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こちらの続きです。




 七耀歴1208年10月22日。

 アラミス高等学校の《視察研修》が行われる前日でも、生徒会は変わらず仕事をこなしていた。

 とはいえ前日という事もあり今日は早めに終わる予定なので、仕事はあまり残っていない。

 生徒会の一員であるアルベールは生徒会長のレン・ブライトに頼まれて職員室に行き、用を終わらせて生徒会室に戻っている最中なのだが、彼も明日の事を考えてソワソワしている。


「いよいよ明日か……レポートの方も頑張る必要はあるが、アニエスと一緒に行動できる時間はあるんだろうか……」


 アルベールは幼馴染でクラスメイトのアニエス・クローデルに恋心を抱いている。しかしアニエスには一切気持ちは伝わっておらず、アルベールも全くアプローチできていないのが現状だった。

 視察研修もアニエスと一緒の場所に行きたいので行き先を決めるのを遅らせて、バーゼルに行くことになったのだがアニエスはバイト先の者達と行動を共にするので一緒に回れないらしい。


「あの怪しげな事務所の連中……特にあのうさん臭い男は信用できない。騙されているという事ではなさそうなんだが……」


 アニエスがアークライド解決事務所でバイトをしたと知った際には、彼女がたぶらかされていると勘違いして事務所に突撃してしまったが、流石に今ではその誤解は解けている。

 しかし所長のヴァンを信用することは今でもできないし、アニエスを心配していること自体は変わらなかった。


「目を光らせておかないとな――ん?」


 生徒会室のドアを開けようとしたが、中から随分と楽しそうな声が聞こえて来て手が止まってしまった。

 アニエスとオデットが楽しそうに会話をしているのがわかるが、もう一人それとは別に男の声が聞こえる。

 誰が来てるのだろうと首を傾げながらアルベールがドアを開けると、そこにいたのはアルベールにとってある意味ではヴァンよりも好ましくない男だった。


「それでその時にアニエスが――あ、おかえりアルベール」

「お疲れ様ですアルベール君」

「おじゃましてまーす」

「貴方はタイレル通信の……また来ていたんですね」


 生徒会室で楽しそうに話していたのは、タイレル通信社に務めているレックスだった。確か帝国から来たらしいがアルベールは詳しく知らない。


「もう、アルベール。レックスさんはタイレル通信社の人じゃなくて帝国から共和国に来てるカメラマンさんだよ」

「オデットちゃん、覚えてくれたんだな」

「正確にはエレボニア帝国の帝都ヘイムダルにある帝国時報社から、首都のタイレル通信社に出向中のカメラマンさんですよね。リベール王国、クロスベル自治州、レミフェリア公国にも行った事があるとか。ふふ、以前景色の写真を見せて貰いましたがとても綺麗でした」

「アニエスちゃんも覚えててくれたとか嬉しいぜ」


 三人が楽しそうに話している事にどこか違和感を覚えながらも、アルベールは席に着いて残りの仕事に手を付けていく。

 しかし先ほどの会話が気になりどうも集中できなかった。


(二人共いつのまにあの男に詳しくなったんだ……?)


 レックスがアラミス高等学校に取材にくることは多い。

 初対面の時にアニエスの胸をからかうなど失礼過ぎる男であり、その時点でアルベールはレックスを警戒していた。

 アニエスとオデットもレックスを好ましく思っていなかったはずなのだが、いつの間にかとても仲良くなっているのだ。

 生徒会室で雑談をしているのも初めてではないのだが、少なくとも同じ空間にいるアルベールはレックスの素性やこれまでの経歴などは全く知らない。

 というよりも間違いなく生徒会室でそんな会話をしていない。アニエスが迷惑に思っていた場合はすぐに止めるために、アルベールは仕事をしつつも会話を聞いているからだ。


(そもそも景色の写真というのはいつ見せて貰ったものなんだ? もしかしてアニエスは生徒会室以外でもあの男と話しているのだろうか? それといつからあの位置に座るようになったんだ……)


 少し前まではレックスが座るのは入り口付近の席だったはずなのだが、最近はアニエスとオデットに挟まれて座っている。

 精神的にだけではなく物理的にも距離が縮まっているように見えてしまうのだ。


(そういえば二人の顔が時々赤くなるのはどうしてなんだ? まさか変な事でもされているんじゃ――いや、あり得ない。それならはっきりと拒絶をするだろう)


 流石にこんなところでセクハラなどを行うほどレックスも愚かではないだろう。ましてやアニエスとオデットだけではなくレンまでいるのだから。


「そう言えばレックスさん。クッキーを焼いてきたのでまた味見をお願いしたいのですが……」

(また……また? いつ味見をしてもらったんだ?)


 アニエスがクッキーを作ってきたのは知っている。というのも昼休みに一度集まった時にみんなで一緒に食べたからだ。


「へへ、もちろんいいぜ。ほら、あ~ん」


 レックスは口を開けていかにも食べさせてくれと言った感じになる。

 流石に止めようかと思った瞬間、アニエスは困ったように微笑みながらクッキーを一枚手に取った。


「も、もう……一回だけですからね……♡」


 アルベールが声をかけるよりも先に、アニエスは照れながらレックスにクッキーを食べさせてしまった。

 目の前で起きた光景が信じられずにアルベールが驚愕してしまい、三人の会話が耳に入ってこない。

 味の感想を言っておりアニエスが褒められて喜んでいるような気がするが、自分が褒めた時よりもアニエスははるかに喜んでいる気がする。


「いやぁマジで美味いぜこのクッキー。紅茶とも絶対にあいそうだ」

「あ、レックスさん。これよかったらどうぞ」

「サンキュー、遠慮なく貰うぜオデットちゃん……うん、やっぱりあうぜ」


 オデットが自分の紅茶をレックスに差し出した。明らかに間接キスなのだが、オデットは全く気にした様子がない。


(い、いつの間にあんなに仲良く……いや、やっぱりいくら何でも距離が近すぎるだろう! 帝国の男はみんなこうなのか? しかしユリアンはこの男とは明らかに違うぞ)


 帝国から交換留学生としてアラミス高等学校に来ているユリアンは、レックスのようなチャラ男ではなく非常に真面目な好青年だ。

 どうして二人がレックスと仲良くしているのかがアルベールには理解できない。


「レックス、あまり二人の邪魔をしないでちょうだい」

「邪魔なんてしてないってレンちゃん。あ、そうだ。生徒会長様はお疲れだろうし、オレが肩でも揉んでやろうか?」

「あら? 堂々とセクハラをするつもりかしら?」

「誤解だって。そんなことしたら通報されちまうから本当にただのマッサージだっての」


 レックスの言葉にレンがクスクスと微笑む。流石にレンはガードが硬い……と思いきや、レックスは構わず席を立つとレンの背後に回る。

 そして彼女の許可を取ることなくレンの肩を揉み始めたのだ。


「んっ♡ もう少し強く……はぁ♡ 貴方ってマッサージも上手よねぇ」


 アルベールが声を荒げようとしたが、レンは全く怒っていない。それどころか気持ちよさそうに肩を揉まれており、もっとこうしてほしいという指示まで出している。


「レンちゃんも生徒会長として大変だし肩もこっちまうよなぁ……それに年々育ってきてるのも肩こりの原因か?」

「もう……それは貴方のせいでしょう♡」


 レックスがレンの耳元で何かを囁いた瞬間に、レンは顔を赤くして妙に嬉しそうな顔になった。

 先ほどから信じられない事ばかり起きて、アルベールは仕事の手が完全に止まっている。


(や、やはりこの男は危険だ! 何としてもアニエスから引きはがさないとマズイ!)


 レックスがアニエスの肩を揉む光景を想像してしまいアルベールの頭が痛くなる。

 するとレックスのXiphaが鳴って彼は相手を確認した。


「お、編集長からだ。ちょっとごめんなレンちゃん」

「あ……え、ええ」


 レックスの肩もみが中断してレンが悲しそうな顔になる。レックスはそのまま生徒会室を出ていくと、三人はすぐに作業を再開した。

 しかしアルベールは今がチャンスだと思い込み咳払いをする。


「アニエス……あの男に何かされなかったか?」

「え? は、はいっ、なにもされていませんよ(……ええと、嫌なことをされていないという意味では……!)」

「そうか……なんだか女子生徒との距離感が色々とおかしい人みたいだから気を付けるんだぞ」

「まぁ……それは否定できないわね。レックスは可愛い子を見かけるとすぐに声をかけるタイプだから」


 レンがそう言うとアルベールはさらに声を荒げる。


「や、やはりあの人の取材などは断ったほうが――いえ校舎への立ち入りを禁止にした方がいいんじゃないですか? 女子生徒に悪影響を及ぼす可能性が大きいですし、なにかあってからでは遅いんですよ。だいたい初めて見かけた時から言動が危うい男じゃないですか」


 生徒の安全のためというのも本心だがアニエスからレックスを少しでも遠ざけたいというのが本音だった。

 取材で校舎にくる必要があるのかもしれないが、タイレル通信社にはいくらでも記者がいるので他の記者に頼めばいい。

 女子生徒に安全という名目を使えばアニエス達も賛成してくれる。そうアルベールは考えていたのだが、彼の思惑は見事に外れてしまう事となった。


「アルベール君。その……いくらなんでも言い過ぎです。レックスさんにだっていい所は沢山あります」

「え?」


 先ほどまでは機嫌が良さそうだったアニエスがなぜか急にむっとした表情になっている。

 アニエスだけではなくオデットも同じであり、彼女は大きなため息をついていた。


「自分は女の子と距離を縮めるのが苦手だからレックスさんが羨ましいんじゃないの? アルベール、男の嫉妬はみっともないよ~」

「い、いや……そう言うわけじゃ……」


 オデットの様子もどこかおかしい。アニエスに対する恋愛感情はオデットに筒抜けであり、それについてからかわれることも日常茶飯事だ。

 しかし今の彼女はアルベールをからかうというよりも、アルベールに対してイラっとしているような感じがする。


「僕は純粋に生徒を心配して――」

「アルベール君――頼んでおいた例の予算割り当てはどうなってるの? 当然、終わったから口を動かしているのよね?」


 アルベールの言葉を遮るようにレンが口を開く。

 彼女はニコニコと笑っているのだが、底知れぬ威圧感を纏っていて思わず怯んでしまった。


「そ、それは……」

「ふう……アニエスとオデットは自分の分をほとんど終わらせてくれてるわよ。まず自分の担当分を終わらせなさい。口を動かすのはそれからよ」

「……うう………」


 少し前にアニエスを助けようと思ってアークライド解決事務所に乗り込んだ時もレンに窘められたが、その時以上にレンは怒っているのがわかった。

 仕方なくアルベールが自分の作業に戻る。


「とはいえ……アルベール君の不安は理解したわ。要するにレックスが問題だらけの記者だからアラミスから遠ざけたいというわけね」

「そ、その通りです!」

「え? あの、レン先輩?」

「アルベールの言う事は気にしなくていいですって!」


 アルベールは手を動かしながらもレンは自分の意見を聞いてくれるのではないかと期待していた。


「でもエレボニア帝国からわざわざカルバード共和国に出向してくる記者が、問題しか起こさない記者だと本気で思っているのかしら?」

「え……? い、いえ……そこまでは……ですが性格や言動は明らかに問題があるでしょう。アラミス高等学校は共和国きっての名門校ですし――」

「彼は帝国の名門校であるトールズ士官学院の出身よ」


 トールズ士官学院という言葉にアルベールが驚愕する。

 レックスが帝国でもトップクラスの名門校だとは思わなかったのだ。


「ええっ、それってユリアン君と同じところですか?」

「ユリアン君は第Ⅱ分校ですが、レックスさんは確か本校ですよね」

「レックスが在学していた時は第Ⅱ分校が無かったから本校とも呼ばれていなかったけどね。ちなみに可愛い女の子を撮りたがっているけど、彼の本業は戦場カメラマンなの。帝国で内戦が起きた時にレックスも巻き込まれて、まだ学生だったのに部活動の先輩と一緒に内戦時の写真を撮影していたそうね」

