ キスもダメ……ちゅっ♡ ちゅるるるうううううう♡」

「ほら、足絡めろ……そうそう。抱き着いて密着させる感じでな」


 年下にリードされて従うだけになっているが全く嫌ではない。

 ルーシーは足をレックスに絡ませて両手は首に回して抱き着いている。

 自分の胸を彼の胸板に密着させて押しつぶして気持ちよくなっている。

 レックスは右手をベッドの下にくぐらせてルーシーを抱きしめ、左手は彼女の尻をがっちりつかんで離さない。

 スカート越しに揉んだそれを今度は直接揉みしだきながら腰を打ち付ける。

 当然キスはしたままで舌を絡めあう。

 唾液を交換しあってお互いの口の中を犯す勢いで舌を動かしていく。

 レクターが相手ではないことなどもはやルーシーは完全に気にならなくなっていた。

 今自分を抱いているレックスの事と気持ちよくなることしか考えられなかった。


「れりゅうう♡ じゅるるう♡ レックス君♡ ああっ♡ ちゅっ♡ キス好きっ♡ 好きなの♡ もっとしてほしいわっ♡」

「へへ、キスもいいけどそろそろ出そうなんすよ。なかでいいっすよね?」

「ちゅっ♡ れりゅう え? だ、ダメよ♡ 妊娠してしまうじゃない♡ あっ♡ 赤ちゃんは困るわ♡ アフターピルがあるのだとしても、念のため外に出してちょうだい♡ あっ♡ んああああっ♡」


 肉棒が一回り大きくなって震え始めたのを膣で感じたが、レックスはすました顔でルーシーの胸に吸い付いた。


「ピルあるんだからいーじゃん。初体験で外だしなんてルーシーさんが可哀想だしさ」

「そんなこと――んっ♡ な、何するのよ♡ キスマークなんて――あっ♡ だ、ダメ♡ ダメェ♡」


 許可もとらずに胸にいくつもキスマークを付けるレックスを拒絶――できない。

 所詮は口だけの拒絶であり、むしろルーシーは強くレックスを抱き寄せている。


「さ、最低っ♡ やっぱりあなたは最低よっ♡ あっ♡ ひあああっ♡」

「だからその最低な男に夢中になってんのは誰なんだよ? ほら、正直に言えって。中に出してほしいんだろ? 足もマンコも絡みついてきてるからバレバレなんだよ」

「うう……んあっ♡ も、もうっ♡ んちゅっ♡ れりゅうう♡ 好きにしなさい♡ ちゅっ♡ れりゅう♡ 中に出してえええっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ひあああああっ♡ あ、熱い精液がっ♡ あああっ♡ んあああああああああっ♡」


