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 ミレイユとレックスは顔見知りではあるが特別親しい間柄ではない。

 警備隊に取材に来たり、取材という名目で上司のソーニャと情報のやり取りをしているのに立ち会ったことがあるだけだ。

 そして顔を合わせるたびにナンパしてくるので苦手意識すら持っている。


「お久しぶりっすね。相変わらずキレイっすけど記念に一枚どうっすか?」

「い、いえ。遠慮しておきます」


 久しぶりに会っても彼はやはり軽薄な男といった印象だった。


(やっぱりこういう軽薄そうな男の人は好きになれないわね。ランディは一見そう言う雰囲気だけど真面目なところがあるというか……)

「……? ミレイユさん、なんか機嫌悪そうっすね。嫌なことでもあったんすか?」

「いえ、そんなことは――」

「せっかく会えたことですし今日こそは一緒に飲みにでも行かないっすか? 愚痴とかならいくらでも聞くっすよ。警備隊の人とか近しい人とかより愚痴りやすいと思うっす」


 いつものミレイユならば断わるところだったが、機嫌が悪いのは確かで愚痴りたい気分でもある。

 警備隊のメンバーよりもレックス相手のほうが愚痴も言いやすいだろう。


(ふん……馬鹿ランディ……もう勝手にしちゃうんだから)

「ミレイユさん?」

「……そうですね。ちょうど明日は非番ですし、少しだけならいいですよ」


 先ほどのランディの事を思い出して当てつけのように誘いに乗ってしまった。


「マジっすか!? それじゃあいいとこ知ってるんで行きましょう!」


 レックスは大喜びだった。

 当てつけでOKしてしまっただけとはいえここまで喜んでくれるならミレイユも悪い気はしない。


(一杯だけ飲んだら帰るとしましょう。それにランディから通信が来るかもしれないものね)


 二人で適当なバーに入って乾杯をする。

 仕事上がりで隊服のままなので少しだけ飲んだら帰るつもりだったミレイユだったが、レックスが聞き上手なことと酒で酔いが回っていることもあって様々なことを話してしまっていた。

 それどころか…… 


「ホントにあの馬鹿は……ちゃんと教官やってるのかしら? さっきも女の子達と楽しそうに話してて……」


 先ほどのランディのやり取り、そしてただの同僚という言葉を聞いて完全に自棄酒になってしまっていた。


「リィンとかから聞いてますけどランディさんは立派に教官やってるそうっすよ? 引き受けたからにはキチンとする人って印象っすけどね」

「……そうなんです。あいつはそう言う真面目な所があるんです」


 ランディを褒められて気を良くしたミレイユだったが……


「分校の生徒に知り合いがいますけど、教官陣は女子生徒からも大人気みたいっす。ランディさんみたいな人なら憧れてる子が多いのも納得っすね」

「……そうですか」


 またもや酒を煽る。

 そして「写真を見てみますか?」と言われて分校生の写真を見せてもらったが、どの子も可愛らしい子ばかりだった。

 それだけではなく教官陣も美人ばかりだ。


「うぅ……ランディ……」

「まぁミレイユさんからしたらランディさんがモテるのは複雑でしょうし、いないのは寂しいかもしれないっすけどね」

「ち、違います! 私とアイツはそんなんじゃありませんから!」


 つい意地になってそう言ってしまう。

 実際はそう言う関係であり何度か肌も重ねているのだが、ミレイユは人前ではなかなか素直になれないのだ。


「え? そうなんすか? でもそう言う関係じゃないとしても、仲がいい人がいないとやっぱり寂しいでしょ?」

「ま、まぁ……少しは……ほんの少しですからね!」

「今日は寂しさがまぎれるようにとことん付き合うっすよ。ミレイユさんは立場がある人ですから気軽に愚痴とかも言えないでしょうし」

「……そこは正直ありがたいと思う気持ちもあります」


 ミレイユのグラスが空になったのでレックスがマスターにお代わりを頼む。


「周囲から頼られるのは嬉しいですが、上官として部下の前では常に気を張っていて、リラックスできる時間なんてほとんどありませんから……」

「ちょうどいい機会っすからため込んでたもの全部吐き出しちゃってくださいよ。オレ相手ならいくらでも話せるでしょ?」

「ふふ、あの馬鹿の愚痴はすごく沢山ありますから覚悟してくださいね」


 追加の酒を一口飲み、ミレイユのランディの愚痴が始まる。

 仕事の悩みや不安、最近起こった楽しい事、そのほかにも様々なことを話しながら飲み進めた。

 ミレイユにとってこんなに楽しく飲めたのは久しぶりなので、飲みすぎてしまった彼女を責めることはできないだろう。


「ん……ごめんなさいねレックスさん……」

「気にすんなって。オレも飲ませすぎちゃったみたいだしさ」


 飲みすぎたミレイユはレックスに支えられながら夜のクロスベルを歩いていた。

 二人はすっかりと打ち解けて口調も気やすいものとなっている。


「こんなに気分がよく飲めたのは久しぶりだからって、いくら何でも飲みすぎたわね」

「いろいろため込んでたみたいだしなぁ。パンクするうちに吐き出せてよかったんじゃないか?」

「そうかもしれないけれど――ん。レックスさん?」

「なに?」

「なにって……どこを触っているのよ」


 ミレイユを支えながらレックスは彼女の尻を撫でていた。

 隊服のスカート越しとはいえセクハラと言われても仕方がない。


「だってミレイユさんを支える必要があるだろ?」

「そこを支える必要はないでしょう。もう……ん♡」


 今度は尻ではなく胸に手が行く。

 下から持ち上げるように揉みしだいたが、ミレイユが何か言う前にレックスはすぐに手を離してしまった。

 そして今後は腰を支え始める。

 尻や胸に比べればセクハラとは言えず、酔った人を支えている行為というのが当てはまる。

 しかし心なしか強く抱かれているような感覚だった。


(さっきのに比べればマシね。一人じゃ歩けるかどうかも不安だもの……でもこれ以上何かするつもりなら……)


