【FANBOX限定小説】終わらない地獄の日々 (Pixiv Fanbox)
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「うーん……ちょっと早く来すぎちゃったかな」
キリトとの待ち合わせをしているアスナが一人佇んでいた。
今日は彼と一緒にレベル上げに向かう約束をしているのだ。
血盟騎士団の副団長であり閃光とも呼ばれている彼女だったが、今は年頃の少女の顔になっている。
SAOからログアウト不能になり、この世界は全てが虚構で睡眠だけが本物だと考えていた彼女にとって、キリトは非常に大きな存在になっている。
淡い恋心も抱いているのだが、彼は基本的にソロで活動していることに加えて、アスナも血盟騎士団の副団長という立場があるので頻繁に会えるというわけではない。
今回もキリトと約束をするのも護衛役を下がらせることすら大変だったのだから、アスナは非常に楽しみに思いながらキリトを待っていた。
流石に待ち合わせの時間よりも20分早く付いてしまったのは早すぎただろうかと自分でも思ってしまう。
キリトは待ち合わせの時間の10分前に起きて20秒で支度を済ませるタイプだと言うことを知らないアスナは、彼がまだ眠っている事も知らないのだ。
「でも本当に楽しみ。今日はギルドも活動日じゃないし早めに切り上げてご飯でも作ってあげようかな……」
自分の作った料理をせっかくだから食べてもらいたい。
そんな事を妄想していると……突然彼女の意識が遠くなった。
「え――?」
眠気のようなものが襲ってきて目を開けていられない。
足元がフラフラして立っていられなくなり、ぺたんとその場に尻もちをついてしまう。
ここは街なので襲われる心配などないし、襲われたとしても自分なら大抵の相手は対処できるはず。
そう考えて安心しきっていた彼女の心に急に恐怖という感情が込みあがてくる。
(キリト……君……)
最後に愛しい人の名前を心の中で読んだ瞬間に、アスナの意識は完全に閉じてしまった。
◇
「ん……ここは……」
気持ち悪い感触を感じてアスナの意識が覚醒する。
キリトと待ち合わせをしていて急に意識が遠のいたことまで思い出した瞬間。
「ん~、目が覚めたかいアスナちゃん」
彼女は自分に覆いかぶさっている男の存在に気が付いてしまった。
「……え?」
あまりの光景にアスナの思考が完全に停止してしまう。
見覚えのない中年男性が裸で自分に覆いかぶさっている。
しかも理由は分からないが自分も裸になっており下着すらつけていない。
薄暗い部屋のベッドに寝かされており、男はまるでアイスでも舐めるかのように美味しそうにアスナの胸を舐めていた。
「あ――いやああああああっ!? な、何なのあなた! 離れて! わたしから離れなさいよ!」
「はは、暴れても無駄だよ。おじさんは見た目通り結構重いからねぇ」
「いやあっ! んっ! な、舐めるのをやめなさい! ああっ! 揉むの――んひいいいっ!」
乳首を指で強めに摘ままれてしまい、アスナの全身に痛みが走った。
今までSAOをプレイしていて感じたことのない類の痛みに違和感を覚えてしまう。
「大人しくしていればアスナちゃんの事も気持ちよくしてあげるよ」
「ひっ……」
中年男性の下卑た笑みを向けられてアスナがおぞましさを感じて身震いする。
しかしアスナは攻略組の一人。今まで命の危機も何度も味わっているので、この状況を打開するために頭の片隅に冷静な部分も存在している。
自分が裸でしかも身体を好き勝手に触られていると言うことは、理由は分からないが倫理コードは解除されてしまっていると考えるべきだ。
相手は武装していないが自分も丸腰。振り払えないと言うことはステータス上の力は向こうの方が上だからか、もしくは妙に力が入らないのでそれが原因か。
急に意識を失ってしまった事も含めて自分の知らないアイテムでも使われたのかもしれない。
メニューを操作して武器を――
「はむっ。アスナちゃんのおっぱい美味しいねぇ。ずっと舐めていられるよ~」
「き、気持ち悪いっ! 放してって言ってるでしょ! このっ! いやあああっ!」
男はメニューを表示させる隙すら与えさせてくれない。
アスナの身体は嫌悪感から本能的に男を突き飛ばそうと動いてしまうからだ。
(いやあっ! ほ、本当に気持ち悪い! こんなのやだぁ!)