 ぐつぐつと煮えたぎった精液がルーシーの子宮に注がれて、彼女も同時に絶頂した。

 男の欲望を受け止めた子宮が歓喜の悲鳴を上げてルーシーも目を見開く。

 すぐにレックスに唇を奪われて強く抱きしめられた。

 男を知らなかった年上の美女。その美しく柔らかい身体を壊れるほど強く抱きしめながらの射精。

 それが齎す快感は相当なものでレックスは腰をぐいぐいと押し付けながら射精を続けた。


「じゅるる♡ れろぉ♡ ちゅっ♡ ほ、ホントに出すなんて……ちゅっ♡ ちゅるるうう♡」

「足絡めてんのはそっちだろ? ふぅ……まず一発な」


 射精が終わるとレックスが肉棒を抜き、ごぽっと大量の精液が溢れた。

 二人とも仰向けになって寄りそう。


「はぁ……♡ はぁ……♡ せ、セックスって……想像以上に疲れるのね……んっ♡」


 呼吸するたびに動くルーシーの胸をレックスが揉み始めた。


「やっぱでかくてきれいな胸だな。触ってるだけで勃起しちまうよ」

「もう……本当に貴方って人は……」


 止めても無駄なのはわかるのでそのまま好きにさせる。

 しばらく沈黙が続き、ルーシーの荒い息だけが部屋に響いた。


「……しちゃったのね……♡」


 それはレックスに対して言ったのではなく独り言だろう。


「全然タイプじゃない男に処女を奪われちゃいましたね」

「はあ、なんで……こんな人としちゃったのかしら?」


 自分の胸を揉みながらにやにやしている男を見てしみじみ思う。


「成り行きだろ?」

「そうかもしれないわね。はぁ、してしまったものは仕方ないわ」

「なんだよ、そんなに嫌だったのかよ?」


 当たり前でしょ、と言いかけた口が止まる。

 好みじゃない。見た目が特別カッコよくもない。

 いつかレクターとこういうことができるのかもしれないなどという淡い想いを抱いていたが、それも彼によって壊されてしまった。

 けれど。


「別に……嫌だなんて言ってないわよ♡」


 嫌だとは思わなかった。

 ゾクゾクするほどオスの欲望をぶつけられ、自分が女であることを教え込まれて。

 彼に抱きしめられて逞しさも感じてしまった。


「へへ、じゃあ続きと行こうぜ」

「……え? 続き――きゃっ♡ また大きく……お、男の人って何回もできるものなの?」

「ルーシーさん相手なら何度もできるっての。そうだ、その前に記念写真撮っておかないとな」


 枕元に置いてあったカメラに手を伸ばし、レックスがルーシーの肩を抱き寄せる。


「まったくもう……しょうがないわね♡」


 ルーシーも彼に寄り添ってカメラ目線。

 さんざん写真を断り続けた彼女が今日初めて撮った写真になった。


 ルーシーと特別な思い出を共有した!