 レックスに支えられて歩くミレイユだったが、そもそも彼は自分の家を知らないだろうということに気が付く。

 気が付いているのに歩き続け、いつの間にか見知らぬ部屋に連れ込まれてしまった。


「ん……レックスさん? ここは?」

「オレが使ってる部屋。少し休んで行けよ」

「そんなのはいいから……」


 酔っていて体に上手く力が入らずに部屋の中に連れていかれる。

 廊下を歩き。扉を開き。寝室のベッドに押し倒された。


「待ってレックスさん、私はそんなつもりじゃ――あんっ♡」


 隊服の上からレックスがミレイユの胸を揉み始める。

 ミレイユは抵抗の意志を示して彼の腕をつかみ胸から引き離した。


「おいおい、男の部屋に上がり込んでそりゃないぜ。ランディさんとはそう言うんじゃないんだろ?」

「それは――あんっ♡ だ、ダメだって言ってるでしょ。んっ♡」


 流石にここまでされてランディとそう言う関係ではないとは言えない。

 ここで身体を許すなどランディに対して申し訳がなく、そもそも最初からレックスに身体を許すつもりまではなかった。

 ここに来る途中にセクハラされた時も、これ以上何かされたら本気で抵抗すると決めていた。

 酔っていてもミレイユはクロスベル警備隊。レックスを押しのけることなどたやすい。

 レックスの胸に手を押し当てて突き飛ばそうとする。


「ランディさんも今頃可愛い生徒や同僚たちと楽しんでるかもしれないし、こっちはこっちで楽しもうぜ」

「っ!」


 そう言われてミレイユは、先ほどの写真の女性たちとランディがそう言うことをしている場面を想像してしまう。


(……なんで通信してこないのよ……馬鹿ランディ)