「な、内戦……ってゆうか学生の頃からそんなことしてたんだ……」

「トールズ出身だということは聞いていましたが、そこまでは詳しくは聞いていませんでした」


 アニエスとオデットが驚いているがアルベールはさらに驚く。軽薄なチャラ男という印象しかなかった男が、学生時代の頃から戦場を撮影したなど信じられない。

 自分ならばそんなことはできそうにないとまで感じてしまう。


「それと名前は伏せるけどジャーナリストに与えられる最高の栄誉であるフューリッツァ賞を受賞した記者にも同行したことがあって、その人に多少軽い言動はあるけどジャーナリストとしての夢や使命感をしっかり持っているとお墨付きをもらったらしいわね。実際に《ヨルムンガント戦役》の時に最前線での取材が何度も一面を飾って、その頃から期待のルーキーって言われているわ。その後もリベールだけではなくクロスベルにレミフェリアと様々な国で取材をしているの。リベール王家、エレボニア皇族、レミフェリア大公家などにも取材を行えるような記者なのだけど……アルベール君?」

「は、はい」

「そんな記者でもアラミスの取材ができないというのなら、どんな記者なら許されるのかしらね?」


 レンは笑顔なのだが全く笑っていなかった。

 学歴と経歴を教えられて、アルベールはレンの威圧感を抜きにしても何も言えなくなってしまう。


「レックスさんって本当にすごい人だったんですね……」

「うん……戦場カメラマンっていうのもびっくりだけど……カッコいいなぁ」


 アニエスとオデットはレックスの経歴に驚いているがそれ以上に敬意を払っており、結局のところレックスの印象を良くするだけになってしまったのだ。


「とはいえ学生時代は特別成績が良かったわけではないみたいよ。女性に見境なく写真を強請るのも彼の本質。学院の先輩の豊満なグラビアと戦争の真実を激写することがレックスの夢らしいわ。その先輩は隙がなくて前者の夢には届きそうにないみたいだけど」

「その2つを同列にしてしまうのはどうなんでしょう……?」

「あはは、なんて言うかレックスさんらしいですね~」

「ふふ、ほんとにそうよね。とにかく本当に問題しか起こさない記者なら私がとっくにアラミスから追い出しているわ。だから安心しなさいアルベール君」

「は、はい……わかりました」

「さ、おしゃべりはここまでよ。この後は――明日は視察研修なのだから、今日は生徒会の仕事を早く終わらせましょう」


 レンが手を叩くと場の空気が軽くなり、4人はすぐに仕事に戻った。

 だがアルベールは仕事中もアニエスはレックスがトールズ出身であることなどをどこで聞いたのかが頭から離れず、モヤモヤした気持ちを抱えたまま作業をこなすのだった。



 七耀歴1208年10月22日 17:30

 視察研修前日の生徒会業務を全て終えたレン・ブライトとアニエス・クローデルは、以前約束したお泊り会の準備をしてレックスの部屋に向かう事となった。


「ついたわよアニエス。ここのマンションにレックスの部屋があるわ」

「ここですか……」


 アニエス達がたどり着いたのは比較的新しく作られたであろうマンションだった。

 3区などにある高級マンションには及ばないだろうが防犯面などもしっかりしてそうであり4区の中では家賃などもかなり高い部類だろう。

 レンが中に入っていくのでアニエスも後に続き、エレベーターに乗ってレックスの部屋までたどり着く。レンは合鍵を取り出すと、鍵を開いてドアを開けて中に入っていく。


「ただい――さ、アニエスも入って」

「はい。おじゃまします……」


 レンがただいまと言いかけた事、そして何より部屋の合鍵を持っていることなどアニエスは気になることでいっぱいだ。

 中は思っていた通り広くリビングの他に複数の寝室があるようだ。

 だがせっかく柔らかそうなソファなのに脱ぎっぱなしの服があるのはいただけない。


「レックスってばまた服を脱ぎ散らかしているじゃない。やっぱりもっとこまめに掃除をしないとダメね……アニエス、悪いけど先に料理の支度をしてもらえるかしら。私は洗濯物を片付けてくるわ」

「わかりました」


 アニエスは買ってきた食材を持ってキッチンに向かい、レンは制服のブレザーを脱いで椅子に掛けると、ソファなどに散らかっている脱ぎっぱなしの服を片付ける。


「ここにあるならきっと寝室にも――やっぱり。本当に困った人ね」


 レンは当然のように寝室にも入ると追加の洗濯物を持ってきて、そのまま洗濯機が置かれているのであろう脱衣所に消えていった。

 アニエスはレンと同じようにブレザーを脱いで椅子に掛けると、エプロンをつけて食材の準備を進める。

 今日はお泊り会ということでレックスの部屋に泊まりに来たのだが、二人でレックスに手料理を振舞うことになったのだ。

 セカンドハウスなどではない正真正銘家族以外の男の部屋で料理を振舞うなど緊張するのだが、アニエスは手元が狂わないように気を付けながら準備をしていく。

 しばらくして洗濯機が回る音が聞こえると、エプロンを付けたレンがキッチンに戻ってきた。


「待たせたわね。それじゃあ始めましょうか」

「その……レン先輩はレックスさんの部屋に良く来るんですか?」

「たまに……と言ったところね。本当はもう少し来る機会を増やしたいのだけど、彼っていろんな女性に手を出しているでしょう? ホテルに泊まるか、各地区のセカンドハウスを使う事も多いのよ。一応彼がいない時にも顔を出して部屋の掃除をする時もあるわ。彼は少し目を離すとすぐに洗濯物が溜まるのよ」

「そ、そうだったんですか……」


 アニエスはレンとレックスが身体だけの関係、いわゆるセックスフレンドだと思っていた。

 しかし今の話を聞いただけでもレンの行動はセフレの範疇を大きく超えており、レンはレックスの事を本気で好きなのだとわかってしまう。

 これはもう通い妻と言っても過言ではないレベルだ。

 実際にレンはキッチンのどこに何があるのかを完全に把握しているので、何度もここで料理をしているのがわかる。


「レックスさん、急なお仕事が入って残念でしたね」

「そうね……でも都合が良かったかもしれないわ。遅くなると言っても少しだけだし、料理をしている最中にレックスが居たら絶対に邪魔してくるもの」


 レックスは通信で呼び出されて急な仕事に向かってしまったので、帰ってくるまでもうしばらく時間がかかる。

 レンとしてはレックスと一緒にいられないのは寂しいが、邪魔されずに料理が作れることはありがたかった。


「ちゃんと食事をとらないとこの前みたいに風邪をひいてしまうかもしれないものね……さぁ、帰ってくるまでに完成させましょう」

「はい」


 二人は雑談を交えながらも料理を進めていく。

 今回の献立はレンが決めたのだが、手伝っているアニエスから見ても美味しそうであり、栄養バランスなども非常によく考えられているのがわかる。

 当然ながら愛情もたっぷりと込められており、レックスに喜んでほしいという気持ちも伝わってくるので、やはりレンが通い妻に見えてしまった。

 料理の方は特に問題なく進み、レックスが帰ってくる時間の少し前に完成した。調理器具の片づけをしているとインターホンが鳴ったので、レンは嬉しそうな笑みを浮かべながら手を拭いて玄関に向かいアニエスもそれに続く。

 レンがドアを開けるとそこにはレックスが立っていた。


「お帰りなさいレックス」

「ただいまレンちゃん。お、制服にエプロンってのも似合ってるじゃん」


 料理をしていたのでレンはエプロンを付けたままだった。

 ブレザーを脱いでいるというのがレックスから見てポイントが高く、カメラを構えてすぐに写真を撮る。

 そして少し遅れてやってきたアニエスもレンと同じく制服の上にエプロンをつけていたのでカメラを向けた。


「お帰りなさいレックスさん」

「アニエスちゃんも来てくれたんだな。今日はゆっくりしてってくれよ」

「あら、ゆっくりさせてくれるのかしら?」

「へへ、夜中まで寝かせるつもりはありませーん。飯を食った後は美少女二人を美味しく頂いちゃうぜ」

「もう……ちゅっ♡」


 レンがレックスに抱き着いて唇を重ねると、レックスもレンを抱きしめかえしてキスに応える。

 アニエスが驚いているがレックスたちにとっては帰宅時にキスで迎えるというのは当たり前のことだった。

 唇を数回ほど軽く触れ合わせた後に、ぴったり重なる位置を見つけて強く押し付けたまま動きを止める。

 舌を絡める音が響く激しいディープキスとは真逆の静かなキスだが、お互いが一つになっているという感覚があった。

 二人の唇が離れると、レックスは次にアニエスへ狙いを定める。


「ほら、アニエスちゃんも来いよ」

「わ、私は……」

「ダーメ。ここはオレんちだからオレのルールに従ってもらいまーす」

「そ、そんな――ちゅっ♡ んぅ――♡」


 レックスは無理矢理アニエスを抱きしめて唇を重ねた。

 アニエスはレックスの胸に手を当てて突き飛ばそうとしているが力が全く入っておらず、形だけの抵抗になっていた。

 それどころかキスの心地よさに浸っており、少しずつ身体が熱くなっていくのを感じる。

 二人の唇が離れるとアニエスが恥ずかしそうに顔を反らしてしまう。


「それにしてもいい匂いだな。早くメシにしようぜ」

「そうね。出来たての料理を食べてちょうだい」


 レンがレックスの鞄を預かって3人が中に入っていく。


「そう言えばレンちゃん、今日は料理してたのに制服エプロンなんだな。いつもと違うけどいい感じだぜ」

「え? レン先輩はいつもエプロンを使わないんですか?」

「違う違う。制服エプロンじゃなくて裸エプロンなんだよ。アニエスちゃんも次は裸エプロンで出迎えてくれよな」

「は、はだか……♡」

「ふふ。今日はアニエスがいたから制服を着たのよ♡ さぁ、食事にしましょう」


 信じられない情報が出てきてアニエスが混乱するが、レンの反応からして事実なのだろう。

 無敵の生徒会長が裸エプロンで料理を作るなど全くイメージできない。しかしレックスという好きな男のためならばたやすくやってのけるのだろう。

 その後三人で夕食となったのだが、レックスは右側にレン、左側にアニエスを侍らせて食事をすることになった。

 レンが積極的にレックスに食べさせており、合間にアニエスがレックスに食べさせている。

 本人が食べるよりもレックスに食べさせる方に夢中と言った感じだ。


「そういえばアニエスちゃん。生徒会室でクッキー一枚しか食べさせてくれなかったよな」

「ひ、人前では恥ずかしいですから……♡ 今も恥ずかしいですし」


 男性に食べさせるという行為は今のアニエスにとって恥ずかしい行為でありそれは生徒会室でもレックスの部屋でも変わらない。

 今はレンが積極的に食べさせているのでその空気に流されている部分があるが、仮にレックスと二人きりだったが絶対に出来ないだろう。


(まだ羞恥心が残っているのね……でも少しずつレックスに染められているみたいだから時間の問題だわ)