 レックスの好感度☆☆☆

 レクターの好感度♡♡♡♡



「……ん……朝……?」


 ルーシーが目を覚ますと、目の前にはレックスの顔があった。

 昨日は初体験を終えた後にその後も何度も精液を注がれた。

 疲れた体を引きずって二人でシャワーを浴びて、その時も一度中に出されてしまった。

 さらに疲れたが何とか体を綺麗にして、二人はそのままベッドに倒れこんだのだ。

 どうやらレックスに寄り添ってぐっすり眠っていたらしい。

 気だるさがまだ残っており動こうと思えず、彼の体温を感じながら寝顔を見つめる。


「本当に……すごかったわね……♡」


 いつかは経験することだと思っていたがこんな形で経験するとは思ってもみなかった。

 特別に体格がいいわけではなく男性としてはむしろ小柄のほうなのに、今まで出会ったどんな男性よりも逞しいと、そして男らしいと思える。

 その理由は彼の下半身にもあるのだろう。


「大きくなってるわ……♡」


 朝起ちというやつだろうか。レックスは寝ているのに勃起していた。

 なんとなくそれに手を伸ばして触れてみると触るだけで火傷しそうなほど熱い。


「昨日あんなにたくさんしたのに……すごくたくましいわ♡ 私を女にしてくれて、快楽を教え込んだペニス……っ♡」


 セックスだけではなく体中を触られたことも思い出して肌が火照ってきてしまう。

 不味いと思いながらも昨日の事はどんどん思い出してしまった。


「ふあ……おはよ。ルーシーさん、朝からオレのチンポに興味津々?」


 いつの間にかレックスも目を覚ましていた。


「おはようレックス君」

「……おはようのキスは?」

「そんなのあるわけないでしょう。あのね、一度したくらいで勘違いしないでくれるかしら?」


 ルーシーが起き上がってベッドの下に手を伸ばす。

 昨日脱いだパンツを取ってそれをはくと、ブラも同じようにつけ始めた。


「昨日のあれはあくまで助けてもらったお礼。それも昨日でお終いよ。朝食を食べてチェックアウトの準備をしましょう」


 ルーシーの言葉など聞いておらず、レックスは寝起きに下着を身に着けるルーシーに興奮していた。

 彼女はそのままタイツもはいて下着にタイツのみという格好になる。


「ルーシーさん、その恰好エロすぎだぜ。せめてフェラで抜いてくれよ」

「フェラ……フェラチオ? だからお礼はもう――っ♡」


 ベッドから降りようとしたときにレックスに背後から抱きしめられる。


「このままじゃチンポが小さくならなくて外に出れねーよ。ルーシーさんがエロい格好するからなんだぜ? ちゃんと責任取ってくれよ」

「あ、あなたが勝手に大きくしたんでしょう! 私はもう……」


 抱きしめられて胸が高鳴る。フェラチオという行為も興味がある。心のどこかでレックスにしてあげたいという気持ちがある。


「……仕方ないわね♡」

「へへ、やっぱルーシーさんって優しいよな」


 レックスがベッドに仰向けになる。

 近くで見ると本当に大きいそれをまずは手で握り、髪をかき上げて先端に口付けた。


「ん――ちゅっ♡ ちゅう♡ れりゅう♡」

「う……いい感じだぜ。竿を舐めたりタマを揉んだりしてくれよ」

「ちゅるるうう♡ ちゅっ♡ こ、こうかしら? れろぉ♡ じゅるるるうう♡」


 竿を根元から舐め上げて、カリの深くなっている部分も舌先でなぞる。

 タマを掌で揉み解すとずっしりと精液が詰まっているのがわかった。

 ここも舐めたほうがいい気がして玉袋の皺を伸ばすように舐めながら竿を手で扱く。

 時々ピクンと肉棒が痙攣するのが楽しくてルーシーは夢中でフェラチオを続けていた。

 美女の朝フェラというだけでレックスは興奮して彼女を撮っていく。ルーシーも気が付いているが嫌ではないのか何も言わなかった。


「ちゅっ♡ れりゅうう♡ れりゅりゅううう♡ 本当にすごく硬いわ♡ 精液もたくさん詰まっていそうで……ちゅっ♡ この先っぽが私の一番奥をイジメてくれたのよね♡ お返しよ♡」


 先端を咥えながら鈴口に舌を這わせると、よほど気持ちいいのかレックスの腰が少し浮いた。

 口の中で肉棒が大きくなったのを感じて根元まで一気に咥えこむ。

 喉の奥に当たって少し苦しいが、全部咥えたいという欲求が勝り彼女は口を離さない。

 頭を上下に激しく動かしてスパートをかける。


「あー……そろそろ出そう……全部飲めよ」


 低い声で命令されて、彼女の雌の部分が疼いた。


「っ♡ んむっ♡ れりゅうう♡ じゅぶるるるるううう♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んむううううううううううううっ♡」


 ルーシーの口の中で朝一番の濃い精液がぶちまけられた。

 ドロッとしたそれが瞬く間に口を埋め尽くして口元からこぼれてしまう。

 何とか飲み干していくが喉に絡まって少しずつしか呑み込めない。

 胃の中にボトボトと落ちていく感覚を感じるたびに身体が熱くなっていく。


「ふう……残ってるのも吸い取れ」

「ん――ちゅるるるるううううう……ちゅぽんっ♡ ……んくっ♡ んくっ♡」


 尿道に残っているのも吸い取って全て飲み干す。

 口元から垂れた精液を指ですくってそれも口に入れる瞬間をレックスが写真に撮る。

 朝フェラで精液を呑んだことにより、彼女の身体が完全に発情してしまった。


「さーて、朝食でしたっけ?」


 レックスがベッドから降りようとすると、ルーシーがその手をつかんだ。


「ん……私はもうおなかいっぱいよ♡ レックス君さえよければ……食後の運動に付き合ってもらえないかしら?」

「へへ、もちろんだぜ。こっちのほうが食いごたえありそうだしなぁ」


 その後二人は朝食の時間になっても酒場に降りていかず、チェックアウトの時間も一時間オーバーしたという。



 8月13日。

 レックスとルーシーはセントアークで待ち合わせをしていた。

 昨日ルーシーからレックスに通信をしたのだが、お互いに近くにいたので情報交換もかねて会う事になったのだ。


「あ――」


 待ち合わせ場所にレックスがいるのを見かけて近づこうとしたが、一度死角に隠れる。

 コンパクトの鏡で化粧におかしい所がないかを確認し、髪を手櫛で髪を整えてから改めて近づいた。

 ルーシーが声をかける前にレックスが彼女に気が付く。


「お、ルーシーさん。時間ピッタリっすね」

「こんにちはレックス君。待たせちゃったかしら?」

「今来たとこっす」


 まるで恋人同士の待ち合わせのようでルーシーがドキドキしてしまう。


「へへ、またデートできるなんて思わなかったぜ」

「あのね、デートなんかじゃないわ。ただの情報交換よ」

「とりあえず落ち着いて話せるところ行きましょうよ」


 レックスが先に歩き出して、ルーシーが思わず彼に手を伸ばす。


(今日は腰を抱いてくれないのかしら……)