 あの状況で通信を切ったミレイユが怒っているのは分かっているはずだ。

 あれから数時間。レックスと飲んでいる間も一度もランディから通信は来なかった。

 もしかして本当に……そう思った瞬間、レックスを突き飛ばそうとしていた両手の力が抜けて、音を立ててベッドに落ちた。

 彼女の右手を恋人繋ぎにしてレックスがミレイユに顔を近づけていく。

 唇を重ねられる瞬間、ミレイユが左手でレックスの顔を止める。


「キ、キスは……」


 それだけはセックス以上にしてはいけない気がしてレックスを止めてしまった。


「残念。でもそれ以外ならいいってことだよな?」


 何も言い返さないで気まずそうにレックスから顔を逸らして目を閉じる。

 隊服のボタンを外すレックスをもう止めようとはしなかった。

 プルンっと彼女の巨乳が露わになる。


「へへ、ミレイユさんの生胸……やっぱでかいぜ」


 目を閉じていてもじっくりと見られているのがわかり、恥ずかしさで顔が赤くなる。

 その胸をレックスは両手で揉みしだき、乳輪に舌を這わせ始めた。


「ふあっ♡ ああっ♡ ん……んううっ♡」

「気持ちよかったら遠慮しないで声を出してくれよな」

「はぁ……♡ はぁ……♡ 気持ちよくなんて――ひああっ♡」


 乳首を唇で甘噛みされて思わずミレイユの口から大きな声が漏れる。

 レックスはそのまま乳首を咥えて吸いながら、舌でコロコロと何度も転がし始めた。


「んっ♡ ふああっ♡ そ、そんなに舐めないで……ふあっ♡」

「ちゃんと準備しないと痛いだけだろ? ここもちゃんとしないとな」

「ここって――あんっ♡ あああっ♡」


 スカートに手を潜らせてじんわりと湿ってきているタイツとショーツ越しに秘部を撫でる。

 胸を揉みしだきながら乳首を舐めて、秘部にも指をあてて三カ所同時に彼女を責めていく。


「んっ♡ んうううっ♡ あああっ♡ そ、そんなに一度にしないで♡ あんっ♡ ふああっ♡」


 処女ではないのだがこのように三カ所同時に責められた経験などなく、ミレイユは軽くパニック状態になってしまっている。

 いつもと全然違うと無意識のうちにランディとのセックスと比べてしまっていた。


「へへ……ここはどんな感じかなっと」

「きゃっ♡ ちょっとレックスさん――み、見ないで♡」


 ミレイユの乳房から口と手を離し、レックスは彼女の足を掴んでまんぐり返しの体勢にした。

 先ほどまで指で触れていたタイツ越しのショーツを間近で見て大きく息を吸い込む。


「発情してんのか? 汗と雌の匂いがプンプンしてるぜ」

「ど、どんな匂いよ! そもそも――あ」


 汗と言われて気が付いたが、自分はシャワーを浴びていない。今日も訓練があって汗をかいていたので蒸れてしまっている。

 胸も股間も。今更気が付いて一気に羞恥心で顔が赤くなる。


「ま、待ってレックスさん! シャワー! せめてシャワーを浴びさせて! ふあっ♡ あああああっ♡」


 ミレイユの言葉を無視してレックスがタイツとショーツの上から秘部を舐め始める。

 さらに乳房を二つとも鷲掴みにして、乳首を掌でつぶすように揉みしだいた。


「な、舐めないでっ♡ 私っ♡ 汗をかいているのよっ♡ あんっ♡ ふああああああっ♡」

「だから興奮するんじゃねーか。ミレイユさんだって濡れてきてるぜ? もっと舐めてやるよ」

「い、いやあっ♡ ヘンタイっ♡ 貴方はヘンタイよっ♡ ああっ♡ ふああああああああああっ♡」


 秘部を舐められてクリも刺激され、恥ずかしいという気持ちもスパイスになりミレイユの秘部から愛液が溢れてくる。

 掌で感じる乳首も硬くなり、彼女の「ダメ♡」や「やめて♡」という声とは裏腹に体のほうは準備が整い始めていた。


「そろそろいいだろ」


 秘部を舐めるのをやめてレックスがミレイユを寝かせる。

 正常位で入れる体勢になって彼女の膝を大きく開いた。


「はぁ……♡ はぁ……♡ い、入れるの……ね……え?」


 呼吸を整えながらレックスの肉棒を見る。

 自分が知っているランディのモノよりも一回りも二回りも大きいのではないかと思えるサイズのそれに、思わずミレイユが硬直してしまう。


「おいおい、そんなに見られたら恥ずかしいぜ。処女ってわけじゃないんだし見慣れてるだろ?」

「こ、こんなに大きいのは初めて見るわよ……」

「ランディさんのより?」

「え、ええ……すごく大きくて、逞しい……あ」


 反射的に正直に言ってしまい彼に申し訳なく思ってしまう。


「コ、コンドーム! それをしないならこれで終わりよ!」


 話を逸らすようにそう言うとレックスは残念そうにゴムを装着した。

 ゴムのサイズもランディのモノよりはるかに大きい。

 アレを入れられてしまうと思うと恐怖すら感じてしまう。


「入れるぜ……」

「ん……あ、あの、やっぱり――ひああっ♡」


 めりっと鈍い音がして自分の中に何かが入ってくる。

 ミレイユが経験する二本目の肉棒は、一本目ではありえなかったほど彼女の膣を拡張していった。

 ゆっくりと入ってくるたびに自分の中で大切な何かが上書きされていくような感覚がある。


「だ、ダメッ♡ あああっ♡ んああああああああああああああっ♡」


 こつんっと肉棒の先端が子宮口を叩き、ミレイユの膣内を完全にみっちりと埋め尽くした。

 あまりの衝撃に口をパクパクさせてミレイユは何も言えなくなる。


(な、何よこれっ♡ ランディと全然違うじゃないっ♡ あ、熱くて、硬くて――お、大きすぎるっ♡)


 ミレイユの膣が気持ちよくて我慢できずにレックスが動き始める。

 膝を掴んで開いているので結合部がはっきりと見えて、腰を打ち付けるたびにミレイユの胸が揺れる。


「ふああっ♡ あっ♡ い、いきなり動かないでっ♡ い、痛いわよっ♡ んううううっ♡」

「痛いって顔してねーぞ? むしろもっとしてほしいって顔してるじゃねーか」

「そんな事――あんっ♡ ふああああああっ♡」


 実際は抽送のたびに身体がバラバラになりそうなほどの衝撃を感じている。

 痛みも確かにあるのだが子宮がもっとしてほしいと叫んでいるのも事実だった。

 ゴム越しでも熱い肉棒にギチギチと膣を拡張されながら動かれると、その痛みも甘い痺れに変わっていく。


「んっ♡ んううううっ♡ あん♡ 胸はダメっ♡ あああっ♡ 乳首摘ままないでよっ♡ ふあああっ♡」

「ミレイユさんに会うたびにずっと揉んでやりたいって思ってたんだぜ? こんなでかいのがプルプル揺れてるんだからもう我慢なんてできねーよ。それに乳首摘ままれてマンコ締めつけてんのは誰だっての」


 ビクンっとミレイユの身体が大きく跳ねる。

 レックスの肉棒だけではなく、手でもランディとの違いを思い知らされていた。


「んひいいっ♡ ま、待って♡ 本当に待って♡ こんなの知らないのっ♡ こんなセックス知らない――ふああっ♡ んあああっ♡」


 レックスはランディよりも背が低く体格も頼りない。自分の胸に触れる手もランディのモノと比べると貧弱と言っていい。

 にもかかわらず、セックスの激しさはけた違いにレックスの方が上だった。

 屈強でもない身体の軽薄な男性に抱かれているにも関わらず、ランディとした時には全く感じられなかった雄としての逞しさのようなものを感じる。

 その雄の魅力を自分の体に刻まれて、ミレイユは本当の意味で雌として開花していくのを感じていた。

 これ以上続けられると大切な何かが壊れてしまいそうだったのに、自分の本能がレックスを離してくれない。


「ん?」


 ふとミレイユのARCUSⅡが鳴っている事にレックスが気が付く。

 ミレイユも通信に出るかと思いきや……


「ふああっ♡ あっ♡ んあああっ♡ 奥まで届いてるっ♡ ああっ♡」


 感じすぎて全く気が付いていないので無視することにした。


「ランディさんは届かなかったのか?」

「と、届くけど、ひあっ♡ こんなにガンガン突かれたことないのっ♡ 奥をぐいぐい押されるような感覚は初めてなのよっ♡ ああっ♡ な、なにか来ちゃうっ♡ 来ちゃうのっ♡」


 ミレイユの絶頂が近くなるとレックスの肉棒も一回り大きくなって震えだす。

 胸を揉んでいた手を離して両手をミレイユと恋人繋ぎにしてスパートをかける。


「あんっ♡ あああっ♡ もうダメっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡ あああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んああああああっ♡ ふああああああああああっ♡」


 精液が吐き出されて膣の中でゴムが膨らんでいく感覚を感じながらミレイユが絶頂する。

 繋いだ手をギュッと握って口をパクパクさせながら、まるで本当に中出しされてしまったのではないかという錯覚に彼女は陥っていた。


「す、すごいっ♡ ゴムが膨らんでるっ♡ レックスさんのザーメン熱いのっ♡ あああああっ♡」


 何度も体を痙攣させながらミレイユが背筋をピンと伸ばす。

 やがて射精が収まるとレックスが肉棒を抜く。


「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁぁぁぁぁ♡」


 ミレイユは腕で目を隠して絶頂の余韻に浸りながら呼吸を整える。

 そんな彼女の胸に熱い何かが乗せられた。


「ん……なによこれ……っ♡」


 レックスが自分の胸に投げつけてきたのは今使ったコンドーム。

 ゴム越しでも熱さを感じ、信じられないくらいの量の精液が詰まっている。


(な、なによこれ……ランディのはこの半分以下……)