 レンはその内アニエスが恥ずかしさを感じずに自然とレックスに食べさせることが出来るようになると確信していた。

 美少女二人が作ってくれた料理に舌鼓を打って満腹になったレックスは、後片付けを二人に任せてリビングのソファに座るとカメラを弄り始める。

 手伝おうとしても「逆に手間が増える」という理由でレンがやらせてくれないのだ。

 アニエスとレンは再び制服の上からエプロンを身に付けると、手早く洗い物を片付けていく。


「レン先輩、すごくうれしそうですね。やっぱりレックスさんに美味しいって言って貰えたからですか?」


 ご機嫌で洗い物をしているレンを見てアニエスが思わずつぶやいた。


「え? そ、そうね……レックスに喜んでもらえると嬉しいわ」


 先輩であるレンにこんなことを想うのは失礼かもしれないが、アニエスは今の彼女を見て可愛いと感じてしまった。

 いつものレンは無敵の生徒会長なのだが、今は一人の女の子としてのレンを見ている気がするのだ。

 おそらくはレックスの前でしか見せることのない顔なのだろう。


「さ、洗い物が終わったら――」

「レ~ンちゃんっ! まだ終わらないのか?」

「あんっ♡」


 まだ洗い物をしているレンの背後からレックスが抱き着いて、彼女の乳房を両手で鷲掴みにして揉みしだいていく。

 あまりに突然のことで隣にいるアニエスは硬直してしまい、レンは洗い物で手が濡れているので抵抗できない。


「ふあっ♡ ちょ、ちょっとレックス――んっ♡ まだ洗い物が――あんっ♡ 少し落ち着いて♡ んあっ♡ あああっ♡」

「制服エプロンのカワイコちゃんが二人もいて落ち着けるわけないっての。片付けなんていいからさっさとヤろうぜ。今日は取材に行った時にレンちゃんがヌイてくれなかったから、チンポがイライラしっぱなしでキンタマが爆発しそうなんだよ」

「あんっ♡ それは早く終わらせてここでの時間をゆっくりとるために――んっ♡ ダ、ダメ♡ 私だって我慢していたのに、スイッチが入っちゃう♡ ふあっ♡ あああっ♡」


 レックスはズボンの上からでも勃起しているとわかる肉棒をレンの尻にぐりぐりと押し付ける。

 レンはそれだけでスイッチが入ってしまい、うっとりした表情でレックスの愛撫を受け入れてしまった。


「レ、レン先輩……」


 頼りになる先輩があっさりとメスの顔になった。目の前で起きたその事実がアニエスは信じられないが、自分の身体も期待で疼いてしまう。

 胸を揉まれながら硬くなった乳首を指で摘ままれたレンがビクンっと体を震わせると、レックスは彼女の胸から手を離して寝室に向かう。


「早く準備して来いよ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ はい、よろこんで♡」


 レックスが寝室に入っていくと、レンは手を拭いて洗い物を中断する。


「行きましょうアニエス、レックスが待っているわ……♡」

「は、はい……♡」


 メスの表情になったレンを見せつけられてアニエスも場の雰囲気に飲まれている。

 当初の予定ではシャワーを浴びた後着替えるはずだったが、二人は脱衣所に向かうとシャワーを浴びずに着替えを行った。


「こ、こんな格好で行くんですか?」

「ええ……レックスってこういうのが好きなのよ♡」

「何となく想像できます……」


 二人は着替えを済ませるとレックスが待つ寝室へと向かう。

 部屋に入るとレックスはすでにパンツだけになっており、ベッドに腰かけて二人を待っていた。

 そして二人の格好を見ていやらしい笑みを浮かべる。


「おお……オレのためにそんなエロい格好をしてくれるなんて嬉しいぜ」

「もう、あなたがやれって言ったんでしょう♡」

「うう……ネクタイとタイツだけなんて……さ、流石に恥ずかしすぎます♡」


 二人は制服を脱いでおり上半身は裸にネクタイだけ、下半身はパンツも脱いでタイツだけを身に着けるという格好だった。

 レックスのセフレであるエリィ・マクダエルもこの格好でレックスに抱かれたことがある。

 少し前にキンケイドから「クロスベルのマクダエル家に倣うのもまた一興なのでは?」と言われたが、こんな形でエリィに倣っているなどアニエスは知る由もなかった。

 胸は手ブラで隠しており、少女特有の細い指が乳房に食い込んで卑猥さを更に引き立てているので、レックスはいきなり撮影を開始する。


「白い肌と黒タイツのコントラストがたまらないぜ。二人共タイツを履いてたから絶対にこれをやらせたいって思ってたんだ。うん、やっぱり似合い過ぎる。レンちゃん、乳首も見せてくれよ」

「ふふ、どうしようかしら? なんだかこの格好に喜んでいるけど、私達の事なんてどうでもいいように聞こえるのよねぇ。そんな態度をとられると私もイジワルしたくなっちゃうわ♡」

「レンちゃんだから似合うんだっての。アニエスちゃんも手を後ろに組んでくれよ」

「は、はい……♡」


 アニエスが言われた通り両手を後ろに回すと、彼女の豊満な乳房が露わになった。

 ネクタイが谷間に挟まって乳首もまる見えの卑猥な姿を写真に納めると、レンもようやく乳首を見せ始める。

 しかし手ブラをしたままで指を広げて僅かに乳輪を見せてレックスを焦らしており、彼の反応を楽しみながら片方ずつ手を下げて乳房を露わにする。


「へへ、いい感じだぜ。このまま全身を撮るから動いちゃダメだぜ」


 レックスは正面からだけではなく前後左右と様々な角度から二人を撮影していく。


「アニエス、寒くないかしら?」

「はい……肌が火照って熱いくらいです。その……レン先輩はやはり慣れているんですね」

「レンちゃんの撮影はもう数えきれないくらいしてるからなぁ。アニエスちゃんもこれからはどんどんオレと撮影会しようぜ。学生服ももう一回じっくり撮影したいし、ジャージとか水着なんかもいいよなぁ。その内プール棟で泳いでるところとか撮ってみたいぜ」

「み、水着ですか? それも恥ずかし――いえ、今の格好の方が遥かに恥ずかしいですね」


 学校指定の水着でもプライベートの水着でも、ネクパイに黒タイツのみという姿よりははるかにマシだとアニエスは気付くが、だからと言って羞恥心が消えるわけではなかった。

 レックスは二人の背後に回って背中や尻を重点的に撮りはじめる。


「二人共タイツ越しの尻がエロすぎるぜ。ノーパンなのがミソだよな」

「そ、そうなんでしょうか?」

「レックスの感性はよくわからな――あんっ♡」

「ふあっ♡ あああっ♡ レックスさん♡ いきなり――んっ♡ ふああああっ♡」


 レックスは背後からこっそりと近づいていくと、二人を同時に抱き寄せて胸を揉み始めた。

 右手でアニエスの乳房を鷲掴みにしながら指を何度も動かして乳房に指を食いこませ、左手ではレンの乳房を揉みしだきながら指で乳首をグリグリとイジメていく。

 二人の身体の柔らかさと温かさを堪能しつつ、うなじを交互に嗅いで甘い香りも楽しんでいく。


「へへ、そろそろヤろうぜ。二人のこと撮ってたらもうチンポがビンビンだ。責任取ってくれるよな?」

「あんっ♡ ふあっ♡ も、もう♡ 本当に自分勝手なんだから♡ ふあっ♡ ああああっ♡」

「そんなに強く触られたら――んちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡ んむうううっ♡」


 胸を揉まれながらアニエスは唇までふさがれてしまう。

 舌を絡めあう情熱的なディープキスで黙らされてしまい、戸惑いつつもレックスを受け入れているので身体は抵抗せず彼の愛撫とキスを受け入れる。

 レンは胸を揉まれて甘い声を漏らしながらも、レックスの肉棒をパンツの上から優しく右手で扱いていく。

 快楽と多幸感に浸りながらもそれに溺れることはなく、レックスの女として彼に奉仕するべく体が自然に動いてしまうのだ。


「それにしてもアニエスちゃんの胸って本当にデカいよな。実は母乳でもつまってるんじゃねーの? 思いっきり搾ったら出てきたりして」

「ちゅっ♡ ちゅるるううう♡ そ、そんなはずがありません♡ あんっ♡ に、妊娠もしていないのに母乳なんて――ちゅっ♡ れりゅうう♡」

「んっ♡ あんっ♡ ふふ、どうかしらね♡ んっ♡ まれにだけど妊娠しなくても母乳が出る体質の人もいると聞くわ♡ ふあっ♡ アニエスがそうかもしれないわよ♡ んちゅっ♡ れりゅううう♡ ちゅるるううう♡」


 レックスがキスの対象をアニエスからレンに切り替えると、アニエスは胸を揉まれながら荒い呼吸を整える。


「はぁ……♡ はぁ……♡ レン先輩まで悪ノリをしないでください♡ んっ♡ 妊娠もしていないのに母乳が出てしまうなんて困るだけですから……んあっ♡」

「へへ、わかってねーなアニエスちゃん。母乳が出るとエロさがさらに増すんだぜ?」

「嬉しくありませ――んちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡ ふあっ♡ あああっ♡」


 レックスは二人の胸を揉みしだき交互にキスをしながらベッドに向かうと、二人を纏めてベッドへ突き飛ばしてしまった。

 ベッドはクイーンサイズかそれ以上の大きさであり何より非常にふかふかなのでアニエスは痛みを全く感じていないが、レンが期待に満ちた目をしている事に気付く。

 そしてレックスがオスの情欲が籠った目で自分達を見ている事にも気付いてしまった。


「レ、レックスさん。少し怖いです……♡」

「諦めなさいアニエス。私達はもうレックスに美味しく食べられてしまうのよ♡」

「へへ、いっただっきま~す」


 レックスが二人に覆いかぶさると左手でアニエス、右手でレンの乳房を鷲掴みにして揉みしだいていく。

 極上の美少女たちの乳房を同時に味わうという最高の贅沢に浸りながら、まずはアニエスの乳首にしゃぶりついて舌で舐っていく。


「ふあああっ♡ んああああああっ♡ レックスさん♡ あんっ♡ 乳首は敏感で――んっ♡ ふわあああっ♡」

「アニエスちゃんのおっぱいはデカくて柔らかくて、回復アーツなんか目じゃないくらい癒されるぜ」

「ふああっ♡ も、もう♡ そんなはずがありませ――んっ♡ ふああっ♡」

「んあっ♡ あんっ♡ アニエスの胸は大きいだけじゃなくて感度もいいのね♡ ふあっ♡ なんだか焼けちゃうわ♡ んっ♡ あんっ♡」

「べ、別に普通ですから――んひいいいいいいっ♡」


 レックスがアニエスの乳首に軽く歯を立てると、アニエスの身体がビクンっと大きく跳ねた。

 微かな痛みすらも快楽のスパイスになるほどアニエスの胸を開発できている事を確認すると、次にレックスはレンの乳房に吸い付く。


「んっ♡ あんっ♡ ねぇ、レックス♡ ふあっ♡ 私の胸はアニエスより小さいけれど癒されるのかしら♡ ふあっ♡ あああっ♡」

「当たり前だっての♡ こうして胸に顔を埋めてるだけでも安心感があるぜ。この前風邪をひいた時もレンちゃんがおっぱいで看病してくれたからすぐに元気になったしな」

「はぁ……♡ ふあっ♡ レ、レックスさん――んっ♡ 風邪なんていつの間に――あああっ♡ あんっ♡ また私の――ふああああっ♡」

「ふあああっ♡ ひあああっ♡ 指でそこをかき回されたら感じすぎちゃう♡ もうレンのアソコが濡れてるってバレちゃう♡ レックスのペニスを受け入れる準備が出来てるってバレちゃう♡ ふあっ♡ んあああっ♡」