 自分も歩き出そうとしたときに彼が振り返った。


「あ、忘れてた。デートなら恋人繋ぎっすよね」

「だ、だからデートじゃ……もう、仕方ないわね。そのくらいはサービスしてあげるわよ」


 仕方ない、を強調して彼と恋人繋ぎで歩く。

 初体験でも同じように握ったことを思い出しながら歩き続けて、エイプリルという店にたどり着いた。


「あら……これ美味しいわね。紅茶じゃなくてコーヒーにも合いそうだしフィーカの時に食べたくなるわ」


 そこの虹色ミルクレープを一口食べてルーシーが微笑む。


「フィーカってなんすか?」

「休憩時間ににコーヒーとお菓子を楽しむレミフェリアの文化よ。ふふ、本当に美味しいわ」


 もう一口食べたルーシーの顔をレックスがカメラで撮った。


「きゃっ? ちょっとレックス君、無断で物を食べている女性を撮るのはどうかと思うわね」

「すんません。でも今のルーシーさんめちゃくちゃ可愛くて我慢できなかったっす。今撮らなかったら一生後悔してた自信があるっすよ」

「か、可愛いだなんて年上に言うもんじゃないわ」

「本心っすよ。ルーシーさんは超絶美人だけど、可愛い所も沢山あるんだってオレだけは知ってるからな」

「~~~~っ!もう、レックスっ!!」


 不機嫌そうだけど嬉しそうなルーシーはその後も何枚も写真を撮らせてくれた。




 レックスの好感度♥♥

 レクターの好感度♡♡♡♡




 情報交換だけのはずが二人は店を出た後もレックスが旧都を案内するという名目で一緒に歩く。

 海都での案内中は一枚も写真を撮らせてくれなかったのに、ルーシーは今度はいくらでも撮らせてくれた。

 歩いている最中はずっと恋人繋ぎだった。

 けれどいつの間にか腰を抱かれていたり、人気のない場所では尻や胸にもレックスの手が伸びてきた。

 日が暮れてくると、死角の部分で抱き合ってキスまでしはじめた。


「ちゅっ♡ れりゅう♡ ちゅ♡ レックスぅ♡ ちゅっ♡ ちゅるるうう♡」

「オイオイ外でがっつきすぎだぜ。学生時代は不真面目な生徒会長に手を焼いてた真面目な副会長だったんじゃねーのかよ?」

「ちゅうう♡ む、昔の話よ♡ それに歩いてる最中にずっとセクハラしてきたのはレックスでしょう♡」

「デートもそろそろ終わりだから寂しくてさぁ」

「え……お、終わりなの?」


 てっきりこの後するのだと思っていたルーシーがオロオロし始める。


「だって情報交換だけして帰るつもりだったんだぜ。ルーシーさんはここの宿とってるんだっけ。オレは列車で帰るよ」

「そ、そんな……」

「それとも……ルーシーさんはこの後何かしたいことでもあるのかなぁ?」

「っ♡ あ、あなたって本当に……♡」


 本当に最低なのに。彼に抱かれたくてたまらない。


「貴方さえよければ……私の部屋に泊まっていく?」

「そんなに気を遣わなくてもいいぜ?」

「~~~~っ♡ お願いレックス♡ 泊っていって♡」


 潤んだ瞳で彼に唇を重ねる。


「じゃあお言葉に甘えようかな」


 キュンっとルーシーの子宮が疼き始めた。



「んちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡ レックス♡ ちゅっ♡ もう我慢できないわ♡ れりゅううう♡」