 体を起こしてゴムを掌に乗せるとズシリとした重さを感じた。

 ゴムを指で突いて感触を確かめていると、その光景をレックスが写真に収めてくる。


「ちょ、ちょっと!」

「いいからいいから、記念写真だぜ」


 半ば強引に肩を抱かれて一緒に写真を撮られる。

 抵抗すればできたはずなのにミレイユはそうしなかった。


「もう……あなたって最低ね」

「へへ、それよりも続きと行こうぜ」


 いつの間にかレックスはゴムを装着していた。


「な、なんでもう大きく……い、いえ、もうしないわよ。これで終わり――あんっ♡」


 押し倒されてミレイユが挿入されると、部屋の中にはすぐに喘ぎ声が響くのだった。



「はぁ……♡ はぁ……♡ も、もう本当に無理よ……♡」


 数時間後、二人は一緒にベッドに寝ていた。

 二人とも生まれたままの姿になっており、ミレイユの隊服は部屋中に散らばってしまっている。

 仰向けになっているレックスの右側にミレイユが寄り添って肩を抱かれていた。


「いやー、疲れたな」


 疲れたと言いながらレックスは平気そうだ。


「レックスさん、あなたね……五回もしたばかりなのになんでそんなに平気なのよ……」


 ベッドには使用済みコンドームが五個も捨てられている。

 しかも精液の量が全く衰えていないのがミレイユは恐ろしく、無意識のうちにすごいと思ってしまっている。


「へへ、正直クタクタだぜ。一緒にシャワーを浴びたあとミレイユさんを抱いて眠りたいくらいだぜ」

「も、もう……馬鹿なことばかり言って♡」


 とはいえ訓練の後にセックスをしたので眠る前にシャワーは浴びたいところだ。


(それにしても……すごかったわね♡)


 自分の中の価値観が変わってしまった気がする。

 ランディとも同じベッドでこうして肩を抱かれたことがあるが、体が小さいレックスにこうして抱かれている方が遥かに男としての逞しさを感じる。

 肩を抱かれるだけで自分が支配されるような感覚など初めてだ。

 強い雄とはどういう存在なのかを身も心にも徹底的に刻まれてしまった。


「ミレイユさんの身体最高だったぜ。キスと中出しできなかったのが残念だな……」

「私も子宮であなたのものを受け止めたかったけど、あんなザーメンを出されたら絶対に妊娠しちゃうじゃない。キスだって本当は――」


 そこまで言いかけてハッとしてしまう。


「ち、違うんですからねっ! なにニヤニヤしてるのよ馬鹿レックス!」


 顔を真っ赤にして怒るミレイユをレックスがなだめる。

 その後ゴムを体に乗せて写真を撮った後、もう一度彼女の肩を抱いて一緒に写真を撮るのだった。




 ミレイユと特別な想い出を共有した!

 レックスの好感度♥

 ランディの好感度♡♡♡♡♡



「ん……朝?」


 ミレイユが目を覚ますと、窓からは朝日が差し込んでいた。

 隣ではレックスが眠っており、起こさないように体を起こす。


「はぁ……やってしまったわね……」


 心地よい疲労感を感じながらの目覚めだったが、だんだんと罪悪感も感じ始めていた。


「一夜の過ちってこう言うことをいうのかしら。こんなことはこれっきりにしないと……当分お酒は禁止ね。今何時かしら?」


 寝る前に枕元に置いたARCUSⅡを開いて時間を確認する。

 すると着信の履歴がいくつも来ている事に気が付いた。


「これって……っ!」


 何度も通信を送ってくれた相手がランディだとわかるとミレイユは急いで彼に通信をかける。

 数回のコール音の後に彼が通信に出た。


『もしもし』

「ラ、ランディ!? 昨日は通信に気が付かなくて悪かったわね……」

『気が付かなかったのか? ハハ、昨日のアレのせいでわざと出てくれないのかと思ってたぜ』

「そんなに心が狭くありません。昨日はあの後ちょっと忙しくて……」

『何があったんだ?』


 何があったか。

 通信を切った後レックスと酒を飲みに行き。ランディのことも含めた日々ため込んでいた愚痴を吐き出し。

 身体を触られながら部屋にお持ち帰りされ。そのまま体を許して何度も絶頂し。

 ランディとする時よりも遥かに気持ちよくなり。雄の逞しさを心と体に刻まれ。

 行為が終わった後は一緒にシャワーを浴びて。お互いの体を洗いあって。一緒に湯船につかり。

 同じベッドに倒れこみ。肩を抱かれ。頭を撫でられ。胸を揉まれ。オレの女だと言われているようでドキドキして。

 恋人のように甘いピロートークをかわしていたらいつの間にか眠ってしまい、彼の腕の中で目が覚めた。

 こんなことを言えるはずがない。


「ちょ、ちょっとね。それよりランディ、こっちに――あんっ♡」

『ミレイユ?』


 突然ミレイユが甘い声を漏らす。

 いつの間にかレックスが起きておりミレイユの身体を触り始めたのだ。

 彼女をベッドに押し倒して胸を揉み乳首を舐め始める。


「な、なんでもないわ♡ んっ♡ 虫が出たのよ♡」

『おいおい、お前が虫なんかにビビるタマかよ』


 その物言いに文句を言ってやりたいが、彼女は自分の胸をイジメているレックスを睨んだ。


(な、何しているのよこのぼけなすレックス♡ ふあっ♡ あああっ♡)

(朝起きたらミレイユさんがメスの匂いプンプンさせてるのが悪いんだろ? 責任取れよ)

(そんな匂いさせてないわよっ♡ あっ♡ ちょ、ちょっと♡ んうううっ♡)


 乳首を軽く噛まれるとミレイユの身体がビクンっと跳ねる。

 秘部を指でかき回されるとすぐに愛液が溢れてきてしまった。

 昨日のセックスの余韻がまだ残っており、身体がレックスにイジメられる悦びを覚えてしまったのだ。


『それで、何を言いかけたんだ?』

「な、なんでもないわ♡ んっ♡ んううううっ♡ もう切るわね♡」

『せっかくだからもう少し――』

「も、もう出勤の時間なのよっ♡ はやく準備しないと――んっ♡」

『ん? 昨日は確か非番だって――ああ、シフトが変わったから昨日も忙しかったのか。それじゃあ邪魔しちゃ悪いな』

(そうそう、ミレイユさんは邪魔されたくないもんな?)