 レックスは口と両手でアニエスとレンの二人を同時に責め立てていく。

 左手でアニエスの乳房を揉みしだきながら乳首を指で扱き、右手はレンの股間に手を伸ばしてタイツの上から秘部を手マンで愛撫していく。

 レンの股間はもう愛液でびしょびしょであり、同時に乳首も舐められているので何度も小イキしていた。

 二人の股間を同時に手マンしながら乳首に吸い付いていき、軽い愛撫だけで二人を絶頂に導こうとしている。


「おいおい、二人共いくら何でも感じすぎだぜ。そんなにオレの手マンは気持ちいいか?」

「あんっ♡ ふあああっ♡ す、好き♡ 感じすぎちゃうの♡ あんっ♡ 貴方がこんな体にしたのよ♡ ふあっ♡ あああっ♡」

「アニエスちゃんはどうだ? 処女を卒業してからまだ一ヵ月も立ってないよな」

「ひああっ♡ ふあああっ♡ わ、私も気持ちいいです♡ レックスさんに触られることが気持ちいいと体が覚えてしまいました♡ ひあっ♡ あああっ♡」


 付き合いの長いレンだけではなくアニエスまでもレックスにより女の悦びを教え込まれてしまったのだ。


「アニエスちゃんのデカパイはまだまだ開発途中だぜ。その内胸だけでもイケるくらいにエロい胸にしてやるよ」

「ふあああっ♡ こ、困ります♡ そんなに感度が良くなったら、生活できなく――ふあああっ♡ んあああっ♡ ダメですっ♡ 大きいのが来てしまいます♡ ふあああっ♡ あっ♡ ひあああああっ♡」

「あんっ♡ ひあああああっ♡ レンもイッちゃう♡ あんっ♡ レックスの指でイカされちゃう♡ ひあああっ♡ ふああああああっ♡」


 ビクンっとアニエス達の身体が大きく跳ねて絶頂した。

 レンは口をパクパクさせて余韻に浸っており、アニエスは腕で目隠しをして呼吸を整えようとしているのだが、レックスがアニエスの胸を揉みしだいているので息を休めることなどできない。


「んあっ♡ レックスさん……んっ♡ す、少し休ませて下さ――あんっ♡」

「大丈夫大丈夫。すぐに疲れなんてどうでもよくなるくらい気持ちよくしてやるからな。あ、でもゴムハメだときついかなー。アニエスちゃん、今日は生ハメ解禁しようぜ」

「ひあっ♡ ダ、ダメです♡ それだけは――んっ♡ 避妊具を使ってください♡ ああっ♡」

「もう……レックス、いい加減にしなさい♡」


 アニエスに覆いかぶさってじゃれついていたレックスだが、背後から抱き着いてきたレンによってアニエスから引きはがされてしまった。


「アニエスはまだ慣れていないのだから無理をさせないの。女性に対する気遣いというものはないのかしら? それにお仕事で疲れているでしょうし、今夜は私達がレックスを気持ちよくしてあげるわ♡ アニエス、手伝ってちょうだい」

「は、はい!」


 レンはアニエスに膝枕をさせてレックスを優しくベッドに寝かせる。視界が豊満な乳房でふさがれたレックスはアニエスの胸を揉みしだいて指を何度も埋めていく。

 レックスがアニエスの乳房の感触と少女特有の甘い香りを堪能していると、レンはレックスに跨り騎乗位で挿入する体勢になった。

 タイツをピリッと自分で破いて、亀頭を秘部に宛がいクチュクチュと何度もこすり付けていく。


「それじゃあ入れるわね……んっ♡ 大きい――ああああっ♡ ふわああああああっ♡」


 レンがスムーズにレックスの巨根を根元まで受け入れた。

 今まで待ちわびていたものを挿入されて膣内は喜んで肉棒に絡みつき、レンはうっとりした表情で自分のお腹を撫でる。

 女の悦びを噛みしめながらレンが動き始めると、肉のぶつかり合う乾いた音が室内に響いていく。


「んっ♡ あんっ♡ 奥に当たってるわ♡ ふああああっ♡ レックスのペニス――んっ♡ すごく気持ちいい♡ 私のいいところに全部当たるの♡ ふああああっ♡」

「へへ、美少女に膝枕されながら美少女に腰振って貰うとか最高だぜ。アニエスちゃんのデカパイもいっただっきまーす」

「え――ふあっ♡ ひああああっ♡ レックスさん♡ そんなに強く吸わないでください♡ んっ♡ ち、乳首が取れちゃいます♡ ひあああっ♡ ふああああっ♡」


 レンが騎乗位で腰を振っている間、レックスはアニエスの乳首にしゃぶりついて舌で舐めまわしていく。

 膝枕をしているアニエスは快楽に悶えてしまうが、二人のセックスを邪魔しないようにと動かずに堪えていた。レックスの頭を優しく撫でつつ、自分からも乳房をレックスの顔に押し付けていく。


「おおっ! アニエスちゃんの爆乳の感触がたまらないぜ。やっぱり母乳出るくらいデカいってこれ。同年代でもこのサイズはなかなかお目にかからないぜ」

「ふあああっ♡ あんっ♡ で、ですから普通です――んっ♡ 母乳なんて出ませんってば♡ レックスさんはふざけた事ばかり――ふあっ♡ ひあああっ♡」

「あんっ♡ ひあああっ♡ もう、なんだか嫉妬しちゃうわ♡ 私の胸だって大きくなっているけれど、アニエスにはかなわないのよね♡ ふあっ♡ んあああっ♡」

「もちろんレンちゃんのおっぱいも魅力的だぜ。オレはサイズに関係なくあらゆるカワイコちゃんの胸を愛して激写してきたからな!」

「もう……誰の胸でもいいって事じゃないですか♡」


 アニエスは困った人という顔になっているが、自分の身体をストレートに褒められるのは恥ずかしいとはいえ悪い気分ではない。

 レックスといる時だけは自分は女であると自覚出来てしまい、無意識の内にもっと尽くしたいと思ってしまうのだ。


「ふあっ♡ あんっ♡ ほら、私の中はどうかしら♡ んっ♡ レックスの好きなセックスなんて全部知ってるんだから♡ ふあっ♡ ひあああっ♡」


 レンは自分が気持ちよくなるためではなくレックスを気持ち良くするためだけに腰を振っている。

 大きくなった乳房を激しく揺らし、腰を捻ったりグラインドさせたり動きが単調にならないように気を付けていた。

 射精感が少しずつ込みあがってきたレックスは、それをごまかすためにアニエスの乳首に強く吸い付く。


「ふあああっ♡ レックスさん――んっ♡ ああああっ♡ 乳首がどんどん敏感になってます♡ ふあっ♡ ひあああっ♡」

「アニエスちゃんも胸だけでイケるようにしてやるよ」

「あんっ♡ そ、そんなの無理で――すっ♡ ふあっ♡ ひあああっ♡」

「ふふ、そんな事言ってもアニエスだってすごく気持ちよさそうよ♡ ふあっ♡ んあああっ♡ レックスに開発されちゃったのかしら♡」

「うう……そんなことはないと思うんですが……んっ♡ レックスさん興奮しすぎです♡ ふあっ♡ んあああっ♡」


 レックスはアニエスの乳首に吸い付きながら乳房も揉みしだいていく。

 顔全体で極上の乳房を味わいながらレンの騎乗位で奉仕を受けて、射精感が我慢できないほどこみあがってくるのを感じていた。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、レンは動きを激しくしてラストスパートをかけていく。


「んっ♡ いつでも出してレックス♡ 貴方の熱いザーメンを私に注いで♡ ふあっ♡ ああああっ♡」

「そ、そう言えばレン先輩――んっ♡ 避妊具は――ふあっ♡ ひあああっ♡」

「あんっ♡ ふあああっ♡ だ、大丈夫よ♡ 薬を飲んでいるわ――あんっ♡ ひあああっ♡ 貴女も欲しかったらいつでも――あんっ♡ す、すごい♡ 私の中で膨らんでる♡ あああっ♡」

「アラミスで抜かなかったから濃いのがたっぷり出るぜ」

「ふあっ♡ 出して♡ んっ♡ 貴方のザーメンを受け止めさせて♡ ふああああっ♡ レ――私も一緒にイッちゃう♡ イクっ♡ イクうううっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ふああああああっ♡ 熱いのが沢山出てるっ♡ んあああっ♡ ひああああああああっ♡」


 亀頭と子宮口が完全に密着した状態で射精されてレンが絶頂した。

 背筋をピンっと伸ばして天井を仰ぎ、口をパクパクさせながらうっとりした表情で精液を受け止める。

 アニエスの爆乳を堪能しながらの射精はなかなか収まらず、レックスは腰をガクガクと震わせながら最後の一滴まで気持ちよく精液を出し切るのだった。


「レン先輩……♡」


 生徒会長としてのレンからは考えられないメスの表情を見せつけられて、アニエスは自分の身体も疼き始めてしまう。

 レックスにかかれば自分すらも知らなかった自分の一面を暴かれてしまうのではないかと、恐れると同時に期待しているのだ。


「ん……お疲れ様でしたレックスさん♡ んっ♡ 最後まで気持ちよく射精できたみたいですね♡」

「レンちゃんだけじゃなくてアニエスちゃんのおかげでもあるぜ。さーて、次はアニエスちゃんの番だ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ 待ちなさいレックス、今抜くわ――あんっ♡」


 レンが腰を上げてレックスから肉棒を抜くと、ごぽっと大量の精液が膣からあふれてきた。

 下腹部に手を当ててうっとりした表情になりレンは余韻に浸ってしまうが、レックスとアニエスに見られている事に気付くとすぐに我に返る。

 そして勃起したままの肉棒にコンドームを優しく装着した。


「アニエスとするならこれが必要でしょう?」

「うーん、残念だぜ。もっとアニエスちゃんに好きになって貰って、いつか生ハメ解禁してやるからな」

「ふふ、頑張りなさい♡ さぁ、アニエス♡ 次は貴女がレックスを気持ちよくしてあげて♡」

「は、はい……頑張ります♡」


 レンはレックスを背後から抱きしめると、彼の頭を乳枕して優しく寝かせる。

 背中から後頭部までレンの女体の柔らかさに触れて、レックスの肉棒はますますいきり起つ。

 レンほど上手くできる自信はなかったが、アニエスも彼女と同じように自分から騎乗位でレックスに挿入しようとしていた。


「レンちゃんの胸を枕にしながらアニエスちゃんのデカパイが激しく揺れるところを見れるなんて嬉しいぜ」

「どうせ胸を枕にするなら、アニエスの方が良かったんじゃないかしら♡ あんっ♡」

「そんな事言うなって。オレはレンちゃんのおっぱいも好きだって言っただろ? そうじゃなかったらセフレになんてしないぜ。オレのセフレは一人残らず魅力的なんだからな」

「っ♡ 随分と安っぽいお世辞ね♡ セックスフレンド以外にも愛人や現地妻やペットがいる男なんだから仕方ないかしら♡」


 口ではそう言いながらもレンが非常に嬉しそうな顔になったのをアニエスは見逃さなかった。

 レンは自分の胸に優しくレックスの後頭部を乗せて枕にすると、一際優しく彼を抱きしめている。

 そしてセックスフレンド以外の言い方も気になりアニエスは動きが止まってしまう。


「ほらほらアニエスちゃん。早く入れてくれよ」

「し、失礼します――んっ♡ あぁ……ふあああ……あっ♡」


 アニエスもレンと同じように自分で挿入し、レックスの巨根を根元まで受け入れた。

 内側からみっちりと膣内を拡張される圧迫感を味わうように自分の下腹部を優しく撫でる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ や、やっぱりレックスさんの――んっ♡ すごく大きいですね♡ まだ上手く動けません……んっ♡ あんっ♡ ひあああああっ♡」