 ルーシーの借りている部屋についた瞬間、ルーシーのほうからレックスに抱き着いてキスをする。

 レックスはキスをしながら彼女の服の前をはだけて、乳房を露出させた。

 タプタプと弄び、スカートにも手を入れてタイツの上から尻を強く掴む。

 タイツの感触と胸と尻の柔らかさを存分に堪能しながら勃起した肉棒を露出させてルーシーの下腹部に押し付ける。


「ああっ♡ 大きくなってる♡ お願いレックス、早く入れて♡ 貴方が欲しくてたまらないのよ♡」


 キスをしながらベッドに移動して服も脱がずに彼女を押し倒す。

 うつぶせにして両手で尻を撫でまわすと彼女から甘い声が漏れた。

 ビリっとタイツを破って下着をずらし……


「んああああっ♡ 入ってきたっ♡ ああっ♡ ひあああああっ♡」


 ガチガチに勃起した肉棒を一気に挿入する。

 寝バックで繋がりレックスがルーシーに覆いかぶさって腰を振り始めた。

 彼女の柔らかく弾力のある尻に思い切り腰を打ちつける。


「ふあああっ♡ あああっ♡ ひあっ♡ これよっ♡ これが欲しかったのっ♡」

「ったく、美人の正体がこんな淫乱だって知ったらみんながっかりするんじゃねーのか?」

「も、問題ないわっ♡ ああっ♡ 私をこんな風に乱れさせることができるのはレックスだけなのっ♡ だからあなた以外に知られる心配なんてないのよっ♡ ふあああ♡」


 ルーシーと唇を重ねながら膣内を蹂躙していく。

 ベッドのスプリングも利用して激しいピストンを繰り返し、子宮口を何度もイジメた。


「今は会えないけど好きな人がいたんじゃねーの? その人に顔向けできんのかなぁ?」

「い、言わないでっ♡ ああっ♡ 今はもうレックスの事しか考えられないわっ♡ んっ♡ 初めて抱かれた日からあなた以外の男性の事なんて考えられないっ♡ 貴方が私をこんな風にしたのよっ♡ 私だって自分がこんなに淫らだったなんてしらなかったわ♡」


 美しい容姿を持ち多くの男性に詰め寄られても、ルーシーは女の悦びを知らなかった。

 レックスの手により女として開花した彼女の身体は男の欲望を……レックスの欲望を受け止めて悦んでいる。


「へへ、しかたねーな。責任取ってイカセまくってやるぜ」

「ふあああっ♡ イカせてっ♡ あなたと一緒に何回でも気持ちよくなりたいのっ♡ レックスの欲望を私の中に注ぎ込んでえええっ♡」


 ルーシーに覆いかぶさっていたレックスが上体を起こして、彼女の尻をがっちりつかんで指を食い込ませる。

 そのまま体重をかけてスパートをかけると射精の前兆が訪れた。


「ふああっ♡ ペニスが大きくなってるっ♡ 私の中をみっちり広げているのっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡」

「まず一発目が出そうだけど中でいいよな?」

「ふわああああっ♡ 中で出してっ♡ 貴方の熱いものを注ぎ込んでええっ♡ 私もイッちゃうっ♡ ああっ♡ イッちゃううううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふあああああっ♡ あああっ♡ んああああああああああああっ♡」