 うなじをじっとりと舐め上げるとミレイユの背中にゾクゾクした感覚が走る。


『わかった。それじゃあまたなミレイユ。今度休みの日とかにゆっくり飲みにでも行こうぜ』

「ええ、ラン……ディ……っ♡ ふああっ♡ あああっ♡ 本当になんてことをするのよっ♡」


 通信を切った瞬間に彼女はレックスを睨むが、その表情は完全に蕩けてしまっている。

 期待に満ちたその表情を見て、レックスはガチガチに勃起した肉棒をミレイユの秘部に当てた。

 コンドームをしていない生の肉棒を、一気に彼女の中に挿入する。


「んあああっ♡ な、なにこれ――あああっ♡ ひあああああっ♡」


 ゴム越しとは全く違う感触と熱さの肉棒がミレイユの膣を満たした。

 先端が子宮口にこつんと当たると、そこが精液が欲しいと強請り始める。


「ひああっ♡ こ、これっ♡ ゴムつけてないでしょうっ♡ あっ♡ 熱いっ♡ ひあああああっ♡」


 抽送が始まると肉棒のカリの深い部分で壁をガリガリと削られる感覚を感じる。

 昨日のセックスでレックスの形に変えられてしまったと思っていた膣の形がさらに変わっていく。


「さ、最低っ♡ 許可なく生で入れちゃうなんて、あなたは最低よっ♡」

「へへ、何言ってんだよ? 思いっきりオレのチンポ見てたじゃねーか。気が付かないふりしてただけだろ?」

「っ♡ ち、ちがっ♡ ああっ♡ ひあああああっ♡」


 完全にばれてしまっていた。

 コンドームをしていないのに気が付いていたし止めようと思えば止められた。

 けれどミレイユはそうしなかったのだ。


「そんなにオレと生ハメしたかったのかよ?」

「~~~~っ♡ うるさい馬鹿レックス♡ そういう所が最低なのよっ♡ ふあああっ♡」


 レックスがミレイユに覆いかぶさって肌を密着させる。

 彼女を抱きしめて自分の胸板で彼女の巨乳を押しつぶして柔らかさを楽しむ。

 ミレイユはだいしゅきホールドでレックスの腰に足を絡め、少しでも深くまで彼を受け入れようとしていた。

 二人の顔も間近であり今にも唇が重なりそうだ。

 レックスが顔を近づけていく。キスされるとミレイユが思った瞬間、レックスが顔を離した。


「おっと、オレみたいな最低な男とはキスしたくないよな? 恋人みたいにキスしながらのセックスと中出し……最高に気持ちいいのに残念だぜ」

「ううっ♡ くううううっ♡ んちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡ ちゅうううう♡」


 悔しそうな顔でミレイユがレックスに自分からキスをしてきた。

 強弱をつけて唇を押し付けあい、舌も差し込んで絡ませあってお互いの唾液を交換しあう。

 昨日キスをしなかったうっ憤を晴らすような激しいキスを続けていると、レックスの肉棒が一回り大きくなって震え始めた。


「れりゅう♡ じゅうるうう♡ あんっ♡ 大きくなった♡ ああっ♡ 出されちゃうっ♡ 最低な男に中出しされちゃうわ♡ あああっ♡」

「嫌なら足放せよ。ほら、どうするミレイユさん?」

「ちゅっ♡ ちゅう♡ じゅるるうう♡ 中っ♡ 中に出しなさいっ♡ あなたのザーメンを出しなさいよっ♡ れりゅうう♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んむうううっ♡ んうううううううううううっ♡」


 朝一番の濃い精液を種付けプレスで、子宮にたっぷりとぶちまけられてミレイユが絶頂した。

 初めての中出しだと今更気が付いたが、そんなことがどうでもよくなるほどの多幸感に包まれながら子宮に精液を注がれる感覚を堪能する。

 キスをしながらの中出しはミレイユの理性を完全に破壊し、彼女は全身でレックスに媚びて快楽に溺れてしまっていた。

 全体重をかけられているので苦しさも感じるが、雄に屈服する雌のみに許された無力感が彼女をかつてない快楽にいざなう。

 ぐいぐいと腰を押し付けながら射精を続け、全部を出し切ったレックスが肉棒を抜く。

 ごぽっと大量の精液が膣からあふれるのをミレイユは茫然と見つめていた。


「はぁ♡ はぁ♡ お腹……熱いわ♡ 子宮でザーメンを受け止めるって、こんなに幸せなのね……♡」

「ミレイユさん、キスと中出しはダメなんじゃなかったのか?」

「~~~~っ♡ う、うるさいわね♡ この最低男♡ もう本当に満足したでしょう♡ 私はもう帰るわ」

「キスと中出しの記念写真がまだだぜ」

「どれだけ写真を撮るのが好きなのよ……馬鹿レックス♡」


 昨日のように肩を抱かれて一緒に写真を撮られる。

 子宮に精液の重さを感じて、ミレイユは自然と照れくさそうな笑顔になるのだった。



 レックスの好感度♥♥♥

 ランディの好感度♡♡♡♡♡



「明日は非番ね……」


 仕事上がりのミレイユが大きく伸びをしながらつぶやく。

 オフの日の予定は今のところ一切ない。しかし以前ランディに休みの日に飲みにでも行こうと言われたことを思い出した。


「そう言えば最近ランディと会っていないわね……」


 彼も忙しそうにしているので誘いにくいのだ。

 明日が休みなのでランディを食事にでも誘ってみようとARCUSⅡを開く。


「…………」


 しかし、彼に通信をかけようとした手が止まった。

 明日は非番。時間はたっぷりある。

 本当に、たっぷりと。


「ラ、ランディは忙しそうだし、誘ったらまずいわよね。ええ、そうよ……代わりにあいつにでも連絡してみようかしら。暇そうだしちょうどいいわ。ちょっとお酒を飲むだけよ」