アスナもSAO内で自分の胸くらいは触ったことがあるのだが、男の手は自分の手とは全く違う。
好きでもない男に無理矢理犯されているのだから当然と言えば当然なのだが何かが引っかかる。
(悔しいけど今は耐えるしかないわ。キリト君が来てくれるかもしれないもの……)
アスナは犯されているというのに、気丈な瞳で男を睨みつけた。
だが睨んだ相手はますます興奮したかのようにアスナの胸を両手で鷲掴みにする。
おぞましさのあまり目を閉じて顔を横に背けたアスナは、声を漏らさぬように必死で口を閉じるのだった。
「ん~? 無反応はつまらないなぁ。そんなんじゃおじさんは楽しめないし、アスナちゃんが声を出せるようにおじさんがんばっちゃうぞ」
仰向けになっても形のいい乳房に何度も指を沈み込ませる。
力を籠めれば沈んでいき、力を抜けば弾力で元に戻ってくる理想的な胸の感触を何度も楽しんでいく。
アスナは無反応を決め込んでおり、時折口から微かな吐息が漏れるだけだった。
そんな彼女のささやかな抵抗をあざ笑うかのように、男は彼女の乳首をしゃぶり始めた。
「っ……!」
ビクンっとアスナの身体が恐怖と嫌悪感で震える。
乳輪をじっくりと味わうように何度も舌を這わせていき、自分の唾液で桜色の乳首をマーキングしていく。
しつこいくらいに乳首を舌で舐られると生理現象でアスナの身体は嫌でも反応してしまい、そこがだんだんと硬くなってきていた。
「ほーら、乳首が固くなったよ。やっぱりアスナちゃんもおじさんとしたかったんでしょ?」
怒りのあまり明確な殺意が湧き、アスナは目を開いてもう一度彼を睨みつけた。
反応があったことに満足気に笑うと、男は両手で横からつまむように揉みながらアスナの胸全体を舌で舐め始める。
SAOでもトップクラスの美少女と言われている彼女の胸。その瑞々しい身体を自分の唾液で汚す優越感におかしくなってしまいそうだ。
乳首を唇で甘噛みした後に、今度は大きく口を開けて乳輪ごと咥えて音を立てて吸っていく。
「ひっ! くぅうう……!」
拳をぎゅっと握ってアスナはひたすらに耐えていた。
まるでナメクジが胸の上を這っているような気持ち悪さに今にも泣きだしてしまいそうだった。
「ん……っ! ……んぅ……あっ! んひいいいいいっ!」
胸ばかりを攻めていた男は、今度は秘部の方にも手を伸ばし始めた。
ワレメの周りを指で何度も擦ってアスナの濡れ具合を確かめる。
犯されているので当然全くと言っていいほど濡れていない。
「んぎっ! い、痛い! 痛いわよっ! あああっ! んひいいいっ!」
クリを無理矢理摘ままれて不快感と共に明確な痛みを感じてしまい、とうとうアスナは無反応ではいられなくなった。
その反応を楽しむように男は乳首を舐りながらクリを何度も摘まむ。
「ほら、気持ちいいだろ? 早くアスナちゃんと一つになりたいよ」
「んっ! き、気持ちよくなんてない! ああっ! こんなの痛いだけよっ!」
痛いだけなのは確かなのだが、奇妙な感覚がアスナを支配していた。
胸を触られるのも秘部を弄ばれるのも、こんな男に触られているので自分でする時と違いすぎるのは当然だが、それ以外にも何か違いがある気がするのだ。
端的に言えば妙にリアルに近い。この違いはいったい何なのだろうか。
(倫理コードを解除されているから? んっ! だめ、考えがまとまらないわ。結局のところ耐えるしかないなんて……)
悔しさのあまり歯ぎしりをしてしまう。
SAOの中とは言え犯されていることに変わりはない。アスナも人並みにはそう言うことに興味があるが、初めては好きな男がいいとそれこそSAOをやる前から思っていたことだ。
せめてキリトがよかったのに、名前も知らない中年男性に仮想とはいえ処女を奪われるなど悲しすぎる。
けれど彼女の心は折れていない。
結局のところこれはゲームであり現実ではない。この男を許すつもりもないので、いつか絶対に報いも受けてもらうつもりだ。
「さーてと、そろそろ入れちゃうね」
ちゅぽんっとわざと音を立ててアスナの胸から口を離した男が、ガチガチに勃起した自分の肉棒をアスナに見せつける。
初めてまともに見てしまったそれは想像以上にグロテスクで醜悪な見た目をしていた。