 尻をつかまれ体重をかけられて中に出されて、ルーシーが大きくのけぞって絶頂した。

 口をパクパクさせながらその余韻に浸り、子宮に精液を注がれる感触を楽しむ。


「あ……あぁ……んっ♡ ……レックス……そんなに強く掴まれたら、お尻の形が変わっちゃうわ♡」

「なんだよ、オレに変えられるのは嫌なのか?」

「……嫌じゃないわね♡」


 むしろもっと変えてほしい。ありとあらゆるすべての部分がレックスの好みになりたい。

 寝バックから背面座位になって彼に抱かれたまま写真を撮った後も、二人のセックスはまだまだ続くのだった。



 レックスの好感度♥♥♥♥

 レクターの好感度♡♡♡♡




 8月26日。

 パンタグリュエルで行われた会合にルーシーも参加していた。

 とはいえ今はまだ待機中であり……


「ええ、今はパンタグリュエルよ」

『そっか。オレも行きたかったけど流石に無理だったよ』


 レックスと通信中である。


『会合の内容も気になるけど……ルーシーさん、宿題やってる?』

「っ♡  ……も、もちろんよ。ちゃんとあなたを想いながら毎日オナニーしてるわ♡ それと……お、お尻の穴も♡ ちゃんと準備しているからいつかは……」

『へへ、任せとけっての。アナルバージンもオレが貰ってやるよ』


 キュンっとアナルが疼く。


『それじゃあなルーシーさん』

「ええ、またねレックス♡ 次に会える日を楽しみにしているわ♡」


 ARCUSⅡの通信を切る。

 彼と話すだけで身体が疼き始めてしまうほどだったが……


「ルーシー先輩……」

「え? ク、クローゼ!?」


 背後からクローゼに声をかけられて冷や汗をかいた。

 まだクローゼたちは会合中だったはずだが終わったのだろうか。


「あの、ルーシー先輩もレックスさんのお知り合いで……そういうご関係なんですか?」

「……え? ま、まあ知り合いというか……待って、先輩もということはまさか」


 クローゼが頬を染めてコクンと頷いた。


「あ、あいつってば私の後輩に……王族にまで手を出すなんて……頭が痛くなってきたわ……」

「い、いえ。私から望んだことですから。でもなんだか納得しました。先輩は出会った時からお綺麗でしたけど、今は見違えるほど綺麗になっていますから」

「そ、そんなことないわよ……もしかしてあなたが《リベールの至宝》って呼ばれるようになったのは……」

「はい……あの人に女にしていただいてからです♡」


 同じ女でもドキッとしてしまうほどの色気をクローゼから感じる。


「はぁ……あいつを殴りたくなってきちゃったわ。次に会ったら一発……いえ、クローゼの分も含めてもっと殴っておくわね」

「ふふ、ルーシー先輩なら抱き着いてキスしちゃいそうですけどね♡」

「も、もう! 先輩をからかわないでちょうだい! はぁ、クローゼ、ちょっと付き合ってくれる? あいつの愚痴を聞いてほしいの」

「もちろんです。そ、それと参考までに……その……♡」

「……ええ、かまわないわよ♡」


 その後二人はレックスを話題にして盛り上がったが、愚痴よりも彼に抱かれた話のほうがはるかに多かったという。




 8月19日。

 結社最強の鉄騎隊の筆頭隊士である《神速》のデュバリィは武具の手入れをしていた。


「この甲冑も細かい傷が目立ってきましたわ……いえ、そもそも今のわたくしはこれを身に着ける資格がありませんわね」


 結社から離れて答えを見出していない今の自分に、本来この甲冑を纏う資格はない。

 どこかに保管できる場所はないだろうか。

 それとできれば綺麗に磨いてくれるような腕のいい職人などはいないだろうか。

 デュバリィに心当たりがあるのは結社関係なので今は頼れない。

 そう思っていると一人の男が頭に浮かんだ。


「……彼に相談してみますか」


 ARCUSⅡを開いて通信を送る。

 呼び出し音が数回なって相手が通信に出た。


「もしもし、久しぶりですわね。突然で申し訳ないですが、相談したいことが――え? ち、違います! いきなり何を言い出しやがるんですの!!」


 相手は相変わらずのようだ。


「ええ……はい、そうです。どこか心当たりはありませんか? ……オルディスですね? わかりました。感謝しますわ……だからそんなことするわけないでしょう!!」


 ぶつっと通信を切って大きなため息をつく。


「まったく……あの男も相変わらずですわね」