「初体験の時も騎乗位で腰を振りまくってただろ? あの時を思い出せよ」

「あんっ♡ ふあっ♡ 気持ちよすぎて何も考えられなくなっていた時――っ♡ ち、違います♡ なんでもありませ――ふあっ♡ んあああっ♡」


 恥ずかしさのあまり口を紡ぎながらアニエスが腰を振っていく。

 動きはレンよりもまだぎこちないがレックスを気持ちよくしたいという思いは伝わってくる。なにより名器なので入れているだけでもレックスは十分に気持ちよかった。

 美少女が自分の肉棒で喘いでいる姿や、爆乳とネクタイが激しく揺れているのも視覚的にレックスを楽しませている。


「ふあああっ♡ ひあああっ♡ レックスさん♡ あんっ♡ 奥に当たってます♡ ふあっ♡ んあああっ♡ そ、そんなに胸ばかり見ないでください♡」

「もっとデカパイを揺らす感じで……そうそう。せっかくいいもんを持ってるんだから有効活用しないとダメだぜ」

「~~~~~っ♡ ほ、本当に恥ずかしいんですからね♡ ふあっ♡ んあああっ♡」


 アニエスはレックスと両手を恋人繋ぎにして腰を振っていく。レンは胸枕をしているレックスの頭を優しく撫でていたが、両手で彼の乳首を優しく弄り始めた。


「お、レンちゃんサービス良いな」

「貴方が気持ちよくなれるようにサポートするのが私の役目だもの♡ アニエスも頑張りなさい♡」

「は、はい♡ ふあっ♡ あああっ♡ レ、レックスさん♡ 私の胸が気になるのでしたら――ん♡ ど、どうぞ♡」


 アニエスは身体を前に倒して、レックスの顔を自分の胸に埋めさせた。

 前はアニエスの爆乳、後ろはレンの胸枕。極上の乳房に挟まれてレックスは肉棒が一回り大きくなって震え始める。

 アニエスの身体を抱きしめて爆乳に顔を強く押し付けると、レンもアニエスごとレックスを抱きしめて身体を強く密着させた。


「おお……これ、マジで最高。仕事の疲れも全部吹っ飛ぶぜ。やっぱり疲れてる時はおっぱいが一番だなー。回復アーツなんて目じゃないぜ♡」

「あんっ♡ ふああああっ♡ そ、それは言いすぎです♡ んっ♡ ですが――あんっ♡ たっぷり癒されてください♡ ふあっ♡ んあああっ♡」

「ふふ、美少女の身体に挟まれて気持ちよくしてもらうなんて男の夢よね♡ レックスにならいつでもしてあげるわ♡」

「あんっ♡ ふあああああっ♡ 私の中で大きくなってます♡ んっ♡ こんな――あんっ♡ 授乳しながら繋がっているみたいですごくエッチです♡ ふあっ♡ んあああっ♡」


 レックスが自分の胸に甘えてくれるのが嬉しすぎて、アニエスは快楽と同時に母性本能をくすぐられてしまう。

 妊娠などしていないのに本当に母乳が出てしまうのではないかと思ってしまうほどだ。

 顔を胸で挟まれて身体を美少女の女体で挟まれて、レックスは射精感が一気に込み上がってくる。

 アニエスの身体を抱きしめて自分からも腰を突き上げると、最高に気持ちいい射精に向けて駆け上がっていく。


「ふああああっ♡ レックスさん♡ だ、出してください♡ このまま――んっ♡ 私もイッちゃいます♡ レックスさんと一緒にっ♡ 一緒……に……ふあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ふわああああっ♡ 中で広がってます♡ ふあっ♡ んあああああああっ♡」


 レックスの顔に胸を押し付けながら射精を受け止めてアニエスが絶頂した。

 子宮の中でコンドームが広がっていく感覚を堪能し、メスの悦びと微かな切なさが全身に駆け巡っていく。


「おふっ……美少女の胸にサンドイッチされながらの射精……くぅ~たまんねぇ~!」

「あんっ♡ ぜ、全然止まりません♡ レックスさん♡ コンドームが広がって――あんっ♡ ひあああっ♡」


 美少女に挟まれて癒されながらの射精でレックスがご満悦であり、最後の一滴まで気持ちよく精液を出し切った。

 アニエスは射精が止まったことを確認すると、ゆっくりと腰を上げて肉棒を抜き去る。


「お疲れ様レックス♡ ほら、アニエスを見てみなさい♡ こんなに蕩けた顔は学校の男子は一人も見たことないでしょうね♡」


 アニエスは絶頂の余韻で蕩けきった表情になっている。半ば意識が飛んでいるので肉棒を抜いたのも無意識であり、下腹部を撫でて快楽と空っぽの子宮が切ないことに悶えていた。

 やがてハッと我に返ったアニエスは、慌ててレックスの肉棒からコンドームを外していく。


「お、お疲れ様です♡ すぐにお掃除をしますね♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡ じゅるるううう♡」

「私も参加するわ♡ ちゅるるうう♡ れりゅううう♡」


 アニエスはコンドームの精液が漏れないように端を結ぶとレンと一緒にお掃除フェラを開始した。

 美少女二人のお掃除フェラでレックスの肉棒がすぐに綺麗になっていき、ムクムクと大きさも増していく。

 当然レックスは写真を撮影しており、お掃除フェラが終わった二人は最後にキスをしてから肉棒から顔を離す。


「綺麗になりましたね……♡」

「当然この程度で終わりじゃないでしょうレックス♡ 明日は早いのだから時間を無駄にはできないわよ♡」

「わかってるっての。本当は徹夜で犯したいけど、それができない分濃い時間を過ごさないとな。ってなわけで早速二回戦だ!」

「あんっ♡ オオカミさんに襲われちゃうわ♡」

「レ、レックスさん♡ 私達は逃げませんから――あんっ♡ ふああああっ♡」


 目を血走らせたレックスがアニエスとレンに襲い掛かる。

 その後も彼らは濃密な時間を過ごすことになるのだった。



 七耀歴1208年10月22日 23:30


「はぁ……♡ はぁ……♡ レックス……レックスぅ♡」

「も、もう限界です……レックスさぁん♡」


 三人のセックスが始まってから数時間が経過していた。

 室内は嫌らしい臭いで充満しており、三人はベッドで身体を寄り添いあって休んでいる。

 レックスの右側には腕枕されて頭を撫でられているレンが抱き着いており、足を絡めて乳房を押し付けながらレックスの頬にキスの雨を降らせていた。

 イカされまくったレンはもうレックスの事しか目に映らないと言った様子であり、自分を気持ちよくしてくれた彼に愛と感謝を全身で伝えている。

 左側にはアニエスが腕枕されながら胸を揉まれていた。疲労困憊と言った様子だが満たされた表情をしており、女としての幸せをたっぷりと堪能した後なのがわかる。

 そしてレンは右手で、アニエスは左手でレックスの肉棒を扱いていた。すっかりと萎えてしまった肉棒を優しく緩やかに扱いてマッサージしており、三人は甘々なピロートークを楽しんでいる最中だ。


「はぁ……ようやく小さくなってくれましたね……♡ いえ、大きいのですが……♡」


 勃起していないにもかかわらずレックスの肉棒は非常に大きく、ずっしりとした重さも感じられるのでアニエスは驚いてしまう。


「本当はまだまだ出来るぜ。やっぱり朝まで続けるか?」

「ふぅ……そうしたいけど明日は視察研修だし、あなただって仕事で朝早くから出る必要があるでしょう?」

「元々は一人で起きられそうにないからレン先輩を呼んだんですよね。それならもう少し控えめでも――んっ♡ レ、レックスさん♡ 胸はもう――ふあっ♡」

「二人を相手にするのに控えめとか無理だっての」

「確かに……随分とはしゃいでいたわね♡」


 レンが室内を見回すと、部屋の中は酷い有様だった。

 部屋中に使用済みコンドームが散乱しているのはベッドだけではなく様々な場所でセックスをしたからであり、ソファには引き裂かれた黒タイツが引っかかっている。

 ネクタイもどこかに行ってしまい、アニエスとレンは生まれたままの姿になっていた。

 当然キスマークなども無数に付けられてしまっているので、セックスの激しさを物語っている。


「うう……またタイツを破かれてしまいました。いくらあっても足りません」

「ごめんって。でも黒タイツは破くかずりさげて半ケツにして楽しむもんだろ?」

「絶対に違います♡ もう……♡」

「ふふ、私はそれでもかまわないわよ♡」


 アニエスはレックスの趣味がまだ理解できていないが、レンは彼の趣味を完全に受け入れている


(今度私服を買う時はタイツを履かない組み合わせにした方がいいですね……)

(私服を新調する時は制服と同じで黒タイツを履こうかしら♡)


 二人は今回の出来事をきっかけに、近い将来私服を選ぶ際にはタイツを履くか履かないかを決める事になる。


「あ……そう言えばレックスさん。風邪をひいていたんですか」

「あー、ほら。アニエスちゃんと初めて愛し合った日に雨が降っただろ? あの時外を歩いてたせいか次の日に風邪を引いちまってさ。レンちゃんが付きっきりで看病してくれたんだよ」

「そ、そういう言い方はやめてください! でもそうだったんですね。次の日というと私達がサルバッドに向かった日ですか」

「ええ。……アニエスが帰ってからいきなり風邪を引いたなんてメールが来たからびっくりしたわよ。おかげでその日の夜から次の日は全て看病で潰れちゃったわ」


 口では文句を言っているレンだが、顔にはレックスが自分を頼ってくれて嬉しいと書いてある。

 通い妻のような事をしているのと同じで、身体を使う事以外でもレックスに尽くせることが嬉しくてたまらないと言った感じだ。


「レンちゃんみたいな子がセフレで嬉しいぜ。てっきり一人寂しく過ごすかと思ってたからな」

「嘘をつくのはやめなさい。私がいなくても貴方なら看病をしてくれる知り合いなんていくらでもいるでしょう?」

「帝国にいた時に風邪を引いた時は、エリゼちゃんとアルフィンが看病に来てくれたっけ。へへ、レンちゃんと同じで色んな世話を付きっきりでやってくれたぜ」

「……え?」


 レックスが口にした名前を聞いたアニエスが耳を疑う。


(た、確かエレボニア帝国の皇族に同じ名前のお方がいらっしゃったような……)


 エリゼという名前は知らないが、アルフィンという名前には聞き覚えがある。アルフィン・ライゼ・アルノールという帝国の皇太女だ。

 流石に偶然だと思いたいのだが、レックスならばもしかして本当に皇族と肉体関係があるのではないかと思い至ってしまう。

 更にはレン曰くリベール王家やレミフェリア大公家にも取材できるほどの伝手があるらしいが、まさかそちらも個人的にレックスと親しいのではないかと考え始める。


「アニエス、どうかしたの?」

「え? い、いえ……少し疲れてしまったので、今日はそろそろ休んだほうが良いと思うんです」

「そうね……残念だけどそろそろ休みましょう」


 アニエスは深く考えるのが恐ろしくなって思考を打ち切った。

 レンがカメラを持って両手に花状態のレックスを写真に撮る。レックスに腕枕された美少女たちも微笑んでおり、何も知らない人物がこれを見たらアニエスとレンはレックスの女にしか見えないだろう。


「それにしても今夜は楽しかったぜ。また3Pしような。それ以上でもいいぜ」

「ふふ、スケジュールを調整しておくわ♡ 今度はどんな格好をさせられるのかしらね♡」

「うう……せめて普通の格好でお願いします♡」


 三人は今から次のセックスに想いを馳せてピロートークを楽しんだ後、いつの間にか眠りにつくのだった。



 アニエスと特別な想い出を共有した!