 誰もいないのにそんな言い訳をしながら、ミレイユはランディではない男に通信をかけたのだった。



 ミレイユが通信を送ってから一時間後。彼女は酒場ではなくホテルの一室にいた。


「ふああっ♡ あああっ♡ レックスっ♡ あんっ♡ 激しすぎよっ♡ ふああああああっ♡」


 そのホテルで彼女は隊服を着たまま男に犯されている。

 相手はもちろんレックスだ。二人は部屋に入った瞬間に抱き合ってセックスを始めた。

 今も壁に両手をついた立ちバックで繋がっている。


「ったく、飲みに誘われたはずなのにホテルに直行とか、そんなにオレとセックスしたかったのかよ?」

「ち、違うわよっ♡ ふああっ♡ あなたがしたそうにしてたから、仕方なくっ♡ 仕方なくなんですからねっ♡ ふああああああっ♡」


 隊服のスカートに手を入れて、タイツとショーツ越しにミレイユの尻を揉みしだきながらレックスが腰を打ち付ける。

 その度に乾いた音と喘ぎ声が部屋に響いた。


「ミレイユさん結構連絡くれるよな? オレのことキライって言いながら会うたびにセックスしてるしさ」

「ふあっ♡ ひああっ♡ キ、キライよっ♡ レックスのことなんて、んあっ♡ 好きなわけないでしょうっ♡」

「好きでもない人とセックスしちまうんだ? 初めてセックスした時も、もう帰るとか言いながら一日中ヤリまくったっけ?」

「そ、それは……んああああっ♡」


 一番奥をぐりぐりとイジメられてミレイユの背筋がピンと伸びる。

 一度抜いて体位を立ちバックから対面立位に変更する。

 ミレイユの左足をレックスが右手で持ち、倒れないようにミレイユは両腕をレックスの首に回した。

 レックスが左手だけでミレイユの隊服の前をはだけて胸を露出させる。


「あ、あれは貴方が悪いんでしょう♡ シャワーを浴びていたら突然入って来て、そのまま……な、何回も……♡ 昼過ぎまで、たっぷり私の中にザーメンを注ぎ込んで……♡」

「風呂から上がった後にオレの事を放してくれなかったのは誰だっけ?」

「~~~~っ♡ わ、私よっ♡ 子宮の中をザーメンがタプンって波打つまでいっぱいにされたのに、大きいままのあなたのペニスを見て身体が疼いちゃったのよっ♡ ああああっ♡ ふああああああっ♡」


 腰を突き上げると巨乳が激しく揺れる。

 ミレイユの首元にレックスが顔を近づけた。


「んあっ♡ ああっ♡ 馬鹿♡ やめなさい――んっ♡」


 キスマークを付けられてしまい、ミレイユの背筋にゾクゾクした快感が走る。


「いっつも口だけじゃねーか。あの時もいろんなとこにつけたのに止めなかっただろ?」

「ふああっ♡ ああっ♡ た、大変だったのよっ♡ 次の日は休みじゃないから、化粧して隠してっ♡ でも訓練中はザーメンがタプタプしてずっと体が熱くてっ♡ ああっ♡ あんなことするなんて最低♡ キライよっ♡ れりゅう♡ じゅるるううう♡」


 キスをされてレックスも限界が訪れそうになる。

 外に出すなどという発想はお互い存在せず、子宮口を肉棒の先端でこじ開けていく。


「んむっ♡ れりゅうう♡ ちゅっ♡ 出されちゃうっ♡ 大嫌いな男のザーメンを出されちゃうわっ♡ ランディにもされたことのない中出しっ♡ またレックスにされてイッちゃうのっ♡ ふああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んあああああああああっ♡ ふああああああああああっ♡」


 自分が逞しいと認めた雄の精液が子宮に入ってくるのを感じながらミレイユが絶頂した。

 唇を重ねて舌を絡ませあいながらレックスに抱き着き、彼女の巨乳も胸板でつぶれてしまっている。

 尻もがっちりと掴まれて腰を押し付けられ、快楽のあまり足が震えてきてしまっていた。


「あ……♡ ふあ……♡」


 レックスが肉棒を抜くとミレイユがぺたんとその場に倒れる。

 膣から精液が零れて、愛液と精液まみれの肉棒を見て、それは当然勃起したままだったので子宮が疼いた。


「へへ……今日も大嫌いな男とたっぷりセックスを楽しもうな」

「もう……ほんとに最低♡ やっぱりあなたなんてキライよ……馬鹿レックス♡」


 お掃除フェラを始めるミレイユを写真に撮り、二人のセックスはまだまだ続くのだった。



 ミレイユと特別な想い出を共有した!