視界に入れるのもいやでもう一度目を閉じて顔を背ける。
「アスナちゃんをオトナにするチンポなんだけどもっとしっかり見なくていいのかな?」
「……するなら勝手にすればいいわ」
「それじゃあ遠慮なく」
めりめりち鈍い音がアスナの耳に響いてい来る。
肉棒の先端をアスナの秘部にあてると、男はあっさりとそれを挿入し始めた。
「あ――ひぎいいっ! んひいいいいっ!」
そのあまりの痛みにアスナは声を上げてしまう。今度は我慢しようとしても抑えきれないほどの痛みだ。
その反応を嫌らしい笑みで見ながら男はゆっくりと腰を進めていく。
ぴったりと閉じられていた穴をこじ開けられていく痛みと不快感でアスナは気が狂ってしまいそうだった。
膣内をゴリゴリと削られていくおぞましい感覚、そして何かにつっかえたように男の肉棒が止まる。
「アスナちゃんの処女膜みーつけた。それじゃあ破っちゃうよ」
「や、やめ――」
反射的に目を開いて男を向いてしまう。
下卑た笑みを向けるゲスな男と目が合った瞬間に、ぶちっと何かが切れる音とすさまじい痛みがアスナを襲った。
「んぎいいいいっ! ひぎいいいいいいいいっ!」
痛いなんて言葉では表しきれない。
いくらSAOがリアルに近いとはいえ、ここまでの痛みを再現する必要があったのだろうか。
そんな場違いなことを考えて一瞬だけ現実逃避してしまった。
仮想現実とは言え処女を奪われてしまった。できるならキリトがよかったと何度でも思う。
そして目が合った事でまるで初めての男が誰なのかを刻まれてしまったかのようなショックを受けてしまっている。
まるでいつか他の男に抱かれる時に、現実などで誰かに抱かれることがあってもこの男を思い出してしまうのではないか。
そんな恐怖に押しつぶされそうになる。
「んひいいいっ! あああっ! よ、よくもやってくれたわね……! 絶対に許さないんだから!」
「やっぱり無反応よりもそっちのほうが楽しくセックスできるよねぇ」
アスナの両手を持って男が動き始める。
散々なぶって自分の唾液まみれになったアスナの胸が激しく揺れて、張りと弾力がある乳房が波打っている。
腕を封じられているのでメニューを出しても操作ができないので、アスナはやはり耐えることしかできない。
「んぎいいっ! い、痛い! ふあああっ! 痛いから動かないで! も、もう抜いてぇ!」
耐えるしかないのは分かっているのに、仮想とはいえ犯されて処女を奪われたというショックはあまりに大きすぎた。
アスナの悲痛な叫びは犯している男を更に喜ばせてしまい、肉棒が興奮のあまり一回り大きくなる。
膣をゴリゴリと削って自分の肉棒ピッタリに作り替えるように男は抽送を繰り返していた。
「はぁ~……アスナちゃんのおまんこ本当に気持ちいいねぇ。本当はもっと早くこうしたかったんだ。アスナちゃんもこんなにエッチな身体を持て余してて辛かっただろう?」
「んひっ! か、勝手なこと言わないでよ! あんっ! ああああっ! お、奥に当たって痛いし気持ち悪いのよっ! んぎいいいいいっ!」
肉棒の先端が子宮口に何度も当たって気持ち悪い。
先走りが溢れてきてそこに塗り付けられているかのようだ。
男は両手をアスナと恋人繋ぎにすると、彼女の両手をベッドに押し付けて覆いかぶさる。
にやにやとした厭らしい笑みをアスナに向けたあと、激しい抽送で揺れる彼女の胸を舌で舐め始める。
「アスナちゃんのおっぱいうんまぁ……若くてエロい女の子の身体を保つのは苦労したよ」
「んあああっ! あああっ! 何を言ってっ! んひいいいいっ!」
乳首を噛まれて引っ張られると、形のいい乳房が伸びて歪んでしまう。
肉棒を根元まで挿入して子宮口の感触を楽しみながら動きを止めると、乳首を交互に咥えて引っ張って伸ばしていく。
嫌悪感以上に自分の胸がこんなゲスの欲望を満たすためだけの玩具にされている屈辱を感じる。
本来であれば仮想現実であろうと心が折れても仕方がない状況だったが、こんな男に負けたくないという思いがアスナを支えていた。
「はぁ……はぁ……もうダメだ。入れたばかりなのに出ちゃいそうだよ。アスナちゃんこのまま一番奥で出すからね」