 レックスの好感度☆☆☆☆

 ヴァンの好感度♡♡♡♡♡


 レンと特別な想い出を共有した!

 レックスの好感度♥♥♥♥♥♥


「アラミス高等学校のカワイコちゃん二人の身体を纏めて楽しんじゃいました! ネクパイとタイツだけの格好がエロすぎてハッスルしちゃったけどオールで楽しめなかったのだけが残念だぜ。アニエスちゃんのデカパイをしゃぶりながらレンちゃんのマンコを味わえるなんて男冥利に尽きるっす! アラミスの男子生徒諸君、頑張ればいつかこの身体を堪能できる日が来るかもしれないから頑張ってくれよな! その日まではオレがたっぷりと楽しませてもらいまーす!」


 コレクション追加


・アニエスがコンドームを持ってピースサインをしている写真。右手に使用済みコンドームを三つ持ってレックスに見せつけながら左手はピースサインをしている。笑顔は非常にぎこちないもので顔は真っ赤に染まっている。


・レンがレックスとキスをしながらラブラブ対面座位をしている写真。自分から抱き着いて情熱的なキスをしながら夢中でセックスをしている。レックス以外何も見えなくなっており、レックスの指示でアニエスがこの写真を撮った事にも気付かなかった。


・アニエスとレンが乳合わせで抱き合っている写真。セックスが終わってピロートークをする前にした撮影会で撮影。二人の乳房が潰れて卑猥な光景を生み出しており、アニエスは恥ずかしそうにしているがレンは慣れているのか楽しそうにしている。


 他多数。



 七耀歴1208年10月23日 05:10

 アラミス高等学校の視察研修当日、レックスは下半身に心地よい刺激を感じながら意識が浮上してきた。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ はぁ……♡ すごいですね♡ 昨日あんなに沢山出したのに、もうこんなに硬いです♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡」

「れろぉ♡ じゅるるるううう♡ ここもパンパンでザーメンがたくさん詰まっていて苦しそう♡ レックス、今スッキリさせてあげるわね♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡」


 レックスの意識がゆっくりと覚醒していく。昨日腕枕をして眠った美少女たちの姿がない代わりに、下半身に最高の刺激を感じている。

 そちらに視線を送ると想像通りアニエスとレンが朝フェラで奉仕をしていた。


「ちゅううう♡ れりゅううう♡ あら、おはようレックス♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡」

「おはようございます♡ ちゅっ♡ じゅるるううう♡」

「あー……おはよう二人共。どのくらいチンポしゃぶってたんだ?」

「ちゅるるうううう♡ はぁ……♡ はぁ……♡ 20分くらいかしら♡ ちゅっ♡ ペニスがすごくイライラしてるんでしょう♡ スッキリさせてあげるからもう少し待ってて♡ あ――んむっ♡ ちゅるるうううう♡」


 レンはレックスの亀頭を咥えこんで、唇をカリ首に引っ掛けて何度も擦り始める。

 鈴口を舌でチロチロと舐めまわしながら刺激を与えていくと、アニエスは玉袋に舌を這わせていく。


「ちゅるるううう♡ れりゅううう♡ 大きくなって震えてきたわ♡ ちゅっ♡ 出してレックス♡ 朝の特濃ザーメンを私に飲ませて♡ ちゅるるううう♡ れりゅううう♡」

「レックスさん♡ ちゅっ♡ はむっ♡ れりゅうううう♡ ここに詰まっている熱いモノを吐き出してください♡ ちゅるるうう♡ れろぉ♡」

「あ……出る……うっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむうううううううっ♡ んぶうううううううううううっ♡」


 レンの口に特濃精液がぶちまけられる。

 喉に絡みつくほどに濃い精液を少しずつ飲み込んでいき、アニエスは玉袋を舌と指で刺激して気持ちよく射精できるようにサポートしていく。


「ん……ちゅるるうううう……ちゅぽんっ♡」


 レンは尿道に残った塊のような精液も綺麗に吸い取って肉棒から口を離した。

 もはやお掃除フェラすら不要なほど肉棒は綺麗になっているが、アニエスは今まで躾けられてゆえに体が自然と動いてお掃除フェラを始める。


「うーん……すっきりしたぜ。やっぱり朝は一発ヌイて貰わねーと調子が出ねーわ」


 レックスは体を起こして大きく伸びをした後に、お掃除フェラをしているアニエスの頭を優しく撫でる。

 レンは口元に手を当てて精液を全て飲み干した。


「ふぅ……それで、落ち着いたかしら?」

「ちゅっ♡ れりゅううう♡ ま、また大きくなりました……♡」


 アニエスがお掃除フェラを終わらせるとレックスの肉棒は完全に勃起していた。

 レンが困ったような表情でレックスの肉棒を指でツンツンと突く。


「もう……困ったペニスね。でも時間も少ないから……アニエス、先にシャワーを浴びてらっしゃい。私はこれを処理して部屋を片付けてから行くわ」

「え? それなら私も――」

「二人で相手をすると長くなりそうなのよ。それにアニエスはまだ準備に時間がかかるでしょう? 私はこういう事も慣れているから、シャワーも準備も手早く済ませることが出来るわ」

「そう……ですか。それではお願いします。レックスさん、シャワーをお借りしますね」

「ああ、好きに使ってくれよ」


 アニエスはどこかふらついた足取りでベッドから降りると、そのままぺこりと頭を下げて裸のまま部屋から出ていった。

 残されたのはレックスとレンの二人。レックスはさっそくレンを仰向けに押し倒して正常位で挿入する体勢になった。


「さーて、それじゃあ早速朝の運動を済ませちまおうぜ」

「あんっ♡ 強引なんだから♡ いいわよレックス♡ 朝の運動に付き合ってあげるわ♡ ん――ふあっ♡ ひあああああっ♡」


 レックスはレンと両手を恋人繋ぎにすると、ゆっくりと膣内に肉棒を埋めていく。

 根元まで入ったことを確認すると、恋人繋ぎの両手をギュッと握ったまま腰を動かし始めた。


「あああっ♡ ひあっ♡ レックス♡ んっ♡ 朝からすごいわ♡ 逞しくてステキよ♡ ふあっ♡ ひあああっ♡ 朝からあなたに抱いて貰えて、レンの身体が悦んでるの♡ ふあっ♡ んあああああああっ♡」

「お、自分の事をレンって言ったな。アニエスちゃんの前だから先輩らしくしようと我慢してたのか?」

「ふああっ♡ な、なにを言っているのよ♡ そんな事を意識しなくても私は大人のレディ――んちゅっ♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡」


 レックスはレンに覆いかぶさると、身体を密着させて唇を重ねていく。

 胸板でレンの乳房を潰してムニュムニュと柔らかさを堪能しながら、瑞々しい唇を味わって膣内を蹂躙していく。

 全身で押しつぶされるように優しく蹂躙されてレンはあっさりととろけてしまい、足をレックスの腰に絡めて抱き着いてきた。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ あんっ♡ ずるいわレックス♡ ふあっ♡ んあああっ♡ こんなことされたら――んっ♡ ふああああっ♡」

「ほらほら、正直に言えよ。アニエスちゃんに子供っぽい所を見せたくなかったんだろ? いつもよりオレの事を好きって言ってくれないのも寂しかったぜ」

「あんっ♡ ご、ごめんなさい♡ そうよ♡ レンは大人ぶっていたの♡ ふあっ♡ 本当はもっとレックスの事を好きって口にもしたかったのよ♡ ちゅっ♡ ごめんなさいレックス♡ 許してちょうだい♡ ちゅううう♡ 好き♡ 愛してるわレックス♡ ちゅうう♡ ふあああっ♡ んあああっ♡」


 レンを抱きしめて屈曲位になりラストスパートをかけていくと、レンはだいしゅきホールドでそれを受け止める。

 アニエスがいなくなりレンは思う存分レックスに甘えて、彼に媚びて愛を囁きながら絶頂に向けて駆け上がっていく。


「ふあっ♡ んああああっ♡ 出してレックス♡ レンの中に熱いザーメンを注ぎ込んで♡ ふあああっ♡ 好き♡ 愛してる♡ 愛して――んあああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ひあああああっ♡ んあああああああああっ♡」


 レックスはキスをしながらの種付けプレスでレンの子宮に精液をついかしていく。

 だいしゅきホールドでそれを受け止めたレンは絶頂し、子宮が精液で膨らんでいく多幸感に溺れていく。


「おお……うっ! やっぱこれだよこれ。レンちゃんに好きって言われながら中出し――くううっ! 朝フェラだけじゃなくてこれもやっておかないと――なっ!」

「ああああっ♡ ふあああああああああああっ♡」


 レックスは一度腰を引いて強く腰を打ち付け、最後の一滴まで気持ちよく射精しきる。

 どぴゅっと特別濃い精液を出して射精が止まると、ぶるっとレンの身体が震えて絶頂の波も引いていく。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れて、レックスはゆっくりと肉棒を秘部から抜いた。


「あ……んひっ♡」


 レンの膣とレックスの亀頭が太い精液の糸でつながっており、レンは放心状態のまま下腹部を撫でて子宮に注がれた精液の感触を堪能していた。

 レックスはそれを写真に撮るとようやく肉棒も落ち着いてくる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ようやく落ち着いたのね……んっ♡ そろそろ時間もまずいわ。貴方も早く出る必要があるのでしょう?」

「ああ。レンちゃん達のおかげで目覚めもスッキリだぜ。やっぱ朝フェラと朝の運動はしっかりしておくべきだよな」

「ふふ、付き合わされてへとへとになるこっちの身にもなってちょうだい♡ っと、私は少し片づけをしてから行くから、あなたもシャワーを浴びたほうが良いわ。言っておくけど本当に時間がないのだから、お風呂でアニエスに手を出しちゃダメよ?」