 レックスの好感度♥♥♥♥♥

 ランディの好感度♡♡♡♡♡



 七耀歴1207年2月20日。

 ミレイユは警備の打ち合わせのためにミシュラムにやって来ていた。

 企画部の課長であるマシューがランディの顔見知りらしく、彼も一緒に打ち合わせに参加することになっている。


『へぇ、ミシュラムの警備ね』

「ええ。警備会社が切り替わる空白の期間のセキュリティを警備隊に任せたいそうよ」


 その打ち合わせが始まる少し前、ミレイユはレックスに通信をかけていた。


『少しの空き時間で少しでもオレと話したかったのかなー?』

「っ♡ そんなわけないでしょぼけなすレックス!」


 図星を突かれて思わず叫んでしまう。


『テーマパークとかも回るんだろ? 仕事とはいえ役得じゃねーか。いつかオレとデートする時のために下見でもしておいてくれよな』

「あ、あなたとデートなんてするわけないでしょっ♡」

『セックスはするのに? この前も一晩中放してくれなかったじゃん』

「~~っ♡ そういう所がキライなのよっ♡ も、もう切るわよ!」

『はいはい。それじゃあ頑張ってくれよ』


 ブチっと通信を切る。


「全くあいつったら……本当に馬鹿なんだから♡」

「ミレイユ、ここにいたのか」


 背後から声をかけられてビクッとしてしまう。

 いつの間にかランディが立っていた。


「ラ、ランディ。はやかったわね」

「念のため早く来たんだよ。お前が先に来てるかと思って通信もしたんだが、話し中だったから歩いて探してたんだよ」

「け、警備隊からちょっとね。それよりも行きましょう」

「おう。マシューさんも待ってるだろうしな。ん? 首のところ虫にでも刺されたのか?」

「っ♡ え、ええ……本当に悪い虫がいるのよ。このくらい気にしないでいいわ」


 ミレイユが歩き始めるのでランディもそれに続く。


(まだキスマークが残ってたなんて……仕事なんだからいい加減に切り替えなくちゃダメよ……ね、念のためテーマパーク内を巡回しつつ警備体制をイメージする必要があるわよね……ええ、そうよ。仕事なんだから絶対にやらないとダメ。デートの下見なんかじゃないわよ……馬鹿レックス♡)


 ミレイユが切り替えを行うことができたのは、結局マシューとの打ち合わせが始まってからだった。



 レックスのARCUSⅡには様々な女性から通信がかかってくる。

 今日もいつものように彼のARCUSⅡが鳴り響いた。

 誰だろうと思いながらそれを開いて、相手を確認してから通信に出る。


「久しぶりですね、レックス君」

「ええ、久しぶりっすねメアリー教官」


 トールズ士官学院本校で教官を務めているメアリー・アルトハイム。

 レックスが学生の頃も彼女は教官を務めていた。


「それでメアリーさん。いつ会う?」

「っ♡ え、ええ。それでは……」


 二人は待ち合わせの約束と日時を決めて、その日を楽しみにしながら通信を切った。



 クロスベルに存在する劇団《アルカンシエル》

 イリア・プラティエやリーシャ・マオがおらずほぼ休演状態になってしまっているが、残った者たちは日々練習を重ねていた。


「ふう……さっきのはいい感じだったな……」


 “星の姫”であるシュリ・アトレイドもその一人。

 踊りの練習がひと段落して休憩のために楽屋に戻ってきた。


「よ、お疲れシュリちゃん」

「……え? レ、レックスさん?」


 しかしそこには先客がいた。

 帝国時報社に務めるカメラマンのレックスだ。

 かつて練習公演をした際に声をかけられて、写真を撮られてから時々アルカンシエルに取材に来ている。


「な、なんでレックスさんがここにいるんだよ?」

「シュリちゃんの顔を見に来たに決まってるじゃねーか。取材って言ったらすぐに入れてくれたぜ? それにそろそろシュリちゃんが寂しがってるんじゃね―かなって思ってさ」

「オ、オレは別に……」

「シュリちゃん、オレの前では我慢しなくていいって言っただろ?」

「……っ♡」


 シュリが駆け出してレックスの胸に飛び込む。

 舞台衣装のままで汗もかいているので恥ずかしいが、彼に抱きしめられると心がだんだんと温かくなってくる。


「看板女優がいないのにシュリちゃんは滅茶苦茶頑張ってるよな。星の姫って呼ばれるのはスゲーけどプレッシャーだってあるだろうし……適度にガス抜きしないとだめだぜ?」

「だ、だったらその……ここで……ガス抜きに付き合ってくれよ♡」

「おいおい、楽屋なんだから人が来るんじゃねーの?」

「しばらく来ないから……ん――ちゅ♡」


 背伸びをしてシュリからレックスに唇を重ねる。

 彼の首に腕を回して唇を押し付けた。


「れりゅう♡ じゅるるう♡ ちゅるるうう♡ レックスさん♡ なぁ、いいだろ♡ 練習の前にレックスさんの精子溜めておきたいんだよ♡ その方が勇気が出るからさ♡」

「へへ、そこまで言われちゃ断れねーよな」


 舞台衣装の前をはだけると、ほとんどふくらみのないシュリの胸が露わになる。

 シュリを立たせたまま壁に背中を預けさせ、レックスが屈んで彼女の胸を舐め始めた。


「ひあっ♡ ああっ♡ いきなり乳首かよっ♡ あんっ♡ ふああっ♡」

「シュリちゃんの胸は小っちゃくてかわいいよな。だけど感度は大人顔負けって最高だぜ」

「そんな言い方すんなよっ♡ あんっ♡ そりゃリーシャ姉みたいにでかくはないけどさ♡ ああっ♡ ふああああああっ♡」


 シュリの乳首に軽く歯を立てて甘噛みすると、彼女からひときわ大きな声が漏れる。

 左手で胸を撫でるように揉みしだきながら、右手はだんだんと下に下げていき衣装の上から秘部をなぞった。


「んっ♡ んううううっ♡ そ、そこももう濡れてるってば♡ あっ♡ レックスさんのチンポ入れる準備はとっくにできてるっ♡」

「まだ触り始めたばかりだぜ?」

「し、仕方ないだろっ♡ レックスさんの顔を見たらオレの身体はこうなっちまうんだよ♡ 誰のせいでこうなったと思ってんだ♡ レックスさんがオレをあんなにイジメるからだろっ♡ ふああっ♡ んあああっ♡」