「んっ! ひぎいいっ! や、やめて! やめなさい! ああああっ! んぎいいっ! んああああああああっ!」
アスナの胸から口を離した男がラストスパートをかける。
妊娠などしないとわかっていても中出しの恐怖は感じてしまうのだ。
恋人繋ぎのままで彼女に覆いかぶさって、自分のアスナを体重で押しつぶすように犯していく。
抽送で腰を引くたびに肉棒のカリの部分が膣の壁を擦る感覚が気持ちよすぎる。そして奥まで入れるたびに子宮口に密着するのもたまらない。
自分を完全に拒絶している子宮口を無理矢理こじ開けるべく何度もそこをノックしていく。
「あんっ! ああああっ! ふ、膨らんでるっ! いやっ! 抜いてって言ってるでしょ! あああっ!」
「それじゃあ外に出してあげようか? この綺麗なおっぱいをおじさんの精子でべとべとにした後に顔にもかけてあげるね」
「それもいやああっ! あんっ! んぎいいいっ! んひいいいいいっ!」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「あ――いやああああああああっ!」
とうとう子宮の中に精液注ぎ込まれてしまう。
熱くてドロッとしたものが一番大切な場所に侵入してきたのがはっきりとわかってしまった。
本来ならば幸福を感じるのかもしれないが、こんな男に犯されているのでは嫌悪感しか感じない。
それとは裏腹に男は本当に気持ちよさそうに射精を続けている。
「おふっ……! 美少女に種付け……うぅ……おっ!」
情けない声を漏らしながら男が精液をアスナに吐き出している。
あまりの快楽に口から涎を垂れ流しており、それがぽたぽたとアスナの胸に垂れてしまった。
激痛とおぞましさでアスナが吐き気を催す。
「んぎいいいっ! んっ! い、痛い……気持ち悪い……っ!」
これは仮想現実だ。
アスナは何度も心の中でそう自分に言い聞かせて耐えるしかなかった。
(こんなのは本当のセックスじゃない。本当のセックスなんかじゃないわ。いくら中に出されたって妊娠するわけじゃない……するわけじゃない……のに……)
なぜか犯されているたこととは別に不安を感じてしまう。
自分にとってなにか取り返しのつかない事でも起きているのではないだろうかと感じてしまうのだ。
「ふぅ……気持ちよかったぁ……それじゃあ二回戦と行こうか」
射精を終えた男がすぐにまた動き始める。
男は一回出すと終わりと聞いたことがあるが、ここはゲーム内なのでそれは当てはまらないのだろう。
痛み以外にも膣の中の精液が肉棒でかき混ぜられている感覚の気持ち悪さも加わる。
「んっ! このっ! いい加減に離しなさい! んうううっ! あああっ! んぎっ! んううううっ!」
両手は恋人繋ぎで拘束されたままなので今のままではメニューを出現させても操作できない。
振り払おうにもやはり力は向こうが上。
何度も思い知ったはずなのにアスナは諦めることなく抵抗を続ける。
「ふひひ、流石は閃光のアスナちゃんだねぇ。こんな状況なのに全然心が折れてないや」
「んぎいいっ! あああっ! だ、誰が折れるもんですか! あんっ! あなたみたいな最低な人に負けるわけないわ! ああああっ! あなたみたいに最低で哀れな人には、絶対に屈しない! んぎっ!」
腰を振っていた男が動きを止める。
「哀れだって?」
「はぁ……はぁ……当たり前じゃない。どんな手を使ったのか知らないけれど、無理矢理女の子を犯すなんて恥ずかしくないのかしらね。それに……いくらSAOがリアルそっくりだと言っても、ここは仮想現実なのよ。本当のわたしの身体を汚されたわけじゃないわ。こんな作り物の身体を弄んで悦に浸っているとか、誰が見ても哀れに思うはずよ」
もちろんショックだが今のアスナには耐えることができる。
だてに今まで攻略組として命のやり取りをしていない。それに比べれば作り物の体を犯されるなど大したことではないかもしれない。
「ふひひ……そうかぁ……仮想現実かぁ……」
「な、何がおかしいのよ!」
下品な笑みを見せる男にアスナが思わず叫んでしまう。
「ここは現実だよ……結城明日奈ちゃん」
「……え?」