「わかってるって。それじゃあよろしくな」


 部屋の片づけをレンに任せてレックスが部屋を出ていく。浴室に近づいていくにつれてアニエスがシャワーを浴びている音が大きくなっていた。

 当然その音はレックスを興奮させてしまい、落ち着いていたはずの肉棒が再び勃起してしまう。


「うーん、またデカくなっちまったぜ。こうなっちまったのはアニエスちゃんのせいだし……責任取ってもらう必要があるよな」


 レックスはいやらしい笑みを浮かべながら脱衣所に入ると、そのままアニエスが使っている浴室のドアを静かに開けた。

 アニエスはシャワーを浴びており、その音のせいでレックスが入ってきたことに気付いていない。

 身体を一通り洗い終わったのか汗も精液も綺麗になっており、髪が背中にぴったりと張り付いて卑猥な姿になっていた。

 レックスはアニエスにバレないようにこっそりと彼女に近づいていき、背後から突然アニエスを抱きしめる。


「ア~ニエ~スちゃんっ!」

「え? きゃああっ♡ レ、レックスさん? あんっ♡ ま、待ってください♡ もう時間が――ふあっ♡ んああああっ♡」


 レックスはアニエスを背後から抱きしめて、両手でたわわに実った乳房を揉みしだいていく。

 勃起した肉棒を尻にぐりぐりとこすりつけて、この欲望をアニエスの身体で静めさせろという意志を伝えていく。


「ふあっ♡ あああっ♡ ダメです♡ レン先輩にも言われてるんでしょう♡ んっ♡ ふあああっ♡」

「アニエスちゃんがエロすぎるから悪いんだよ。ほら、こっち向け」

「きゃっ♡」


 レックスがアニエスの身体を反転させる。肌や乳房がシャワーの水滴を弾くほど瑞々しく、美しい金髪が胸に張り付いて髪ブラになっているので乳首は見えないが、逆にそれがレックスを興奮させる。

 髪ブラの裸体を当然レックスは写真に撮ると、今度はアニエスを正面から抱きしめて唇を重ねる。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ ダ、ダメですレックスさん♡ ふあっ♡ もう本当に時間がありませんよ♡ あんっ♡ ひあああああっ♡」


 レックスはアニエスの言葉を無視してキスを続ける。アニエスはレックスを突き飛ばそうとするが全く力が入っておらず、彼の胸に手を当てているだけになっていた。

 右手でアニエスの豊満な乳房を揉みしだき、左手はアニエスの尻を鷲掴みにして感触を楽しんでいく。肉棒を下腹部にぐりぐりとこすりつけて子宮を外側から刺激すると、アニエスも感じているのか足がガクガクと震え始めた。

 ねっとりとした唾液の糸を作って二人の唇が離れる。その唾液の糸がプツンっと切れると、レックスはアニエスの乳首に思い切り吸い付いた。


「ふあっ♡ レックスさん――んっ♡ また胸ばかりっ♡ あああっ♡ そ、そんなに吸っても母乳なんて出ません♡ ふあっ♡ んああああっ♡」


 レックスはアニエスの身体を壁に押し付けると、彼女の乳房を揉みしだきながら交互に乳首をしゃぶっていく。

 洗ったばかりでスベスベの爆乳に顔を埋めて柔らかさを楽しみながら、母乳を吸うように乳首を何度もイジメていく。


「諦めんなって。レンちゃんだって妊娠しなくても出る体質の人はいるって言ってただろ? アニエスちゃんの爆乳から母乳が出るようになればエロさ倍増だと思うんだよなー」

「あんっ♡ ああああっ♡ その――んっ♡ レックスさんのお知り合いには、そういう人はいるんですか……んっ♡」

「妊娠しない内から母乳が出るセフレはいないな。アニエスちゃんが一人目を目指そうぜ」

「っ♡ お、お断りしま――ああああっ♡ ふああああっ♡」


 二つの乳首を同時にしゃぶられながら胸を揉みしだかれて、アニエスの身体がビクンっと大きく跳ねた。

 立っている事すらできなくなったアニエスは壁を背中に付けたままズルズルとその場にへたり込んでしまう。

 そしてガチガチに勃起している肉棒をレックスにより突きつけられた。


「あぁ……すごく大きいです♡」

「昨日はアニエスちゃんに気持ちよくしてもらったけど、ちょっと責めたりないんだよなー。だから今回はいつもち違うフェラを経験してみようぜ」

「ダ、ダメです――んむっ♡ んううううっ♡ んちゅっ♡ れりゅううう♡ んむううううっ♡」


 レックスは半ば無理矢理にアニエスの口内に自分の肉棒を挿入した。

 両手でアニエスの頭をがっちりと掴んで彼女の頭を固定すると、セックスをするように腰を振ってアニエスの口をオナホール代わりにしていく。


「んむっ♡ んううううっ♡ んぶううううううううっ♡」

「あー……これこれ。マンコとはまた違った気持ちよさ……うっ! 奥に擦れるのがたまんねー」


 レックスは腰を激しく振ってアニエスの口内を犯していく。いつもよりも深く咥えさせて、奉仕させるのではなく体を勝手に使って気持ちよくなるという感覚。

 メスを屈服させるオスの優越感に浸りながら腰を振るレックスとは裏腹に、アニエスはオスの欲望を一身に受けながら身体を疼かせていた。


(ふあああっ♡ 私の口が使われてます……♡ な、なんだかドキドキして……♡)


 射精をするための道具として使われる事に最初は戸惑ったが、オスの欲望をぶつけられると自分が女であると安心感がこみあがってくる。

 何よりアニエス自身も快楽を覚え始めているのだ。

 口内で肉棒が一回り大きくなって震え始めると、アニエスは自分からレックスの腰に腕を回して抱き着き、さらに深くまで肉棒を咥えこむ。

 アニエスは全てを受け止める覚悟を完了させたことを察したレックスは、彼女の頭を両手で掴んで腰を思い切り突き入れた。


「もう限界だ……出るっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむううううううっ♡ んうううううううううううううっ♡」


 アニエスの喉奥に熱い精液がぶちまけられていく。

 熱いゼリーのような精液が胃の中にぼたぼたと落ちていくような感覚であり、まるで媚薬のようにアニエスの身体が熱くなっていく。

 大量の精液をアニエスは全て飲み込むことが出来ず、口元から垂れた精液が乳房を白く汚していた。

 レックスは腰を小刻みに動かして精液を出し切ると、ゆっくりと肉棒をアニエスの口から抜いていく。


「ん……ちゅるるううう……ちゅぽんっ♡」


 肉棒が抜ける際にアニエスは尿道に残った精液も吸い取って飲み込んでいく。

 彼女はうっとりした表情でへたり込んだままであり、レックスの肉簿はまだ硬いままだ。


「あと一発だな……本当は生ハメで中出しキメてやりたいけど、最後の一発はアニエスちゃんのデカパイで許してやるぜ」

「胸……ですか……♡ わ、わかりました……♡」

「パイズリもいつもと違うやつを試そうぜ。まずは自分で胸を持って……そうそうそんな感じ。そんでオレのチンポをアニエスちゃんの谷間に……」


 レックスはアニエスの正面に立ったまま高さを調整すると、爆乳の谷間に正面から肉棒を挿入していく。


「ん――ふあっ♡ ひあああああっ♡ レックスさんのオチンチンが、私の胸に……♡」

「縦パイズリって奴だぜ。アニエスちゃんが動くんじゃなくてオレが腰を振ると、アニエスちゃんのデカパイとセックスしてるみたいだろ?」

「ふあっ♡ あんっ♡ んあああっ♡ こ、これ――んっ♡ 乳首に当たって、私も感じちゃいます♡ ふあっ♡ んあああっ♡」


 レックスは縦パイズリでアニエスの爆乳を自由に犯していく。正面から腰を打ち付けているのでアニエスの乳首にも擦れており、彼女自身も快感が高まっていた。

 ただでさえレックスの肉棒が胸に擦れるたびに感じていたのだが、縦パイズリはいつものパイズリ以上に気持ちいい。そして自分の胸を使われているという感覚にゾクゾクしてしまう。


「あんっ♡ ふああああっ♡ 胸の中で暴れてます♡ んっ♡ レックスさんのがどんどん大きくなって――ふあっ♡ ひあああっ♡」

「へへ、このまま中出しして胸マンコで孕ませてやるぜ。そうすりゃ母乳も出るようになるかな?」

「も、もう♡ 胸に出されて妊娠するわけがないですよ♡ ふあっ♡ もう時間もないんですから――ふあっ♡ あああああっ♡ レックスさん♡ なんだかいつも胸でするよりも――んっ♡ か、感じすぎちゃいます♡」

「パイズリじゃなくて胸でセックスしてるって意識してみろよ。マンコに入れなくてもアニエスちゃんをイカせてやるからな」


 胸でセックスをしているという言い方にアニエスは子宮が疼く。

 本当に胸で妊娠して母乳が出てしまうのではないかなどと考えてしまう中で、胸はどんどん敏感になりアニエスは本当にイキそうになっていた。

 レックスは彼女がイキそうになっている事を察すると、ピストンの速度を上げてスパートをかけていく。


「ひあああっ♡ あんっ♡ ふあああああっ♡ 胸が擦れて――んっ♡ ひあああっ♡ な、なんだか本当に胸だけで気持ちよくなっちゃいます♡ ひあっ♡ んあああっ♡」

「だから胸だけでイカせるって言っただろ? そういえばヴァンさんって自分の車をカスタムしてるんだよな?」

「え? はい……んっ♡ 多分もう終わっていると思いま――すっ♡ ふああああっ♡」

「ヴァンさんが愛車をカスタムしてる間にオレはアニエスちゃんをカスタムしちゃいまーす。手始めに胸だけでイカセてやる! オラオラっ! 感度抜群のデカパイになれ!」


 レックスが高速ピストンでラストスパートをかけていくと、アニエスも絶頂感がこみあがってくるのがわかった。

 本当にレックスにカスタムされてしまうのではないかと身体は恐怖と期待で訳が分からなくなっており、メスの本能で彼を気持ちよく射精させるために乳圧を強める。

 レックスが腰を打ち付けるたびに肉のぶつかる音が響き、乳内で肉棒が一回り大きくなって震え始めるとレックスがうめき声を漏らした。


「もう出すぜ……うっ! アニエスちゃんも一緒にイケよ!」

「あんっ♡ ああああっ♡ そ、そんなことを言われても――あああっ♡ あんっ♡ ほ、本当に胸だけで――んああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「~~~~~~~っ♡ ふああああっ♡ んあああああああああっ♡」


 レックスが腰を震わせながら乳内射精を行うと、アニエスの谷間から一瞬で大量の精液が溢れてきた。

 肉棒が脈打つたびに特濃精液が放出され、爆乳を真っ白に汚していく。アニエスは射精を受け止めるたびにビクビクと震えており、口元から涎を垂らしてうっとりした表情になっていた。


「あぁ……私、本当に……♡」


 アニエスは縦パイズリの乳内射精でレックスと同時に絶頂してしまったのだ。

 まさか本当に胸だけでイカされてしまうなど思いもせず、身体の一部がレックスのモノとしてカスタムされたような感覚がある。

 レックスはカメラで写真を撮りながら腰を小刻みに動かして乳内射精を続けていたが、彼女の顎を持ち上げて上を向かせる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ レックスさん♡ ちゅううう♡」