 CIDに所属しているカエラ・マクミランは自身も籍を置いているハーキュリーズの隊員たちを止めるためにその行方を調べている。

 さらに言えば弟のコーディの事を心配しているので何とかして止めたいのだ。

 共和国人である彼女は帝国を駆け回りハーキュリーズの情報を集めていた。


「ふああっ♡ んあっ♡ ひあああっ♡ 大きいですっ♡ んあああっ♡」


 そんな彼女は、とある宿の一室で男にまたがって腰を振っている。

 レックスはカメラを構えながカエラの奉仕に身を任せていた。


「んあっ♡ あああっ♡ も、もう♡ 何回するおつもりですか♡ んっ♡ ふああっ♡」

「カエラさんのマンコの具合がよすぎるんだよ。CIDってよく鍛えてるんだな」


 裸になってレックスの欲望を受け止めてもうどのくらい時間がたっただろうか。

 体力も尽きてきているのだが、レックスは全く衰えていない。


「それにカエラさんだってオレのチンポ好きだろ?」

「ひあっ♡ んううううっ♡ そ、そんなことはありません♡ あああっ♡ これはあくまで情報料ですっ♡」


 ハーキュリーズの、さらに言えばコーディの情報をレックスがくれたのだ。

 そのお礼という事で身体で支払っているだけ。それ以上の意味などない。


「あ――レックスさん……っ♡」


 しかしそんな嘘はレックスにたやすく破られる。

 彼は上体を起こして対面座位になり、カエラを優しく抱きしめた。


「大丈夫だよ、弟さんは絶対に止められるって。オレもできる限り力になるからさ……」

「うう……コーディ……んちゅっ♡ れりゅうう♡」


 カエラに優しくキスをして頭を撫でる。カエラのほうからも舌を絡めて腕もレックスに回してきた。


「落ち着いたか?」

「……もう少し甘えさせてください♡」

「へへ、もちろんだぜ。今は辛い事全部忘れさせてやるよ」


 カエラの胸を揉みながら腰を動かす。

 硬くなった乳首を指でつまむと彼女から甘い声が漏れて膣が締まった。


「ちゅっ♡ レックスさん♡ れりゅう♡ じゅるるう♡」

「初めてした時も弟さんの事を心配してたよな? 時々ガス抜きしないとカエラさんが壊れちまうぜ。」

「はい♡ ちゅっ♡ 私が落ち込んでいる時に声をかけてくれて、れりゅう♡ レックスさんは慰めてくれましたよね♡ それで今日は本当にコーディの行方まで……ちゅっ♡ こんなことされたら私――きゃっ♡ ふああっ♡ あっ♡ んあああっ♡」


 カエラをベッドに押し倒して腰を打ち付けスパートをかけた。

 彼女をつぶすつもりで体重をかけて膣内を蹂躙していく。


「ああっ♡ レックスさんすごいですっ♡ ひあっ♡ もっとしてくださいっ♡ あああっ♡」

「そろそろでそう……中でいいよな?」

「はいっ♡ たくさん出してください♡ 私もイキますっ♡ ひあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んああああああああああああっ♡」


 マグマのように熱い精液を種付けプレスで注ぎ込んだ。

 キスをしながら精液を受け止めて、カエラは全ての不安から解放される。

 グイグイと腰を押し付けて精液を出し切った後レックスは唇を離した。


「はぁ……はぁ……♡ レックスさん……♡」

「へへ、全然おさまんねーわ。あ、そうだ。弟さんを止めに行くときにできればⅦ組に頼るといいぜ。絶対に力になってくれるし、スゲー頼りになる奴らなんだ」


 Ⅶ組は休憩ロッジで見かけた学生たちだろう。


「Ⅶ組……あの学生たちですか。レックスさんがそう言うなら頼ってみます」

「オレは荒っぽいことは全然頼りにならねーからな」

「レ、レックスさんは頼りになると思います。それにこんなにたくさんできるなんてすごく男らしいです♡」

「カエラさん相手ならまだまだできるっての」


 そう言ってもらえるのは嬉しいが、自分は女としてはまだまだ未熟だ。

 ルーシーのようなとてつもない美人を見てそう思ったのだ。


「……レックスさん、機会があれば共和国に来てください。その時は私、もっと綺麗になってますから♡」

「共和国か……それもいいな。じゃあその時のカエラさんと見比べるためにも一枚撮っておくか」

「もう何枚も撮ってるじゃないですか♡」


 カエラの肩を抱いて写真を一枚撮る。

 きっといつかこの写真を二人で見て、カエラがどれだけ綺麗になったか確認するのだろう。










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