男の何気なく放った一言にアスナの思考は完全にフリーズした。
その間も男はじっくりとアスナの身体を堪能していく。
恋人繋ぎだった両手を離すと乳房を両手で揉みしだき、乳首を唇で甘噛みしながら舌で舐っていく。
思考が止まっていることは理解したが、彼女の身体が極上のモノであることは間違いないので、問題なく楽しめるのだ。
十秒ほどしてアスナが我に返った。
「う……嘘よ……あなた、一体何を言ってるの?」
「アスナちゃんの本名も知ってるんだから嘘じゃないよ」
結城明日奈。
それはキリトにも伝えていない自分の本当の名前。
知っているのはリアルでも友人だったミトくらいしかいない。
「そ、それが何よ! んぎっ! あああっ! まだ初心者だった頃、んっ! 本名を言っちゃったことがあるわ! ああああっ! んひいいっ!」
「僕はレクトに務めていて、君のお父さんのことも知っているよ。まだアスナちゃんが小さい頃に会ったことがあるんだけど覚えてるかな?」
レクトは自分の父親がCEOをしている総合電子機器メーカー。
じゃあ本当に……
「ち、違うわ! 父のことだってログインしたての頃にきっと……っ! ここが現実のはずがない! あ、あり得ないわよ!」
「それじゃあメニューを開いてみなよ」
チュパチュパと胸をしゃぶっている男の言葉で、いつの間にか自分の腕が自由になっている事にアスナは気が付いた。
メニューを操作して武器を取り出してこの男を退ける。
ようやく巡ってきたチャンス。これで地獄から解放される。
そのはずだった。
「うそ……うそでしょ……」
メニュー画面が表示されないのだ。
ここは現実。
その事実がアスナの中で現実味を帯びていく。
薄暗くて気が付かなかったが、部屋の内装は無機質な白い部屋だった。
まるで病室か映画などでよく見るような内装。
「キミが未帰還者になってからず~っとチャンスを狙ってたんだ。本当は眠っている最中にやっちゃおうかと思ったんだけど、それじゃあ面白くないから今日まではこの魅力的なおっぱいも触ってなかったんだよ。ガリガリの女を抱くのもつまらないから、健康な身体を維持させるのも苦労したなぁ」
「そんなのどうやって……い、いえ、それよりもここは本当に……それじゃあ……」
ここが本当に現実ならば、もうあのデスゲームから解放されたという事。
もう命を懸けて戦う必要がない。ようやく家に帰れるし家族にも会うことができる。
元の生活に戻ることだってできる。
いや……そんな事よりも。
自分は今、何をされている?
「いや……いやああああああああああっ!!」
今まで以上に悲痛なアスナの声が部屋に響くと、彼女は必死に男を引きはがそうと暴れ始めた。
「ひひっ、いい反応だねぇ! おじさんも滾ってきちゃったよ!」
男がアスナの胸をしゃぶりながら高速で腰を振り始めた。
「やだあああっ! 抜いて! 抜いてってば! もうやめて! いやああああっ!」
アスナはもう訳が分からないまま取り乱してしまっていた。
ここが現実だというのなら、今犯されているのは本物の自分の身体だという事。
そして少し前に目の前の男は自分の中に精液を放っているのだ。
妊娠という最悪の言葉がアスナの頭に浮かんで消えてくれない。
「んっ! あああああっ! 痛いっ! そんなに激しく動かないでっ! いやああっ! もう許して! 許してよっ! あああああっ!」
閃光のアスナなどと呼ばれていた彼女が年相応の少女のように泣きわめく。
先ほどまでの気丈な態度など一瞬で消え去ってしまい、顔を真っ青にして腕を振り回して無駄な抵抗を続ける。
男の力に勝てるはずもなく簡単に拘束されて、屈曲位で体重を押し付けられながら子宮口をイジメられる。
「もうやめて! やめてください! お願いしますっ! お願いですからぁ!」
「ふひひ、閃光のアスナちゃんがそんなこと言っちゃダメだろう?」
「そんなの関係ないです! 許してください! 赤ちゃんできちゃいますっ! 本当にできちゃいますから――」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「ひぎいいいいっ! んぎいいいいいいいいいいいいっ!」