 縦パイズリからパイズリをしながらのキスに移行してレックスはさらに精液を放出していく。

 アニエスはレックスが最後まで気持ちよく射精できるように胸をゆすって肉棒を優しく扱き、舌も積極的に絡めてお互いの唾液を交換し合う。

 やがてどぴゅっと特別濃い精液を出して射精が止まると、ぶるっとアニエスの身体が震えて二人の唇が唾液の糸を作りながら離れた。


「ふぅ……こんなに満足感のあるパイズリは久しぶりだぜ。アニエスちゃんも気持ちよかっただろ?」

「は、はい……あんっ♡」


 レックスが谷間から肉棒を抜くと、アニエスは胸を広げてレックスに見せつける。

 谷間と乳房はべっとりと精液で汚されており、アニエスは精液を美味しそうに舐めとっていく。

 胸を綺麗にした後は当然お掃除フェラをする必要があるので、アニエスは肉棒にキスをしてから精液を綺麗に舐め始めた。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ お疲れ様でしたレックスさん♡ ちゅっ♡ 朝からこんなにたくさん出せるなんてステキです♡ ちゅう♡ れりゅううう♡ ん――ちゅるるううううう……ちゅぽんっ♡ ん――ちゅ♡」


 尿道に残った精液も綺麗に吸い取った後に、挨拶代わりのキスをしてアニエスはお掃除フェラを終えた。


「オレも朝からコレクションが増えて何よりだぜ。だけど急げばもう一発――」

「レックス……なにをしているのかしら?」


 あわよくばもう一回と思ったレックスだったが、浴室にアニエスではない少女の声が響いた。

 声の主は当然レンであり、彼女は笑っていない笑顔で浴室に入ってくる。


「レ、レン先輩!? こ、これはその……」

「アニエスちゃんの爆乳をカスタムするのはオレの使命――」

「バカなことを言ってないで早く体を洗いなさい! もう本当に時間がないのよ!」

「わ、わかったって!」

「アニエスも早くシャワーを浴び直しなさい」

「は、はい!」


 レンに怒鳴られたことでようやくレックスはおとなしくなり、急いでシャワーで身体を洗い始める。

 と言っても洗っているのはレンであり、彼女は手早くレックスを洗うと自分の身体も清めてしまった。


「ったく、残念だぜ。三人で風呂に入りたかったんだけどなー」

「そう言えばお風呂が大きいので三人でも余裕で入れますね」

「その時間がないのは誰のせいだと思っているのかしら?」

「ご、ごめんって」


 三人は湯船を使うことなくシャワーを済ませる。脱衣所に戻るとレンはバスタオルでレックスの身体を拭き始めた。


「ほら、レックス。両手を上げて」

「サンキュー。お、アニエスちゃんもやってくれんのか?」

「え、ええ……お手伝いします」


 レックスの身体を拭いているレンを見ているとアニエスも何となく体が動いてレックスの身体をバスタオルで拭き始める。


「これでいいわね。あとは――」

「レンちゃん達の着替えをじっくりと撮影して――いててて! 耳を引っ張らないでくれよ!」

「いい加減にしなさい……今日は一人で着替えなさいよね!」


 レンはレックスの耳を引っ張って脱衣所の外に連れ出すと、そのまま彼の着替えも外に放り投げてしまった。

 レックスが入ってこれないように鍵をかけると、彼女はようやく自分の身体を拭き始める。

 あまりに手慣れている感がありアニエスは茫然としていると、レンが気付いてアニエスを急かしてくる。


「アニエス、急ぎなさい」

「は、はい。なんというか……レン先輩は手慣れているんですね」

「そうね……時間がある時ならばいくらでも付き合うのだけど……全くもうレックスったら。我慢しているのが自分だけかと思っているのかしら」


 それは時間さえあれば着替えの撮影も着替えながらのセックスも全て許可しているということ、それどころかレン自身がそれを望んでいるという事だ。


「ああいう馬鹿な男には笑顔ではっきりと言うのが効果的よ」

「……勉強になります」


 これ以降アニエスはヴァンやアーロンなどのどうしようもない男たちに対して、今まで以上にはっきりとした物言いをするようになる。

 バーゼルについた際にライエルに対して笑顔で威圧したのも、レンの影響を受けてのモノだった。

 二人は髪を乾かし最低限のメイクだけをして制服を身に付けると、レックスに襲われないように気を付けながら脱衣所を出ていく。

 リビングではレックスがすでに準備を終えていた。


「お、準備が終わったか。それじゃあ行くか」

「そうね。今から出ると私達は少し早くつきすぎるけど、あなたはちょうどいい時間帯でしょう」


 レンが駅前通りについた際に少し早くつきすぎたと口にするが、彼女の能力を考えるとそれは少々おかしい。

 そうなってしまった理由は自分達の時間ではなくレックスの予定に合わせて動いていたからだ。

 レックスも今朝は仕事で朝早くに出る必要があったのである。


「お、そういえば二人にプレゼントがあったんだった」

「え?」

「プレゼント? 急にどうしたのよ?」

「レンちゃんにはこれだぜ」


 首を傾げる二人をよそに、レックスはレンへのプレゼントを取り出す。

 彼がレンに差し出したのはメガネだった。


「導力端末で仕事する時とかに使ってくれよ。オレを看病してくれた時も、看病の傍ら端末で仕事してただろ?」

「それ……レンにくれるの?」

「そうだぜ」


 レンは一人称が名前に戻るほど喜んでおり、レックスが彼女にメガネをかけるとコンパクトで顔を確認する。


「ふふ、レン先輩。よくお似合いですよ」

「だろ? レンちゃんにはこれが絶対に似合うって確信があったからな」

「……ありがとうレックス。その……大切に使わせてもらうわね♡」


 レンがメガネを外して大切そうにしまう。

 彼女はバーゼルに向かう途中早速プレゼントされたメガネを使うことになった。


「それで、アニエスへのプレゼントは何かしら? もしかして……」

「お察しの通りこれだぜ」

「これは……鍵ですか? え、もしかして……」

「オレの部屋と各地区のセーフハウスのマスターキーだぜ」

「ええっ!? そんな大切なものはいただけません!」


 それを聞いたアニエスが反射的に鍵をレックスにつき返す。


「他にも持ってる人はいるんだから気にすんなって。レンちゃんだって持ってるぜ」

「あとであなたのXiphaに各地区のセーフハウスの位置を送っておくわね」

「レン先輩!?」

「私一人だと全てのセーフハウスの管理は大変なのよ。それに覚えていて損はない場所でしょう?」

「アニエスちゃんも好きに使っていいぜ。っと、そろそろ行くか」


 鍵を返そうと思ってもレックスは受け取ってくれない。捨てるわけにもいかないので、アニエスは仕方なくその鍵をポケットに入れた。


(鍵なんて渡されても困ります……! い、いえ、別に使わなければいいだけですよね……でもレン先輩でも管理が大変ということなら私も……オーベル、旧市街、レーヴルなどはよく立ち寄りますし掃除くらいなら……)


 その鍵をこれから何度も使うことになるのだがアニエスは当然そのことに気付いていなかった。

 三人は身支度を全て整えて玄関から外に出る――直前に、レックスがレンを抱きしめる。


「あんっ♡ レックス?」

「いってらっしゃいのキスくらいいいだろ?」

「もう……仕方がないわね♡ いってらっしゃいレックス♡ ん――ちゅ♡」


 二人は抱き合って唇を重ねるだけのキスをするとあっさりと離れた。

 次にレックスはアニエスの番だと言わんばかりに両手を広げる。


「わ、私は結構ですから」 

「そんな事言わずに頼むって。アニエスちゃんのキスで見送ってほしいんだけどなー」

「一緒に出ていくところじゃないですか! うう……わ、わかりました」


 アニエスもレックスの腕に飛び込むと、二人は優しく抱き合って見つめ合う。

 おかえりのキスは拒否していたアニエスだが、今は彼女の両手もレックスの背中に回されていた。

 そして自分からキスをしてこいと言わんばかりにレックスは動かないので、アニエスは目を閉じてゆっくりと顔を近づけていく。


「い、いってらっしゃいレックスさん……ちゅ♡」


 恥ずかしがり屋の新妻のように、唇を軽く触れ合わせるだけのキスをしてアニエスはレックスから離れた。

 アニエスの方から明確にレックスへキスをしたのはこれが初めてのことだ。


「カワイコちゃん二人にキスされたから今日の仕事は絶好調間違いなしだぜ! お互いに頑張ろうな。それじゃあいってきまーす」

「ふふ、いってきます」

「いってきます……」


 レックスたちは全員行ってきますと言って、まるで家族のように部屋をあとにするのだった。



 七耀歴1208年10月23日 06:32

 予定よりも少し早くつきすぎたレンとアニエスは、ポーレット達が作ったサンドイッチを届けに来たヴァン達と顔を合わせる事になった。

 その後一緒にバーゼルへ向かうオデット達もやってきて、ヴァン達は導力車で、アニエス達は列車でバーゼルに向かうことになった。


「――そんじゃ、バーゼルでな。どっちが先に着くかは分からんが」

「はい……! ヴァンさんたちもお気をつけて」


 サンドイッチを届けて言葉を交わし、フェリ、アーロン、リゼットが車に乗り込む。

 最後にヴァンも乗り込もうとしたのだが、アニエスとレンの首元に虫刺されを発見する。

 その虫刺されが妙に気になってしまって車に乗らないヴァンを見て、アニエスがきょとんとした表情で首を傾げる。


「ヴァンさん?」

「ああ、いや。お前たち首の所虫に刺されてるなと思ってよ」

「え……あっ!?」

「っ!?」


 アニエスとレンが慌てて自分の首元を右手で押さえた。


「き、気づきませんでした! あとで薬を塗っておきますね!」

「全くもう……私達を刺すなんて悪い虫がいたものだわ」


 アニエスは恥ずかしそうに、レンはどことなく嬉しそうにしている。

 周囲の男たちはバーゼルについての話で盛り上がっており、女性陣の方は妙に顔を赤くしてもじもじしていた。


(うう……時間が無くて全てのキスマークは隠せなかったんですよね)

(バーゼルで私服に着替える時は気を付けなさい)

(なんだか恥ずかしそうにしてやがるな。今度からはああいうのに気付いても指摘しないほうが良いのか……?)


 悪いことをしたかもしれないと思いながらもヴァンは車に乗りこむ。

 彼はその後バーゼルに行くまでの間も、二人の虫刺されが妙に頭から離れないのだった。



 七耀歴1208年10月27日。

 アルマータが工学都市バーゼルで起こした事件は完全に収束していた。

 事件で大怪我を負ったリゼット・トワイニングは身体の修復も完了し、リハビリと事件後のバーゼルを色々と確認するために街を歩いて回ることになった。

 しかしいくら修復が終わったとはいえ一人で歩くのはまだ不安が残ると周囲の者達は心配してたが、リゼット本人は問題ないと思っていた。

 そんな時彼女にとある男から連絡が来て、リゼットはその男と一緒にバーゼルを回ることになった。

 待ち合わせの時間が近づくと、リゼットはMK社の制服ではなく私服を身に纏って待ち合わせの場所に向かう。


「リゼットさん、今日はよろしくっす」

「こちらこそよろしくお願いしますレックス様」


 リゼットにコンタクトをとってきたのは、タイレル通信社で記者をしているレックスだった。

 彼とは首都で声をかけられて取材などに応じたこともある顔見知りなのだが、レックスが事件後のバーゼルを取材することになったので案内を頼まれたのだ。


「協力してくれてサンキューっす。バーゼルは初めてじゃないっすけど、一人で回るのは色々と不安だったんすよ。リゼットさんが一緒に回ってくれるなら心強いっす」

「お気になさらないでください。これもリハビリの一環ですから構いません」

「んじゃあ案内よろしくっす」

「かしこまりました。それではまずバーゼルきっての工房から参りましょう」


 一緒にバーゼルを回るために、リゼットとレックスは並んで歩き始めるのだった。

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