 秘部を指でクチュクチュとかき回すと、シュリの言ったように挿入の準備はできているようだった。


「星の姫がこんなに淫乱だって知ったら、ファンが居なくなっちまうんじゃねーか?」

「そんなこと言わないでくれよな……ん♡ 大体オレがこんな身体だって知ってるのはレックスさんだけじゃねーか……ふあっ♡ ああっ♡」

「さーて、そろそろ入れて――いや、シュリちゃんのダンスを見せてもらおうかな」


 レックスが楽屋のソファに仰向けになる。

 雄々しく勃起した肉棒を見て思わずシュリはごくりと唾を飲み込みながら、騎乗位で挿入できるように彼にまたがった。


「い、入れるからな……んっ♡ ああっ♡ ふああああああああああっ♡」


 シュリの小さな体には規格外のサイズにもかかわらず、彼女は一気に根元まで肉棒を受け入れた。

 子宮口がグイグイと押し上げられていく感覚を感じながらレックスに両手を伸ばす。

 すると彼は意図を察して両手を恋人繋ぎにしてくれた。


「んっ♡ ああっ♡ やっぱでかいっ♡ レックスさんのチンポでかすぎだってっ♡ あんっ♡ オレを女にしたチンポっ♡ あっ♡ 感じすぎるっ♡」

「シュリちゃんは男っぽいとか言われるけど、今の顔見たら誰もそんなこと言わないと思うぜ」

「ひあああっ♡ オレだって自分がこんなになるなんて知らなかったし、想像もできなかったんだからなっ♡ レックスさんに抱かれてっ♡ 自分は女なんだって教え込まれたんだよっ♡ ふあああっ♡」


 腰を激しく振るたびに結合部から愛液が漏れる。

 バランスを取ろうと両手を繋いでいるが、強く握るほど胸が高鳴っていく。


「ふああっ♡ んっ♡ 奥に当たってるっ♡ レックスさんのチンポっ♡ ああっ♡ 気持ちよすぎるっ♡ ふああっ♡」

「アルカンシエルの劇団員とできるなんてほんと夢みたいだぜ」

「んっ♡ んうううっ♡ ほ、ホントかよっ♡ 知ってるんだぞっ♡ プリエさんとセリーヌさんにも手を出してるんだろっ♡ あの二人も、最近よく女の顔をするようになってるからわかるんだよっ♡ あんっ♡」

「なんだ、バレてたのか?」

「二人ともオレより女らしいし、綺麗だし、胸もでかいし……ひああっ♡ あああああっ♡」


 レックスが自分からも突き上げてシュリを責め立てる。

 上体を起こして対面座位になると、シュリはレックスの肩に手を置いて腰を振り始めた。


「んっ♡ んっ♡ ホ、ホントにオレなんかを抱いてて楽しいのかよ?」

「当たり前だっての。初めてシュリちゃんとした時からずっと夢中だぜ? シュリちゃんはどうなんだよ」

「そりゃオレだって……んっ♡ だってズルイじゃんか♡ 練習公演は上手くいったけどイリアさんもリーシャ姉もいなくて、滅茶苦茶不安な時に優しく声をかけてくれて……抱きしめてくれて……あんなの甘えちまうし、何されてもいいって思っちまうだろっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるう♡ れりゅうう♡」


 シュリが腰を振りながらレックスに唇を重ねる。

 舌を差し込んで激しく絡めあい、唾液を交換していると口元から唾液が溢れ始めた。

 舞台衣装が汚れてしまうのも構わずにレックスに夢中になっていく。

 レックスの肉棒が一回り大きくなって震え始めると、シュリの子宮が射精を待ちわび始めた。

 みっちりと膣を広げられる感触を楽しみながら彼女はスパートをかける。


「んああっ♡ あああああっ♡ チンポ大きくなってるっ♡ だ、出してくれよっ♡ オレの中にっ♡ レックスさんの精子っ♡ 好きな人の精子感じさせてくれっ♡ あああっ♡ ひあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んああああああっ♡ ふああああああああああああっ♡」


 子宮にたっぷりと精液を詰め込まれてシュリが絶頂した。

 ゼリーのように濃い精液が子宮に溜まっていくたびにシュリはメスの幸福にひたる。

 力の限りレックスを抱きしめて唇を重ね、少しでも奥で出してもらおうと足もレックスの腰に絡める。


「んむっ♡ れりゅうう♡ もっと♡ もっと出してくれっ♡ いっぱいになるまで……んっ♡ んううううっ♡」


 ぴゅるっと最後の一滴が注がれた瞬間シュリの全身の力が抜ける。

 セックスの余韻に浸り呼吸を整えながらレックスに体重をかけると彼が頭を撫でてくれた。


「ん……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ 気持ちよすぎ……♡」

「休憩時間はどのくらいあるんだ?」

「一時間くらい……♡ 舞台衣装も予備はあるから、汚しても大丈夫だよ♡ だから――」

「じゃあまだまだ楽しめそうだな。ほら、そのメス顔写真に撮ってやるよ」


 対面座位で繋がったまま肩を抱かれて、レックスと一緒に写真に写る。

 一時間後。

 シュリは練習の再会ぎりぎりまでレックスに抱いてもらった。

 身体を拭いて衣装も着替えて、レックスに抱かれた痕跡は完全に消えている。


「ん……出しすぎだろ♡」


 けれど子宮の中だけはどうしようもない。

 自分の体の中でレックスの精液がタプタプと波打つ感覚が恥ずかしいと同時に愛おしい。

 ガス抜きもすっかりすんでおりシュリのメンタルも絶好調だった。


「シュリちゃんの力になれてよかった。またいつでもガス抜きに付き合うぜ?」

「うん、正直助かるよ♡ ……別にガス抜きとかそう言うの抜きでも、オレでよかったらいつでも相手になるからさ♡」

「へへ、嬉しい事言ってくれるじゃん。せっかくだから練習風景を写真に撮ってっていい?」

「大歓迎だよ♡ ほら、行こう♡」


 その後レックスは練習風景を取り始めた。

 シュリの顔が少しだけ赤く、演技に色気が出てきたと好評だった。

 その理由は踊るたびに子宮で精液が波打ち、レックスの事を思い出したからだと知る者は、レックスと一部の女性団員のみだった。

Comments

iryu91

Yes!! next chapter is Mary!!