抵抗も虚しく二発目の中出しを受けてしまう。
中年男性の全体重をかけた種付けプレスで子宮に特濃精子をたっぷりと注ぎ込まれて自分の大切な場所が見知らぬ男に浸蝕されているのを感じた。
現実だと教えられたのでなおさら気持ち悪さを感じる。そして先ほどの中出しとは比べ物にならないほどの恐怖も感じていた。
「やめてっ! 離れてくださいっ! 離れてっ! ああああっ! 動かないでくださいっ! もういやああああっ!」
「こんなに気持ちいいセックスは初めてだよ! 今ならいくらでも射精できる気がするから試してみようか!」
男の欲望は収まることはない。
射精が終わった直後にすぐに動いてアスナを蹂躙し続ける。
体を起こして彼女の胸にしゃぶりつき、瑞々しい肌を持つ胸にキスマークをいくつも付けていく。
握りつぶすほど力を込めて揉んでいるのでアスナの胸はキスマークのみならず男の手の跡もくっきりとついてしまっていた。
乳首に軽く歯を立ててアスナに痛みを、もう片方は乳輪ごと指でつまんで引っ張って形をゆがめていく。
いくら揉んでも舐めても全く飽きることはない。掌で感じる柔らかさと温かさ、舌で味わう汗の味、ずっと求めていたものを自分好みに弄んでアスナを汚していく。
「もうやめてください! 許してください! んぎっ! ああああっ! んあああっ!」
アスナの身体に夢中になっていて、彼女の叫びも聞こえていなかった。
もはや閃光などと呼ばれていた面影はどこにもない。
自分を犯す相手に敬語を使い、プライドも全て必死に懇願している。
セックスで感じてなどおらず、真っ青になり苦痛と絶望で染まっている表情。
それを見た瞬間に男の中で急速に射精欲が込みあがってきた。
「もう一発……うっ! とびっきり濃いのをたっぷりだしてあげるよ。おじさんの特濃精子でかわいい赤ちゃん産んでね……!」
「嫌だってばぁ! 赤ちゃんなんて嫌! 嫌なの! 許してください! 赤ちゃんは許して! あああっ! んひいいいいいっ!」
体を起こしてアスナの両胸を両手で握りしめながら、一気に射精に向けてラストスパートをかける。
胸を強く掴まれているので腰を打ち付けられるたびにそこが痛む。逆に男の方は興奮していく。
肉棒が一回り大きくなって震え始めて、亀頭が何度も子宮口をノックする。
「んひいいっ! あああっ! んぎっ! 許してください! た、助けてっ! 助けてキリトく――」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「んっ! んあああっ! んおおおおおおおおおおおおっ!」
三度目の中出し。
少女が出していい悲鳴ではないほど下品なものがアスナの口から飛び出した。
腰をグイグイと押し付けて射精してくるので、精子はすべてアスナの子宮に入ってしまう。
「く~……ほら、孕め! 孕めアスナちゃん! 孕……めぇ……っ!」
「いや……許してください……もう……出さないでください……!」
子宮の中に精子がたまっていく。
みっちりと広げられるほど出された精子が、自分の子宮の中で元気に泳ぎ回っているのがわかってしまう。
――ぷちゅ♥
(あ……)
自分の子宮に存在した卵子が、男の精子によって食い破られてしまった事を、アスナは女の本能で理解してしまった。
憎悪、羞恥、屈辱、怒り。
それらの感情が全て消え去って心が冷たく冷静になっていく。
そしてアスナの心は絶望に染まっていた。
「ふぅ……そういえばアスナちゃんとはキスしてなかったね」
胸に夢中になっていた男がアスナの唇を奪う。
それはキスというにはあまりに荒々しい行為だった。
彼女の唇をしゃぶるように何度も舐めまわして、舌を差し込んで口の中も隅々まで舐めながら唾液を飲ませていく。
「れりゅう……じゅるるうう……ちゅるるううう……」
最悪のファーストキスだがアスナは抵抗せずに受け入れている。
彼女は賢いので妊娠してしまった今の自分の状況を正確に把握してしまったのだ。
(わたしの人生は……もう、お終いなんだ……さよなら……キリト君)
こんな穢れた身体ではもうキリトには会えない。
SAOというデスゲームが終わったアスナを待っていたのは新しい地獄でしかなかったのだ。